JPH047470Y2 - - Google Patents
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- JPH047470Y2 JPH047470Y2 JP1983121679U JP12167983U JPH047470Y2 JP H047470 Y2 JPH047470 Y2 JP H047470Y2 JP 1983121679 U JP1983121679 U JP 1983121679U JP 12167983 U JP12167983 U JP 12167983U JP H047470 Y2 JPH047470 Y2 JP H047470Y2
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- air
- valve
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はエアサイクル住宅に用いられるエアダ
ンパーの弁体をスムーズに開閉動作させるための
弁体の支承構造に関するものである。
ンパーの弁体をスムーズに開閉動作させるための
弁体の支承構造に関するものである。
従来の技術
エアサイクル住宅(登録商標。以下、本件住宅
という)とは、建物の外壁内側・屋根下などに断
熱材などによつて作られた通気用壁・通気用屋根
下地を設けて、この外壁などと通気用壁などとの
間隙に通気層を形成させ、壁・屋根などを通じて
太陽熱を吸収しまたは自然の通風を取り入れ、上
記通気層内に生ずる空気の圧力差(正負圧)を利
用して気流の流動・停止を制御し、建物の温度及
び湿度を調整する住宅をいう。
という)とは、建物の外壁内側・屋根下などに断
熱材などによつて作られた通気用壁・通気用屋根
下地を設けて、この外壁などと通気用壁などとの
間隙に通気層を形成させ、壁・屋根などを通じて
太陽熱を吸収しまたは自然の通風を取り入れ、上
記通気層内に生ずる空気の圧力差(正負圧)を利
用して気流の流動・停止を制御し、建物の温度及
び湿度を調整する住宅をいう。
本件住宅では、第11図に示すように通気用壁
の下部あるいは通気用屋根下地の下部にそれぞれ
通気層内の気流を制御するためのエアダンパーが
取り付けられる。これらダンパーはケーシング
(箱体)内に弁を揺動自在に配設して一方向にの
み空気を通過させるようにしたものである。そし
て、これらのダンパーの弁体は、従来、薄手で軽
量の部材、例えばプラスチツクフイルム等によつ
て作られており、従つて、その上部の支承構造は
別段の配慮をしなくとも、弁体の開閉動作に支障
をきたすことはなかつた。
の下部あるいは通気用屋根下地の下部にそれぞれ
通気層内の気流を制御するためのエアダンパーが
取り付けられる。これらダンパーはケーシング
(箱体)内に弁を揺動自在に配設して一方向にの
み空気を通過させるようにしたものである。そし
て、これらのダンパーの弁体は、従来、薄手で軽
量の部材、例えばプラスチツクフイルム等によつ
て作られており、従つて、その上部の支承構造は
別段の配慮をしなくとも、弁体の開閉動作に支障
をきたすことはなかつた。
考案が解決しようとする問題点
ところが、外界から吸収した熱を一層良く保持
し保温性をコントロールするためダンパーの弁体
にも断熱性が要求され、発泡スチレン等の断熱材
によつて弁体が形成されるようになると、弁体自
体の重量も増え、また弁の開閉に際し雑音を生ず
る。この結果、弁体を支承し、スムーズな開閉動
作を行い得る支承構造が要求されるようになる。
しかも、弁体は、通気層内を流れる気流によつて
生じるわずかな負圧あるいは正圧によつて開閉動
作を行う必要がある。即ち、夏または冬の昼間な
どにおいては、外界からの吸熱によつて通気層内
に生ずる上昇気流によつて生ずる負圧によつて弁
が開いて気流を通し(第11、第9図参照)、冬
の夜間などでは、外界への放熱により通気層内に
生ずる下降気流によつて生ずる正圧によつて弁が
閉じられ空気断熱層を形成することになる。
し保温性をコントロールするためダンパーの弁体
にも断熱性が要求され、発泡スチレン等の断熱材
によつて弁体が形成されるようになると、弁体自
体の重量も増え、また弁の開閉に際し雑音を生ず
る。この結果、弁体を支承し、スムーズな開閉動
作を行い得る支承構造が要求されるようになる。
しかも、弁体は、通気層内を流れる気流によつて
生じるわずかな負圧あるいは正圧によつて開閉動
作を行う必要がある。即ち、夏または冬の昼間な
どにおいては、外界からの吸熱によつて通気層内
に生ずる上昇気流によつて生ずる負圧によつて弁
が開いて気流を通し(第11、第9図参照)、冬
の夜間などでは、外界への放熱により通気層内に
生ずる下降気流によつて生ずる正圧によつて弁が
閉じられ空気断熱層を形成することになる。
また、ダンパーは、通気用壁または通気用屋根
下地に設けられた取付け用開口部に挿着されて用
いられるが(通気用壁の取付け用開口部に装着し
た例について、第9図参照)、この挿着に際して、
通気用壁に取り付ける場合には、ダンパーが斜め
に傾いた状態で固定されることがあり、通気用屋
根下地に取り付ける場合には、屋根に勾配がある
ため、常に、ダンパーは傾いた状態で固定され
る。こうした場合には、弁体の軸部が水平に保持
されないために、弁体の円滑な揺動に影響をきた
す。
下地に設けられた取付け用開口部に挿着されて用
いられるが(通気用壁の取付け用開口部に装着し
た例について、第9図参照)、この挿着に際して、
通気用壁に取り付ける場合には、ダンパーが斜め
に傾いた状態で固定されることがあり、通気用屋
根下地に取り付ける場合には、屋根に勾配がある
ため、常に、ダンパーは傾いた状態で固定され
る。こうした場合には、弁体の軸部が水平に保持
されないために、弁体の円滑な揺動に影響をきた
す。
本考案は、こうした要求に応え、発泡スチレン
等のある程度重量のある材質によつて形成された
弁体のスムーズな開閉動作を保障するとともに、
ダンパーが傾いて取り付けられたときにも同様に
弁体のスムーズな開閉動作を確保し得る支承構造
を提供することを目的とするものである。
等のある程度重量のある材質によつて形成された
弁体のスムーズな開閉動作を保障するとともに、
ダンパーが傾いて取り付けられたときにも同様に
弁体のスムーズな開閉動作を確保し得る支承構造
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は上記した課題を達成するために、断熱
材によつて形成され、エアサイクル住宅の通気用
壁または通気用屋根下地に取り付けられる箱体の
内部に、弁体を揺動自在に吊り下げる収納空間
と、この弁体の表面の一部を支持する弁座とを設
け、上記弁体表面方向の箱体一面の下部に上記収
納空間と連通可能な空気流入口を、また箱体の上
記一面と対向する他面下部に上記収納空間と連通
する空気流出口をそれぞれ形成し、上記流出口側
の負圧により上記流入口から流入した気流によつ
て前記弁体を開動作させて流入口と流出口とを連
通させる一方、流出口から侵入する気流に対して
は弁体を弁座に当接するよう閉動作させて気流の
逆流を防止するエアサイクル住宅用エアダンパー
の弁体の支承構造において、 断熱材によつて形成され、上端の左右所定位置
に軸体取付け用突起を備えた弁体と、 上記突起に嵌込み可能な取付け部と、この取付
け部の外側端の端面の中心線からずれた位置から
外方に突出したくさび状断面のブレードと、ブレ
ードの長さ方向先端に形成された球状突起とを有
し、弁体の突起に上記取付け部を介して取付けら
れたときに上記球状突起が弁体の側面の延長線と
ほぼ同位置かこれよりも内側に位置する軸体と、 前記箱体の弁体収納空間部の天井面に固定され
る本体片と、この本体片の下面に突設され、弁体
が閉止したとき上記空気流入口の方向に傾いた位
置に静止し、弁体が最大開放したとき所要の程度
に開くことができるだけの開度をもたせたブレー
ド受けと、軸体の上記球状突起を当接させて軸体
の横方向の移動を規制するストツパ片とを有する
軸受け体と を備えて成る 点に特徴を有するものである。
材によつて形成され、エアサイクル住宅の通気用
壁または通気用屋根下地に取り付けられる箱体の
内部に、弁体を揺動自在に吊り下げる収納空間
と、この弁体の表面の一部を支持する弁座とを設
け、上記弁体表面方向の箱体一面の下部に上記収
納空間と連通可能な空気流入口を、また箱体の上
記一面と対向する他面下部に上記収納空間と連通
する空気流出口をそれぞれ形成し、上記流出口側
の負圧により上記流入口から流入した気流によつ
て前記弁体を開動作させて流入口と流出口とを連
通させる一方、流出口から侵入する気流に対して
は弁体を弁座に当接するよう閉動作させて気流の
逆流を防止するエアサイクル住宅用エアダンパー
の弁体の支承構造において、 断熱材によつて形成され、上端の左右所定位置
に軸体取付け用突起を備えた弁体と、 上記突起に嵌込み可能な取付け部と、この取付
け部の外側端の端面の中心線からずれた位置から
外方に突出したくさび状断面のブレードと、ブレ
ードの長さ方向先端に形成された球状突起とを有
し、弁体の突起に上記取付け部を介して取付けら
れたときに上記球状突起が弁体の側面の延長線と
ほぼ同位置かこれよりも内側に位置する軸体と、 前記箱体の弁体収納空間部の天井面に固定され
る本体片と、この本体片の下面に突設され、弁体
が閉止したとき上記空気流入口の方向に傾いた位
置に静止し、弁体が最大開放したとき所要の程度
に開くことができるだけの開度をもたせたブレー
ド受けと、軸体の上記球状突起を当接させて軸体
の横方向の移動を規制するストツパ片とを有する
軸受け体と を備えて成る 点に特徴を有するものである。
作 用
エアサイクル住宅に用いられるエアダンパーの
箱体内の収納空間に揺動自在に吊り下げられた弁
体は、これを嵌着させる軸体の軸部のブレードが
軸受け体の軸受け片のブレード受けによつて受け
られ、同時に、この軸部が軸体の取付け部の外側
端の端面の中心線よりも幾分ずれた位置に設けら
れているために、弁体の重量によりブレードがブ
レード受けに対してそのずれに相応する分だけ当
初より傾斜し、垂直である場合に比し、通気層内
に生ずる僅かな負圧に基づく気流を有効に受ける
ことができる。この結果、弁体の揺動に対する摩
擦抵抗は抑えられ、弁体は通気層内に生じるごく
僅かな負圧によつて開動作される。そして、ブレ
ード受けの開度を適宜の大きさとすることによ
り、ブレード従つて弁体が最大開放したときの傾
きの限度が画される。
箱体内の収納空間に揺動自在に吊り下げられた弁
体は、これを嵌着させる軸体の軸部のブレードが
軸受け体の軸受け片のブレード受けによつて受け
られ、同時に、この軸部が軸体の取付け部の外側
端の端面の中心線よりも幾分ずれた位置に設けら
れているために、弁体の重量によりブレードがブ
レード受けに対してそのずれに相応する分だけ当
初より傾斜し、垂直である場合に比し、通気層内
に生ずる僅かな負圧に基づく気流を有効に受ける
ことができる。この結果、弁体の揺動に対する摩
擦抵抗は抑えられ、弁体は通気層内に生じるごく
僅かな負圧によつて開動作される。そして、ブレ
ード受けの開度を適宜の大きさとすることによ
り、ブレード従つて弁体が最大開放したときの傾
きの限度が画される。
エアダンパーが傾いて取り付けられると、弁体
を支承する軸体の軸線も水平方向からずれた位置
となるが、軸体の外方先端を球状に形成し、これ
をストツパ片に対して点接触させるので、弁体の
揺動による摩擦抵抗は最小に抑えられる。
を支承する軸体の軸線も水平方向からずれた位置
となるが、軸体の外方先端を球状に形成し、これ
をストツパ片に対して点接触させるので、弁体の
揺動による摩擦抵抗は最小に抑えられる。
実 施 例
以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係る支
承構造を示すもので、図中符号1は発泡スチレン
によつて形成された弁体で、表面に窪み部1aを
形成し、周囲等にリブ1bを設けることで、あま
り重くならないようにするとともに強度を保持し
てある。弁体1の上面には左右対称位置に軸体取
付け用突起2,2が設けられている(第3図参
照)。
承構造を示すもので、図中符号1は発泡スチレン
によつて形成された弁体で、表面に窪み部1aを
形成し、周囲等にリブ1bを設けることで、あま
り重くならないようにするとともに強度を保持し
てある。弁体1の上面には左右対称位置に軸体取
付け用突起2,2が設けられている(第3図参
照)。
3は上記左右の軸体取付け用突起2にそれぞれ
取り付けられる軸体で、第3図に示すようにこの
軸体3は、弁体1の軸体取付け用突起2に嵌着さ
れる函状の取付け部4とその外側端から突出した
軸部5とから成る。軸部5は取付け部4の外側端
の端面の中心線lよりもずれた位置、本実施例で
は、断熱型エアダンパー10の箱体11の空気流
出口16側にずれて突設されている(第4図及び
第9図参照)。なお、16は箱体11の通気層1
2に向けて開口した空気流入口、18は箱体11
内の弁体1の収納空間で、上記空気流出口16と
空気流入口17はともにこの収納空間18と連通
するように形成されている。また、図中符号19
と20は上記収納空間18の空気流入側の上下適
所に設けられた弁座で、弁体1の表面上部と下部
が当接されて流入口17と流出口16との連通状
態を遮断する。箱体11は組み立て式になつてい
て、例えば第9図のダンパーでは、弁体1が収納
される空間と上部及び下部の弁座19,20がフ
ランジ部とを有する本体壁11aの内面に弁体1
を取り付けた後、通気層12に面する後付け壁1
1bを固着することにより、上記空気流入口17
と、空気流出口16と、収入空間18と、弁座1
9,20とを有する箱体11組み立てられる。
取り付けられる軸体で、第3図に示すようにこの
軸体3は、弁体1の軸体取付け用突起2に嵌着さ
れる函状の取付け部4とその外側端から突出した
軸部5とから成る。軸部5は取付け部4の外側端
の端面の中心線lよりもずれた位置、本実施例で
は、断熱型エアダンパー10の箱体11の空気流
出口16側にずれて突設されている(第4図及び
第9図参照)。なお、16は箱体11の通気層1
2に向けて開口した空気流入口、18は箱体11
内の弁体1の収納空間で、上記空気流出口16と
空気流入口17はともにこの収納空間18と連通
するように形成されている。また、図中符号19
と20は上記収納空間18の空気流入側の上下適
所に設けられた弁座で、弁体1の表面上部と下部
が当接されて流入口17と流出口16との連通状
態を遮断する。箱体11は組み立て式になつてい
て、例えば第9図のダンパーでは、弁体1が収納
される空間と上部及び下部の弁座19,20がフ
ランジ部とを有する本体壁11aの内面に弁体1
を取り付けた後、通気層12に面する後付け壁1
1bを固着することにより、上記空気流入口17
と、空気流出口16と、収入空間18と、弁座1
9,20とを有する箱体11組み立てられる。
また上記軸部5は、断面くさび状のブレード5
1を有し、長さ方向先端に球状突起52が形成さ
れており、弁体1の突起2に取付け部4を介して
取付けられたときに球状突起52が弁体1の側面
の延長線と同位置かこれよりも内側に位置する。
1を有し、長さ方向先端に球状突起52が形成さ
れており、弁体1の突起2に取付け部4を介して
取付けられたときに球状突起52が弁体1の側面
の延長線と同位置かこれよりも内側に位置する。
第5図ないし第7図に示す6は、上記軸体3の
軸部5を受ける軸受け体である。この軸受け体6
は、第9図に見られるようにエアダンパー10の
箱体11内の収納空間部天井面に固定される帯板
状の本体片7と、この本体片7の下面所定位置に
垂設した軸受け片8と、この軸受け片8の外方に
所定の間隙を置いて同様に突設されたストツパ片
9とより成る。
軸部5を受ける軸受け体である。この軸受け体6
は、第9図に見られるようにエアダンパー10の
箱体11内の収納空間部天井面に固定される帯板
状の本体片7と、この本体片7の下面所定位置に
垂設した軸受け片8と、この軸受け片8の外方に
所定の間隙を置いて同様に突設されたストツパ片
9とより成る。
軸受け片8は、前記した軸体3と軸部5に対応
した位置に設けられ、第8図に示すようにブレー
ド受け81を備える。このブレード受け81は、
前記ブレード51とともにナイフエツジ軸受けを
構成し、開度82の範囲内でブレードの揺動の限
度を画する。
した位置に設けられ、第8図に示すようにブレー
ド受け81を備える。このブレード受け81は、
前記ブレード51とともにナイフエツジ軸受けを
構成し、開度82の範囲内でブレードの揺動の限
度を画する。
ストツパ片9は、軸受け片8に軸部5が受けら
れたときに軸部5の先端が当接されて、軸の横方
向移動を規制するものである。
れたときに軸部5の先端が当接されて、軸の横方
向移動を規制するものである。
このように構成された軸受け体6の左右の軸受
け片8のブレード受け81にそれぞれ前記軸体3
のブレード51を載せ、軸体3の取付け部4に弁
体1の上端の軸体取付け用突起2を嵌め込むこと
により、弁体1はエアダンパー10の箱体11内
の収納空間をその巾方向に同空間を完全に塞ぐよ
うに揺動自在に吊り下げられる。
け片8のブレード受け81にそれぞれ前記軸体3
のブレード51を載せ、軸体3の取付け部4に弁
体1の上端の軸体取付け用突起2を嵌め込むこと
により、弁体1はエアダンパー10の箱体11内
の収納空間をその巾方向に同空間を完全に塞ぐよ
うに揺動自在に吊り下げられる。
この吊下げ静止状態において、弁体1は、軸部
5が取付け部4の外側端の端面の中心線よりも幾
分ずれた位置、前記のように本実施例ではエアダ
ンパーの箱体の空気流出口側にずれて設けられて
あるために、第10図イに示すように垂直線より
そのずれに相当する分だけ傾斜した位置にある。
この結果、弁体は、前記ナイフエツジ軸受けの作
用とあいまつて、エアサイクル住宅における通気
層12にごく僅かな負圧が生ずるだけで、圧力差
によつて生ずる気流を受けて開動作される。第1
0図ロは弁体1が開動作したときのブレード51
とブレード受け81の関係を示す。ブレードの開
度82よつてブレード51の最大の傾き従つて弁
の最大の開放度合が決せられる。
5が取付け部4の外側端の端面の中心線よりも幾
分ずれた位置、前記のように本実施例ではエアダ
ンパーの箱体の空気流出口側にずれて設けられて
あるために、第10図イに示すように垂直線より
そのずれに相当する分だけ傾斜した位置にある。
この結果、弁体は、前記ナイフエツジ軸受けの作
用とあいまつて、エアサイクル住宅における通気
層12にごく僅かな負圧が生ずるだけで、圧力差
によつて生ずる気流を受けて開動作される。第1
0図ロは弁体1が開動作したときのブレード51
とブレード受け81の関係を示す。ブレードの開
度82よつてブレード51の最大の傾き従つて弁
の最大の開放度合が決せられる。
また、この弁体1の支承構造を備えたエアダン
パー10が通気用壁の取付け用開口部15に傾い
て取り付けられた場合、弁体1の軸部5の横方向
の移動規制を行うストツパ片9に対して軸部先端
の球状突起52が当接しているので、軸部5の回
動は支障なくスムーズに行われ、弁体1の開閉動
作も円滑さを損なわれることがない。
パー10が通気用壁の取付け用開口部15に傾い
て取り付けられた場合、弁体1の軸部5の横方向
の移動規制を行うストツパ片9に対して軸部先端
の球状突起52が当接しているので、軸部5の回
動は支障なくスムーズに行われ、弁体1の開閉動
作も円滑さを損なわれることがない。
効 果
以上述べたように、本考案によれば、弁体が、
ブレードとブレード受けとによつて構成されるナ
イフエツジ軸受けによつて支承され、しかもこの
ブレードが、弁体を嵌着しこれを支持する軸体の
中心線からずれた位置に突設され、弁体に、気流
を有効に受けることができるような傾きをもたせ
るようにしている。このように、本考案において
は、弁体の動作を妨げる摩擦抵抗を抑え、気流の
圧力を十分に受けることができる構造となつてい
るので、エアサイクル住宅における通気層内でわ
ずかに発生した負圧によつて生じる小さな気流に
よつても、弁体を無理なく、生じた圧力差に対応
して開動作させることができる。そして、ブレー
ド受けの開度を適宜変更することによつて、弁体
が最大開放したときの傾きの限度を調整すること
ができるので、エアサイクル住宅において、その
設置場所によつて予想される通過気流の流量に応
じたブレード受けの開度のエアダンパーを用いる
ことができる。
ブレードとブレード受けとによつて構成されるナ
イフエツジ軸受けによつて支承され、しかもこの
ブレードが、弁体を嵌着しこれを支持する軸体の
中心線からずれた位置に突設され、弁体に、気流
を有効に受けることができるような傾きをもたせ
るようにしている。このように、本考案において
は、弁体の動作を妨げる摩擦抵抗を抑え、気流の
圧力を十分に受けることができる構造となつてい
るので、エアサイクル住宅における通気層内でわ
ずかに発生した負圧によつて生じる小さな気流に
よつても、弁体を無理なく、生じた圧力差に対応
して開動作させることができる。そして、ブレー
ド受けの開度を適宜変更することによつて、弁体
が最大開放したときの傾きの限度を調整すること
ができるので、エアサイクル住宅において、その
設置場所によつて予想される通過気流の流量に応
じたブレード受けの開度のエアダンパーを用いる
ことができる。
そして、本考案の弁体の支承構造は、ブレード
とブレード受けによるいわば開かれた構造である
ので、軸と孔などの構造に比し、エアダンパーを
通過するほこり・湿気などによつて弁体の動きが
悪くなることが少ない。
とブレード受けによるいわば開かれた構造である
ので、軸と孔などの構造に比し、エアダンパーを
通過するほこり・湿気などによつて弁体の動きが
悪くなることが少ない。
また、本考案では、軸体の横方向移動を規制す
るため、軸体の長さ方向先端を球状に形成し、こ
れと軸受け体のストツパ片との当接を点接触によ
つて行わせるようにしている。その結果、エアダ
ンパーが傾いて取り付けられた場合であつても、
上記接触による摩擦抵抗が抑えられて軸体のスム
ーズな回動が保障され、エアダンパーに収納され
た弁体の開閉動作に影響を及ぼすことがない。
るため、軸体の長さ方向先端を球状に形成し、こ
れと軸受け体のストツパ片との当接を点接触によ
つて行わせるようにしている。その結果、エアダ
ンパーが傾いて取り付けられた場合であつても、
上記接触による摩擦抵抗が抑えられて軸体のスム
ーズな回動が保障され、エアダンパーに収納され
た弁体の開閉動作に影響を及ぼすことがない。
このように、本考案では、弁体の開閉動作に対
する摩擦抵抗は最小に抑えられているので、弁体
の開閉に伴う騒音の発生も少ない。
する摩擦抵抗は最小に抑えられているので、弁体
の開閉に伴う騒音の発生も少ない。
更に、弁体の支承部を弁体の上部に設け、弁体
の両側から突出しないようにしているので、弁体
が、エアダンパー下部の空気流入口を巾方向を最
大限におおうようにでき、エアダンパー全体の大
きさに比し、空気流入口からの気流の圧力を最も
効果的に利用できる構造となつている。
の両側から突出しないようにしているので、弁体
が、エアダンパー下部の空気流入口を巾方向を最
大限におおうようにでき、エアダンパー全体の大
きさに比し、空気流入口からの気流の圧力を最も
効果的に利用できる構造となつている。
エアサイクル住宅において、通気用壁などに用
いられる断熱型エアダンパーは、外界からの吸
熱・外界への放熱、自然の通風などによつて生ず
る微妙な空気の圧力差(正負圧)をとらえ、空気
の流動を効果的にコントロールせねばならない。
そのためには、弁体が気流の圧力を最も効果的に
受けうると同時に弁体の揺動に対する摩擦抵抗は
最小のものとするような弁体の支承構造とせねば
ならない。本考案は、エアサイクル住宅における
以上のような要請を充たすと同時に、騒音の発生
も抑え、ほこり・湿気などによつて弁の機能が損
われることを防ぎ、また弁の最大の開き具合をも
調整できるようにしたものである。
いられる断熱型エアダンパーは、外界からの吸
熱・外界への放熱、自然の通風などによつて生ず
る微妙な空気の圧力差(正負圧)をとらえ、空気
の流動を効果的にコントロールせねばならない。
そのためには、弁体が気流の圧力を最も効果的に
受けうると同時に弁体の揺動に対する摩擦抵抗は
最小のものとするような弁体の支承構造とせねば
ならない。本考案は、エアサイクル住宅における
以上のような要請を充たすと同時に、騒音の発生
も抑え、ほこり・湿気などによつて弁の機能が損
われることを防ぎ、また弁の最大の開き具合をも
調整できるようにしたものである。
第1図は本考案の一実施例に係る支承構造が適
用された弁体の正面図、第2図はその側面図、第
3図は軸体と弁体上部の取付け状態を示す拡大斜
視図、第4図は第3図の−線断面図、第5図
ないし第7図は軸受け体6の正面図と底面図と側
面図、第8図は第5図の−線断面図、第9図
は第1図の弁体を有し、通気用壁に取り付けるエ
アダンパーの使用状態を示す断面図、第10図
イ,ロは弁体が動作する前の静止状態と開動作状
態における軸体のブレードと軸受け体のブレード
受けの位置関係を示す説明図、第11図はエアサ
イクル住宅の気流の流れを示す説明図である。 1……弁体、2……軸体取付け用突起、3……
軸体、4……取付け部、5……軸部、51……ブ
レード、52……球状先端部、6……軸受け体、
7……本体片、8……軸受け片、81……ブレー
ド受け、9……ストツパ片、10……エアダンパ
ー、11……箱体、11a……箱体の本体壁、1
1b……後付け壁、12……通気層、13……通
気用壁に取り付けたエアダンパー、14……通気
用屋根下地に取り付けたエアダンパー、16……
空気流出口、17……空気流入口、18……収納
空間、19,20……弁座。
用された弁体の正面図、第2図はその側面図、第
3図は軸体と弁体上部の取付け状態を示す拡大斜
視図、第4図は第3図の−線断面図、第5図
ないし第7図は軸受け体6の正面図と底面図と側
面図、第8図は第5図の−線断面図、第9図
は第1図の弁体を有し、通気用壁に取り付けるエ
アダンパーの使用状態を示す断面図、第10図
イ,ロは弁体が動作する前の静止状態と開動作状
態における軸体のブレードと軸受け体のブレード
受けの位置関係を示す説明図、第11図はエアサ
イクル住宅の気流の流れを示す説明図である。 1……弁体、2……軸体取付け用突起、3……
軸体、4……取付け部、5……軸部、51……ブ
レード、52……球状先端部、6……軸受け体、
7……本体片、8……軸受け片、81……ブレー
ド受け、9……ストツパ片、10……エアダンパ
ー、11……箱体、11a……箱体の本体壁、1
1b……後付け壁、12……通気層、13……通
気用壁に取り付けたエアダンパー、14……通気
用屋根下地に取り付けたエアダンパー、16……
空気流出口、17……空気流入口、18……収納
空間、19,20……弁座。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 断熱材によつて形成され、エアサイクル住宅の
通気用壁または通気用屋根下地に取り付けられる
箱体の内部に、弁体を揺動自在に吊り下げる収納
空間と、この弁体の表面の一部を支持する弁座と
を設け、上記弁体表面方向の箱体一面の下部に上
記収納空間と連通可能な空気流入口を、また箱体
の上記一面と対向する他面下部に上記収納空間と
連通する空気流出口をそれぞれ形成し、上記流出
口側の負圧により上記流入口から流入した気流に
よつて前記弁体を開動作させて流入口と流出口と
を連通させる一方、流出口から侵入する気流に対
しては弁体を弁座に当接するよう閉動作させて気
流の逆流を防止するエアサイクル住宅用エアダン
パーの弁体の支承構造において、 断熱材によつて形成され、上端の左右所定位置
に軸体取付け用突起を備えた弁体と、 上記突起に嵌込み可能な取付け部と、この取付
け部の外側端の端面の中心線からずれた位置から
外方に突出したくさび状断面のブレードと、ブレ
ードの長さ方向先端に形成された球状突起とを有
し、弁体の突起に上記取付け部を介して取付けら
れたときに上記球状突起が弁体の側面の延長線と
ほぼ同位置かこれよりも内側に位置する軸体と、 前記箱体の弁体収納空間部の天井面に固定され
る本体片と、この本体片の下面に突設され、弁体
が閉止したとき上記空気流入口の方向に傾いた位
置に静止し、弁体が最大開放したとき所要の程度
に開くことができるだけの開度をもたせたブレー
ド受けと、軸体の上記球状突起を当接させて軸体
の横方向の移動を規制するストツパ片とを有する
軸受け体と を備えて成るエアサイクル住宅用エアダンパー の弁体の支承構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12167983U JPS6030941U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | エアダンパ−用軸受け及び弁取付軸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12167983U JPS6030941U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | エアダンパ−用軸受け及び弁取付軸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6030941U JPS6030941U (ja) | 1985-03-02 |
| JPH047470Y2 true JPH047470Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30278396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12167983U Granted JPS6030941U (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | エアダンパ−用軸受け及び弁取付軸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030941U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4947746B1 (ja) * | 2011-04-06 | 2012-06-06 | 健司 松井 | 建造物内空気流通機構および空気流入逆止弁・空気排出逆止弁 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628501Y2 (ja) * | 1975-03-17 | 1981-07-07 | ||
| JPS5664612A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-01 | Pioneer Electronic Corp | Knife edge bearing |
| JPS5670742U (ja) * | 1979-11-06 | 1981-06-11 |
-
1983
- 1983-08-04 JP JP12167983U patent/JPS6030941U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6030941U (ja) | 1985-03-02 |
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