JPH0510550Y2 - - Google Patents

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JPH0510550Y2
JPH0510550Y2 JP1986058095U JP5809586U JPH0510550Y2 JP H0510550 Y2 JPH0510550 Y2 JP H0510550Y2 JP 1986058095 U JP1986058095 U JP 1986058095U JP 5809586 U JP5809586 U JP 5809586U JP H0510550 Y2 JPH0510550 Y2 JP H0510550Y2
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cylindrical portion
rotating shaft
bearing
magnetic disk
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラシレスモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、円筒部を有するハウジングと、該ハウ
ジングの円筒部に2個の軸受を介して回転自在に
枢支される回転軸と、該回転軸を介して上記ハウ
ジングに回転自在として取付けられると共に多極
着磁されたロータマグネツトと、該ハウジングに
固着されるステータと、を備えたブラシレスモー
タにおいて、軸受と、ハウジングの円筒部との間
に、材質が異なることによる熱膨脹差(例えば、
軸受の材質が炭素鋼の場合その熱膨脹係数は10×
10-6/deg、ハウジングはアルミダイキヤストが
一般でありその熱膨脹係数は23×10-6/degであ
る)により僅かな隙間が発生する。この僅かな隙
間のために、回転軸にがたつきが生じる。従つ
て、このブラシレスモータに磁気デイスク等が取
付けられている場合、該磁気デイスク上のトラツ
クに対する磁気ヘツドによる情報の書込み・読出
しに誤動作(位置の狂いやオフトラツク等)が発
生するという問題が生じ、この対策として、従来
では、一方向のみに回転軸を傾倒させるべく、コ
イルバネや板バネでもつて回転軸の一方の軸受外
周面を押圧して、ハウジングの円筒部の内周面の
ある1定点に軸受が常に当接するように設定し、
回転軸のがたつきを生じないようにしていた。し
かしながら、1点のみの押圧構造であるため回転
軸の傾倒方向が定まりにくく、不安定さがあり、
回転軸のがたつきが解消されるに至つていない。
本考案ではこのような従来の問題点を解決し
て、回転軸にがたつきが生じないブラシレスモー
タを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、円筒部を有するハウジングと、該ハ
ウジングの円筒部に、2個の軸受けを介して回転
自在に枢支される回転軸と、該回転軸を介して上
記ハウジングに回転自在として取付けられると共
に、多極着極されたロータマグネツトを有するロ
ータホルダと、磁気デイスクが搭載されると共に
上記回転軸に固着される磁気デイスク取付盤と、
上記ハウジングに固着されると共に、コイルが巻
設されるステータと、を備えたブラシレスモータ
において、磁気ヘツドを通る磁気デイスクの中心
線に対して直交する中心線方向に、上記軸受けの
どちらか一方の外周面を弾発付勢する弾発部材
を、上記ハウジングの円筒部に設け、さらに、該
円筒部の内周面に逃げ用凹部を形成し、該弾発部
材の弾発付勢力を、該軸受けを介して該凹部のエ
ツジにて受けるようにした。
〔作用〕
熱膨張差により、軸受とハウジング円筒部との
間に、隙間が生じようとしたとき、弾発部材が、
磁気ヘツドを通る磁気デイスクの中心線に対して
直交する中心線方向に、デイスク取付盤が僅かに
傾くように、回転軸を押圧する。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図において、1は本考案に係るブラシレス
モータであつて、円筒部2を有するアルミニウム
等の非磁性体からなるハウジング3と、該ハウジ
ング3の円筒部2に2個の軸受4a,4bを介し
て回転自在に枢支される回転軸5と、該回転軸5
を介して上記ハウジング3に回転自在として取付
けられるロータホルダ6と、上記ハウジング3に
固着されると共にコイル7が巻設されたステータ
8と、を備え、磁気デイスク9……を有する磁気
デイスク取付盤10が該回転軸5の上端に取付け
られている。
11はアクセスアーム、12……はアクセスア
ーム11の先端に取付けられた磁気ヘツドであ
り、磁気デイスク9……の情報の書込み・読出し
を行なうものである。
しかして、上記ハウジング3は、円筒部2と、
該円筒部2の外周面から外鍔状に大きく突設され
たハウジングフランジ13と、からなり、また、
ロータホルダ6は、外周に立上り部14を有する
円盤体からなり、その略中央部に、上記回転軸5
の下端が固着されて回転自在とされる。そして、
立上り部14には、周方向に沿つてN極・S極が
順次着磁されたロータマグネツト15が固着され
ている。また、ステータ8は上記ロータマグネツ
ト15の内側に近接対峙する複数本のテイースを
備えた薄板状のステータラミネーシヨン16が、
複数枚重合積層されて形成され、その軸心孔17
が上記ハウジング3の円筒部2に嵌合される。そ
して、図示省略のホール素子、ホールIC等から
なるロータ位置検出器にて、ロータマグネツト1
5の回転位置を検出し、さらに該検出器からの回
転位置検出信号に基づいて上記ステータ8のコイ
ル7への通電が切換制御され、このブラシレスモ
ータは回転する。
18はハウジング3の円筒部2の上端内周面に
付設された磁性液体シールであり、回転軸5の回
転時に、軸受4,4のグリース等が霧状に磁気デ
イスク実装側に侵入したり、空気中の微細なゴミ
や埃が磁気デイスク実装側に侵入するのを防止す
る。19はハウジング3の円筒部2の上端に冠着
された磁気シールドカバー材であり、磁気デイス
ク9と磁気ヘツド12への磁界の影響を有効に遮
断すると共に、微細なゴミや埃がハウジング3の
円筒部内に侵入するのを防止する。20はハウジ
ングフランジ13の裏面13aに付着された磁気
シールド薄板であり、情報の書込みと読出しを行
う磁気ヘツド12の近傍への磁界の影響を有効に
遮断する。
しかして、上記軸軸受4a,4bのうち前側
(回転軸5の磁気デイスク9側を前方、ロータホ
ルダ6側を後方と定義する)の軸受4aは、内輪
21、外輪22共に回転軸5とハウジング3の円
筒部2の内周面23に接着又は圧入等にて夫々固
定され、他方後側の軸受4bは、内輪24が回転
軸5と接着又は圧入等にて固定されるが、外輪2
5と円筒部2とは微小な隙間による遊嵌乃至緩嵌
の関係とされている。即ち、回転軸5の材質とし
ては一般的にステンレス鋼が用いられるので、該
ハウジングの熱膨脹率と回転軸5の熱膨脹率の差
による軸心方向の熱膨脹差に対応すべくなされて
いる。さらに、前側軸受4aの外輪22と後側軸
受4bの外輪25との間にはコイルスプリング2
6が介装されて後側軸受4bの外輪25を常時矢
印A方向に弾発付勢し、振動及び騒音を防ぎ、回
転軸5を円滑に回転するようになされている。
しかして、上記ハウジング3の円筒部2には、
後側軸受4bの外周面を一定方向に弾発付勢する
弾発部材27が設けられている。具体的には、弾
発部材27は、第3図に示す如く円弧状の取付部
28の内周側1箇所から内側傾斜状に上方へ押圧
弾性片29を折曲形成してなる板バネからなり、
該取付部28をハウジング3の円筒部2端面に、
ビス31にて取付け、外押圧弾性片29を軸受4
bの外輪25の外周面に当接させている。32は
ビス31が挿通される取付孔である。また、円筒
部2端面に対する弾発部材27の取付位置は、第
2図に示す如く、磁気ヘツド12を通る磁気デイ
スク9の中心線Bに対して直交する中心線C方向
に、押圧弾性片29の弾発付勢力fによる押圧力
Fが発生する位置とされる。30は上記弾発部材
27の略対称位置の円筒部2の内周面23に形成
される逃げ用凹部であつて、そのエツジ33,3
3にて押圧力Fを受けるようにしている。つま
り、ステンレス鋼又は炭素鋼からなる軸受4bと
アルミニウム製ハウジング3との径方向の熱膨脹
差により、該軸受4bの外周面と円筒部2の内周
面23との間に隙間が発生しようとするときに、
回転軸5が、弾発部材27により軸受4bを介し
て中心線C上の一方向に力Fでもつて押圧され、
軸受4a近傍を中心として傾倒(極僅かな角度で
ある)される。従つて、この傾倒は常に一方向に
限られるので、磁気デイスク9に傾きが生じても
磁気ヘツド12と磁気デイスク9との距離関係に
大きく変化を生せず、磁気ヘツド12は磁気デイ
スク9上にトラツクに対する書込みミスや読取り
ミス等の動作ミスを起こすことがない。また、こ
の場合、軸受4bはエツジ33,33の2点で支
持されることになるので、力Fの方向を正確に中
心線C上の一方向とすることができ、回転軸5は
がたつかず常になめらかに回転する。なお、この
逃げ用凹部30は切削加工せずに、ハウジング3
を製造するときに、ダイキヤスト等の鋳込み又は
鍛造にて形成する。34はハウジング3の円筒部
2の内周面23に形成された押圧弾性片29の逃
げ用凹部である。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本
考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、前側軸受4aの外輪22とハウジン
グ3とを遊嵌乃至緩嵌状として該軸受4aを弾発
付勢し、いわゆる上述の実施例とは逆の構成とす
るも可能であり、また、軸受4bに対する弾発付
勢箇所も周方向複数箇所とするも自由である。さ
らに、弾発部材27を、板バネに代えて、ゴム又
はプラスチツク等からなる弾性材とするも、コイ
ルバネとするも好ましい。
〔考案の効果〕
本考案は上述の構成により、次のような著大な
効果を奏する。
熱膨張差によつて、軸受の外周面と、ハウジ
ング円筒部2の内周面23との間に隙間が発生
しようとしたときに、回転軸5が、弾発部材2
7によつて、磁気ヘツド12を通る磁気デイス
ク9の中心線Bに対して直交する中心線C方向
に、弾発的に押圧されて、他方の軸受を中心と
して僅かに傾倒する。
この傾動の方向−中心線C方向−は、磁気ヘ
ツド12と磁気デイスク9との距離関係をほと
んど変化させない。
従つて、磁気ヘツド12が磁気デイスク9の
トラツクに対して、書込ミスや読取ミス等の誤
動作を、起こすことが無い。
しかも、軸受はエツジ33,33の2点支持
であるから、上述の中心線C方向へ正確に、か
つ、安定して、保持され、これに伴つて、回転
軸5はがたつかずに、常に滑らかに高精度な回
転をする。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気デイスクが取付けられた状態の本
考案の一実施例を示す断面図、第2図は要部の底
面図、第3図は弾発部材の斜視図である。 2……円筒部、3……ハウジング、4……軸
受、5……回転軸、6……ロータホルダ、7……
コイル、8……ステータ、15……ロータマグネ
ツト、23……内周面、27……弾発部材、30
……逃げ用凹部、33……エツジ、f……弾発付
勢力。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒部2を有するハウジング3と、該ハウジン
    グ3の円筒部2に、2個の軸受け4a,4bを介
    して回転自在に枢支される回転軸5と、該回転軸
    5を介して上記ハウジング3に回転自在として取
    付けられると共に、多極着極されたロータマグネ
    ツト15を有するロータホルダ6と、磁気デイス
    ク9が搭載されると共に上記回転軸5に固着され
    る磁気デイスク取付盤10と、上記ハウジング3
    に固着されると共に、コイル7が巻設されるステ
    ータ8と、を備えたブラシレスモータにおいて、 磁気ヘツド12を通る磁気デイスク9の中心線
    Bに対して直交する中心線C方向に、上記軸受け
    4a,4bのどちらか一方の外周面を弾発付勢す
    る弾発部材27を、上記ハウジング3の円筒部2
    に設け、さらに、該円筒部2の内周面23に逃げ
    用凹部30を形成し、該弾発部材27の弾発付勢
    力fを、該軸受け4bを介して該凹部30のエツ
    ジ33,33にて受けるようにしたことを特徴と
    するブラシレスモータ。
JP1986058095U 1986-04-17 1986-04-17 Expired - Lifetime JPH0510550Y2 (ja)

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JP1986058095U JPH0510550Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62172273U JPS62172273U (ja) 1987-10-31
JPH0510550Y2 true JPH0510550Y2 (ja) 1993-03-15

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JP2623873B2 (ja) * 1988-11-30 1997-06-25 富士電機株式会社 ポリゴンスキヤナモータ及びその製造方法
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