JPH047340B2 - - Google Patents
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- JPH047340B2 JPH047340B2 JP20960683A JP20960683A JPH047340B2 JP H047340 B2 JPH047340 B2 JP H047340B2 JP 20960683 A JP20960683 A JP 20960683A JP 20960683 A JP20960683 A JP 20960683A JP H047340 B2 JPH047340 B2 JP H047340B2
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- Japan
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- water
- reaction
- acid
- halogen
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
3−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾー
ン類は主として殺虫剤・殺ダニ剤等の農薬の中間
原料として有用なものである。
ン類は主として殺虫剤・殺ダニ剤等の農薬の中間
原料として有用なものである。
しかして該化合物の代表的な製造法としては4
−ハロゲノアセト酢酸とハロゲン置換フエニルジ
アゾニウム塩を塩基の存在下に水を溶媒として反
応させる方法が公知である。
−ハロゲノアセト酢酸とハロゲン置換フエニルジ
アゾニウム塩を塩基の存在下に水を溶媒として反
応させる方法が公知である。
しかし、この反応の際、激しい炭酸ガスの発生
を伴い、生成した結晶が吹き上げられてしまうた
め、この対策としてメタノール、エタノール、プ
ロパノール等の低級アルコールが併用されている
が、かかるアルコールを用いても生成結晶の吹上
げを完全には抑えることができず、結果的に収率
が低下し、工業的規模での実施に当つては必ずし
も満足できるものではない。
を伴い、生成した結晶が吹き上げられてしまうた
め、この対策としてメタノール、エタノール、プ
ロパノール等の低級アルコールが併用されている
が、かかるアルコールを用いても生成結晶の吹上
げを完全には抑えることができず、結果的に収率
が低下し、工業的規模での実施に当つては必ずし
も満足できるものではない。
しかるに本発明者等は、かかる従来法の欠点を
解決し、工業的に有利に3−ハロピルブアルデヒ
ドフエニルヒドラゾーン類を得るための製造法に
ついて鋭意研究を重ねたところ、ハロゲン化炭化
水素と水の混合溶媒中又はハロゲン化炭化水素と
水とアルコールの混合溶媒中で4−ハロゲノアセ
ト酢酸とハロゲン置換フエニルジアゾニウム塩を
塩基の存在下に反応させる場合、上記欠点が全く
なく、目的物を収率良く得られることを見出し、
本発明を完成するに到つた。
解決し、工業的に有利に3−ハロピルブアルデヒ
ドフエニルヒドラゾーン類を得るための製造法に
ついて鋭意研究を重ねたところ、ハロゲン化炭化
水素と水の混合溶媒中又はハロゲン化炭化水素と
水とアルコールの混合溶媒中で4−ハロゲノアセ
ト酢酸とハロゲン置換フエニルジアゾニウム塩を
塩基の存在下に反応させる場合、上記欠点が全く
なく、目的物を収率良く得られることを見出し、
本発明を完成するに到つた。
即ち、本発明の製造方法においてはハロゲン化
炭化水素と水の混合溶媒又はハロゲン化炭化水素
と水とアルコールの混合溶媒を使用するという点
に最大の特徴があるものである。かかる特定溶媒
の使用によつて、反応時の炭酸ガスの吹上げを完
全に抑えることができると共にアルコールを更に
加えた溶媒系においては結晶が凝集しないので反
応終了後に得られる沈殿物を単に過することに
よつて収率良く目的物が得られるという優れたメ
リツトを有するものである。
炭化水素と水の混合溶媒又はハロゲン化炭化水素
と水とアルコールの混合溶媒を使用するという点
に最大の特徴があるものである。かかる特定溶媒
の使用によつて、反応時の炭酸ガスの吹上げを完
全に抑えることができると共にアルコールを更に
加えた溶媒系においては結晶が凝集しないので反
応終了後に得られる沈殿物を単に過することに
よつて収率良く目的物が得られるという優れたメ
リツトを有するものである。
更にかかる混合溶媒の使用は上記反応の原料物
質である4−ハロゲノアセト酢酸の調製面からも
次の様なメリツトがある。つまり前記4−ハロゲ
ノアセト酢酸は、ジケテンにハロゲンを反応させ
て4−ハロゲノアセト酢酸クロライドとし、これ
を加水分解することにより得られるものである
が、本発明のハロゲン化炭化水素、水ならびにア
ルコールはこれら一連の反応に共通した溶媒とし
て利用でき、4−ハロゲノアセト酢酸の単離を省
略することが可能であり更にアルコールは必要に
応じて適宜、後添加もできるという工業的に非常
に優れた長所を有する。
質である4−ハロゲノアセト酢酸の調製面からも
次の様なメリツトがある。つまり前記4−ハロゲ
ノアセト酢酸は、ジケテンにハロゲンを反応させ
て4−ハロゲノアセト酢酸クロライドとし、これ
を加水分解することにより得られるものである
が、本発明のハロゲン化炭化水素、水ならびにア
ルコールはこれら一連の反応に共通した溶媒とし
て利用でき、4−ハロゲノアセト酢酸の単離を省
略することが可能であり更にアルコールは必要に
応じて適宜、後添加もできるという工業的に非常
に優れた長所を有する。
本発明の反応工程は()ジケテンとハロゲン
から4−ハロゲノアセト酢酸ハライドを得る工
程、()4−ハロゲノアセト酢酸ハライドを加
水分解して4−ハロゲノアセト酢酸を得る工程、
()4−ハロゲノアセト酢酸とハロゲン置換フ
エニルジアゾニウム塩を反応させて3−ハロピル
ブアルデヒドフエニルヒドラゾーン類を得る工程
からなるものであり、次の如き一般式で表わされ
る。
から4−ハロゲノアセト酢酸ハライドを得る工
程、()4−ハロゲノアセト酢酸ハライドを加
水分解して4−ハロゲノアセト酢酸を得る工程、
()4−ハロゲノアセト酢酸とハロゲン置換フ
エニルジアゾニウム塩を反応させて3−ハロピル
ブアルデヒドフエニルヒドラゾーン類を得る工程
からなるものであり、次の如き一般式で表わされ
る。
但し、上記式中X、Yはハロゲン元素を表わ
し、X、Yは同じでも異なつていてもよい。nは
1〜5の整数である。
し、X、Yは同じでも異なつていてもよい。nは
1〜5の整数である。
以下、本発明を各反応ごとに順を追つて説明す
る。
る。
()の工程はジケテンとハロゲンを温度−30
〜30℃でより好ましくは−10〜10℃にて溶媒の存
在下、攪拌しながら行う。ハロゲンとは通常塩
素、臭素が使用されるが特に限定するものではな
い。ハロゲンは液状、ガス状でも又不活性溶剤に
溶解した液状のいずれであつてもよく、ジケテン
1モルに対し、ハロゲン1.00〜1.05モルの割合で
仕込む。該工程で使用するハロゲン化炭化水素と
は、モノ(又はジ、トリ)クロルメタン、四塩化
炭素、モノ(又はジ、トリ)クロルエタン、モノ
(又はジ、トリ)クロルプロパン等が挙げられる
が特に好ましくはジクロルメタン、トリクロルメ
タン(クロロホルム)、四塩化炭素、ジクロルエ
タンが用いられる。
〜30℃でより好ましくは−10〜10℃にて溶媒の存
在下、攪拌しながら行う。ハロゲンとは通常塩
素、臭素が使用されるが特に限定するものではな
い。ハロゲンは液状、ガス状でも又不活性溶剤に
溶解した液状のいずれであつてもよく、ジケテン
1モルに対し、ハロゲン1.00〜1.05モルの割合で
仕込む。該工程で使用するハロゲン化炭化水素と
は、モノ(又はジ、トリ)クロルメタン、四塩化
炭素、モノ(又はジ、トリ)クロルエタン、モノ
(又はジ、トリ)クロルプロパン等が挙げられる
が特に好ましくはジクロルメタン、トリクロルメ
タン(クロロホルム)、四塩化炭素、ジクロルエ
タンが用いられる。
()の工程は加水分解を行う。具体的には
()の工程で得られた4−ハロゲノアセト酢酸
ハライドを含むハロゲン化炭化水素溶液に水を一
度にあるいは徐々に加えていけば良い。4−ハロ
ゲノアセト酢酸ハライドは分解しやすいので通常
温度−30〜30℃、好ましくは−10〜10℃の低温で
反応を行うのが良い。水の量は4−ハロゲノアセ
ト酢酸ハライドに対し、等モル以上であれば特に
限定はなく、等モル以上の水を存在させても
()工程で溶媒の一成分として水を使用するの
で何等差支えないが、通常は1.0〜1.1(モル比)
とするのが適当である。前記反応時にはハロゲン
化水素が副生するが、後述する()の工程にお
いて加える塩基の無効消費を招くので出来る限り
系外へ除去する必要がある。除去手段としては窒
素ガス吹込み、減圧除去等の方法が用いられる。
()の工程で得られた4−ハロゲノアセト酢酸
ハライドを含むハロゲン化炭化水素溶液に水を一
度にあるいは徐々に加えていけば良い。4−ハロ
ゲノアセト酢酸ハライドは分解しやすいので通常
温度−30〜30℃、好ましくは−10〜10℃の低温で
反応を行うのが良い。水の量は4−ハロゲノアセ
ト酢酸ハライドに対し、等モル以上であれば特に
限定はなく、等モル以上の水を存在させても
()工程で溶媒の一成分として水を使用するの
で何等差支えないが、通常は1.0〜1.1(モル比)
とするのが適当である。前記反応時にはハロゲン
化水素が副生するが、後述する()の工程にお
いて加える塩基の無効消費を招くので出来る限り
系外へ除去する必要がある。除去手段としては窒
素ガス吹込み、減圧除去等の方法が用いられる。
本発明の最大の利点は工程()において発揮
される。即ち、工程()は、()、()を経
て得られた4−ハロゲノアセト酢酸をハロゲン化
炭化水素と水の混合溶媒中又はハロゲン化炭化水
素と水とアルコールの混合溶媒中で塩基の存在下
にハロゲン置換フエニルジアゾニウム塩と反応さ
せるのである。勿論、()の工程で得られる4
−ハロゲノアセト酢酸は単離する必要は特にな
く、()のハロゲン化炭化水素溶液又はハロゲ
ン化炭化水素−水混合液がそのまま使用可能であ
る。該()工程において溶媒となるハロゲン化
炭化水素と水の割合は特に限定されないが通常水
1モルに対し、ハロゲン化炭化水素0.005〜1.0モ
ル、より好ましくは0.01〜0.2モルとするのが良
い。該反応は脱炭酸反応を伴うが、本発明の溶媒
により、これまで激しかつた炭酸ガスの発生及び
目的生成物結晶の吹き上げをほとんど確認できな
い程度にまで穏やかにすることができ、更に前述
の如く、ハロゲン化炭化水素と水の混合溶媒にア
ルコールを加えることにより、生成結晶の粒径が
適度なものとなり、反応容器からの結晶の取出
し、過性が大巾に改善できるのである。該アル
コールとしてはメタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の
低級アルコールがハロゲン化炭化水素に対して
0.1〜15.0モル比、より好ましくは0.7〜8モル比
の割合で加えられる。反応を行う場合、ハロゲン
置換フエニルジアゾニウム塩を溶解した水溶液又
はスラリー液に工程()で得られた4−ハロゲ
ノアセト酢酸を含む溶液を攪拌下に一括して又は
分割あるいは連続して加え、次いでアルコールを
加えた後更に塩基を溶解した水溶液を少量ずつ滴
下して、反応を進行させる。勿論、仕込み手段、
順序はこれに限られるものではなく、予め4−ハ
ロゲノアセト酢酸をハロゲン置換フエニルジアゾ
ニウム塩の両者をハロゲン化炭化水素と水の混合
溶媒、又はハロゲン化炭化水素と水とアルコール
の混合溶媒に仕込み、塩基の水溶液を滴下する方
法、工程()の4−ハロゲノアセト酢酸を含む
溶液に水、又は水及びアルコールと該ジアゾニウ
ム塩を別々に仕込み、塩基の水溶液を滴下する方
法など任意の形式が採用できる。4−ハロゲノア
セト酢酸に対するジアゾニウム塩の仕込み比は一
般に0.95〜1.05モルとするがこれに限定されるも
のではない。反応温度は−30〜30℃、好ましくは
ジアゾ化時の反応温度と同じく−5〜5℃であ
る。
される。即ち、工程()は、()、()を経
て得られた4−ハロゲノアセト酢酸をハロゲン化
炭化水素と水の混合溶媒中又はハロゲン化炭化水
素と水とアルコールの混合溶媒中で塩基の存在下
にハロゲン置換フエニルジアゾニウム塩と反応さ
せるのである。勿論、()の工程で得られる4
−ハロゲノアセト酢酸は単離する必要は特にな
く、()のハロゲン化炭化水素溶液又はハロゲ
ン化炭化水素−水混合液がそのまま使用可能であ
る。該()工程において溶媒となるハロゲン化
炭化水素と水の割合は特に限定されないが通常水
1モルに対し、ハロゲン化炭化水素0.005〜1.0モ
ル、より好ましくは0.01〜0.2モルとするのが良
い。該反応は脱炭酸反応を伴うが、本発明の溶媒
により、これまで激しかつた炭酸ガスの発生及び
目的生成物結晶の吹き上げをほとんど確認できな
い程度にまで穏やかにすることができ、更に前述
の如く、ハロゲン化炭化水素と水の混合溶媒にア
ルコールを加えることにより、生成結晶の粒径が
適度なものとなり、反応容器からの結晶の取出
し、過性が大巾に改善できるのである。該アル
コールとしてはメタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール等の
低級アルコールがハロゲン化炭化水素に対して
0.1〜15.0モル比、より好ましくは0.7〜8モル比
の割合で加えられる。反応を行う場合、ハロゲン
置換フエニルジアゾニウム塩を溶解した水溶液又
はスラリー液に工程()で得られた4−ハロゲ
ノアセト酢酸を含む溶液を攪拌下に一括して又は
分割あるいは連続して加え、次いでアルコールを
加えた後更に塩基を溶解した水溶液を少量ずつ滴
下して、反応を進行させる。勿論、仕込み手段、
順序はこれに限られるものではなく、予め4−ハ
ロゲノアセト酢酸をハロゲン置換フエニルジアゾ
ニウム塩の両者をハロゲン化炭化水素と水の混合
溶媒、又はハロゲン化炭化水素と水とアルコール
の混合溶媒に仕込み、塩基の水溶液を滴下する方
法、工程()の4−ハロゲノアセト酢酸を含む
溶液に水、又は水及びアルコールと該ジアゾニウ
ム塩を別々に仕込み、塩基の水溶液を滴下する方
法など任意の形式が採用できる。4−ハロゲノア
セト酢酸に対するジアゾニウム塩の仕込み比は一
般に0.95〜1.05モルとするがこれに限定されるも
のではない。反応温度は−30〜30℃、好ましくは
ジアゾ化時の反応温度と同じく−5〜5℃であ
る。
本発明におけるハロゲン置換フエニルジアゾニ
ウム塩は通常、以下の方法で製造される。即ち、
例えばp−クロルフエニルジアゾニウムクロライ
ドの場合、p−クロルアニリンを2.5〜3倍モル
の塩酸水溶液系にて塩酸塩化し、次いで−5〜5
℃の反応温度において、p−クロルアニリンと当
モル程度の亜硝酸ナトリウムの水溶液を滴下して
ジアゾ化を行つて、目的物を得る。但し、本発明
では上記の方法に限定されるものではない。
ウム塩は通常、以下の方法で製造される。即ち、
例えばp−クロルフエニルジアゾニウムクロライ
ドの場合、p−クロルアニリンを2.5〜3倍モル
の塩酸水溶液系にて塩酸塩化し、次いで−5〜5
℃の反応温度において、p−クロルアニリンと当
モル程度の亜硝酸ナトリウムの水溶液を滴下して
ジアゾ化を行つて、目的物を得る。但し、本発明
では上記の方法に限定されるものではない。
ハロゲン置換フエニルジアゾニウム塩としては
例えばo,m,p−クロルフエニルジアゾニウム
クロライド、o,m,p−ブロムフエニルジアゾ
ニウムクロライド等が挙げられる。塩基とは酢酸
ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及びこれらを2
種以上混合したものが用いられるが通常酢酸ナト
リウム、炭酸ナトリウムが好ましく用いられる。
その使用量は4−ハロゲノアセト酢酸1モルに対
し1.5〜5.0モルとするのが一般的である。
例えばo,m,p−クロルフエニルジアゾニウム
クロライド、o,m,p−ブロムフエニルジアゾ
ニウムクロライド等が挙げられる。塩基とは酢酸
ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及びこれらを2
種以上混合したものが用いられるが通常酢酸ナト
リウム、炭酸ナトリウムが好ましく用いられる。
その使用量は4−ハロゲノアセト酢酸1モルに対
し1.5〜5.0モルとするのが一般的である。
工程()の反応時間は15分〜3時間程度が適
当であり、終了後は生成した結晶を過して水洗
等公知の精製手段を用いて3−ハロピルブアルデ
ヒドフエニルヒドラゾーン類を得る。
当であり、終了後は生成した結晶を過して水洗
等公知の精製手段を用いて3−ハロピルブアルデ
ヒドフエニルヒドラゾーン類を得る。
かくして得られる3−ハロピルブアルデヒドフ
エニルヒドラゾーン類は前述した如く、農薬特に
殺ダニ剤、殺虫剤中間体として非常に有用なもの
である。
エニルヒドラゾーン類は前述した如く、農薬特に
殺ダニ剤、殺虫剤中間体として非常に有用なもの
である。
以下、実施例をあげて本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
実施例 1
ジクロルエタンを溶媒として温度−10℃でジケ
テン0.5モル中に塩素ガス0.5モルを約90分間にわ
たつて吹きこみ、反応を行い4−クロルアセト酢
酸クロライドを得た。該クロライド含有液232.5
gを−10℃に保ちつつ、攪拌しながら水9gを加
えて加水分解を行い、更に塩化水素を除去して4
−クロルアセト酢酸を得た。一方、別途p−クロ
ルアニリン0.48モルを水92gに分散させ、これに
35重量%塩酸140gを加え、p−クロルアニリン
塩酸塩とし、更に亜硝酸ナトリウム0.48モルを水
48gに溶解した水溶液を−5〜5℃の温度を保ち
ながら、約30分かけて仕込み、p−クロルフエニ
ルジアゾニウムクロライドを得た。該p−クロル
フエニルジアゾニウムクロライド0.48モルを含む
スラリー液474.5gを4−クロルアセト酢酸溶液
中に加え、次に酢酸ナトリウム2モルの飽和水溶
液を反応温度を0℃に保ちながら1時間かけて滴
下した。滴下中わずかに炭酸ガスの泡が認められ
たが、全般的に穏やかに反応が進行し、生成した
結晶が炭酸ガスに吹き上げられるようなことは全
くなかつた。
テン0.5モル中に塩素ガス0.5モルを約90分間にわ
たつて吹きこみ、反応を行い4−クロルアセト酢
酸クロライドを得た。該クロライド含有液232.5
gを−10℃に保ちつつ、攪拌しながら水9gを加
えて加水分解を行い、更に塩化水素を除去して4
−クロルアセト酢酸を得た。一方、別途p−クロ
ルアニリン0.48モルを水92gに分散させ、これに
35重量%塩酸140gを加え、p−クロルアニリン
塩酸塩とし、更に亜硝酸ナトリウム0.48モルを水
48gに溶解した水溶液を−5〜5℃の温度を保ち
ながら、約30分かけて仕込み、p−クロルフエニ
ルジアゾニウムクロライドを得た。該p−クロル
フエニルジアゾニウムクロライド0.48モルを含む
スラリー液474.5gを4−クロルアセト酢酸溶液
中に加え、次に酢酸ナトリウム2モルの飽和水溶
液を反応温度を0℃に保ちながら1時間かけて滴
下した。滴下中わずかに炭酸ガスの泡が認められ
たが、全般的に穏やかに反応が進行し、生成した
結晶が炭酸ガスに吹き上げられるようなことは全
くなかつた。
滴下終了後、室温で2時間攪拌して生成したか
つ色結晶を過して充分に水洗並びにメタノール
洗を行い乾燥して3−クロルピルブアルデヒド
(4−クロルフエニル)ヒドラゾーン110.9gを得
た。該化合物の構造はNMR、IRによつて確認さ
れ又融点190〜192℃(分解温度)で収率95.0モル
%(対p−クロルアニリン、以下同様)、純度
95.0重量%であつた。
つ色結晶を過して充分に水洗並びにメタノール
洗を行い乾燥して3−クロルピルブアルデヒド
(4−クロルフエニル)ヒドラゾーン110.9gを得
た。該化合物の構造はNMR、IRによつて確認さ
れ又融点190〜192℃(分解温度)で収率95.0モル
%(対p−クロルアニリン、以下同様)、純度
95.0重量%であつた。
比較例 1
実施例1において得られた4−クロルアセト酢
酸を別途単離して溶媒として水とメタノールの混
合溶媒を用いて同様の反応を行つたが、炭酸ガス
の発生が激しく、生成した結晶が吹き上げられて
しまつた。
酸を別途単離して溶媒として水とメタノールの混
合溶媒を用いて同様の反応を行つたが、炭酸ガス
の発生が激しく、生成した結晶が吹き上げられて
しまつた。
結局、単離工程での4−クロルアセト酢酸のロ
ス、反応生成過程でのロスにより3−クロルピル
ブアルデヒド(4−クロルフエニル)ヒドラゾー
ンの収率は86.0モル%、純度93.0重量%で実施例
1に比較してかなり低下した。
ス、反応生成過程でのロスにより3−クロルピル
ブアルデヒド(4−クロルフエニル)ヒドラゾー
ンの収率は86.0モル%、純度93.0重量%で実施例
1に比較してかなり低下した。
実施例 2、3
実施例1において用いたジクロルエタンの代わ
りに溶媒としてクロロホルム(実施例2)、四塩
化炭素(実施例3)を用いて実験を行つたが、炭
酸ガスの発生は穏やかで生成結晶の吹き上げは全
くなかつた。
りに溶媒としてクロロホルム(実施例2)、四塩
化炭素(実施例3)を用いて実験を行つたが、炭
酸ガスの発生は穏やかで生成結晶の吹き上げは全
くなかつた。
収率、純度は94.5モル%、94.8重量%(実施例
2)、94.7モル%、94.9重量%(実施例3)であ
つた。
2)、94.7モル%、94.9重量%(実施例3)であ
つた。
実施例 4
実施例1と同様にして得られた4−クロルアセ
ト酢酸をp−クロルフエニルジアゾニウムクロラ
イド0.475モルを含む水溶液469.6gに加え、更に
及びイソプロパノール285mlを温度を0℃に保ち
ながら続けて加えた。
ト酢酸をp−クロルフエニルジアゾニウムクロラ
イド0.475モルを含む水溶液469.6gに加え、更に
及びイソプロパノール285mlを温度を0℃に保ち
ながら続けて加えた。
次にこの溶液に酢酸ナトリウム1.2モルの30%
水溶液を反応温度0℃で30分にわたつて滴下し
た。滴下中ごくわずかに炭酸ガスの泡が認められ
たが、全般的に反応は穏やかに進行し、生成した
結晶が吹き上げられることは全くなかつた。滴下
終了後、室温にて90分間攪拌して、褐色結晶を得
た。該結晶は実施例1,2,3の時に比べて結晶
の粒子の形状が揃つており、反応容器(フラス
コ)よりの取り出し、過性、水洗性が非常に優
れていた。かくして3−クロルピルブアルデヒド
(4−クロロフエニル)ヒドラゾーン106.3gを得
た。
水溶液を反応温度0℃で30分にわたつて滴下し
た。滴下中ごくわずかに炭酸ガスの泡が認められ
たが、全般的に反応は穏やかに進行し、生成した
結晶が吹き上げられることは全くなかつた。滴下
終了後、室温にて90分間攪拌して、褐色結晶を得
た。該結晶は実施例1,2,3の時に比べて結晶
の粒子の形状が揃つており、反応容器(フラス
コ)よりの取り出し、過性、水洗性が非常に優
れていた。かくして3−クロルピルブアルデヒド
(4−クロロフエニル)ヒドラゾーン106.3gを得
た。
該化合物の構造はNMR及びIRによつて確認さ
れた。また融点190〜192℃(分解温度)で収率
93.0モル%、純度96.0重量%であつた。
れた。また融点190〜192℃(分解温度)で収率
93.0モル%、純度96.0重量%であつた。
実施例 5
実施例4においてイソプロパノールを140ml用
いて実験を行つたが、反応は穏やかに進行し、又
結晶粒子の形状、後処理の操作性など実施例4と
同様に良好であつた。
いて実験を行つたが、反応は穏やかに進行し、又
結晶粒子の形状、後処理の操作性など実施例4と
同様に良好であつた。
収率:93.5モル%、純度95.2重量%
実施例 6
実施例4においてイソプロパノールの代わりに
メタノールを用いて実験を行つた。結果は実施例
4と同様良好であつた。
メタノールを用いて実験を行つた。結果は実施例
4と同様良好であつた。
収率92.0%モル%、純度96.0重量%
実施例 7
ジクロルエタンを溶媒として温度−10℃でジケ
テン0.5モル中に臭素0.5モルを約2時間かけて仕
込み、反応を行つて4−ブロムアセト酢酸ブロマ
イドを得た。該ブロマイド含有液を−10℃に保ち
ながら水9gを加えて加水分解を行い更に臭化水
素を除去して4−ブロムアセト酢酸を得た。一
方、別途p−ブロムアニリンを原料としてp−ブ
ロムフエニルジアゾニウムクロライドを得た。以
下、4−ブロムアセト酢酸とp−ブロムフエニル
ジアゾニウム及びイソプロパノールを実施例4に
準じて反応させ、3−ブロムピルブアルデヒド
(4−ブロムフエニル)ヒドラゾーンを得た。
テン0.5モル中に臭素0.5モルを約2時間かけて仕
込み、反応を行つて4−ブロムアセト酢酸ブロマ
イドを得た。該ブロマイド含有液を−10℃に保ち
ながら水9gを加えて加水分解を行い更に臭化水
素を除去して4−ブロムアセト酢酸を得た。一
方、別途p−ブロムアニリンを原料としてp−ブ
ロムフエニルジアゾニウムクロライドを得た。以
下、4−ブロムアセト酢酸とp−ブロムフエニル
ジアゾニウム及びイソプロパノールを実施例4に
準じて反応させ、3−ブロムピルブアルデヒド
(4−ブロムフエニル)ヒドラゾーンを得た。
反応は極めて穏やかに進行し、又結晶粒子の形
状、後処理の操作等は実施例4と同様非常に良好
であつた。
状、後処理の操作等は実施例4と同様非常に良好
であつた。
収率93.4モル%(対p−ブロムアニリン)、純
度95.3重量%。
度95.3重量%。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハロゲン化炭化水素と水の混合溶媒中又はハ
ロゲン化炭化水素と水とアルコールの混合溶媒中
で4−ハロゲノアセト酢酸とハロゲン置換フエニ
ルジアゾニウム塩を塩基の存在下に反応させる3
−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾーン類
の製造方法。 2 ハロゲン化炭化水素中でジケテンとハロゲン
を反応させて4−ハロゲノアセト酢酸ハライドを
得、これに水を加えた混合溶媒中で加水分解して
4−ハロゲノアセト酢酸とし、次いで必要に応じ
てアルコールを加えた後、これとハロゲン置換フ
エニルジアゾニウム塩を塩基の存在下に反応させ
る3−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾー
ン類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20960683A JPS60100547A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 3−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾ−ン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20960683A JPS60100547A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 3−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾ−ン類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100547A JPS60100547A (ja) | 1985-06-04 |
| JPH047340B2 true JPH047340B2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=16575589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20960683A Granted JPS60100547A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 3−ハロピルブアルデヒドフエニルヒドラゾ−ン類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100547A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2571528B2 (ja) * | 1993-11-09 | 1997-01-16 | 光洋化学株式会社 | ガスケット |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP20960683A patent/JPS60100547A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100547A (ja) | 1985-06-04 |
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