JPH051012U - コントロールケーブルのライナー - Google Patents

コントロールケーブルのライナー

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JPH051012U
JPH051012U JP7790091U JP7790091U JPH051012U JP H051012 U JPH051012 U JP H051012U JP 7790091 U JP7790091 U JP 7790091U JP 7790091 U JP7790091 U JP 7790091U JP H051012 U JPH051012 U JP H051012U
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JP
Japan
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liner
resin
control cable
synthetic resin
cable
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Application number
JP7790091U
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English (en)
Inventor
嘉一郎 寺浦
隆 北野
和美 塩田
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールケーブルを構成するアウタケー
シングの内孔に挿入するライナーはその性質を改良し
て、その内孔を摺動するインナケーブルの摺動性を良く
し、かつ、ライナ自身の耐摩耗性を向上してコントロー
ルケーブルの操作効率の向上と耐久性を計る。 【構成】 ライナーの材質は、熱可塑性合成樹脂90%
〜97%に、超高分子ポリエチレン樹脂(分子量200
万程度)粉末を3%〜10%をカラーリング等によって
混合し、押出機でチューブ状に成型してライナーとす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種車両や農業機械等に遠隔操作用として配設されるコントロール ケーブルに関し、そのアウタケーシングの内孔に挿入されるライナーに係る。
【0002】
【従来の技術】
遠隔操作用として配設されるコントロールケーブルは、合成樹脂管或いは金属 螺旋管に合成樹脂の被覆を施した可撓性のアウタケーシングの内孔内に、金属撚 線等よりなる可撓性のインナケーブルを摺動自在にに挿通させている。 しかし、アウタケーシング内孔内に貫通させているインナケーブルは、コント ロールケーブルの操作時にアウタケーシング内孔を摺動する際、両者間に摩擦抵 抗が起こり、操作部と被操作部間に操作ロスを生じ、操作効率を減少して操作部 へ加えられる操作力を被操作部に充分伝えることができない。
【0003】 この不具合を解消するために、潤滑性が良好で耐摩耗性のある合成樹脂の細径 のチューブを、ライナーとしてアウタケーシングの内孔に挿通し、ライナーの内 孔にインナケーブルを貫通させ、インナケーブルが動くときに摩擦抵抗を減少し てコントロールケーブルの操作効率を向上させている。
【0004】
【問題点】
従来、合成樹脂製のライナーは、弗素,ポリエチレン,ポリアミド,ポリアセ タール、ポリエステル等の樹脂を材料として使用している。ふっそ樹脂,ポリエ チレン系樹脂は潤滑性は良好であるが、軟質であるため耐摩耗性に劣り摩耗破損 が早い欠点がある。ポリアセタール樹脂,ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等 は耐摩耗性はよいが潤滑性に劣り、そのうえ、インナケーブル摺動に際してステ イックスリップを起こし、コントロールケーブルの操作効率を不安定にしている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、従来の合成樹脂製ライナーは、潤滑性に優れているものは耐摩 耗性に劣り、ライナーが破れてコントロールケーブルの破損が早くなる。又、耐 摩耗性に優れ耐久性のよいライナーは、潤滑性にとぼしく操作効率が希望するほ ど向上しない。その上、インナケーブルのステイックスリップ等により不安定な 操作効率しか得られない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ライナーの潤滑性,耐摩耗性を向上し、コントロールケーブルの操 作性向上と耐久性を得るために、熱可塑性合成樹脂ペレット70%〜97%に、 超高分子ポリエチレン樹脂粉末30%〜3%を混合し、押出機によって細径のチ ューブを形成して耐摩耗性及び潤滑性のよいライナーとしたものである。
【0007】
【実施例】
コントロールケーブル(1)は第1図に図示するように、金属螺旋管(21) の外周に可撓性の合成樹脂の被覆(22)を施し、金属螺旋管(21)の内孔内 に合成樹脂製のライナー(23)を挿入しているアウタケーシング(2)は、両 端末にケーシングキヤップ(24),(24)を冠着し、ライナー(23)の内 孔に可撓性の鋼撚線等よりなるインナケーブル(3)を摺動自在に貫挿通させ、 インナケーブル(3)の両端末にはインナエンド(31),(31)を固着して いる。
【0008】 アウタケーシング(2)の金属螺旋管(21)の内孔に挿入する合成樹脂製の ライナー(23)は、このライナー(23)の内孔内を貫挿通するインナケーブ ル(3)が、その摺動に際して滑りやすくすることによってその動きを容易にし 、コントロールケーブル(1)の操作効率を上げ、操作力の損失を少なく被操作 機器を操作できるようにしている。
【0009】 しかし、ふっそ樹脂,ポリエチレン系樹脂のライナー(23)は、インナケー ブル(3)の滑動は摩擦抵抗が少なくて動きは容易であるが耐摩耗性に劣り、摩 擦している部分がすぐ摩耗して破れてコントロールケーブル(1)は破損する。 又、耐摩耗性があり耐久性の良いポリアセタール,ポリアミド、ポリエステル等 の樹脂製のものは潤滑性に劣り、あるいはステイックスリップを起こして摩擦抵 抗が上がり、インナケーブル(3)の摺動性を悪くしてコントロールケーブル( 1)の操作性を低下させる。
【0010】 このために、ライナー(23)にふっそ樹脂粉末や固形潤滑剤を混合したり、 潤滑油を混在したものがあるが、滑性を向上する効果はあまり出ていない。 本考案のライナー(23)は、熱可塑性合成樹脂のペレット70%〜97%に 、分子量200万程度の超高分子ポリエチレン樹脂の粉末30%〜3%をカラー リング等の手段でまぶし付けて混合し、これを押出機で薄肉チューブ状に押し出 して製作したものである。 超高分子ポリエチレン樹脂は、摩擦抵抗値はポリエチレン系樹脂と同様に非常 に低く、硬度は極めて高く摩耗しにくくなる。この為に、他の合成樹脂に3%〜 30%混合するだけで、基本となる合成樹脂の欠点を充分に補うようになるもの である。 超高分子ポリエチレン樹脂を、高密度ポリエチレン(分子量3万程度)、ポリ アミド、ポリアセタール、ポリエステルの各樹脂に混合するのは、3%から30 %程度まで可能である。
【0011】 本考案のライナー(23)は、通常のコントロールケーブルの操作効率試験に よって下記のような結果を得た。
【試料】
【0012】 コントロールケーブル構成 アウタケーシング 外径 φ10mm 長さ 1000mm ライナー 外径 φ4.8mm 内径 φ3.8mm インナケーシング 外径 φ3mm 長さ 1500mm
【試験条件】 ケーブルの配索
【取付図】
【0013】
【操作効率計算式】
【数1】
【0014】
【試験結果】
【表1】
【0015】
【0016】
【効果】
このために、超高分子ポリエチレン樹脂3%〜30%を混合するだけで、各種 熱可塑性合成樹脂の有効な利点を失う事なく、各々の樹脂の欠点を補って、潤滑 性がよく耐久性のあるライナーとなり、コントロールケーブルの寿命も長くなる 。
【図面の簡単な説明】
【1図】本考案コントロールケーブルの一部切截側面図
である。
【符号の説明】
1 コントロールケーブル 2 アウタケーシング 21 金属螺旋管 22 被覆 23 ライナー 3 インナケーブル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタケーシング(2)の内孔にライナ
    ー(23)を挿入し、該ライナー(23)の内孔にイン
    ナケーブル(3)を摺動自在に貫挿通させている、遠隔
    操作用のコントロールケーブル(1)において、ライナ
    ー(23)は、熱可塑性合成樹脂のペレット70%〜9
    7%に、超高分子ポリエチレン樹脂(分子量200万程
    度)の粉末を30%〜3%混合し、押出機よって細径の
    チューブに形成していることを特徴とするコントロール
    ケーブル(1)のライナー(23)。
  2. 【請求項2】 熱可塑性合成樹脂は、高密度ポリエチレ
    ン(分子量3万程度)である実用新案登録請求の範囲、
    請求項1のライナー(23)。
  3. 【請求項3】 熱可塑性合成樹脂は、ポリアミド樹脂で
    ある実用新案登録請求の範囲、請求項1のライナー(2
    3)。
  4. 【請求項4】 熱可塑性合成樹脂は、ポリアセタール樹
    脂である実用新案登録請求の範囲、請求項1のライナー
    (23)。
  5. 【請求項5】 熱可塑性合成樹脂は、ポリエステル樹脂
    である実用新案登録請求の範囲、請求項1のライナー
    (23)。
JP7790091U 1991-06-22 1991-06-22 コントロールケーブルのライナー Pending JPH051012U (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184312A (ja) * 1982-04-22 1983-10-27 Nippon Cable Syst Inc コントロ−ルケ−ブルのアウタ−ケ−シング用ラセン管
JPS59152923A (ja) * 1983-02-11 1984-08-31 エニーケム・シンテシース・エセ・ピ・ア ポリオキシアルキレンジオ−ル−α,ω−ビスアリルポリカ−ボネ−トの製法
JPS59168165A (ja) * 1983-03-16 1984-09-21 内田 吉一 カ−ペツトのバツキング用接着剤塗付方法
JPS6050515A (ja) * 1983-08-30 1985-03-20 Sharp Corp 液晶表示素子の製造方法
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JPS62270809A (ja) * 1986-05-16 1987-11-25 Nippon Cable Syst Inc コントロ−ルケ−ブル

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