JPH0473546B2 - - Google Patents
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- JPH0473546B2 JPH0473546B2 JP59258080A JP25808084A JPH0473546B2 JP H0473546 B2 JPH0473546 B2 JP H0473546B2 JP 59258080 A JP59258080 A JP 59258080A JP 25808084 A JP25808084 A JP 25808084A JP H0473546 B2 JPH0473546 B2 JP H0473546B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4071—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、被測定ガス中、なかでも内燃機関
より排出される排出ガス中の酸素濃度を検出する
ための酸素センサに係り、特に、基準物質の供給
を密閉した空間を用いて行い得るようにした酸素
センサに関する。
より排出される排出ガス中の酸素濃度を検出する
ための酸素センサに係り、特に、基準物質の供給
を密閉した空間を用いて行い得るようにした酸素
センサに関する。
(従来の技術)
従来から、所謂酸素センサとして、内燃機関の
排気ガス中に含まれる酸素濃度を検知し、その検
出信号に基づいて内燃機関の燃焼状態を最適にコ
ントロールすることにより、排気ガスの浄化、燃
費の節減等を行うものが知られている。
排気ガス中に含まれる酸素濃度を検知し、その検
出信号に基づいて内燃機関の燃焼状態を最適にコ
ントロールすることにより、排気ガスの浄化、燃
費の節減等を行うものが知られている。
このような酸素センサは、一般に、排気ガス等
の被測定ガス中に曝される測定電極と、酸素濃度
が一定の基準物質に曝される基準電極とを酸素イ
オン伝導性固体電解質を挾んで設け、両極間の酸
素イオン伝導作用による出力を検出信号としてい
る。
の被測定ガス中に曝される測定電極と、酸素濃度
が一定の基準物質に曝される基準電極とを酸素イ
オン伝導性固体電解質を挾んで設け、両極間の酸
素イオン伝導作用による出力を検出信号としてい
る。
ところで、上記基準物質は、通常大気が用いら
れ、このため、従来の酸素センサは、この大気を
取入れて、基準電極に接触させるための大気取入
孔が酸素センサのケース外面に設けられている。
れ、このため、従来の酸素センサは、この大気を
取入れて、基準電極に接触させるための大気取入
孔が酸素センサのケース外面に設けられている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記のように大気取入孔が設け
られている酸素センサにあつては、特に前述した
ような車輌に装着された場合、上記大気取入孔か
ら水が侵入したり、海岸線では塩水が侵入するこ
とも考えられ、これによつて酸素センサ素子の損
傷や絶縁不良が生じる虞れがある。また、酸素セ
ンサは高温状態で使用されるため、内部に侵入し
た水分は蒸気となり、基準物質である大気を追い
出してしまい、検出不能の状態になることも考え
られる。
られている酸素センサにあつては、特に前述した
ような車輌に装着された場合、上記大気取入孔か
ら水が侵入したり、海岸線では塩水が侵入するこ
とも考えられ、これによつて酸素センサ素子の損
傷や絶縁不良が生じる虞れがある。また、酸素セ
ンサは高温状態で使用されるため、内部に侵入し
た水分は蒸気となり、基準物質である大気を追い
出してしまい、検出不能の状態になることも考え
られる。
なお、このような問題を解決するために、上記
の大気取入孔を排除するとともに、基準電極の周
囲に多孔質体を用いて微少空間を設け、酸素ポン
プ電極を用いて、この微少空間へ外気、たとえば
排気ガスから酸素を取入れるようにした酸素セン
サが提案されている。
の大気取入孔を排除するとともに、基準電極の周
囲に多孔質体を用いて微少空間を設け、酸素ポン
プ電極を用いて、この微少空間へ外気、たとえば
排気ガスから酸素を取入れるようにした酸素セン
サが提案されている。
このような微少空間しか備えていないものにあ
つては、この微少空間内の酸素分圧を一定にする
ため、若干の隙間を設けて微少空間内の過剰気体
を排出するようにしてあるために、あるいは酸素
センサの信号出力を外部計器等で読みとる時に消
費する酸素を微少空間内に補給するために、常時
酸素ポンプを作動させておく必要がある。
つては、この微少空間内の酸素分圧を一定にする
ため、若干の隙間を設けて微少空間内の過剰気体
を排出するようにしてあるために、あるいは酸素
センサの信号出力を外部計器等で読みとる時に消
費する酸素を微少空間内に補給するために、常時
酸素ポンプを作動させておく必要がある。
しかし、酸素ポンプは低温状態では十分に働か
ないため、この状態で良好に作動させるには高電
圧を印加する必要があるが、高電圧を印加すると
固体電解質の電気分解が生じ易くなつて素子劣化
の原因となる。このようなことを避けるために、
ヒーターによつて酸素ポンプ部を酸素ポンプが十
分に機能を示す高温度に常時加熱するようにする
ことも考えられるが、これでは、ヒーター加熱用
の電力消費量が大となるし、このヒーター熱によ
り素子が早く劣化したり、ヒーターの寿命が短か
くなつたりすることにもなる。
ないため、この状態で良好に作動させるには高電
圧を印加する必要があるが、高電圧を印加すると
固体電解質の電気分解が生じ易くなつて素子劣化
の原因となる。このようなことを避けるために、
ヒーターによつて酸素ポンプ部を酸素ポンプが十
分に機能を示す高温度に常時加熱するようにする
ことも考えられるが、これでは、ヒーター加熱用
の電力消費量が大となるし、このヒーター熱によ
り素子が早く劣化したり、ヒーターの寿命が短か
くなつたりすることにもなる。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本発明は、酸素
センサ素子を収容するケース内に、実質的に気密
とされた気密空間を設け、この気密空間と基準電
極が収容された空隙とを連通させ、かつ、この空
隙に酸素を供給する酸素ポンプ電極を設けたこと
を特徴とする。
センサ素子を収容するケース内に、実質的に気密
とされた気密空間を設け、この気密空間と基準電
極が収容された空隙とを連通させ、かつ、この空
隙に酸素を供給する酸素ポンプ電極を設けたこと
を特徴とする。
(作用)
酸素ポンプ電極によつて基準電極を収容する空
隙内に供給された酸素は、気密空間内にも流入
し、溜められる。この気密空間は、比較的大きな
容積であるため、酸素ポンプを常時作動させなく
ても十分に基準物質の供給が行われる。
隙内に供給された酸素は、気密空間内にも流入
し、溜められる。この気密空間は、比較的大きな
容積であるため、酸素ポンプを常時作動させなく
ても十分に基準物質の供給が行われる。
即ち、酸素ポンプ電極間に流れる電流(気密空
間内に取り込まれる酸素量)は、内燃機関、例え
ば自動車用エンジンの始動直後では酸素ポンプ電
極間の内部抵抗が高いため、微小電流しか流れ
ず、酸素センサ素子が消費する電流(消費酸素
量)に対して十分でない。この間は気密空間内に
溜められた酸素が消費されることになる。ヒータ
ーにより加熱が進行すると、酸素ポンプ電極間の
内部抵抗は低下し、酸素ポンプ電極間に流れるポ
ンプ電流は十分に大きくなり、消費酸素量を上回
り、気密空間内には酸素が徐々に溜められること
になる。
間内に取り込まれる酸素量)は、内燃機関、例え
ば自動車用エンジンの始動直後では酸素ポンプ電
極間の内部抵抗が高いため、微小電流しか流れ
ず、酸素センサ素子が消費する電流(消費酸素
量)に対して十分でない。この間は気密空間内に
溜められた酸素が消費されることになる。ヒータ
ーにより加熱が進行すると、酸素ポンプ電極間の
内部抵抗は低下し、酸素ポンプ電極間に流れるポ
ンプ電流は十分に大きくなり、消費酸素量を上回
り、気密空間内には酸素が徐々に溜められること
になる。
酸素センサ素子が消費する酸素量は、酸素セン
サが接続される計器又はコンピユータの内部抵抗
によつて定まり、通常1MΩ〜1000MΩに設定さ
れ、少なくとも100KΩ以上に設計されている。
酸素センサが1Vの起電力を発生した場合、
100KΩの計器に接続されると、酸素センサに流
れる電流は10μAとなる。これは10×10-6クーロ
ン/秒の電荷の移動(酸素イオンの移動)を意味
する。酸素イオン1個は2個の電子を持ち、電子
1個当たり1.6×10-19クーロン/個の電荷を持つ
ているから、10×10-6クーロン/秒の電荷の移動
は10×10-6/(2×1.6×10-19)=3.125×1013個/
秒の酸素イオンの移動が生じていることになる。
サが接続される計器又はコンピユータの内部抵抗
によつて定まり、通常1MΩ〜1000MΩに設定さ
れ、少なくとも100KΩ以上に設計されている。
酸素センサが1Vの起電力を発生した場合、
100KΩの計器に接続されると、酸素センサに流
れる電流は10μAとなる。これは10×10-6クーロ
ン/秒の電荷の移動(酸素イオンの移動)を意味
する。酸素イオン1個は2個の電子を持ち、電子
1個当たり1.6×10-19クーロン/個の電荷を持つ
ているから、10×10-6クーロン/秒の電荷の移動
は10×10-6/(2×1.6×10-19)=3.125×1013個/
秒の酸素イオンの移動が生じていることになる。
一方、酸素センサが十分に加熱されるまでの時
間はヒーターの設計によつても左右されるが、10
分程度もあれば十分であり、この間に移動する酸
素イオン量は、3.125×1013×10×60=1.875×
1016個となる。これは酸素分子量で9.375×1015個
の移動(酸素消費量)である。この酸素消費量は
容積として9.375×1015×22.4/(6.023×1023)=
3.487×10-4c.c.となり、気密空間に空気を封入し
た場合でもこの値のおよそ4倍の空気量に相当す
る酸素しか消費していないことになる。従つて、
この場合安全係数を100倍とつたとしても100×4
×3.487×10-4=0.14c.c.の気密空間を設ければよい
ことになる。
間はヒーターの設計によつても左右されるが、10
分程度もあれば十分であり、この間に移動する酸
素イオン量は、3.125×1013×10×60=1.875×
1016個となる。これは酸素分子量で9.375×1015個
の移動(酸素消費量)である。この酸素消費量は
容積として9.375×1015×22.4/(6.023×1023)=
3.487×10-4c.c.となり、気密空間に空気を封入し
た場合でもこの値のおよそ4倍の空気量に相当す
る酸素しか消費していないことになる。従つて、
この場合安全係数を100倍とつたとしても100×4
×3.487×10-4=0.14c.c.の気密空間を設ければよい
ことになる。
以上の説明から明かなように、気密空間の容積
はヒーターの加熱特性及び計器又はコンピユータ
の内部抵抗によつて適宜選択すればよい。
はヒーターの加熱特性及び計器又はコンピユータ
の内部抵抗によつて適宜選択すればよい。
一方、加熱が十分に進んだ後は、ポンプ電流が
消費電流を上回る様にポンプ電圧を設定しておけ
ば、気密空間内に酸素が徐々に溜められることに
なり、次のエンジン始動に備えることができる。
消費電流を上回る様にポンプ電圧を設定しておけ
ば、気密空間内に酸素が徐々に溜められることに
なり、次のエンジン始動に備えることができる。
なお、酸素センサの起電力は、通常、燃料過剰
(リツチ)条件下で約1V程度、空気過剰条件下
(リーン)で数十mV程度であるが、この値は基
準空気の酸素分圧が多少変動しても大きな変化は
なく、例えば、基準酸素濃度が100%と10%では、
リツチ条件下で1V(100%)に対し950mV(10
%)、リーン条件下では60mV(100%)に対し
20mV(10%)程度であり、気密空間の酸素分圧
の多少の変動はほとんど無視できる。
(リツチ)条件下で約1V程度、空気過剰条件下
(リーン)で数十mV程度であるが、この値は基
準空気の酸素分圧が多少変動しても大きな変化は
なく、例えば、基準酸素濃度が100%と10%では、
リツチ条件下で1V(100%)に対し950mV(10
%)、リーン条件下では60mV(100%)に対し
20mV(10%)程度であり、気密空間の酸素分圧
の多少の変動はほとんど無視できる。
変動を小さくするには、気密空間の容積をエン
ジン始動からセンサ素子が十分に加熱されるまで
の酸素が消費される間の消費量に対し、十分に大
きな溜め空間とすればよい。また、一時的にセン
サ素子が低温になり(例えば、アイドル運転での
長時間放置)、ポンプ電流が小さくなつて気密空
間の容積を十分大きく取つておけば(例えば1
c.c.)、数百時間そのような条件にさらされても、
正常に作動するセンサを設計することができる。
ジン始動からセンサ素子が十分に加熱されるまで
の酸素が消費される間の消費量に対し、十分に大
きな溜め空間とすればよい。また、一時的にセン
サ素子が低温になり(例えば、アイドル運転での
長時間放置)、ポンプ電流が小さくなつて気密空
間の容積を十分大きく取つておけば(例えば1
c.c.)、数百時間そのような条件にさらされても、
正常に作動するセンサを設計することができる。
従つて、例えば酸素ポンプ部が低温となつて一
時的に供給量が減少したり、酸素供給しなくなつ
たりしても、ヒーターで酸素ポンプ部を高温度に
加熱したり、酸素ポンプに高電圧を印加たりする
必要がなく、素子劣化やヒーターの寿命劣化を防
止できる。勿論、外部から水分や塩水等が侵入す
ることが完全に阻止できることは言うまでもな
い。
時的に供給量が減少したり、酸素供給しなくなつ
たりしても、ヒーターで酸素ポンプ部を高温度に
加熱したり、酸素ポンプに高電圧を印加たりする
必要がなく、素子劣化やヒーターの寿命劣化を防
止できる。勿論、外部から水分や塩水等が侵入す
ることが完全に阻止できることは言うまでもな
い。
(実施例)
本発明の第1実施例を第1図および第2図に示
す。
す。
本実施例の酸素センサ100は、長手板状状に形
成された酸素センサ素子1を、円筒状の金属製保
護管体20内に収容してなるものである。
成された酸素センサ素子1を、円筒状の金属製保
護管体20内に収容してなるものである。
上記酸素センサ素子1は、第2図に分解図で示
す如く、酸素イオン伝導性固体電解質からなる板
(以下「固体電解質板」と称す)31〜33を積層し
た構造であり、中間の固体電解質板32には、長
手方向に切込まれた空隙35が設けられている。
なお、固体電解質板32は絶縁セラミツクスで構
成してもよい。
す如く、酸素イオン伝導性固体電解質からなる板
(以下「固体電解質板」と称す)31〜33を積層し
た構造であり、中間の固体電解質板32には、長
手方向に切込まれた空隙35が設けられている。
なお、固体電解質板32は絶縁セラミツクスで構
成してもよい。
上段の固体電解質板31の上面の一端(図中の
左端)部には、測定電極37が付着されており、
その下面には測定電極37と背向する位置に基準
電極38が付着されていて、この基準電極38
は、上記空隙35に露呈している。
左端)部には、測定電極37が付着されており、
その下面には測定電極37と背向する位置に基準
電極38が付着されていて、この基準電極38
は、上記空隙35に露呈している。
下段の固体電解質板33の上面一端部(同じく
図中左端部)には、ポンプ電極39が付着されて
おり、その下面には、ポンプ電極39に背向する
位置にもう一つのポンプ電極40が付着されてい
る。
図中左端部)には、ポンプ電極39が付着されて
おり、その下面には、ポンプ電極39に背向する
位置にもう一つのポンプ電極40が付着されてい
る。
上記固体電解質板31〜33は、Y2O3,CaO,
Yb2O3,MgOのうち1種以上を添加したジルコ
ニア(ZrO2)を主成分としてなる酸素イオン伝
導性固体電解質から形成されている。
Yb2O3,MgOのうち1種以上を添加したジルコ
ニア(ZrO2)を主成分としてなる酸素イオン伝
導性固体電解質から形成されている。
上段の固体電解質板31上面には、測定電極3
7に導通する導体リード41と、基準電極38に
導通する導体リードの一部43が設けられてお
り、さらにセラミツクス薄膜からなる保護層34
により、導体リード41,43の図中右端部を除
く他の面が覆われている。
7に導通する導体リード41と、基準電極38に
導通する導体リードの一部43が設けられてお
り、さらにセラミツクス薄膜からなる保護層34
により、導体リード41,43の図中右端部を除
く他の面が覆われている。
上段の固体電解質板31下面には、基準電極3
8に導通する導体42が設けられており、その先
端(図中右端)は、スルーホール46を介して、
固体電解質板31上面の導体リード43に導通さ
れている。
8に導通する導体42が設けられており、その先
端(図中右端)は、スルーホール46を介して、
固体電解質板31上面の導体リード43に導通さ
れている。
同様に、下段の固体電解質板33の下面には、
ポンプ電極40に導通する導体リード45および
ポンプ電極39に導通する導体リードの一部とな
る導体リード48が設けられており、さらに、こ
れら導体リード45,48の図中右端部を除く他
の面がセラミツクス薄膜からなる保護層36で覆
われている。
ポンプ電極40に導通する導体リード45および
ポンプ電極39に導通する導体リードの一部とな
る導体リード48が設けられており、さらに、こ
れら導体リード45,48の図中右端部を除く他
の面がセラミツクス薄膜からなる保護層36で覆
われている。
下段の固体電解質板33の上面には、ポンプ電
極39に導通する導体リード44が設けられてお
り、その先端(図中右端)は、スルーホール47
を介して、固体電解質板33下面の導体リード4
8に導通されている。
極39に導通する導体リード44が設けられてお
り、その先端(図中右端)は、スルーホール47
を介して、固体電解質板33下面の導体リード4
8に導通されている。
第1図に戻つて、保護管体20は、その先端部
が、酸素センサ素子1の酸素検知部4(第2図に
示すように、各電極37〜40が設けられている
部分)を取囲む保護カバー部20aと、この酸素
検出部4以外の部分を収容する保護筒部20bと
から構成される。
が、酸素センサ素子1の酸素検知部4(第2図に
示すように、各電極37〜40が設けられている
部分)を取囲む保護カバー部20aと、この酸素
検出部4以外の部分を収容する保護筒部20bと
から構成される。
上記保護カバー20aの側面には、酸素センサ
素子1の幅方向の両側方となる位置に長手方向に
並んだ4つずつ計8個の被測定ガス導入孔7が設
けられており、これら被測定ガス導入孔7から流
入した被測定ガスが酸素検知部4に接触するよう
になつている。また、保護カバー20aの先端に
は、酸素センサ素子1を保護管体20内に挿入・
位置決めする際の治具を挿入するための開口20
cが形成されている。
素子1の幅方向の両側方となる位置に長手方向に
並んだ4つずつ計8個の被測定ガス導入孔7が設
けられており、これら被測定ガス導入孔7から流
入した被測定ガスが酸素検知部4に接触するよう
になつている。また、保護カバー20aの先端に
は、酸素センサ素子1を保護管体20内に挿入・
位置決めする際の治具を挿入するための開口20
cが形成されている。
上記保護筒部20bの下端部外周には、酸素セ
ンサ100を、例えば車両の排気管壁のような、
被測定ガスを他の部分から分離する隔壁25に固
定するためのハウジング15が嵌合固着されてお
り、このハウジング15と保護筒部20bとのの
境界から被測定ガスが漏れないようにステンレス
製の気密リング16により、上記ハウジング15
と保護筒部20bとの境界は密封されている。
ンサ100を、例えば車両の排気管壁のような、
被測定ガスを他の部分から分離する隔壁25に固
定するためのハウジング15が嵌合固着されてお
り、このハウジング15と保護筒部20bとのの
境界から被測定ガスが漏れないようにステンレス
製の気密リング16により、上記ハウジング15
と保護筒部20bとの境界は密封されている。
さらに、上記酸素センサ素子1の中央部分は、
保護筒部20b内において、第1〜第3絶縁碍子
17,3,2および第1,第2気密部材6,14
によつて固定されている。上記第1,第2気密部
材6,14は、酸素センサ素子1を固定する働き
の他、保護カバー部20aの側から被測定ガスが
保護筒部20bの内部へ侵入することを防止する
働きを有しており、セメントやタルク等の無機充
填材を押し固めたものである。
保護筒部20b内において、第1〜第3絶縁碍子
17,3,2および第1,第2気密部材6,14
によつて固定されている。上記第1,第2気密部
材6,14は、酸素センサ素子1を固定する働き
の他、保護カバー部20aの側から被測定ガスが
保護筒部20bの内部へ侵入することを防止する
働きを有しており、セメントやタルク等の無機充
填材を押し固めたものである。
そして、第3絶縁碍子2の上面に配置された押
さえ板18とカシメ部22により、上記第1〜第
3絶縁碍子17,3,2および第1,第2気密部
材6,14が上方へ位置ずれすることを防止して
いる。
さえ板18とカシメ部22により、上記第1〜第
3絶縁碍子17,3,2および第1,第2気密部
材6,14が上方へ位置ずれすることを防止して
いる。
また、保護筒部20bの上方には、上記酸素セ
ンサ素子1の両大面に設けられている各電極用の
導体リード41,43,45,48の端部に外部
回路からのリード線11〜13および保護管体2
0内面に接するアースリード10を接続するため
のコネクタ碍子5が嵌入されており、さらに、保
護筒部20bの上端には、上記リード線11〜1
3が挿通されたゴム栓8が嵌入されることにより
完全に閉塞されている。さらに、このゴム栓8の
部分において保護管体20外周からカシメがなさ
れて、このカシメ部21により、ゴム栓8の抜け
止めおよび気密性の向上が行われている。
ンサ素子1の両大面に設けられている各電極用の
導体リード41,43,45,48の端部に外部
回路からのリード線11〜13および保護管体2
0内面に接するアースリード10を接続するため
のコネクタ碍子5が嵌入されており、さらに、保
護筒部20bの上端には、上記リード線11〜1
3が挿通されたゴム栓8が嵌入されることにより
完全に閉塞されている。さらに、このゴム栓8の
部分において保護管体20外周からカシメがなさ
れて、このカシメ部21により、ゴム栓8の抜け
止めおよび気密性の向上が行われている。
コネクタ碍子5には、酸素センサ素子1の図中
上端部両面に現れている各電極用の導体リード4
1,43,45,48の端部(この部分は接続端
子部となる)に圧接するバネ性を有した接触子5
a(図中では1つを示すが他に3つの接触子を有
している)が設けられており、これらの接触子5
aにアースリード10またはリード線11〜13
が接続されている。
上端部両面に現れている各電極用の導体リード4
1,43,45,48の端部(この部分は接続端
子部となる)に圧接するバネ性を有した接触子5
a(図中では1つを示すが他に3つの接触子を有
している)が設けられており、これらの接触子5
aにアースリード10またはリード線11〜13
が接続されている。
そして、このコネクタ碍子5の下面と前記押さ
え板18との間には空間が形成されており、この
空間は、下面が押え板18、側面が保護筒部20
b、上面がコネクタ碍子5の下面により囲まれて
おり、また、この空間に連通するコネクタ碍子5
の接触子5aが収容される空間もその上端はゴム
栓8の下面とリード線11〜13およびアースリ
ード10によつて閉塞されていることから、両空
間を合わせて気密空間9が形成されていることに
なる。この気密空間9は、唯一、酸素センサ素子
1の上端部とコネクタ碍子5との隙間から第2図
に示した基準電極38とポンプ電極39が収容さ
れる空隙35に連通しているのみである。
え板18との間には空間が形成されており、この
空間は、下面が押え板18、側面が保護筒部20
b、上面がコネクタ碍子5の下面により囲まれて
おり、また、この空間に連通するコネクタ碍子5
の接触子5aが収容される空間もその上端はゴム
栓8の下面とリード線11〜13およびアースリ
ード10によつて閉塞されていることから、両空
間を合わせて気密空間9が形成されていることに
なる。この気密空間9は、唯一、酸素センサ素子
1の上端部とコネクタ碍子5との隙間から第2図
に示した基準電極38とポンプ電極39が収容さ
れる空隙35に連通しているのみである。
以上の構成により、本実施例の酸素センサ10
0は、基準電極38を有する空隙35に連通する
気密空間9内に基準物質となる大気を比較的大量
に溜めておくことができ、かつ、この気密空間は
外界から気密に隔離されているため、従来のよう
に、水分や塩水等の異物が侵入して酸素センサに
損傷を与えることを完全に防止できる。
0は、基準電極38を有する空隙35に連通する
気密空間9内に基準物質となる大気を比較的大量
に溜めておくことができ、かつ、この気密空間は
外界から気密に隔離されているため、従来のよう
に、水分や塩水等の異物が侵入して酸素センサに
損傷を与えることを完全に防止できる。
また、酸素センサの作動に伴う上記気密空間9
内の酸素消費に対しては、酸素ポンプ電極39,
40の働きにより被測定ガス内(酸素ポンプ電極
部分が被測定ガス中に曝される酸素検知部4とな
つているため)から酸素を汲んで空隙35内へ供
給し、さらに気密空間9内に溜められることにな
る。
内の酸素消費に対しては、酸素ポンプ電極39,
40の働きにより被測定ガス内(酸素ポンプ電極
部分が被測定ガス中に曝される酸素検知部4とな
つているため)から酸素を汲んで空隙35内へ供
給し、さらに気密空間9内に溜められることにな
る。
そして、気密空間9内へ酸素を補給するには、
酸素センサの作動時の内、比較的高温時に行なえ
ば十分(気密空間9の容量が大きいため)であ
り、酸素ポンプ電極39,40に印加する電圧は
低い電圧でも十分に作動する。従つて、酸素ポン
プ電極39,40の部分が低温となつた場合に、
酸素ポンプ電極39,40に印加される電圧が低
いため、酸素イオン伝導性固体電解質が電気分解
等をせず、素子劣化を生じることはない。この低
温時には酸素ポンプ電極39,40の作動は低下
するが、気密空間9の容量が大きいため、酸素ポ
ンプを常時作動させる必要がなく、酸素センサの
作動に支障を来たすことはない。
酸素センサの作動時の内、比較的高温時に行なえ
ば十分(気密空間9の容量が大きいため)であ
り、酸素ポンプ電極39,40に印加する電圧は
低い電圧でも十分に作動する。従つて、酸素ポン
プ電極39,40の部分が低温となつた場合に、
酸素ポンプ電極39,40に印加される電圧が低
いため、酸素イオン伝導性固体電解質が電気分解
等をせず、素子劣化を生じることはない。この低
温時には酸素ポンプ電極39,40の作動は低下
するが、気密空間9の容量が大きいため、酸素ポ
ンプを常時作動させる必要がなく、酸素センサの
作動に支障を来たすことはない。
次に、本発明の第2実施例を第3図を用いて説
明する。第3図は、酸素センサ素子の他の構成例
を示す分解図であり、この酸素センサ素子60
は、第1実施例の酸素センサ素子1と同様に、第
1図に示す構造と同一構造に組立てられて、酸素
センサを形成する。
明する。第3図は、酸素センサ素子の他の構成例
を示す分解図であり、この酸素センサ素子60
は、第1実施例の酸素センサ素子1と同様に、第
1図に示す構造と同一構造に組立てられて、酸素
センサを形成する。
第3図に示すように、測定電極63と基準電極
64は、前記第1実施例のものと同様に、固体電
解質板61の上下面に形成され、測定電極63用
の導体リード75が固体電解質板61上面に形成
されている。基準電極64用の導体リード77と
76は、固体電解質板61の上下面に形成され
て、スルーホール73で導通している。固体電解
質板61上面は、測定電極63、導体リード7
5,76の右端部を除く部分が保護層71で覆わ
れている。
64は、前記第1実施例のものと同様に、固体電
解質板61の上下面に形成され、測定電極63用
の導体リード75が固体電解質板61上面に形成
されている。基準電極64用の導体リード77と
76は、固体電解質板61の上下面に形成され
て、スルーホール73で導通している。固体電解
質板61上面は、測定電極63、導体リード7
5,76の右端部を除く部分が保護層71で覆わ
れている。
固体電解質板61の下面には、空隙80が形成
された絶縁セラミツクス製の絶縁板63が積層さ
れており、この絶縁板63の下面にはもう一枚の
固体電解質板62が積層されている。
された絶縁セラミツクス製の絶縁板63が積層さ
れており、この絶縁板63の下面にはもう一枚の
固体電解質板62が積層されている。
この固体電解質板62の図中左端部の上下面に
は各々ポンプ電極65,66が設けられている。
は各々ポンプ電極65,66が設けられている。
そして、固体電解質板62の下面には、2つの
ヒーター保護層69,70に挾みこまれたヒータ
ー発熱部67と2本のヒーターリード85,86
が絶縁層68を介して積層されている。絶縁層6
8とヒーター保護層69,70には、ポンプ電極
66を露出させるための窓87〜89が形成され
ており、さらに、多孔質性の保護層72によつて
ポンプ電極66表面が覆われている。また、ヒー
ター保護層69,70には、ヒーターリード8
5,86間の絶縁を確実にするために、スリツト
83,84が設けられている。
ヒーター保護層69,70に挾みこまれたヒータ
ー発熱部67と2本のヒーターリード85,86
が絶縁層68を介して積層されている。絶縁層6
8とヒーター保護層69,70には、ポンプ電極
66を露出させるための窓87〜89が形成され
ており、さらに、多孔質性の保護層72によつて
ポンプ電極66表面が覆われている。また、ヒー
ター保護層69,70には、ヒーターリード8
5,86間の絶縁を確実にするために、スリツト
83,84が設けられている。
さらに、本実施例では、ポンプ電極65の導体
リード78がスルーホール74を介してヒーター
発熱部67のA点に、ポンプ電極66の導体リー
ド79がヒーターの導体リード部86のB点に接
続されている。
リード78がスルーホール74を介してヒーター
発熱部67のA点に、ポンプ電極66の導体リー
ド79がヒーターの導体リード部86のB点に接
続されている。
従つて、ポンプ電極65,66間には、ヒータ
ー電源82からヒーター発熱部67に印加される
電圧の分圧値が印加されることになる。
ー電源82からヒーター発熱部67に印加される
電圧の分圧値が印加されることになる。
以上の構成によつて、本実施例の酸素センサ
は、空隙80が第1図の気密空間9に連通するこ
とが、第1実施例と同様の効果、すなわち、基準
物質を溜めることができ、かつ異物侵入による故
障等の発生を防止できる。
は、空隙80が第1図の気密空間9に連通するこ
とが、第1実施例と同様の効果、すなわち、基準
物質を溜めることができ、かつ異物侵入による故
障等の発生を防止できる。
また、ポンプ電極65,66および固体電解質
板62で構成される酸素ポンプは、ヒーター発熱
部67用の電源82を共有しているため、特に、
酸素ポンプ用の電源を別個に設ける必要がなく、
しかも、コネクタ部分(コネクタ碍子5が接続さ
れる部分)に現われている導体リードの数も4つ
しかないため、前記第1実施例のコネクタ碍子5
がそのまま使用できる。従つて、ヒーターを備え
ない酸素センサや酸素ポンプを備えない酸素セン
サ等の4端子構造の酸素センサにおけるコネクタ
(コネクタ碍子5ではなく、例えば車両搭載回路
にリード線11〜13を接続するコネクタ)との
互換性が有り、勿論コネクタ碍子5も共通使用で
きることになる。
板62で構成される酸素ポンプは、ヒーター発熱
部67用の電源82を共有しているため、特に、
酸素ポンプ用の電源を別個に設ける必要がなく、
しかも、コネクタ部分(コネクタ碍子5が接続さ
れる部分)に現われている導体リードの数も4つ
しかないため、前記第1実施例のコネクタ碍子5
がそのまま使用できる。従つて、ヒーターを備え
ない酸素センサや酸素ポンプを備えない酸素セン
サ等の4端子構造の酸素センサにおけるコネクタ
(コネクタ碍子5ではなく、例えば車両搭載回路
にリード線11〜13を接続するコネクタ)との
互換性が有り、勿論コネクタ碍子5も共通使用で
きることになる。
さらに、酸素ポンプ電極65,66に印加され
る電圧がヒーター電源82の電圧の分圧を用いて
いるため、ヒーター発熱部67を正の抵抗温度係
数を有する材質で形成すれば、低温時の分圧値が
高温時の分圧値よりも低くなる(低温時は、ヒー
ターリード85,86の合計抵抗値に対するヒー
ター発熱部67の抵抗値の割合が減少するため)。
る電圧がヒーター電源82の電圧の分圧を用いて
いるため、ヒーター発熱部67を正の抵抗温度係
数を有する材質で形成すれば、低温時の分圧値が
高温時の分圧値よりも低くなる(低温時は、ヒー
ターリード85,86の合計抵抗値に対するヒー
ター発熱部67の抵抗値の割合が減少するため)。
酸素ポンプは、低温時(500℃以下)では、2
〜3V、理想的には1V以下の印加電圧でないと素
子劣化を生じる場合がある。
〜3V、理想的には1V以下の印加電圧でないと素
子劣化を生じる場合がある。
従つて、本実施例のように、正の抵抗温度係数
を有するヒーター発熱部67の一部からその印加
電圧の分圧値を取り出してポンプ電極65,66
に印加することで、高温時に2V程度(ヒーター
電源は12〜16V)の電圧をポンプ電極65,66
に印加して、気密空間9内へ酸素を補給し、低温
時には、1V程度に分圧値が下がり、素子劣化を
防止することができる。これは、車両の場合、エ
ンジン始動時のように、比較的低温の排気ガスが
接触する割合の多いときに有効である。
を有するヒーター発熱部67の一部からその印加
電圧の分圧値を取り出してポンプ電極65,66
に印加することで、高温時に2V程度(ヒーター
電源は12〜16V)の電圧をポンプ電極65,66
に印加して、気密空間9内へ酸素を補給し、低温
時には、1V程度に分圧値が下がり、素子劣化を
防止することができる。これは、車両の場合、エ
ンジン始動時のように、比較的低温の排気ガスが
接触する割合の多いときに有効である。
また、低温時には、酸素ポンプの作動は低下す
るが、気密空間9の容量が大であるため、酸素セ
ンサは良好に作動しつづけることができる。従つ
て、気密空間9の容積は、基準物質(酸素含有量
が数%以上)を溜めるための容積として十分な大
きさがあればよく、特に上記のように保護管体2
0内の空所を利用することが最も効果的と言え
る。しかも、このように、基準物質をある程度溜
めておくことができるため、酸素ポンプを常時作
動させる必要がなく、従つて、酸素ポンプの加熱
のためにヒーター入力を増大させることも不要と
なり、消費電力の削減とともに、熱による素子劣
化も軽減できる。
るが、気密空間9の容量が大であるため、酸素セ
ンサは良好に作動しつづけることができる。従つ
て、気密空間9の容積は、基準物質(酸素含有量
が数%以上)を溜めるための容積として十分な大
きさがあればよく、特に上記のように保護管体2
0内の空所を利用することが最も効果的と言え
る。しかも、このように、基準物質をある程度溜
めておくことができるため、酸素ポンプを常時作
動させる必要がなく、従つて、酸素ポンプの加熱
のためにヒーター入力を増大させることも不要と
なり、消費電力の削減とともに、熱による素子劣
化も軽減できる。
次に、第4図は、本発明の第3実施例を示す図
である。本実施例の酸素センサ200では、第1
図に示した第1実施例の酸素センサ100の構成
に加え(酸素センサ素子1の代わりに第2実施例
の素子60を用いてもよい)、ゴム栓8と、コネ
クタ碍子5の間に、両者間を気密に隔壁23を設
けてある。
である。本実施例の酸素センサ200では、第1
図に示した第1実施例の酸素センサ100の構成
に加え(酸素センサ素子1の代わりに第2実施例
の素子60を用いてもよい)、ゴム栓8と、コネ
クタ碍子5の間に、両者間を気密に隔壁23を設
けてある。
これは、ゴム栓8の部分が高温になると、ゴム
材質特有の有機ガスが発生することが有り、この
有機ガスが気密空間9内に充満し、気密空間9が
汚染されることを防止するためである。従つて、
上記ゴム栓8を他の材質で形成した場合には、こ
の隔壁23は不要となることも考えられる。
材質特有の有機ガスが発生することが有り、この
有機ガスが気密空間9内に充満し、気密空間9が
汚染されることを防止するためである。従つて、
上記ゴム栓8を他の材質で形成した場合には、こ
の隔壁23は不要となることも考えられる。
第5図は本発明の第4実施例を示す。この実施
例では、基準ガスを溜める空所9は、タルクやセ
メント等の無機充填剤を押し固めた第1気密部材
6により被測定ガスに対して気密に保たれ、さら
にタルクやセメント等の無機充填剤を押し固めた
り、又はガラス等の溶融封着した第2気密部材1
4により、上部ゴム栓等の有機物質から高温時に
発生する可能性があるガス成分に対して気密に保
たれている。従つて、酸素センサ素子1は第6図
に示すように気密空間9に対応する部位に、気密
空間に通ずる通孔92を有しており、一方その空
隙90の上端部は気密に封じられている。このよ
うな酸素センサ素子は、例えば第2図、第3図で
示した酸素センサ素子1,60の空隙35,80
の右端部を閉じ、固体電解質板31,61及び保
護層34,71を貫通するスルホールを気密空間
に通ずる通孔として形成しても良いものである。
例では、基準ガスを溜める空所9は、タルクやセ
メント等の無機充填剤を押し固めた第1気密部材
6により被測定ガスに対して気密に保たれ、さら
にタルクやセメント等の無機充填剤を押し固めた
り、又はガラス等の溶融封着した第2気密部材1
4により、上部ゴム栓等の有機物質から高温時に
発生する可能性があるガス成分に対して気密に保
たれている。従つて、酸素センサ素子1は第6図
に示すように気密空間9に対応する部位に、気密
空間に通ずる通孔92を有しており、一方その空
隙90の上端部は気密に封じられている。このよ
うな酸素センサ素子は、例えば第2図、第3図で
示した酸素センサ素子1,60の空隙35,80
の右端部を閉じ、固体電解質板31,61及び保
護層34,71を貫通するスルホールを気密空間
に通ずる通孔として形成しても良いものである。
上記第3,第4実施例はゴム栓部8が比較的高
温になる場合、たとえば排気ガス温が高いエンジ
ンや、エンジン近くに酸素センサを取りつけるよ
うな場合に、より好ましい実施例となつている。
温になる場合、たとえば排気ガス温が高いエンジ
ンや、エンジン近くに酸素センサを取りつけるよ
うな場合に、より好ましい実施例となつている。
なお、以上の各実施例では、酸素ポンプ(ポン
プ電極65,66)を酸素検知部4に設けた例を
示してあるが、これは、他の部分に設けても良
く、例えば、被測定ガスからではなく大気から酸
素を汲んで気密空間9内へ補給する構造としても
良い。
プ電極65,66)を酸素検知部4に設けた例を
示してあるが、これは、他の部分に設けても良
く、例えば、被測定ガスからではなく大気から酸
素を汲んで気密空間9内へ補給する構造としても
良い。
また、保護管体20やその内部の絶縁碍子1
7,2,3および気密部材6,14等の形状や数
量、材質は上記実施例に限定されるものではな
く、従つて、気密空間9の位置は、気密でかつ基
準電極38や64が設けられた空隙35,80に
連通する構造であれば、酸素センサの何れの場所
に設けても良いことは言うまでもない。
7,2,3および気密部材6,14等の形状や数
量、材質は上記実施例に限定されるものではな
く、従つて、気密空間9の位置は、気密でかつ基
準電極38や64が設けられた空隙35,80に
連通する構造であれば、酸素センサの何れの場所
に設けても良いことは言うまでもない。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明は、酸素セ
ンサのケース内に、気密空間を設け、基準電極が
設けられた酸素センサ素子内部の空隙とのみ連通
させる構成としたことにより、従来のような基準
物質を取入れるための孔を設ける必要がなく、従
つて、外部から水や塩水等の異物が侵入して酸素
センサ素子の劣化や損傷または作動不能となるこ
とを完全に防止できる。
ンサのケース内に、気密空間を設け、基準電極が
設けられた酸素センサ素子内部の空隙とのみ連通
させる構成としたことにより、従来のような基準
物質を取入れるための孔を設ける必要がなく、従
つて、外部から水や塩水等の異物が侵入して酸素
センサ素子の劣化や損傷または作動不能となるこ
とを完全に防止できる。
また、上記気密空間内へ酸素を補給するための
酸素ポンプを設け、これにより、気密空間内に基
準物質である酸素を十分に溜め込んでおくことが
できる。しかも、気密空間の容積を十分に大きく
形成することができるため、酸素ポンプを常時作
動させる必要がなく、これにより、酸素ポンプの
印加電圧を低く抑えることが可能となり、かつ、
ヒーターで強力に加熱して常時高温にしておく必
要もないためヒーター加熱入力も小さくでき、こ
れによつても酸素センサ素子の劣化を軽減させる
ことが可能となる。
酸素ポンプを設け、これにより、気密空間内に基
準物質である酸素を十分に溜め込んでおくことが
できる。しかも、気密空間の容積を十分に大きく
形成することができるため、酸素ポンプを常時作
動させる必要がなく、これにより、酸素ポンプの
印加電圧を低く抑えることが可能となり、かつ、
ヒーターで強力に加熱して常時高温にしておく必
要もないためヒーター加熱入力も小さくでき、こ
れによつても酸素センサ素子の劣化を軽減させる
ことが可能となる。
第1図は本発明の第1実施例の構成を示す断面
図、第2図は同実施例を構成する酸素センサ素子
の分解斜視図、第3図は本発明の第2実施例を構
成する酸素センサ素子の分解斜視図、第4図は本
発明の第3実施例の構成を示す断面図、第5図お
よび第6図は本発明の第4実施例の構成図であ
る。 100,200……酸素センサ、1,60……
酸素センサ素子、17,2,3……(第1〜第
3)絶縁碍子、4……酸素検知部、5……コネク
タ碍子、8……ゴム栓、6,14……気密部材、
9……気密空間、10……アースリード、11〜
13……リード線、15……ハウジング、20…
…保護管体(ケース)、20a……保護カバー部、
20b……保護筒部、23……隔壁、31〜3
3,61〜62……固体電解質板、37,63…
…測定電極、38,64……基準電極、39,4
0,65,66……ポンプ電極、67……ヒータ
ー発熱部、35,80……空隙、41〜45,4
8,75〜79,85,86……導体リード。
図、第2図は同実施例を構成する酸素センサ素子
の分解斜視図、第3図は本発明の第2実施例を構
成する酸素センサ素子の分解斜視図、第4図は本
発明の第3実施例の構成を示す断面図、第5図お
よび第6図は本発明の第4実施例の構成図であ
る。 100,200……酸素センサ、1,60……
酸素センサ素子、17,2,3……(第1〜第
3)絶縁碍子、4……酸素検知部、5……コネク
タ碍子、8……ゴム栓、6,14……気密部材、
9……気密空間、10……アースリード、11〜
13……リード線、15……ハウジング、20…
…保護管体(ケース)、20a……保護カバー部、
20b……保護筒部、23……隔壁、31〜3
3,61〜62……固体電解質板、37,63…
…測定電極、38,64……基準電極、39,4
0,65,66……ポンプ電極、67……ヒータ
ー発熱部、35,80……空隙、41〜45,4
8,75〜79,85,86……導体リード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主として酸素イオン伝導性固体電解質を用い
て形成され、少なくとも基準電極と測定電極とを
備えた酸素センサ素子を所定のケースに収容して
なる酸素センサにおいて、 前記ケース内に形成され、実質的に気密とされ
た気密空間と、 前記酸素センサ素子内部に設けられ、前記基準
電極を収容するとともに、前記気密空間にのみ連
通する空〓と、 前記空〓内に酸素イオン伝導作用によつて酸素
を供給する少なくとも一対の酸素ポンプ電極とを
具備することを特徴とする酸素センサ。 2 前記酸素センサ素子は加熱用ヒーターを備え
ており、かつ、前記酸素ポンプ電極用の導体リー
ドのうち少なくとも1つは、酸素センサ素子内に
おいて、前記加熱用ヒーターの発熱部あるいはヒ
ーター用の導体リードに接続されている特許請求
の範囲第1項記載の酸素センサ。 3 前記加熱用ヒーターの発熱部は、正の抵抗温
度係数を有する物質からなる特許請求の範囲第2
項記載の酸素センサ。 4 前記対をなす酸素ポンプ電極の一方は被測定
ガスに曝され、他方は前記基準電極を収容する空
〓内に設けられている特許請求の範囲第1項乃至
第3項のいずれか1項に記載の酸素センサ。 5 前記ケースは、前記酸素センサ素子の被測定
ガスに曝される部分を保護する保護カバー部と、 被測定ガスを他の部分から分離する隔壁に酸素
センサを取付けるためのハウジングと、 酸素センサ素子の被測定ガスに曝されない部分
を保護する保護筒部と、 被測定ガスが保護筒部内に侵入しないようにす
る気密部材と、 酸素センサ素子と外部回路とを電気的に接続す
るためのリード線が挿通され、保護筒部端を閉塞
するゴム栓とを備え、 かつ、前記気密空間は、少なくとも、前記保護
筒部と気密部材とリード線とゴム栓および前記酸
素センサ素子とにより囲まれてなる特許請求の範
囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の酸素
センサ。 6 前記気密空間とゴム栓との間に両者を気密に
分離する隔壁を設けてなる特許請求の範囲第5項
記載の酸素センサ。 7 前記気密部材は、無機充填剤を押し固めてな
り、かつ、酸素センサ素子を固定している特許請
求の範囲第5項乃至第6項のいずれか1項に記載
の酸素センサ。 8 前記酸素センサ素子は長手板状に形成されて
いる特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか
1項に記載の酸素センサ。 9 前記酸素イオン伝導性固体電解質は、Y2O3,
Yb2O3,MgOのうちの1種以上を添加したZrO2
を主成分とする特許請求の範囲第1項乃至第8項
のいずれか1項に記載の酸素センサ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59258080A JPS61134656A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 酸素センサ |
| US06/800,684 US4784743A (en) | 1984-12-06 | 1985-11-22 | Oxygen sensor |
| DE19853543083 DE3543083A1 (de) | 1984-12-06 | 1985-12-05 | Sauerstoffuehler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59258080A JPS61134656A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 酸素センサ |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60115576A Division JPS61137055A (ja) | 1984-12-06 | 1985-05-29 | 酸素センサ素子 |
| JP60162898A Division JPS61137056A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 酸素センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61134656A JPS61134656A (ja) | 1986-06-21 |
| JPH0473546B2 true JPH0473546B2 (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=17315241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59258080A Granted JPS61134656A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 酸素センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61134656A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0786498B2 (ja) * | 1988-06-02 | 1995-09-20 | 日本碍子株式会社 | 加熱型酸素センサ |
| JPH03129471U (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-26 | ||
| JP3501187B2 (ja) * | 1995-02-08 | 2004-03-02 | 株式会社デンソー | 酸素濃度検出器 |
| JP3674292B2 (ja) * | 1997-06-19 | 2005-07-20 | 株式会社デンソー | 空燃比検出装置 |
| US10859526B2 (en) | 2017-11-22 | 2020-12-08 | Delphi Technologies Ip Limited | Gas sensor with a pump cell |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP59258080A patent/JPS61134656A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61134656A (ja) | 1986-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |