JPH05104668A - 軟質ウレタンフオーム積層シート - Google Patents
軟質ウレタンフオーム積層シートInfo
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- JPH05104668A JPH05104668A JP3297745A JP29774591A JPH05104668A JP H05104668 A JPH05104668 A JP H05104668A JP 3297745 A JP3297745 A JP 3297745A JP 29774591 A JP29774591 A JP 29774591A JP H05104668 A JPH05104668 A JP H05104668A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度が大でかつ寸法安定性に優れている結
果、安定な気泡構造を維持することが可能な軟質ウレタ
ンフォーム積層シートを提供する。 【構成】 気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフ
ォームシート10の両面に、縦横ともに伸縮性の少ない
透過性を有する基布20を積層してなる軟質ウレタンフ
ォーム積層シート。
果、安定な気泡構造を維持することが可能な軟質ウレタ
ンフォーム積層シートを提供する。 【構成】 気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフ
ォームシート10の両面に、縦横ともに伸縮性の少ない
透過性を有する基布20を積層してなる軟質ウレタンフ
ォーム積層シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔質焼結金属を製造
する際の素材や導電性ウレタンフォームの製造に好適な
軟質ウレタンフォーム積層シートに関する。
する際の素材や導電性ウレタンフォームの製造に好適な
軟質ウレタンフォーム積層シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型、軽量、高容量化を目的とし
た新しい電池を電池メーカーが開発中であり、電池の極
板として多孔質焼結金属からなる基板(正極としてはニ
ッケル基板)が開発されている。例えば、この多孔質ニ
ッケル正極基板では、多孔度約95%の発泡ニッケル基
板に活物質を充填するために、より多くの活物質が充填
でき、高容量化を実現することができる。この基板の製
造方法は、気泡の骨格のみを残した高多孔質軟質ウレタ
ンフォームのシートに、ニッケルなどの金属をメッキさ
せ、その後、焼結することによってウレタンフォームの
気泡の骨格構造に金属のみを残した多孔質焼結金属から
なるシート材料を得るものである。
た新しい電池を電池メーカーが開発中であり、電池の極
板として多孔質焼結金属からなる基板(正極としてはニ
ッケル基板)が開発されている。例えば、この多孔質ニ
ッケル正極基板では、多孔度約95%の発泡ニッケル基
板に活物質を充填するために、より多くの活物質が充填
でき、高容量化を実現することができる。この基板の製
造方法は、気泡の骨格のみを残した高多孔質軟質ウレタ
ンフォームのシートに、ニッケルなどの金属をメッキさ
せ、その後、焼結することによってウレタンフォームの
気泡の骨格構造に金属のみを残した多孔質焼結金属から
なるシート材料を得るものである。
【0003】この電池の極板として使用される多孔質焼
結金属からなるシート材料は、1.0〜2.0mm程度
の薄厚の軟質ウレタンフォームシートがベースとなるこ
とから、これに金属をメッキさせる際に、気泡構造が伸
びて変形したり、またメッキした金属の重みで切れてし
まったりする場合がある。
結金属からなるシート材料は、1.0〜2.0mm程度
の薄厚の軟質ウレタンフォームシートがベースとなるこ
とから、これに金属をメッキさせる際に、気泡構造が伸
びて変形したり、またメッキした金属の重みで切れてし
まったりする場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の課題を背景になされたもので、強度が大でかつ寸法
安定性に優れている結果、安定な気泡構造を維持するこ
とが可能な軟質ウレタンフォーム積層シートを提供する
ことを目的とする。
術の課題を背景になされたもので、強度が大でかつ寸法
安定性に優れている結果、安定な気泡構造を維持するこ
とが可能な軟質ウレタンフォーム積層シートを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、気泡の骨格を
残した高多孔質軟質ウレタンフォームシート10に、縦
横ともに伸縮性の少ない透過性を有する基布20を積層
してなる軟質ウレタンフォーム積層シートを提供するも
のである。また、本発明は、高多孔質軟質ウレタンフォ
ームシート10、基布20、あるいは軟質ウレタンフォ
ーム積層シートのつなぎ部分を、透過性を有する基布3
0に透過性を有するホットメルト系接着剤40で裏打ち
されたつなぎ補強用テープ材料で融着補強してなる前記
軟質ウレタンフォーム積層シートを提供するものであ
る。
残した高多孔質軟質ウレタンフォームシート10に、縦
横ともに伸縮性の少ない透過性を有する基布20を積層
してなる軟質ウレタンフォーム積層シートを提供するも
のである。また、本発明は、高多孔質軟質ウレタンフォ
ームシート10、基布20、あるいは軟質ウレタンフォ
ーム積層シートのつなぎ部分を、透過性を有する基布3
0に透過性を有するホットメルト系接着剤40で裏打ち
されたつなぎ補強用テープ材料で融着補強してなる前記
軟質ウレタンフォーム積層シートを提供するものであ
る。
【0006】
【作用】本発明の軟質ウレタンフォーム積層シートによ
れば、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10に、縦
横ともに伸縮性の少ない透過性を有する基布20を積層
しているので、これを回転ローラなどの移送手段により
メッキ工程に供してもシートの伸び縮みがないため気泡
の変形がなく、メッキが均一に行われ、最終製品も発泡
度と厚みが一定の多孔質焼結金属シート材料が得られ
る。また、この軟質ウレタンフォーム積層シートをつな
ぐ場合には、透過性を有する基布30に透過性を有する
ホットメルト系接着剤40で裏打ちされたつなぎ補強用
テープ材料で融着補強すると、実質的につなぎ部分に非
発泡箇所がなく、かつつなぎ部分の厚みもほとんど該積
層シート本体の厚みと変わらないため、メッキが均一に
行われ、最終製品も発泡度と厚みが一定の多孔質焼結金
属シート材料が得られる。
れば、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10に、縦
横ともに伸縮性の少ない透過性を有する基布20を積層
しているので、これを回転ローラなどの移送手段により
メッキ工程に供してもシートの伸び縮みがないため気泡
の変形がなく、メッキが均一に行われ、最終製品も発泡
度と厚みが一定の多孔質焼結金属シート材料が得られ
る。また、この軟質ウレタンフォーム積層シートをつな
ぐ場合には、透過性を有する基布30に透過性を有する
ホットメルト系接着剤40で裏打ちされたつなぎ補強用
テープ材料で融着補強すると、実質的につなぎ部分に非
発泡箇所がなく、かつつなぎ部分の厚みもほとんど該積
層シート本体の厚みと変わらないため、メッキが均一に
行われ、最終製品も発泡度と厚みが一定の多孔質焼結金
属シート材料が得られる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。まず、図1の本発明の第1実施例の軟質ウレ
タンフォーム積層シートについて説明する。図1に示す
本発明の第1実施例の軟質ウレタンフォーム積層シート
Aは、気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフォー
ムシート10、10の間に、縦横ともに伸縮性の少ない
透過性を有する基布20を貼着積層した三層構造からな
っている。
説明する。まず、図1の本発明の第1実施例の軟質ウレ
タンフォーム積層シートについて説明する。図1に示す
本発明の第1実施例の軟質ウレタンフォーム積層シート
Aは、気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフォー
ムシート10、10の間に、縦横ともに伸縮性の少ない
透過性を有する基布20を貼着積層した三層構造からな
っている。
【0008】ここで、高多孔質軟質ウレタンフォームシ
ート10は、気泡の骨格を残した気泡構造を有し、その
詳細については、例えば特公昭44−444号公報に記
載されている。この実施例では、高多孔質軟質ウレタン
フォームシート10として、いわゆる無膜フォームと称
されているブリヂストン(株)製のスコットフォームH
R−50が採用されているが、これに限定されるもので
はない。高多孔質軟質ウレタンフォームシート10、1
0の厚さは、この実施例ではそれぞれ1.0mmである
が、用途に応じて適宜設定されるものであり、この厚さ
に限定されるものではない。高多孔質軟質ウレタンフォ
ームシート10として、気泡骨格を残した無膜状のウレ
タンフォームを用いない場合には、膜が残存しているこ
とにより、内部までメッキが施されず、多孔質の焼結金
属シート材料が得られなくなる。
ート10は、気泡の骨格を残した気泡構造を有し、その
詳細については、例えば特公昭44−444号公報に記
載されている。この実施例では、高多孔質軟質ウレタン
フォームシート10として、いわゆる無膜フォームと称
されているブリヂストン(株)製のスコットフォームH
R−50が採用されているが、これに限定されるもので
はない。高多孔質軟質ウレタンフォームシート10、1
0の厚さは、この実施例ではそれぞれ1.0mmである
が、用途に応じて適宜設定されるものであり、この厚さ
に限定されるものではない。高多孔質軟質ウレタンフォ
ームシート10として、気泡骨格を残した無膜状のウレ
タンフォームを用いない場合には、膜が残存しているこ
とにより、内部までメッキが施されず、多孔質の焼結金
属シート材料が得られなくなる。
【0009】基布20は、縦横ともに伸縮性の少ない透
過性を有する織物、編物、不織布などの布帛から構成さ
れている。ここで、縦横ともに伸縮性の少ないとは、縦
横ともに引張り伸び率が30%以内であることを指称す
る。また、透過性を有するとは、電気メッキの際に金属
イオンを遮ることなく充分に透過し得ることを指称す
る。基布20が実質的に伸縮性を有する場合には、軟質
ウレタンフォーム積層シートAがメッキ工程において伸
び縮みしてその厚さが変動したり、気泡に変形を生ずる
ため、得られる多孔質焼結金属シート材料の厚さ斑や多
孔度のバラツキが生ずることになる。また、基布20に
透過性がない場合には、メッキ工程において積層シート
Aの厚み方向の気泡骨格に均一にメッキされず、焼結の
際に基布20の部位が断層となるムラが生じることにな
り好ましくない。
過性を有する織物、編物、不織布などの布帛から構成さ
れている。ここで、縦横ともに伸縮性の少ないとは、縦
横ともに引張り伸び率が30%以内であることを指称す
る。また、透過性を有するとは、電気メッキの際に金属
イオンを遮ることなく充分に透過し得ることを指称す
る。基布20が実質的に伸縮性を有する場合には、軟質
ウレタンフォーム積層シートAがメッキ工程において伸
び縮みしてその厚さが変動したり、気泡に変形を生ずる
ため、得られる多孔質焼結金属シート材料の厚さ斑や多
孔度のバラツキが生ずることになる。また、基布20に
透過性がない場合には、メッキ工程において積層シート
Aの厚み方向の気泡骨格に均一にメッキされず、焼結の
際に基布20の部位が断層となるムラが生じることにな
り好ましくない。
【0010】この実施例では、基布20として、ポリエ
ステル紗(打ち込み本数=40×45本/インチ)が採
用されているが、これに限定されるものではない。な
お、基布20の目付量は、通常、10〜100g/m2
程度である。なお、基布20の素材としては、この実施
例ではポリエステルが採用されているが、そのほかポリ
アミド、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、全芳
香族ポリアミドなどの他の素材も適用可能である。ま
た、軟質ウレタンフォーム積層シートAの総厚は、この
実施例では1.5mmであるが、これに限定されるもの
ではなく、電池用としては、通常、0.5〜3.0m
m、好ましくは1.0〜2.0mm程度である。
ステル紗(打ち込み本数=40×45本/インチ)が採
用されているが、これに限定されるものではない。な
お、基布20の目付量は、通常、10〜100g/m2
程度である。なお、基布20の素材としては、この実施
例ではポリエステルが採用されているが、そのほかポリ
アミド、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、全芳
香族ポリアミドなどの他の素材も適用可能である。ま
た、軟質ウレタンフォーム積層シートAの総厚は、この
実施例では1.5mmであるが、これに限定されるもの
ではなく、電池用としては、通常、0.5〜3.0m
m、好ましくは1.0〜2.0mm程度である。
【0011】高多孔質軟質ウレタンフォームシート10
を基布20に貼着積層させる方法としては、本実施例で
は、該ウレタンフォームシート10の表面を炎で溶融し
て融着させるフレームラミネート方式が採用されている
が、これに限定されるものではなく、そのほか溶液状も
しくはラテックス状の接着剤を用いた接着剤ラミネート
方式、ホットメルト型接着剤を用いたホットメルトラミ
ネート方式などの接着手段を用いることができる。
を基布20に貼着積層させる方法としては、本実施例で
は、該ウレタンフォームシート10の表面を炎で溶融し
て融着させるフレームラミネート方式が採用されている
が、これに限定されるものではなく、そのほか溶液状も
しくはラテックス状の接着剤を用いた接着剤ラミネート
方式、ホットメルト型接着剤を用いたホットメルトラミ
ネート方式などの接着手段を用いることができる。
【0012】第1実施例の軟質ウレタンフォーム積層シ
ートAは、気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフ
ォームシート10を使用し、その気泡を両面外側に向け
ていることから、ニッケルなどの金属メッキを行うと、
金属が気泡の骨格に付着した形で高容量の多孔質焼結金
属シート材料(発泡度=約95%以上)を得ることがで
きる。また、この軟質ウレタンフォーム積層シートA
は、中間に伸縮性に少なく、かつ透過性を有する基布2
0で補強しているため、メッキ前の導電処理工程、メッ
キ工程などにおいて、気泡構造を変形させることがな
く、生産工程での切断を防止でき、均一な発泡度と厚み
を有する多孔質焼結金属シート材料を得ることが可能と
なる。
ートAは、気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタンフ
ォームシート10を使用し、その気泡を両面外側に向け
ていることから、ニッケルなどの金属メッキを行うと、
金属が気泡の骨格に付着した形で高容量の多孔質焼結金
属シート材料(発泡度=約95%以上)を得ることがで
きる。また、この軟質ウレタンフォーム積層シートA
は、中間に伸縮性に少なく、かつ透過性を有する基布2
0で補強しているため、メッキ前の導電処理工程、メッ
キ工程などにおいて、気泡構造を変形させることがな
く、生産工程での切断を防止でき、均一な発泡度と厚み
を有する多孔質焼結金属シート材料を得ることが可能と
なる。
【0013】次に、つなぎ部分を、透過性を有する基布
30に透過性を有するホットメルト系接着剤40で裏打
ちされたつなぎ補強用テープ材料で融着補強した第2実
施例の軟質ウレタンフォーム積層シートについて、図2
〜5を用いて説明する。まず、第2実施例に使用される
つなぎ補強用テープ材料Bは、図2に示すように、透過
性を有する基布30に透過性を有するホットメルト系接
着剤40で裏打ちされてなるものである。
30に透過性を有するホットメルト系接着剤40で裏打
ちされたつなぎ補強用テープ材料で融着補強した第2実
施例の軟質ウレタンフォーム積層シートについて、図2
〜5を用いて説明する。まず、第2実施例に使用される
つなぎ補強用テープ材料Bは、図2に示すように、透過
性を有する基布30に透過性を有するホットメルト系接
着剤40で裏打ちされてなるものである。
【0014】ここで、透過性を有する基布30として
は、実施例1で使用されている基布20と同様の素材を
用いることができるが、異なっていてもよい。本実施例
では、基布30として、第1実施例の基布20と同様の
ポリエステル紗(打ち込み本数4045)が採用されて
いる。なお、基布30の目付量は、通常、10〜100
g/m2 程度である。
は、実施例1で使用されている基布20と同様の素材を
用いることができるが、異なっていてもよい。本実施例
では、基布30として、第1実施例の基布20と同様の
ポリエステル紗(打ち込み本数4045)が採用されて
いる。なお、基布30の目付量は、通常、10〜100
g/m2 程度である。
【0015】また、透過性を有するホットメルト系接着
剤40としては、ホットメルト系接着剤からなる不織布
状の布帛が挙げられる。この第2実施例では、ホットメ
ルト系接着剤40としてポリアミド系ホットメルト樹脂
を不織布状に成形したものが採用されている。ホットメ
ルト系接着剤40が透過性を有しないと、メッキ工程に
おいてメッキ液が充分に積層シートAの内部まで浸透せ
ず、メッキ斑が生じることになり好ましくない。このホ
ットメルト系接着剤40の目付量は、通常、20〜10
0g/m2 程度である。基布30にホットメルト系接着
剤40を裏打ちする手段としては、例えば基布30に、
あらかじめ不織布状に成形されたホットメルト系接着剤
40を加熱接着するか、あるいは溶液状もしくはラテッ
クス状の接着剤を介して接着するなどにより行われる。
剤40としては、ホットメルト系接着剤からなる不織布
状の布帛が挙げられる。この第2実施例では、ホットメ
ルト系接着剤40としてポリアミド系ホットメルト樹脂
を不織布状に成形したものが採用されている。ホットメ
ルト系接着剤40が透過性を有しないと、メッキ工程に
おいてメッキ液が充分に積層シートAの内部まで浸透せ
ず、メッキ斑が生じることになり好ましくない。このホ
ットメルト系接着剤40の目付量は、通常、20〜10
0g/m2 程度である。基布30にホットメルト系接着
剤40を裏打ちする手段としては、例えば基布30に、
あらかじめ不織布状に成形されたホットメルト系接着剤
40を加熱接着するか、あるいは溶液状もしくはラテッ
クス状の接着剤を介して接着するなどにより行われる。
【0016】第2実施例の第1態様としては、まず図2
に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図3に示すよう
に、基布20の端部を重合し、この重合箇所に両面より
図2に具示した例えば幅約100mmのつなぎ補強用テ
ープ材料Bを当接して、加熱・融着してジョイント部5
0を形成したものである。この図3に示す基布20は、
さらにこの両面に図1に示すように高多孔質軟質ウレタ
ンフォームシート10を積層して第2実施例の軟質ウレ
タンフォーム積層シートとすることができる。
に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図3に示すよう
に、基布20の端部を重合し、この重合箇所に両面より
図2に具示した例えば幅約100mmのつなぎ補強用テ
ープ材料Bを当接して、加熱・融着してジョイント部5
0を形成したものである。この図3に示す基布20は、
さらにこの両面に図1に示すように高多孔質軟質ウレタ
ンフォームシート10を積層して第2実施例の軟質ウレ
タンフォーム積層シートとすることができる。
【0017】また、第2実施例の第2態様としては、図
2に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図4に示すよう
に、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10の両端部
にわたって重合するように載置し、加熱・融着してジョ
イント部50を形成したものである。この図4に示す高
多孔質軟質ウレタンフォームシート10は、例えば裏面
に基布20をさらにこの基布20の裏面に別の高多孔質
軟質ウレタンフォームシート10を積層することによ
り、第2実施例の軟質ウレタンフォーム積層シートとす
ることができる。
2に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図4に示すよう
に、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10の両端部
にわたって重合するように載置し、加熱・融着してジョ
イント部50を形成したものである。この図4に示す高
多孔質軟質ウレタンフォームシート10は、例えば裏面
に基布20をさらにこの基布20の裏面に別の高多孔質
軟質ウレタンフォームシート10を積層することによ
り、第2実施例の軟質ウレタンフォーム積層シートとす
ることができる。
【0018】さらに、第2実施例の第3態様としては、
図1に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図5に示すよ
うに、図1に示したと同様の軟質ウレタンフォーム積層
シートAの両端部の両面に重合するように積層し、加熱
・融着してジョイント部50を形成したものであり、こ
れにより第2実施例の軟質ウレタンフォーム積層シート
Aとすることができる。
図1に示すつなぎ補強用テープ材料Bを、図5に示すよ
うに、図1に示したと同様の軟質ウレタンフォーム積層
シートAの両端部の両面に重合するように積層し、加熱
・融着してジョイント部50を形成したものであり、こ
れにより第2実施例の軟質ウレタンフォーム積層シート
Aとすることができる。
【0019】つなぎ部分に、密閉された透過性のないテ
ープ材料を使用すると、該つなぎ部分の片面あるいは両
面とも金属メッキが施されなくなり、焼結工程で切断し
たり、またミシン継ぎでは材料のゆがみなどが生じ均一
なメッキがされず、亀裂が生じたり切断するなどのトラ
ブルが絶えない。しかしながら、第2実施例のように、
伸縮性が少なくかつ透過性のあるつなぎ補強用テープ材
料Bを用いた軟質ウレタンフォーム積層シートでは、こ
のような問題を一挙に解決し、上記トラブルによるロス
の削減に大きく寄与することができる。
ープ材料を使用すると、該つなぎ部分の片面あるいは両
面とも金属メッキが施されなくなり、焼結工程で切断し
たり、またミシン継ぎでは材料のゆがみなどが生じ均一
なメッキがされず、亀裂が生じたり切断するなどのトラ
ブルが絶えない。しかしながら、第2実施例のように、
伸縮性が少なくかつ透過性のあるつなぎ補強用テープ材
料Bを用いた軟質ウレタンフォーム積層シートでは、こ
のような問題を一挙に解決し、上記トラブルによるロス
の削減に大きく寄与することができる。
【0020】以上、本発明を実施例を挙げて具体的に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。例えば、実施例では、基布20を2枚の高多孔
質軟質ウレタンフォームシート10でサンドイッチ状に
積層した三層構造の軟質ウレタンフォーム積層シートA
について述べたが、軟質ウレタンフォーム積層シート1
0の片側に基布20が積層された二層構造のものでもよ
い。また、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10と
基布20とが、例えば交互に複層積層されたものであっ
てもよい。また、本発明は、主として多孔質金属シート
を得るための素材としての軟質ウレタンフォーム積層シ
ートについて述べたが、本発明の軟質ウレタンフォーム
積層シートはこれに限定されるものではない。すなわ
ち、本発明の軟質ウレタンフォーム積層シートは、これ
を電子共役系ポリマーを形成しうるモノマーと酸化重合
剤を含む処理液中で処理することや導電性ポリマーを含
浸硬化させることにより導電性のシートを製造する場
合、あるいはセラミックス、泥漿を含浸させ、焼結して
セラミックス多孔体を製造する場合にも好適に採用され
るものである。
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。例えば、実施例では、基布20を2枚の高多孔
質軟質ウレタンフォームシート10でサンドイッチ状に
積層した三層構造の軟質ウレタンフォーム積層シートA
について述べたが、軟質ウレタンフォーム積層シート1
0の片側に基布20が積層された二層構造のものでもよ
い。また、高多孔質軟質ウレタンフォームシート10と
基布20とが、例えば交互に複層積層されたものであっ
てもよい。また、本発明は、主として多孔質金属シート
を得るための素材としての軟質ウレタンフォーム積層シ
ートについて述べたが、本発明の軟質ウレタンフォーム
積層シートはこれに限定されるものではない。すなわ
ち、本発明の軟質ウレタンフォーム積層シートは、これ
を電子共役系ポリマーを形成しうるモノマーと酸化重合
剤を含む処理液中で処理することや導電性ポリマーを含
浸硬化させることにより導電性のシートを製造する場
合、あるいはセラミックス、泥漿を含浸させ、焼結して
セラミックス多孔体を製造する場合にも好適に採用され
るものである。
【0021】
【発明の効果】本発明の軟質ウレタンフォーム積層シー
トは、強度が大でかつ寸法安定性に優れており、安定な
気泡構造を維持することが可能であり、発泡性金属シー
トや導電性軟質ウレタンフォームシート、あるいはセラ
ミックス多孔体の製造に有用である。
トは、強度が大でかつ寸法安定性に優れており、安定な
気泡構造を維持することが可能であり、発泡性金属シー
トや導電性軟質ウレタンフォームシート、あるいはセラ
ミックス多孔体の製造に有用である。
【図1】本発明の第1実施例の軟質ウレタンフォーム積
層シートの拡大構成図である。
層シートの拡大構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に用いられるつなぎ補強用
テープ材料Bの拡大断面構成図である。
テープ材料Bの拡大断面構成図である。
【図3】本発明の第2実施例第1態様の拡大断面構成図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例第2態様の拡大断面構成図
である。
である。
【図5】本発明の第2実施例第3態様の拡大断面構成図
である。
である。
A 軟質ウレタンフォーム積層シート B つなぎ補強用テープ材料 10 高多孔質軟質ウレタンフォームシート 20 基布 30 基布 40 ホットメルト系接着剤 50 ジョイント部
Claims (2)
- 【請求項1】 気泡の骨格を残した高多孔質軟質ウレタ
ンフォームシート10に、縦横ともに伸縮性の少ない透
過性を有する基布20を積層してなる軟質ウレタンフォ
ーム積層シート。 - 【請求項2】 高多孔質軟質ウレタンフォームシート1
0、基布20、あるいは軟質ウレタンフォーム積層シー
トのつなぎ部分を、透過性を有する基布30に透過性を
有するホットメルト系接着剤40で裏打ちされたつなぎ
補強用テープ材料で融着補強してなる請求項1記載の軟
質ウレタンフォーム積層シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03297745A JP3086894B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 軟質ウレタンフォーム積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03297745A JP3086894B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 軟質ウレタンフォーム積層シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05104668A true JPH05104668A (ja) | 1993-04-27 |
| JP3086894B2 JP3086894B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17850629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03297745A Expired - Fee Related JP3086894B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 軟質ウレタンフォーム積層シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101685835B1 (ko) | 2014-12-10 | 2016-12-12 | 주식회사 나노인터페이스 테크놀로지 | 도전성 박막 폴리우레탄 폼 및 그 제조방법 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5588272A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method for producing cell electrode substrate |
| JPS641521A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Achilles Corp | Joining of tarpaulin type sheet |
| JPH03130393A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 金属多孔体の製造方法および該方法により製造された金属多孔体 |
| JPH03130395A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 電池電極板用金属多孔体の製造方法および該方法により製造された電池電極板用金属多孔体 |
| JPH03130394A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 金属多孔体の製造方法および該方法により製造された金属多孔体 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP03297745A patent/JP3086894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5588272A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method for producing cell electrode substrate |
| JPS641521A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Achilles Corp | Joining of tarpaulin type sheet |
| JPH03130393A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 金属多孔体の製造方法および該方法により製造された金属多孔体 |
| JPH03130395A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 電池電極板用金属多孔体の製造方法および該方法により製造された電池電極板用金属多孔体 |
| JPH03130394A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-04 | Katayama Tokushu Kogyo Kk | 金属多孔体の製造方法および該方法により製造された金属多孔体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3086894B2 (ja) | 2000-09-11 |
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