JPH0510403A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

Info

Publication number
JPH0510403A
JPH0510403A JP3162595A JP16259591A JPH0510403A JP H0510403 A JPH0510403 A JP H0510403A JP 3162595 A JP3162595 A JP 3162595A JP 16259591 A JP16259591 A JP 16259591A JP H0510403 A JPH0510403 A JP H0510403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun gear
gear
connecting drum
drum
spline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3162595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sugiura
博幸 杉浦
Seiji Izumimoto
清司 泉本
Kozo Mandokoro
晃三 政所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP3162595A priority Critical patent/JPH0510403A/ja
Publication of JPH0510403A publication Critical patent/JPH0510403A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】サンギヤと連結ドラム間がフリーの状態の時だ
けでなく、静止していたサンギヤに連結ドラムから回転
が伝達される場合、回転していたサンギヤがロックされ
る場合にも騒音が発生しないようにする。 【構成】サンギヤS1は、ピニオンギヤと噛合するはす
ばの歯部172、該歯部172に隣接して形成された環
状の第1の溝部176、該第1の溝部176に隣接して
形成されたはすばのスプライン部177、及び該スプラ
イン部177に隣接して形成された環状の第2の溝部1
78を外周に有している。一方、連結ドラム91は、上
記サンギヤS1のスプライン部177に噛合するはすば
のスプライン部179を内周に有している。上記第1の
溝部176にサークリップ174が装着され、上記第2
の溝部178に断面が楔状のスナップリング175が装
着され、楔効果によって上記連結ドラム91は常時サー
クリップ174側に押圧された状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機においては、複数のプ
ラネタリギヤユニットの各要素を選択的に係脱すること
によって各変速段を形成するようにしており、上記各要
素は油圧制御装置の油圧サーボを作動させることによっ
て係脱させられる。上記プラネタリギヤユニットの各要
素はサンギヤ、リングギヤ、上記サンギヤ及びリングギ
ヤに噛合するピニオンギヤ、該ピニオンギヤを支持する
キャリヤから成る。そして、上記プラネタリギヤユニッ
トにおいて増速又は減速を行うために、上記各要素を選
択的に入力要素及び出力要素とし、入力軸を入力要素
に、出力軸を出力要素に連結するようにしている。
【0003】ところで、サンギヤから出力される回転を
離れた箇所にある部材に伝達する場合や、離れた箇所に
ある部材から出力される回転をサンギヤに入力する場
合、サンギヤと一体的に形成されたサンギヤ軸を介して
入力又は出力するか、プラネタリギヤユニットを包囲す
る連結ドラムを介して入力又は出力するようにしてい
る。連結ドラムを利用する場合、該連結ドラムのスプラ
イン部と係合するようにサンギヤにもスプライン部を設
け、連結ドラムを介して伝達された回転を、上記スプラ
イン部を介してサンギヤに伝達するようになっている。
【0004】この場合、サンギヤから連結ドラムに、又
は連結ドラムからサンギヤに回転が伝達されない場合
は、連結ドラムとサンギヤが互いにフリーの状態にな
り、車両の走行時の振動などによって両者が相対的に回
転してスプライン部間が当たってがた打ち音を発生させ
てしまう。そこで、連結ドラムとサンギヤ間に、両者に
付勢力を与える付勢部材を配設し、連結ドラムとサンギ
ヤ間で回転が伝達されない場合に、両者間の相対回転を
抑制するようにしたものが提供されている。
【0005】図7は従来の自動変速機の連結ドラム配設
状態図である。図において、151はプラネタリギヤユ
ニットのサンギヤであり、ピニオンギヤと噛合する歯部
152を有している。該歯部152には、溝部153が
形成され、その隣にスプライン部154が形成され、更
にその隣に溝部155が形成されている。
【0006】一方、連結ドラム156の内周部にも、上
記スプライン部154と噛合するスプライン部157が
形成されている。そして、軸方向に連結ドラム156が
移動しないように、上記溝部153にスナップリング1
58が、溝部155にサークリップ159が装着され
る。また、上記連結ドラム156とサンギヤ151の歯
部152との間には、スナップリング158を介して付
勢部材としての皿ばね160が配設される。該皿ばね1
60は図示矢印B方向に付勢力を発生し、その付勢力に
よって連結ドラム156とサンギヤ151とを固定して
いる。
【0007】したがって、連結ドラム156とサンギヤ
151間で回転が伝達されない場合に、車両の走行時の
振動などが加わっても、連結ドラム156とサンギヤ1
51間で相対回転が発生することがなく、がた打ち音が
発生しない。なお、連結ドラム156の皿ばね160側
に突起161が設けてあり、サンギヤ151が高速で回
転する時でも、皿ばね160の脱落を防止することがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速機においては、連結ドラム156とサンギ
ヤ151間で回転が伝達されない場合に、両者間の相対
回転に伴うがた打ち音の発生を防止することができる
が、両者間で回転が伝達される場合には、がた打ち音が
発生してしまう。
【0009】すなわち、通常、サンギヤ151及び連結
ドラム156には、製造時の部品精度にばらつきがあ
り、また、組立性を向上させるために軸方向に多少のク
リアランスを持たせている。したがって、皿ばね160
は製造誤差とクリアランスを合わせた量だけの距離内に
配設され、加わる荷重に対応して所定のストロークで伸
縮する。
【0010】そして、サンギヤ151に形成されたスプ
ライン部154は、歯部152と同様のインボリュート
はすばを形成している。したがって、連結ドラム156
とサンギヤ151間で回転が伝達されるのに伴って、上
記皿ばね160の付勢力に抗して両者のスプライン部1
54,157が上記インボリュートはすばに沿って移動
してしまう。その結果、サンギヤ151及び連結ドラム
156は軸方向及び円周方向に相対移動して、がた打ち
音を発生してしまう。
【0011】例えば、ニュートラル(N)レンジから前
進(D)レンジへの切換え時、ニュートラル(N)レン
ジから後進(R)レンジへの切換え時、2速から3速へ
の変速時においては、静止していたサンギヤ151に連
結ドラム156の回転が伝達され、また、1速から2速
への変速時においては、回転していたサンギヤ151が
ロックされるが、これらの場合に上記がた打ち音が発生
する。
【0012】特に、1速から2速への変速時において
は、第2ブレーキの油圧サーボに油が供給され、第2ブ
レーキが係合させられるが、この時、油圧サーボに供給
される油に脈動が発生する。この脈動を抑えることは困
難であり、そのまま第2ブレーキの制動力の変動となっ
て現れ、サンギヤ151をロックする際に上記がた打ち
音に加え、脈動によるがた打ち音を発生させてしまう。
【0013】本発明は、上記従来の自動変速機の問題点
を解決して、サンギヤと連結ドラム間がフリーの状態の
時だけでなく、静止していたサンギヤに連結ドラムから
回転が伝達される場合、回転していたサンギヤがロック
される場合にもがた打ち音が発生することのない自動変
速機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の自
動変速機においては、プラネタリギヤユニットのサンギ
ヤと、該サンギヤと他の部材間で回転を伝達するための
連結ドラムを有していて、上記サンギヤは、ピニオンギ
ヤと噛合するはすばの歯部、該歯部に隣接して形成され
た環状の第1の溝部、該第1の溝部に隣接して形成され
たはすばのスプライン部、及び該スプライン部に隣接し
て形成された環状の第2の溝部を外周に有している。
【0015】一方、連結ドラムは、上記サンギヤのスプ
ライン部に噛合するはすばのスプライン部を内周に有し
ている。そして、上記第1の溝部にサークリップが装着
され、上記第2の溝部に断面が楔状のスナップリングが
装着され、楔効果によって上記連結ドラムがサークリッ
プ側に押圧される。
【0016】また、第2の発明においては、第2の溝部
に円周方向に波を形成したスナップリングが圧入され、
該圧入効果によって上記連結ドラムがサークリップ側に
押圧される。
【0017】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、上記のように
プラネタリギヤユニットのサンギヤと、該サンギヤと他
の部材間で回転を伝達するための連結ドラムを有してい
て、上記サンギヤは、ピニオンギヤと噛合するはすばの
歯部、該歯部に隣接して形成された環状の第1の溝部、
該第1の溝部に隣接して形成されたはすばのスプライン
部、及び該スプライン部に隣接して形成された環状の第
2の溝部を外周に有している。
【0018】一方、連結ドラムは、上記サンギヤのスプ
ライン部に噛合するはすばのスプライン部を内周に有し
ている。そして、上記第1の溝部にサークリップが装着
され、上記第2の溝部に断面が楔状のスナップリングが
装着され、楔効果によって上記連結ドラムがサークリッ
プ側に押圧されるため、上記連結ドラムは常時サークリ
ップ側に押圧された状態になる。
【0019】したがって、サンギヤと連結ドラム間で回
転が伝達されない場合においては、両者間にクリアラン
スがないので、相対回転に伴うがた打ち音は発生しな
い。また、ニュートラル(N)レンジから前進(D)レ
ンジへの切換え時、ニュートラル(N)レンジから後進
(R)レンジへの切換え時、2速から3速への変速時に
おいては、静止していたサンギヤに連結ドラムの回転が
伝達され、また、1速から2速への変速時においては、
回転していたサンギヤがロックされるが、これらの場合
に、上記サンギヤに対して連結ドラムが固定されている
ので、がた打ち音は発生しない。
【0020】特に、1速から2速への変速時において
は、第2ブレーキの油圧サーボに油が供給され、第2ブ
レーキが係合させられるが、この時、油圧サーボに供給
される油に脈動が発生する。この脈動を抑えることは困
難であり、そのまま第2ブレーキの制動力の変動となっ
て現れるが、上記サンギヤに対して連結ドラムが固定さ
れているので、脈動によるがた打ち音は発生しない。
【0021】また、第2の発明においては、第2の溝部
に円周方向に波を形成したスナップリングが圧入され、
該圧入効果によって上記連結ドラムがサークリップ側に
押圧されるので、同様にがた打ち音の発生を防止するこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の自動変速機のフ
ロント側断面図、図3は本発明の自動変速機の中央部断
面図、図4は本発明の自動変速機のリヤ側断面図、図5
は本発明の自動変速機の差動装置側断面図である。
【0023】図において、1は自動変速機であり、トル
クコンバータ2とトランスミッション3と油圧制御装置
で構成される。上記トランスミッション3は、第1プラ
ネタリギヤユニット5と第2プラネタリギヤユニット6
とを有する前進3段後進1段の変速装置7と、第3プラ
ネタリギヤユニット8を有するアンダドライブ装置9
と、ディファレンシャル装置10から成っている。
【0024】上記第1プラネタリギヤユニット5は、サ
ンギヤS1、リングギヤR1、上記サンギヤS1及びリ
ングギヤR1に噛合するピニオンギヤP1及び該ピニオ
ンギヤP1を回転自在に支持するキャリヤCR1から成
り、上記第2プラネタリギヤユニット6は、サンギヤS
2、リングギヤR2、上記サンギヤS2及びリングギヤ
R2に噛合するピニオンギヤP2及び該ピニオンギヤP
2を回転自在に支持するキャリヤCR2から成り、上記
第3プラネタリギヤユニット8は、サンギヤS3、リン
グギヤR3、上記サンギヤS3及びリングギヤR3に噛
合するピニオンギヤP3及び該ピニオンギヤP3を回転
自在に支持するキャリヤCR3から成っている。
【0025】上記第1プラネタリギヤユニット5及び第
2プラネタリギヤユニット6の各要素は、第1クラッチ
1 、第2クラッチC2 、バンドブレーキで構成される
第1ブレーキB1 、第2ブレーキB2 、第3ブレーキB
3 、第1ワンウェイクラッチF1 及び第2ワンウェイク
ラッチF2 によって選択的に係脱され、上記変速装置7
による変速段を実現する。
【0026】また、第3プラネタリギヤユニット8の各
要素は、第3クラッチC3 、第4ブレーキB4 及び第3
ワンウェイクラッチF3 によって選択的に係脱され、上
記アンダドライブ装置9による変速段を実現する。上記
自動変速機1のケース12は、トルクコンバータ2及び
ディファレンシャル装置10のそれぞれを収容する各室
を一体に形成して成るフロントケース14と、変速装置
7、アンダドライブ装置9を収容する室とディファレン
シャル装置10のリヤカバー15を一体に形成して成る
メインケース16と、変速装置7の出力ギヤ18とアン
ダドライブ装置9の入力ギヤ19を収容するとともに、
自動変速機1の後側を閉鎖するリヤカバー21とから成
り、上記フロントケース14とメインケース16がボル
ト22によって、メインケース16とリヤカバー21が
ボルト23によって締結されている。
【0027】上記トルクコンバータ2は、前方(エンジ
ン側)が開いたトルクコンバータハウジング25に収容
されている。該トルクコンバータハウジング25と、そ
の後方に連続する筒状の変速装置室26の間には、オイ
ルポンプフロントカバー27が配設されメインケース1
6にボルトで強固に締結される。上記オイルポンプフロ
ントカバー27は環板体で構成され、内部にオイルポン
プ28を収容するとともに、中央には前方に突出する筒
状部29を有する。
【0028】また、上記オイルポンプフロントカバー2
7の後側には、オイルポンプカバー31が締着されてい
て、両者によって上記トルクコンバータハウジング25
及び変速装置室26の間の隔壁32を構成する。上記オ
イルポンプカバー31は、上記筒状部29と同軸上で後
方に突出する筒状のフロントセンタサポート33を有す
る。
【0029】また、上記変速装置室26の後部には、前
方に突出する筒状のセンタサポート35を有する中間支
壁36が設けられている。そして、上記隔壁32と中間
支壁36の間が変速装置室26となり、中間支壁36と
リヤカバー21の間が変速装置7の出力ギヤ室38を形
成していて、上記リヤカバー21は、上記フロントセン
タサポート33と同軸上で前方に突出する筒状のリヤセ
ンタサポート39を有している。
【0030】また、上記筒状の変速装置室26の側方
に、筒状のアンダドライブ装置室41が平行に設けら
れ、その前方の中心部には、フロントケース14の壁4
2に穴状のフロントセンタサポート43が形成され、そ
の後部には中間支壁44が設けられる。該中間支壁44
には、前方に長く突出する筒状のセンタサポート45が
ボルトで締結される。そして、上記リヤカバー21と中
間支壁44の間に、アンダドライブ装置9の入力ギヤ室
46が形成され、中間支壁44と壁42の間にアンダド
ライブ装置室41が形成される。
【0031】上記フロントセンタサポート43の内側に
は固定軸48が嵌着され、該固定軸48は、ワンウェイ
クラッチ49を介してトルクコンバータ2のステータ5
0を支持している。また、上記固定軸48は、その内側
にトルクコンバータ2の出力軸であるトランスミッショ
ン3の入力軸51を回転自在に支持している。該入力軸
51は、フロントセンタサポート43から後方に突出す
る大径の後端部52を有しており、該後端部52の中心
に後向きの穴53が形成されている。
【0032】そして、上記入力軸51の後方には、該入
力軸51に直列的に配設された第1中間伝動軸54が回
転自在に装着され、該第1中間伝動軸54は、その前端
が上記穴53に嵌入されて摺動し、後端が上記出力ギヤ
18の中心のハブ56の内側穴57にスプライン嵌合し
ている。また、上記出力ギヤ18のハブ56は、センタ
サポート35及びリヤセンタサポート39の内側にそれ
ぞれベアリング58,59を介して支持され、上記第1
中間伝動軸54の先端側の外周には、サンギヤ軸60が
ベアリングを介して回転自在に支持されている。
【0033】また、上記出力ギヤ18に噛合するアンダ
ドライブ装置9の入力ギヤ19においては、その中心の
ハブ61がローラベアリング62を介してセンタサポー
ト45に支持されている。そして、上記ハブ61の内側
穴63には、アンダドライブ装置室41の中心を貫通す
る第2中間伝動軸64の後端部がスプライン嵌合されて
いる。
【0034】該第2中間伝動軸64は棒状であり、内部
には油路が形成されるとともに、先端側の中間部にフラ
ンジ状の突起66が設けられる。また、上記第2中間伝
動軸64の先端部は、ローラベアリング67を介して上
記フロントセンタサポート43に支持される。上記第2
中間伝動軸64上のローラベアリング67と上記突起6
6の間には、一対のテーパードローラベアリング69が
配設される。該テーパードローラベアリング69は、中
間にばね材70を挟み、先端に螺合されるナット71に
よって予圧調整されて組み付けられる。そして、変速装
置7とアンダドライブ装置9とから成るトランスミッシ
ョン3の出力ギヤ72が、上記テーパードローラベアリ
ング69を介して第2中間伝動軸64に支持される。上
記出力ギヤ72は、ディファレンシャル装置10の駆動
大歯車73に噛合している。
【0035】また、上記第2中間伝動軸64上の上記突
起66とセンタサポート45の間には、筒状のサンギヤ
軸74がベアリングを介して回転自在に支持され、セン
タサポート45の外側には、筒状のインナレース軸75
がベアリングを介して回転自在に支持されている。上記
サンギヤ軸74の後端外側とインナレース軸75の先端
内側とはスプライン嵌合される。
【0036】ところで、上記変速装置室26内の前方に
は、後方に開口する第1油圧サーボドラム81が上記フ
ロントセンタサポート33に回転自在に外嵌され、その
内周壁と外周壁の間に環状ピストン82が嵌め込まれて
第2クラッチC2 の油圧サーボ83を形成する。そし
て、該油圧サーボ83の内周壁の外側にリターンスプリ
ング84が、外周壁の内側に第2クラッチC2 が装着さ
れている。
【0037】上記第1油圧サーボドラム81の後側に
は、後方に開口するとともに前方に環状突起85を有す
る第2油圧サーボドラム86が入力軸51の後端部52
に固着される。そして、該後端部52と外周壁との間に
環状ピストン87が嵌め込まれ、第1クラッチC1 の油
圧サーボ88を形成する。該油圧サーボ88の内周壁の
外側にリターンスプリング89が、外周壁の内側に第1
クラッチC1 が装着される。また、上記環状突起85の
外周には、上記第2クラッチC2 が装着され、該第2ク
ラッチC2 を介して第1油圧サーボドラム81と第2油
圧サーボドラム86が連結される。
【0038】上記第2油圧サーボドラム86の後側には
第1プラネタリギヤユニット5が設けられ、そのリング
ギヤR1は上記第1クラッチC1 を介して第2油圧サー
ボドラム86に連結され、キャリヤCR1は上記第1中
間伝動軸54の先端部にスプライン嵌合し、サンギヤS
1はサンギヤ軸60と一体になっている。また、上記第
1油圧サーボドラム81、第2油圧サーボドラム86及
び第1プラネタリギヤユニット5を最小空間で被うよう
に連結ドラム91が形成される。該連結ドラム91の先
端は第1油圧サーボドラム81の外側に固着され、後端
は第1プラネタリギヤユニット5の後方においてサンギ
ヤ軸60に連結され、外周に第1ブレーキB1 が設けら
れる。
【0039】上記第1プラネタリギヤユニット5の外周
側であって、上記連結ドラム91の外側のメインケース
16との間の余剰空間には、後方に開口する環状の第3
油圧サーボドラム92が固定され、ピストン93が嵌め
込まれて第2ブレーキB2 の油圧サーボ94を形成す
る。該油圧サーボ94の後方のメインケース16の内側
にはスプライン95が形成され、前方から第2ブレーキ
2 のブレーキディスク、第2ワンウェイクラッチF2
のアウタレース96及び第3ブレーキB3 のブレーキデ
ィスクが順次スプライン嵌合される。
【0040】そして、第3ブレーキB3 の後方におい
て、中間支壁36のセンタサポート35の外周側とメイ
ンケース16の間に環状穴が形成されていて、該環状穴
にピストン97が嵌め込まれて第3ブレーキB3 の油圧
サーボ98が形成される。該油圧サーボ98のリターン
スプリング99は、上記センタサポート35の先端に装
着されたフランジ板100によって支持されている。
【0041】上記第2ブレーキB2 の内側には、サンギ
ヤ軸60をインナレースとする第1ワンウェイクラッチ
1 が設けられ、アウタレース101が第2ブレーキB
2 と連結される。上記第1ワンウェイクラッチF1 の後
方には、第2プラネタリギヤユニット6が装着されてい
る。該第2プラネタリギヤユニット6は、サンギヤS2
がサンギヤ軸60と一体に形成され、キャリヤCR2が
外側の第2ワンウェイクラッチF2 のインナレース10
2に連結されるとともに第3ブレーキB3 と連結され、
リングギヤR2が第1中間伝動軸54に連結されてい
る。
【0042】一方、アンダドライブ装置室41におい
て、上記出力ギヤ72の後端には、大径フランジ板状の
パーキングギヤ104が固着され、出力ギヤ72とパー
キングギヤ104の間にガバナドライブギヤ105が固
着されている。そして、出力ギヤ72の後方に第3プラ
ネタリギヤユニット8が設けられる。該第3プラネタリ
ギヤユニット8のリングギヤR3は、第2中間伝動軸6
4の突起66にフランジ板106を介して結合され、キ
ャリヤCR3は連結ドラム107を介してパーキングギ
ヤ104と結合され、サンギヤS3はサンギヤ軸74と
一体に形成されている。
【0043】そして、上記第3プラネタリギヤユニット
8の後側には、前方に開口する第4油圧サーボドラム1
09がインナレース軸110に固着され、その外周壁と
インナレース軸110の間に環状ピストン111が嵌め
込まれて第3クラッチC3 の油圧サーボ112を形成す
る。そして、インナレース軸110の外側にはリターン
スプリング113が、上記外周壁の内側に第3クラッチ
3 が装着され、該第3クラッチC3 を介してキャリヤ
CR3と第4油圧サーボドラム109が連結される。
【0044】上記第4油圧サーボドラム109の後側に
上記インナレース軸110をインナレースとする第3ワ
ンウェイクラッチ(ワンウェイブレーキ)F3 が設けら
れ、該第3ワンウェイクラッチF3 の後方のインナレー
ス軸110とメインケース16の間に第4ブレーキB4
が設けられる。そして、該第4ブレーキB4 の後方の中
間支壁44のセンタサポート45の外周側とメインケー
ス16の間には環状穴が形成され、該環状穴にピストン
115が嵌め込まれ第4ブレーキB4 の油圧サーボ11
6を形成し、第4ブレーキB4 の外周側に等間隔に設け
られた溝にリターンスプリング117が嵌め込まれてい
る。
【0045】そして、トルクコンバータハウジング25
の側方に差動装置室118が設けられ、一対のテーパー
ドローラベアリング119によってディファレンシャル
装置10が支持され、その後端に設けられた駆動大歯車
73が上記出力ギヤ72と噛合している。上記構成のト
ランスミッション3は、車速、スロットル開度等の車両
走行条件に応じて各クラッチやブレーキの油圧サーボに
選択的に油が供給され、係合又は解放が行われて前進4
段後進1段の変速を行う。
【0046】図6は本発明の自動変速機の作動を示す図
である。図において、〇はクラッチ、ブレーキ、ワンウ
ェイクラッチが係合していることを示す。ただし、
(〇)はワンウェイクラッチがエンジンドライブ状態に
おいてのみ係合し、エンジンブレーキ状態においては係
合しないことを示す。次に、本発明の自動変速機1の連
結ドラム91の配設状態について説明する。
【0047】図8は本発明の自動変速機の要部断面図で
ある。図において、81は後方に開口する第1油圧サー
ボドラムであり、フロントセンタサポート33に回転自
在に外嵌され、その内周壁と外周壁の間に環状ピストン
82が嵌め込まれて第2クラッチC2 の油圧サーボ83
を形成する。そして、該油圧サーボ83の内周壁の外側
にリターンスプリング84が、外周壁の内側に第2クラ
ッチC2 が装着されている。
【0048】上記第1油圧サーボドラム81の後側に
は、後方に開口するとともに前方に環状突起85を有す
る第2油圧サーボドラム86が入力軸51の後端部52
に固着される。そして、該後端部52と外周壁との間に
環状ピストン87が嵌め込まれ、第1クラッチC1 の油
圧サーボ88を形成する。該油圧サーボ88の内周壁の
外側にリターンスプリング89が、外周壁の内側に第1
クラッチC1 が装着される。
【0049】上記第2油圧サーボドラム86の後側には
第1プラネタリギヤユニット5が設けられ、そのリング
ギヤR1は上記第1クラッチC1 を介して第2油圧サー
ボドラム86に連結され、キャリヤCR1は第1中間伝
動軸54の先端部にスプライン嵌合し、サンギヤS1は
サンギヤ軸60と一体になっている。上記サンギヤS1
は外周にインボリュートはすばから成る歯部172を形
成しており、ピニオンギヤP1と噛合している。該ピニ
オンギヤP1は、上記歯部172に噛合するようにイン
ボリュートはすばから成る歯部173を形成している。
また、上記連結ドラム91の内周には、上記歯部172
に形成されたスプライン部と噛合するように、インボリ
ュートはすばから成るスプライン部が形成されている。
【0050】上記連結ドラム91の両側においては、サ
ークリップ174及びスナップリング175が上記歯部
172に固定されていて、上記連結ドラム91の軸方向
の移動を阻止する。図1は本発明の自動変速機における
連結ドラムの配設状態図である。図の(a)は楔状のス
ナップリング175を使用した例を示し、(b)は波状
のスナップリング175を使用した例を示している。
【0051】図において、S1は第1プラネタリギヤユ
ニット5(図8参照)のサンギヤであり、ピニオンギヤ
P1と噛合する歯部172を有している。該歯部172
には、環状の第1の溝部176が形成され、その隣にス
プライン部177が形成され、更にその隣に環状の第2
の溝部178が形成されている。上記歯部172及びス
プライン部177は、インボリュートはすばから成って
いる。
【0052】一方、連結ドラム91の内周部にも、上記
スプライン部177と噛合するスプライン部179が形
成されている。そして、軸方向に連結ドラム91が移動
しないように、上記第2の溝部178にスナップリング
175が、第1の溝部176にサークリップ174が装
着される。上記スナップリング175は、図の(a)の
場合、断面が楔状であり、上記第2の溝部178内に装
着すると楔効果によって上記連結ドラム91をサークリ
ップ174側に押圧する。この場合、逆に連結ドラム9
1がサークリップ174側から押されると、スナップリ
ング175が外れるため、連結ドラム91の径方向外側
に突起180が設けてあり、サンギヤS1が高速で回転
する時でも、スナップリング175の脱落を防止するこ
とができる。
【0053】また、上記スナップリング175は、図の
(b)の場合、円周方向に波が形成してあり、スナップ
リング175を上記第2の溝部178内に圧入すること
によって固定される。スナップリング175は、圧入効
果によって上記連結ドラム91をサークリップ174側
に押圧する。図9は波状のスナップリングの概略図であ
る。図の(a)はプレス加工前の環状体の正面を、
(b)はプレス加工前の環状体の側面を、(c)はプレ
ス加工を行ってスナップリング175とした後の正面
を、(d)はプレス加工を行ってスナップリング175
とした後の側面を示している。
【0054】図において、181は環状体であり、プレ
ス加工を施すことによって円周方向に波を形成したスナ
ップリング175となる。上記構成の自動変速機1にお
いては、楔状又は波状のスナップリング175がサンギ
ヤS1の外周に形成された第2の溝部178に配設さ
れ、連結ドラム91をサークリップ174側に押圧して
固定するため、サンギヤS1と連結ドラム91は軸方向
及び円周方向のいずれにも相対移動を発生しない。した
がって、相対移動によるがた打ち音が発生するのを防止
することができるなお、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形する
ことが可能であり、それらを本発明の範囲から排除する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機における連結ドラムの配設
状態図である。
【図2】本発明の自動変速機のフロント側断面図であ
る。
【図3】本発明の自動変速機の中央部断面図である。
【図4】本発明の自動変速機のリヤ側断面図である。
【図5】本発明の自動変速機の差動装置側断面図であ
る。
【図6】本発明の自動変速機の作動を示す図である。
【図7】従来の自動変速機の連結ドラム配設状態図であ
る。
【図8】本発明の自動変速機の要部断面図である。
【図9】波状のスナップリングの概略図である。
【符号の説明】
1 自動変速機 5 第1プラネタリギヤユニット 91 連結ドラム 172 歯部 174 サークリップ 175 スナップリング 176 第1の溝部 178 第2の溝部 177,179 スプライン部 S1 サンギヤ P1 ピニオンギヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラネタリギヤユニットのサンギヤと、
    該サンギヤと他の部材間で回転を伝達するための連結ド
    ラムを有する自動変速機において、前記サンギヤは、ピ
    ニオンギヤと噛合するはすばの歯部、該歯部に隣接して
    形成された環状の第1の溝部、該第1の溝部に隣接して
    形成されたはすばのスプライン部、及び該スプライン部
    に隣接して形成された環状の第2の溝部を外周に有して
    おり、一方、連結ドラムは、前記サンギヤのスプライン
    部に噛合するはすばのスプライン部を内周に有してお
    り、前記第1の溝部にサークリップを装着し、前記第2
    の溝部に断面が楔状のスナップリングを装着し、楔効果
    によって前記連結ドラムをサークリップ側に押圧したこ
    とを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 プラネタリギヤユニットのサンギヤと、
    該サンギヤと他の部材間で回転を伝達するための連結ド
    ラムを有する自動変速機において、前記サンギヤは、ピ
    ニオンギヤと噛合するはすばの歯部、該歯部に隣接して
    形成された環状の第1の溝部、該第1の溝部に隣接して
    形成されたはすばのスプライン部、及び該スプライン部
    に隣接して形成された環状の第2の溝部を外周に有して
    おり、一方、連結ドラムは、前記サンギヤのスプライン
    部に噛合するはすばのスプライン部を内周に有してお
    り、前記第1の溝部にサークリップを装着し、前記第2
    の溝部に円周方向に波を形成したスナップリングを圧入
    し、該圧入効果によって前記連結ドラムをサークリップ
    側に押圧したことを特徴とする自動変速機。
JP3162595A 1991-07-03 1991-07-03 自動変速機 Withdrawn JPH0510403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3162595A JPH0510403A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 自動変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3162595A JPH0510403A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 自動変速機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510403A true JPH0510403A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15757583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3162595A Withdrawn JPH0510403A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 自動変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510403A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5026337A (en) Supporting device of a planetary ring gear for an automatic transmission
US6878086B2 (en) Automatic transmission
US20090170652A1 (en) Speed change apparatus
JPS642823B2 (ja)
US6824494B2 (en) Planetary gear unit
US20090114501A1 (en) Frictional engagement device
US4267910A (en) Clutch drum assembly for automatic power transmission
JP3261147B2 (ja) 自動変速機の回転要素係止装置
JP3116488B2 (ja) 自動変速機
JP2892015B2 (ja) 自動変速機の自動変速機構
JP3369437B2 (ja) トロイダル型無段自動変速機の支持壁構造
US4646890A (en) One-way clutch mounting means for automatic transmissions
JPS6145116A (ja) 多板式摩擦係合装置
JP3201988B2 (ja) 動力伝達機構
JPH0510403A (ja) 自動変速機
JPH0251645A (ja) 自動変速機におけるスラストワッシャ装着装置
JP4145817B2 (ja) 差動制限機構付き差動装置
JP3055256B2 (ja) 自動変速機の油圧サーボ装置
JPH08100844A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JPH0132378B2 (ja)
JPH0796897B2 (ja) 自動変速機におけるカウンタギヤ支持装置
JPH0648049B2 (ja) 車両用自動変速機
JP3480136B2 (ja) 自動変速装置
JPH0794857B2 (ja) 自動変速機
JP3164081B2 (ja) 変速比無限大無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008