JPH0471499A - 酵素法による光学活性トリカルボニルクロム錯体の製造方法 - Google Patents

酵素法による光学活性トリカルボニルクロム錯体の製造方法

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JPH0471499A
JPH0471499A JP18108890A JP18108890A JPH0471499A JP H0471499 A JPH0471499 A JP H0471499A JP 18108890 A JP18108890 A JP 18108890A JP 18108890 A JP18108890 A JP 18108890A JP H0471499 A JPH0471499 A JP H0471499A
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chromium
alcohol
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Yukinae Yamazaki
幸苗 山崎
Kuniaki Hosono
細野 邦昭
Masaru Shiraki
白木 勝
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不斉有機合成用試薬の原料として有用な有機
金属化合物である2位置換ベンジルアルコールもしくは
2位置換ベンズアルデヒドのトリカルボニルクロム錯体
の光学活性体を効率良く製造するための新規な方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
これまでに、光学活性なベンジルアルコールトリカルボ
ニルクロム錯体もしくはそのアルデヒド型誘導体の製造
方法としては、ラセミ体の原料を化学的手段てジアステ
レオメリックな誘導体として後分別結晶法により光学分
割して製造する方法(ジャーナル・オプ・オーガニック
・ケミストリー誌、44巻、 f)、4189〜419
0. 1979年)、パン酵母などの微生物や馬肝臓ア
ルコールデヒドロゲナーゼなどの酵素による酸化還元反
応で光学分割して製造する方法(ジャーナル・オブ・ケ
ミカル・ソサエティ・ケミカル・コミュニケーション誌
p、 1284〜1285. 1988年及びテトラヘ
ドロン・レターズ誌、30巻、 p、5313〜531
4. 1989年)か知られていた。
〔発明か解決しようとする課題〕 しかしなから、分別結晶法は誘導体の調製と分割後の修
飾基の除去という化学的処理か非常に煩雑である。
また、微生物・酵素による酸化還元反応を利用する方法
は、反応媒体として水を用いなければならないが、本発
明に関する原料は水に難溶性なため低濃度においてしか
実施できないという問題を抱えていた。従って、複雑な
誘導体に導く必要なく、かつ有機溶媒系の反応媒体中で
実施できる効率の良い光学分割法の開発が望まれていた
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明者らは鋭意検討した結果、原料の2位置換
ベンジルアルコールトリカルボニルクロム錯体のラセミ
体をそのまま、もしくはこれから極めて容易に得られる
エステルに対してリパーゼを用いて、不斉アシル化ある
いは不斉加溶媒分解を行うことにより、−段階で光学分
割か達成されることを見い出すとともに、さらに、得ら
れる光学活性体を酸化して、2位置換ベンズアルデヒド
1− IJカルボニルクロム錯体の光学活性体を製造す
る方法を開発し、本発明を完成するに至ったものである
すなわち、本発明は、 1、下記式Iて表される化合物のラセミ体をリパーゼを
用いて不斉アシル化し、次いて得られるエステル体と未
反応のアルコール体とを分離した後、エステル体を加水
分解することを特徴とする式■の化合物の右旋性光学活
性体及び左旋性光学活性体の製造方法。
式I 特徴とする前式Iの化合物の右旋性光学活性体及び左旋
性光学活性体の製造方法。
式■ 3、前記1又は2記載の製造方法により得られる前記式
Iの化合物の右旋性光学活性体及び/又は左旋性光学活
性体を各々酸化することを特徴とする下記式IIIで表
される化合物の右旋性光学活性体及び/又は左旋性光学
活性体の製造方法。
式■ 2、下記式■で表される化合物ラセミ体をリパーゼを用
いて不斉加溶媒分解し、次いで得られるアルコール体と
未反応エステル体とを分離した後、未反応のエステル体
を加水分解することをに関するものである。
以下、本発明を詳述する。
上記式I、  II及び■で表される化合物は、いずれ
も面性キラルな化合物であり、これら化合物には、1位
及び2位の相異なる置換基の位置関係により区別される
ベンゼン環の2つの面のうち、どちらの面にトリカルボ
ニルクロム基が配位するかによって、旋光性の方向が異
なる2種の光学活性体が存在する。
以下、■、2にこれら光学活性体の製造における本発明
の光学分割法の反応工程を示す。
(本質以下余白) 1、不斉アシル化 ラセミ体 左旋性 r OC′ムゝCO 右旋性 (本質以下余白) 2、不斉加溶媒分解 ラセミ体 右旋性 r OC′ムゝCO 左旋性 (但し、式中、R1,R2は前記と同様である。)まず
、本発明の上記不斉アシル化においては、式Iで示され
るラセミ体の原料アルコールをカルボン酸エステルなど
適当なアシル基供与体と共にトルエンなどの有機溶媒に
溶かし、リパーゼ粉末を加え室温程度の温度で数時間攪
拌する。次いで、遠心分離などによりリパーゼを除き、
上清を濃縮する。この濃縮物は未反応のアルコール体と
アシル化されて生成するエステルとを含んでいるが、両
者はごく簡単なりロマトグラフ操作で分離回収される。
次いで、エステルはアルカリで加水分解してアルコール
体に戻す。このようにして得られるアルコール体と、上
記リパーゼ反応で未反応物として回収されたアルコール
体とは互いに旋光度の符号か逆であり、光学分割が達成
される。エステル化を経由して得られるアルコール体と
、未反応物として回収されるアルコール体の旋光度の符
号は用いるリパーゼに依存する。すなわち優先的に反応
を受けるエナンチオマーはリパーゼによって異なる。光
学純度は用いるリパーゼと反応条件によって異なるが9
8%e、 e、以上の純粋な製品を得ることも容易であ
る。また化学的収率も両鏡保体について45%以上が普
通であり、50%に近い値を得ることも容易である。
また、本発明の不斉加溶媒分解においては、式■で示さ
れるラセミ体のエステルを適当量の1級アルコールか水
を含む有機溶媒又は単独の1級アルコールに溶かしリパ
ーゼ粉末を加え室温程度の温度で数時間攪拌する。次い
で、上と同様に処理して未反応エステルと加溶媒分解さ
れて生成するアルコール体とをカラムクロマトグラフィ
ーで分離し、エステルのアルカリ加水分解を経て、互い
に旋光度の符号を異にする光学活性なアルコール体を得
る。この方法によってほぼ完全に光学的に純粋な製品を
容易に得ることができる。
さらに、本発明においては、上記不斉アシル化及び不斉
加溶媒分解によって得られるアルコール体の各光学活性
体を酸化して各々旋光度の符号を異にする式■のアルデ
ヒド体に変換することができる。
この変換には無水酢酸を含むジメチルスルホキシドなど
公知の酸化剤を用いて酸化すればよい。
本発明の原料である式Iで示されるラセミ体のアルコー
ルと式■で示されるラセミ体のエステルは公知の方法に
よって容易に合成される。
使用するリパーゼは有機溶媒中で目的とする反応を触媒
するものならどのようなものでもよく、例えばシュード
モナス・フルオレッセンス菌由来のリパーゼ、カンジダ
・シリンドラセア菌由来のリパーゼ、ムコール・ジャバ
ニクス菌由来のリパーゼ、豚膵臓のリパーゼなどが用い
られる。これらは市販されており入手は容易である。
アシル基供与体としては酪酸、パルミチン酸などの脂肪
酸と酪酸エチル、パルミチン酸エチル。
トリオレイン、酢酸ビニル、パルミチン酸ビニル。
安息香酸ビニル、酢酸イソプロペニルなとのカルボン酸
エステルかあげられる。
打機溶媒としては原料を溶解し、かつその中で目的とす
るリパーゼ反応が円滑に進行するものならどのようなも
のでもよく、例えば2−ブタノン、3級ブタノール、酢
酸エチル、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、イソオ
クタンなとかあけられる。加溶媒分解に用いるアルコー
ルとしてはエタノールやブタノールなどの低級な1級ア
ルコールか適当であり、また水を用いる時の溶媒として
は水を10%ぐらい溶かし、かつリパーゼ反応を妨げな
いものであればどのようなものでもよく、例えば3級ブ
タノールなとかあげられる。
原料とアシル基供与体やアルコール助剤等の濃度は反応
のスケールに応じて適当に選べばよいが、アシル基供与
体・アルコール助剤の量は原料より2〜3モル過剰に用
いるのがよい。
反応温度は0°Cから60°Cぐらいの間が適当である
反応時間は反応温度、用いるリパーゼの量、要求される
製品の光学純度などによって違ってくるが、おおむね1
〜12時間で目的を達することが多い。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば容易に入手される
リパーゼを用い、原料を高濃度に溶解させることのでき
る有機溶媒中において常温付近で数時間攪拌するという
非常に簡便な操作で光学的に高純度な2位置換ベンジル
アルコールトリカルボニルクロム錯体及び2位置換ベン
ズアルデヒドトリカルボニルクロム錯体の両鏡保体を収
率良く製造することができる。
なお、この種の特異な構造を有する有機金属化合物の不
斉変換にリパーゼを使用できることを見出したのは本発
明か初めてであり、種々の化合物における有用な光学活
性体の製造にとって多大な貢献をなすものと思われる。
また、本発明によって製造される光学活性なトリカルボ
ニルクロム錯体は例えば、光学活性アミノ酸の合成(テ
トラヘドロン・レターズ誌、27巻。
p、 1331〜1334. 1986年)等にみられ
るように各種の有機不斉合成の試薬や原料として有用な
ものである。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例1 市販の特級トルエン9.2mlに酢酸ビニル0.8ml
と(±)−トリカルボニル(η6−2−メチルベンジル
アルコール)クロムのloOmgを溶解させた。
ムコール・ジャバニクス菌由来のリパーゼ乾燥粉末の2
g(大野製薬製すパーゼM、オリーブ油を基質にし、常
法により活性測定して2000Otl相当)を添加し、
光をさえぎりなから30°Cで2時間攪拌した。遠心分
離してリパーゼを除き、上清をロータリーエバポレータ
で濃縮し、その油状残渣をベンゼンで充填したシリカゲ
ルのカラム(1,5cmφX25cm)に吸着させ、初
めベンゼン(507717’) 、次いて20%の酢酸
エチルを含むベンゼン(5077Ie)で溶離した。目
的物を含む分画の溶媒を留去し、このようにして50■
の右旋性エステル((+)−トリカルボニル(η6−1
−アセトキシメチルー2−メチルベンゼン)クロム、油
状物、 [α]M’+33゜(c=1.5.ベンゼン)
〕と49mgの左旋性アルコール体(−)−トリカルボ
ニル(η6−2−メチルベンジルアルコール)クロム〔
黄色針状結晶(ベンゼン/ヘキサンから晶出)、融点9
5〜96°C1[α]P−7.1’ (c=2.5. 
ヘ:zt’ン)) ヲ得り。前者は1mlのエタノール
と0.75m711の5NNaOHの混液に溶かし30
°Cに2時間放置して加水分解した。水で希釈後、生成
したアルコール体を酢酸エチルで抽出し、ベンゼン/ヘ
キサン混液から結晶化させて47■の右旋性アルコール
体(十)−)−リカルボニル(η“−2−メチルベンジ
ルアルコール)クロムを黄色針状晶として得た([α]
乙’+9.6°(C=2.5.ベンゼン)、融点97〜
98°C;光学的に純粋な(I R)−(−) −)リ
カルボニル(η6−2−メチルベンジルアルコール)ク
ロムに対する文献値は[α]乙5−12° (c=1.
9.ベンゼン)、融点97〜98°C(テトラヘドロン
・レターズ誌、30巻、p、5313〜5314. 1
989年))である。
実施例2 実施例1て得た(+)−1リカルボニル(η62−メチ
ルベンジルアルコール)クロム30■をジメチルスルホ
キシド1meと無水酢酸0.7mj’の混合液に溶かし
、30°Cに2時間放置した。ベンゼン10m1を加え
てから氷冷し、同じ氷冷したlNNaOH20m1と激
しく振りまぜた。上層を中性になるまで飽和食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、溶媒を
留去した油状残渣をベンゼン/ヘキサン混液から結晶化
させて、右旋性を示すアルデヒド体(+)−1−リカル
ボニル(η6−2−メチルベンズアルデヒド)クロムを
赤色針状晶として得た(25■、[α1乙’ + 52
6°(c= 0.2.  クロロホルム)。
融点98°C)。
同様にして(−)−)リカルボニル(η6−2メチルベ
ンジルアルコール)クロムを収率75%で左旋性アルデ
ヒド体(−)−)リカルボニル(η6−2−メチルベン
ズアルデヒド)クロムに変換した([α1乙’−484
°(c= 0.2. クロロホルム)、融点97°C:
光学的に純粋な(IR) −(−) −トリカルボニル
(η6−2−メチルベンズアルデヒド)クロムに対する
文献値は[α]乙’ −659°(c= 0.20゜ク
ロロホルム)、融点96〜97℃(テトラヘドロン・レ
ターズ誌、30巻、 9.5313〜5314.198
9年)。
(+)−)リカルボニル(η@−2−メチルベンズアル
デヒド)クロムと(−)−トリカルボニル(η6−2−
メチルベンズアルデヒド)クロムの光学純度はキラルな
シフト試薬を用いるNMR法(マグネチック・レゾナン
ス・ケミストリー誌、23巻。
9、739〜743.1985年)によって決定したが
、前者で79%e、 e、、後者て69%e、e、てあ
った。よって、実施例1で得た(+)−トリカルボニル
(η6−2メチルベンジルアルコール)クロムと(−)
−トリカルボニル(η6−2−メチルベンジルアルコー
ル)クロムの光学純度もそれぞれ79%e、 e、及び
69%e、 e、と決定される。
実施例3 (±)−トリカルボニル(η6−2−メチルベンジルア
ルコール)クロムの100■とパルミチン酸ビニルの2
.5gをトルエン7、5mj’に溶かし、シュードモナ
ス・フルオレッセンス菌由来のリパーゼ乾燥粉末0.3
g (大野製薬製リパーゼP、 6900U相当)を加
えて30°Cて2時間攪拌した。実施例1と同様に処理
して、エステルを経由して(十)−トリカルボニル(η
6−2−メチルベンジルアルコール)クロムの43■(
[α1乙1+13°(c=2.5.ベンゼン)、融点9
8〜99°C)と回収未反応体として(−)−トリカル
ボニル(η6−2−メチルベンジルアルコール)クロム
の49■([α1乙1−12°(c=2.5.ベンゼン
)、融点98〜99°Cを黄色針状晶として得た。
実施例2と同様にして酸化反応を行い、アルデヒド体(
+)−1リカルボニル(η6−2−メチルベンズアルデ
ヒド)クロム([α1乙’ + 684°(c= 0.
2゜クロロホルム)、融点98〜99°Cと(−)−ト
リカルボニル(η6−2−メチルベンズアルデヒド)ク
ロム([α]乙’−684°(c=0.2.  クロロ
ホルム)、融点93〜97°Cをそれぞれ収率80%と
82%で得た。NMR法で光学純度を求めたところ、い
ずれも98%e、 e。
以上てあった。
実施例4 (±)−トリカルボニル(η6−2−メチルベンジルア
ルコール)クロムの100■と安息香酸ビニル1.2m
lをトルエン8.8mlに溶かし、カンジダ・シリンド
ラセア菌由来のリパーゼ粉末30■(S i gma社
製、 150U)を加えて30°Cで1時間攪拌した。
実施例1と同様に処理して(−)−トリカルボニル(η
6−2−メチルベンジルアルコール)クロムの46mg
([α]A’−10°(c=2.5.ベンゼン)、 融
点97〜98°C)と(+)−1リカルボニル(η6−
2−メチルベンジルアルコール)クロムの41■([α
]乙1+13°(c=2.5.ベンゼン)、融点97〜
98°C)を得た。
前記のようにして光学活性なアルデヒド体に変換しNM
R法で光学純度を求めたところ(−)−トリカルボニル
(η6−2−メチルベンズアルデヒド)クロムは75%
e、e、、 (+)−トリカルボニル(η62−メチル
ベンズアルデヒド)クロムは90%e、 e。
てあった。
実施例5 トルエンの代わりに酢酸エチルを用い、リパーゼMの使
用量を3g、反応時間を9時間とした以外は実施例1と
同様に反応処理を行い、(+)−トリカルボニル(η6
−2−メチルベンジルアルコール)クロムを収率48%
、光学純度73%e、 e、て、(−)−トリカルボニ
ル(η6−2−メチルベンジルアルコール)クロムを収
率43%、光学純度7393e、 e、で得た。
実施例6 (±)−トリカルボニル(η6−2−メトキシベンジル
アルコール)クロムの26■を0.2gのパルミチン酸
ビニルと共にトルエン1meに溶かし、リパーゼPの5
0■を加え、30°Cで20分攪拌した。遠心分離して
リパーゼを除き、実施例1と同様に処理して13■の(
−)−)リカルポニル(η6−2メトキシベンジルアル
コール)クロム([α123−214°(c= 1.3
.  クロロホルム)、融点94〜95°C)と12.
6■の(十)−)リカルボニル(η6−2−メトキシベ
ンジルアルコール)クロム([α]P+212゜(c=
 1.3.  クロロホルム)、融点95〜96°C)
を黄色針状晶として得た((I S)−(−)−トリカ
ルボニル(η6−2−メトキシベンジルアルコール)ク
ロムに対する文献値は([α1D−241’ (クロロ
ホルム)。
融点100°C(アナーレ・デ・シミー(パリ)誌。
8巻、 9.397〜404.1973年)。次いで、
これらのアルコール体を実施例2と同様に酸化して(−
)トリカルボニル(η1−2−メトキシベンジルアルコ
ール)クロムから右旋性のアルデヒド体、(十)−)リ
カルボニル(η6−2−メトキシベンズアルデヒド)ク
ロム(収率75%、[α1乙2+1111゜(c=0.
06.  クロロホルム)、 融点96〜97°C)を
得、(十)−)リカルボニル(η@−2−メトキシベン
ジルアルコール)クロムから(−)−1リカルボニル(
η6−2−メトキシベンズアルデヒド)クロム(収率6
8%、[α]乙2−1158°(c= 0.06.  
クロロホルム)、融点97°C〜98°C)を得た((
IR)−(−)トリカルボニル(η@−2−メトキシベ
ンズアルデヒド)クロムに対する文献値は[α]。−1
020゜(クロロホルム)、 融点98〜99°C(ジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー1志、4
4巻、p。
4189〜4190. 1979年)。
前記したところと同様にしてNMR法で光学純度を測定
したところいずれも98%e、 e、以上てあった。
実施例7 87mgの(±)−トリカルボニル(η6−1−アセト
キシメチルー2−メチルベンゼン)クロムを5mlのn
−ブタノールに溶かしリノ′−ゼPの0.6gを加え3
0°Cて8時間攪拌した。実施例1と同様に処理して、
49■の(−)−トリカルボニル(η61−アセトキシ
メチルー2−メチルベンセン)クロム(油状物、[α1
乙3−37°(c=2.5.ベンゼン))と32■の右
旋性アルコール体(+)−トリ力ルボニル(η6−2−
メチルベンジルアルコール)クロム([α]乙5+12
°(c=2.5.  ベンゼン)、融点98”C)を得
た。次いて、前者をアルカリ加水分解して37■の(−
)4リカルボニル(η6−2−メチルベンジルアルコー
ル)クロム[61M2−10°(C2,5,ベンゼン)
、融点92〜97°C)を得た。前記したところと同様
にしてアルデヒド体に導き、光学純度を測定したところ
(十)−1〜リカルボニル(η6−2−メチルベンジル
アルコール)クロムから得た右旋性アルデヒド体(±)
−)リカルボニル(η$−2−ボー2−メチルベンズア
ルデヒドは98%e、e、以上、 (−)−トリカルボ
ニル(η@−2=メチルベンジルアルコール)クロムか
ら得た(−)−トリカルボニル(η@−2−メチルベン
ズアルデヒド)クロムは88%e、 e、てあった。
実施例8 134■の(±)−トリカルボニル(η6−1−アセト
キシメチルー2−メチルベンゼン)クロムを7、2ml
の3級ブタノールと0.8mlの水の混合液に溶かしリ
パーゼPの0.5gを加え30°Cて1.5時間攪拌し
た。実施例1及び実施例7と同様に処理して最終的に5
7■の(−)−トリカルボニル(η6−2−メチルベン
ジルアルコール)クロム([α]3511°(c=2.
5. ベンゼン)、融点94〜98°C)と52■の(
+)−1−リカルボニル(η@−2−メチルベンジルア
ルコール)クロム([α1乙6+12° (c =2.
5゜ベンゼン)、融点98〜99°C)を得た。光学純
度はいずれも9896 e、 e、以上であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式 I で表される化合物のラセミ体をリパーゼ
    を用いて不斉アシル化し、次いで得られるエステル体と
    未反応のアルコール体とを分離した後、エステル体を加
    水分解することを特徴とする式 I の化合物の右旋性光
    学活性体及び左旋性光学活性体の製造方法。 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、式中R_1はアルキル基又はアルコキシ基を表
    す。〕 2、下記式IIで表される化合物ラセミ体をリパーゼを用
    いて不斉加溶媒分解し、次いで得られるアルコール体と
    未反応エステル体とを分離した後、未反応のエステル体
    を加水分解することを特徴とする前式 I の化合物の右
    旋性光学活性体及び左旋性光学活性体の製造方法。 式II ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、式中R_1は式 I と同じ、R_2はアシル基
    を表す。〕 3、請求項1又は2記載の製造方法により得られる前記
    式 I の化合物の右旋性光学活性体及び/又は左旋性光
    学活性体を各々酸化することを特徴とする下記式IIIで
    表される化合物の右旋性光学活性体及び/又は左旋性光
    学活性体の製造方法。 式III ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、式中R_1は式 I と同じ。〕
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Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.CHEM.SOC.COMMUN=1988 *
TETRAHEDRON LETTERS=1989 *
TETRAHEDRON LETTERS=1990 *

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