JPH0478617B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0478617B2
JPH0478617B2 JP3842983A JP3842983A JPH0478617B2 JP H0478617 B2 JPH0478617 B2 JP H0478617B2 JP 3842983 A JP3842983 A JP 3842983A JP 3842983 A JP3842983 A JP 3842983A JP H0478617 B2 JPH0478617 B2 JP H0478617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
added
polymer
sulfated polysaccharide
structural units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3842983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59164722A (ja
Inventor
Hiromi Kuzuhara
Toshuki Uryu
Kenichi Hatanaka
Hiroshi Matsuzaki
Takao Ogawa
Eiji Tanahashi
Hidesaburo Kitaguni
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meito Sangyo KK
RIKEN
Original Assignee
Meito Sangyo KK
RIKEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meito Sangyo KK, RIKEN filed Critical Meito Sangyo KK
Priority to JP3842983A priority Critical patent/JPS59164722A/ja
Publication of JPS59164722A publication Critical patent/JPS59164722A/ja
Publication of JPH0478617B2 publication Critical patent/JPH0478617B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、下記の構造単位からなる硫酸化多
糖体または構造単位と構造単位からなる硫酸
化多糖体(ただしnは該硫酸化多糖体中の構造単
位の数であり、mは該硫酸化多糖体中の構造単
位の数であり、m/nは0〜5であり、m+n
は30〜150の整数を示す。)を有効成分として含有
する血液凝固抑制剤に関するものである。 血栓症は、悪性腫瘍、動脈硬化症、糖尿病、ネ
フローゼ症候群等の疾患に伴つて起こる場合が多
い。近年、上記疾患の増加に伴つて、血栓症ある
いは高脂血症は、増加傾向にある。 現在、これらの治療に有効な薬剤としては、例
えば、デキストラン硫酸あるいはヘパリン等があ
る。すなわち、デキストラン硫酸は、微生物、例
えば、ロイコノストツク・メツセンテロイデス
(Leuconostoc mesenteroides)によつて生産さ
れるα−1,6結合をしたD−グルコピラノース
のポリマーであるデキストランの硫酸エステルで
あり、脂血清澄作用を有し、血中のコレステロー
ル、トリグリセリドを低下させる作用を有する。
又、抗凝血作用、抗ヒアルロニダーゼ作用及び繊
維素溶解作用も有しており、血栓症、高脂血症や
動脈硬化症の治療に有効な薬剤として知られてい
る。 これらの生理活性は、分子量が大きいほど、又
イオウ含有量の高いほど強いが、それと共に毒性
も強くなることが知られている。 一方、動物組織中に存在するムコ多糖類のヘパ
リンは、強い血液凝固抑制作用、脂血清澄作用な
ど広範な生理作用を有しており、その活性は人工
のヘパリノイドに比べ、非常に強いが、標品の品
質が一定でなく、又構造が複雑で単離方法も煩雑
である。ヘパリンは、その分子中に硫酸化された
アミノ糖、例えば、下記の如きユニツトを有する
ことが特徴的である。 (ただし、式中、XはH又はSO3 -を示す。) 本発明者らは、血液凝固抑制作用を有する物質
の合成を目的として鋭意研究を行なつた結果、前
記一般式に示すようなα−1,6結合した糖鎖を
有し、しかもその分子中にヘパリンの如きアミノ
基を含む、天然には存在しない新規な硫酸化多糖
体を合成することに成功し、該硫酸化多糖体が、
後述の実施例の如く優れた血液凝固抑制作用を有
することを見出し、本発明を完成するに至つたも
のである。 以下に本発明の有効成分について説明する。 本発明の有効成分は、前記一般式に示した通り
の硫酸化多糖体であるが、例えば、次の方法によ
り合成することができる。先に本発明者らは、ア
ミノ糖の前駆物質としてアジド糖を用いることに
より、α−1,6結合した糖鎖を有し、その分子
中に、ヘパリンの如きアミノ基を含む重合度の高
いアミノ糖ポリマー及びそのD−グルコースとの
コポリマーを合成することに成功した(特開昭57
−180603号、同57−180604号、同57−180605号、
同57−180606号公報参照)。 (ただし、式中、Bzは、ベンゾイル基、Msは、
メタンスルホニル基、Bnはベンジル基、n及び
mは化合物(10)又は()を構成する各構造単位の
数を示す。) すなわち、化合物(2)は、β−D−グルコピラノ
ースより誘導される1,6−アンヒドロ−β−D
−グルコピラノース(1)を、ペンゾイルクロライド
で処理することにより、容易に得ることができる
〔M.Cerny etal Collection Czechoslov、Chem.
Commun.Vol.26、2542(1961)参照。〕。 化合物(2)を乾燥ピリジンに溶解し、氷冷する。
撹拌しながらメタンスルホニルクロリドを滴下
し、徐々に室温にもどす。3時間後、大量の氷水
中にあけ撹拌すると、化合物(3)の粗結晶が析出す
る。別、水洗、乾燥後、メタノールから再結晶
すると白色結晶の化合物(3)を得る。 化合物(3)をクロロホルムにとかし氷冷する。こ
れに、金属ナトリウムをメタノールに溶解して調
製したナトリウムメトキシド溶液を、撹拌しつつ
滴下する。混合物を室温に一晩放置後、5%塩酸
で中和し、減圧濃縮乾固する。残渣をアセトンで
5回抽出し、抽出液を減圧濃縮すると油状物を得
る。シリカゲルのカラムクロマトグラフイ(展開
溶媒クロロホルム−メタノール、100:1v/v)
で精製すると化合物(4−a)と(4−b)の混
合物を得る。 化合物(4−a)と(4−b)の混合物を、乾
燥したテトラヒドロフランに溶かし、氷冷下水素
化ナトリウム(純度60%)を、加えて30分間撹拌
する。次に、臭化ベンジルを加え、室温で4時間
反応させる。氷冷した飽和塩化アンモニウム水溶
液を加え、30分撹拌後、エーテルで3回抽出す
る。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮し、生じた油状物を、シリカゲルのカラム
クロマトグラフ(展開溶媒ベンゼン−酢酸エチル
20:1v/v)で精製すると、油状の化合物(5
−a)と(5−b)の混合物が得られる。 化合物(5−a)と(5−b)の混合物を、エ
タノールと飽和塩化アンモニウム水の混合溶媒に
溶かし、アジ化ナトリウムを加えて撹拌しつつ60
時間加熱還流する。冷却後、蒸溜水を加え、エタ
ノールを減圧下除去し、残つた水溶液をクロロホ
ルムで抽出する。抽出液を無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧濃縮すると油状物を得る。シリカ
ゲルのカラムクロマトグラフ(展開溶媒、ベンゼ
ン−エーテル、20:1v/v)で精製すると、化
合物(6−a)と(6−b)の混合物を得る。 化合物(6−a)と(6−b)の混合物を乾燥
テトラヒドロフランに溶かし、氷冷する。水素化
ナトリウム(純度60%)を加え30分撹拌後、臭化
ベンジルを加える。室温で3時間撹拌後、氷冷し
た飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、さらに30
分撹拌する。この混合溶液をエーテルで抽出し、
抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮すると油状物を得る。シリカゲルのクロマトグ
ラフ(展開溶媒、ヘキサン−酢酸エチル5:
1v/v)で精製すると油状の化合物(7)を得る。
これは放置しておくと結晶化し、シクロヘキサン
から再結晶が可能である。 化合物(7)を10-5mmHgの高真空下、一夜真空乾
燥し、予め水素化カルシウムによつて乾燥した塩
化メチレンに真空アンプル中で溶解する。この溶
液を−60℃にて、予め重合管中で30分間反応させ
てある五フツ化リン、フツ化ベンゾイル、塩化メ
チレン中に混合し−60℃にて23時間反応後、重合
アンプルを開管し、メタノールを注ぎ込む。この
際、ポリマーが沈殿するので、これにクロロホル
ムを、ポリマーが十分に溶解するまで加え、重炭
酸ナトリウム水溶液で中和し、水洗して、無水硫
酸ナトリウムで乾燥する。乾燥剤を別除去した
後、液を濃縮して、石油ベンジンを加えて再沈
する。溶解、濃縮、再沈の操作をさらに2回行な
いベンゼンに溶解し、凍結乾燥を行ない、ポリマ
ー(8)を得る。 化合物(7)の使用量、重合時間を変えて、上記と
同様に反応を行うことにより、種々の分子量、重
合度を有するポリマーを得ることができる。 これを、次の方法により還元を行つて、アミノ
多糖()を得る。 ポリマー(8)の還元は、パーチ還元、即ち液体ア
ンモニア中のアルカリ金属により行なう。アルカ
リ金属としては、カリウム、ナトリウム、リチウ
ムが挙げられる。アルカリ金属はポリマー中の1
ユニツトに対し、6原子以上加えることが必要
で、通常はその3倍量であることが望ましい。ポ
リマー(8)は、予め適当な溶媒例えば、1,2−ジ
メトキシエタン、ジグリム等中に溶解しておいた
ものを加える。 反応温度は、約−70〜−80℃が適当であり、反
応時間は、約30分〜3時間が適当である。 すなわち、金属ナトリウムと液体アンモニアを
混合して−78℃に保持し、ポリマー(8)の1,2−
ジメトキシエタン溶液を徐々に滴下する。1,2
−ジメトキシエタンは予め金属ナトリウムで十分
に乾燥しておく必要がある。反応の際は、系が均
一となるように撹拌しておくのがよい。所定時間
反応を行つた後、エタノールまたは塩化アンモニ
ウムを加えることにより反応を停止し、少量の水
を加えて一夜放置してアンモニウムを蒸発させ
る。未反応のポリマーは塩化メチレンで抽出して
取り除く。蒸留水にて3日間透析し、不溶部があ
ればこれを別した後、不溶部は真空乾燥し、可
溶部は濃縮し凍結乾燥することにより、アミノ多
糖()を得る。 一方、化合物(9)は、1,6−アンヒドロ−β−
D−グロコピラノース(1)を、ベンジルブロミド等
で処理することにより容易に得ることができる。 かくして得られた化合物(7)、(9)を次の方法によ
り共重合、還元を行つて構造単位−と構造単
位−からなるアミノ糖コポリマー()を得
る。 共重合反応は、化合物(7)、(9)を充分に乾燥した
溶媒に溶解し、ルイス酸を触媒として反応させる
ことにより行われる。触媒としては、塩化メチレ
ン、クロロホルム等が適当である。ルイス酸とし
ては、五フツ化リン、五塩化アンチモン、三フツ
化ホウ素エーテラートが挙げられるが、収率及び
得られるコポリマーの立体規則性の点から五フツ
化リンが最適である。ルイス酸の使用量は、化合
物(7)、(9)の総モル数に対して、2〜7モル%、特
に2〜3モル%が最適である。なお、化合物(7)、
(9)の混合比を変えることによつて、種々のコポリ
マーを得ることができる。 反応温度は、約−30〜−60℃が適当であり、重
合時間は、約40〜60時間が適当である。 この重合反応は、真空中あるいは不活性ガス
(例えば、N2ガス)雰囲気中で行うのが好まし
い。 かくして、分子中に、アジド基を有する構造単
位(10)−と構造単位(10)−からなるアジド糖含有
多糖(10)が得られるが、次いでこれを前記と同様バ
ーチ還元することよりアミノ糖コポリマー()
が得られる。 かくして、得られたポリマー()、()から
次の反応により、本発明の有効成分である硫酸化
多糖体を得る。 前記ポリマー()又は()を前処理して膨
潤させた後適当な溶媒に懸濁させる。溶媒として
は、ピリジン、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド等が適当である。この懸濁液を硫酸
化剤(及び前記溶媒)と共に反応させる。硫酸化
剤としては、クロルスルホン酸、ピペリジン−N
−硫酸等が適当である。硫酸化剤の使用量は、出
発物質のアミノ単糖残基に対して、20〜30モル用
いるのが適当である。反応温度、反応時間は、溶
媒、硫酸化剤によつても異なるが、約70〜100℃、
45〜60分が適当である。反応後、放冷し、蒸留水
を加えて反応を停止し、次いで、アルカリ、例え
ば水酸化ナトリウムで中和し、エタノール等を加
えて、ポリマーを沈殿させる。これを遠心分離し
て、蒸留水に溶解し、透析後、濃縮乾燥すること
によつて有効成分の硫酸化多糖体を得る。 ただしnはコポリマー()中の構造単位の
数であり、mはコポリマー()中の構造単位
の数である。 上記の如く、本発明の有効成分を得ることがで
きるが、ホモポリマー()の場合、極限粘度約
0.15〜0.18、イオウ含量約16〜18%、コポリマー
()の場合、極限粘度約0.07〜0.10、イオウ含
量約10〜15%のものを用いるのが適当である。本
発明の薬剤は、臨床症状に応じて、その時の最も
適切な投与方法をとることができる。すなわち、
静脈注射法、皮下注射法、筋肉注射法まるいは経
口投与法等によるが、急性症状の場合には、やは
り静脈投与が適切である。 又、本発明の有効成分は、適当な不活性溶媒、
例えば、殺菌水、生理食塩水等に溶解もしくは懸
濁させ、あるいは不活性担体または増量剤を加
え、例えば注射剤などの非経口剤:散剤、顆粒
剤、カプセル剤、錠剤、コーテイング剤、シラツ
プ剤、水剤その他の経口剤などの剤型にして用い
るのが適当である。 上記不活性担体または増量剤としては、例え
ば、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ブドウ
糖、ラクトース、シユークロース、デキストリ
ン、蔗糖エステル、殿粉、ソルビツト、マンニツ
ト、結晶セルロース、タルク、カオリン、合成ケ
イ酸アルミニウム、カルポキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、セルロースアセテートフ
タレート、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
ルコール、アラビアゴム、トラガントゴム、ゼラ
チン、寒天末、シエラツクなどをあげることがで
きる。 本発明の有効成分は、通常、組成物重量に基づ
いて1〜90重量%含有するのが好ましい。これら
の含有量は剤型によつて適当に変更できる。 以下に、本発明を、製造例、実施例及び試験例
によつて詳述するが本発明は、何らこれらによつ
て限定されるものではない。 製造例 1 ポリマー(−a)(n=3.5×104、n=
95)(100mg、NH2基:0.621mmol、OH基:1.24
mmol)を水(10ml)中で粉砕し、遠心分離す
る。次にエタノール(20ml)中で3回、続いてエ
ーテル(20ml)中で3回撹拌遠心分離し、予め乾
燥したピリジン(8ml)中に懸濁させる。この懸
濁液を予め0℃で反応させたクロルスルホン酸
(1ml、15mmol)と乾燥ピリジン(6ml)中に
加え、沸騰している湯浴に浸し、1時間反応させ
る。放冷後、蒸留水(20ml)を加えて反応を停止
し、2.5N水酸化ナトリウム水溶液(7.5ml)で中
和し、エタノール(50ml)を加えてポリマーを沈
澱させる。これを遠心分離して、蒸留水に溶解
し、3日間透析後、濃縮、凍結乾燥することによ
つて硫酸化アミノ多糖ホモポリマー(−a)を
得る。(183.7mg、81.0%) 〔ホモポリマー(−a)の物理的性質〕 元素分析値 (C6H9O10NS2Na2) C H N S 実測値 20.16 4.18 3.75 16.14 計測値 19.73 2.48 3.83 17.56 ニンヒドリン反応:陰性 IR:580cm-1(M) 800cm-1(M) 610cm-1(M) 1240cm-1(s、broad) 1510cm-1(M)13 C−NMR:δ97.53ppm(1C、C−1) 75.54 74.68 71.03(3C、C−2、C−4、C−5) 68.07(1C、C−6) 55.07(1C、C−3) 〔α〕25 D+116.9°(C=1.0、CHCI3) 〔η〕=0.17(H2O中、30℃) 製造例 2 ポリマー(−a)(n=144、m/n=
1.04、100mg)を水(2ml)に溶解し、エタノー
ル20mlを加えて沈澱させる。遠心分離後、更にエ
タノール、次いでエーテル中で撹拌分離後、予め
乾燥したピリジン(8ml)中に懸濁させる。この
懸濁液を予め0℃で反応させたクロルスルホン酸
(1ml、15mmol)と乾燥ピリジン(6ml)中に
加え、沸騰している湯浴に浸し、1時間反応させ
る。放冷後、蒸留水(20ml)を加えて反応を停止
し、2.5N水酸化ナトリウム水溶液(7.5ml)で中
和し、エタノール(50ml)を加えてポリマーを沈
殿させる。これを遠心分離して、蒸留水に溶解
し、3日間透析後、濃縮、凍結乾燥することによ
つて硫酸化アミノ糖含有多糖〔コポリマー(−
a)〕を得る(168mg、76.2%)。 〔コポリマー(−a)の物理的性質〕 元素分析: C6H8.589O10.211N0.489S1.90・3H2O C H N S 実測値 17.40 3.39 1.55 14.65 計測値 17.59 3.59 1.68 14.87 (硫酸化率:糖−残基当りSO3 -1.90個) IR:580cm-1(M) 800cm-1(M) 1240cm-1(s、broad) 1510cm-1(W) 〔α〕25 D=+100.2°(C=1.0、H2O) 〔η〕=0.07(H2O、30℃) 製造例 3 コポリマー(−b)(n=100〜120、m/
n=4.76、NH2基0.114mmol、OH基1.74mmol、
100mg)を用いた他は、製造例2と同様に反応、
後処理すると、硫酸化アミノ糖含有多糖(−
b)が得られた(176mg、72.0%)。 〔コポリマー(−b)の物理的性質〕 元素分析: C6H9.115O8.025N0.185S1.07Na1.07 C H N S 実測値 22.76 4.46 0.67 10.82 計測値 22.16 4.68 0.80 10.55 (硫酸化率:糖−残基当りSO3 -1.07個) IR:580cm-1(M) 800cm-1(M) 1240cm-1(s、broad) 〔α〕25 D=+109.6°(C=1.0、H2O) 〔η〕=0.15(H2O、30℃) 実施例 1 (注射剤) 製造例1で得られた硫酸化多糖体5g、重炭酸
ナトリウム0.2gおよび塩化ナトリウム0.4gを注
射用蒸留水に溶解して100mlとした後、常用によ
り注射剤とする。 実施例 2 (錠剤) 製造例2で得られた硫酸化多糖体200gとラク
トース140gを混和した後、US標準篩(60メツシ
ユ)を通す。次いで混合物を、アルコール性ポリ
ビニルピロリドン40gで湿らした後12メツシユ篩
に通して顆粒を作り乾燥する。乾燥顆粒を16メツ
シユの篩に通したのち、タルク50gと殿粉20gを
加え、次いで重量450mgの錠剤を製造する。 実施例 3 (顆粒剤) 製造例3で得られた硫酸化多糖体200g、メチ
ルセルロース150g、コーンスターチ80gおよび
香料若干を混和し、60メツシユの篩を通す。混合
物を、アルコール性ポリビニルピロリドン20gで
湿した後、0.7mmの径を有するステンレススチー
ル篩で製粒する。 試験例 1 (抗凝血活性) アメリカ薬局方「ヘパリン」の力価検定法
(Pharmacopeia of the United States of
America.XIX、第229〜230頁)に準じて測定し
た(但し、羊血漿の代りに牛血漿を用いた)。 被験物質を生理食塩水に溶解し160γ/ml濃度
とする。また標準ヘパリン(160IU/mg)の
10γ/ml生理食塩水溶液を調製する。 被験物質溶液及び標準ヘパリン溶液を夫々0.8、
0.7、0.6、0.5、0.4、0.3、0.2、0.1及び0.05mlず
つ、ガラス試験管(13×105mm)にとり、更に全
量が0.8mlになるよう、生理食塩水を加え混合す
る。 各管に牛血漿※ 1mlずつを加え混合し、次いで
2%塩化カルシウム水溶液0.2mlずつを加え、直
ちに管を静かに転倒混和し、37℃の水溶中に保
つ。 30分後、各管の凝血状態を0、0.25、0.5、
0.75、1.0のクラスにわけて記録し、凝血状態が
0.5の時の被験物質及び標準ヘパリンの量から、
被験物質の力価を求めた。この結果を第1表に示
す。 ※牛血漿:あらかじめ、採血容器に10%クエン
酸ナトリウム(Na3C6H5O7・2H2O)水溶液40ml
を入れておき、この容器に新鮮な牛血960mlを入
れ、混和したのち3000rpm、10分間遠心分離して
血漿を採取する。
【表】 本発明の薬剤はヘパリンの約10%の抗凝血活性
を有し、且対照のデキストラン硫酸の約2.5倍の
活性を有することが知られる。 試験例 2 (全血凝固阻止作用) 体重2.5〜3.0Kgの日本白ウサギ(雄)を用い、
被験物質(2.5%生理食塩水溶液)を25mg/Kgず
つ静注し、10分後に耳静脈より採血して、Lee
White氏変法(金井泉、金井正光編著、臨床検査
法提要、金原出版(株)、昭和53年、第28版)により
全血凝固時間を測定した。 即ち、乾燥した2本のガラス試験管(10×120
mm)を37℃の恒温水槽中に保ち、採血後直ちに注
射針をはずし、泡立たないように1mlずつ入れ
る。 第1の試験管を静置5分後から30秒毎に斜に倒
して凝血の有無を観察する。これが凝固したら第
2の試験管を同様に観察する。 血液が静脈から注射器に入つた時から、第2の
試験管が凝固するまでの時間を全血凝固時間とす
る。この結果を第2表に示す。
〔考察〕
本発明の有効成分は、上記実施例からも明らか
な如く、デキストラン硫酸より優れた抗凝血活性
を有し、又急性毒性(LD50)も3g/Kg以上
(マウス)、2g/Kg以上(ラツト)であり、極め
て有望な薬剤への利用が期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の構造単位からなる硫酸化多糖体また
    は構造単位と構造単位からなる硫酸化多糖体
    (ただしnは該硫酸化多糖体中の構造単位の数
    であり、mは該硫酸化多糖体中の構造単位の数
    であり、m/nは0〜5であり、m+nは30〜
    150の整数を示す。)を有効成分として含有する血
    液凝固抑制剤。
JP3842983A 1983-03-09 1983-03-09 血液凝固抑制剤 Granted JPS59164722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3842983A JPS59164722A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 血液凝固抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3842983A JPS59164722A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 血液凝固抑制剤

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17131092A Division JPH05178752A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 脂血清澄剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59164722A JPS59164722A (ja) 1984-09-17
JPH0478617B2 true JPH0478617B2 (ja) 1992-12-11

Family

ID=12525062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3842983A Granted JPS59164722A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 血液凝固抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59164722A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05279381A (ja) * 1991-09-13 1993-10-26 Dainippon Ink & Chem Inc 硫酸化オリゴ糖芳香族配糖体
JP4944621B2 (ja) * 2007-01-16 2012-06-06 グンゼ株式会社 製袋装置
US9357765B2 (en) 2012-04-03 2016-06-07 Smiths Medical Asd, Inc. Heparain-bulking agent compositions and methods thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59164722A (ja) 1984-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3766167A (en) Orally active anticoagulant
JP5016778B2 (ja) ビオチンまたはビオチン誘導体との少なくとも一つの共有結合を含み抗血栓活性を有するポリサッカライド
CZ303255B6 (cs) Nové oligosacharidy, zpusob jejich prípravy a farmaceutické kompozice tyto oligosacharidy obsahující
JP4402835B2 (ja) 合成多糖類、それらの製造法およびそれらを含む医薬組成物
US8492352B2 (en) Polysaccharides with antithrombotic activity, including a covalent bond and an amino chain
JPH11217394A (ja) 炭水化物誘導体
KR100533565B1 (ko) 신규한 오당류, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 제약 조성물
RU2183638C2 (ru) Углеводные производные, фармацевтическая композиция на их основе
CA2258146C (fr) Polysaccharides synthetiques, procede pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
JPS6354282B2 (ja)
JPH0478617B2 (ja)
EP0375174A2 (en) Lentinan and curdlan sulfates for anti-retroviral use
JPS6354283B2 (ja)
JPH0576448B2 (ja)
JPS59138201A (ja) 新規な硫酸化アミノ多糖及びその製造法
JP6051211B2 (ja) 半減期が短く活性が高い合成五糖類
JPS5928563B2 (ja) 新規なアジド糖ポリマ−及びその製造法
JPS5928561B2 (ja) 新規なアミノ糖コポリマ−及びその製造法
JPH02124902A (ja) 血液凝固抑制剤
JPS5928564B2 (ja) 新規なアミノ糖ポリマ−及びその製造法
JPH06345652A (ja) 抗ヘルペスウイルス剤
HK1029999B (en) New pentasaccharides, their methods of production and pharmaceutical compositions containing same