JPH0474442B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0474442B2 JPH0474442B2 JP63258899A JP25889988A JPH0474442B2 JP H0474442 B2 JPH0474442 B2 JP H0474442B2 JP 63258899 A JP63258899 A JP 63258899A JP 25889988 A JP25889988 A JP 25889988A JP H0474442 B2 JPH0474442 B2 JP H0474442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove body
- knitted fabric
- oil
- film
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は塩化ビニールからなる皮膜付の作業
用手袋の製造方法に関する。
用手袋の製造方法に関する。
(従来技術)
従来、メリヤス布等の編布によつて構成した手
袋体の外表面に、塩化ビニールから成る皮膜を付
着させて成る作業用手袋の製造方法の中に特願昭
57−52300号(特開昭57−173123号参照)がある。
袋体の外表面に、塩化ビニールから成る皮膜を付
着させて成る作業用手袋の製造方法の中に特願昭
57−52300号(特開昭57−173123号参照)がある。
上記した製造方法は所定の糸間隔で編まれた手
袋体の外表面に溌油処理を施した後、この手袋体
外表面に塩化ビニールペーストをスプレー若しく
は滴下して無圧塗布し、これをゲル化するもので
あり、他の製造方法よりも手袋体外表面の皮膜を
薄く形成することが可能で、使用感の良好な作業
用手袋を提供することができる利点がある。
袋体の外表面に溌油処理を施した後、この手袋体
外表面に塩化ビニールペーストをスプレー若しく
は滴下して無圧塗布し、これをゲル化するもので
あり、他の製造方法よりも手袋体外表面の皮膜を
薄く形成することが可能で、使用感の良好な作業
用手袋を提供することができる利点がある。
しかし、上記した製造方法は皮膜の付着力を必
要分確保する為に、手袋体を構成する編布の繊維
糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍以上4倍以下
にしている。従つて、手袋体を構成する編布の目
が比較的荒くなるので手袋体の強度を十分に確保
することが難しくなり、さらに、上記した塩化ビ
ニール皮膜は薄く形成するが為に溌油層の上に形
成しており、従つて、手袋体の外表面に直接塩化
ビニール皮膜を形成するものよりは皮膜の付着力
が劣り、使用中において塩化ビニール皮膜層の剥
離を生じることがあつた。
要分確保する為に、手袋体を構成する編布の繊維
糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍以上4倍以下
にしている。従つて、手袋体を構成する編布の目
が比較的荒くなるので手袋体の強度を十分に確保
することが難しくなり、さらに、上記した塩化ビ
ニール皮膜は薄く形成するが為に溌油層の上に形
成しており、従つて、手袋体の外表面に直接塩化
ビニール皮膜を形成するものよりは皮膜の付着力
が劣り、使用中において塩化ビニール皮膜層の剥
離を生じることがあつた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の課題は、手袋体の強度を十分に確保で
きると共に、塩化ビニール皮膜層を手袋体外表面
に対して薄く且つ強い付着力で形成することので
きる柔軟性皮膜付作業用手袋の製造方法を提供す
ることである。
きると共に、塩化ビニール皮膜層を手袋体外表面
に対して薄く且つ強い付着力で形成することので
きる柔軟性皮膜付作業用手袋の製造方法を提供す
ることである。
(課題を解決する為の手段)
上記した課題を解決する為に本発明の柔軟性皮
膜付作業用手袋の製造方法は、隣合う繊維糸の間
隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満とした編布から
成る手袋体の外表面を溌油剤により溌油処理して
手袋体の外表面に溌油層を形成する溌油処理行程
と、上記溌油行程の前、若しくは溌油行程の後に
手袋体の外表面を擦ることにより毛羽立てする毛
羽立て行程と、塩化ビニールペーストをスプレー
若しくは滴下により無圧塗布した後キユアーさせ
る皮膜形成行程とからなるものである。
膜付作業用手袋の製造方法は、隣合う繊維糸の間
隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満とした編布から
成る手袋体の外表面を溌油剤により溌油処理して
手袋体の外表面に溌油層を形成する溌油処理行程
と、上記溌油行程の前、若しくは溌油行程の後に
手袋体の外表面を擦ることにより毛羽立てする毛
羽立て行程と、塩化ビニールペーストをスプレー
若しくは滴下により無圧塗布した後キユアーさせ
る皮膜形成行程とからなるものである。
(作用)
以上の様に、編布を構成する繊維糸の相互間隔
を該繊維糸の太さの1.5倍未満とすると、編布の
一定面積内における繊維糸の密度が高まり、同時
に、該繊維糸から突出する細毛の量も編布外表面
における一定の面積内で増大される。
を該繊維糸の太さの1.5倍未満とすると、編布の
一定面積内における繊維糸の密度が高まり、同時
に、該繊維糸から突出する細毛の量も編布外表面
における一定の面積内で増大される。
溌油処理行程において溌油剤が上記編布から成
る手袋体の外表面に付着して溌油層を形成する。
る手袋体の外表面に付着して溌油層を形成する。
また、上記した溌油処理行程の前若しくは後に
手袋体の外表面を擦ることにより、編布の表面に
突出する細毛の量がさらに増大させることができ
る。
手袋体の外表面を擦ることにより、編布の表面に
突出する細毛の量がさらに増大させることができ
る。
皮膜形成工程によつて上記手袋体の外表面に塩
化ビニールペーストをスプレー若しくは滴下等に
より外圧の加わらない状態で塗布すると、上記ペ
ーストは溌油層の溌油作用によつて手袋体の編布
内部に侵入するのを抑止され、そして編布表面に
突出した細毛を絡ませた状態で同編布の外表面に
沿つて薄膜状に付着される。
化ビニールペーストをスプレー若しくは滴下等に
より外圧の加わらない状態で塗布すると、上記ペ
ーストは溌油層の溌油作用によつて手袋体の編布
内部に侵入するのを抑止され、そして編布表面に
突出した細毛を絡ませた状態で同編布の外表面に
沿つて薄膜状に付着される。
上記した塩化ビニールペーストの層はキユアー
して手袋外表面に付着する皮膜層となる。
して手袋外表面に付着する皮膜層となる。
(発明の効果)
本発明は以上の様に、手袋体の編布を構成する
繊維糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満にす
ると共に、毛羽立て行程により手袋体の外表面を
擦つて毛羽立てることにより繊維糸の密度と編布
の外表面に突出する細毛の量を増大せしめるもの
である。
繊維糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満にす
ると共に、毛羽立て行程により手袋体の外表面を
擦つて毛羽立てることにより繊維糸の密度と編布
の外表面に突出する細毛の量を増大せしめるもの
である。
従つて、溌油層が有する溌油性によつて手袋体
外表面に樹脂ペーストの薄い皮膜を形成すると同
時に、この皮膜を編布から突出する多量な細毛に
絡ませて、キユアー後に手袋体の外表面に対し強
く付着させることができ、さらに、繊維糸の密度
増大によつて手袋体の強度を十分に確保すること
が可能となる。
外表面に樹脂ペーストの薄い皮膜を形成すると同
時に、この皮膜を編布から突出する多量な細毛に
絡ませて、キユアー後に手袋体の外表面に対し強
く付着させることができ、さらに、繊維糸の密度
増大によつて手袋体の強度を十分に確保すること
が可能となる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
本発明の柔軟性皮膜付作業用手袋Aの製造方法
は、繊維糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満
とした編布から成る手袋体1の外表面を溌油剤に
より溌油処理して溌油層aを形成する溌油処理工
程と、上記した溌油処理工程の前若しくは後に手
袋体1の外表面を擦ることにより毛羽立てる毛羽
立て行程と、上記手袋体1の外表面に対して樹脂
のペーストをスプレー若しくは滴下によつて無圧
塗布した後、加熱硬化させて手袋体1の外表面に
柔軟性皮膜2を付着形成する皮膜形成工程とから
なつている。
は、繊維糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5倍未満
とした編布から成る手袋体1の外表面を溌油剤に
より溌油処理して溌油層aを形成する溌油処理工
程と、上記した溌油処理工程の前若しくは後に手
袋体1の外表面を擦ることにより毛羽立てる毛羽
立て行程と、上記手袋体1の外表面に対して樹脂
のペーストをスプレー若しくは滴下によつて無圧
塗布した後、加熱硬化させて手袋体1の外表面に
柔軟性皮膜2を付着形成する皮膜形成工程とから
なつている。
上記した手袋体1は該手袋体1を構成する編布
1′の隣合う繊維糸1′aの間隔を該繊維糸の太さ
の1.5倍未満とするものである。これによつて上
記繊維糸1′aの間隔を繊維糸1′aの太さの1.5
倍以上にしたものと比較すると、編布1′の一定
面積内における繊維糸1′a密度が高められると
共に、その繊維糸1′aから突出する細毛1′bの
最も編布1′外表面における一定の面積内で増大
されるものであり、この細毛1′bが後述する樹
脂ペーストを絡み合うことによつて手袋体1外表
面と皮膜2との間の付着力が高めることができ
る。
1′の隣合う繊維糸1′aの間隔を該繊維糸の太さ
の1.5倍未満とするものである。これによつて上
記繊維糸1′aの間隔を繊維糸1′aの太さの1.5
倍以上にしたものと比較すると、編布1′の一定
面積内における繊維糸1′a密度が高められると
共に、その繊維糸1′aから突出する細毛1′bの
最も編布1′外表面における一定の面積内で増大
されるものであり、この細毛1′bが後述する樹
脂ペーストを絡み合うことによつて手袋体1外表
面と皮膜2との間の付着力が高めることができ
る。
また、上記した細毛1′bは編布1′の外表面を
ブラシ等で擦つてケバ立てることによりさらに増
量させることができる。
ブラシ等で擦つてケバ立てることによりさらに増
量させることができる。
従つて、手袋体1の外表面に溌油処理を行なう
前、若しくは行なつた後に上記したように毛羽立
て行程を行うことにより細毛1′bの量をより増
大させ、これによつて、編布1′に対する皮膜
1′層の付着力をさらに強めることも可能である。
前、若しくは行なつた後に上記したように毛羽立
て行程を行うことにより細毛1′bの量をより増
大させ、これによつて、編布1′に対する皮膜
1′層の付着力をさらに強めることも可能である。
溌油処理工程で用いる溌油剤は例えばフツ素系
樹脂、シリコーン系樹脂等を用い、これを保持型
(図示せず)の外側に装着した手袋体1の外表面
に対してスプレー等によつて塗布して、第2図に
て示すように手袋体1の編布の外表面に溌油層a
を形成する。
樹脂、シリコーン系樹脂等を用い、これを保持型
(図示せず)の外側に装着した手袋体1の外表面
に対してスプレー等によつて塗布して、第2図に
て示すように手袋体1の編布の外表面に溌油層a
を形成する。
溌油処理工程でもつて形成した溌油層によつて
編布1′の外表面は溌油性を具有し、これによつ
て皮膜形成工程で手袋体1外表面に塗布する樹脂
のペーストが繊維糸1′a間の間〓内に侵入する
のが防止される。
編布1′の外表面は溌油性を具有し、これによつ
て皮膜形成工程で手袋体1外表面に塗布する樹脂
のペーストが繊維糸1′a間の間〓内に侵入する
のが防止される。
皮膜形成工程において手袋体1の外周面に塗布
する塩化ビニールペーストは下記の表にて示す如
き比率で配合する。
する塩化ビニールペーストは下記の表にて示す如
き比率で配合する。
表
(重量比)
塩化ビニールペーストレジン 100
可塑剤(フタル酸エステル) 100〜140
安定剤(−Ba−) 4
ゲル化剤(又は) 4
顔 料 1
上記した塩化ビニールペーストは前記手袋体1
の外表面に対してスプレー若しくは滴下により無
圧塗布する。これによつて、塩化ビニールペース
トは、編布1′に対して外圧を加えることなく塗
布されると共に、溌油層aの具有する溌油性によ
つて、繊維糸1′a間の間〓内に侵入することな
く編布1′の外表面に沿つて薄膜状に形成され、
同時に前述した如く編布1′の外表面に突出する
多量の細毛1′bと絡み合つて編布1′外表面に対
して良好に付着する。
の外表面に対してスプレー若しくは滴下により無
圧塗布する。これによつて、塩化ビニールペース
トは、編布1′に対して外圧を加えることなく塗
布されると共に、溌油層aの具有する溌油性によ
つて、繊維糸1′a間の間〓内に侵入することな
く編布1′の外表面に沿つて薄膜状に形成され、
同時に前述した如く編布1′の外表面に突出する
多量の細毛1′bと絡み合つて編布1′外表面に対
して良好に付着する。
塩化ビニールペーストを塗布した手袋体1は例
えば170℃の雰囲気中にて4分間セミキユアーさ
せた後、さらに200℃の雰囲気中で10分間加熱し
て皮膜2をキユアーさせ、冷却した後に脱型す
る。
えば170℃の雰囲気中にて4分間セミキユアーさ
せた後、さらに200℃の雰囲気中で10分間加熱し
て皮膜2をキユアーさせ、冷却した後に脱型す
る。
上記した如く成形した作業用手袋Aは、塩化ビ
ニールから成る皮膜2層全体を薄く形成すること
ができるので使用感が良好であり、また上記皮膜
2層は編布1′の外表面に多量に起立する細毛
1′bを把持することにより、手袋体1の外表面
に対して強固に付着し、長期間の使用にも剥離せ
ずに耐え得るものである。
ニールから成る皮膜2層全体を薄く形成すること
ができるので使用感が良好であり、また上記皮膜
2層は編布1′の外表面に多量に起立する細毛
1′bを把持することにより、手袋体1の外表面
に対して強固に付着し、長期間の使用にも剥離せ
ずに耐え得るものである。
第1図は本発明によつて成形した作業用手袋を
示す一部切欠正面図、第2図は編布に付着する皮
膜を示す拡大断面図である。 図中 A:柔軟性皮膜付作業用手袋、a:溌油
層、1:手袋体、1′:編布、1′a:繊維糸、
1′b……細毛、2:皮膜。
示す一部切欠正面図、第2図は編布に付着する皮
膜を示す拡大断面図である。 図中 A:柔軟性皮膜付作業用手袋、a:溌油
層、1:手袋体、1′:編布、1′a:繊維糸、
1′b……細毛、2:皮膜。
Claims (1)
- 1 隣合う繊維糸の間隔を該繊維糸の太さの1.5
倍未満とした編布から成る手袋体の外表面を溌油
剤により溌油処理して手袋体の外表面に溌油層を
形成する溌油処理行程と、上記溌油行程の前、若
しくは溌油行程の後に手袋体の外表面を擦ること
により毛羽立てする毛羽立て行程と、塩化ビニー
ルペーストをスプレー若しくは滴下により無圧塗
布した後キユアーさせる皮膜形成行程とからなる
作業用手袋の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63258899A JPH02104705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 作業手袋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63258899A JPH02104705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 作業手袋の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104705A JPH02104705A (ja) | 1990-04-17 |
| JPH0474442B2 true JPH0474442B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=17326580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63258899A Granted JPH02104705A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 作業手袋の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02104705A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7745198B2 (ja) * | 2021-09-02 | 2025-09-29 | 株式会社サンパック | 手袋およびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319480A (en) * | 1976-08-09 | 1978-02-22 | Nankai Gomu Kk | Painting method |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63258899A patent/JPH02104705A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104705A (ja) | 1990-04-17 |
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