JPH0510177U - エアスポイラーの取付構造 - Google Patents

エアスポイラーの取付構造

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JPH0510177U
JPH0510177U JP5693091U JP5693091U JPH0510177U JP H0510177 U JPH0510177 U JP H0510177U JP 5693091 U JP5693091 U JP 5693091U JP 5693091 U JP5693091 U JP 5693091U JP H0510177 U JPH0510177 U JP H0510177U
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JP
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air spoiler
nut member
mounting seat
bracket
hole
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JP5693091U
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Inventor
隆二 松島
Original Assignee
西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボルト部材43のねじ部41がトランクリッド
3側の第1孔部25に対して円滑にかつエアスポイラー
5の長手方向への熱収縮が許容される状態で挿通される
ようにして、熱伸縮を考慮した樹脂製エアスポイラー5
のトランクリッド3に対する取付けを確実かつ強固に行
うことを可能とする。 【構成】エアスポイラー5にねじ部21を有する有底筒
形状のナット部材23を設ける一方、トランクリッド3
に左右他側を締結したブラケット31の左右一側にエア
スポイラー5の長手方向へ長径な第1孔部25を設け
る。そして、上記ナット部材23のねじ部21に、少な
くともブラケット31の左右一側における肉厚分だけナ
ット部材23のねじ部21の深さよりも長い首下部41
を有するボルト部材43を上記第1孔部25を介して螺
合せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製のエアスポイラーを車体側に設けられた取付座に対して取付 けるようにしたエアスポイラーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エアスポイラーの取付構造として、例えば、実開平1−10660 8号公報に開示されるように、エアスポイラーに孔部を形成する一方、車体側の 取付座に、大径部および該大径部よりも小径なねじ部を頭部側より順に有する首 下部を突出させたボルト部材を埋設し、上記大径部がエアスポイラーの孔部内に 位置するようボルト部材の首下部を挿通させた状態でねじ部にナットを螺合させ ることにより、エアスポイラーを車体側の取付座に対して取付けるようにしたも のは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、ボルト部材の首下部に、ねじ部よりも大径な 大径部が設けられているため、エアスポイラーを車体側の取付座に対して取付け る際に大径部の段部がエアスポイラーの孔部に円滑に挿通されずに孔部の縁に乗 り上げる恐れがあり、この状態でボルト部材のねじ部にナットを螺合しても、エ アスポイラーの車体に対する取付けが強固に行えない。
【0004】 また、エアスポイラーが樹脂で形成されて、一般い用いられる鋼板などの車体 側の材質と異なっている場合には、互いに異なる熱による伸縮の度合いを考慮し て、熱伸縮の度合いの大きなエアスポイラーの長手方向への伸縮が許容されるよ うにエアスポイラーを車体側の取付座に対して取付ける必要がある。
【0005】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ボルト 部材のねじ部が取付座の孔部に対して円滑にかつエアスポイラーの長手方向への 熱収縮が許容される状態で挿通されるようにして、熱伸縮を考慮した樹脂製エア スポイラーの車体に対する取付けを確実かつ強固に行えるようにしようとするも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案が講じた解決手段は、樹脂製のエアスポイラ ーを車体側に設けられた取付座に対して取付けるようにしたエアスポイラーの取 付構造を前提とする。そして、上記エアスポイラーに、一端が閉塞され且つ内周 面にねじ部を有する有底筒形状のナット部材を設ける一方、車体側の取付座に、 エアスポイラーの長手方向へ長径な長穴部を設けるとともに、上記ナット部材の ねじ部に、少なくとも取付座の肉厚分だけナット部材のねじ部の深さよりも長い 首下部を有するボルト部材を上記長穴部を介して螺合せしめる構成としたもので ある。
【0007】
【作用】
上記の構成により、本考案では、樹脂製のエアスポイラーに設けられた有底筒 形状のナット部材のねじ部に対し、車体側に設けられた取付座の長穴部に挿通さ れた状態で螺合されるボルト部材は、少なくとも取付座の長穴部の肉厚分だけナ ット部材のねじ部の深さよりも長い首下部を有しているので、ボルト部材の首下 部をナット部材のねじ部に対して最後まで螺合させた螺合完了状態であっても、 ボルト部材の頭部(首下部よりも上側の部分)下面と、ナット部材の他端面(取 付座に対向する対向面)との間には、少なくとも取付座の長穴部の肉厚分程度の 隙間が設けられることになる。
【0008】 このため、ボルト部材にねじ部よりも大径な大径部を設けたもののように、エ アスポイラーを車体側の取付座に対して取付ける際に大径部の段部がエアスポイ ラーの孔部の縁に乗り上げることがなく、ボルト部材の首下部がナット部材のね じ部に円滑に螺合される。しかも、上記の如くボルト部材の螺合完了状態でボル ト部材の頭部下面とナット部材の他端面との間に少なくとも取付座の長穴部の肉 厚分程度の隙間が設けられることから、ボルト部材の螺合完了状態であるにも拘 らず、車体側の取付座の長穴部内においてエアスポイラーの長手方向へのボルト 部材の首下部のスライド移動が可能となり、樹脂製のエアスポイラーにより車体 側の鋼板などの材質と異なっている場合であっても、熱伸縮の度合いの大きなエ アスポイラーの長手方向への伸縮が許容されることになる。
【0009】
【考案の効果】
以上の如く、本考案におけるエアスポイラーの取付構造によれば、少なくとも 取付座の長穴部の肉厚分だけナット部材のねじ部の深さよりも長い首下部を有す るボルト部材により、そのナット部材のねじ部に対する螺合完了状態でボルト部 材の頭部下面とナット部材の他端面との間に少なくとも取付座の長穴部の肉厚分 程度の隙間を設けて、取付座の長穴部内におけるエアスポイラーの長手方向への ボルト部材の首下部のスライド移動を可能としたので、樹脂製エアスポイラーの 長手方向への熱伸縮を許容しつつ取付座に対する取付けを確実かつ強固に行うこ とができる。エアスポイラー3の長手方向への熱伸縮を許容しつつトランクリッ ド2に対する取付けを強固に行うことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図4および図5は本考案の実施例に係るエアスポイラーの取付構造を適用した 自動車の後部を示し、この自動車1としては、後部に鋼板製のトランクリッド3 (車体)を有する3ボックスタイプのものが適用されている。また、上記トラン クリッド3の後端部には、車幅方向へ延びる断面略三角形状のエアスポイラー5 が設けられている。
【0012】 上記エアスポイラー5は、ブロー成形された樹脂よりなり、その下面5a側に おける前端部および後部並びに左右縁部がトランクリッド3のパネル面3aに対 してそれぞれ接触するようになっている。また、上記エアスポイラー5の下面5 a側における前端部および後部並びに左右縁部の間には、エアスポイラー5の下 面5a側の略中央部を車幅方向つまりエアスポイラー5の長手方向へ延びる凹部 11が設けられている。この凹部11内における中央位置および左右側端部には 、エアスポイラー5をトランクリッド3のパネル面3aに対して取付けるための 中央取付具13および左右取付具15,15がそれぞれ設けられている。
【0013】 また、図1および図2に示すように、上記中央取付具13および左右取付具1 5,15は、エアスポイラー5のブロー成形時に下面5a側における凹部11内 の底面に下端面が面一状となるよう中央位置および左右側端部に予めインサート した状態で一体的にモールドされ、かつ下方(トランクリッド3のパネル面3a 側)にのみ開口する一端(上端)が閉鎖された,内周面にねじ部21が刳設され た有底筒形状のナット部材23と、該ナット部材23のねじ部21に対して取付 座としての左右一側に設けられた第1孔部25が対応するようナット部材23の 下面および凹部11内の底面に左右一側の上面が接触し、かつナット部材23の 若干左右他側に対応するトランクリッド3に設けられた第2孔部27に対して左 右他側の下面に設けられた第3孔部29が対応するよう左右他側の下面がトラン クリッド3のパネル面3aに接触する,中央位置に断差部31aを有する取付座 としてのブラケット31と、該ブラケット31の第3孔部29側からリング状の パッキン33を介してトランクリッド3の第2孔部27に挿通されるようブラケ ット31の左右他側の上面側に頭部35aが固着されるとともにトランクリッド 3の裏面側よりナット37により締結される,先端に首下部35bよりも小径な ガイド39を有する締結ボルト35とからなる。
【0014】 そして、上記中央取付具13のブラケット32の左右一側(図4では左側)に おける第1孔部(図示せず)は、ナット部材23のねじ部21に対してその下端 面および凹部11内の底面に左右一側の上面が接触した状態で固定されるよう真 円形に形成されている。一方、図3にも示すように、上記左右取付具15,15 のブラケット31の左右一側(図4では互いに外方側)における第1孔部25は 、ナット部材23のねじ部21に対してその下面および凹部11内の底面に左右 一側の上面が接触した状態でエアスポイラー5の長手方向へ摺動するようエアス ポイラー5の長手方向が長径となる長円形(長穴部)に形成されている。そして 、上記左右取付具15,15のブラケット31の左右一側における各第1孔部2 5にそれぞれ対応するナット部材23のねじ部21には、各ブラケット31の左 右一側における肉厚分だけナット部材23のねじ部21の深さよりも長い首下部 41を有するボルト部材43がブラケット31側より第1孔部25を介して挿通 されて螺合されている。また、上記中央取付具13のブラケット32の左右一側 における第1孔部に対応するナット部材23のねじ部21には、ナット部材23 のねじ部21の深さと略一致する長さの首下部(図示せず)を有するボルト部材 47がブラケット32側より第1孔部を介して挿通されて螺合されている。尚、 49は、左右取付具15,15のボルト部材43の首下部41よりも下側に位置 する頭部である。
【0015】 したがって、上記実施例では、樹脂製のエアスポイラー5の左右取付具15, 15における各ナット部材23のねじ部21に対し、各ブラケット31の左右一 側における第1孔部25に挿通されて螺合されるボルト部材43は、各ブラケッ ト31の左右一側における肉厚分だけナット部材23のねじ部21の深さよりも 長い首下部41を有しているので、左右取付具15,15のボルト部材43の首 下部41をナット部材23のねじ部21に対して最後まで螺合させた螺合完了状 態であっても、ボルト部材43の頭部49下面と、ナット部材23の下端面(ブ ラケット31の左右一側に対向する対向面)との間には、ブラケット31の左右 一側(第1孔部25)の肉厚分の隙間が設けられることになる。
【0016】 このため、ボルト部材にねじ部よりも大径な大径部を設けたもののように、エ アスポイラーを車体側のブラケット(取付座)に対して取付ける際に大径部の段 部がエアスポイラーの第1孔部(孔部)に円滑に挿通されずに第1孔部の縁に乗 り上げることがなく、ボルト部材43の首下部41がナット部材23のねじ部2 1に確実かつ円滑に螺合される。しかも、上記の如くボルト部材43の螺合完了 状態でボルト部材43の頭部49下面とナット部材23の下端面との間にブラケ ット31の左右一側の肉厚分の隙間が設けられることから、ボルト部材43の螺 合完了状態であるにも拘らず、ブラケット31の左右一側の第1孔部25内にお いてエアスポイラー5の長手方向へのボルト部材43の首下部41のスライド移 動が可能となり、樹脂製のエアスポイラー5により鋼板製のトランクリッド3と 材質が異なっていても、熱伸縮の度合いの大きなエアスポイラー5の長手方向へ の伸縮が許容されることになる。この結果、樹脂製のエアスポイラー5の長手方 向への熱伸縮を許容しつつトランクリッド3に対する取付けを確実かつ強固に行 うことができる。
【0017】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包 含するものである。例えば、上記実施例では、エアスポイラー5を、トランクリ ッド3の第2孔部27に対して左右締結具15,15の各ブラケット31の左右 他側を締結ボルト35により締結した各ブラケット31の左右一側をボルト部材 43により締結したが、エアスポイラーが各ブラケットを用いずに直接トランク リッドの取付座に取付けられるようにしても良いのは勿論である。
【0018】 また、上記実施例では、ボルト部材43の首下部41を各ブラケット31の左 右一側における肉厚分だけナット部材23のねじ部21の深さよりも長くしたが 、少なくとも取付座の肉厚分だけナット部材のねじ部の深さよりも長い首下部を 有するボルト部材であっても良く、要は、ワッシャなどが介在されることを考慮 してナット部材のねじ部の深さと取付座の肉厚との和よりもその分だけ長い首下 部を有するボルト部材であれば良い。
【0019】 さらに、上記実施例では、トランクリッド3上に設けたエアスポイラー5につ いて述べたが、2ボックスカーなどのルーフパネルの後端部に取付けられるエア スポイラー、又は車体パネルの下端部に取付けられるエアスポイラーにも適用で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線における断面図である。
【図2】エアスポイラーの縦断面図である。
【図3】ブラケットの平面図である。
【図4】スポイラーを下面側より視た斜視図である。
【図5】自動車後部の斜視図である。
【符号の説明】
3 トランクリッド(車体) 5 エアスポイラー 21 ねじ部 23 ナット部材 25 第1孔部(長穴部) 31 ブラケット(取付座) 41 首下部 43 ボルト部材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 樹脂製のエアスポイラーを車体側に設け
    られた取付座に対して取付けるようにしたエアスポイラ
    ーの取付構造であって、上記エアスポイラーには、一端
    が閉塞されかつ内周面にねじ部を有する有底筒形状のナ
    ット部材が設けられている一方、車体側の取付座には、
    エアスポイラーの長手方向へ長径な長穴部が設けられて
    おり、上記ナット部材のねじ部には、少なくとも取付座
    の肉厚分だけナット部材のねじ部の深さよりも長い首下
    部を有するボルト部材が上記長穴部を介して螺合してい
    ることを特徴とするエアスポイラーの取付構造。
JP5693091U 1991-07-22 1991-07-22 エアスポイラーの取付構造 Withdrawn JPH0510177U (ja)

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JP5693091U Withdrawn JPH0510177U (ja) 1991-07-22 1991-07-22 エアスポイラーの取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015123903A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 本田技研工業株式会社 樹脂部材取付構造

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Effective date: 19951102