JPH0478633B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0478633B2
JPH0478633B2 JP62174982A JP17498287A JPH0478633B2 JP H0478633 B2 JPH0478633 B2 JP H0478633B2 JP 62174982 A JP62174982 A JP 62174982A JP 17498287 A JP17498287 A JP 17498287A JP H0478633 B2 JPH0478633 B2 JP H0478633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium
benzotriazole
formula
mmol
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62174982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63267766A (ja
Inventor
Keibai Boku
Jinu Ri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKOKU KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO
Original Assignee
KANKOKU KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANKOKU KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO filed Critical KANKOKU KAGAKU GIJUTSU KENKYUSHO
Publication of JPS63267766A publication Critical patent/JPS63267766A/ja
Publication of JPH0478633B2 publication Critical patent/JPH0478633B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/16Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D249/18Benzotriazoles
    • C07D249/20Benzotriazoles with aryl radicals directly attached in position 2

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種プラスチツク製品の紫外線吸収
剤として有用な2−アリル−2H−ベンゾトリア
ゾール又はそのN−オキシド及びこれらの誘導体
の製造方法に関する。
[従来の技術] ベンゾトリアゾール誘導体は、紫外線吸収剤と
して知られており、ポリ塩化ビニル、不飽和ポリ
エステル、ポリスチエン、ポリアミド、ポリメチ
ルタクリレート、セルロールエステル、ABS樹
脂などのプラスチツク製品の紫外線による変色や
劣化などを防止するための添加剤として使用され
ている。したがつて、かかる用途に提供するベン
ゾトリアゾール誘導体は色調が優れ、純度が高い
ことが要求される。
ベンゾトリアゾール誘導体の公知の製造方法と
して米国特許第2362988号には0−アミノフエニル
アゾフエノールを酸化する方法が開示され;米国
特許第4041044号には0−ニトロアゾフエノール類
を亜鉛粉末で還元する方法が開示され;米国特許
第4141903号には0−ニトロアゾフエノール類を水
素、一酸化炭素又はヒドラジンと共に20〜150℃、
1〜66気圧下で銅化合物とアミン化合物から成る
錯化合物触媒の存在下て還元する方法が開示され
ている。
一方、米国特許第4224451号には一般式()
0−ニトロアゾフエノール類を水硫化物又は硫
化物の存在下でベンゾトリアゾールN−オキシド
まで還元したのち、さらにこのN−オキシドを亜
鉛又は錯粉末の存在下で還元して2−アリール−
2H−ベンゾトリアゾール誘導体を製造する方法
が開示されている。これは硫化物類がN−オキシ
ドの製造方法としては適当であるが、ベンゾトリ
アゾールの製造方法としては、その還元力が充分
でないことを表わすものである。
これと関連してAust.J.Chem.1984.37、2489に
0−ニトロアゾールフエノールをエタノール中
で亜二イオン酸ナトリウムの存在下で還元して直
接2−アリール−2H−ベンゾトリアゾール誘導
体を製造する方法が開示されている。
しかしながら、このように還元剤として亜二チ
オン酸ナトリウムを用いる場合には、反応途中に
おいて亜二チオン酸ナトリウムが分解してコロイ
ド状イオウを生成するという問題、さらにはこの
コロイド状イオウ生成による亜二チオン酸ナトリ
ウムの損失を補うために、理論量の約5倍モル量
もの亜二チオン酸ナトリウムを使用しなければな
らないという問題がある。また、得られる2−ア
リール−2H−ベンゾトリアゾール誘導体の収率
や純度も一定しないという問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の従来技術において、水素、一酸化炭素又
はヒドラジンなどを用いる方法は安全性の点で問
題があり、亜二チオン酸ナトリウムのみを用いる
方法もコロイド状イオウの生成により起こる問題
がある。
したがつて本発明は、上記問題点を解決し、高
収率で色調のよい2−アリール−2H−ベンゾト
リアゾール及びその誘導体を製造する方法を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記目的を達成するべく研究の結
果、0−ニトロアゾフエノールを還元して2−アリ
ール−2H−ベンゾトリアゾールを製造する場合
に、亜二チアン酸ナトリウムと共に蟻酸ナトリウ
ムを共存させることによつて、亜二チオン酸ナト
リウムによる還元反応を行いがら、同時に亜二チ
オン酸ナトリウムの分解により生じた二酸化イオ
ウを蟻酸ナトリウムにより亜二チオン酸ナトリウ
ムに変化させる反応を行うことにより、還元剤と
して少量の亜二チオン酸ナトリムムの使用でも高
い収率で2−アリール−2H−ベンゾトリアゾー
ルを得られることを見出し、また、亜二チオン酸
ナトリウムの代わりに亜硫酸水素ナトリウムを用
いた場合にも同様の結果が得られることを合わせ
て見出し、本発明を完成するに至つた。
すなわち本発明は、一般式(): (式中、R1は水素又は塩素を表し、R2及びR3
水素、炭素数1〜5と低級アルキル基又は炭素数
7〜9のフエニルアルキル基を表す) で示される0−ニトロアゾフエノールを、溶媒中
において亜二チオン酸ナトリウム及び蟻酸ナトリ
ウム又は亜硫酸水素ナトリウム及び蟻酸ナトリウ
ムの存在下で、前記溶媒の還流温度まで加熱して
還元せしめることにより生成した一般式(): (式中、R1、R2及びR3の意味は上記と同じであ
る) で示される2−アリール−2H−ベンゾトリアゾ
ール及びその誘導体又は一般式(): (式中、R1、R2及びR3の意味は上記と同じであ
る) で示される2−アリール−2H−ベンゾトリアゾ
ール−N−オキシド及びその誘導体を分離するこ
とを特徴とする前記一般式()又は()で示
される化合物の製造方法に関する。
出発原料となる0−ニトロアゾフエノールを示
す式()中のR1、R2及びR3の意味は上記のと
おりであるが、ここでR2において炭素数1〜5
とアルキル基はメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、iso−ブ
チル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−
アミル基、イソアミル基、sec−アミル基、活性
アミル基、tert−アミル基である。
かかる式()で示される化合物は、例えば米
国特許第3773751号明細書に記載の方法により製
造することができる。
式()又は式()で示される化合物は、上
記の式()で示される化合物を所定条件下で還
元せしめることにより得ることができる。
本発明で用いる溶媒としては、水、N,N′−
ジメチルホルムアミド、トルエン、クロロベンセ
ン、ベンゼン、キシレン、リグロインなどを挙げ
ることができ、これらは1種を用いることがで
き、2種以上を混合して用いることができる。こ
こで、溶媒として水及び水に不溶な溶媒との混合
溶媒を用いた場合には、反応は2相状態で行われ
ることになる。
本発明で用いる亜二チオン酸ナトリウム又は亜
硫酸水素ナトリウムは還元剤として作用するもの
であり、蟻酸ナトリウムは還元反応中に亜二チオ
ン酸ナトリウム又は亜硫酸水素ナトリウムが分解
して生じたイオウ酸化物を亜二チオン酸ナトリウ
ム又は亜硫酸水素ナトリウムに変化される働きを
するものである。
亜二チオン酸ナトリウムと蟻酸ナトリウムの使
用量は、式()で示される化合物1モルに対し
て亜二チオン酸ナトリウムウは1.12〜4モル倍量
を用い、蟻酸ナトリウムは3〜4.5モル倍量を用
いる。亜硫酸水素ナトリウムと蟻酸ナトリウムを
用いる場合の使用量も同様である。亜二チオン酸
ナトリウム又は亜硫酸水素ナトリウムと蟻酸ナト
リウムは、一度にもしくは分割して使用すること
ができる。
本発明においては、必要に応じて水酸化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カ
リウムなどの塩基を反応系に共存させることがで
き、また、反応を上記のとおり2相状態で行う場
合には相転移触媒として例えば、2−アントラキ
ノンスルホンナトリウムなどのキノン又は1,4
−ナフトキノンとパラトルエンスルホン酸ナトリ
ウムとの混合物を反応系に共存させることが還元
反応をより効率的に進行させることができるため
に好ましい。
還元反応は、式()で示される化合物を上記
溶媒に溶解させたのち、この溶媒の還流温度まで
加熱することにより行う。加熱温度は使用する溶
媒により異なるが、通常は80℃以上であり、好ま
しくは100〜104℃の範囲である。また、反応時間
は通常4時間以内である。
反応液のPHは特に調節する必要がないが、9.5
〜10の範囲が好ましく、反応は窒素雰囲気下で行
うことが好ましい。
反応液から目的とする式()又は式()で
示される化合物を分離する方法は、使用した溶倍
が単独溶媒であるか又は水と水に不溶の溶媒の混
合溶液であるかによつて異なる。以下、その一例
を掲げる。
単独溶媒の場合には、まず、反応液に例えばイ
ソプロパノールなどの溶媒を添加し、生成物の溶
解度を減少させたのち、高温で加熱し、熱いまま
過して主に硫酸ナトリウムと亜硫酸ナトリウム
から構成されている不純物を除去する。その後、
液を約5℃まで冷却して式()又は式()
で示されうる化合物の結晶を析出させたのち、こ
れを過する。
溶媒とて例えば水とトルエンを用い2相反応を
行つた場合には、反応液から水層を分離し、残り
のトルエン溶液を必要に応じて蒸留・濃縮したの
ちに、イソプロパノールなどの溶媒を添加し、以
下単独溶媒を用いた場合と同様にして式()又
は()で示される化合物を得ることができる。
ここで式()で示される化合物は、式()
で示される化合物を還元せしめて式()で示さ
れる化合物を製造する過程で得られる中間体であ
る。したがつて、還元反応の進行を反応途中の適
当な段階で中断させることにより式()で示さ
れる化合物を得ることができ、還元反応を反応途
中で中断させずに完結されることにより式()
で示される化合物を得ることができる。すなわ
ち、式()で示される化合物を製造したのち、
これを還元することにより式()で示される化
合物を得ることができる。還元反応の進行度は、
薄層クロマトグラフイー(展開溶媒;n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1)により容易に確認する
ことができ、生成物の確認は、赤外線吸収スペク
トルによる一般式()におけるニトロ基の変化
の確認により可能である。
このようにして得られる()で示される化合
物はほぼ白色であり、式()で示される化合物
はわずかに淡黄色である。
[実施例] 5−クロロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)2Hベンゾトリアゾ
ールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。ここにDMF
(12ml)、2−ニトロ−4−クロロ−2′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジ−tert−ブチルアゾベンゼン
(3.89g、10ミリモル)、蟻酸ナトリウム(2.53
g、37.2ミリモル)及び亜二チオン酸ナトリウム
(2g、11.5ミリモル)を添加した。窒素雰囲気
下で、攪拌を始めて還流が始まる時まで加熱し、
さらに1時間の間100〜105℃で反応させた。この
後亜二チオン酸ナトリウム(1g、5.7ミリモル)
を追加し、さらに1.5時間100〜105℃で反応を継
続させた。次にイソプロピルアルコール(40ml)
を加え、80〜85℃で加熱して20分間維持した後、
熱い状態で過した。主に硫酸ナトリウムから構
成された白い固体は捨てた。過した母液を5℃
まで冷却させて生成した沈澱物をさらに化し
て、最少量のイソプロピルアルコールで洗浄し、
殆ど白色の目的とするベンゾトリアゾールを得た
(2.10g)。また、残りの母液から減圧蒸溜し溶媒
を除去し、残留物から10mlイソプロピルアルコー
ルで再結晶させることにより、さらに0.9gの目
的とするベンゾトリアゾールを得た。総収率は
(理論値の84%):融点153.5−155.5℃。
実施例 2 2−(2′−ヒドロキシ−5′メチルフエニル)−2H
−ベンゾトリアゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これにDMF
(10ml)、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルアゾベンゼン(2.57g、10ミリモル)、蟻酸ナ
トリウム(3.00g、44ミリモル)及び亜硫酸水素
ナトリウム(3.57g、34ミリモル)の添加した。
窒素雰囲気で攪拌を始め、還流が始まる時まで加
熱し、さらに、一時間の間100〜105℃で反応させ
た。次にイソプロピルアルコール(20ml)を添加
し実施例1と同様に処理して殆ど白色の目的とす
るベンゾトリアゾールを得た。
総収率(理論値の74.2%):融点129−130℃。
実施例 3 2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−アミ
ルフエニル)−2H−ベンゾトリアゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これにDMF
(10ml)、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−
ジ−tert−アミルアゾベンゼン(3.83g、10ミリ
モル)蟻酸ナトリウム(2.53g、37ミリモル)及
び亜硫酸水素ナトリウム(3.24g、31ミリモル)
を添加した。窒素雰囲気下で攪拌を始めて還流が
始まる時まで加熱し、さらに一時間の間10〜105
℃で反応をさせた。次にイソプロピルアルコール
(35ml)を添加して実施例1と同様に処理して殆
ど白色の目的とするベンゾトリアゾールを得た。
総収率(理論値の80.9%):融点80−81℃。
実施例 4 2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ(1″,1″ジメ
チルベンジル)フエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これにDMF
(5ml)、2−ニトロ−(2′−ヒドロキシ−3′,5′

(a,a−ジメチルベンジル)フエニル)アゾベ
ンゼン(2.4g、5ミリモル)、蟻酸ナトリウム
(1.5g、22.0ミリモル)及び亜硫酸水素ナトリウ
ム(1.5g、14ミリモル)を添加した。窒素雰囲
気下で攪拌を始めて還流が始まる時まで加熱し、
さらに1時間の間100〜105℃で反応をさせた。次
にイソプロピルアルコール(20ml)を添加して実
施例1と同様に処理して殆ど白色の目的とするベ
ンゾトリアゾールを得た。総収率(理論値の55.4
%):融点138−138.5℃。
実施例 5 5−クロロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これにDMF
(6ml)、クロロベンゼン(4ml)、2−ニトロ−
4−クロロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert
−ブチルアゾベンゼン(3.89g、10ミリモル)、
蟻酸ナトリウム(3.0g、44ミリモル)及び亜硫
酸水素ナトリウム(3.5g、33.7ミリモル)を添
加した。窒素雰囲気下で攪拌を始め還流が始まる
時まで加熱し、さらに1時間半の間100〜105℃で
反応をさせた。
次にイソプロピルアルコール(50ml)を添加
し、実施例1と同様に処理して目的とするベンゾ
トリアゾールを得た。総収率(理論値の75%)。
実施例 6 5−クロロ−2−(2′−ビトロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これにDMF
(6ml)、トルエン(4ml)、2−ニトロ−4−ク
ロロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチ
ルアゾベンゼン(3.89g、10ミリモル)、蟻酸ナ
トリウム(3.09g、44ミリモル)及び亜硫酸水素
ナトリウム(3.5g、34ミリモル)を添加した。
窒素雰囲気下で攪拌を始めて還流が始まる時ま
で加熱し、さらに1時間半の間100〜105℃を反応
をさせた。次にイソプロピルアルコール(50ml)
を添加した実施例1と同様に処理して目的とする
ベンゾトリアゾールを得た。総収率(理論値の75
%)。
実施例 7 2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル)−
2H−ベンゾトリアゾール−N−オキシトの製
造 まず、250mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これに100ml
の水、水酸化ナトリウム(1.5g)、2−ニトロ−
2′−ヒドロキシ−5′−メチル−アゾベンゼン
(2.57g、10ミリモル)及び蟻酸ナトリウム
(3.00g、44ミリモル)を添加した。窒素雰囲気
下で攪拌を始めて70〜75℃まで加熱し、さらに次
に亜二チオン酸ナトリウム(2.2g、12.6ミリモ
ル)を水20mlに溶かした水溶液を、亜二チオン酸
イオンを余り過量に存在しないように少しずつ必
要に応じて添加した。この添加に際しては初期
に、パラコートの25%水溶液1滴を入れてこれと
亜二チオン酸イオンが反応して生じる青色が消え
てから少しずつ添加した。追加時間は約3.5時間
であつた。継続してさらに30分間反応をさせた。
次に50℃まで冷却して生成させた反応物を過さ
れた溶液を5mlの農塩酸で酸性にすることにより
約25℃で生成した生成物を過して淡い黄色の目
的とするベンゾトリアゾール−N−オキシドを得
た。さらに母液に13mlのイソプロピルアルコール
を加えたのち再結晶させて1.8gの淡い黄色の目
的とするベンゾトリアゾール−N−オキシドの結
晶を得た。収率(理論値の74.7%):融点138−
139℃。
実施例 8 2−(2′−ビドロキシ−5′−メチルフエニル)−
2H−ベンゾトリアゾールの製造 まず、250mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器と窒素注入装置を付着させた。これに100ml
の水、水酸化ナトリウム(1.5g)、2−ニトロ−
2′−ヒドロキシ−5′−メチル−アゾベンゼン
(2.57g、10ミリモル)と蟻酸ナトリウム(3.00
g、44ミリモル)を添加し、窒素雰囲気下で攪拌
を始めて70〜75℃まで加熱した。次に亜二チオン
酸ナトリウム(6.68g、38ミリモル)を水60mlに
溶かした水溶液を実施例4と同様に11時間に亘つ
て添加し、さらに1時間反応を継続させた。その
後反応物を室温まで冷却して生成した沈澱物を
過した。過した溶液をクロロホルム10mlで3回
抽出したのち低圧で溶液を除去して残留物を12ml
のイソピロピルアルコールで再結晶させて1.6g
の目的とするトリアゾールを得た。収率(71%の
理論値) 実施例 9 6−クロロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾール−1−オキシドの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器及び窒素注入装置を付着させた。これに水
(30ml)、2−ニトロ−4−クロロ−2′−ヒドロキ
シ−3′,5′−tert−ブチルアゾベンゼン(3.89g、
10ミリモル)、水酸化ナトリウム(5.2g)、クロ
ロベンゼン(20ml)、蟻酸ナトリウム(2.04g、
30ミリモル)、パラトルエンスルホン酸ナトリウ
ム(3.0g)及び1,4ナフトキノン(0.2g)を
添加した。窒素雰囲気下で攪拌を始めて還流が始
まる時まで加熱した(95〜100℃)。次に亜二チオ
ン酸ナトリウム(3.6g、20ミリモルを20mlの水
に溶かした)水溶液を4時間に亘つて、出来限り
均等に添加したのち、さらに3分間100−105℃で
反応をさせた。その後、常温まで冷却したのち、
水層を分離除去した残つた有機物層を、水30mlで
2回洗浄した。次に溶媒を減圧蒸溜して回収し、
残留物を40mlのイソプロピルアルコールで結晶さ
せて3.55gの目的とするベンゾトリアゾール1−
オキシドを得た。収率(理論値の95.2%):融点
190−192℃。
実施例 9 6−クロロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾール−1−オキシドの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器及び窒素注入装置を付着させた。これに水
(30ml)、2−ニトロ−4−クロロ−2′−ヒドロキ
シ−3′,5′−ジ−tert−ブチルアゾベンゼン
(8.89g、10ミリモル)、水酸化ナトリウム(5.1
g)、クロロベンゼン(20ml)、蟻酸ナトリウム
(2.04g、30ミリモル)及び2−アントラキノン
スルホン酸ナトリウム(0.02g)を添加した。窒
素雰囲気下で攪拌を始めて還流が始まる時まで加
熱した(95〜100℃)。亜二チオン酸ナトリウム
(3.4g、19.5ミリモルを20mlの水に溶かした)水
溶液を4時間に亘つて出来得る限り均等に添加し
たのち、さらに30分間95−100℃で反応を継続さ
せた。その後、常温まで冷却したのちに水層を分
離除去し、残つた有機物層は30mlの水で2回洗浄
した。溶媒を減圧蒸溜して回収し、残留物を40ml
のイソプロピルアルコールで結晶させることに
3.6gの目的とするベンゾトリアゾール−1−オ
キシドを得た。収率(理論値の96.5%) 実施例 11 5−クロロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ
−tert−ブチルフエニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールの製造 まず、100mlの3口フラスコに攪拌器、還流冷
却器及び窒素注入装置を付着させた。これに
DMF(6ml)、クロロベンゼン(4ml)、5−クロ
ロ−2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブ
チルフエニル)−2H−ベンゾトリアゾール−N−
オキシド(2.39g、6.4ミリモル)、炭酸ナトリウ
ム(5.5g)、蟻酸ナトリウム(2.10g、3ミリモ
ル)及び亜硫酸水素ナトリウム(2.03g、20ミリ
モル)を添加した。窒素雰囲気下で攪拌を始めて
還流が始まる時まで加熱した(100−105℃)。反
応をこの温度で1.5時間継続させたのちに50mlの
イソプロピルアルコールを添加して実施例1と同
様に処理して1.49gの目的とするベンゾトリアゾ
ールを得た。収率(理論値の65.1%) [発明の効果] 本発明によれば、高収率で、色調のよい2−ア
リール−2H−ベンゾトリアゾール及びそのN−
オキシド又はこれらの誘導体を得ることができ
る。また、蟻酸ナトリウムを使用することによ
り、還元剤の使用量を大幅に減少させることがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中、R1は水素又は塩素を表し、R2及びR3
    水素、炭素数1〜5の低級アルキル基又は炭素数
    7〜9のフエニルアルキル基を表す) で示されるo−ニトロアゾフエノールを、溶媒中
    において亜二チオン酸ナトリウム及び蟻酸ナトリ
    ウム又は亜硫酸水素ナトリウム及び蟻酸ナトリウ
    ムの存在下で、前記溶媒の還流温度まで加熱して
    還元せしめることにより生成した一般式(): (式中、R1、R2及びR3の意味は上記と同じであ
    る) で示される2−アリール−2H−ベンゾトリアゾ
    ール及びその誘導体又は一般式(): (式中、R1、R2及びR3の意味は上記と同じであ
    る) で示される2−アリール−2H−ベンゾトリアゾ
    ール−N−オキシド及びその誘導体を分離するこ
    とを特徴とする前記の一般式()又は()で
    示される化合物の製造方法。 2 溶媒が水、N,N′−ジメチルホルムアミド、
    トルエン及びクロロベンゼンからなる群から選ば
    れる少なくとも1種である特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。 3 2−アントラキノンスルホン酸ナトリウム又
    は1,4−ナフトキノン及びp−トルエンスルホ
    ン酸ナトリウムの混合物を溶媒中に存在させる特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP62174982A 1987-04-22 1987-07-15 2−アリ−ル−2h−ベンゾトリアゾ−ル又はそのn−オキシド及びこれらの誘導体の製造方法 Granted JPS63267766A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR870003887A KR880012569A (ko) 1987-04-22 1987-04-22 벤조트리아졸 유도체의 제조방법
KR3887/1987 1987-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63267766A JPS63267766A (ja) 1988-11-04
JPH0478633B2 true JPH0478633B2 (ja) 1992-12-11

Family

ID=19260904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62174982A Granted JPS63267766A (ja) 1987-04-22 1987-07-15 2−アリ−ル−2h−ベンゾトリアゾ−ル又はそのn−オキシド及びこれらの誘導体の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS63267766A (ja)
KR (1) KR880012569A (ja)
DE (1) DE3731860A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02202879A (ja) * 1989-01-31 1990-08-10 Kemipuro Kasei Kk 2―フェニルベンゾトリアゾール類の製造法
US6566507B2 (en) 2000-08-03 2003-05-20 Ciba Specialty Chemicals Corporation Processes for the preparation of benzotriazole UV absorbers

Also Published As

Publication number Publication date
KR880012569A (ko) 1988-11-28
JPS63267766A (ja) 1988-11-04
DE3731860A1 (de) 1988-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3108097A (en) Ehnojs
HU214822B (hu) Javított eljárás szubsztituált indolonszármazékok előállítására
NO143531B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av acylerte benzoksazolinon-derivater
JPH0478633B2 (ja)
BE897952A (fr) Procede de production d'imidazoles et intermediaires utilises a cet effet
JPH11116558A (ja) ベンゾオキサジンの製造方法
CN111943895B (zh) 一种制备2-(4,6-二芳基-1,3,5-三嗪-2-基)-5-烷氧基-苯酚的方法
FR2486527A1 (fr) Procede de preparation de n-cyclohexylbenzothiazole-2-sulfenamide
US2260626A (en) Process of preparing 4, 4'-disbstituted-diphenyl sulphones
US2523744A (en) Synthesis of aspartic acid
NZ213473A (en) Process for preparing quinazoline-2,4-diones
JP3261190B2 (ja) 2−ヒドロキシ−3,5−ジニトロピリジン類の製造法
JPH05213908A (ja) ビス−[2−ヒドロキシフエニル−3(2h)−ベンズトリアゾール−メタンの誘導体類の製造方法
WO2020026260A1 (en) Novel 2-(3-halo-5-methyl-1 h-pyrazol-1-yl)-3-halopyridine compounds and intermediates thereof
US3655664A (en) 2-aryl-4(3h)-quinazolinones
US3931321A (en) Process for the preparation of O-aminothiophenols
KR800001550B1 (ko) 5-(4-히드록시페닐) 히단토인의 제조법
KR940010887B1 (ko) 형광성 4,4'-비스-벤즈-옥스(-티, -이미드)-아졸-2-일-스틸벤의 제조방법
US3121716A (en) Pyrazinamide and derivatives thereof
US4960955A (en) Process for making 4-chloro-2-methyl-5-nitro-phenol
SU253685A1 (ru) Способ получения замещенных карбоксамидотиазолов
JPS62132870A (ja) N−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル−3−カルボン酸アミド−キノキサリン−1,4−ジ−n−オキシドの精製法
KR810001695B1 (ko) 테레프탈산아미드 유도체의 제법
JPH03157345A (ja) カルボン酸類の合成方法
JPH029572B2 (ja)