JPH0479147B2 - - Google Patents
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- JPH0479147B2 JPH0479147B2 JP58089521A JP8952183A JPH0479147B2 JP H0479147 B2 JPH0479147 B2 JP H0479147B2 JP 58089521 A JP58089521 A JP 58089521A JP 8952183 A JP8952183 A JP 8952183A JP H0479147 B2 JPH0479147 B2 JP H0479147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor region
- region
- conductivity type
- impurity concentration
- gto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/60—Gate-turn-off devices
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明はゲートターンオフサイリスタ(以下
GTOと略称する)に関するものである。
GTOと略称する)に関するものである。
一般にGTOはゲート電極に正及び負のパルス
を印加することにより、ターンオン及びターンオ
フを可能とするため、転流回路が不要であり、且
つ小型軽量にできる。またスイツチング時間が著
しく小さいので高周波で動作できるという利点を
有しているものである。
を印加することにより、ターンオン及びターンオ
フを可能とするため、転流回路が不要であり、且
つ小型軽量にできる。またスイツチング時間が著
しく小さいので高周波で動作できるという利点を
有しているものである。
この種のGTOの一般構造として第1図に示す
るものがある。
るものがある。
1は半導体基板、2はN型のベース領域(NB
層)である第1半導体領域で、キヤリアライフタ
イムを小さくするために金(Au)等のライフタ
イムキラーが拡散されている。3は上記半導体基
板1の他主面に拡散等により形成され、第1半導
体領域2と隣接し、かつ第1半導体領域2とP−
N接合(J1)を形成するP型のアノード領域(PE
層)である第2半導体領域、4は上記半導体基板
1の一主面に拡散等により形成され、第1半導体
領域2と隣接し、かつ第1半導体領域2とP−N
接合(J2)を形成するP型のベース領域(PB層)
である第3半導体領域、5はこの第3半導体領域
の一主面に選択的に、例えば平面形状が菊形ある
いは櫛形等の形状に形成され、上記第3半導体領
域4とP−N接合(J3)を形成するN形のカソー
ド領域(NE層)である第4半導体領域、6は上
記半導体基板1の他主面上に形成され、上記第2
半導体領域3と電気的に接続されるアノード電
極、7は上記半導体基板1の一主面上に選択的に
形成され、上記第3半導体領域4と電気的に接続
されるゲート電極、8は上記半導体基板1の一主
面上に選択的に形成され、上記第4半導体領域と
電気的に接続されるカソード電極である。
層)である第1半導体領域で、キヤリアライフタ
イムを小さくするために金(Au)等のライフタ
イムキラーが拡散されている。3は上記半導体基
板1の他主面に拡散等により形成され、第1半導
体領域2と隣接し、かつ第1半導体領域2とP−
N接合(J1)を形成するP型のアノード領域(PE
層)である第2半導体領域、4は上記半導体基板
1の一主面に拡散等により形成され、第1半導体
領域2と隣接し、かつ第1半導体領域2とP−N
接合(J2)を形成するP型のベース領域(PB層)
である第3半導体領域、5はこの第3半導体領域
の一主面に選択的に、例えば平面形状が菊形ある
いは櫛形等の形状に形成され、上記第3半導体領
域4とP−N接合(J3)を形成するN形のカソー
ド領域(NE層)である第4半導体領域、6は上
記半導体基板1の他主面上に形成され、上記第2
半導体領域3と電気的に接続されるアノード電
極、7は上記半導体基板1の一主面上に選択的に
形成され、上記第3半導体領域4と電気的に接続
されるゲート電極、8は上記半導体基板1の一主
面上に選択的に形成され、上記第4半導体領域と
電気的に接続されるカソード電極である。
このように構成されたGTOの従来例の一例と
して、次のような拡散プロフアイル等を有したも
のがある。
して、次のような拡散プロフアイル等を有したも
のがある。
半導体基板1の厚さが340μm、第1半導体領
域2の不純物濃度が1×1014個/cm3、第2半導体
領域3の不純物濃度及び拡散深さがそれぞれ1×
1018個/cm3、55〜65μm、第3半導体領域4の不
純物濃度及び拡散深さがそれぞれ1×1018個/
cm3、55〜65μm、第4半導体領域5の不純物濃
度、及び拡散深さがそれぞれ6×1021個/cm3、17
〜23μm、第1半導体領域2と第4半導体領域5
との間における第3半導体領域4の幅、つまり第
4半導体領域5直下の第3半導体領域4の厚さL
(以下PB幅と称す。)が40〜50μm、第4半導体領
域5と第3半導体領域4の拡散プロフアイルの
W・P(Working Point)が2〜9×1017個/cm3、
金の拡散量が1〜2×1013個/cm3である。
域2の不純物濃度が1×1014個/cm3、第2半導体
領域3の不純物濃度及び拡散深さがそれぞれ1×
1018個/cm3、55〜65μm、第3半導体領域4の不
純物濃度及び拡散深さがそれぞれ1×1018個/
cm3、55〜65μm、第4半導体領域5の不純物濃
度、及び拡散深さがそれぞれ6×1021個/cm3、17
〜23μm、第1半導体領域2と第4半導体領域5
との間における第3半導体領域4の幅、つまり第
4半導体領域5直下の第3半導体領域4の厚さL
(以下PB幅と称す。)が40〜50μm、第4半導体領
域5と第3半導体領域4の拡散プロフアイルの
W・P(Working Point)が2〜9×1017個/cm3、
金の拡散量が1〜2×1013個/cm3である。
なお、W・Pとは、2種の半導体ドナ不純物と
アクセプタ不純物がほぼ同数となる領域をさし、
2種のP、N半導体の疑似領域である。
アクセプタ不純物がほぼ同数となる領域をさし、
2種のP、N半導体の疑似領域である。
このような拡散プロフアイルを有したGTOに
おいては、上記W・Pが2〜9×1017個/cm3と小
さく、第3半導体領域4の不純物濃度1×1018
個/cm3と低いため、カソード電極8からの電子の
注入が第3半導体領域4内で再結合されるのが少
なく、第2半導体領域3へと注入されるため、
GTOを小さなゲートトリガ電流Igtで瞬時にター
ンオンさせることができるものである。
おいては、上記W・Pが2〜9×1017個/cm3と小
さく、第3半導体領域4の不純物濃度1×1018
個/cm3と低いため、カソード電極8からの電子の
注入が第3半導体領域4内で再結合されるのが少
なく、第2半導体領域3へと注入されるため、
GTOを小さなゲートトリガ電流Igtで瞬時にター
ンオンさせることができるものである。
しかるに、第3半導体領域4の不純物濃度が小
さいため、繰り返しターンオフできる最大の電流
値(ITGQ、以下最大ターンオフ電流と称す。)が
小さく、200AクラスのGTOとしては不向きであ
つた。つまり、第3半導体領域4の不純物濃度が
小さいため、第3半導体領域4の抵抗が大きく、
ゲート電極7へ電流が引き抜けず、局部的な電流
集中により素子の熱破壊が生じる。
さいため、繰り返しターンオフできる最大の電流
値(ITGQ、以下最大ターンオフ電流と称す。)が
小さく、200AクラスのGTOとしては不向きであ
つた。つまり、第3半導体領域4の不純物濃度が
小さいため、第3半導体領域4の抵抗が大きく、
ゲート電極7へ電流が引き抜けず、局部的な電流
集中により素子の熱破壊が生じる。
一方、最大ターンオフ電流ITGQを強くする方法
として最大ターンオフ電流ITGQが第3半導体領域
4の不純物濃度と比例関係にあることを利用し
て、単に第3半導体領域4の不純物濃度を大きく
する方法も考えられるが、ゲートトリガ電流Igt
が大きくなり、電力損失が大きくなるものであ
る。また最悪の場合には第4半導体領域5、第3
半導体領域4、及び第1半導体領域2の三層をト
ランジスタで見た時の電流増幅係数α〔NPN〕が
低下して、GTOサイリスタが動作しなくなる場
合が多々生じた。
として最大ターンオフ電流ITGQが第3半導体領域
4の不純物濃度と比例関係にあることを利用し
て、単に第3半導体領域4の不純物濃度を大きく
する方法も考えられるが、ゲートトリガ電流Igt
が大きくなり、電力損失が大きくなるものであ
る。また最悪の場合には第4半導体領域5、第3
半導体領域4、及び第1半導体領域2の三層をト
ランジスタで見た時の電流増幅係数α〔NPN〕が
低下して、GTOサイリスタが動作しなくなる場
合が多々生じた。
この発明は上記した諸事情に鑑みてなされたも
のであり、P形アノード層上にN形ベース層、P
形ベース層を順次積層し、該P形ベース層表面に
選択的にN形カソード領域を形成してなる半導体
層構造を有するゲートターンオフサイリスタにお
いて、N形カソード領域直下のP形ベース層の厚
さLを50<L≦60μmとし、かつワーキング・ポ
イントの不純物濃度を1.0〜2.5×1018個/cm3に設
定することにより、最大ターンオフ電流が大き
く、かつゲートリガ電流が小さいゲートターンオ
フサイリスタタを提供するものである。
のであり、P形アノード層上にN形ベース層、P
形ベース層を順次積層し、該P形ベース層表面に
選択的にN形カソード領域を形成してなる半導体
層構造を有するゲートターンオフサイリスタにお
いて、N形カソード領域直下のP形ベース層の厚
さLを50<L≦60μmとし、かつワーキング・ポ
イントの不純物濃度を1.0〜2.5×1018個/cm3に設
定することにより、最大ターンオフ電流が大き
く、かつゲートリガ電流が小さいゲートターンオ
フサイリスタタを提供するものである。
以下にこの発明の実施例を説明する。
第1図に示した構成のGTOにおいて、ゲート
トリガ電流が小さく、最大ターンオフ電流が大き
いものを得るために種々の拡散プロフアイルを有
するGTOを製造し、実験を行なつた結果、ベー
ス領域となる第1半導体領域2とカソード領域と
なる第4半導体領域5との間におけるベース領域
となる第3半導体領域4の幅(PB幅)と第3半
導体領域4と第4半導体領域5からなる拡散プロ
フアイルのW・Pとを調整することにより、最大
ターンオフ電流ITGQが非常に大きく、ゲートトリ
ガ電流が小さく、かつ制御よく安定的に製造でき
るGTOが得られることが判明した。
トリガ電流が小さく、最大ターンオフ電流が大き
いものを得るために種々の拡散プロフアイルを有
するGTOを製造し、実験を行なつた結果、ベー
ス領域となる第1半導体領域2とカソード領域と
なる第4半導体領域5との間におけるベース領域
となる第3半導体領域4の幅(PB幅)と第3半
導体領域4と第4半導体領域5からなる拡散プロ
フアイルのW・Pとを調整することにより、最大
ターンオフ電流ITGQが非常に大きく、ゲートトリ
ガ電流が小さく、かつ制御よく安定的に製造でき
るGTOが得られることが判明した。
この実験結果から得られたGTOの拡散プロフ
アイル等の一例は次のようなものである。
アイル等の一例は次のようなものである。
半導体基板として12mm角程度であり、厚さが
330〜340μm、第1半導体領域2の不純物濃度が
1×1014個/cm3、第2半導体領域3の不純物濃度
及び拡散深さがそれぞれ4×1018個/cm3、60〜
70μm、第3半導体領域4の不純物濃度及び拡散
深さがそれぞれ4×1018個/cm3、60〜70μm、第
4半導体領域5の不純物濃度、拡散深さ、幅、及
び長さがそれぞれ6×1021個/cm3、17〜23μm、
150〜300μm、1.5〜4.0mm、PB幅Lが50〜60μm、
第3半導体領域4と第4半導体領域5からなる拡
散プロフアイルのW・Pが1.0〜2.5×1018個/cm3
金の拡散量が1〜2×1013個/cm3である。
330〜340μm、第1半導体領域2の不純物濃度が
1×1014個/cm3、第2半導体領域3の不純物濃度
及び拡散深さがそれぞれ4×1018個/cm3、60〜
70μm、第3半導体領域4の不純物濃度及び拡散
深さがそれぞれ4×1018個/cm3、60〜70μm、第
4半導体領域5の不純物濃度、拡散深さ、幅、及
び長さがそれぞれ6×1021個/cm3、17〜23μm、
150〜300μm、1.5〜4.0mm、PB幅Lが50〜60μm、
第3半導体領域4と第4半導体領域5からなる拡
散プロフアイルのW・Pが1.0〜2.5×1018個/cm3
金の拡散量が1〜2×1013個/cm3である。
なお、第4半導体領域5が第3半導体領域4を
取り囲む構造になつているものであり、200〜
300AクラスのGTOである。また第4半導体領域
5の電極面積は20〜50mm2と非常に小さくて良いも
のである。
取り囲む構造になつているものであり、200〜
300AクラスのGTOである。また第4半導体領域
5の電極面積は20〜50mm2と非常に小さくて良いも
のである。
さらに、このGTOにおける、第4半導体領域
5の表面から深さ方向における拡張プロフアイル
は第2図に示すようになつているものである。第
2図において曲線AはRS測定法により実際に測
定した第4半導体領域5における深さ方向への不
純物濃度を示し、曲線BはRS測定法により実際
に測定した第3半導体領域4のPB幅における深
さ方向への不純物濃度を示し、点線Cは第3半導
体領域4における表面からの深さ方向への不純物
濃度の一部を示し、曲線Dは第1半導体領域2に
おける深さ方向の不純物濃度を示すものであり、
曲線Aと点線Cとの交点が第3半導体領域4と第
4半導体領域5からなる拡散プロフアイルのW・
Pになるものである。なお、RS測定法とは広が
り抵抗測定とも言われ、半導体基板を3〜5°に研
磨し、針を当てながら抵抗値を測定するものであ
り、この測定値をX−Yレコーダにて記録するも
のである。
5の表面から深さ方向における拡張プロフアイル
は第2図に示すようになつているものである。第
2図において曲線AはRS測定法により実際に測
定した第4半導体領域5における深さ方向への不
純物濃度を示し、曲線BはRS測定法により実際
に測定した第3半導体領域4のPB幅における深
さ方向への不純物濃度を示し、点線Cは第3半導
体領域4における表面からの深さ方向への不純物
濃度の一部を示し、曲線Dは第1半導体領域2に
おける深さ方向の不純物濃度を示すものであり、
曲線Aと点線Cとの交点が第3半導体領域4と第
4半導体領域5からなる拡散プロフアイルのW・
Pになるものである。なお、RS測定法とは広が
り抵抗測定とも言われ、半導体基板を3〜5°に研
磨し、針を当てながら抵抗値を測定するものであ
り、この測定値をX−Yレコーダにて記録するも
のである。
このようにして得られたGTO第3図に白丸で
示す分布のものは、最大ターンオフ電流ITGQが
400A以上であり、上記従来例のものの2〜3倍
の値を示し、200AクラスのGTOとして遮断容量
が約2倍程度の保障が必要であり、この点をも充
分満足するものであつた。しかも、ゲートトリガ
電流Igtも250〜500mAと小さいものであつた。
示す分布のものは、最大ターンオフ電流ITGQが
400A以上であり、上記従来例のものの2〜3倍
の値を示し、200AクラスのGTOとして遮断容量
が約2倍程度の保障が必要であり、この点をも充
分満足するものであつた。しかも、ゲートトリガ
電流Igtも250〜500mAと小さいものであつた。
次に、上記で得られたGTOの製造方法につい
て第1図を用いて説明する。まずN型ベース領域
となる第1半導体領域2が構成される不純物濃度
が1×1014/cm3であるシリコンからなる半導体基
板1を用意する。その後この半導体基板の両主面
にGa拡散でもつてP型ベース領域となる第3半
導体領域4とP型アノード領域となる第2半導体
領域3を形成する。この時第2、第3半導体領域
3,4ともに不純物濃度が4×1018個/cm3、拡散
深さが60〜70μmになるように制御される。その
後、半導体基板1の一主面上に1〜2μmの厚さ
の熱酸化膜を形成し、写真製製版技術によつて第
3半導体領域4表面の酸化膜を選択的に窓をあ
け、その後この第3半導体領域4内にリン等で拡
散して、N型カソード領域となる第4半導体領域
5を形成する。この時第4半導体領域は幅が150
〜300μm、長さが1.5〜4.0mmであり、第3半導体
領域4が取り囲む構造であり、不純物濃度が6×
1021個/cm3、拡散深さが17〜23μmで、かつPB幅
Lが50〜60μmになるように制御される。その
後、半導体基板の他主面側から、850℃、10分間、
金を拡散する。この時の第3半導体領域4におけ
る金の拡散量は1〜2×1013個/cm3となる。次に
第3半導体領域4からゲート電極7を、第2半導
体領域3からアノード電極6を、第4半導体領域
5からカソード電極8をそれぞれ取り出す。その
後、アノード電極6の上にパツケージの電極を取
りつけ、又カソード電極8、ゲート電極7からは
例えばAlワイヤーなどをボンデイングしてパツケ
ージの電極と接続して完成させるものである。
て第1図を用いて説明する。まずN型ベース領域
となる第1半導体領域2が構成される不純物濃度
が1×1014/cm3であるシリコンからなる半導体基
板1を用意する。その後この半導体基板の両主面
にGa拡散でもつてP型ベース領域となる第3半
導体領域4とP型アノード領域となる第2半導体
領域3を形成する。この時第2、第3半導体領域
3,4ともに不純物濃度が4×1018個/cm3、拡散
深さが60〜70μmになるように制御される。その
後、半導体基板1の一主面上に1〜2μmの厚さ
の熱酸化膜を形成し、写真製製版技術によつて第
3半導体領域4表面の酸化膜を選択的に窓をあ
け、その後この第3半導体領域4内にリン等で拡
散して、N型カソード領域となる第4半導体領域
5を形成する。この時第4半導体領域は幅が150
〜300μm、長さが1.5〜4.0mmであり、第3半導体
領域4が取り囲む構造であり、不純物濃度が6×
1021個/cm3、拡散深さが17〜23μmで、かつPB幅
Lが50〜60μmになるように制御される。その
後、半導体基板の他主面側から、850℃、10分間、
金を拡散する。この時の第3半導体領域4におけ
る金の拡散量は1〜2×1013個/cm3となる。次に
第3半導体領域4からゲート電極7を、第2半導
体領域3からアノード電極6を、第4半導体領域
5からカソード電極8をそれぞれ取り出す。その
後、アノード電極6の上にパツケージの電極を取
りつけ、又カソード電極8、ゲート電極7からは
例えばAlワイヤーなどをボンデイングしてパツケ
ージの電極と接続して完成させるものである。
なお、上記したPB幅Lが50〜60μmであり、第
3半導体領域4と第4半導体領域5とからの拡散
プロフアイルのW・Pが1〜2.5×1018個/cm3で
ある実施例のGTOと比較するため、上記W・P
を2〜9×1017個/cm3と下げたGTO(第3図に黒
丸で示す分布のもの)を製造したところ、最大タ
ーンオフ電流ITGQは200A未満と小さく素子が破壊
してしまい、さらに上記条件のもとにPB幅Lを
70〜80μm程度に広げても同様であつた。また、
上記W・Pを3〜4×1018個/cm3と高くした
GTOを製造したところ、最大ターンオフ電流ITGQ
は非常に強くなつたものの、ゲートトリガ電流
Igtが大きくなりすぎ、GTOそのものが動作しな
くなり、さらに上記条件のもとにPB幅Lを50μm
より浅くしても同様であつた。つまり、上記した
PB幅Lが50〜60μm、W・Pが1〜2.5×1018個以
外のものは、GTOの電気特性から判断して充分
満足する特性が得られなかつたものである。
3半導体領域4と第4半導体領域5とからの拡散
プロフアイルのW・Pが1〜2.5×1018個/cm3で
ある実施例のGTOと比較するため、上記W・P
を2〜9×1017個/cm3と下げたGTO(第3図に黒
丸で示す分布のもの)を製造したところ、最大タ
ーンオフ電流ITGQは200A未満と小さく素子が破壊
してしまい、さらに上記条件のもとにPB幅Lを
70〜80μm程度に広げても同様であつた。また、
上記W・Pを3〜4×1018個/cm3と高くした
GTOを製造したところ、最大ターンオフ電流ITGQ
は非常に強くなつたものの、ゲートトリガ電流
Igtが大きくなりすぎ、GTOそのものが動作しな
くなり、さらに上記条件のもとにPB幅Lを50μm
より浅くしても同様であつた。つまり、上記した
PB幅Lが50〜60μm、W・Pが1〜2.5×1018個以
外のものは、GTOの電気特性から判断して充分
満足する特性が得られなかつたものである。
なお上記実施例では第4半導体領域5をN型不
純物を選択的に拡散したものとしたが、第3半導
体領域4全面にN型不純物を拡散して形成後、選
択エツチングによりマルチエミツタ構造にしても
のでも良く、これを連結した構造にしたものとし
ても良いものである。またAu拡散の効果を利用
しないで、アノードシヨート構造のものでも良
い。
純物を選択的に拡散したものとしたが、第3半導
体領域4全面にN型不純物を拡散して形成後、選
択エツチングによりマルチエミツタ構造にしても
のでも良く、これを連結した構造にしたものとし
ても良いものである。またAu拡散の効果を利用
しないで、アノードシヨート構造のものでも良
い。
この発明は以上述べたように、P形アノード層
上にN形ベース層、P形ベース層を順次積層し、
該P形ベース層表面に選択的にN形カソード領域
を形成してなる半導体層構造を有するゲートター
ンオフサイリスタにおいて、N形カソード領域直
下のP形ベース層の厚さLを50<L≦60μmと
し、かつワーキング・ポイントの不純物濃度を
1.0〜2.5×1018個/cm3に設定したので、最大ター
ンオフ電流を400A以上と大きく増大でき、かつ
ゲートトリガ電流を250〜500mAと小さく抑える
ことができる効果がある。
上にN形ベース層、P形ベース層を順次積層し、
該P形ベース層表面に選択的にN形カソード領域
を形成してなる半導体層構造を有するゲートター
ンオフサイリスタにおいて、N形カソード領域直
下のP形ベース層の厚さLを50<L≦60μmと
し、かつワーキング・ポイントの不純物濃度を
1.0〜2.5×1018個/cm3に設定したので、最大ター
ンオフ電流を400A以上と大きく増大でき、かつ
ゲートトリガ電流を250〜500mAと小さく抑える
ことができる効果がある。
また、このように不純物濃度を1.0〜2.5×1018
個/cm3に設定したとき、最大ターンオフ電流を増
大できるが、このとき特にターンオフ時間のバラ
ツキに対しては、カソード領域を幅150〜300ミク
ロン、長さ1.5〜4.0ミリメートルとしてこの間に
おいて不純物濃度を上記のようにすることによ
り、ターンオフ時間のバラツキを押えて最大ター
ンオフ電流の制御性を良くすることができる。
個/cm3に設定したとき、最大ターンオフ電流を増
大できるが、このとき特にターンオフ時間のバラ
ツキに対しては、カソード領域を幅150〜300ミク
ロン、長さ1.5〜4.0ミリメートルとしてこの間に
おいて不純物濃度を上記のようにすることによ
り、ターンオフ時間のバラツキを押えて最大ター
ンオフ電流の制御性を良くすることができる。
第1図はGTOの一般的内部構造を示す断面図、
第2図はこの発明の一実施例であるGTOの拡散
プロフアイルを示した図、第3図はこの発明の実
施例と比較例におけるPB幅とW・P値によるITGQ
の分布を示す図である。 図において、1は半導体基板、2は第1半導体
領域(N形ベース層)、3は第2半導体領域(P
形アノード層)、4は第3半導体領域(P形ベー
ス層)、5は第4半導体領域(N形カソード領
域)、6はアノード電極、7はゲート電極、8は
カソード電極である。
第2図はこの発明の一実施例であるGTOの拡散
プロフアイルを示した図、第3図はこの発明の実
施例と比較例におけるPB幅とW・P値によるITGQ
の分布を示す図である。 図において、1は半導体基板、2は第1半導体
領域(N形ベース層)、3は第2半導体領域(P
形アノード層)、4は第3半導体領域(P形ベー
ス層)、5は第4半導体領域(N形カソード領
域)、6はアノード電極、7はゲート電極、8は
カソード電極である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第2導電形アノード層上に第1導電形ベース
層、第2導電形ベース層を順次積層し、該第2導
電形ベース層表面に選択的に第1導電形カソード
領域を形成してなる半導体層構造を有するゲート
ターンオフサイリスタにおいて、 上記第2導電形ベース層の、第1導電形カソー
ド領域直下の部分の厚さLを50<L≦60μmと
し、 かつ第1導電形ベース層及び第2導電形カソー
ド領域の幅150〜300ミクロン、長さ1.5〜4.0ミリ
メートルからなる間の、両導電形不純物の濃度が
同数となる領域を、1.0〜2.5×1018個/cm3の不純
物濃度を有する領域としたことを特徴とするゲー
トターンオフサイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58089521A JPS59214261A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58089521A JPS59214261A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59214261A JPS59214261A (ja) | 1984-12-04 |
| JPH0479147B2 true JPH0479147B2 (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=13973101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58089521A Granted JPS59214261A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59214261A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413313A (en) * | 1977-07-01 | 1979-01-31 | Gen Corp | Method of processing digital signal |
| JPS5917864B2 (ja) * | 1977-09-01 | 1984-04-24 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| JPS5651868A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-09 | Nec Corp | Semiconductor device |
| JPS5812359A (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP58089521A patent/JPS59214261A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59214261A (ja) | 1984-12-04 |
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