JPH0471899B2 - - Google Patents
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- JPH0471899B2 JPH0471899B2 JP60024542A JP2454285A JPH0471899B2 JP H0471899 B2 JPH0471899 B2 JP H0471899B2 JP 60024542 A JP60024542 A JP 60024542A JP 2454285 A JP2454285 A JP 2454285A JP H0471899 B2 JPH0471899 B2 JP H0471899B2
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- alcohol
- reaction
- yield
- amount
- hydroxybenzyl alcohol
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、m−フエノキシベンジルアルコール
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
m−フエノキシベンジルアルコールはピレスロ
イド系の殺虫剤原料であり、近年農薬に対する人
体への影響の観点から、低毒性のピレスロイド系
農薬への要求が高く、m−フエノキシベンジルア
ルコールを安価に供給することは農薬開発の上で
一つの大きな課題である。
イド系の殺虫剤原料であり、近年農薬に対する人
体への影響の観点から、低毒性のピレスロイド系
農薬への要求が高く、m−フエノキシベンジルア
ルコールを安価に供給することは農薬開発の上で
一つの大きな課題である。
従来、m−フエノキシベンジルアルコールの製
造方法については、m−フエノキシトルエンを原
料としてこれの塩素化、酸化による方法が一般的
に知られているが、次のような欠点を有し工業的
に安価で有利な方法としてはまだ満足できるもの
ではなかつた。
造方法については、m−フエノキシトルエンを原
料としてこれの塩素化、酸化による方法が一般的
に知られているが、次のような欠点を有し工業的
に安価で有利な方法としてはまだ満足できるもの
ではなかつた。
(1) m−フエノキシトルエンの側鎖塩素化による
方法。
方法。
側鎖メチル基の塩素化反応ではベンジル位に
第二の塩素付加が起こり、副生成物を生じ、選
択率の低下及び分離、精製が必要であり、更に
次工程の加水分解も煩雑である。
第二の塩素付加が起こり、副生成物を生じ、選
択率の低下及び分離、精製が必要であり、更に
次工程の加水分解も煩雑である。
(2) m−フエノキシトルエンの側鎖の酸化による
方法。
方法。
側鎖メチル基の酸化はベンジル位がアルコー
ルで止まらずにアルデヒドまたはカルボン酸に
まで酸化される。生成したベンズアルデヒドま
たは安息香酸はさらに還元して、目的物に導か
ねばならず、酸化の際に多量の過マンガン酸カ
リウムを使用せねばならず(1)と同様煩雑であ
る。
ルで止まらずにアルデヒドまたはカルボン酸に
まで酸化される。生成したベンズアルデヒドま
たは安息香酸はさらに還元して、目的物に導か
ねばならず、酸化の際に多量の過マンガン酸カ
リウムを使用せねばならず(1)と同様煩雑であ
る。
また、m−クロロ安息香酸エステルまたはニト
リルとフエノレートの縮合も知られているが(フ
ランス特許第2456727)この方法に使用されるm
−クロロ安息香酸エステルまたはニトリルは高価
であり、工業的に有利な方法とはなり得ない。
リルとフエノレートの縮合も知られているが(フ
ランス特許第2456727)この方法に使用されるm
−クロロ安息香酸エステルまたはニトリルは高価
であり、工業的に有利な方法とはなり得ない。
さらにm−ヒドロキシベンジルアルコールとブ
ロムベンゼンから銅粉を触媒としてm−フエノキ
シベンジルアルコールを得る方法が提案(特開昭
48−61443)されているが、収率が低くブロムベ
ンゼンが高価な原料である割には80%程度の収率
では、工業的に不十分である。
ロムベンゼンから銅粉を触媒としてm−フエノキ
シベンジルアルコールを得る方法が提案(特開昭
48−61443)されているが、収率が低くブロムベ
ンゼンが高価な原料である割には80%程度の収率
では、工業的に不十分である。
本発明者らは、m−フエノキシトルエンを原料
とした煩雑な方法によることなく、先に本発明者
らはm−ヒドロキシ安息香酸より比較的安価にm
−ヒドロキシベンジルアルコールを製造できるこ
とを見出したので、これを出発原料としたm−フ
エノキシベンジルアルコールの製造方法を鋭意検
討した。
とした煩雑な方法によることなく、先に本発明者
らはm−ヒドロキシ安息香酸より比較的安価にm
−ヒドロキシベンジルアルコールを製造できるこ
とを見出したので、これを出発原料としたm−フ
エノキシベンジルアルコールの製造方法を鋭意検
討した。
まず本発明者らは、m−ヒドロキシベンジルア
ルコールとクロルベンゼンとの縮合反応を検討し
たが、クロルベンゼンは反応性が低く、触媒とし
て公知8−オキシキノリン銅錯体を用いた特開昭
59−134743と全く同条件で反応を実施しても目的
のm−フエノキシベンジルアルコールは25%と低
かつた(比較例3)。
ルコールとクロルベンゼンとの縮合反応を検討し
たが、クロルベンゼンは反応性が低く、触媒とし
て公知8−オキシキノリン銅錯体を用いた特開昭
59−134743と全く同条件で反応を実施しても目的
のm−フエノキシベンジルアルコールは25%と低
かつた(比較例3)。
また、塩基を苛性ソーダに変えて反応性の高い
炭酸カリを用いてもm−フエノキシベンジルアル
コール収率は50%にまでしか達しなかつた(比較
例4)。
炭酸カリを用いてもm−フエノキシベンジルアル
コール収率は50%にまでしか達しなかつた(比較
例4)。
次に本発明者らは、ハロベンゼンをクロルベン
ゼンから反応性の高いブロムベンゼンに変えて反
応を行つたところ、触媒に銅粉のみを用いたので
は特開昭48−61443と同様にm−フエノキシベン
ジルアルコール収率は不十分であつた。
ゼンから反応性の高いブロムベンゼンに変えて反
応を行つたところ、触媒に銅粉のみを用いたので
は特開昭48−61443と同様にm−フエノキシベン
ジルアルコール収率は不十分であつた。
触媒として銅粉に変えて、8−オキシキノリン
銅錯体を用いたところ反応活性はあがるが、副生
成物として目的とするm−フエノキシベンジルア
ルコールの他に、次式(A)で示されるm−フエノキ
シベンジルフエニルエーテルが生成し、m−フエ
ノキシベンジルアルコール収率を低下させること
がわかつた。
銅錯体を用いたところ反応活性はあがるが、副生
成物として目的とするm−フエノキシベンジルア
ルコールの他に、次式(A)で示されるm−フエノキ
シベンジルフエニルエーテルが生成し、m−フエ
ノキシベンジルアルコール収率を低下させること
がわかつた。
したがつてこの副生物(以下(A)と略す。)を抑
制してm−フエノキシベンジルアルコールを選択
率よく高収率で得る必要がある。
制してm−フエノキシベンジルアルコールを選択
率よく高収率で得る必要がある。
従来のm−フエノキシトルエン製造におけるフ
エノール類とハロベンゼンとの反応おいては通
常、水酸化アルカリまたは炭酸アルカリの存在
下、銅粉、銅化合物やこれらの錯化合物、例えば
アルキレンオキシ三級アミンや8−オキシキノリ
ンの銅錯体を触媒、及びキノリンなどの高沸点溶
媒中で反応させることが知られている。
エノール類とハロベンゼンとの反応おいては通
常、水酸化アルカリまたは炭酸アルカリの存在
下、銅粉、銅化合物やこれらの錯化合物、例えば
アルキレンオキシ三級アミンや8−オキシキノリ
ンの銅錯体を触媒、及びキノリンなどの高沸点溶
媒中で反応させることが知られている。
本発明においても、銅化合物触媒存在下、m−
ヒドロキシベンジルアルコールとハロベンゼンと
を反応させた場合、m−フエノキシベンジルアル
コールの収率は上がるものの、m−ヒドロキシベ
ンジルアルコールの転化率が増すにつれて、前述
の副生成物(A)が増加してくることがわかつた。
ヒドロキシベンジルアルコールとハロベンゼンと
を反応させた場合、m−フエノキシベンジルアル
コールの収率は上がるものの、m−ヒドロキシベ
ンジルアルコールの転化率が増すにつれて、前述
の副生成物(A)が増加してくることがわかつた。
そこで更に本発明者らは反応条件を詳細に検討
して、副生成物(A)を抑制するためには、反応系中
に添加されるアルカリの量及び反応温度が大きく
影響することがわかつた。
して、副生成物(A)を抑制するためには、反応系中
に添加されるアルカリの量及び反応温度が大きく
影響することがわかつた。
図−1は、本発明実施例3に準じてm−ヒドロ
キシベンジルアルコールに対し約3モル倍のブロ
ムベンゼンを用い、銅粉8−オキシキノリン、及
びジエチレングリコールを添加して、130℃で反
応させた時の添加した重炭酸カリウムの使用量と
m−フエノキシベンジルアルコールの収率及び副
生成物生成量との関係図である。
キシベンジルアルコールに対し約3モル倍のブロ
ムベンゼンを用い、銅粉8−オキシキノリン、及
びジエチレングリコールを添加して、130℃で反
応させた時の添加した重炭酸カリウムの使用量と
m−フエノキシベンジルアルコールの収率及び副
生成物生成量との関係図である。
また図−2は、図−1における重炭酸カリウム
の使用量を、m−ヒドロキシベンジルアルコール
に対し1.2モル倍に一定して、反応温度を変化さ
せた場合の反応温度と収率、副生成物との関係図
である。
の使用量を、m−ヒドロキシベンジルアルコール
に対し1.2モル倍に一定して、反応温度を変化さ
せた場合の反応温度と収率、副生成物との関係図
である。
これらの図よりわかるように、重炭酸カリウム
の使用量の増加に伴い副生成物(A)の生成量も比例
し、また反応温度も特定範囲を維持しない限り温
度上昇に伴い副生成物が増加して目的生成物の収
率が低下することがわかる。
の使用量の増加に伴い副生成物(A)の生成量も比例
し、また反応温度も特定範囲を維持しない限り温
度上昇に伴い副生成物が増加して目的生成物の収
率が低下することがわかる。
本発明は、これらの知見にもとずき完成された
ものである。即ち本発明は、8−オキシキノリン
または酢酸アルカリ金属塩の銅錯体の存在下、ブ
ロムベンゼンとm−ヒドロキシベンジルアルコー
ルとを、m−ヒドロキシベンジルアルコール1モ
ルに対して1.0〜2.0グラム当量の水酸化アルカ
リ、炭酸アルカリまたは重炭酸アルカリの一種以
上を用い、130〜150℃の反応温度で反応させるこ
とを特徴とする工業的に有利なm−フエノキシベ
ンジルアルコールの製造方法である。
ものである。即ち本発明は、8−オキシキノリン
または酢酸アルカリ金属塩の銅錯体の存在下、ブ
ロムベンゼンとm−ヒドロキシベンジルアルコー
ルとを、m−ヒドロキシベンジルアルコール1モ
ルに対して1.0〜2.0グラム当量の水酸化アルカ
リ、炭酸アルカリまたは重炭酸アルカリの一種以
上を用い、130〜150℃の反応温度で反応させるこ
とを特徴とする工業的に有利なm−フエノキシベ
ンジルアルコールの製造方法である。
本発明において使用する水酸化アルカリとして
は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、炭酸
アルカリとしては炭酸ナトリウムまたは炭酸カリ
ウム及び夫々の重炭酸塩が好適で、m−ヒドロキ
シベンジルアルコール1モルに対して1.0〜2.0グ
ラム当量、好ましくは1.0〜1.4グラム当量使用す
る。
は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、炭酸
アルカリとしては炭酸ナトリウムまたは炭酸カリ
ウム及び夫々の重炭酸塩が好適で、m−ヒドロキ
シベンジルアルコール1モルに対して1.0〜2.0グ
ラム当量、好ましくは1.0〜1.4グラム当量使用す
る。
ブロムベンゼンの使用量は自溶媒として使用す
るのが好ましいので、m−ヒドロキシベンジルア
ルコールに対し1.5〜5モル倍の過剰に使用した
がよい。
るのが好ましいので、m−ヒドロキシベンジルア
ルコールに対し1.5〜5モル倍の過剰に使用した
がよい。
本発明において銅錯体の存在下に反応させる方
法としては、反応系に銅錯体自身を加えるほか反
応系内で銅錯体を形成する化合物をそれぞれ加え
る方法でもよい。銅錯体を形成する化合物のうち
銅化合物としては銅粉、ハロゲン化銅、炭酸銅な
どが挙げられる。特に本発明においてはm−フエ
ノキシトルエンの製造方法において公知の、8−
オキシキノリン銅錯体(特開昭59−134743)や、
酢酸アルカリ金属塩銅錯体が好ましい触媒であ
る。
法としては、反応系に銅錯体自身を加えるほか反
応系内で銅錯体を形成する化合物をそれぞれ加え
る方法でもよい。銅錯体を形成する化合物のうち
銅化合物としては銅粉、ハロゲン化銅、炭酸銅な
どが挙げられる。特に本発明においてはm−フエ
ノキシトルエンの製造方法において公知の、8−
オキシキノリン銅錯体(特開昭59−134743)や、
酢酸アルカリ金属塩銅錯体が好ましい触媒であ
る。
8−オキシキノリン銅錯体を用いる場合は、m
−ヒドロキシベンジルアルコールに対して0.5〜
5.0モル%の範囲で使用するのがよい。
−ヒドロキシベンジルアルコールに対して0.5〜
5.0モル%の範囲で使用するのがよい。
また本発明方法においては、前記特開昭59−
134743号公報に記載されている式、 R1O―(CH2CH2O)o――R2 (式中R1、R2は水素原子、メチル基またはエ
チル基、nは1〜10の整数を示す。)で表される
アルキレングリコール類、特にジエチレングリコ
ールを銅錯体と併用するのが好ましく、その使用
量はm−ヒドロキシベンジルアルコールに対して
0.1〜10重量%の範囲がよい。
134743号公報に記載されている式、 R1O―(CH2CH2O)o――R2 (式中R1、R2は水素原子、メチル基またはエ
チル基、nは1〜10の整数を示す。)で表される
アルキレングリコール類、特にジエチレングリコ
ールを銅錯体と併用するのが好ましく、その使用
量はm−ヒドロキシベンジルアルコールに対して
0.1〜10重量%の範囲がよい。
反応は常圧下で130〜150℃の範囲で5〜40時間
程度行う。反応温度がこの範囲以上に上昇すれ
ば、副生成物(A)が増加し、またこの範囲以下では
副生成物(A)は抑制できるものの転化率が低下す
る。またm−ヒドロキシベンジルアルコールに対
し、アルカリを増加することによつて副生成物(A)
は増加するものの転化率は上昇し、逆にアルカリ
の使用量を減らせば副生成物(A)は抑制されるもの
の転化率が低下するので、反応温度はアルカリの
使用量にあわせて適宜最適温度は設定される。
程度行う。反応温度がこの範囲以上に上昇すれ
ば、副生成物(A)が増加し、またこの範囲以下では
副生成物(A)は抑制できるものの転化率が低下す
る。またm−ヒドロキシベンジルアルコールに対
し、アルカリを増加することによつて副生成物(A)
は増加するものの転化率は上昇し、逆にアルカリ
の使用量を減らせば副生成物(A)は抑制されるもの
の転化率が低下するので、反応温度はアルカリの
使用量にあわせて適宜最適温度は設定される。
以下実施例を示す。
実施例 1
m−ヒドロキシベンジルアルコール50.0g
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および炭酸カリウム33.4g(0.24モル)を混合
し、さらに沃化第一銅1.0g、8−オキシキノリ
ン1.0gおよびジエチレングリコール5.0gを加え
た。
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および炭酸カリウム33.4g(0.24モル)を混合
し、さらに沃化第一銅1.0g、8−オキシキノリ
ン1.0gおよびジエチレングリコール5.0gを加え
た。
不活性ガス雰囲気下、100℃で1時間撹拌し、
生成した水の大部分を除去し、さらに130℃に昇
温して15時間撹拌した。反応液は冷却し5%冷硫
酸を200ml加え、エーテル抽出し、エーテル層は
飽和重曹水洗、飽和食塩水洗後芒硝で乾燥した。
GLC分析により、m−ヒドロキシベンジルアル
コールの転化率99%、m−フエノキシベンジルア
ルコールへの選択率および収率はそれぞれ99%、
98%であつた。また(A)の生成量は1%であつた。
エーテル溶媒を留去し、残留物を減圧蒸留して、
純粋なm−フエノキシベンジルアルコール〔沸点
170〜174℃(9mmHg)、収量76.2g、単離収率
(95%)〕が得られた。
生成した水の大部分を除去し、さらに130℃に昇
温して15時間撹拌した。反応液は冷却し5%冷硫
酸を200ml加え、エーテル抽出し、エーテル層は
飽和重曹水洗、飽和食塩水洗後芒硝で乾燥した。
GLC分析により、m−ヒドロキシベンジルアル
コールの転化率99%、m−フエノキシベンジルア
ルコールへの選択率および収率はそれぞれ99%、
98%であつた。また(A)の生成量は1%であつた。
エーテル溶媒を留去し、残留物を減圧蒸留して、
純粋なm−フエノキシベンジルアルコール〔沸点
170〜174℃(9mmHg)、収量76.2g、単離収率
(95%)〕が得られた。
実施例 2
m−ヒドロキシベンジルアルコール50.0g
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および水酸化ナトリウム19.2g(0.48モル)を混
合し、さらに銅粉1.0g、8−オキシキノリン1.0
gおよびジエチレングリコール5.0gを加えた。
反応および後処理は実施例1に従う。GLC分析
よりm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率
96%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選
択率および収率はそれぞれ96%、92%であつた。
また(A)の生成量は2%であつた。
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および水酸化ナトリウム19.2g(0.48モル)を混
合し、さらに銅粉1.0g、8−オキシキノリン1.0
gおよびジエチレングリコール5.0gを加えた。
反応および後処理は実施例1に従う。GLC分析
よりm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率
96%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選
択率および収率はそれぞれ96%、92%であつた。
また(A)の生成量は2%であつた。
実施例 3
m−ヒドロキシベンジルアルコール50.0g
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および重炭酸カリウム48.1g(0.48モル)を混合
し、さらに銅粉1.0g、8−オキシキノリン1.0g
およびジエチレングリコール5.0gを加えた。反
応および後処理は実施例1に従う。GLC分析よ
りm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率99
%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選択
率および収率はそれぞれ99%、98%であつた。ま
た(A)の生成量は1%であつた。
(0.40モル)、ブロムベンゼン192.0g(1.22モル)
および重炭酸カリウム48.1g(0.48モル)を混合
し、さらに銅粉1.0g、8−オキシキノリン1.0g
およびジエチレングリコール5.0gを加えた。反
応および後処理は実施例1に従う。GLC分析よ
りm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率99
%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選択
率および収率はそれぞれ99%、98%であつた。ま
た(A)の生成量は1%であつた。
実施例 4
実施例3において重炭酸カリウムを80.1g(m
−ヒドロキシベンジルアルコール1モルに対し2
グラム当量)使用した以外は実施例3と全く同様
に反応、後処理を行つたところ、GLC分析より
m−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率99.5
%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選択
率および収率はそれぞれ88%、97.5%であつた。
また(A)の生成量は10%であつた。
−ヒドロキシベンジルアルコール1モルに対し2
グラム当量)使用した以外は実施例3と全く同様
に反応、後処理を行つたところ、GLC分析より
m−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率99.5
%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選択
率および収率はそれぞれ88%、97.5%であつた。
また(A)の生成量は10%であつた。
実施例 5
実施例1において、触媒8−オキシキノリンに
変えて、酢酸ナトリウム1.0gを使用し、実施例
1と全く同様の反応及び後処理を行つた。GLC
分析より、m−ヒドロキシベンジルアルコールの
転化率99%、m−フエノキシベンジルアルコール
の選択率および収率はそれぞれ96%、95%であつ
た。また(A)の生成量は3%であつた。
変えて、酢酸ナトリウム1.0gを使用し、実施例
1と全く同様の反応及び後処理を行つた。GLC
分析より、m−ヒドロキシベンジルアルコールの
転化率99%、m−フエノキシベンジルアルコール
の選択率および収率はそれぞれ96%、95%であつ
た。また(A)の生成量は3%であつた。
比較例 1
実施例3において反応温度を160℃で行つた以
外は実施例3と全く同様に反応、、後処理を行つ
たところ、GLC分析によりm−ヒドロキシベン
ジルアルコールの転化率99%、m−フエノキシベ
ンジルアルコールへの選択率および収率はそれぞ
れ811%、80%であつた。また(A)の生成量は12%
であつた。
外は実施例3と全く同様に反応、、後処理を行つ
たところ、GLC分析によりm−ヒドロキシベン
ジルアルコールの転化率99%、m−フエノキシベ
ンジルアルコールへの選択率および収率はそれぞ
れ811%、80%であつた。また(A)の生成量は12%
であつた。
比較例 2
実施例3において重炭酸カリウムを36.0g(m
−ヒドロキシベンジルアルコール1モルに対し
0.9グラム当量)使用した以外は実施例3と全く
同様に反応、後処理を行つたところ、GLC分析
よりm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率
89%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選
択率および収率はそれぞれ92%、82%であつた。
また(A)の生成量は0.5%であつた。
−ヒドロキシベンジルアルコール1モルに対し
0.9グラム当量)使用した以外は実施例3と全く
同様に反応、後処理を行つたところ、GLC分析
よりm−ヒドロキシベンジルアルコールの転化率
89%、m−フエノキシベンジルアルコールへの選
択率および収率はそれぞれ92%、82%であつた。
また(A)の生成量は0.5%であつた。
比較例 3
m−ヒドロキシベンジルアルコール50.0g
(0.40モル)、クロルベンゼン113g(1.00モル)、
苛性ソーダ0.40モルの割合の水溶液50g、塩化第
一銅1.0g、8−オキシキノリン1.5g、ジエチレ
ングリコール6.0gを混合し、不活性ガス雰囲気
下、昇温し還流脱水をつづけながら20時間反応を
行つた。反応温度は最終的に170℃まで上昇した。
(0.40モル)、クロルベンゼン113g(1.00モル)、
苛性ソーダ0.40モルの割合の水溶液50g、塩化第
一銅1.0g、8−オキシキノリン1.5g、ジエチレ
ングリコール6.0gを混合し、不活性ガス雰囲気
下、昇温し還流脱水をつづけながら20時間反応を
行つた。反応温度は最終的に170℃まで上昇した。
得られた反応混合物は実施例1と同様に後処理
し、GLC分析をしたところ、m−ヒドロキシベ
ンジルアルコールの転化率41%、m−フエノキシ
ベンジルアルコールへの選択率および収率はそれ
ぞれ61%、25%であつた。
し、GLC分析をしたところ、m−ヒドロキシベ
ンジルアルコールの転化率41%、m−フエノキシ
ベンジルアルコールへの選択率および収率はそれ
ぞれ61%、25%であつた。
比較例 4
m−ヒドロキシベンジルアルコール50.0g
(0.40モル)、クロルベンゼン300.0g(2.64モル)
および炭酸カリウム33.4g(0.24モル)を混合
し、さらに沃化第一銅1.0g、8−オキシキノリ
ン1.0gおよびジエチレングリコール5.0gを加え
た。
(0.40モル)、クロルベンゼン300.0g(2.64モル)
および炭酸カリウム33.4g(0.24モル)を混合
し、さらに沃化第一銅1.0g、8−オキシキノリ
ン1.0gおよびジエチレングリコール5.0gを加え
た。
不活性ガス雰囲気下昇温し、生成した水はクロ
ルベンゼンとの共沸により除去し、さらに還流下
(130〜132℃)36時間撹拌した。実施例1と同様
に後処理した後、得られた混合物はGLC分析を
行つたところ、m−ヒドロキシベンジルアルコー
ルの転化率70%、m−フエノキシベンジルアルコ
ールへの選択率および収率はそれぞれ71%、50%
であつた。また(A)の生成は殆どみられなかつた。
ルベンゼンとの共沸により除去し、さらに還流下
(130〜132℃)36時間撹拌した。実施例1と同様
に後処理した後、得られた混合物はGLC分析を
行つたところ、m−ヒドロキシベンジルアルコー
ルの転化率70%、m−フエノキシベンジルアルコ
ールへの選択率および収率はそれぞれ71%、50%
であつた。また(A)の生成は殆どみられなかつた。
図−1は、本発明方法における反応温度130℃
においてのm−ヒドロキシベンジルアルコールに
対する重炭酸カリの使用量と、m−フエノキシベ
ンジルアルコールの収率及び副生成物m−フエノ
キシベンジルフエニルエーテル生成量との関係図
である。図−2は、本発明方法におけるm−ヒド
ロキシベンジルアルコールに対し重炭酸カリを
1.2モル倍使用した時の反応温度と、m−フエノ
キシベンジルアルコールの収率及び副生成物m−
フエノキシベンジルフエニルエーテル生成量との
関係図である。
においてのm−ヒドロキシベンジルアルコールに
対する重炭酸カリの使用量と、m−フエノキシベ
ンジルアルコールの収率及び副生成物m−フエノ
キシベンジルフエニルエーテル生成量との関係図
である。図−2は、本発明方法におけるm−ヒド
ロキシベンジルアルコールに対し重炭酸カリを
1.2モル倍使用した時の反応温度と、m−フエノ
キシベンジルアルコールの収率及び副生成物m−
フエノキシベンジルフエニルエーテル生成量との
関係図である。
Claims (1)
- 1 8−オキシキノリンまたは酢酸アルカリ金属
塩の銅錯体の存在下、ブロムベンゼンとm−ヒド
ロキシベンジルアルコールとを、m−ヒドロキシ
ベンジルアルコールを1モルに対して1.0〜2.0グ
ラム当量の水酸化アルカリ、炭酸アルカリまたは
重炭酸アルカリの一種以上を用いて、130〜150℃
の反応温度で反応させることを特徴とするm−フ
エノキシベンジルアルコールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024542A JPS61186339A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | m−フエノキシベンジルアルコ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024542A JPS61186339A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | m−フエノキシベンジルアルコ−ルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186339A JPS61186339A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0471899B2 true JPH0471899B2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=12141033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60024542A Granted JPS61186339A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | m−フエノキシベンジルアルコ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61186339A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2657493B2 (ja) * | 1987-08-10 | 1997-09-24 | イハラケミカル工業 株式会社 | P−フェノキシフェノールの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4861443A (ja) * | 1971-12-03 | 1973-08-28 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP60024542A patent/JPS61186339A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186339A (ja) | 1986-08-20 |
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