JPH0472041B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472041B2 JPH0472041B2 JP59001865A JP186584A JPH0472041B2 JP H0472041 B2 JPH0472041 B2 JP H0472041B2 JP 59001865 A JP59001865 A JP 59001865A JP 186584 A JP186584 A JP 186584A JP H0472041 B2 JPH0472041 B2 JP H0472041B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stress
- turbine
- turbine rotor
- thermal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/007—Preventing corrosion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、蒸気タービンの高圧、中圧タービン
に使用されるタービンロータに係り、特に、ロー
タ母材の表面に肉盛し、強度を向上するようにし
たタービンロータに関する。
に使用されるタービンロータに係り、特に、ロー
タ母材の表面に肉盛し、強度を向上するようにし
たタービンロータに関する。
〔発明の背景〕
近年、増大する電力需要を効率よく補うために
蒸気タービン発電装置は著しく大容量化されてい
る。またこれにともなつて電力需要の昼夜の差を
補うために、従来ベースロードとして運転されて
きた発電装置にも頻繁な起動停止、負荷変化が要
求されてきている。
蒸気タービン発電装置は著しく大容量化されてい
る。またこれにともなつて電力需要の昼夜の差を
補うために、従来ベースロードとして運転されて
きた発電装置にも頻繁な起動停止、負荷変化が要
求されてきている。
上記の起動停止、負荷変化に伴い、タービンロ
ータ(以下ロータと称呼する)には熱応力が生
じ、特にロータのデイスクつけ根には応力集中が
発生する。従つて、ロータの寿命を向上するため
には、該ロータの強度、都にデイスクつけ根の表
面の強度を向上させる必要がある。又、タービン
の長期間使用によりロータが疲労した場合、これ
を適宜再生する手段も要請されていた。しかしな
がら、従来技術では簡便、かつ有効な手段がな
く、ロータの信頼性、寿命の低下を招く欠点があ
つた。
ータ(以下ロータと称呼する)には熱応力が生
じ、特にロータのデイスクつけ根には応力集中が
発生する。従つて、ロータの寿命を向上するため
には、該ロータの強度、都にデイスクつけ根の表
面の強度を向上させる必要がある。又、タービン
の長期間使用によりロータが疲労した場合、これ
を適宜再生する手段も要請されていた。しかしな
がら、従来技術では簡便、かつ有効な手段がな
く、ロータの信頼性、寿命の低下を招く欠点があ
つた。
すなわち、第1図は、4フロー型の代表的蒸気
タービンの蒸気流路を示す。ボイラーからの蒸気
5はまず高圧段落1を通り、再びボイラー51で
加熱されて中圧段落2に入る。以後、クロスオー
バ管3を通つて低圧段落4を通過しコンデンサー
へ導かれる。
タービンの蒸気流路を示す。ボイラーからの蒸気
5はまず高圧段落1を通り、再びボイラー51で
加熱されて中圧段落2に入る。以後、クロスオー
バ管3を通つて低圧段落4を通過しコンデンサー
へ導かれる。
この蒸気タービンにおいて、起動時、停止時ま
たは、負荷変動時に蒸気温度変化によりタービン
ロータに熱応力が発生する。ここで第2図a,b
にて、その熱応力発生過程を説明する。
たは、負荷変動時に蒸気温度変化によりタービン
ロータに熱応力が発生する。ここで第2図a,b
にて、その熱応力発生過程を説明する。
第2図aは横軸に時間を示し、縦軸にロータお
よびロータまわりの温度を示したものであり、第
2図bは、同じく横軸に時間を表示し、縦軸にロ
ータに生ずる応力を示したものである。共に冷機
起動の場合を示す。
よびロータまわりの温度を示したものであり、第
2図bは、同じく横軸に時間を表示し、縦軸にロ
ータに生ずる応力を示したものである。共に冷機
起動の場合を示す。
第2図aに示す如く、タービン起動時にはロー
タの第1段後蒸気温度6はほぼ室温の状態から実
線の如く立上る。又、ロータ表面温度7は点線で
示す如く、第1段後蒸気温度6からやや遅れ、同
じように立上る。又ロータ中心孔温度8は、一点
鎖線で示す如く、ロータ表面温度7から更に遅
れ、ほぼ同じように立上る。起動後からタービン
停止まで、上記の各温度は時間軸に平行に、かつ
同一温度に保持されて経過する。タービン停止時
には、まず、第1段後蒸気温度6がほぼ室温まで
下り、次に、ロータ表面温度7、ロータ中心孔温
度8が順次遅れて同じように下る。
タの第1段後蒸気温度6はほぼ室温の状態から実
線の如く立上る。又、ロータ表面温度7は点線で
示す如く、第1段後蒸気温度6からやや遅れ、同
じように立上る。又ロータ中心孔温度8は、一点
鎖線で示す如く、ロータ表面温度7から更に遅
れ、ほぼ同じように立上る。起動後からタービン
停止まで、上記の各温度は時間軸に平行に、かつ
同一温度に保持されて経過する。タービン停止時
には、まず、第1段後蒸気温度6がほぼ室温まで
下り、次に、ロータ表面温度7、ロータ中心孔温
度8が順次遅れて同じように下る。
第2図bは第2図aに示した温度変化に伴つ
て、ロータ内に生ずる応力を示したもので、ロー
タ母材の表面応力10は点線で示す如く、圧縮反
応となり、ロータ中心孔応力9は引張応力とな
る。ロータ母材の表面応力10の内、ロータのデ
イスクつけ根には応力集中が生じ、マイナス降伏
点12を越す圧縮応力が生ずる。このため、起動
後においても残留応力11が残る。又、タービン
停止時には、図示の如くロータ母材の表面応力1
0は引張応力となり、ロータ中心孔応力9は圧縮
応力となる。
て、ロータ内に生ずる応力を示したもので、ロー
タ母材の表面応力10は点線で示す如く、圧縮反
応となり、ロータ中心孔応力9は引張応力とな
る。ロータ母材の表面応力10の内、ロータのデ
イスクつけ根には応力集中が生じ、マイナス降伏
点12を越す圧縮応力が生ずる。このため、起動
後においても残留応力11が残る。又、タービン
停止時には、図示の如くロータ母材の表面応力1
0は引張応力となり、ロータ中心孔応力9は圧縮
応力となる。
第3図はロータ13の概要を示すもので、高圧
段落1には主蒸気S1が通過し、中圧段落2には通
過した主蒸気S1が再加熱された再熱蒸気S2が通過
する。これ等の蒸気により、上記の如く、高圧段
落1の高圧初段デイスクつけ根Aおよび中圧段落
2の再熱初段デイスクつけ根Bには上記の如く応
力集中した熱応力が生じ、ロータ中心孔14にも
上記の熱応力が生ずる。
段落1には主蒸気S1が通過し、中圧段落2には通
過した主蒸気S1が再加熱された再熱蒸気S2が通過
する。これ等の蒸気により、上記の如く、高圧段
落1の高圧初段デイスクつけ根Aおよび中圧段落
2の再熱初段デイスクつけ根Bには上記の如く応
力集中した熱応力が生じ、ロータ中心孔14にも
上記の熱応力が生ずる。
次に、第4図に示す如く、ロータ13およびロ
ータ中心孔14には、点線で示す上記の熱応力1
5の他、一点鎖線で示す遠心応力16が作用す
る。従つて、その合成応力17(実線で示す)が
作用する。ロータ表面では、起動停止に伴う熱応
力15が遠心応力16に比べて非常に大きく、ロ
ータ表面の寿命管理はロータ表面の内のデイスク
つけ根に作用する熱応力15に基く低サイクル疲
労を考慮すればよい。又、ロータ中心孔14で
は、熱応力15による低サイクル疲労と、遠心応
力16によるクリープ寿命を考慮すればよい。
ータ中心孔14には、点線で示す上記の熱応力1
5の他、一点鎖線で示す遠心応力16が作用す
る。従つて、その合成応力17(実線で示す)が
作用する。ロータ表面では、起動停止に伴う熱応
力15が遠心応力16に比べて非常に大きく、ロ
ータ表面の寿命管理はロータ表面の内のデイスク
つけ根に作用する熱応力15に基く低サイクル疲
労を考慮すればよい。又、ロータ中心孔14で
は、熱応力15による低サイクル疲労と、遠心応
力16によるクリープ寿命を考慮すればよい。
上記の寿命管理に関しては、公知文献の存在し
例えば、a prior paker entitles“The
Operation of Large Steam Turbines to Limit
Cyclie Thermal Cracking”by D.P、Timo to
G.W Aarney(ASME Paker NO、67−WA/
PWR.publishes in 1967)が上げられるが、ター
ビンの安全運転のためにはロータの寿命管理が必
要であり、このためには、デイスクつけ根の応力
集中による熱応力を極力小さくすることが必要と
される。しかしながら、従来技術においては、簡
便、適切な手段がなく、タービンの信頼性、寿命
を低下させる原因となつていた。又、長時間使用
により疲労低下したロータを再生する適切の手段
もなく、問題とされていた。
例えば、a prior paker entitles“The
Operation of Large Steam Turbines to Limit
Cyclie Thermal Cracking”by D.P、Timo to
G.W Aarney(ASME Paker NO、67−WA/
PWR.publishes in 1967)が上げられるが、ター
ビンの安全運転のためにはロータの寿命管理が必
要であり、このためには、デイスクつけ根の応力
集中による熱応力を極力小さくすることが必要と
される。しかしながら、従来技術においては、簡
便、適切な手段がなく、タービンの信頼性、寿命
を低下させる原因となつていた。又、長時間使用
により疲労低下したロータを再生する適切の手段
もなく、問題とされていた。
なお、ロータ表面にロータ母材より熱膨張係数
の大きな溶射材を溶射し、溶射材の方がロータ母
材に比べて熱膨張する力が大きいことを利用して
ロータ母材表面での熱応力を軽減させるものが実
開昭56−139801号により知られている。しかし乍
ら、熱応力によるクラツクは、表面の応力過大部
から入るため、ロータ母材の熱応力が低下しても
溶射材の表面からクラツクが入るおそれがあり、
ロータの寿命を向上させるために適切な手段とは
云えない。
の大きな溶射材を溶射し、溶射材の方がロータ母
材に比べて熱膨張する力が大きいことを利用して
ロータ母材表面での熱応力を軽減させるものが実
開昭56−139801号により知られている。しかし乍
ら、熱応力によるクラツクは、表面の応力過大部
から入るため、ロータ母材の熱応力が低下しても
溶射材の表面からクラツクが入るおそれがあり、
ロータの寿命を向上させるために適切な手段とは
云えない。
本発明は、上記の不具合を解決すべく創案され
たものであり、その目的は、タービンの信頼性お
よび寿命を向上すると共に、簡便の手段により再
生可能となるタービンロータを提供することにあ
る。
たものであり、その目的は、タービンの信頼性お
よび寿命を向上すると共に、簡便の手段により再
生可能となるタービンロータを提供することにあ
る。
本発明は、上記の目的を達成するため、タービ
ンロータ表面の熱応力集中部にロータ母材より熱
膨張係数の小さい材料を肉盛形成してなるタービ
ンロータを特徴とする。
ンロータ表面の熱応力集中部にロータ母材より熱
膨張係数の小さい材料を肉盛形成してなるタービ
ンロータを特徴とする。
また、本発明は、タービンロータ表面の熱応力
集中部にロータ母材より熱膨張係数の小さい材料
を肉盛溶接し、該肉盛溶接部を円滑に仕上げた
後、焼鈍処理して形成されるタービンロータを特
徴とする。
集中部にロータ母材より熱膨張係数の小さい材料
を肉盛溶接し、該肉盛溶接部を円滑に仕上げた
後、焼鈍処理して形成されるタービンロータを特
徴とする。
タービンロータ表面の熱応力は、表面材料の熱
膨張係数αに左右される。本発明はこの点に着目
し、ロータ表面の熱応力集中部にロータ母材より
熱膨張係数の小さい材料を肉盛形成し、その肉盛
材の熱膨張係数αが小さいことにより熱応力を低
下させる。
膨張係数αに左右される。本発明はこの点に着目
し、ロータ表面の熱応力集中部にロータ母材より
熱膨張係数の小さい材料を肉盛形成し、その肉盛
材の熱膨張係数αが小さいことにより熱応力を低
下させる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
まず、本実施例の概要を説明する。
第5図に示す如く、高圧段落1(中圧段落2の
場合も同様であるが、以下省略する)のロータ1
3の表面には表面輪郭19a,19bで示す表面
部19が形成され、特に、高圧初段デイスクつけ
根(A丸印で示す)は応力集中を緩和すべく弧状
に形成されている。本実施例では、表面輪郭部1
9a,19bと上記高圧初段デイスクつけ根の弧
状部を図示の斜線の如く、輪郭20から適宜の厚
みだけ肉盛したものから形成せしめ、肉盛部18
a,18b,18cを形成したものである。肉盛
材料としては、ロータ13の母材がCr−Mo−V
鋼の如き低クロム鋼の場合には、12Cr鋼の如き
高クロム鋼を用いるのが望ましい。12Cr鋼は公
知の如く、Cr−Mo−V鋼に較べ、熱膨脹係数が
小さい材料である。上記肉盛後に、表面を円滑に
仕上げることにより、肉盛表面強度を向上するこ
とができる。又、ロータ13の母材表面形状の
内、高圧初段ロータデイスクつけ根部は、上記の
如く応力集中しやすい部分のため、特に、この部
分を肉盛し、円滑形状に仕上げ、かつ焼鈍処理し
て応力歪を除去し、強度の高いタービンロータを
形成することができる。
場合も同様であるが、以下省略する)のロータ1
3の表面には表面輪郭19a,19bで示す表面
部19が形成され、特に、高圧初段デイスクつけ
根(A丸印で示す)は応力集中を緩和すべく弧状
に形成されている。本実施例では、表面輪郭部1
9a,19bと上記高圧初段デイスクつけ根の弧
状部を図示の斜線の如く、輪郭20から適宜の厚
みだけ肉盛したものから形成せしめ、肉盛部18
a,18b,18cを形成したものである。肉盛
材料としては、ロータ13の母材がCr−Mo−V
鋼の如き低クロム鋼の場合には、12Cr鋼の如き
高クロム鋼を用いるのが望ましい。12Cr鋼は公
知の如く、Cr−Mo−V鋼に較べ、熱膨脹係数が
小さい材料である。上記肉盛後に、表面を円滑に
仕上げることにより、肉盛表面強度を向上するこ
とができる。又、ロータ13の母材表面形状の
内、高圧初段ロータデイスクつけ根部は、上記の
如く応力集中しやすい部分のため、特に、この部
分を肉盛し、円滑形状に仕上げ、かつ焼鈍処理し
て応力歪を除去し、強度の高いタービンロータを
形成することができる。
次に、本実施例を詳細に説明する。
まず、理論的根拠を記載する。
一般に、ロータ表面の熱応力δTは下記に示され
る。
る。
δT=α・E/1−ν(Ta−Ts)
ここで、αはロータ材の熱膨脹係数、Eはロー
タの縦弾性係数、νはロータのポアソン比、Ta
はロータの平均温度、Tsはロータの表面温度を
示す。
タの縦弾性係数、νはロータのポアソン比、Ta
はロータの平均温度、Tsはロータの表面温度を
示す。
上式よりロータ材の熱膨脹係数αが小さけれ
ば、それだけロータ表面の熱応力δTが小さくな
る。
ば、それだけロータ表面の熱応力δTが小さくな
る。
12Cr鋼は、Cr−Mo−V鋼に比べ上記の如く熱
膨脹係数αが20%も小さい。しかしながら、
12Cr鋼は高クロム鋼であり、ロータ13全体を
12Cr鋼で製作することは、高価のものとなり、
かつ加工性もやや劣る。従つて、所要箇所のみを
肉盛形成したのが本実施例のポイントである。
膨脹係数αが20%も小さい。しかしながら、
12Cr鋼は高クロム鋼であり、ロータ13全体を
12Cr鋼で製作することは、高価のものとなり、
かつ加工性もやや劣る。従つて、所要箇所のみを
肉盛形成したのが本実施例のポイントである。
本実施例では、ロータ母材表面の熱応力の大き
い部分に、上記の如く肉盛部18a,18b,1
8cを形成し、肉盛部18a,18b,18cの
表面をロータ13の形状に沿つて円滑に仕上げた
ものから形成される。
い部分に、上記の如く肉盛部18a,18b,1
8cを形成し、肉盛部18a,18b,18cの
表面をロータ13の形状に沿つて円滑に仕上げた
ものから形成される。
肉盛部18a,18b,18cの箇所、肉厚等
は、タービンの容量、段落の位置、形状等によ
り、適宜設定される。
は、タービンの容量、段落の位置、形状等によ
り、適宜設定される。
本実施例で、低クロム鋼Cr−Mo−Vに対し、
12Cr鋼を用いたが、勿論これに限定するもので
ない。又、ロータ13の母材がCr−Mo−V鋼以
外の低クロム鋼に対しても、これに見合う低熱膨
脹係数の高クロム鋼が適宜設定される。
12Cr鋼を用いたが、勿論これに限定するもので
ない。又、ロータ13の母材がCr−Mo−V鋼以
外の低クロム鋼に対しても、これに見合う低熱膨
脹係数の高クロム鋼が適宜設定される。
次に、併合発明の実施例を説明する。上記の如
く、ロータ13には、高圧初段デイスクつけ根の
如き応力集中部が存在する。この部分は上記の如
く円弧状に形成されているが、既存の形状では不
十分の場合に、更に、この部分を肉盛し、円滑な
形状に仕上げ、かつ、焼鈍処理をしたものであ
る。肉盛仕上げと焼鈍による組織の平準化、歪除
去により、より強度を向上することができる。こ
の場合、肉盛材料は前記の如く、ロータ母材より
熱膨張係数の低いものとする。
く、ロータ13には、高圧初段デイスクつけ根の
如き応力集中部が存在する。この部分は上記の如
く円弧状に形成されているが、既存の形状では不
十分の場合に、更に、この部分を肉盛し、円滑な
形状に仕上げ、かつ、焼鈍処理をしたものであ
る。肉盛仕上げと焼鈍による組織の平準化、歪除
去により、より強度を向上することができる。こ
の場合、肉盛材料は前記の如く、ロータ母材より
熱膨張係数の低いものとする。
又、上記肉盛は、新規製作するロータ13にの
み適用するものでなく、使用によりその表層部の
強度が疲労劣化したロータ13の再生にも適用さ
れる。応力集中により疲労劣化した場合を公知の
手段(磁気探傷、カラーチエツク、目視等)によ
り見出し、この部分をスキンカツトした後、上記
肉盛を行ない、円滑に仕上げた後、焼鈍処理する
ことにより強度の高いロータ13が再生される。
み適用するものでなく、使用によりその表層部の
強度が疲労劣化したロータ13の再生にも適用さ
れる。応力集中により疲労劣化した場合を公知の
手段(磁気探傷、カラーチエツク、目視等)によ
り見出し、この部分をスキンカツトした後、上記
肉盛を行ない、円滑に仕上げた後、焼鈍処理する
ことにより強度の高いロータ13が再生される。
上記の肉盛技術は、従来より一般に採用されて
いるもので、特に高度の技術を必要とするもので
なく、簡便に実施することができる。
いるもので、特に高度の技術を必要とするもので
なく、簡便に実施することができる。
なお、低熱膨脹係数のクロム鋼を用いた上記実
施例の場合には、熱応力を約20%低減でき、寿命
を大幅に向上することができる。
施例の場合には、熱応力を約20%低減でき、寿命
を大幅に向上することができる。
以上の説明によつて明らかの如く、本発明によ
れば、タービンの信頼性、寿命を大巾に向上し得
ると共に、簡便の手段によりロータを再生し得る
効果が上げられる。
れば、タービンの信頼性、寿命を大巾に向上し得
ると共に、簡便の手段によりロータを再生し得る
効果が上げられる。
第1図は4フロー型蒸気タービンの概要系統
図、第2図aは、起動、運転、停止時の蒸気温
度、ロータ表面温度、ロータ中心孔温度の時間的
変化を示す線図、第2図bは第2図aの温度変化
に対応するロータ応力発生の時間変化を示す線
図、第3図は高圧段落および中圧段落の近傍のロ
ータの断面図、第4図はタービン冷媒起動時のロ
ータに負荷される応力分布図、第5図は本発明一
実施例を示すロータ断面図である。 1……高圧段落、2……中圧段落、6……第1
段後蒸気温度、7……ロータ表面温度、8……ロ
ータ中心孔温度、9……ロータ中心孔応力、10
……ロータ表面応力、11……残留応力、12…
…マイナス降伏点、13……ロータ、14……ロ
ータ中心孔、15……熱応力、16……遠心応
力、17……合成応力、18a,18b,18c
……肉盛部、19……表面部、19a,19b…
…外面輪郭、20……輪郭。
図、第2図aは、起動、運転、停止時の蒸気温
度、ロータ表面温度、ロータ中心孔温度の時間的
変化を示す線図、第2図bは第2図aの温度変化
に対応するロータ応力発生の時間変化を示す線
図、第3図は高圧段落および中圧段落の近傍のロ
ータの断面図、第4図はタービン冷媒起動時のロ
ータに負荷される応力分布図、第5図は本発明一
実施例を示すロータ断面図である。 1……高圧段落、2……中圧段落、6……第1
段後蒸気温度、7……ロータ表面温度、8……ロ
ータ中心孔温度、9……ロータ中心孔応力、10
……ロータ表面応力、11……残留応力、12…
…マイナス降伏点、13……ロータ、14……ロ
ータ中心孔、15……熱応力、16……遠心応
力、17……合成応力、18a,18b,18c
……肉盛部、19……表面部、19a,19b…
…外面輪郭、20……輪郭。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タービンロータ表面の熱応力集中部に該ロー
タの母材より熱膨張係数の小さい材料を肉盛形成
してなるタービンロータ。 2 タービンロータ母材はCr−Mo−V銅で、肉
盛材は12Cr鋼からなる特許請求の範囲第1項に
記載のタービンロータ。 3 熱膨張係数がタービンロータ母材より20%小
さい肉盛材をタービンロータ表面の熱応力集中部
に肉盛形成してなる特許請求の範囲第1項に記載
のタービンロータ。 4 タービンロータ表面の熱応力集中部にロータ
母材より熱膨張係数の小さい材料を肉盛溶接し、
該肉盛部を円滑に仕上げた後、焼鈍処理して形成
されるタービンロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP186584A JPS60147501A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | タ−ビンロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP186584A JPS60147501A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | タ−ビンロ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147501A JPS60147501A (ja) | 1985-08-03 |
| JPH0472041B2 true JPH0472041B2 (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=11513438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP186584A Granted JPS60147501A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | タ−ビンロ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60147501A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2739343B2 (ja) * | 1989-06-12 | 1998-04-15 | 本田技研工業株式会社 | ハイブリッドタービンロータ |
| US5739912A (en) * | 1991-04-26 | 1998-04-14 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Object profile measuring method and apparatus |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56139801U (ja) * | 1980-03-25 | 1981-10-22 | ||
| JPS5799207A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-19 | Hitachi Ltd | Production of rotor shaft |
| JPS599129A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | Fuji Electric Co Ltd | タ−ビンロ−タ材の応力徐去焼鈍方法 |
| JPS599127A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | Fuji Electric Co Ltd | タ−ビンロ−タ材の応力徐去焼鈍方法 |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP186584A patent/JPS60147501A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60147501A (ja) | 1985-08-03 |
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