JPH0478622B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0478622B2 JPH0478622B2 JP62325077A JP32507787A JPH0478622B2 JP H0478622 B2 JPH0478622 B2 JP H0478622B2 JP 62325077 A JP62325077 A JP 62325077A JP 32507787 A JP32507787 A JP 32507787A JP H0478622 B2 JPH0478622 B2 JP H0478622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glycidyl ether
- glycidyl
- optically active
- acid
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Epoxy Compounds (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はクロマトグラフ充填剤に関するもので
ある。更に詳しくは種々の化合物の分離、特に光
学分割に用いるクロマトグラフ充填剤に関するも
のである。
ある。更に詳しくは種々の化合物の分離、特に光
学分割に用いるクロマトグラフ充填剤に関するも
のである。
(従来技術及び問題点)
光学分割に用いるクロマトグラフ充填剤として
これまでに開示されたものの多くは不斉化合物を
無機担体に種々の形態で担持させたものであり、
不斉化合物としてはアミノ酸、糖類、蛋白質、光
学活性ポリメタクリル酸エステル、光学活性ポリ
(メタ)アクリル酸アミド、光学活性クラウンエ
ーテル、光学活性含フツ素アントラセン誘導体等
が有効とされている。無機担体への担持方法とし
てはグラフトさせる方法(例えば特開昭59−
50358号公報参照)と単に吸着担持させる方法
(例えば特開昭57−150432号公報参照)とがある。
しかしながら前者の方法は一般に分離剤製造の際
の再現性に乏しいことが多く、また後者は分離剤
の安定性に劣る等の問題があつた。
これまでに開示されたものの多くは不斉化合物を
無機担体に種々の形態で担持させたものであり、
不斉化合物としてはアミノ酸、糖類、蛋白質、光
学活性ポリメタクリル酸エステル、光学活性ポリ
(メタ)アクリル酸アミド、光学活性クラウンエ
ーテル、光学活性含フツ素アントラセン誘導体等
が有効とされている。無機担体への担持方法とし
てはグラフトさせる方法(例えば特開昭59−
50358号公報参照)と単に吸着担持させる方法
(例えば特開昭57−150432号公報参照)とがある。
しかしながら前者の方法は一般に分離剤製造の際
の再現性に乏しいことが多く、また後者は分離剤
の安定性に劣る等の問題があつた。
(発明の目的)
本発明者らは上記の点に鑑み、再現性に優れた
安定性のある分離剤、特に光学分割用分離剤を得
ることを目的として鋭意検討を行つた。その結果
従来と異つた化学構造を有する新規な分離剤、即
ちアミノアルキルシランをグラフトさせた無機担
体に光学活性エポキシ化合物を反応させ更に有機
酸と反応させたものが上記目的を充分達成し得る
ことを見出し本発明を完成させるに至つたもので
ある。
安定性のある分離剤、特に光学分割用分離剤を得
ることを目的として鋭意検討を行つた。その結果
従来と異つた化学構造を有する新規な分離剤、即
ちアミノアルキルシランをグラフトさせた無機担
体に光学活性エポキシ化合物を反応させ更に有機
酸と反応させたものが上記目的を充分達成し得る
ことを見出し本発明を完成させるに至つたもので
ある。
(発明の構成)
本発明は無機担体にアミノアルキルシランをグ
ラフトさせこれに光学活性エポキシ化合物を反応
させてなるキラルな固定相を、更に有機酸と反応
させたことを特徴とする光学分割用充填剤であ
る。
ラフトさせこれに光学活性エポキシ化合物を反応
させてなるキラルな固定相を、更に有機酸と反応
させたことを特徴とする光学分割用充填剤であ
る。
本発明の新規なクロマトグラフ充填剤は以下の
様な方法で調製することが出来る。アミノアルキ
ルシランと無機担体とを公知の方法でグラフト反
応させて無機担体にアミノアルキルシリル基を導
入する。これに分散剤Aの存在下光学活性エポキ
シ化合物を付加開環反応させ次いで得られたキラ
ルな固定相を、分散剤Bの存在下有機酸と反応さ
せることにより本発明の充填剤を得ることができ
る。
様な方法で調製することが出来る。アミノアルキ
ルシランと無機担体とを公知の方法でグラフト反
応させて無機担体にアミノアルキルシリル基を導
入する。これに分散剤Aの存在下光学活性エポキ
シ化合物を付加開環反応させ次いで得られたキラ
ルな固定相を、分散剤Bの存在下有機酸と反応さ
せることにより本発明の充填剤を得ることができ
る。
本発明に用いる無機担体としてはシリカゲル、
アルミナ、ガラスビーズ等を挙げることが出来
る。
アルミナ、ガラスビーズ等を挙げることが出来
る。
本発明に用いるアミノアルキルシランは次の一
般式[]で表わされる。
般式[]で表わされる。
式中X1、X2、X3は夫々水素原子、炭素数1〜
20のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
又は炭素数1〜20のアルコキシ基、若しくはこれ
らの任意の組合せを表わす。R1は炭素数1〜30
のスペーサーを形成する基であり、末端又は内部
に1つ以上のアミノ基を含む。一般式[]で表
わされるアミノアルキルシランとしては具体的に
は次の様なものが挙げられる。
20のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、
又は炭素数1〜20のアルコキシ基、若しくはこれ
らの任意の組合せを表わす。R1は炭素数1〜30
のスペーサーを形成する基であり、末端又は内部
に1つ以上のアミノ基を含む。一般式[]で表
わされるアミノアルキルシランとしては具体的に
は次の様なものが挙げられる。
2−アミノエチルトリエトキシシラン、3−ア
ミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミ
ノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、1−(3−アミノプロピ
ル)−1−メチルサイラ−11−クラウン−4、N
−メチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−メチル−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルトリス(2−エチルヘキソキシ)シラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
(アミノエチルアミノメチル)フエネチルトリメ
トキシシラン、4−アミノブチルトリエトキシシ
ラン、4−アミノブチルジメチルメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリクロロシラン、N−
メチル−3−アミノプロピルトリクロロシラン。
ミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミ
ノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、1−(3−アミノプロピ
ル)−1−メチルサイラ−11−クラウン−4、N
−メチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−メチル−3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ
プロピルトリス(2−エチルヘキソキシ)シラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
(アミノエチルアミノメチル)フエネチルトリメ
トキシシラン、4−アミノブチルトリエトキシシ
ラン、4−アミノブチルジメチルメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリクロロシラン、N−
メチル−3−アミノプロピルトリクロロシラン。
本発明に用いる光学活性エポキシ化合物は次の
一般式[]で表わされる。
一般式[]で表わされる。
式中*は不斉炭素を表わす。式中R2は置換基
を有してもよい鎖状又は環状のアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、ハロメチル基、アルコキ
シメチル基、チオアルコキシメチル基、アリール
オキシメチル基、チオアリールオキシメチル基又
はカルボキシメチル基を表わす。一般式[]で
表わされる光学活性エポキシ化合物としては具体
的には以下の様なものが挙げられる。
を有してもよい鎖状又は環状のアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、ハロメチル基、アルコキ
シメチル基、チオアルコキシメチル基、アリール
オキシメチル基、チオアリールオキシメチル基又
はカルボキシメチル基を表わす。一般式[]で
表わされる光学活性エポキシ化合物としては具体
的には以下の様なものが挙げられる。
プロピレンオキシド、1,2−エポキシヘプタ
ン、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシ
テトラデカン、1,2−エポキシオクタデカン、
スチレンオキシド、エピクロロヒドリン、エピプ
ロモヒドリン、エピヨードヒドリン、メチルグリ
シジルエーテル、プロピルグリシジルエーテル、
オクチルグリシジルエーテル、アリルグリシジル
エーテル、トリフエニルメチルグリシジルエーテ
ル、2,2,2−トリフルオロエチルグリシジル
エーテル、2,2,2−トリクロロエチルグリシ
ジルエーテル、ヘキサフルオロイソプロピルグリ
シジルエーテル、フエニルグリシジルエーテル、
3−トリフルオロメチルフエニルグリシジルエー
テル、2,4,5−トリクロロフエニルグリシジ
ルエーテル、2−クロロフエニルグリシジルエー
テル、2−フルオロフエニルグリシジルエーテ
ル、ペンタフルオロフエニルグリシジルエーテ
ル、3,5−ジメトキシフエニルグリシジルエー
テル、2,3,5−トリメチルフエニルグリシジ
ルエーテル、2,4−ジニトロフエニルグリシジ
ルエーテル、1−ナフチルグリシジルエーテル、
2−ナフチルグリシジルエーテル、9−アンスリ
ルグリシジルエーテル、1−アンスリルグリシジ
ルエーテル、2−アンスリルグリシジルエーテ
ル、l−メンチルグリシジルエーテル、フエニル
グリシジルチオエーテル、4−クロロフエニルグ
リシジルチオエーテル、2−ナフチルグリシジル
チオエーテル、2−フエニルブチルグリシジルエ
ーテル、3−フエニルブチルグリシジルエーテ
ル、1−ナフトエ酸グリシジル、安息香酸グリシ
ジル、2−クロロ安息香酸グリシジル、2−フル
オロ安息香酸グリシジル、2−ヨード安息香酸グ
リシジル、2−フエニル安息香酸グリシジル、ト
リフエニル酢酸グリシジル、3−フエニル酪酸グ
リシジル、アビエチン酸グリシジル、デオキシコ
ール酸グリシジル。
ン、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシ
テトラデカン、1,2−エポキシオクタデカン、
スチレンオキシド、エピクロロヒドリン、エピプ
ロモヒドリン、エピヨードヒドリン、メチルグリ
シジルエーテル、プロピルグリシジルエーテル、
オクチルグリシジルエーテル、アリルグリシジル
エーテル、トリフエニルメチルグリシジルエーテ
ル、2,2,2−トリフルオロエチルグリシジル
エーテル、2,2,2−トリクロロエチルグリシ
ジルエーテル、ヘキサフルオロイソプロピルグリ
シジルエーテル、フエニルグリシジルエーテル、
3−トリフルオロメチルフエニルグリシジルエー
テル、2,4,5−トリクロロフエニルグリシジ
ルエーテル、2−クロロフエニルグリシジルエー
テル、2−フルオロフエニルグリシジルエーテ
ル、ペンタフルオロフエニルグリシジルエーテ
ル、3,5−ジメトキシフエニルグリシジルエー
テル、2,3,5−トリメチルフエニルグリシジ
ルエーテル、2,4−ジニトロフエニルグリシジ
ルエーテル、1−ナフチルグリシジルエーテル、
2−ナフチルグリシジルエーテル、9−アンスリ
ルグリシジルエーテル、1−アンスリルグリシジ
ルエーテル、2−アンスリルグリシジルエーテ
ル、l−メンチルグリシジルエーテル、フエニル
グリシジルチオエーテル、4−クロロフエニルグ
リシジルチオエーテル、2−ナフチルグリシジル
チオエーテル、2−フエニルブチルグリシジルエ
ーテル、3−フエニルブチルグリシジルエーテ
ル、1−ナフトエ酸グリシジル、安息香酸グリシ
ジル、2−クロロ安息香酸グリシジル、2−フル
オロ安息香酸グリシジル、2−ヨード安息香酸グ
リシジル、2−フエニル安息香酸グリシジル、ト
リフエニル酢酸グリシジル、3−フエニル酪酸グ
リシジル、アビエチン酸グリシジル、デオキシコ
ール酸グリシジル。
光学活性エポキシ化合物の量はアミノアルキル
シリル基を導入した無機担体に対し重量で0.01〜
5倍量、好ましくは0.02〜1倍量用いる。0.01倍
量未満では分離能が不充分であり、5倍量を超え
ても分離能はもはや向上しない。
シリル基を導入した無機担体に対し重量で0.01〜
5倍量、好ましくは0.02〜1倍量用いる。0.01倍
量未満では分離能が不充分であり、5倍量を超え
ても分離能はもはや向上しない。
分散剤Aとしては光学活性エポキシ化合物を溶
解するものが望ましく、例えばジメチルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、ジグライム、トリ
グライム、ジブチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、クロロホルム等が挙げられる。
解するものが望ましく、例えばジメチルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、ジグライム、トリ
グライム、ジブチルエーテル、ベンゼン、トルエ
ン、クロロホルム等が挙げられる。
反応温度は0〜200℃であり、好ましくは40〜
120℃である。反応の際は光学活性エポキシ化合
物の濃度が出来る限り均一となる様撹拌を行うこ
とが望ましい。
120℃である。反応の際は光学活性エポキシ化合
物の濃度が出来る限り均一となる様撹拌を行うこ
とが望ましい。
アミノアルキルシリル基を導入した無機担体と
光学活性エポキシ化合物との前記の反応で得られ
たキラルな固定相と、有機酸との反応は以下のよ
うに行う。
光学活性エポキシ化合物との前記の反応で得られ
たキラルな固定相と、有機酸との反応は以下のよ
うに行う。
本発明に用いる有機酸としては酸強度の強いも
のが好ましく、例えば2,4−ジニトロ安息香
酸、2,6−ジニトロ安息香酸、3,4−ジニト
ロ安息香酸、3,5−ジニトロ安息香酸、ベンゼ
ンスルホン酸、トルエンスルホン酸、2,4−ジ
ニトロベンゼンスルホン酸等の芳香族カルボン酸
又はスルホン酸が挙げられるが、更にトリクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸等非芳香族系のものでも用いることがで
きる。
のが好ましく、例えば2,4−ジニトロ安息香
酸、2,6−ジニトロ安息香酸、3,4−ジニト
ロ安息香酸、3,5−ジニトロ安息香酸、ベンゼ
ンスルホン酸、トルエンスルホン酸、2,4−ジ
ニトロベンゼンスルホン酸等の芳香族カルボン酸
又はスルホン酸が挙げられるが、更にトリクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸等非芳香族系のものでも用いることがで
きる。
分散剤Bとしてはヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、1,2−ジクロロエタン、ジクロロメ
タン、クロロホルム等置換基を有してもよい脂肪
族又は脂環式の炭化水素、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロロベンゼン等置換基を有してもよ
い芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、ジメトキ
シエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等鎖
状又は環状のエーテル類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、グリセリン、エチレング
リコール、オフタノール等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類等が挙げら
れる。
ヘキサン、1,2−ジクロロエタン、ジクロロメ
タン、クロロホルム等置換基を有してもよい脂肪
族又は脂環式の炭化水素、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロロベンゼン等置換基を有してもよ
い芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、ジメトキ
シエタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等鎖
状又は環状のエーテル類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、グリセリン、エチレング
リコール、オフタノール等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類等が挙げら
れる。
有機酸との反応はフラスコ等通常の反応器中で
も行うことが出来るが、より簡便にはカラム中で
行うことが出来る。
も行うことが出来るが、より簡便にはカラム中で
行うことが出来る。
前者の反応器中で行う方法ではキラルな固定相
に対し重量で0.01〜10倍量の有機酸を含む分散剤
Bの溶液中にキラルな固定相を撹拌下分散させる
ことによつて行う。分散剤B中の有機酸濃度は
0.01〜80重量%が好ましい。
に対し重量で0.01〜10倍量の有機酸を含む分散剤
Bの溶液中にキラルな固定相を撹拌下分散させる
ことによつて行う。分散剤B中の有機酸濃度は
0.01〜80重量%が好ましい。
反応温度は通常−100〜100℃の範囲であり、反
応時間は1〜60分である。生成した充填剤は分散
剤Bで洗浄することが望ましい。
応時間は1〜60分である。生成した充填剤は分散
剤Bで洗浄することが望ましい。
後者のカラム中で行う方法では所定のカラム中
にキラルな固定相を予め充填しておき、通常の液
体クロマトグラフイー装置を用いてカラム中に有
機酸の分散剤B溶液を所定量流すことにより行
う。
にキラルな固定相を予め充填しておき、通常の液
体クロマトグラフイー装置を用いてカラム中に有
機酸の分散剤B溶液を所定量流すことにより行
う。
予め充填したキラル固定相に対し0.01〜10倍量
の有機酸を分散剤Bに溶解し、濃度0.01〜80重量
%とした溶液をカラム中に流す。該溶液流通後更
にこのカラムに分散剤Bを流通させて洗浄するこ
とが望ましい。
の有機酸を分散剤Bに溶解し、濃度0.01〜80重量
%とした溶液をカラム中に流す。該溶液流通後更
にこのカラムに分散剤Bを流通させて洗浄するこ
とが望ましい。
本発明の充填剤を用いて分離を行うに当つては
液体クロマトグラフイーに適切な溶媒、即ち分離
対象物質の良好な溶媒であると同時に分離能の優
れた溶媒を選定することが必要である。
液体クロマトグラフイーに適切な溶媒、即ち分離
対象物質の良好な溶媒であると同時に分離能の優
れた溶媒を選定することが必要である。
(発明の効果)
本発明の光学分割用充填剤は各種化合物の迅速
分離に有効であり、特に光学異性体の迅速分離に
極めて有効であり、再現性に優れ物理的化学的安
定性を有するものである。分離対象となる光学異
性体は本発明の充填剤によつていずれか一方が選
択的に強く吸着される。
分離に有効であり、特に光学異性体の迅速分離に
極めて有効であり、再現性に優れ物理的化学的安
定性を有するものである。分離対象となる光学異
性体は本発明の充填剤によつていずれか一方が選
択的に強く吸着される。
以下更に具体的に実施例で説明する。
実施例 1
R−(−)−エピクロロヒドリン(光学純度99%
ee)6.6gに3−トリフルオロメチルフエノール
4.63gを溶解し、ピペリジン0.08gの存在下80℃
で6時間反応させる。過剰のエピクロロヒドリン
を減圧下留去した後、残渣をアセトン40mlに溶解
し、これに無水炭酸カリウム15gを加えて攪拌還
流下6時間反応させる。反応後過し、液のア
セトンを留去後残渣についてアルミナを用いベン
ゼン溶離液でクロマトグラフイーを行い、光学活
性な(+)−3−トリフルオロメチルフエニルグ
リジルエーテル5.15gを得た(収率83%、[α]D
=+8.79°)。
ee)6.6gに3−トリフルオロメチルフエノール
4.63gを溶解し、ピペリジン0.08gの存在下80℃
で6時間反応させる。過剰のエピクロロヒドリン
を減圧下留去した後、残渣をアセトン40mlに溶解
し、これに無水炭酸カリウム15gを加えて攪拌還
流下6時間反応させる。反応後過し、液のア
セトンを留去後残渣についてアルミナを用いベン
ゼン溶離液でクロマトグラフイーを行い、光学活
性な(+)−3−トリフルオロメチルフエニルグ
リジルエーテル5.15gを得た(収率83%、[α]D
=+8.79°)。
シリカゲル(粒径5μm、細孔径120Å)20gを
120℃で5時間減圧乾燥した後、3−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン18.8gを脱水トルエン
300mlに溶解した溶液に加え、還流下6時間撹拌
する。反応物を過し、残留物をトルエン300ml、
アセトン300mlで洗浄した後60℃で12時間乾燥し
て3−アミノプロピルシリル化シリカゲル(以下
APSという。)を得た。このものの元素分析値は
C:4.54%、N:1.25%であつた。
120℃で5時間減圧乾燥した後、3−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン18.8gを脱水トルエン
300mlに溶解した溶液に加え、還流下6時間撹拌
する。反応物を過し、残留物をトルエン300ml、
アセトン300mlで洗浄した後60℃で12時間乾燥し
て3−アミノプロピルシリル化シリカゲル(以下
APSという。)を得た。このものの元素分析値は
C:4.54%、N:1.25%であつた。
次いで前記(+)−3−トリフルオロメチルフ
エニルグリシジルエーテル2.0gをジメチルホル
ムアミド40mlに溶解した溶液に上記APS10gを
加え80℃で6時間攪拌した。反応後過し、残留
物をメタノールで洗浄した後60℃で12時間乾燥さ
せて、(+)−3−トリフルオロメチルフエニルグ
リシジルエーテルを導入したキラルな固定相を得
た。このものの元素分析値はC:9.30%、N:
1.07%であつた。
エニルグリシジルエーテル2.0gをジメチルホル
ムアミド40mlに溶解した溶液に上記APS10gを
加え80℃で6時間攪拌した。反応後過し、残留
物をメタノールで洗浄した後60℃で12時間乾燥さ
せて、(+)−3−トリフルオロメチルフエニルグ
リシジルエーテルを導入したキラルな固定相を得
た。このものの元素分析値はC:9.30%、N:
1.07%であつた。
この様にして得られたキラルな固定相を内径
4.6mm、長さ300mmのステンレス製カラムにスラリ
ー充填し、このカラムを高速液体クロマトグラフ
イーにセツトした。
4.6mm、長さ300mmのステンレス製カラムにスラリ
ー充填し、このカラムを高速液体クロマトグラフ
イーにセツトした。
このカラムに順に、テトラヒドロフラン80ml、
3,5−ジニトロ安息香酸4.24gをテトラヒドロ
フラン80mlに溶解した溶液、更にテトラヒドロフ
ラン80mlを移動相として流速2ml/分で流通させ
目的のカラムを得た。
3,5−ジニトロ安息香酸4.24gをテトラヒドロ
フラン80mlに溶解した溶液、更にテトラヒドロフ
ラン80mlを移動相として流速2ml/分で流通させ
目的のカラムを得た。
このカラムを用いて次の条件で(±)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルを分析し
図1のクロマトグラムを得た。
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルを分析し
図1のクロマトグラムを得た。
温度:室温
移動相:n−ヘキサン/1,2−ジクロロエタ
ン/エタノール=70:29:1 流速:2ml/分 検出器:紫外線吸収計(波長254mm) 図1中ピーク番号1は(−)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチル、2は(+)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルの各ピー
クであり、保持時間は夫々16.0分、17.4分であつ
た。
ン/エタノール=70:29:1 流速:2ml/分 検出器:紫外線吸収計(波長254mm) 図1中ピーク番号1は(−)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチル、2は(+)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルの各ピー
クであり、保持時間は夫々16.0分、17.4分であつ
た。
上記分析後、溶離液として1,2−ジクロロエ
タン、続いてメタノール/水=7:3を流した後
再び上記と同一の三元素系溶離液を用いて同一条
件で分析した所、再現性のあるクロマトグラムが
得られた。
タン、続いてメタノール/水=7:3を流した後
再び上記と同一の三元素系溶離液を用いて同一条
件で分析した所、再現性のあるクロマトグラムが
得られた。
また、3,5−ジニトロ安息香酸と反応させる
前のキラルな固定相を充填したカラムを用いて、
上記と同一の条件で同じ(±)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチルを分析したところ、
保持時間は(−)−体が43.0分、(+)−体が47.8
分であつた。目的の充填剤が3,5−ジニトロ安
息香酸で修飾されていることが分る。
前のキラルな固定相を充填したカラムを用いて、
上記と同一の条件で同じ(±)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチルを分析したところ、
保持時間は(−)−体が43.0分、(+)−体が47.8
分であつた。目的の充填剤が3,5−ジニトロ安
息香酸で修飾されていることが分る。
実施例 2
実施例1と同様にしてピペリジン0.07gの存在
下R−(−)−エピクロロヒドリン7.0gと2,4,
5−トリクロロフエノール5.98gとの反応により
光学活性な(+)−2,4,5−トリクロロフエ
ニルグリシジルエーテル5.91gを得た(収率77
%、[α]D=+5.75°)。
下R−(−)−エピクロロヒドリン7.0gと2,4,
5−トリクロロフエノール5.98gとの反応により
光学活性な(+)−2,4,5−トリクロロフエ
ニルグリシジルエーテル5.91gを得た(収率77
%、[α]D=+5.75°)。
更に実施例1と同様にしてAPS10gと上記
(+)−2,4,5−トリクロロフエニルグリシジ
ルエーテル2.0gとの反応により(+)−2,4,
5−トリクロロフエニルグリシジルエーテルを導
入したキラルな固定相を得た。このものの元素分
析値はC:7.92%、N:1.09%であつた。
(+)−2,4,5−トリクロロフエニルグリシジ
ルエーテル2.0gとの反応により(+)−2,4,
5−トリクロロフエニルグリシジルエーテルを導
入したキラルな固定相を得た。このものの元素分
析値はC:7.92%、N:1.09%であつた。
得られたキラルな固定相を内径4.6mm、長さ150
mmのステンレス製カラムにスラリー充填し、高速
液体クロマトグラフイーにセツトした。
mmのステンレス製カラムにスラリー充填し、高速
液体クロマトグラフイーにセツトした。
このカラムに順に、テトラヒドロフラン80ml、
3,5−ジニトロ安息香酸2.12gをテトラヒドロ
フラン80mlに溶解した溶液、更にテトラヒドロフ
ラン80mlを移動相として流速2ml/分で流通させ
目的のカラムを得た。
3,5−ジニトロ安息香酸2.12gをテトラヒドロ
フラン80mlに溶解した溶液、更にテトラヒドロフ
ラン80mlを移動相として流速2ml/分で流通させ
目的のカラムを得た。
このカラムを用いて次の条件で(±)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルを分析し
図2のクロマトグラムを得た。
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルを分析し
図2のクロマトグラムを得た。
温 度:室温
移動相:n−ヘキサン/1,2−ジクロロエタ
ン/エタノール=70:29:1 流速:1ml/分 検出器:紫外線吸収計(波長254mm) 図2中ピーク番号1は(−)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチル、2は(+)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルの各ピー
クであり、保持時間は夫々16.2分、17.0分であつ
た。
ン/エタノール=70:29:1 流速:1ml/分 検出器:紫外線吸収計(波長254mm) 図2中ピーク番号1は(−)−2,2′−ジヒド
ロキシ−1,1′−ビナフチル、2は(+)−2,
2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチルの各ピー
クであり、保持時間は夫々16.2分、17.0分であつ
た。
また、3,5−ジニトロ安息香酸と反応させる
前のキラルな固定相を充填したカラムを用いて上
記と同一の条件で同じ(±)−ジヒドロキシ−1,
1′−ビナフチルを分析したところ、保持時間は
(−)−体が33.6分、(+)−体が36.7分であつた。
目的の充填剤が3,5−ジニトロ安息香酸で修飾
されていることが分る。
前のキラルな固定相を充填したカラムを用いて上
記と同一の条件で同じ(±)−ジヒドロキシ−1,
1′−ビナフチルを分析したところ、保持時間は
(−)−体が33.6分、(+)−体が36.7分であつた。
目的の充填剤が3,5−ジニトロ安息香酸で修飾
されていることが分る。
さらに、上記(−)−2,4,5−トリクロロ
フエニルグリシジルエーテル2.0gとAPS10gと
の反応以降を再度繰返して行い、上記と同一条件
で分析を行つた結果、誤差範囲内で再現性のある
クロマトグラムが得られた。
フエニルグリシジルエーテル2.0gとAPS10gと
の反応以降を再度繰返して行い、上記と同一条件
で分析を行つた結果、誤差範囲内で再現性のある
クロマトグラムが得られた。
図1及び図2は夫々実施例1及び2において得
られたクロマトグラムであり、縦軸は強度を、横
軸は保持時間(分)を表わす。
られたクロマトグラムであり、縦軸は強度を、横
軸は保持時間(分)を表わす。
Claims (1)
- 1 無機担体にアミノアルキルシランをグラフト
させこれに光学活性エポキシ化合物を反応させて
なるキラルな固定相を更に有機酸と反応させたこ
とを特徴とする光学分割用充填剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62325077A JPH01165954A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光学分割用充填剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62325077A JPH01165954A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光学分割用充填剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01165954A JPH01165954A (ja) | 1989-06-29 |
| JPH0478622B2 true JPH0478622B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=18172894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62325077A Granted JPH01165954A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 光学分割用充填剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01165954A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE9203646L (sv) | 1992-12-03 | 1994-05-24 | Eka Nobel Ab | Kirala adsorbenter och framställning av dessa samt föreningar på vilka adsorbenterna är baserade och framställning av dessa föreningar |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP62325077A patent/JPH01165954A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01165954A (ja) | 1989-06-29 |
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