JPH0471270B2 - - Google Patents
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- JPH0471270B2 JPH0471270B2 JP26811787A JP26811787A JPH0471270B2 JP H0471270 B2 JPH0471270 B2 JP H0471270B2 JP 26811787 A JP26811787 A JP 26811787A JP 26811787 A JP26811787 A JP 26811787A JP H0471270 B2 JPH0471270 B2 JP H0471270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable part
- tracking
- focus
- coil
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y02T30/34—
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光学的手段を用いて記録媒体面上に
情報を記録し、あるいは記録媒体面に既に記録さ
れている情報を再生もしくは消去する光学ヘツド
のレンズアクチユエータに関し、特に集光レンズ
を記録媒体面に対し垂直、並びに平行に移動せし
める形式のレンズアクチユエータに関する。
情報を記録し、あるいは記録媒体面に既に記録さ
れている情報を再生もしくは消去する光学ヘツド
のレンズアクチユエータに関し、特に集光レンズ
を記録媒体面に対し垂直、並びに平行に移動せし
める形式のレンズアクチユエータに関する。
従来、レーザ光を光源とし、このレーザ光を外
部の情報源からのパルス状信号を変調して、記録
媒体面上に2値的に記録し、あるいは既に記録さ
れた情報を再生もしくは消去する光学ヘツドにお
いては、情報の記録再生あるいは消去を正確に行
うために、レンズアクチユエータを用いて、焦点
制御によつて記録媒体面上が集光レンズの焦点と
なるよう、フオーカス方向の焦点位置制御が行わ
れているとともに、集光されたレーザ光の記録媒
体面上での光スポツトが記録媒体面上に予め形成
されている案内溝に対して正確に位置決めされる
ように、集光レンズを案内溝に対して垂直なトラ
ツキング方向に駆動することによつてトラツキン
グ位置制御が行われている。
部の情報源からのパルス状信号を変調して、記録
媒体面上に2値的に記録し、あるいは既に記録さ
れた情報を再生もしくは消去する光学ヘツドにお
いては、情報の記録再生あるいは消去を正確に行
うために、レンズアクチユエータを用いて、焦点
制御によつて記録媒体面上が集光レンズの焦点と
なるよう、フオーカス方向の焦点位置制御が行わ
れているとともに、集光されたレーザ光の記録媒
体面上での光スポツトが記録媒体面上に予め形成
されている案内溝に対して正確に位置決めされる
ように、集光レンズを案内溝に対して垂直なトラ
ツキング方向に駆動することによつてトラツキン
グ位置制御が行われている。
この種のレンズアクチユエータには、種々の構
成のものが提案されており、その1つにフオーカ
ス方向の可動支持を平行板ばねで行い、トラツキ
ング方向の可動支持を揺動支持機構で行うものが
ある。例えば、特願昭58−199504号明細書に提案
されているレンズアクチユエータがこれに相当す
る。この形式のレンズアクチユエータの最も基本
的な構成は、次のようなものである。集光レンズ
を搭載した可動部は、フオーカス方向に垂直な方
向に互いに2枚の板ばねを介して、アームに取り
付けられている。さらにアームは、トラツキング
方向に揺動可能に揺特支持機構によつてきよう体
に保持される。また、可動部をフオーカス方向と
トラツキング方向に駆動するため、フオーカスコ
イルとトラツキングコイルとが、可動部に設けら
れている。フオーカスコイルは、平行な板ばねよ
りも下側に、かつ、可動部の搭載する集光レンズ
の光軸を囲むように巻装され、トラツキングコイ
ルは、平行な板ばねの中間の可動部の重心を駆動
する位置に設定される。
成のものが提案されており、その1つにフオーカ
ス方向の可動支持を平行板ばねで行い、トラツキ
ング方向の可動支持を揺動支持機構で行うものが
ある。例えば、特願昭58−199504号明細書に提案
されているレンズアクチユエータがこれに相当す
る。この形式のレンズアクチユエータの最も基本
的な構成は、次のようなものである。集光レンズ
を搭載した可動部は、フオーカス方向に垂直な方
向に互いに2枚の板ばねを介して、アームに取り
付けられている。さらにアームは、トラツキング
方向に揺動可能に揺特支持機構によつてきよう体
に保持される。また、可動部をフオーカス方向と
トラツキング方向に駆動するため、フオーカスコ
イルとトラツキングコイルとが、可動部に設けら
れている。フオーカスコイルは、平行な板ばねよ
りも下側に、かつ、可動部の搭載する集光レンズ
の光軸を囲むように巻装され、トラツキングコイ
ルは、平行な板ばねの中間の可動部の重心を駆動
する位置に設定される。
上述した従来のレンズアクチユエータにおいて
は、板ばねの剛性と可動部の質量との関係から、
可動部のねじり方向、すなわちトラツキング方向
とフオーカス方向と互いに直交する、長手方向軸
を中心とする回転方向の振動が避けられない。こ
の方向の振動は結果的に集光レンズによる光スポ
ツトをトラツキング方向に振動させ、しかも、こ
の方向の振動はトラツキング方向のアクチユエー
タでは制御不能な回転運動であるから、集光レン
ズのトラツキング方向動作のサーボ帯域がこの集
光レンズを含む可動部のねじれ方向振動の共振周
波数によつて制限されてしまう。その結果、集光
レンズを含む可動部の高速動作ができなくなると
いう欠点がある。また、可動部を支える板ばね
は、共振周波数の値がその長手方向の長さに対し
敏感であつて、直接に板ばねを可動部あるいはア
ーム部に接合する形式においては、4枚の板ばね
の特性を調整することは勿論のこと、個々のアク
チユエータ間における特性のばらつきが生じ、そ
の結果特性不良が発生するといつた欠点がある。
は、板ばねの剛性と可動部の質量との関係から、
可動部のねじり方向、すなわちトラツキング方向
とフオーカス方向と互いに直交する、長手方向軸
を中心とする回転方向の振動が避けられない。こ
の方向の振動は結果的に集光レンズによる光スポ
ツトをトラツキング方向に振動させ、しかも、こ
の方向の振動はトラツキング方向のアクチユエー
タでは制御不能な回転運動であるから、集光レン
ズのトラツキング方向動作のサーボ帯域がこの集
光レンズを含む可動部のねじれ方向振動の共振周
波数によつて制限されてしまう。その結果、集光
レンズを含む可動部の高速動作ができなくなると
いう欠点がある。また、可動部を支える板ばね
は、共振周波数の値がその長手方向の長さに対し
敏感であつて、直接に板ばねを可動部あるいはア
ーム部に接合する形式においては、4枚の板ばね
の特性を調整することは勿論のこと、個々のアク
チユエータ間における特性のばらつきが生じ、そ
の結果特性不良が発生するといつた欠点がある。
本発明の目的は、このような欠点を除去し、集
光レンズを含む可動部のねじれ方向振動の共振周
波数を高め、高速動作を実現するとともに、特性
の個体間差の小さな動特性を持つレンズアクチユ
エータを提供することにある。
光レンズを含む可動部のねじれ方向振動の共振周
波数を高め、高速動作を実現するとともに、特性
の個体間差の小さな動特性を持つレンズアクチユ
エータを提供することにある。
本発明のレンズアクチユエータは、
光源からの光を記録媒体面上に集光する集光レ
ンズを搭載する可動部と、 アームと、 前記可動部のトラツキング方向両側かつフオー
カス方向上下にそれぞれ一端が接続され、両端及
びその中間部の三箇所においては前記可動部のト
ラツキング方向及びフオーカス方向と互いに直交
する長手方向と平行してフランジを設けたフラン
ジ付きばね部が設けられ、前記可動部と接合され
るフランジ付きばね部及び前記アームと接合され
るフランジ付きばね部と中間のフランジ付きばね
部の間にはそれぞれ可とう部が設けられた構造で
あるフオーカス方向に可動な複数枚の板ばねと、 前記アームを、フオーカス方向と平行な一つの
軸の回りに揺動可能にきよう体において支持する
揺動支持機構と、 前記上下の板ばね間に存在し、かつ前記可動部
に設けられたフオーカスコイル及びトラツキング
コイルと、 前記きよう体に設けられ、前記集光レンズの、
トラツキング方向に垂直な方向の両側で前記フオ
ーカスコイル及びトラツキングコイルと磁気的に
結合する2つの磁気回路とを有することを特徴と
している。
ンズを搭載する可動部と、 アームと、 前記可動部のトラツキング方向両側かつフオー
カス方向上下にそれぞれ一端が接続され、両端及
びその中間部の三箇所においては前記可動部のト
ラツキング方向及びフオーカス方向と互いに直交
する長手方向と平行してフランジを設けたフラン
ジ付きばね部が設けられ、前記可動部と接合され
るフランジ付きばね部及び前記アームと接合され
るフランジ付きばね部と中間のフランジ付きばね
部の間にはそれぞれ可とう部が設けられた構造で
あるフオーカス方向に可動な複数枚の板ばねと、 前記アームを、フオーカス方向と平行な一つの
軸の回りに揺動可能にきよう体において支持する
揺動支持機構と、 前記上下の板ばね間に存在し、かつ前記可動部
に設けられたフオーカスコイル及びトラツキング
コイルと、 前記きよう体に設けられ、前記集光レンズの、
トラツキング方向に垂直な方向の両側で前記フオ
ーカスコイル及びトラツキングコイルと磁気的に
結合する2つの磁気回路とを有することを特徴と
している。
本発明のレンズアクチユエータは、可動部のね
じれ方向振動の共振周波数を決定する、可動部フ
オーカス方向とトラツキング方向と互いに直交す
る長手方向回りの可動部慣性モーメントを低減
し、同時に可動部を支える板ばねの剛性を高めた
構造とすることによつて、結果的に可動部のねじ
れ方向振動の共振周波数を高く設定すると同時に
所望の設計動特性を高精度に実現するものであ
る。すなわち、本発明の構成によれば、フオーカ
スコイルを平行板ばねの間に設定するため、可動
部がフオーカス方向に長くならず、従つて、長手
方向回りの慣性モーメントを小さく設定すること
ができる。可動部とアーム間に設置される複数枚
の板ばねは、可動部及びアームと接合される付近
と中間部のフランジ取り付け部に挟まれた可とう
部を除いて、板ばねに付与されたフランジによつ
て高剛性化される。以上2つの効果の相乗作用に
よつて軽量高剛性であり、ねじり共振周波数の高
いレンズアクチユエータとすることができ、トラ
ツキング方向の高速動作を実現できる。また、本
発明の構成のごとく板ばねを設定することによ
り、一体品であるためもあつて可動部の動特性に
最も影響する可とう部の長さやフランジ付きばね
部との境界条件を一定に設定することができ、可
動部の動特性を設計値に厳密に一致させ、設計値
と実際の特性誤差を大きく低減することができ
る。
じれ方向振動の共振周波数を決定する、可動部フ
オーカス方向とトラツキング方向と互いに直交す
る長手方向回りの可動部慣性モーメントを低減
し、同時に可動部を支える板ばねの剛性を高めた
構造とすることによつて、結果的に可動部のねじ
れ方向振動の共振周波数を高く設定すると同時に
所望の設計動特性を高精度に実現するものであ
る。すなわち、本発明の構成によれば、フオーカ
スコイルを平行板ばねの間に設定するため、可動
部がフオーカス方向に長くならず、従つて、長手
方向回りの慣性モーメントを小さく設定すること
ができる。可動部とアーム間に設置される複数枚
の板ばねは、可動部及びアームと接合される付近
と中間部のフランジ取り付け部に挟まれた可とう
部を除いて、板ばねに付与されたフランジによつ
て高剛性化される。以上2つの効果の相乗作用に
よつて軽量高剛性であり、ねじり共振周波数の高
いレンズアクチユエータとすることができ、トラ
ツキング方向の高速動作を実現できる。また、本
発明の構成のごとく板ばねを設定することによ
り、一体品であるためもあつて可動部の動特性に
最も影響する可とう部の長さやフランジ付きばね
部との境界条件を一定に設定することができ、可
動部の動特性を設計値に厳密に一致させ、設計値
と実際の特性誤差を大きく低減することができ
る。
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図,第2図は、本発明の第1の実施例を示
すものであり、第1図は分解斜視図、第2図は斜
視図を示す。なお、説明の便宜上、第1図内に直
交デカルト座標系を設定する。x座標方向はトラ
ツキング方向、z座標方向はフオーカス方向を示
している。
すものであり、第1図は分解斜視図、第2図は斜
視図を示す。なお、説明の便宜上、第1図内に直
交デカルト座標系を設定する。x座標方向はトラ
ツキング方向、z座標方向はフオーカス方向を示
している。
本実施例のレンズアクチユエータは、集光レン
ズ1と、フオーカスコイル8と、トラツキングコ
イル9と、可動部2と、板ばね3a,3a′,3
b,3b′と、アーム4と、回転支持機構5と、セ
ンターヨーク10a,10bと、きよう体6上に
設けられた磁石11a,11bとサイドヨーク1
2a,12bとから成る2つの磁気回路とで構成
される。
ズ1と、フオーカスコイル8と、トラツキングコ
イル9と、可動部2と、板ばね3a,3a′,3
b,3b′と、アーム4と、回転支持機構5と、セ
ンターヨーク10a,10bと、きよう体6上に
設けられた磁石11a,11bとサイドヨーク1
2a,12bとから成る2つの磁気回路とで構成
される。
集光レンズ1は、光源からのレーザ光を記録媒
体面上に集光させる。
体面上に集光させる。
可動部2は、この集光レンズ1を搭載してい
る。可動部2には、この集光レンズ1の両側の位
置で、トラツキング方向(x座標方向)に対し垂
直なフオーカス方向(y座標方向)に、2つの空
孔13a,13bが開けられている。この2つの
空孔13a,13bと集光レンズ1を囲むように
xy平面に平行にフオーカスコイル8が巻かれて
いる。さらに、フオーカスコイル8上に4つのト
ラツキングコイル9が接合されている。トラツキ
ングコイル9はほぼ矩形の薄いドーナツ状に巻か
れたコイルであり、空孔13a,13bのy座標
方向に相当する部分において、コイルの一辺に電
流がフオーカス方向に主として流れるように配置
されている。
る。可動部2には、この集光レンズ1の両側の位
置で、トラツキング方向(x座標方向)に対し垂
直なフオーカス方向(y座標方向)に、2つの空
孔13a,13bが開けられている。この2つの
空孔13a,13bと集光レンズ1を囲むように
xy平面に平行にフオーカスコイル8が巻かれて
いる。さらに、フオーカスコイル8上に4つのト
ラツキングコイル9が接合されている。トラツキ
ングコイル9はほぼ矩形の薄いドーナツ状に巻か
れたコイルであり、空孔13a,13bのy座標
方向に相当する部分において、コイルの一辺に電
流がフオーカス方向に主として流れるように配置
されている。
板ばね3a,3a′,3b,3b′は可動部2をア
ーム4に対して支持しており、本実施例では、集
光レンズ1が搭載されている可動部2のトラツキ
ング方向(x座標方向)両端の上部突出し部上面
及び側面に、板ばね3a,3bの一端部下面及び
フランジ部内面がそれぞれ接合され、可動部2の
トラツキング方向両端の下部突出し部下面及び側
面に、板ばね3a′,3b′の一端部上面及びフラン
ジ部内面がそれぞれ取り付けられる。これら4枚
の板ばね3a,3b,3a′,3b′はy座標方向に
平行に設置される。
ーム4に対して支持しており、本実施例では、集
光レンズ1が搭載されている可動部2のトラツキ
ング方向(x座標方向)両端の上部突出し部上面
及び側面に、板ばね3a,3bの一端部下面及び
フランジ部内面がそれぞれ接合され、可動部2の
トラツキング方向両端の下部突出し部下面及び側
面に、板ばね3a′,3b′の一端部上面及びフラン
ジ部内面がそれぞれ取り付けられる。これら4枚
の板ばね3a,3b,3a′,3b′はy座標方向に
平行に設置される。
板ばね3aの他端部下面とフランジ部内面、及
び板ばね3bの他端部下面とフランジ部内面は、
それぞれアーム4の上面及び側面に取り付けら
れ、板ばね3a′,3b′のそれぞれ他端部上面及び
フランジ部内面はアーム4の下面及び側面に取り
付けらられる。その時、板ばね3aと板ばね3
a′,板ばね3bの板ばね3b′はそれぞれ平行とな
るように設定される。そしてこれら4枚の板ばね
3a,3b,3a′,3b′によつて可動部2はフオ
ーカス方向(z座標方向)に可動に支持される。
び板ばね3bの他端部下面とフランジ部内面は、
それぞれアーム4の上面及び側面に取り付けら
れ、板ばね3a′,3b′のそれぞれ他端部上面及び
フランジ部内面はアーム4の下面及び側面に取り
付けらられる。その時、板ばね3aと板ばね3
a′,板ばね3bの板ばね3b′はそれぞれ平行とな
るように設定される。そしてこれら4枚の板ばね
3a,3b,3a′,3b′によつて可動部2はフオ
ーカス方向(z座標方向)に可動に支持される。
これら板ばねの構造を第3図,第4図を用いて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第3図は代表的に板ばね3aの構造を詳細に説
明するための斜視図であり、第4図は第3図に示
した断面xで切断した断面形状を示している。
明するための斜視図であり、第4図は第3図に示
した断面xで切断した断面形状を示している。
第3図中のp,q,r,s,t,u,v,wは
それぞれ板ばね長手方向(y座標方向)の位置を
示している。位置rからsまで、位置tからuま
での範囲では板ばねは単純な平板構造であり、フ
オーカス方向(z座標方向)へは容易にたわむこ
とができ、位置pからq、及びvからwの範囲で
板ばね3aはそれぞれ第1図に示した可動部2、
アーム4にフランジ14,16を含んで接合され
る。一方、位置sよりtまでの間には平板ばねの
長手方向に対して平行に、両側にフランジ部1
5,15′が形成され、その結果断面xにおいて
切断した断面形状は、第4図に示すようなコの字
型となる。従つて本構造では、位置rからsま
で、位置tからuまでは曲げ剛性が小さく、位置
qからr、sからt、uからvまでは曲げ剛性が
高いばねとなり、可動部2のフオーカス方向の変
位に対しては位置rからs、位置tからuの平板
ばねの曲げ変位で対応し、かつ中央部のフランジ
15,15′の効果によつてねじり変位に対し剛
性の高い構造とすることができる。同時に、本実
施例の板ばねを用いることにより、従来の単純な
板ばねで可動部とアーム部を接続するものに較
べ、可動部がフオーカス方向へたわむ際に変形を
受ける可とう部の大きさが、組み立て後も設計を
確保することができる。すなわち、従来のごとく
可動部及びアーム部との接合境界までばね性を持
たせた場合、接合強度や有効接合長さ等が製品
個々によつて変化し、その結果可動部動特性に変
化が生じるのを、本実施例では可とう部が設計値
を実現するため避けることができる。
それぞれ板ばね長手方向(y座標方向)の位置を
示している。位置rからsまで、位置tからuま
での範囲では板ばねは単純な平板構造であり、フ
オーカス方向(z座標方向)へは容易にたわむこ
とができ、位置pからq、及びvからwの範囲で
板ばね3aはそれぞれ第1図に示した可動部2、
アーム4にフランジ14,16を含んで接合され
る。一方、位置sよりtまでの間には平板ばねの
長手方向に対して平行に、両側にフランジ部1
5,15′が形成され、その結果断面xにおいて
切断した断面形状は、第4図に示すようなコの字
型となる。従つて本構造では、位置rからsま
で、位置tからuまでは曲げ剛性が小さく、位置
qからr、sからt、uからvまでは曲げ剛性が
高いばねとなり、可動部2のフオーカス方向の変
位に対しては位置rからs、位置tからuの平板
ばねの曲げ変位で対応し、かつ中央部のフランジ
15,15′の効果によつてねじり変位に対し剛
性の高い構造とすることができる。同時に、本実
施例の板ばねを用いることにより、従来の単純な
板ばねで可動部とアーム部を接続するものに較
べ、可動部がフオーカス方向へたわむ際に変形を
受ける可とう部の大きさが、組み立て後も設計を
確保することができる。すなわち、従来のごとく
可動部及びアーム部との接合境界までばね性を持
たせた場合、接合強度や有効接合長さ等が製品
個々によつて変化し、その結果可動部動特性に変
化が生じるのを、本実施例では可とう部が設計値
を実現するため避けることができる。
揺動支持機構5は、フオーカス方向(z座標方
向)と平行な軸7を中心に揺動可能な機構となつ
ている。揺動支持機構部5には、4枚の板ばね3
a,3b,3a′,3b′で囲まれたアーム4の反対
側にあるアーム4の面が取り付けられており、ア
ーム4は揺動支持機構に固定される。揺動支持機
構5は、アーム4をきよう体6に対して、フオー
カス方向(z座標方向)と平行な軸7を中心とし
て揺動可能に支持している。従つて可動部2はト
ラツキング方向(x座標方向)にも可動支持され
る。
向)と平行な軸7を中心に揺動可能な機構となつ
ている。揺動支持機構部5には、4枚の板ばね3
a,3b,3a′,3b′で囲まれたアーム4の反対
側にあるアーム4の面が取り付けられており、ア
ーム4は揺動支持機構に固定される。揺動支持機
構5は、アーム4をきよう体6に対して、フオー
カス方向(z座標方向)と平行な軸7を中心とし
て揺動可能に支持している。従つて可動部2はト
ラツキング方向(x座標方向)にも可動支持され
る。
磁気回路は、センターヨーク10a,10bと
磁石11a,11bとサイドヨーク12a,12
bとで構成され、きよう体6上に設置されてい
る。センターヨーク10a,10bが空孔13
a,13bに位置し、磁気回路のギヤツプに前述
のトラツキングコイル9の一辺及びフオーカスコ
イル8の一部が位置する。
磁石11a,11bとサイドヨーク12a,12
bとで構成され、きよう体6上に設置されてい
る。センターヨーク10a,10bが空孔13
a,13bに位置し、磁気回路のギヤツプに前述
のトラツキングコイル9の一辺及びフオーカスコ
イル8の一部が位置する。
磁気回路のギヤツプには磁石によりy座標方向
に磁束が発生しており、この結果、可動部2は、
フオーカスコイル8に電流を与えることによりフ
オーカス方向(z座標方向)に駆動され、トラツ
キングコイル9に電流を与えることによりトラツ
キング方向(x座標方向)に駆動され、集光レン
ズ1のフオーカス方向及トラツキング方向の運動
がなされる。
に磁束が発生しており、この結果、可動部2は、
フオーカスコイル8に電流を与えることによりフ
オーカス方向(z座標方向)に駆動され、トラツ
キングコイル9に電流を与えることによりトラツ
キング方向(x座標方向)に駆動され、集光レン
ズ1のフオーカス方向及トラツキング方向の運動
がなされる。
以上述べた構成によれば、まず、フオーカスコ
イル8は上下の板ばね間に位置するため、可動部
2がフオーカス方向に短くなり、その結果板ばね
のねじれ方向に関する可動部2の慣性モーメント
を小さくすることができる。また板ばねの剛性分
布を可動部2及びアーム4と接合される付近で柔
とし、その中間では板ばねにフランジを設けて剛
とすることによつてフオーカス方向には柔であ
り、ねじれ方向には剛とすることができる。そし
てこれらの相乗効果によつて可動部2のねじれ振
動の共振周波数を高く設定することができる。ま
た板ばねの、可動部2及びアーム4との接合部に
は端部にフランジを設けて高剛性化し、それら高
剛性部と中間のフランジ付き部に挟まれた可とう
部にばね性を持たせる構造とすることによつて可
とう部の大きさを厳密に設定でき、そのため可と
う部のばね特性が一様となり、振動特性の均質な
ものとすることができる。
イル8は上下の板ばね間に位置するため、可動部
2がフオーカス方向に短くなり、その結果板ばね
のねじれ方向に関する可動部2の慣性モーメント
を小さくすることができる。また板ばねの剛性分
布を可動部2及びアーム4と接合される付近で柔
とし、その中間では板ばねにフランジを設けて剛
とすることによつてフオーカス方向には柔であ
り、ねじれ方向には剛とすることができる。そし
てこれらの相乗効果によつて可動部2のねじれ振
動の共振周波数を高く設定することができる。ま
た板ばねの、可動部2及びアーム4との接合部に
は端部にフランジを設けて高剛性化し、それら高
剛性部と中間のフランジ付き部に挟まれた可とう
部にばね性を持たせる構造とすることによつて可
とう部の大きさを厳密に設定でき、そのため可と
う部のばね特性が一様となり、振動特性の均質な
ものとすることができる。
また、集光レンズ1のトラツキング方向の移動
の支持を、揺特支持で行つているため、アーム4
に可動部2と同様の動作をさせる必要がなく、板
ばねにはねじれ振動を誘発する無理な力のかから
ない構造となつている。
の支持を、揺特支持で行つているため、アーム4
に可動部2と同様の動作をさせる必要がなく、板
ばねにはねじれ振動を誘発する無理な力のかから
ない構造となつている。
そして、フオーカスコイル8の駆動力は集光レ
ンズ1のy座標方向に関する両側で発生される構
造であり、この位置が板ばね3a,3b,3a′,
3b′のねじれの中心軸に沿つているため、2箇所
で発生する駆動力の間に不釣り合いがあつても可
動部2のねじれ方向の振動を励起することはな
い。
ンズ1のy座標方向に関する両側で発生される構
造であり、この位置が板ばね3a,3b,3a′,
3b′のねじれの中心軸に沿つているため、2箇所
で発生する駆動力の間に不釣り合いがあつても可
動部2のねじれ方向の振動を励起することはな
い。
本実施例によれば、可動部のねじれ振動に対す
る剛性を高くすることができ、その結果集光レン
ズのトラツク位置ずれを起こす共振周波数を高く
設定することができ、従つて十分なトラツキング
サーボ帯域を確保できるため、高速に集光レンズ
位置制御を行うことができると同時に、均質な特
性を有するアクチユエータを得ることができる。
る剛性を高くすることができ、その結果集光レン
ズのトラツク位置ずれを起こす共振周波数を高く
設定することができ、従つて十分なトラツキング
サーボ帯域を確保できるため、高速に集光レンズ
位置制御を行うことができると同時に、均質な特
性を有するアクチユエータを得ることができる。
なお、本実施例は本発明を何等制限するもので
はなく、本発明の思想を逸脱しない範囲において
どのような変更を行つてもよいことは言うまでも
ない。
はなく、本発明の思想を逸脱しない範囲において
どのような変更を行つてもよいことは言うまでも
ない。
本発明によれば、慣性モーメントの小さな、集
光レンズを搭載した可動部と、両端及び中央にフ
ランジを設け、可とう部をその中間に設けた板ば
ねを用いることによつて、可動部ねじれ振動の共
振周波数を高め、高速動作を行うレンズアクチユ
エータを得ることができると同時に均質な動特性
を実現することができる。
光レンズを搭載した可動部と、両端及び中央にフ
ランジを設け、可とう部をその中間に設けた板ば
ねを用いることによつて、可動部ねじれ振動の共
振周波数を高め、高速動作を行うレンズアクチユ
エータを得ることができると同時に均質な動特性
を実現することができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は、第1図に示される実施例の斜視
図、第3図は、第1図に示される実施例の構成に
含まれる板ばねの斜視図、第4図は、第3図中の
一点における断面図である。 1……集光レンズ、2……可動部、3a,3
b,3a′,3b′……板ばね、4……アーム、5…
…揺動支持機構、6……きよう体、7……軸、8
……フオーカスコイル、9……トラツキングコイ
ル、10a,10b……センターヨーク、11
a,11b……磁石、12a,12b……サイド
ヨーク、13a,13b……空孔、14,15,
15′,16……フランジ。
図、第2図は、第1図に示される実施例の斜視
図、第3図は、第1図に示される実施例の構成に
含まれる板ばねの斜視図、第4図は、第3図中の
一点における断面図である。 1……集光レンズ、2……可動部、3a,3
b,3a′,3b′……板ばね、4……アーム、5…
…揺動支持機構、6……きよう体、7……軸、8
……フオーカスコイル、9……トラツキングコイ
ル、10a,10b……センターヨーク、11
a,11b……磁石、12a,12b……サイド
ヨーク、13a,13b……空孔、14,15,
15′,16……フランジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光源からの光を記録媒体面上に集光する集光
レンズを搭載する可動部と、 アームと、 前記可動部のトラツキング方向両側かつフオー
カス方向上下にそれぞれ一端が接続され、両端及
びその中間部の三箇所においては前記可動部のト
ラツキング方向及びフオーカス方向と互いに直交
する長手方向と平行してフランジを設けたフラン
ジ付きばね部が設けられ、前記可動部と接合され
るフランジ付きばね部及び前記アームと接合され
るフランジ付きばね部と中間のフランジ付きばね
部の間にはそれぞれ可とう部が設けられた構造で
あるフオーカス方向に可動な複数枚の板ばねと、 前記アームを、フオーカス方向と平行な一つの
軸の回りに揺動可能にきよう体において支持する
揺動支持機構と、 前記上下の板ばね間に存在し、かつ前記可動部
に設けられたフオーカスコイル及びトラツキング
コイルと、 前記きよう体に設けられ、前記集光レンズの、
トラツキング方向に垂直な方向の両側で前記フオ
ーカスコイル及びトラツキングコイルと磁気的に
結合する2つの磁気回路とを有するレンズアクチ
ユエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26811787A JPH01112532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | レンズアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26811787A JPH01112532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | レンズアクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01112532A JPH01112532A (ja) | 1989-05-01 |
| JPH0471270B2 true JPH0471270B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=17454124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26811787A Granted JPH01112532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | レンズアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01112532A (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP26811787A patent/JPH01112532A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01112532A (ja) | 1989-05-01 |
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