JPH0478395B2 - - Google Patents
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- JPH0478395B2 JPH0478395B2 JP61102183A JP10218386A JPH0478395B2 JP H0478395 B2 JPH0478395 B2 JP H0478395B2 JP 61102183 A JP61102183 A JP 61102183A JP 10218386 A JP10218386 A JP 10218386A JP H0478395 B2 JPH0478395 B2 JP H0478395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pouring
- mold
- rail
- driving means
- ladle
- Prior art date
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一般に連続鋳造システムに関し、特に
例えば鋳鉄、鋳鋼、アルミ等のごときを連続的に
鋳造するための連続鋳造システムに関する。
例えば鋳鉄、鋳鋼、アルミ等のごときを連続的に
鋳造するための連続鋳造システムに関する。
従来の技術及びその問題点
従来、鋳鉄、鋳鋼、アルミ等のごときを連続的
に鋳造するための連続鋳造システムにおいては、
例えば上型、下型を重ね合せた鋳型を造型ライン
により連続して作り、これをタクトドライブ式連
続モールドコンベアラインのごとき鋳型搬送装置
に送つて順次注湯を行なうようになつていた。し
かしながら、上述したごときタクトドライブ式の
鋳型搬送装置では、造型ラインの生産性の向上を
図ることができないために、近年、タクトドライ
ブ式に代えて連続送り式の鋳型搬送装置を採用す
るようになつてきた。ところがこの種の連続鋳造
システムにあつては、従来より鋳型に対する注湯
作業の方は、作業者が操作部を手動操作して例え
ば注湯取鍋のごとき注湯装置を傾動することで行
なうようになつていたために、前述したごとき連
続送り式の鋳型搬送装置を採用した場合には、作
業者が鋳型搬送装置の移動速度に合わせて歩行し
ながら前記のような注湯作業を行なわなければな
らなくなり、作業環境が劣悪な中で更に作業者に
過酷な作業を強いることとなる。そのうえ、前述
したごとき注湯作業に熟練した作業者であつて
も、鋳型搬送装置における鋳型の搬送速度が上昇
すれば各々の鋳型に対して均一に注湯を供給する
のが困難となつてくるために、品質が不安定とな
つてしまつて完成品中に不良品が含まれている割
合を示す不良率の増大を招来するという問題点も
生じてくる。
に鋳造するための連続鋳造システムにおいては、
例えば上型、下型を重ね合せた鋳型を造型ライン
により連続して作り、これをタクトドライブ式連
続モールドコンベアラインのごとき鋳型搬送装置
に送つて順次注湯を行なうようになつていた。し
かしながら、上述したごときタクトドライブ式の
鋳型搬送装置では、造型ラインの生産性の向上を
図ることができないために、近年、タクトドライ
ブ式に代えて連続送り式の鋳型搬送装置を採用す
るようになつてきた。ところがこの種の連続鋳造
システムにあつては、従来より鋳型に対する注湯
作業の方は、作業者が操作部を手動操作して例え
ば注湯取鍋のごとき注湯装置を傾動することで行
なうようになつていたために、前述したごとき連
続送り式の鋳型搬送装置を採用した場合には、作
業者が鋳型搬送装置の移動速度に合わせて歩行し
ながら前記のような注湯作業を行なわなければな
らなくなり、作業環境が劣悪な中で更に作業者に
過酷な作業を強いることとなる。そのうえ、前述
したごとき注湯作業に熟練した作業者であつて
も、鋳型搬送装置における鋳型の搬送速度が上昇
すれば各々の鋳型に対して均一に注湯を供給する
のが困難となつてくるために、品質が不安定とな
つてしまつて完成品中に不良品が含まれている割
合を示す不良率の増大を招来するという問題点も
生じてくる。
目 的
本発明は、上述したごとき従来の連続鋳造シス
テムが抱えている各種の問題点を改善するために
創案されたものであつて、その目的は、注湯作業
を自動化することによつて過酷な注湯作業から作
業者を解放することができるとともに、注湯作業
の自動化によつて各鋳型に対する溶湯の供給を略
一定に制御することができ、もつて製品の品質の
安定化を図ることが可能な連続鋳造システムを提
供することである。
テムが抱えている各種の問題点を改善するために
創案されたものであつて、その目的は、注湯作業
を自動化することによつて過酷な注湯作業から作
業者を解放することができるとともに、注湯作業
の自動化によつて各鋳型に対する溶湯の供給を略
一定に制御することができ、もつて製品の品質の
安定化を図ることが可能な連続鋳造システムを提
供することである。
問題点を解決するための手段
上記目的は、本発明に係る連続鋳造システムに
よつて達成される。要約すれば本発明は、複数の
鋳型を載置して搬送が可能な鋳型搬送装置と、与
えられた指令信号に基づいて前記鋳型搬送装置を
駆動する鋳型搬送装置駆動手段と、前記鋳型搬送
装置に近接して配設されている軌条部と、前記軌
条部にて移動自在に支持され且つ外部から供給さ
れる溶湯を受ける受湯姿勢と前記鋳型に溶湯を注
ぎ込む注湯姿勢とをとり得るように構成されてい
る注湯装置と、与えられた指令信号に基づいて前
記注湯装置を前記軌条部に沿つて駆動する注湯装
置駆動手段と、前記注湯装置を受湯姿勢と注湯姿
勢との間で駆動せしめる注湯装置駆動手段と、注
湯すべき鋳型が予め設定された位置に到達したと
きに前記注湯装置の移動を開始せしめ注湯装置と
前記鋳型とが同期した時点で注湯を開始せしめる
ように前記両注湯装置駆動手段を各々制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする連続鋳造シ
ステムである。
よつて達成される。要約すれば本発明は、複数の
鋳型を載置して搬送が可能な鋳型搬送装置と、与
えられた指令信号に基づいて前記鋳型搬送装置を
駆動する鋳型搬送装置駆動手段と、前記鋳型搬送
装置に近接して配設されている軌条部と、前記軌
条部にて移動自在に支持され且つ外部から供給さ
れる溶湯を受ける受湯姿勢と前記鋳型に溶湯を注
ぎ込む注湯姿勢とをとり得るように構成されてい
る注湯装置と、与えられた指令信号に基づいて前
記注湯装置を前記軌条部に沿つて駆動する注湯装
置駆動手段と、前記注湯装置を受湯姿勢と注湯姿
勢との間で駆動せしめる注湯装置駆動手段と、注
湯すべき鋳型が予め設定された位置に到達したと
きに前記注湯装置の移動を開始せしめ注湯装置と
前記鋳型とが同期した時点で注湯を開始せしめる
ように前記両注湯装置駆動手段を各々制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする連続鋳造シ
ステムである。
実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
第1図は、本発明の一実施例に従う連続鋳造シ
ステムの概要を示したものである。本発明の一実
施例に従う連続鋳造システムの概要は、第1図を
参照して明らかなように、造型ライン(図示しな
い)から送り込まれた鋳型を連続的に搬送が可能
な鋳型搬送装置1と、前記鋳型搬送装置1に近接
して配設されている軌条部3と、前記軌条部3に
移動自在に設けられている注湯装置5とから成
る。
ステムの概要を示したものである。本発明の一実
施例に従う連続鋳造システムの概要は、第1図を
参照して明らかなように、造型ライン(図示しな
い)から送り込まれた鋳型を連続的に搬送が可能
な鋳型搬送装置1と、前記鋳型搬送装置1に近接
して配設されている軌条部3と、前記軌条部3に
移動自在に設けられている注湯装置5とから成
る。
前述した鋳型搬送装置1は、例えば電動機(図
示しない)のごとき鋳型搬送装置駆動手段によつ
て駆動され所謂連続モールドラインと称せられる
複数の鋳型7を連続的に搬送することが可能な各
種コンベヤ(図示しない)を具備している。前記
鋳型搬送装置1のコンベヤ(図示しない)の搬送
速度は、概ね50〜100mm/secに設定されており、
本発明に従う一実施例では、第1図矢印方向に移
動するようになつている。前記軌条部3は、本発
明に従う一実施例においては、第1図、第2図を
夫々参照して明らかなように鋳型搬送装置1の搬
送方向一側に該鋳型搬送装置1と略直角方向に敷
設されている軌条即ち排湯用の軌条9と、前記排
湯用の軌条9が敷設されている側に前記鋳型搬送
装置1に沿つて敷設されている第1の軌条と、前
記軌条11上を移動自在な架台17上に前記鋳型
搬送装置1に沿つて配設されている第2の軌条1
3とから成るものである。前述した排湯用の軌条
9は、前記軌条13に載つている注湯装置5内に
溜まつている溶湯を排湯するに際して使用される
ものであり、前記鋳型搬送装置1が設置されてい
る床面に該鋳型搬送装置1に対して略直角方向に
形成された深い溝部(ピツト)21内に敷設され
ているものである。前記排湯用の軌条9上には、
前述した排湯時以外には該軌条9上を移動しない
ように、前記鋳型搬送装置1に最も接近した位置
で固定せしめられた第2図にて図示するように車
輪15aを有する構成の架台15が載つており、
前記架台15には、後述する軌条11の一部であ
る軌条111が鋳型搬送装置1に沿つて配設され
ている。前記軌条11は、前記鋳型搬送装置1の
設置面に該鋳型搬送装置1に沿つて形成された前
記溝部21よりも浅い溝部23内に敷設されてい
る軌条110と、前記架台15上に配設されてい
る軌条111(第2図にて図示)とで形成されて
いる。前記軌条13は、本発明に従う一実施例に
おいては、その全長に亘つて粉塵、湯玉等によつ
て軌条面が汚されるのを防止するために例えば防
護カバー等何らかの防護対策が施されており、注
湯時における溶湯の計量精度が維持できる精度の
良い軌条及びベアリング等が使用されている。前
述した軌条13は、前記軌条11上を移動自在な
第2図にて図示するように車輪17aを有する架
台17上に、少なくとも1個の鋳型7に注湯する
に際して必要なストロークに相当する長さを持つ
て配設されている。前述した排湯用の軌条9上に
載つている架台15は、例えば電動機(図示しな
い)のごとき何らかの駆動手段によつて、又、軌
条110及び前記架台15上に配設されている軌
条111上に載つている架台17は、電動機のご
とき駆動装置25によつて夫々の軌条上を移動自
在に構成されている。これとともに前記架台17
には前記軌条13上に載つている架台19を移動
せしめるための注湯装置駆動手段即ち電動機のご
とき駆動装置37と、該駆動装置37によつて駆
動されるピニオン37bとが備えられている。前
記駆動装置37は後述する制御手段からの指令信
号に応じて架台19を移動せしめるに際して略線
形に加減速せしめることができるようになつてい
る。前記注湯装置の構成は、既り当業者において
周知のものとし得るが、本発明の一実施例に従う
連続鋳造システムにおいて用いられている注湯装
置は特公昭52−9580号及び特公昭55−46272号に
開示される注湯方法及び注湯取鍋が好適に使用さ
れ、その概要を述べると、第2図にて図示する縦
断面が扇形状の注湯取鍋27と、前記注湯取鍋2
7を回特自在に軸支している架台19とから成る
ものである。前述した扇形状の注湯取鍋27は、
回動方向前壁端部近傍に出湯口29を有するとと
もに、回動方向後壁側には前記注湯取鍋27を回
動させるために必要なセクタ歯車31が具備され
ている。前記注湯取鍋27を回動自在に軸支して
いる架台19には、前記セクタ歯車31と歯合し
ているギヤ33と、前記ギヤ33に駆動力を与え
るための注湯装置駆動手段即ち電動機のごとき駆
動装置35と、前記架台17側のピニオン37b
と歯合しているラツク37aとが具備されてい
る。前述した鋳型搬送装置1上には、第2図にて
図示するごとく湯口41を備えた形状の鋳型7が
載置されており、前記注湯取鍋27より溶湯の供
給を受けるようになつている。前述した軌条部3
の前記鋳型搬送装置1と反対の側には、ループ状
に溶湯搬送ライン43が敷設されており、該溶湯
搬送ライン43上には該溶湯搬送ライン43に近
接して配設されている保持炉45から供給された
溶湯を受けて前記注湯取鍋27へと供給する移動
自在な溶湯搬送機47が設けられている。前記駆
動装置25,37及び鋳型搬送装置1の駆動は、
本発明に従う連続鋳造システムに備え付けられた
コントロールボツクス(図示しない)に内蔵され
ている制御手段の制御の下で行なわれる。この種
の制御手段としては、前記鋳型搬送装置1駆動手
段及び前記駆動装置25,35,37との間にイ
ンタロツクをとることが可能なものであれば足り
るので、例えばマイクロプロセツサのごとき電子
回路制御機器類を用いてもよく、又、限時動作す
るシーケンスリレー回路のごときを用いても差支
えない。前述した制御手段は、本発明に従う連続
鋳造システムにおいては、鋳型搬送装置1によつ
て連続的に搬送されてくる溶湯を供給すべき鋳型
7の湯口41が、予め設定された位置に到達した
ことを示す情報が何らかの手段(例えば位置検出
センサからの出力信号)を介して与えられたとき
に、前記駆動装置37に駆動指令信号を出力して
架台19の移動を開始せしめ、架台19の移動を
開始させた時点から所定の時間が経過すると駆動
装置35の方に駆動指令信号を出力して注湯取鍋
27を傾動せしめ、架台19の移動速度と前記鋳
型搬送装置1の移動速度とが略一致し、注湯取鍋
27の出湯口29と前記鋳型7の湯口41とが同
期したことを示す情報が何らかの手段(前記セン
サとは異なる位置検出センサ)を介して与えられ
たときには注湯取鍋27に注湯姿勢をとらせるべ
く前記駆動装置35に指令信号を出力するように
なつている。本実施例において、取鍋の注湯動作
は任意とし得るが、上述のように特公昭52−9580
号に従つて実施されるのが好ましい。つまり前述
した注湯取鍋27を注湯前には速度Vθ1で回転傾
斜し、注湯時には速度Vθ2(Vθ2<Vθ1)で回転傾
斜し、注湯終了時には或る速度で逆転傾斜させ、
溶湯落下開始点と鋳型7の湯口41との位置を一
定に保ち注湯取鍋27と鋳型7の湯口41との間
の溶湯の注湯流線を変えることなく注湯するよう
に前記注湯取鍋27の動作を制御することが望ま
しいのである。
示しない)のごとき鋳型搬送装置駆動手段によつ
て駆動され所謂連続モールドラインと称せられる
複数の鋳型7を連続的に搬送することが可能な各
種コンベヤ(図示しない)を具備している。前記
鋳型搬送装置1のコンベヤ(図示しない)の搬送
速度は、概ね50〜100mm/secに設定されており、
本発明に従う一実施例では、第1図矢印方向に移
動するようになつている。前記軌条部3は、本発
明に従う一実施例においては、第1図、第2図を
夫々参照して明らかなように鋳型搬送装置1の搬
送方向一側に該鋳型搬送装置1と略直角方向に敷
設されている軌条即ち排湯用の軌条9と、前記排
湯用の軌条9が敷設されている側に前記鋳型搬送
装置1に沿つて敷設されている第1の軌条と、前
記軌条11上を移動自在な架台17上に前記鋳型
搬送装置1に沿つて配設されている第2の軌条1
3とから成るものである。前述した排湯用の軌条
9は、前記軌条13に載つている注湯装置5内に
溜まつている溶湯を排湯するに際して使用される
ものであり、前記鋳型搬送装置1が設置されてい
る床面に該鋳型搬送装置1に対して略直角方向に
形成された深い溝部(ピツト)21内に敷設され
ているものである。前記排湯用の軌条9上には、
前述した排湯時以外には該軌条9上を移動しない
ように、前記鋳型搬送装置1に最も接近した位置
で固定せしめられた第2図にて図示するように車
輪15aを有する構成の架台15が載つており、
前記架台15には、後述する軌条11の一部であ
る軌条111が鋳型搬送装置1に沿つて配設され
ている。前記軌条11は、前記鋳型搬送装置1の
設置面に該鋳型搬送装置1に沿つて形成された前
記溝部21よりも浅い溝部23内に敷設されてい
る軌条110と、前記架台15上に配設されてい
る軌条111(第2図にて図示)とで形成されて
いる。前記軌条13は、本発明に従う一実施例に
おいては、その全長に亘つて粉塵、湯玉等によつ
て軌条面が汚されるのを防止するために例えば防
護カバー等何らかの防護対策が施されており、注
湯時における溶湯の計量精度が維持できる精度の
良い軌条及びベアリング等が使用されている。前
述した軌条13は、前記軌条11上を移動自在な
第2図にて図示するように車輪17aを有する架
台17上に、少なくとも1個の鋳型7に注湯する
に際して必要なストロークに相当する長さを持つ
て配設されている。前述した排湯用の軌条9上に
載つている架台15は、例えば電動機(図示しな
い)のごとき何らかの駆動手段によつて、又、軌
条110及び前記架台15上に配設されている軌
条111上に載つている架台17は、電動機のご
とき駆動装置25によつて夫々の軌条上を移動自
在に構成されている。これとともに前記架台17
には前記軌条13上に載つている架台19を移動
せしめるための注湯装置駆動手段即ち電動機のご
とき駆動装置37と、該駆動装置37によつて駆
動されるピニオン37bとが備えられている。前
記駆動装置37は後述する制御手段からの指令信
号に応じて架台19を移動せしめるに際して略線
形に加減速せしめることができるようになつてい
る。前記注湯装置の構成は、既り当業者において
周知のものとし得るが、本発明の一実施例に従う
連続鋳造システムにおいて用いられている注湯装
置は特公昭52−9580号及び特公昭55−46272号に
開示される注湯方法及び注湯取鍋が好適に使用さ
れ、その概要を述べると、第2図にて図示する縦
断面が扇形状の注湯取鍋27と、前記注湯取鍋2
7を回特自在に軸支している架台19とから成る
ものである。前述した扇形状の注湯取鍋27は、
回動方向前壁端部近傍に出湯口29を有するとと
もに、回動方向後壁側には前記注湯取鍋27を回
動させるために必要なセクタ歯車31が具備され
ている。前記注湯取鍋27を回動自在に軸支して
いる架台19には、前記セクタ歯車31と歯合し
ているギヤ33と、前記ギヤ33に駆動力を与え
るための注湯装置駆動手段即ち電動機のごとき駆
動装置35と、前記架台17側のピニオン37b
と歯合しているラツク37aとが具備されてい
る。前述した鋳型搬送装置1上には、第2図にて
図示するごとく湯口41を備えた形状の鋳型7が
載置されており、前記注湯取鍋27より溶湯の供
給を受けるようになつている。前述した軌条部3
の前記鋳型搬送装置1と反対の側には、ループ状
に溶湯搬送ライン43が敷設されており、該溶湯
搬送ライン43上には該溶湯搬送ライン43に近
接して配設されている保持炉45から供給された
溶湯を受けて前記注湯取鍋27へと供給する移動
自在な溶湯搬送機47が設けられている。前記駆
動装置25,37及び鋳型搬送装置1の駆動は、
本発明に従う連続鋳造システムに備え付けられた
コントロールボツクス(図示しない)に内蔵され
ている制御手段の制御の下で行なわれる。この種
の制御手段としては、前記鋳型搬送装置1駆動手
段及び前記駆動装置25,35,37との間にイ
ンタロツクをとることが可能なものであれば足り
るので、例えばマイクロプロセツサのごとき電子
回路制御機器類を用いてもよく、又、限時動作す
るシーケンスリレー回路のごときを用いても差支
えない。前述した制御手段は、本発明に従う連続
鋳造システムにおいては、鋳型搬送装置1によつ
て連続的に搬送されてくる溶湯を供給すべき鋳型
7の湯口41が、予め設定された位置に到達した
ことを示す情報が何らかの手段(例えば位置検出
センサからの出力信号)を介して与えられたとき
に、前記駆動装置37に駆動指令信号を出力して
架台19の移動を開始せしめ、架台19の移動を
開始させた時点から所定の時間が経過すると駆動
装置35の方に駆動指令信号を出力して注湯取鍋
27を傾動せしめ、架台19の移動速度と前記鋳
型搬送装置1の移動速度とが略一致し、注湯取鍋
27の出湯口29と前記鋳型7の湯口41とが同
期したことを示す情報が何らかの手段(前記セン
サとは異なる位置検出センサ)を介して与えられ
たときには注湯取鍋27に注湯姿勢をとらせるべ
く前記駆動装置35に指令信号を出力するように
なつている。本実施例において、取鍋の注湯動作
は任意とし得るが、上述のように特公昭52−9580
号に従つて実施されるのが好ましい。つまり前述
した注湯取鍋27を注湯前には速度Vθ1で回転傾
斜し、注湯時には速度Vθ2(Vθ2<Vθ1)で回転傾
斜し、注湯終了時には或る速度で逆転傾斜させ、
溶湯落下開始点と鋳型7の湯口41との位置を一
定に保ち注湯取鍋27と鋳型7の湯口41との間
の溶湯の注湯流線を変えることなく注湯するよう
に前記注湯取鍋27の動作を制御することが望ま
しいのである。
上述した構成の連続鋳造システムにおける実際
の注湯作業は、以下に説明するごときプロセスに
て行なわれる。鋳型搬送装置1の駆動によつて該
鋳型搬送装置1上の溶湯を供給すべき鋳型7が第
3図Aの位置に達したことを公知の技術的手段に
よつて認識すると、制御手段は、前記駆動装置3
7に駆動指令信号を出力して第3図Bの位置にて
待機中の架台19の移動を開始させる。ここで、
今、仮りに鋳型搬送装置1の移動速度を100mm/
sec一定とし、前述したA点、B点と、鋳型搬送
装置1の移動速度と架台19の移動速度とが一致
することによつて前記鋳型7の湯口41と前記架
台19上の注湯取鍋27の出湯口29とが同期す
るC点との位置関係を、A点〜C点までの距離を
300mm、A点〜B点、B点〜C点までの距離を
夫々150mmに設定したとすれば、前記鋳型7がA
点に到達したことを認識してB点に待機している
架台19を例えば等加速度33.3mm/sec2にて移動
せしめれば、移動開始せしめてから3秒経過した
時点で前記鋳型7と架台19とが共にC点に到達
することとなる。この場合、注湯時間短縮のため
C点に到達するまでに注湯装置5はB点からの移
動開始と同時に傾動を開始し、ちようどC点に達
した時点で出湯を開始するものとする。第3図C
点の位置では、前述した溶湯を供給すべき鋳型7
の湯口41は前記注湯取鍋27の出湯口29の略
真下にあることとなるため、前記C点よりも第3
図右寄りの区間にて注湯取鍋27が注湯を開始す
るように前記駆動装置35を制御すれば、前記鋳
型7の移動と注湯取鍋27とが同期しながら注湯
を行なうことができる。ここで、前記注湯に要す
る時間を10secに設定しておけば、注湯取鍋27
がC点にて注湯を開始してから注湯が終了するま
での間に、鋳型7、架台19は共に100mm/sec×
10=1000mm、即ち1m分だけ前記C点よりも第3
図右寄りに移動したこととなる。注湯作業の終了
とともに前述した注湯取鍋27は湯切りをし、減
速停止するとともに架台19も同時に減速停止し
(この間3秒を必要とする)次の注湯待機位置に
逆移動することとなる。ところで、本発明に従う
連続鋳造システムが、上述のごとき注湯作業を行
なうことが可能な区間(以下(注湯ゾーン」とい
う)に制約がなく、注湯ゾーンを十分に長く設定
できるのであれば、注湯取鍋27が注湯作業を完
了した位置にて架台19を待機させるだけで次に
溶湯の供給が必要な鋳型7に対して上記と同様な
注湯作業を繰り返すことが可能である。この場
合、本実施例においても架台19が載つている軌
条13を上述した注湯ゾーンの全区間に亘つて敷
設できるとすれば問題はないが現実的ではない。
更に、たとえ前記構成が可能だとしても個々の鋳
型7に対する溶湯の供給量を略一定とするように
注湯時の計量精度を維持しようとするには、単に
上記軌条13を注湯ゾーン全長に亘つて敷設する
だけでは不十分である。即ち、この種の連続鋳造
システムを有する鋳物工場内部は、粉塵や湯玉等
が多くこれら粉塵や湯玉等によつて軌条が汚染さ
れると、該汚染によつて軌条面が凸凹になるので
架台19が軌条上を移動すれば振動を受け注湯時
における溶湯の計量精度が期待できなくなる。そ
こで該軌条を粉塵や湯玉から防護するために例え
ば防護カバーのごときを前記架台19が移動可能
な軌条の全長に亘つて装着するような対策も考え
られるがこれも又現実的とは言えない。よつて本
発明者等は、前述したように鋳型搬送装置1の設
置面に、該鋳型搬送装置1に沿つて溝部23も含
めて前記注湯ゾーンの長さに相当する長さの軌条
11を敷設して該軌条11上を移動自在に架台1
7を載置し、そして該軌条11上を移動自在な架
台17上に、少なくとも1個の鋳型7に注湯する
に際して必要なストロークに相当する長さを持つ
た軌条13を配設して該軌条13上を架台19が
移動自在に構成した。又該軌条13には精度のよ
い軌条及びベアリング等を使用して該軌条13に
防護カバーのごときを装置し架台19の移動及び
注湯計量を精確なものとしたものである。このよ
うに鋳型搬送装置1に沿つて敷設されるべき軌条
を二段構成としたために、注湯作業中は軌条11
上の架台17は該軌条11上を移動しないように
静止させることができる。前述したように、軌条
13の長さを1個の鋳型に注湯を行なうに際して
必要なストロークに相当する長さに設定したとす
れば、1個の鋳型7に対する注湯が完了する毎に
直ちに前記架台19を注湯開始に先立つ待機位置
(例えば第3図にて図示するB点の位置)に復帰
させてやる必要があるが、その間鋳型搬送装置1
のコンベヤの方は連続的に搬送方向下流側へと移
動しているので、鋳型搬送装置1の搬送速度によ
つては、単に架台19を前述した待機位置へと復
帰させるだけでは注湯が必要な鋳型7の湯口41
が注湯取鍋27の出湯口29の下流側に通り過ぎ
ていることが考えられる。そのため、このような
不具合が生じないようにするには架台17を鋳型
搬送方向下流側へと移動させる必要がある。
の注湯作業は、以下に説明するごときプロセスに
て行なわれる。鋳型搬送装置1の駆動によつて該
鋳型搬送装置1上の溶湯を供給すべき鋳型7が第
3図Aの位置に達したことを公知の技術的手段に
よつて認識すると、制御手段は、前記駆動装置3
7に駆動指令信号を出力して第3図Bの位置にて
待機中の架台19の移動を開始させる。ここで、
今、仮りに鋳型搬送装置1の移動速度を100mm/
sec一定とし、前述したA点、B点と、鋳型搬送
装置1の移動速度と架台19の移動速度とが一致
することによつて前記鋳型7の湯口41と前記架
台19上の注湯取鍋27の出湯口29とが同期す
るC点との位置関係を、A点〜C点までの距離を
300mm、A点〜B点、B点〜C点までの距離を
夫々150mmに設定したとすれば、前記鋳型7がA
点に到達したことを認識してB点に待機している
架台19を例えば等加速度33.3mm/sec2にて移動
せしめれば、移動開始せしめてから3秒経過した
時点で前記鋳型7と架台19とが共にC点に到達
することとなる。この場合、注湯時間短縮のため
C点に到達するまでに注湯装置5はB点からの移
動開始と同時に傾動を開始し、ちようどC点に達
した時点で出湯を開始するものとする。第3図C
点の位置では、前述した溶湯を供給すべき鋳型7
の湯口41は前記注湯取鍋27の出湯口29の略
真下にあることとなるため、前記C点よりも第3
図右寄りの区間にて注湯取鍋27が注湯を開始す
るように前記駆動装置35を制御すれば、前記鋳
型7の移動と注湯取鍋27とが同期しながら注湯
を行なうことができる。ここで、前記注湯に要す
る時間を10secに設定しておけば、注湯取鍋27
がC点にて注湯を開始してから注湯が終了するま
での間に、鋳型7、架台19は共に100mm/sec×
10=1000mm、即ち1m分だけ前記C点よりも第3
図右寄りに移動したこととなる。注湯作業の終了
とともに前述した注湯取鍋27は湯切りをし、減
速停止するとともに架台19も同時に減速停止し
(この間3秒を必要とする)次の注湯待機位置に
逆移動することとなる。ところで、本発明に従う
連続鋳造システムが、上述のごとき注湯作業を行
なうことが可能な区間(以下(注湯ゾーン」とい
う)に制約がなく、注湯ゾーンを十分に長く設定
できるのであれば、注湯取鍋27が注湯作業を完
了した位置にて架台19を待機させるだけで次に
溶湯の供給が必要な鋳型7に対して上記と同様な
注湯作業を繰り返すことが可能である。この場
合、本実施例においても架台19が載つている軌
条13を上述した注湯ゾーンの全区間に亘つて敷
設できるとすれば問題はないが現実的ではない。
更に、たとえ前記構成が可能だとしても個々の鋳
型7に対する溶湯の供給量を略一定とするように
注湯時の計量精度を維持しようとするには、単に
上記軌条13を注湯ゾーン全長に亘つて敷設する
だけでは不十分である。即ち、この種の連続鋳造
システムを有する鋳物工場内部は、粉塵や湯玉等
が多くこれら粉塵や湯玉等によつて軌条が汚染さ
れると、該汚染によつて軌条面が凸凹になるので
架台19が軌条上を移動すれば振動を受け注湯時
における溶湯の計量精度が期待できなくなる。そ
こで該軌条を粉塵や湯玉から防護するために例え
ば防護カバーのごときを前記架台19が移動可能
な軌条の全長に亘つて装着するような対策も考え
られるがこれも又現実的とは言えない。よつて本
発明者等は、前述したように鋳型搬送装置1の設
置面に、該鋳型搬送装置1に沿つて溝部23も含
めて前記注湯ゾーンの長さに相当する長さの軌条
11を敷設して該軌条11上を移動自在に架台1
7を載置し、そして該軌条11上を移動自在な架
台17上に、少なくとも1個の鋳型7に注湯する
に際して必要なストロークに相当する長さを持つ
た軌条13を配設して該軌条13上を架台19が
移動自在に構成した。又該軌条13には精度のよ
い軌条及びベアリング等を使用して該軌条13に
防護カバーのごときを装置し架台19の移動及び
注湯計量を精確なものとしたものである。このよ
うに鋳型搬送装置1に沿つて敷設されるべき軌条
を二段構成としたために、注湯作業中は軌条11
上の架台17は該軌条11上を移動しないように
静止させることができる。前述したように、軌条
13の長さを1個の鋳型に注湯を行なうに際して
必要なストロークに相当する長さに設定したとす
れば、1個の鋳型7に対する注湯が完了する毎に
直ちに前記架台19を注湯開始に先立つ待機位置
(例えば第3図にて図示するB点の位置)に復帰
させてやる必要があるが、その間鋳型搬送装置1
のコンベヤの方は連続的に搬送方向下流側へと移
動しているので、鋳型搬送装置1の搬送速度によ
つては、単に架台19を前述した待機位置へと復
帰させるだけでは注湯が必要な鋳型7の湯口41
が注湯取鍋27の出湯口29の下流側に通り過ぎ
ていることが考えられる。そのため、このような
不具合が生じないようにするには架台17を鋳型
搬送方向下流側へと移動させる必要がある。
上述した内容を一具体例を挙げて更に詳細に説
明すると、1個の鋳型7に対して注湯停止指令が
出て注湯取鍋27が注湯待機姿勢に後傾動し注湯
が完了するまでには通常2secの時間を要するが、
その間前記鋳型搬送装置1上の注湯が必要な鋳型
7の方は100mm/sec×2=200mm下流側に移動し
ている。ここで各鋳型7の湯口41の1ピツチ
1500mmとし、注湯取鍋27を載置している架台1
9の搬送方向(第3図左方向)への戻り速度を
500mm/secに設定したとする。又注湯作業に
10sec要するものとすれば、第3図A点に到達し
た鋳型7が第3図C点の位置にて注湯を受け注湯
が完了するまでの間に、前記架台19は加速減速
の移動距離を含めて100mm/sec×10+150mm+150
mm=1300mmで1300mm移動していることになるので
原位置に復帰するに要する時間は、1300mm÷500
=2.6secということになる。一方、注湯取鍋27
が注湯を完了して注湯待機姿勢に復帰するまでに
鋳型搬送装置1の方は100mm×10+100mm×3×2
+100mm×2=1800mm移動していることとなり、
更に架台19が前記戻り動作中に100mm×2.6=
260mm移動している分をも加算すると1800mm+260
mm=2060mmとなり、鋳型7の湯口41の1ピツチ
が1500mmであることから、2060mm−1500mm=560
mmとなつて鋳型7の湯口41としては560mm分搬
送方向下流側に移動してしまつていることとな
る。そこで前述した制御手段は、前記架台19を
2.6秒間に560mm分だけ(即ち560mm÷2.6=215
mm/secの速度で)搬送方向下流側に移動させる
べく前記駆動装置37に指令出力することとなる
ので、相対的に見れば前記注湯取鍋27を載置し
ている架台19は、500−215=285mm/secで逆上
りしていることとなり、従つて285mm×2.6=741
mmだけ前述した注湯完了した地点より搬送方向上
流側に戻つていることとなる。上述した内容から
明らかなように、鋳型搬送装置1に沿つて敷設さ
れるべき軌条を二段構成としたために、注湯ゾー
ンを短く出来るとともに注湯作業に要するサイク
ルタイムを節約することが可能となつたので注湯
ゾーンの長さをあまり長く設定できない鋳物工場
等に特に好適である。
明すると、1個の鋳型7に対して注湯停止指令が
出て注湯取鍋27が注湯待機姿勢に後傾動し注湯
が完了するまでには通常2secの時間を要するが、
その間前記鋳型搬送装置1上の注湯が必要な鋳型
7の方は100mm/sec×2=200mm下流側に移動し
ている。ここで各鋳型7の湯口41の1ピツチ
1500mmとし、注湯取鍋27を載置している架台1
9の搬送方向(第3図左方向)への戻り速度を
500mm/secに設定したとする。又注湯作業に
10sec要するものとすれば、第3図A点に到達し
た鋳型7が第3図C点の位置にて注湯を受け注湯
が完了するまでの間に、前記架台19は加速減速
の移動距離を含めて100mm/sec×10+150mm+150
mm=1300mmで1300mm移動していることになるので
原位置に復帰するに要する時間は、1300mm÷500
=2.6secということになる。一方、注湯取鍋27
が注湯を完了して注湯待機姿勢に復帰するまでに
鋳型搬送装置1の方は100mm×10+100mm×3×2
+100mm×2=1800mm移動していることとなり、
更に架台19が前記戻り動作中に100mm×2.6=
260mm移動している分をも加算すると1800mm+260
mm=2060mmとなり、鋳型7の湯口41の1ピツチ
が1500mmであることから、2060mm−1500mm=560
mmとなつて鋳型7の湯口41としては560mm分搬
送方向下流側に移動してしまつていることとな
る。そこで前述した制御手段は、前記架台19を
2.6秒間に560mm分だけ(即ち560mm÷2.6=215
mm/secの速度で)搬送方向下流側に移動させる
べく前記駆動装置37に指令出力することとなる
ので、相対的に見れば前記注湯取鍋27を載置し
ている架台19は、500−215=285mm/secで逆上
りしていることとなり、従つて285mm×2.6=741
mmだけ前述した注湯完了した地点より搬送方向上
流側に戻つていることとなる。上述した内容から
明らかなように、鋳型搬送装置1に沿つて敷設さ
れるべき軌条を二段構成としたために、注湯ゾー
ンを短く出来るとともに注湯作業に要するサイク
ルタイムを節約することが可能となつたので注湯
ゾーンの長さをあまり長く設定できない鋳物工場
等に特に好適である。
第4図は、本発明の別の実施例に従う連続鋳造
システムの概要を示したものである。本発明の別
の実施例に従う連続鋳造システムの概要は、第4
図を参照して明らかなように、第1図、第2図に
て図示した構成と同一の構成の注湯装置5をもう
1台追加して設けるとともに前述した軌条部を形
成している排湯用の軌条9と、該排湯用の軌条9
上に載つており、軌条11の一部を形成している
架台15を前記注湯装置5に対応して設け、一方
の注湯装置5が注湯状態にあるときには他方の注
湯装置5が受湯状態にあるように、前記制御手段
が前記各々の注湯装置5を駆動するための駆動装
置35,37を夫々制御するようにしたものであ
る。
システムの概要を示したものである。本発明の別
の実施例に従う連続鋳造システムの概要は、第4
図を参照して明らかなように、第1図、第2図に
て図示した構成と同一の構成の注湯装置5をもう
1台追加して設けるとともに前述した軌条部を形
成している排湯用の軌条9と、該排湯用の軌条9
上に載つており、軌条11の一部を形成している
架台15を前記注湯装置5に対応して設け、一方
の注湯装置5が注湯状態にあるときには他方の注
湯装置5が受湯状態にあるように、前記制御手段
が前記各々の注湯装置5を駆動するための駆動装
置35,37を夫々制御するようにしたものであ
る。
上述したように注湯装置5を2台設けたのは以
下の理由による。前記第1図、第2図にて図示し
たごとき本発明に従う一実施例では、1台の注湯
装置5のみを駆動することとなつているので、注
湯取鍋27が受湯によつて停止する場合もあり、
注湯ゾーン内での連続注湯作業は実際上不可能で
ある。よつて1台の注湯装置5だけでは連続送り
式の鋳型搬送装置1に対応することはできない。
そこで上記のように制御手段の制御下で同一態様
で駆動される注湯装置5を追加して設けることに
よつて連続注湯作業を可能ならしめたものであ
る。上述した構成の動作について更に詳述すれ
ば、搬送方向上流側の注湯装置5が所定数の鋳型
7に対して注湯を行なうと、搬送方向下流側の注
湯装置5は前記上流側の注湯装置5が注湯を行な
つた鋳型7の次に搬送されてきた鋳型7に対して
注湯を行なうこととなる。搬送方向下流側の注湯
装置5が鋳型7に対して注湯を行なつている間
は、前記搬送方向上流側の注湯装置5の方は溶湯
搬送ライン43上を移動してきた溶湯搬送機47
によつて受湯され、第4図にて図示する注湯開始
地点にて待機し、前記搬送方向下流側の注湯装
置5が所定数の鋳型7に対して注湯が完了する
と、直ちにその次の鋳型7から注湯作業を開始す
ることとなる。一方、搬送方向下流側の注湯装置
5の方も、搬送方向上流側の注湯装置5が鋳型7
に対して注湯を行なつている間は、第4図にて図
示する点において前記溶湯搬送機47によつて
受湯されそのまま該点の位置にて待機すること
となる。以上のように、2台の注湯装置5を交互
に注湯作業に使用することによつて連続送り式の
鋳型搬送装置1に充分対応することができるとと
もに、鋳型搬送装置1に沿つた軌条を2重にする
ことによつて注湯ゾーンを小さくすることがで
き、注湯ゾーンを小さくして注湯装置の移動距離
を短縮せしめたために受湯、注湯(排湯も含め)
を一つの注湯サイクルとして溶湯の品質が維持で
きる時間内に処理を行なうことが可能となつた。
なお、第2図には一例として扇形状の注湯取鍋を
示したが、扇形状の注湯取鍋のみならず円筒状や
円形状の注湯取鍋でもよいのは言うまでもない。
又、連続注湯作業により適するように注湯装置5
を追加するに際しては、追加台数は1台に限定さ
れるものではなく2台以上であつても差し支えな
い。
下の理由による。前記第1図、第2図にて図示し
たごとき本発明に従う一実施例では、1台の注湯
装置5のみを駆動することとなつているので、注
湯取鍋27が受湯によつて停止する場合もあり、
注湯ゾーン内での連続注湯作業は実際上不可能で
ある。よつて1台の注湯装置5だけでは連続送り
式の鋳型搬送装置1に対応することはできない。
そこで上記のように制御手段の制御下で同一態様
で駆動される注湯装置5を追加して設けることに
よつて連続注湯作業を可能ならしめたものであ
る。上述した構成の動作について更に詳述すれ
ば、搬送方向上流側の注湯装置5が所定数の鋳型
7に対して注湯を行なうと、搬送方向下流側の注
湯装置5は前記上流側の注湯装置5が注湯を行な
つた鋳型7の次に搬送されてきた鋳型7に対して
注湯を行なうこととなる。搬送方向下流側の注湯
装置5が鋳型7に対して注湯を行なつている間
は、前記搬送方向上流側の注湯装置5の方は溶湯
搬送ライン43上を移動してきた溶湯搬送機47
によつて受湯され、第4図にて図示する注湯開始
地点にて待機し、前記搬送方向下流側の注湯装
置5が所定数の鋳型7に対して注湯が完了する
と、直ちにその次の鋳型7から注湯作業を開始す
ることとなる。一方、搬送方向下流側の注湯装置
5の方も、搬送方向上流側の注湯装置5が鋳型7
に対して注湯を行なつている間は、第4図にて図
示する点において前記溶湯搬送機47によつて
受湯されそのまま該点の位置にて待機すること
となる。以上のように、2台の注湯装置5を交互
に注湯作業に使用することによつて連続送り式の
鋳型搬送装置1に充分対応することができるとと
もに、鋳型搬送装置1に沿つた軌条を2重にする
ことによつて注湯ゾーンを小さくすることがで
き、注湯ゾーンを小さくして注湯装置の移動距離
を短縮せしめたために受湯、注湯(排湯も含め)
を一つの注湯サイクルとして溶湯の品質が維持で
きる時間内に処理を行なうことが可能となつた。
なお、第2図には一例として扇形状の注湯取鍋を
示したが、扇形状の注湯取鍋のみならず円筒状や
円形状の注湯取鍋でもよいのは言うまでもない。
又、連続注湯作業により適するように注湯装置5
を追加するに際しては、追加台数は1台に限定さ
れるものではなく2台以上であつても差し支えな
い。
尚、上述した2つの実施例では、いずれも注湯
装置側の移動速度を可変制御することとしたが、
場合によつては鋳型搬送装置のコンベヤの移動が
速度を可変制御することとしてもよい。
装置側の移動速度を可変制御することとしたが、
場合によつては鋳型搬送装置のコンベヤの移動が
速度を可変制御することとしてもよい。
発明の効果
以上説明したように、本発明によれば、注湯す
べき鋳型が予め設定された位置に到達したときに
注湯装置の移動を開始せしめ注湯装置と前記鋳型
とが同期した時点で注湯を開始せしめるように鋳
型搬送装置駆動手段及び両注湯装置駆動手段を
夫々制御することとしたので、注湯作業を自動化
することができるようになり過酷な注湯作業から
作業者を解放することができるとともに注湯作業
の自動化によつて各鋳型に対する溶湯の供給を略
一定に制御することができ、もつて製品の品質の
安定化を図ることが可能な連続鋳造システムを提
供することができる。
べき鋳型が予め設定された位置に到達したときに
注湯装置の移動を開始せしめ注湯装置と前記鋳型
とが同期した時点で注湯を開始せしめるように鋳
型搬送装置駆動手段及び両注湯装置駆動手段を
夫々制御することとしたので、注湯作業を自動化
することができるようになり過酷な注湯作業から
作業者を解放することができるとともに注湯作業
の自動化によつて各鋳型に対する溶湯の供給を略
一定に制御することができ、もつて製品の品質の
安定化を図ることが可能な連続鋳造システムを提
供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に従う連続鋳造シ
ステムの概要を示す部分平面図である。第2図
は、前記第1図の−線方向から見た縦断面図
である。第3図は、前記第1図にて図示した構成
の動作説明図である。第4図は、本発明の別の実
施例に従う連続鋳造システムの概要を示す部分平
面図である。 1:鋳型搬送装置、3:軌条部、5:注湯装
置、7:鋳型、25:駆動装置、35:駆動装
置、37:駆動装置。
ステムの概要を示す部分平面図である。第2図
は、前記第1図の−線方向から見た縦断面図
である。第3図は、前記第1図にて図示した構成
の動作説明図である。第4図は、本発明の別の実
施例に従う連続鋳造システムの概要を示す部分平
面図である。 1:鋳型搬送装置、3:軌条部、5:注湯装
置、7:鋳型、25:駆動装置、35:駆動装
置、37:駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の鋳型を載置して搬送が可能な鋳型搬送
装置と、与えられた指令信号に基づいて前記鋳型
搬送装置を連続的に駆動する鋳型搬送装置駆動手
段と、前記鋳型搬送装置に沿つて敷設されている
第1の軌条と、前記第1の軌条上を移動自在な架
台と、前記架台上に前記鋳型搬送装置に沿つて敷
設されている第2の軌条と、前記第2の軌条上を
少なくとも1個の鋳型に注湯するに必要なストロ
ークだけ移動し得るように該第2の軌条に移動自
在に支持され、且つ外部から供給される溶湯を受
ける受湯姿勢と前記鋳型に溶湯を注ぎ込む注湯姿
勢とをとり得るように構成された注湯取鍋を備え
た注湯装置と、与えられた指令信号に基づいて前
記架台及び前記注湯装置をそれぞれ前記第1及び
第2軌条に沿つて駆動する注湯装置駆動手段と、
前記注湯取鍋を受湯姿勢と注湯姿勢との間で駆動
せしめる注湯取鍋駆動手段と、注湯すべき鋳型が
予め設定された位置に到達したときに前記注湯装
置の移動を開始せしめ注湯装置と前記鋳型とが同
期した時点で注湯を開始せしめるように前記注湯
装置駆動手段及び注湯取鍋駆動手段を各々制御す
る制御手段とを具備したことを特徴とする連続鋳
造システム。 2 前記制御手段は、前記鋳型搬送装置上の鋳型
の湯口が予め設定された位置に達したときに前記
注湯装置の移動を開始させ、前記鋳型の湯口と前
記注湯装置とが同期して移動が可能なように前記
注湯装置の移動速度を略線形に加減速せしめ、注
湯装置と前記鋳型の湯口とが同期する少し前の位
置にて注湯装置を傾動せしめ注湯装置と前記鋳型
の湯口とが同期した時点で注湯装置に注湯姿勢を
とらせるように前記注湯装置駆動手段及び注湯取
鍋駆動手段を制御して成ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の連続鋳造システム。 3 前記架台及び注湯装置を少なくとも2組設
け、前記各注湯装置に対応して前記第2の軌条に
沿つて注湯装置を移動せしめる注湯装置駆動手段
を少なくとも2個設け、1台の注湯装置が注湯状
態にあるときには別の注湯装置が受湯状態にある
ように、前記制御手段が前記各注湯装置駆動手段
及び注湯取鍋駆動手段を各々制御するようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の連続鋳造システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218386A JPS62259662A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 連続鋳造システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10218386A JPS62259662A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 連続鋳造システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62259662A JPS62259662A (ja) | 1987-11-12 |
| JPH0478395B2 true JPH0478395B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=14320556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10218386A Granted JPS62259662A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 連続鋳造システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62259662A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007075879A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Matsuda Gokin Chuzosho:Kk | 鋳造方法及び鋳造装置 |
| CN103909255A (zh) * | 2014-04-04 | 2014-07-09 | 含山县荣盛机械铸造有限公司 | 一种多种模具铸造系统 |
| CN103909254A (zh) * | 2014-04-04 | 2014-07-09 | 含山县荣盛机械铸造有限公司 | 一种铸造浇注装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5838657A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-07 | Kubota Ltd | 鋳造装置 |
| JPS58202967A (ja) * | 1982-12-17 | 1983-11-26 | Towa Kiko Kk | 鋳造設備のレイアウト |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP10218386A patent/JPS62259662A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62259662A (ja) | 1987-11-12 |
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