JPH0472054A - 金属の酸化膜形成法および金属の酸化膜形成炉 - Google Patents

金属の酸化膜形成法および金属の酸化膜形成炉

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JPH0472054A
JPH0472054A JP18375590A JP18375590A JPH0472054A JP H0472054 A JPH0472054 A JP H0472054A JP 18375590 A JP18375590 A JP 18375590A JP 18375590 A JP18375590 A JP 18375590A JP H0472054 A JPH0472054 A JP H0472054A
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Toshiaki Fukunishi
福西 俊昭
Kunio Takeoka
武岡 国生
Hiroshi Kimura
寛 木村
Masahiro Tokunaga
徳永 政弘
Teruo Sano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属材料の表面に良質の酸化膜を形成する方法
およびそのための炉に関する。
[従来の技術] 近年、カラー陰極線管においては、再現される映像の輝
度向上、鮮明化か市場の要求である。これに対して、輝
度向上策の一つとして、カラー陰極線管の映像を再現す
る映像面を構成する蛍光を発する各絵素に照射する電子
ビームの運動エネルギーを増大させることが行なわれて
いる。
しかしながら、この方法では電子ビームが陰極線管に内
蔵されている色選別電極であるシャドウマスクに衝突す
ることにより、シャドウマスク自体の温度を40〜80
℃上昇させることになり、その結果シャドウマスクが熱
歪を生じ、映像面上で色純度が低下する。
その対策として、鉄材からなるシャドウマスクの表面に
酸化膜(黒錆)を形成させ、熱の輻射率を向上させるこ
とが行なわれている。
鉄材からなるシャドウマスクの表面に酸化膜を形成する
手段としては、水蒸気または炭酸ガスによる高温酸化が
ある。水蒸気による高温酸化では、輻射率を鉄の0.3
から 0.75程度に向上させることができるが、この
水蒸気による高温酸化はバッ子処理になるため生産性が
わるい。これに対して、炭酸ガスによる高温酸化は、ト
ンネル炉で連続的に酸化処理することができる。
このトンネル炉は、第4図に示されるような一般に金属
材料の表面に酸化膜を形成するために用いられている酸
化膜形成炉であり、図中、囚は予熱帯、[B)は加熱帯
、[C)は除゛冷帯、(5)は表面処理する鉄材を炉内
へ導くメツシュベルト(稼動部は図示せず) 、02)
は炉内へ導入された燃焼ガスで充たされている空間、(
6)は炉内の雰囲気を排出する煙塔、(1)、(2)、
(3)はいずれも燃焼ガスを炉内へ導入する位置を示す
。鉄材はメツシュベルト(5)上に載せられて、囚から
(B)、(0へと移動する。第5図に、この炉により材
料が高温酸化される際の実体温度を示す。
前記炉内に供給される燃焼ガスは天然ガスと空気を混合
燃焼させたDXガスで、その組成(容積%)は、COz
 10.5%、GO1,5%、)121.2%、)12
00.8%、残部がN2である。
しかしながら、このような方法では、適当な処理温度(
600℃程度)下では充分な膜厚の酸化膜を形成するこ
とができない。
これに対して、この燃焼ガスの酸化雰囲気で450〜6
00℃で処理するとともに、さらに空気を添加して処理
し、酸化膜の質を向上させる方法が特開昭61−116
734号公報に開示されている。また、それに関連して
炉内の雰囲気に酸素などを添加することが特開昭46−
767号公報、特開昭57−57448号公報、特公昭
58−18734号公報などに開示されている。
[発明か解決しようとする課題] しかしながら、これらの炭酸ガスによる処理は、第4図
に示すようなトンネル炉で連続的に行なうことができる
が、鉄材の輻射率が低いと0.3〜0.4、A<でも 
0.5〜0.6種度にしがならないという欠点がある。
一方、熱歪によるシャドウマスクの変形を抑えるために
、熱膨張係数が小さいインバー材(N13B%を含有す
る鉄材)を用いる方法もあるが、インバー材を炭酸ガス
により高温酸化しても輻射率が0.3〜0.4と低い酸
化膜しがえられていないのが実情である。
また、カラー陰極線管に用いられるシャドウマスクは、
カラー陰極線管製造工程で空気中、350〜450℃で
2〜3回熱処理されるが、この熱処理工程で酸化膜が黒
錆がら赤錆に変化したり、輻射率が0.1前後劣化する
欠点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
ものであり、炭酸ガスによる高温酸化により、輻射率が
高く、空気中で400℃前後で熱処理しても輻射率が劣
化しない良質の酸化膜を形成する酸化膜形成法および酸
化膜形成炉をつることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は 鉄を主成分とする金属材料表面に、加熱酸化処理により
酸化膜を形成する方法であって、加熱酸化処理の初期段
階の雰囲気を、一酸化炭素および水素のうちの少なくと
も1種を含む状態の場に\酸素または酸素を含む気体を
導入した雰囲気にしたことを特徴とする金属の酸化膜形
成法および鉄を主成分とする金属材料を加熱酸化処理す
る炉であって、加熱酸化処理の雰囲気を該処理の前段と
後段とで異なるようにする手段を設けたことを特徴とす
る金属の酸化膜形成炉 に関する。
[作用・実施例コ 本発明の方法においては、加熱酸化処理が燃焼ガス中な
どの酸化雰囲気中で行なわれるが、その処理の初期段階
の雰囲気が、一酸化炭素および水素のうちの少なくとも
1種を含む状態の場に、酸素または空気などの酸素を含
む気体を導入した雰囲気にされる。前記初期段階とは、
たとえばインバー材をベルトスピード30011111
/分で処理するばあいトンネル炉の入口がら内部5m程
度までの段階をいう。
加熱雰囲気に導入される酸素は、弐〇)またはfll)
で示される反応により燃焼ガスなどに含まれる還元性組
成物である水素、一酸化炭素を酸化性組成物に変化させ
る。(水素の燃焼開始温度は580〜600℃、一酸化
炭素の燃焼開始温度は640〜660℃である。) 2(H2) + (02) −2(H2O)     
  (I12(Co) + (02) −2(CO2)
       (11金属材料に含まれている鉄は加熱
雰囲気内の気体により、 H2,0系は <  Pe>  +   (H2O) −<  FeO
>  +  (H2)           [[)3
< PeO> +  (H2O) −< Pe5o4>
 + (H2)   ([V)2< Pe304> +
  (H2O)−3< Fe2O3> +  (H2)
CO2系は < Pe> 十(CO2) −< FeO> +(Co
)     (gD3<PeO)  +(CO2)  
−<Pe5O4>  +(Co)     m2< F
e3O4> + (CO2)  −3< Fe2e3>
 + (Co)■ o2系は 2< Pe>  +  (02)=  2< FeO>
           E6< FeO> +  (0
2)  −2< Fe50<  >      (X)
4< Pe5Oa  > +  (02)  −6< 
Pe203>    (XI)に示されるようにそれぞ
れ反応して酸化か進むか、本発明では、金属材料の表面
に、酸化、還元に対して一般にFe2O3やFeOより
も安定なFe304(黒錆)の酸化膜をうろことを目的
として、温度、雰囲気、時間などの条件か加熱酸化処理
の前段において酸化性を強め、後段においてFe2O3
をFe50+に還元させる条件になるように制御される
たとえば、加熱酸化処理が、後述する第1図に示すよう
な処理雰囲気を前段と後段とて異なるようにしうる炉を
用い、 ■加熱酸化処理の前段の酸素濃度を後段の酸素濃度より
も高くした雰囲気および(または)■加熱酸化処理の後
段の還元性気体濃度を前段の還元性気体濃度よりも高く
した雰囲気 で行なわれる。
本発明に用いる鉄を主成分とする金属材料としては、鉄
材(鉄を99%以上含有するもの、以下同様)、インバ
ー材(Niを36%含有する鉄材、以下同様)、ステン
レス材などのシャドウマスクとして一般に用いられる材
料のほか、酸化膜を形成させうる種々の材料があげられ
る。
前記一酸化炭素および水素の少なくとも1種を含む雰囲
気としては、燃焼ガス(炭化水素ガスと空気との燃焼ガ
ス)などの一酸化炭素および水素のうちの少なくとも1
種を、一酸化炭素であれば1〜2重量%、水素であれば
0.5〜1.5重量%含有した雰囲気があげられる。
一酸化炭素および水素のうちの少なくとも1種の含有量
が前記下限未満や上限をこえるガスは、反応塔で製造し
にくい。なお、金属材料として鉄材を用いるばあい、水
素を含有させるのが反応速度向上の点から好ましく、イ
ンバー材を用いるばあい、一酸化炭素または一酸化炭素
と水素とを含有させるのが酸化力か強くなるので好まし
い。
前記雰囲気の露点は、鉄材を用いるばあい35〜45℃
が好ましい。該露点が35℃未満では、充分な酸化力が
えに<<、45℃をこえると酸化しやすく実用化しにく
い。また、インバー材を用いるばあいは40〜50℃が
好ましい。露点と水蒸気量との関係を第6図に示す。
前記のごとき雰囲気を形成する燃焼ガスなどは、酸素お
よび金属材料との反応により消費されるため、たとえば
開口部か1.5〜2 m X  0.2m程度の炉では
315〜385Nm /時程度で供給され続ける。
前記酸素または酸素を含む気体の導入量は13.5〜1
B、5 NTl1/時が好ましい。
このように加熱酸化処理の初期段階にのみ酸素または酸
素を含む気体を導入することにより、処理の前段の雰囲
気の酸化性を強められて酸化が促進され、Fe304の
酸化膜が形成される。
酸素または酸素を含む気体が導入される場の設定温度は
、鉄材を用いるばあい580℃以上が好ましく、580
〜600℃がさらに好ましい。該温度が580℃未満で
は水素が燃焼しにくくなる。また、インバー材を用いる
ばあいは640℃以上、さらには640〜650℃であ
るのが水素、一酸化炭素ともに燃焼させうるという点か
ら好ましい。なお、処理される金属材料の実体温度は、
前記反応により設定温度よりも50〜100℃程度高く
な0゜前記加熱時間は、鉄材を用いるばあいσ゛f′<
の前段(酸素濃度が高いおよび(または)還元性気体濃
度が低い)は10〜30分が好ましく、11〜19分が
さらに好ましく、13〜17分がとくに好ましい。
該時間が10分未満では酸化不足になりやすく、30分
をこえると剥離しやすくなる。また、後段(酸素濃度が
低いおよび(または)還元性気体濃度が高い)は5〜3
0分が好ましく、3〜11分がさらに好ましく、6〜9
分がとくに好ましい。該処理時間が5分未満では還元が
不充分になりやすく、30分をこえると剥離にしやすく
なる。
一方、インバー材を用いるばあいは処理の前段は15〜
25分が好ましく、18〜22分がさらに好ましく、後
段は5〜15分が好ましく、8〜12分がさらに好まし
い。
なお、加熱酸化処理の前後には、適宜予熱および除冷が
行なわれる。
鉄材に酸化膜を形成するばあいは、インバー材(または
ステンレス材)に酸化膜を形成するばあいに比べ、前記
のように露点が低くなるようにし、加熱時間を0.3〜
0.5倍にすることが、酸化膜厚を厚くしすぎないとい
う点から好ましい。酸化膜厚が3−をこえると剥離が生
じやすくなり、カラー陰極線管内で電子ビームを発射加
速させる電極間(25kV)の放電現象のおこるおそれ
が生じる。
本発明の方法は、第1図に示すような処理の前段と後段
とで雰囲気か異なるようにしうる炉を用いる方法に限定
されるものではなく、処理の前段用の炉と後段用の炉と
を用い、2つの炉にて処理をしてもよい。
以上のごとき本発明の方法により、厚さ0.5〜3虜の
より緻密なFe304(黒錆)を主成分とする酸化膜を
金属材料表面に形成することができ、輻射率で表現する
ならば、従来の複合ガスの酸化処理では鉄材で0.5、
インバー材やステンレス材で0.3〜0.4台にしかな
らなかったものを、いずれも 0.6〜0.7程度に増
加させることかできる。
ここで、インバー材を用いたシャドウマスクの輻射率と
、局部ドーミング量率(カラー陰極線管の画質を示す電
子ビーム動作中の熱歪による移動量)との関係を第7図
に示す。第7図から、本発明の方法により酸化膜が形成
されたインバー材からなるシャドウマスクは輻射率が0
.6〜0.7程度であるため、輻射率が0.4のときに
比べ、局部ドーミング量率が約30%改善されたことが
わかる。
つぎに前記酸化膜形成法の実施に適した本発明の酸化膜
形成炉を、その代表例である第1図に基づいて説明する
第1図中、囚は予熱帯、(Bl)および(B2)は加熱
帯、(C)は除冷帯であり、加熱帯(Bl)および(B
2)は凸状壁0)により区分されている。(1)は酸素
または酸素を含む気体を炉内へ供給する位置、[2)、
+31はいずれも酸化性ガスである炭酸ガスを主体とし
た複合ガスなどを供給する位置を示している。(4)は
炉内へ導入された複合ガスで満たされている空間である
。加熱帯(B1)の温度は少なくとも 650℃とする
。上下の凸状壁■)の間は大きさ、形状にとくに限定は
なく、少なくともメツシュベルト(5)および被処理金
属材料が通過しうるようなものであればよい。第1図に
示す装置では、メツシュベルト(5)により人、(B1
)、(B2)、(C)の順に被処理物が送られる。排気
塔(6)には炉内圧を調節する制御弁(7)か設けられ
ており、炉内の雰囲気圧は凸状壁(D)を境に、(B1
)と(B2)とが同等か(B2)の方が高くなるように
雰囲気圧が設定される。さらに炉の出口、入口部にはス
テンレス製の薄板のれん(8)を少なくとも1枚メツシ
ュベルト(5)上にたらせている。薄板のれん(8)は
、外気の侵入を防止するという点から、複数枚が数(至
)のピッチで設けられているのが好ましい。
第1図に示す装置においては、前記凸状壁(DJのごと
き加熱炉内の断面積か他の部分よりも小さい境界部が設
けられているので、各気体の供給量を、たとえば前段、
後段でそれぞれ100±10 Nm37時、350±l
ONm’/時に調整することにより、加熱酸化処理の前
段と後段とで雰囲気が異なるようにすることができる。
なお、後段の雰囲気圧を前段の雰囲気圧よりも高くすれ
ば、凸状壁[Dlのごとき境界部を設けなくても処理の
前段と後段とで雰囲気が異なるようにすることができる
本発明の酸化膜形成炉の他の例として、加熱酸化処理の
前段の空気を導入した酸素の多い気体と、後段の空気を
導入しない酸化性の弱い還元性組成(CO,H2)の気
体とから、酸化、還元の作用を行なう雰囲気をより効果
的に実現しうる炉として、第3図に示すような、前段と
後段の加熱雰囲気を分離し、制御弁(7)を有する排気
口(9)を設けた炉があげられる。なお、前段と後段と
の境界は第3図に示すようにステンレス材などからなる
厚板01)を用いて雰囲気の分離を行なうのが好ましい
実施例1 第1図に示す炉を用い、板厚0.2mmのインバー材か
らなるシャドウマスクに酸化膜を形成した。
炉内雰囲気は囚を150±10℃、(B1)および(B
2)を650±10℃、(C)を 200±IO℃に制
御した。
(1)の位置からバイブにて空気(相対湿度65〜75
%)を15NTIl/時の流量で導入し、(2)の位置
から第1表に示す組成で露点を48±3℃に制御した複
合ガス(天然ガスからえたDXガス)を1.05NTI
i/時の流量で導入し、(3)の位置から第1表に示す
組成で露点を48±3℃に制御した複合ガスを35〇八
・rd7時の流量で導入した。なお、処理中のCO濃度
と02濃度は(B1)の前半がCo:  0.0%、0
2:6.7%、後半がCo:  0.1%、02・10
%、(B2)かCO・ 1,1%、02 : 6400
ppmてあった。
[以下余白] (B1)と(B2)との雰囲気の境界部である凸状壁(
D)は、予熱部(8)、除冷部fc)の空間とほぼ同程
度の大きさとした。(B1.)と(B2)の炉内圧はそ
れぞれの排気口(6)の制御弁(7)を調整し、少なく
とも同程度の内圧になるようにした。ベルトスピードは
(Bl)の加熱時間か約18分、(B2)の加熱時間が
約12分になるよう 300mm/分に調整した。
えられたシャドウマスクには、厚さ1uIrlのPe3
04を主体とする酸化膜(X線回折強度による割合: 
Fe5Oa / Fe2O3/ Fe−30/ O/ 
7[])か形成されており、輻射率が0.65であった
。えられたシャドウマスクを用いてカラー陰極線管を製
造することにより、従来法によるシャドウマスク(輻射
率0.45)を用いたものに比べ、画質が約3090改
善されたカラー陰極線管かえられた。
実施例1の処理におけるンヤドウマスクの実体温度傾向
を第2図に示す。第2図の横軸は酸化処理する時間の経
過、縦軸(目盛りの1は100℃、5は650℃を示す
)は実体温度を示し、tは測定結果を標準化するだめの
ファクターを示す。二の実体温度カーブでE)の部分が
、本発明の重要な部分の1つである。この位置(空気が
導入される位置(1))の雰囲気の温度は、酸化処理す
るシャドウマスクの存在しないときで、設定温度より1
0〜30℃高いことを熱電対により確認し・た。また、
シャドウマスクの実体温度および雰囲気温度はほぼ同一
の温度で、設定温度より50〜100℃高くなっていた
。これは炉内へ空気を導入している空気濃度の高い部分
で、空気に含まれている酸素(o2)と複合ガス中に含
まれている一酸化炭素(CO)、水素(H2)とが前記
式(It)または式+1)て示すように炉内の温度で燃
焼を生じ、還元性気体は酸化性気体に転換し、他の酸化
性気体(酸素、二酸化炭素、水蒸気)とともに前記式(
Il[l〜(XI)で示される反応が生していることを
示す。そしてつぎの(B2)部の複合ガス雰囲気により
、高価の酸化はFe2O3からFe3O4に還元される
実施例2 板厚0.2+++mの鉄材からなるシャドウマスクを用
い、設定温度を600℃に変え、複合ガスの露点を40
±30℃に変え、(B1)の加熱時間および(B2)の
加熱時間を実施例1の0.75倍にしたほかは、実施例
1と同様にして厚さ1左のPe304を主体とする酸化
膜(X線回折強度による割合: Fe50* / Fe
20s /Fe −40/ 20/ 40)が形成され
た輻射率が0.7のシャドウマスクを製造した。
実施例2の処理におけるシャドウマスクの実体温度傾向
は、第2図に示される実体温度カーブと同様であった(
ただし、図中、縦軸の目盛りの1は100℃、5は60
0℃を示す)。
実施例3〜7 シャドウマスクの材質、複合ガスの露点、(B1)およ
び(B2)の設定温度、(Bl)および(B2)におけ
る合計加熱時間を第2表に示すように変えたほかは、実
施例1と同様にして加熱酸化処理し、酸化膜を形成した
。えられたシャドウマスクの輻射率を第2表に示す。
以下金山 実施例8 (Bl)および(B2)の設定温度を変えたほかは、実
施例1と同様にして酸化膜を形成した。えられたシャド
ウマスクの輻射率を第8図に示す。
実施例9 複合ガスの露点を変えたほかは、実施例1と同様にして
酸化膜を形成した。えられたシャドウマスクの輻射率を
第9図に示す。
実施例10 (B1)および(B2)における合計加熱時間を変えた
ほかは、実施例1と同様にして酸化膜を形成した。
えられたシャドウマスクの輻射率を第1O図に示す。
[発明の効果] 本発明の酸化膜形成法によれば、鉄材、インバ材、ステ
ンレス材などに輻射率が高く、空気中350〜450℃
で熱処理しても変質しない酸化膜(黒錆)を連続的に形
成することができる。また、本発明の酸化膜形成炉を用
いることにより、前記酸化膜形成法を容易に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の酸化膜形成炉の説明図、第2図は本発
明の方法により処理された金属材料の実体温度傾向を示
すグラフ、第3図は本発明の酸化膜形成炉の説明図、第
4図は従来の酸化膜形成炉の説明図、第5図は従来法に
より処理される鉄材の実体温度傾向を示すグラフ、第6
図は露点と水蒸気量との関係を示すグラフ、第7図は輻
射率と局部ドーミング量率との関係を示すグラフ、第8
図〜第10図はそれぞれ本発明の実施例における設定温
度、複合ガス露点または加熱時間と輻射率との関係を示
すグラフである。 (図面の主要符号) (1):酸素または酸素を含む気体を供給する位置 (2)、(3):複合ガスなどを供給する位置(4):
複合ガスなどで満たされている空間を0線′)する位置 2:複合ガスなとをfit4Fする位置4:複合ガスな
とて満ださilて いる空間 オ 才2國 代  理  人     大  岩  増  雄1守 xt″ノJ′ノ 才4 回 才3図 才5 回 時 間(分) 水蒸気量(体積%) オフ 図 オ 設定温度(0C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄を主成分とする金属材料表面に、加熱酸化処理
    により酸化膜を形成する方法であって、加熱酸化処理の
    初期段階の雰囲気を、一酸化炭素および水素のうちの少
    なくとも1種を含む状態の場に、酸素または酸素を含む
    気体を導入した雰囲気にしたことを特徴とする金属の酸
    化膜形成法。
  2. (2)鉄を主成分とする金属材料を加熱酸化処理する炉
    であって、加熱酸化処理の雰囲気を該処理の前段と後段
    とで異なるようにする手段を設けたことを特徴とする金
    属の酸化膜形成炉。
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