JPH0474297B2 - - Google Patents
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- JPH0474297B2 JPH0474297B2 JP31893188A JP31893188A JPH0474297B2 JP H0474297 B2 JPH0474297 B2 JP H0474297B2 JP 31893188 A JP31893188 A JP 31893188A JP 31893188 A JP31893188 A JP 31893188A JP H0474297 B2 JPH0474297 B2 JP H0474297B2
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- Japan
- Prior art keywords
- clay
- lubricant
- dry press
- press molding
- lamination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は粘土分を含む例えば碍子部品等の製造
等に使用される粘土含有素地の成形方法に関する
ものである。 (従来の技術) 有機質の滑剤を添加混合したセラミツクスラリ
ーをスプレードライヤー等によつて噴霧乾燥して
得たセラミツクウスの造粒物を乾式でプレス成形
する方法は、乾式プレス成形法として従来から広
く知られており、アルミナ、ムライトのような粘
土分をほとんど含まないセラミツクス素地の場合
には、滑剤としてステアリン酸(炭素数18)のエ
マルジヨンが使用されていた。 ところが粘土分を比較的多く含む一般的な陶磁
器素地を用いた例えば碍子のような部材と複合使
用される部品は、熱膨脹その他の観点から同じ特
性を有する粘土を含有する好ましくは共素地によ
り製造しなければならず、この場合には上記のよ
うな滑剤を使用すると、焼成時にラミネーシヨン
クラツクを生じて良製品が得られないという問題
があつた。ここでラミネーシヨンクラツクとは、
ラミネーシヨンに起因するクラツクを意味する。
すなわち陶磁器素地を乾式プレス成形した場合、
素地に不均質でなじみの悪い部分があると成形体
の内部が層状になるラミネーシヨンと呼ばれる現
象を生ずるが、このような成形体は収縮率が層間
で異なるために焼成後の冷却過程において熱歪み
によるクラツクを生ずることがある。これをラミ
ネーシヨンクラツクと呼び、陶磁器素地中に添加
されるバインダー等の混合が不完全であるような
場合に生じ易い欠点である。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決し
て、粘土分を20%以上含有する粘土含有素地を焼
成時にラミネーシヨンクラツクを生じさせること
なく乾式プレス成形することができる粘土含有素
地の成形方法を目的として完成されたものであ
る。 (課題を解決するための手段) 本発明者等は上記の課題を解決するために研究
を重ねた結果、粘土含有率の比較的高い素地の乾
式プレス成形を円滑に行わせるためには、滑剤の
種類が問題であり、特に滑剤の成分中の炭素数が
重要な役割を持つことを発見した。本発明は上記
のような知見に基づいて完成されたものであつ
て、粘土分を20%以上含有する粘土含有素地を乾
式プレス成形するにあたり、炭素数20以上の脂肪
酸を主成分とした滑剤を用いることを特徴とする
ものである。 上記のような炭素数20以上の脂肪酸を主成分と
した滑剤は好ましくはバインダー、分散剤等と組
み合わされて使用される。バインダーとしては例
えばPVAまたはアクリル酸エステル系のものが
使用され、分散剤としては例えばポリカルボン酸
型ポリマーまたはイソブチレン共重合体が使用さ
れる。その混合割合は重量比で、滑剤2.0〜6.0
%、バインダー0.1〜5.0%、分散剤0.01〜1.0%程
度とすることが好ましい。 なお、粘土含有素地の組成には種々のものがあ
るが、陶磁器用の素地としてはアルミナ0〜30
%、長石20〜40%、珪砂0〜20%、陶石0〜20
%、粘土20〜40%のものが普通である。 このような炭素数20以上の脂肪酸を主成分とし
た滑剤を粘土分を20%以上含有する、粘土含有素
地と混合して乾式プレス成形に用いると、焼成時
にラミネーシヨンクラツクを生じない乾式プレス
成形品が得られる。これは乾式プレス成形時の素
地内部の応力伝達が、この滑剤の作用により円滑
に行われるためと考えられるが、何故滑剤成分中
の炭素数が20以上であると好ましいこかについて
の理論的な根拠は明らかではない。しかし次の実
施例にも示されるように、滑剤成分中の炭素数が
重要なフアクターであることは明らかである。 (実施例) 次項の表に記載されている各原料組成の粘土含
有素地に、炭素数が14〜32の脂肪酸を主成分とし
た滑剤1.0〜7.0%と、PVA0.5重量%と、ポリカ
ルボン酸型ポリマー0.1重量%とを混合し、陶磁
器用素地では最高温度1200℃〜1400℃で焼成し、
またアルミナセラミツクスでは最高温度1500℃〜
1700℃で焼成して、成形性及びラミネーシヨンク
ラツクの有無を調べた。
等に使用される粘土含有素地の成形方法に関する
ものである。 (従来の技術) 有機質の滑剤を添加混合したセラミツクスラリ
ーをスプレードライヤー等によつて噴霧乾燥して
得たセラミツクウスの造粒物を乾式でプレス成形
する方法は、乾式プレス成形法として従来から広
く知られており、アルミナ、ムライトのような粘
土分をほとんど含まないセラミツクス素地の場合
には、滑剤としてステアリン酸(炭素数18)のエ
マルジヨンが使用されていた。 ところが粘土分を比較的多く含む一般的な陶磁
器素地を用いた例えば碍子のような部材と複合使
用される部品は、熱膨脹その他の観点から同じ特
性を有する粘土を含有する好ましくは共素地によ
り製造しなければならず、この場合には上記のよ
うな滑剤を使用すると、焼成時にラミネーシヨン
クラツクを生じて良製品が得られないという問題
があつた。ここでラミネーシヨンクラツクとは、
ラミネーシヨンに起因するクラツクを意味する。
すなわち陶磁器素地を乾式プレス成形した場合、
素地に不均質でなじみの悪い部分があると成形体
の内部が層状になるラミネーシヨンと呼ばれる現
象を生ずるが、このような成形体は収縮率が層間
で異なるために焼成後の冷却過程において熱歪み
によるクラツクを生ずることがある。これをラミ
ネーシヨンクラツクと呼び、陶磁器素地中に添加
されるバインダー等の混合が不完全であるような
場合に生じ易い欠点である。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決し
て、粘土分を20%以上含有する粘土含有素地を焼
成時にラミネーシヨンクラツクを生じさせること
なく乾式プレス成形することができる粘土含有素
地の成形方法を目的として完成されたものであ
る。 (課題を解決するための手段) 本発明者等は上記の課題を解決するために研究
を重ねた結果、粘土含有率の比較的高い素地の乾
式プレス成形を円滑に行わせるためには、滑剤の
種類が問題であり、特に滑剤の成分中の炭素数が
重要な役割を持つことを発見した。本発明は上記
のような知見に基づいて完成されたものであつ
て、粘土分を20%以上含有する粘土含有素地を乾
式プレス成形するにあたり、炭素数20以上の脂肪
酸を主成分とした滑剤を用いることを特徴とする
ものである。 上記のような炭素数20以上の脂肪酸を主成分と
した滑剤は好ましくはバインダー、分散剤等と組
み合わされて使用される。バインダーとしては例
えばPVAまたはアクリル酸エステル系のものが
使用され、分散剤としては例えばポリカルボン酸
型ポリマーまたはイソブチレン共重合体が使用さ
れる。その混合割合は重量比で、滑剤2.0〜6.0
%、バインダー0.1〜5.0%、分散剤0.01〜1.0%程
度とすることが好ましい。 なお、粘土含有素地の組成には種々のものがあ
るが、陶磁器用の素地としてはアルミナ0〜30
%、長石20〜40%、珪砂0〜20%、陶石0〜20
%、粘土20〜40%のものが普通である。 このような炭素数20以上の脂肪酸を主成分とし
た滑剤を粘土分を20%以上含有する、粘土含有素
地と混合して乾式プレス成形に用いると、焼成時
にラミネーシヨンクラツクを生じない乾式プレス
成形品が得られる。これは乾式プレス成形時の素
地内部の応力伝達が、この滑剤の作用により円滑
に行われるためと考えられるが、何故滑剤成分中
の炭素数が20以上であると好ましいこかについて
の理論的な根拠は明らかではない。しかし次の実
施例にも示されるように、滑剤成分中の炭素数が
重要なフアクターであることは明らかである。 (実施例) 次項の表に記載されている各原料組成の粘土含
有素地に、炭素数が14〜32の脂肪酸を主成分とし
た滑剤1.0〜7.0%と、PVA0.5重量%と、ポリカ
ルボン酸型ポリマー0.1重量%とを混合し、陶磁
器用素地では最高温度1200℃〜1400℃で焼成し、
またアルミナセラミツクスでは最高温度1500℃〜
1700℃で焼成して、成形性及びラミネーシヨンク
ラツクの有無を調べた。
【表】
【表】
【表】
成形性は生素地密度2以上に成形できたものを
○、限界に近いものを△、できなかつたものを×
とした。また焼成後ラミネーシヨンクラツクの発
生していなものは○、使用上問題とならない程度
のクラツクのあるものを△、クラツクが発生して
いるものを×とした。 この実施例に示されるように、粘土分が20%以
上の粘土含有素地を乾式プレス成形するに当た
り、炭素数が20以上の脂肪酸を主成分とした滑剤
を用いた場合には、成形性が良好であり、かつ焼
成時にラミネーシヨンクラツクが発生することも
ない。なお、上記の例では粘土分30%の素地に炭
素数28の脂肪酸を用いた例を詳述したが、粘土分
20%以上で炭素数20以上の脂肪酸の組み合わせで
あれば、ほぼ同様の効果が得られるのである。 (発明の効果) 本発明は以上のように実施例からも明らかなよ
うに、従来考慮されることのなかつた滑剤成分中
の炭素数に着目し、炭素数20以上の脂肪酸を主成
分とした滑剤を用いることにより、粘土分を20%
以上含有する粘土含有素地においても焼成時にラ
ミネーシヨンクラツクを生じさせることなく乾式
プレス成形することができるようにしたものであ
る。従つて本発明は粘土含有率の比較的大きい一
般的な陶磁器素地により成形を行う必要のある例
えば碍子の部品などの乾式プレス成形に好適な方
法であり、従来の問題点を一掃した粘土含有素地
の成形方法として、産業の発展に寄与するところ
は極めて大きいものである。
○、限界に近いものを△、できなかつたものを×
とした。また焼成後ラミネーシヨンクラツクの発
生していなものは○、使用上問題とならない程度
のクラツクのあるものを△、クラツクが発生して
いるものを×とした。 この実施例に示されるように、粘土分が20%以
上の粘土含有素地を乾式プレス成形するに当た
り、炭素数が20以上の脂肪酸を主成分とした滑剤
を用いた場合には、成形性が良好であり、かつ焼
成時にラミネーシヨンクラツクが発生することも
ない。なお、上記の例では粘土分30%の素地に炭
素数28の脂肪酸を用いた例を詳述したが、粘土分
20%以上で炭素数20以上の脂肪酸の組み合わせで
あれば、ほぼ同様の効果が得られるのである。 (発明の効果) 本発明は以上のように実施例からも明らかなよ
うに、従来考慮されることのなかつた滑剤成分中
の炭素数に着目し、炭素数20以上の脂肪酸を主成
分とした滑剤を用いることにより、粘土分を20%
以上含有する粘土含有素地においても焼成時にラ
ミネーシヨンクラツクを生じさせることなく乾式
プレス成形することができるようにしたものであ
る。従つて本発明は粘土含有率の比較的大きい一
般的な陶磁器素地により成形を行う必要のある例
えば碍子の部品などの乾式プレス成形に好適な方
法であり、従来の問題点を一掃した粘土含有素地
の成形方法として、産業の発展に寄与するところ
は極めて大きいものである。
Claims (1)
- 1 粘土分を20%以上含有する粘土含有素地を乾
式プレス成形するにあたり、炭素数20以上の脂肪
酸を主成分とした滑剤を用いることを特徴とする
粘土含有素地の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893188A JPH02164756A (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 粘土含有素地の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31893188A JPH02164756A (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 粘土含有素地の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02164756A JPH02164756A (ja) | 1990-06-25 |
| JPH0474297B2 true JPH0474297B2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=18104584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31893188A Granted JPH02164756A (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 粘土含有素地の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02164756A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002283317A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ngk Insulators Ltd | 成形型への粉体充填方法 |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP31893188A patent/JPH02164756A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02164756A (ja) | 1990-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |