JPH048495B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048495B2 JPH048495B2 JP57038886A JP3888682A JPH048495B2 JP H048495 B2 JPH048495 B2 JP H048495B2 JP 57038886 A JP57038886 A JP 57038886A JP 3888682 A JP3888682 A JP 3888682A JP H048495 B2 JPH048495 B2 JP H048495B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- alloy
- shape memory
- alloys
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- Conductive Materials (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
本発明は、Ni52重量%を越え62重量%以下、
残部Tiからなる合金、またはNi52重量%を越え
62重量%以下、20重量%以下のX(X=Fe、Co、
Cu)、残部Tiからなる合金に、B、Si、P.S、の
1種または2種以上を、合計量で0.5〜10重量%
前記NiまたはTiと置換して含有せしめたことを
特徴とする形成記憶合金に関するものである。 高温でCsCl型の体心立方構造をもち熱弾性型
のマルテンサイト変態を生ずる合金は殆ど形状記
憶効果を示すことが知られており、これまでに
Ti−Ni合金およびTi−Ni−X(X=Fe、Co、
Cu)合金(以下Ti−Ni系合金と呼ぶ)をはじめ
としてCu−Zn−Al、Cu−Zn−Au、Cu−Al−
Ni、Cu−Zn−Ga、Cu−Zn−Sn、Cu−Zn−Si、
Cu−Sn、Ag−Cd、Au−Cd等の合金が見いださ
れている。 一般に形状記憶合金は単結晶でないと形状記憶
効果を示さないために、実用上問題がある。しか
し、Ti−Ni系合金は例外であり、多結晶体で形
状記憶効果を有しており、極めて実用的であり、
上記合金の中では最も広範囲な検討が成されてい
るものである。 このようにTi−Ni系合金は実用上有利な材料
であるが、その繰り返し形状記憶性については未
だ十分な信頼性があるとは言い難く、このため高
信頼性を要求される応用部品、特に形状記憶効果
を可逆的に繰り返し生じさせることを利用した応
用品等への使用には問題が残されている。 しかして、前記Ti−Ni系合金の組成は、たと
えば特公昭40−6611号公報、特公昭40−14842号
公報、米国特許第3174851号明細書等で周知のよ
うに、Ni52〜62重量%、残部Tiからなることを
基本組成するものである。 本発明者等はこうしたTi−Ni系合金の繰り返
し形状記憶性を向上させるために、B、Si、P、
Sを添加した合金を作製したところ、この添加が
合金の繰り返し形状記憶回復性に有益な効果をも
たらすことを見いだしたものである。 次に本発明における添加元素の含有量の範囲の
限定理由について述べる。 合計量が10重量%を越える含有量においては、
介在物等が多く存在するようになり、合金の脆化
を招き、加工性を著しく劣化させる。また0.5重
量%未満の微量含有では効果があまり認められな
いので、添加元素は0.5重量%以上含有させるこ
とがよく、好ましくは1〜3重量%の範囲である
ことが望ましい。 以下に本発明を実施例に基づき説明する。 実施例 第1表に示す種々の合金をアルゴン中にてアー
ク溶解した後、1000℃にて2時間真空焼鈍を行つ
て均一化処理を施し、その後700〜800℃にて熱間
スウエージングを行い3φの丸棒とした。 この丸棒を更に600〜800℃で歪取焼鈍を繰り返
しながら冷間伸線を行い、0.5φの細線に加工し
た。次にこの細線を750℃にて1時間真空焼鈍を
行い、その後300℃にて1時間形状記憶処理を行
い真つすぐな細線を作製した。
残部Tiからなる合金、またはNi52重量%を越え
62重量%以下、20重量%以下のX(X=Fe、Co、
Cu)、残部Tiからなる合金に、B、Si、P.S、の
1種または2種以上を、合計量で0.5〜10重量%
前記NiまたはTiと置換して含有せしめたことを
特徴とする形成記憶合金に関するものである。 高温でCsCl型の体心立方構造をもち熱弾性型
のマルテンサイト変態を生ずる合金は殆ど形状記
憶効果を示すことが知られており、これまでに
Ti−Ni合金およびTi−Ni−X(X=Fe、Co、
Cu)合金(以下Ti−Ni系合金と呼ぶ)をはじめ
としてCu−Zn−Al、Cu−Zn−Au、Cu−Al−
Ni、Cu−Zn−Ga、Cu−Zn−Sn、Cu−Zn−Si、
Cu−Sn、Ag−Cd、Au−Cd等の合金が見いださ
れている。 一般に形状記憶合金は単結晶でないと形状記憶
効果を示さないために、実用上問題がある。しか
し、Ti−Ni系合金は例外であり、多結晶体で形
状記憶効果を有しており、極めて実用的であり、
上記合金の中では最も広範囲な検討が成されてい
るものである。 このようにTi−Ni系合金は実用上有利な材料
であるが、その繰り返し形状記憶性については未
だ十分な信頼性があるとは言い難く、このため高
信頼性を要求される応用部品、特に形状記憶効果
を可逆的に繰り返し生じさせることを利用した応
用品等への使用には問題が残されている。 しかして、前記Ti−Ni系合金の組成は、たと
えば特公昭40−6611号公報、特公昭40−14842号
公報、米国特許第3174851号明細書等で周知のよ
うに、Ni52〜62重量%、残部Tiからなることを
基本組成するものである。 本発明者等はこうしたTi−Ni系合金の繰り返
し形状記憶性を向上させるために、B、Si、P、
Sを添加した合金を作製したところ、この添加が
合金の繰り返し形状記憶回復性に有益な効果をも
たらすことを見いだしたものである。 次に本発明における添加元素の含有量の範囲の
限定理由について述べる。 合計量が10重量%を越える含有量においては、
介在物等が多く存在するようになり、合金の脆化
を招き、加工性を著しく劣化させる。また0.5重
量%未満の微量含有では効果があまり認められな
いので、添加元素は0.5重量%以上含有させるこ
とがよく、好ましくは1〜3重量%の範囲である
ことが望ましい。 以下に本発明を実施例に基づき説明する。 実施例 第1表に示す種々の合金をアルゴン中にてアー
ク溶解した後、1000℃にて2時間真空焼鈍を行つ
て均一化処理を施し、その後700〜800℃にて熱間
スウエージングを行い3φの丸棒とした。 この丸棒を更に600〜800℃で歪取焼鈍を繰り返
しながら冷間伸線を行い、0.5φの細線に加工し
た。次にこの細線を750℃にて1時間真空焼鈍を
行い、その後300℃にて1時間形状記憶処理を行
い真つすぐな細線を作製した。
【表】
【表】
この真つすぐな細線に引張応力を加えることに
より8%の歪を付加した後、100℃に加熱し元の
長さに回復させる操作を繰り返し行い、形状回復
率を測定した。その結果を第1図に無添加の合金
と比較して示す。 第1図から明らかなように無添加の合金では、
15回以上のサイクルにおいて回復率の低下を生じ
るが、B、Si、P、Sを添加した合金では、15回
以上のサイクルにおいても回復率が増大してお
り、繰り返し形状記憶回復性に優れているもので
ある。
より8%の歪を付加した後、100℃に加熱し元の
長さに回復させる操作を繰り返し行い、形状回復
率を測定した。その結果を第1図に無添加の合金
と比較して示す。 第1図から明らかなように無添加の合金では、
15回以上のサイクルにおいて回復率の低下を生じ
るが、B、Si、P、Sを添加した合金では、15回
以上のサイクルにおいても回復率が増大してお
り、繰り返し形状記憶回復性に優れているもので
ある。
第1図は、本発明合金の回復率とサイクル数と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
Claims (1)
- 1 Ni52重量%を越え62重量%以下、残部Tiか
らなる合金、またはNi52重量%を越え62重量%
以下、20重量%以下のX(X=Fe、Co、Cu)、残
部Tiからなる合金に、B、Si、P.Sの一種または
2種以上を、合計量で0.5〜10重量%前記Niまた
はTiと置換して含有せしめたことを特徴とする
形状記憶合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3888682A JPS58157936A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 形状記憶合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3888682A JPS58157936A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 形状記憶合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157936A JPS58157936A (ja) | 1983-09-20 |
| JPH048495B2 true JPH048495B2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=12537688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3888682A Granted JPS58157936A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 形状記憶合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157936A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187839A (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-06 | Tohoku Metal Ind Ltd | 形状記憶合金 |
| CN106319399B (zh) * | 2016-09-23 | 2018-07-31 | 北方工业大学 | 一种含P元素Ti基非晶合金及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA814373B (en) * | 1980-06-30 | 1982-07-28 | Union Carbide Corp | Method of separating aromatic and nonaromatic hydrocarbonsin mixed hydrocarbon fees |
-
1982
- 1982-03-13 JP JP3888682A patent/JPS58157936A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157936A (ja) | 1983-09-20 |
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