JPH0485778A - 磁気テープ強度測定評価方法及び薄手磁気テープ - Google Patents

磁気テープ強度測定評価方法及び薄手磁気テープ

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JPH0485778A
JPH0485778A JP20059090A JP20059090A JPH0485778A JP H0485778 A JPH0485778 A JP H0485778A JP 20059090 A JP20059090 A JP 20059090A JP 20059090 A JP20059090 A JP 20059090A JP H0485778 A JPH0485778 A JP H0485778A
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magnetic tape
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buckling load
buckling
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JP20059090A
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Hatsuo Negishi
根岸 初男
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば民生用の磁気記録再生装置(以下VTR
と略記する)に用いられ、それぞれ厚さが異なる多種類
の磁気テープの強度を測定評価する磁気テープ強度測定
評価方法及び薄手磁気テープに関する。
(従来の技41i) 据え置き型、あるいはカメラ一体型のVTRにおいては
、高さ規制用フランジ付き垂直ガイドローラと傾斜ボー
ルからなる一対のローディング部材によって、テープカ
セット内より磁気テープを引き出して回転磁気ヘッドを
有する傾斜したガイドドラムに所定角度範囲、例えば1
80°強又は270°強にわたって巻回するように構成
されており、このVTRに装填された磁気テープに信号
が記録され、またここから信号が再生される。
現在、一般に用いられているこの磁気テープは、約15
μmの厚さのポリエチレンテレフタレート(PET)よ
りなるベース素材に、磁性層とバックコーティング層を
約4μmの厚さに形成した、全厚が約19μm前後の標
準磁気テープである。
ところで、従来より標準記録モードにおける記録/再生
時間の長時間化が要望され、とくに小型テープカセット
ではより一層の長時間化が望まれている。上記標準磁気
テープ(標準テープカセットで120分用テープ、小型
テープカセットで20分用テープ)では、限られたカセ
ット筐体の収納空間に巻回収納できるテープ長はおのず
と限界があり、カセット筺体自体の大きさを変更するこ
となく長時間化を図るのは困難であった。
尚、上記PET (ベース素材)の厚さを従来の約15
μmから約12μmに薄くして全厚を15.1μm〜1
6.1μmとした第1の薄手磁気テープ(標準テープカ
セットで160分用テープ、小型テープカセットで30
分用テープ等)を用い、いわゆる標準記録モードにおけ
る記録/再生時間の長時間化を図った長時間対応テープ
カセットが一部において商品化されている。
また、さらにより一層薄手化して全厚を約10,0μm
〜14.6μmとした第2の薄手磁気テープ(標準テー
プカセットで180分〜200分用テープ、小型テープ
カセットで35分〜40分用テープ)が検討され、より
一層の長時間化を図ることが考えられている。
しかし、上述の如<VTRにおけるローディング部材の
垂直ガイドローラと傾斜ボールによって磁気テープは捻
って傾斜するガイドドラムに巻装されるため、ローディ
ング/アンローディング時やREWサーチ等のテープ巻
戻し時などに磁気テープに上張り方向のテンションが加
わると、上記傾斜ボールに沿って磁気テープが上方に移
動して垂直ガイドローラに設けたテープ高さ規制用の上
フランジにその上端部が乗り上げ、この磁気テープ上端
部にテープダメージ(テープキズ)が生ずる虞れがある
ので、強度的にあまり強くない上記PET(ベース素$
1)の厚さを単に薄クシて、より一層記録/再生時間の
長時間化を図ることは、テープの強度が極度に低下して
テープダメージ(テープキズ)の誘発を招き、これを単
純に行なうことはできない。
このため、上記商品化されている第1の薄手磁気テープ
(標準テープカセットで160分用テープ、小型テープ
カセットで30分用テープ)では、PETを長さ方向に
延伸させてヤング率を高めたベース素材としたり、バッ
クコーティング層の摩擦係数を下げてテープダメージの
誘発を防止するようにしていた。
しかし、上述した一段と薄手化した第2の薄手磁気テー
プ(標準テープカセットで180分〜200分用テープ
、小型テープカセットで35分〜40分用テープ)では
、テープ強度が著しく低下するため、ガイドドラムに1
80°強にわたって巻装する標準タイプの据置型のVT
Rはもとより、ガイドドラムに270°強にわたって巻
装するコンバク1〜タイプのVTRに使用する場合に、
テープダメージの発生を防止できないものであった。
特に、小型テープ力セッ[・を用いた場合には、上記一
対のローディング部材と係合する前面開口部(切欠部)
の左右の間隔が標準テープカセットに対して狭いため、
磁気テープを引き出す時のテープの捻り儲もその分増し
、よりテープダメージが大となる問題がある。
また、この小型テープカセットをアダプタを用いて標準
タイプのVTRに用いる場合には、小型テープカセット
より磁気テープを引き出して標準テープカセットと同一
テープバスを形成し、磁気テープを支持する左右のテー
プガイドに、テープ引き出し時のテープ上下動を規制覆
るだめのフランジを上下に設けているため、上述のよう
に磁気テープに上張り方向のテンションが加わった際、
標準テープカセットではカセット内のテープガイド部で
テープが若干下動じて上述した垂直ガイドローラの上フ
ランジによるテープダメージの発生を抑制するよう作用
するのに対し、アダプタでは上2テープガイドの7ラン
ジによってテープが下動することができず、垂直ガイド
ローラの上フランジによるテープダメージが大となる問
題を有している。
ところで、上述した各テープ厚の磁気テープを、例えば
、VTR等で記録又は再生した場合、テープダメージ(
テープキズ)を生ずることなく、安定して使用できるか
否か、すなわちその強度を予め評価する必要がある。
従来、一般に磁気テープの強度を評価する方法として、
引張り荷重から求める降伏点荷重、破断強度、ヤング率
、ざらには実測で求めたテープの長手方向の剛性等の項
目に基いて評価していた。
ところが、これらの評価項目による評価と、実際に上2
第2の薄手磁気テープをVTRで記録又は再生した場合
のテープダメージとの間には、相関があまりないので、
前記評価項目では、第2の薄手磁気テープでは実際のテ
ープダメージに対する正しい評価ができなかった。
そこで、正しくテープダメージを評価するため、次のよ
うにしていた。すなわち、測定専用のVTR等の記録又
は再生装置に、第2の薄手磁気テープを巻装したテープ
カセットを装着し、ローディング、アンローディング、
早送りサーチ、巻戻しサーチ等の動作を繰り返し行なう
。前記繰り返し動作の際、磁気テープに張力が加わると
、前記傾斜ボールに沿って上方に磁気テープが移動する
磁気テープが上方に移動すると、磁気テープは前記ガイ
ドローラに設けられた位置規制用7ランジに乗り上げる
ので、前記磁気テープの端部にテープダメージが生ずる
。所定の回数前記繰り返し動作が行なわれた後、この磁
気テープの状態を目視により観察して、傷の有無をチエ
ツクする。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来のVTR等に使用される第2の薄手
磁気テープの強度を評価する方法は、テープ力セツ1〜
を評価装置に装着し、ローディング、アンローディング
、早送りサーチ、巻戻しサーチ等の繰り返し動作によっ
て生ずるテープダメージを目視によって観察するように
しているので、測定のバラツキを防止するため、評価装
置は特定のVTR等の記録又は再生に限られるばかりで
なく、測定者によって燭の有無の評価にバラツキが生じ
るという欠点があった。
本発明になる磁気テープの強度測定評価方法は、特定の
測定装置に限られることがなく、また、測定者によって
傷の評価にバラツキが生じることがなく、標準磁気テー
プ(標準テープカセットで120分用テープ、小型テー
プカセットで20分用テープ)、第1の薄手磁気テープ
(標準テープカセットで160分用テープ、小型テープ
カセットで30分用テープ)はもとより、第2の薄手磁
気テープ(標準テープカセットで180分〜200分用
テープ、小型テープカセットで35分〜40分用テープ
)の全てに対応できる磁気テープ強度測定評価方法と、
この評価方法により評価された上記使用に支障がない薄
手磁気テープとを提供することを目的とする。
(1題を解決するための手段) 上記した課題を解決するために、本発明は、下記する(
1)の構成になる磁気テープ強度測定評価方法、及び、
上記する■の構成になる薄手磁気テープを提供する。
(1)ループ状且つ起立状態に支持された略正方形状の
磁気テープの一端部の一点に荷重を加え、前記磁気テー
プが最初に座屈する時の座屈荷重値を、テープ長手方向
及びテープ幅方向に対してそれぞれ測定し、 測定して得た上記磁気テープ長手方向の座屈荷重値と、
磁気テープ幅方向の座屈荷重値とを加締して得た加算座
屈荷重値から前記磁気テープの強度を評価することを特
徴とする磁気テープ強度測定評価方法。
■ フランジ付き垂直ガイドローラと傾斜ボールとから
なる一対のローディング部材によって、テープカセット
内より磁気テープを引き出してガイドドラムに所定角度
範囲に亘って巻回するように構成された磁気記録/再生
装置に使用されるテープ厚が略14.6μm以下の薄手
磁気テープであって、 測定評価される略正方形状の前記薄手磁気テープを、ル
ープ状且つ起立状態として、その一端部の一点に荷重を
加えて求めた最初に座屈した時の磁気テープ長手方向の
座屈荷重値と、磁気テープ幅方向の座屈荷重値とを加算
して得た加算座屈荷重値が略180以上としたことを特
徴とする薄手磁気テープ。
(実施例) 以下、本発明になる磁気テープ強度測定評価方法及び薄
手磁気テープにつき、第1図〜第8図に沿って説明する
第1図は本発明方法を適用して構成された磁気テープ強
度測定装置の一実施例構成図、第2図は磁気テープ強度
測定装置を構成する信号処理部の構成図、第3図、第4
図(a)は磁気テープ強度測定装置の動作を説明する図
、第4図(b)は被検査磁気テープの静的座屈荷重を示
すグラフ、第5図は被検査磁気テープの最初に座屈した
時のテープ幅方向の座屈荷重に対するテープ長手方向の
座屈荷重の関係を示すグラフ、第6図は被検査磁気テー
プの目視キズ評価に対する被検査磁気テープの加算座屈
荷重値の関係を示すグラフ、第7図は本発明方法を用い
て測定された被検査磁気テープの強度評価を説明する図
、第8図は第5図、第6図にそれぞれ示す被検査磁気テ
ープの測定評価を示す表である。
第1図〜第4図中、1は基盤、2は足、3はモータ、3
aは回転軸、4は支持台、5は応力変換器、6はアーム
部、7は丸棒ピン、8はカップリング、9はウオームギ
ア支持部、10はウオームギア部、11は支持部、12
はボールネジ、13は支持棒、14はテープホルダ、コ
5は被検査磁気テープ片、16はホルダピン、17は歪
ゲージアンプ、18は信号処理部、19は表示部、20
はテーブル、21はアナログ/デジタル変換器、22.
25はメモリ、23は加算回路、24は比較回路、■は
磁気テープ強度測定装置である。
そして、後述するように、本発明になる磁気テープ強度
測定評価方法は、ループ状且つ起立状態に支持された略
正方形状の被検査磁気テープ15の上端部(一端部)1
5aの一点に荷重を加え、被検査磁気テープ15が最初
に座屈する時の座屈荷重値を、テープ長手方向及びテー
プ幅方向に対してそれぞれ測定し、測定して得たテープ
長手方向の座屈荷重値と、テープ幅方向の座屈荷重値と
を加算して得た加算座屈荷重値から被検査磁気テープ1
5の強度を評価することを特徴とするものである。
また、後述するように、本発明になる薄手磁気テープは
、^さ規11J用フランジ付き垂直ガイドローラと傾斜
ボールとからなる一対のローディング部材によって、テ
ープカセット内より磁気テープを引き出してガイドドラ
ムに所定角度範囲に亘って巻回するように構成された磁
気記録/再生装置に使用されるテープ厚が略14.6μ
m以下の薄手磁気テープであって、測定評価される略正
方形状のこの薄手磁気テープを、ループ状且つ起立状態
として、その上端部(一端部)15aの一点に荷重を加
えて求めた最初に座屈した時の磁気テープ長手方向の座
屈荷重値と、磁気テープ幅プフ向の座屈荷重値とを加算
して得た加算座屈荷重値が略180以上としたものであ
り、被検査磁気テープW、e(第8図参照〉を含むもの
である。
まず、本発明方法を適用して構成された磁気テープ強度
測定装置■の構成について説明する。
第1図に示すように、磁気テープ強度測定装置工を構成
する基盤1の底面は足2が支持固定されており、その上
面にはモータ3、つA−ムギア支持部9、支持台4、そ
して応力変換器5がそれぞれ取付固定されている。
さて、図示せぬモータ駆動制御手段の操作によって上記
したモータ3が回転すると、この回転駆動力は回転軸3
aを介してカップリング8に伝達され、ここで不要な回
転振動が除去される。この後、回転振動が除去された回
転駆動力はウオームギア支持19を介してウオームギア
部10に伝達され、ここでその回転方向はX軸方向から
y軸方向へ90”変更される。
この回転方向の変更によって、下端にウオームギア部1
0が固定されたボールネジ12は、支持部11を介して
回転し、この回転につれて支持棒13に添接しながらア
ーム部6は、上方あるいは下方へ移動する。ボールネジ
12の上端は支持部11に回転自在に枢支されており、
また上記したモータ3はモータ駆動制御手段の操作に応
じてその回転方向が変更自在なものであるから、これに
よってアーム部6を自在に上方あるいは下方へ必要量移
動させることができる。このアーム部6の先端にはその
外方(テープホルダ14側)に向って丸棒ビン7が突設
されている。
被検査磁気テープの静的座屈加重(テープ幅方向の座屈
加重及びテープ長手方向の座屈加重)を検出する検出手
段としての上記した応力変換器5の上方にテーブル20
が進退自在に載置されており、このテーブル20上に載
置されたテープホルダ14内には、第3図に示すように
、ホルダビン16にてその内側が圧接された被検査磁気
テープ片15が収納されている。
つぎに、本発明方法を適用して構成された磁気チーを強
度測定@置■の動作について説明する。
■テープの長手方向の座屈荷重の測定について第3図に
示すように、図示せぬサンプル切断治具を用いて、例え
ば−辺が12.65 uである略正方形状に切断された
被検査磁気テープ片15は、切断される前の長尺の被検
査磁気テープの長手方向が同図中上下方向に、また磁性
層側が外側になるように円筒形にしてテープホルダ14
の穴14a内に差込まれる。この後、ホルダビン16を
被検査磁気テープ片15の内側に挿入し内側から被検査
磁気テープ片15を穴14aの内壁に圧接することによ
り、テープホルダ14内に被検査磁気テープ片15はこ
こに固定される。
この実施例の場合、テープホルダ14の穴14aの内径
は5.On、その深さは1011iであるが、これらの
値は評価する被検査磁気テープの幅に対応して適宜調整
することができる。
被検査磁気テープ片15がセットされたテープホルダ1
4を第1図に示すテーブル20の上に置き、アーム部6
を下方向(第4図(a)に示す矢印方向)に所定の速度
(例えば3u/分)で移動させる。アーム部6の先端の
丸棒ビン7と被検査磁気テープ片15の上端部15aの
一点が当接し、これにより生じる被検査磁気テープ片1
5の反作用により荷重応力が発生し、そのままアーム部
6を下方向にさらに移動させると、第4図(a)に示す
ように、テープ片15の上端部15aが丸棒ビン7によ
って座屈するが、これに応じてテーブル2oが下方に押
圧されるので、この荷重応力を第1図の応力変換器5に
て検出する。
この際、テープ15は、第4図(b)に示すように、荷
重応力がある一定量加わった時点p1で一度軽く座屈し
荷重応力が若干低下するが、再びこの荷重応力に耐え限
界座屈荷重が加わった時点p2で大きく座屈してしまい
、荷重応力が急激に低下する。
この最初に座屈が生じた時p1の荷重値を初期座屈荷重
値、2度目に座屈が生じた時p2の荷重値を最大座屈荷
重値とすると、上記最大座屈荷重値は、同一種類の被検
査磁気テープのテープ片15であっても再現性がありバ
ラツキがない。
よって、上記応力変換器5では初期座屈荷重値を検出す
るようにしている。
そして、応力変換器5は、この初期座屈荷重値(最初に
座屈が生じたときのテープの長手方向の座屈荷重)を検
出して得た検出出力を歪ゲージアンプ17に供給する。
歪ゲージアンプ17はここで検出出力を増幅して得た検
出出力を信号処理部18に印加する。
こうして、信号処理部18は、歪ゲージアンプ17から
供給される検出信号レベルに応じた表示を表示?l11
9を用いて行なう。
上記した信号処理部18は第2図に示すように構成され
ており、上記した歪ゲージアンプ17がら供給される検
出信号であるアナログ信号はアナログ/デジタル変換器
21に供給され、ここでD/A変換されて出力されたデ
ジタル信号はメモリ22及び加算回路23にそれぞれ出
力され、このうち、メモリ22はこのデジタル信号に応
じたテープの長手方向の初期座屈荷重値を記憶する。
■テープの幅方向の座屈荷重の測定についてアーム部6
を上方向(第4図(a)に示す矢印方向と反対方向)に
所定の速度で移動させ、被検査磁気テープ片15とアー
ム部6の先端の丸棒ビン7とを充分に離間させる。
この後、テープホルダ14の穴14a内にセットされた
被検査磁気テープ片15を外方へ取り出し、切断される
前の長尺の被検査磁気テープの幅方向が同図中上下方向
に、また磁性層側が外側になるように被検査磁気テープ
片15を円筒形にしてテープホルダ14の穴14a内に
再び差込む。
この後、ホルダビン16を被検査磁気テープ片15の内
側に挿入し内側から被検査磁気テープ片15を穴14a
の内壁に圧接することにより、テープホルダ14内に被
検査磁気テープ片15はここに固定される。
この後、被検査磁気テープ片15がセットされたテープ
ホルダ14を第1図に示すテーブル20の上に置き、ア
ーム部6を下方向に所定の速度(例えば3n/分)で移
動させる。アーム部6の先端の丸棒ビン7ど被検査磁気
テープ片15の上端部15aの一点が当接し、これによ
り生じる被検査磁気テープ片15の反作用により荷重応
力が発生し、そのままアーム部6を下方向にさらに移動
させると、第4図(a>に示すように、テープ片15の
上端部15aが丸棒ビン7によって座屈するが、これに
応じてテーブル20が下方に押圧されるので、この荷重
応力を第1図の応力変換器5にて検出する。
この際、テープ15は、上記テープの長手方向の座屈荷
重の測定の時と同様に第4図(b)に示すように荷重応
力がある一定量加わった時点p1で一度軽く座屈し荷重
応力が若干低下し、限界座屈荷重が加わった時点p2で
大きく座屈して荷重応力が急激に低下する。この最初に
座屈が生じた時p1の荷重値(初期座屈荷重値)を上記
応力変換器5で検出する。
そして、応力変換器5は、この初期座屈荷重値(最初に
座屈が生じたときのテープの幅方向の座屈荷重)を検出
して得た検出出力を歪ゲージアンプ17に供給する。歪
ゲージアンプ17はここで検出出力を増幅して得た検出
出力を信号処理部18に印加する。こうして、信号処理
部18は、歪ゲージアンプ17から供給される検出信号
レベルに応じた表示を表示部19を用いて行なう。
■加算座屈荷重値について 上記した■テープの幅方向の座屈加重の測定の後、上記
した信号処理部18のアナログ/デジタル変換器21は
、歪ゲージアンプ17から供給されるテープの幅方向の
初期座屈荷重値に応じた検出信号をD/A変換して得て
出力されるデジタル信号をメモリ22及び加算回路23
にそれぞれ供給する。
加算回路23はここに印加されたアナログ/デジタル変
換器21からのテープの幅方向の初期座屈荷重値と、メ
モリ22から供給されメモリ22に既に記憶されている
テープの長手方向の初期座屈荷重値とをここで加算する
。この加算出力値が加算座屈荷重値である。
この加算出力は比較回路24に供給される。比較回路2
4はこの加算出力値とメモリ25に記憶されている所定
の基準値が供給され、ここで両名が比較され、この比較
結果を表示部19に出力し、ここで比較結果に応じた表
示を行う。
例えば、加算出力値が基準値より大きいとき、被検査磁
気テープ片15は充分な強度を有するものとして、表示
部19は「OK」の表示を行う。
また、加算出力値が基準値以下のとき、被検査磁気テー
プ片15は強度が不足しているものとして、表示部19
はrNGjの表示を行う。
上記したのは歪ゲージアンプ17には信号処理部18が
接続され、この歪ゲージアンプ17からの検出出力が信
号処理部18に内蔵される所定の基準値と比較され、こ
の比較結果が表示部19でrOKJ、rNGJの表示が
なされることにより、磁気テープ強度測定装置Iの判定
結果を視覚的に表示していることについて説明したが、
この構成以外に、上記した信号処理部18の代りに周知
のベンレコーダを歪ゲージアンプ17の出力側に接続し
、歪ゲージアンプ17からの検出出力を記録紙に順次記
録し、この記録値を検査者が読み取って磁気テープの強
度を判定することができることは言うまでもない。
ところで、第5図は前述した磁気テープ強度測定装置I
Iを用いて行った32種類の被検査磁気テープ幅方向の
初期座屈荷重値とテープ長手方向の初期座屈荷重値との
関係を示すグラフである。
ここでは上記した「テープ長手方向の初期座屈荷重」を
「長手静的座屈荷重」、「テープ幅方向の初期座屈荷重
」を「幅静的座屈荷重」と称している。この32種類の
被検査磁気テープは、第8図に示す項目「テープ種類」
及び第5図中にA〜Z、a−fの符号が付されたもので
ある。
第5図に示すように、長手静的座屈荷重と幅静的座屈荷
重はかなり直線的に配列しているが、被検査磁気テープ
により長手静的座屈荷重と幅静的座屈荷重との比が異な
るものもある。
第6図は同上の32種類の被検査磁気テープの長手静的
座屈荷重と幅静的座屈荷重とを加締して得た静的座屈荷
重(加算座屈荷重値)を縦軸にとり、VTRによる被検
査磁気テープのテープダメージの目視評価を横軸にとっ
たものである。このVTRによるテープダメージ評価は
、標準タイプの据置型のVTR及びテープダメージが比
較的大きな前述したコンパクトタイプのVTRを各1台
選別して、上記した各被検査磁気テープを小型テープカ
セットに所定量巻込み下記の動作を行う。
コンパクトタイプのVTRは、小型テープカセットから
被検査磁気テープを引き出した後、再び被検査磁気テー
プを小型テープカセット内へ収納するというローディン
グからアンローディングまでの動作を1回行う。また、
据置型のVTRでは上記した小型テープカセットを装着
したアダプタを装填して再生モードにし、この再生モー
ドから再生しつつ巻戻すサーチリバースモードに切換え
、このサーチリバース走行を所定時間行う。
以上の動作を行った後、被検査磁気テープに残ったダメ
ージを目視で確認し、第7図に示すように、ダメージ大
がrOJでダメージ小が「15」と16段階の評価点を
とった。尚、ダメージの有意差をつけるため、ざらにr
o、5J段階毎に評価点をとった被検査磁気テープもあ
る。
このように、第5図に示す被検査磁気テープのテープ幅
方向の初期座屈荷重に対するテープ長手方向の初期座屈
荷重の関係を示すグラフは、第6図より静的座屈荷重(
加算座屈荷重値)と実際のVTRによるテープダメージ
との関係を示すグラフに略々対応していることが分る(
両グラフは略々重なる)。
また、同図よりVTRによる目視キズ評価が「10」以
上の静的座屈荷重(加算座屈荷重値)が18g以上の被
検査磁気テープはテープダメージの発生が小さく、充分
実用に供し得る強度を有するものと判定することができ
る。
特に、前述した第1の薄手磁気テープ(標準テープカセ
ットで160分用テープ、小型テープカセットで30分
用テープ)、第2の薄手磁気テープ(標準テープカセッ
トで180分〜200分用テープ、小型テープカセット
で35分〜40分用テープ)を構成できる薄手の被検査
磁気テープW、eは、それぞれのテープ厚が13.2μ
m、 14.6μmであり、それぞれの静的座屈荷重値
が18.80.18.3Qであり、さらに、それぞれの
目視キズ評価は10.12,5であるから、ダメージ小
であり、これらの第1及び第2の薄手磁気テープを小型
テープカセットに装着したものを用いて記録再生を行っ
ても、実用上、問題にはならないことが分かる。
(発明の効果) 以上のように、本発明の磁気テープ強度測定評価方法に
よれば、測定して得た最初に座屈した時の磁気テープ長
手方向の座屈荷重値と、磁気テープ幅方向の座屈荷重値
とを加算して得た加算座屈荷重値から磁気テープの強度
を評価するようにしたので、この加算座屈荷重値と実際
に磁気配録/再生IIIに使用した場合のテープダメー
ジの発生との相関性を有する磁気テープの強度評価方法
を提供できる。
また、本発明の薄手磁気テープは、テープ厚が略14.
6μm以下であって、最初に座屈した時の磁気テープ長
手方向の座屈荷重値と、磁気テープ幅方向の座屈荷重値
とを加算して得た加算座屈荷重値が略18Q以上とした
ので、テープダメージがほとんどない薄手磁気テープを
実用に供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用して構成された磁気テープ強
度測定@mlの一実施例構成図、第2図は磁気テープ強
度測定装置を構成する信号処理部の構成図、第3図、第
4図(a)は磁気テープ強度測定装置の動作を説明する
図、第4図(b)は被検査磁気テープの静的座屈荷重を
示すグラフ、第5図は被検査磁気テープの最初に座屈し
た時のテープ幅方向の座屈荷重に対するテープ長手方向
の座屈荷重の関係を示すグラフ、第6図は被検査磁気テ
ープの目視キズ評価に対する被検査磁気テープの加算座
屈荷重値の関係を示すグラフ、第7図は本発明方法を用
いて測定された被検査磁気テープの強度評価を説明する
図、第8図は第5図、第6図にそれぞれ示す被検査磁気
テープの測定評価を示ず表である。 1・・・基盤、2・・・足、3・・・モータ、3a・・
・回転軸、4・・・支持台、5・・・応力変換器、6・
・・アーム部、7・・・丸棒ピン、8・・・カップリン
グ、9・・・ウオームギア支持部、10・・・ウオーム
ギア部、11・・・支持部、12・・・ボールネジ、1
3・・・支持棒、14・・・テープホルダ、15・・・
被検査磁気テープ片、15a・・・上端部(一端部)、
16・・・ホルダビン、17・・・歪ゲージアンプ、1
8・・・信号処理部、19・・・表示部、20・・・テ
ーブル、21・・・アナログ/デジタル変換器、22.
25・・・メモリ、23・・・加算回路、24・・・比
較回路、■・・・磁気テープ強度測定装置、Δ〜l、a
−f・・・磁気テープ。 特 許 出願人 日本ビクター株式会社竿30 弗71カ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ループ状且つ起立状態に支持された略正方形状の
    磁気テープの一端部の一点に荷重を加え、前記磁気テー
    プが最初に座屈する時の座屈荷重値を、テープ長手方向
    及びテープ幅方向に対してそれぞれ測定し、 測定して得た上記磁気テープ長手方向の座屈荷重値と、
    磁気テープ幅方向の座屈荷重値とを加算して得た加算座
    屈荷重値から前記磁気テープの強度を評価することを特
    徴とする磁気テープ強度測定評価方法。
  2. (2)フランジ付き垂直ガイドローラと傾斜ボールとか
    らなる一対のローディング部材によって、テープカセッ
    ト内より磁気テープを引き出してガイドドラムに所定角
    度範囲に亘つて巻回するように構成された磁気記録/再
    生装置に使用されるテープ厚が略14.6μm以下の薄
    手磁気テープであって、 測定評価される略正方形状の前記薄手磁気テープを、ル
    ープ状且つ起立状態として、その一端部の一点に荷重を
    加えて求めた最初に座屈した時の磁気テープ長手方向の
    座屈荷重値と、磁気テープ幅方向の座屈荷重値とを加算
    して得た加算座屈荷重値が略18g以上としたことを特
    徴とする薄手磁気テープ。
JP20059090A 1990-07-27 1990-07-27 磁気テープ強度測定評価方法及び薄手磁気テープ Pending JPH0485778A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123492A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Sony Corp Y/c分離器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123492A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Sony Corp Y/c分離器

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