JPH05107236A - 超音波探触子の走査装置 - Google Patents
超音波探触子の走査装置Info
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- JPH05107236A JPH05107236A JP3269490A JP26949091A JPH05107236A JP H05107236 A JPH05107236 A JP H05107236A JP 3269490 A JP3269490 A JP 3269490A JP 26949091 A JP26949091 A JP 26949091A JP H05107236 A JPH05107236 A JP H05107236A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 超音波を用いた検査装置の走査時における超
音波探触子の姿勢制御を高精度で容易を可能とする。 【構成】 支持金具と、該支持金具の先端部に支持され
た円弧状のガイドレール2と、該円弧状ガイドレール2
の円弧に沿って移動自在に支持されたスライダ4と、該
スライダ4に前記ガイドレール2の曲率中心に向かって
支持された超音波探触子1とを備え、上記スライダ4を
上記ガイドレール2の両端部間を移動し超音波探触子1
の角度を変えても常にその向きが上記ガイドレール2の
円弧の曲率中心を通るようにし、これによって被検体が
二次元の曲面をまた上記ガイドレール2を互いに直角な
方向に2個設置することにより三次元の曲面をもつ被検
体の任意な面に対して超音波探触子1の向きを容易に設
定することができる。
音波探触子の姿勢制御を高精度で容易を可能とする。 【構成】 支持金具と、該支持金具の先端部に支持され
た円弧状のガイドレール2と、該円弧状ガイドレール2
の円弧に沿って移動自在に支持されたスライダ4と、該
スライダ4に前記ガイドレール2の曲率中心に向かって
支持された超音波探触子1とを備え、上記スライダ4を
上記ガイドレール2の両端部間を移動し超音波探触子1
の角度を変えても常にその向きが上記ガイドレール2の
円弧の曲率中心を通るようにし、これによって被検体が
二次元の曲面をまた上記ガイドレール2を互いに直角な
方向に2個設置することにより三次元の曲面をもつ被検
体の任意な面に対して超音波探触子1の向きを容易に設
定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を用いた検査装
置に係り、とくに被検体の任意の面に対して超音波探触
子を法線方向に設定するのに好適でかつ一定の角度及び
一定の距離を保ちながら、超音波検査を行うのに好適な
超音波探触子の走査装置に関する。
置に係り、とくに被検体の任意の面に対して超音波探触
子を法線方向に設定するのに好適でかつ一定の角度及び
一定の距離を保ちながら、超音波検査を行うのに好適な
超音波探触子の走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波検査装置における超音波探
触子の走査装置は、日本非破壊検査協会の昭和63年度
春季大会講演概要集の第152頁から第153頁の「曲
面形状追従用自動超音波探傷装置の開発」に記載された
ものが知られている。これによれば、超音波探触子の走
査装置は、X軸、Y軸およびZ軸方向に駆動できる直角
座標系の装置と、このZ軸回りに回転するθ軸と、この
θ軸に対して揺動するα軸を含んでなり、このα軸の先
端に超音波探触子を取り付けた構成となっている。
触子の走査装置は、日本非破壊検査協会の昭和63年度
春季大会講演概要集の第152頁から第153頁の「曲
面形状追従用自動超音波探傷装置の開発」に記載された
ものが知られている。これによれば、超音波探触子の走
査装置は、X軸、Y軸およびZ軸方向に駆動できる直角
座標系の装置と、このZ軸回りに回転するθ軸と、この
θ軸に対して揺動するα軸を含んでなり、このα軸の先
端に超音波探触子を取り付けた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、超
音波探触子を被検体に対して、一平面上を回転するθ軸
と該θ軸に対し直角な方向に回動するα軸のZ軸によっ
て姿勢制御を行っている。いま、X,Y,Z軸を移動し
て超音波探触子の向きを被検体の目的とする検査位置に
合わせた後、その姿勢を法線方向に調整するためには、
α軸とθ軸を動かすことになる。しかし、α軸とθ軸を
動かすと超音波探触子の向きが目的とする検査位置から
外れてしまい、この外れを補うために再びX軸,Y軸,
Z軸のすべての軸を協調制御しなければならず、姿勢制
御が複雑になるという問題があった。
音波探触子を被検体に対して、一平面上を回転するθ軸
と該θ軸に対し直角な方向に回動するα軸のZ軸によっ
て姿勢制御を行っている。いま、X,Y,Z軸を移動し
て超音波探触子の向きを被検体の目的とする検査位置に
合わせた後、その姿勢を法線方向に調整するためには、
α軸とθ軸を動かすことになる。しかし、α軸とθ軸を
動かすと超音波探触子の向きが目的とする検査位置から
外れてしまい、この外れを補うために再びX軸,Y軸,
Z軸のすべての軸を協調制御しなければならず、姿勢制
御が複雑になるという問題があった。
【0004】本発明の目的は超音波をし用いた検査装置
の走査時における超音波探触子の姿勢制御を高精度で容
易を可能とする超音波探触子の走査装置を提供すること
にある。
の走査時における超音波探触子の姿勢制御を高精度で容
易を可能とする超音波探触子の走査装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の超音波探触子の走査装置においては支
持金具と、該支持金具の先端部に支持された円弧状ガイ
ドレールと、該円弧状ガイドレールの円弧に沿って移動
自在に支持されたスライダと、該スライダに前記円弧状
ガイドレールの曲率中心に向けて支持された超音波探触
子とを備えたものである。
に、第1の発明の超音波探触子の走査装置においては支
持金具と、該支持金具の先端部に支持された円弧状ガイ
ドレールと、該円弧状ガイドレールの円弧に沿って移動
自在に支持されたスライダと、該スライダに前記円弧状
ガイドレールの曲率中心に向けて支持された超音波探触
子とを備えたものである。
【0006】上記目的を達成するために、第2の発明の
超音波探触子の走査装置においては、支持金具と、該支
持金具の先端部に支持された円弧状の第1ガイドレール
と、該円弧状の第1ガイドレールの円弧に沿って移動自
在に支持されるとともに、該円弧状の第1ガイドレール
と同一曲率中心を有する円弧状の第2ガイドレールと、
該円弧状の第2ガイドレールの円弧に沿って移動自在に
支持されたスライダと、該スライダに前記両ガイドレー
ルの曲率中心に向けて支持された超音波探触子とを備え
たものである。
超音波探触子の走査装置においては、支持金具と、該支
持金具の先端部に支持された円弧状の第1ガイドレール
と、該円弧状の第1ガイドレールの円弧に沿って移動自
在に支持されるとともに、該円弧状の第1ガイドレール
と同一曲率中心を有する円弧状の第2ガイドレールと、
該円弧状の第2ガイドレールの円弧に沿って移動自在に
支持されたスライダと、該スライダに前記両ガイドレー
ルの曲率中心に向けて支持された超音波探触子とを備え
たものである。
【0007】第3の発明は上記第1もしくは第2の発明
に記載の超音波探触子の走査装置において、円弧状ガイ
ドレールの円弧を被検体の円弧に対し相似形に構成した
ものである。
に記載の超音波探触子の走査装置において、円弧状ガイ
ドレールの円弧を被検体の円弧に対し相似形に構成した
ものである。
【0008】上記目的を達成するために、第4の発明の
超音波探触子の走査装置においては、支持金具と該支持
金具の先端部に支持され、被検体の円弧面に対し相似形
をした第1円弧状ガイドレールと、該第1円弧状ガイド
レールに沿って摺動可能に係合された第1ガイドレール
と、該第1スライダに支持され、前記第1円弧状ガイド
レールと直交する方向で同一曲率中心を有する第2円弧
状ガイドレールと、該第2円弧状ガイドレールに沿って
摺動可能に係合された第2スライダと、該第2スライダ
に前記両ガイドレールと同一円弧の曲率中心に向けて支
持された超音波探触子とを備えたものである。
超音波探触子の走査装置においては、支持金具と該支持
金具の先端部に支持され、被検体の円弧面に対し相似形
をした第1円弧状ガイドレールと、該第1円弧状ガイド
レールに沿って摺動可能に係合された第1ガイドレール
と、該第1スライダに支持され、前記第1円弧状ガイド
レールと直交する方向で同一曲率中心を有する第2円弧
状ガイドレールと、該第2円弧状ガイドレールに沿って
摺動可能に係合された第2スライダと、該第2スライダ
に前記両ガイドレールと同一円弧の曲率中心に向けて支
持された超音波探触子とを備えたものである。
【0009】第5の発明は、上記第1乃至第4の発明の
いずれかに記載の超音波探触子の走査装置において、円
弧状ガイドレールにスライダを上記円弧状ガイドレール
の円弧に沿って移動させる走行手段を備えたものであ
る。
いずれかに記載の超音波探触子の走査装置において、円
弧状ガイドレールにスライダを上記円弧状ガイドレール
の円弧に沿って移動させる走行手段を備えたものであ
る。
【0010】第6の発明は、上記第5の発明に記載の超
音波探触子の走査装置において走行手段は円弧状ガイド
レールの円弧面に沿って設置したラックと、該ラックに
噛み合うとともに、前記スライダに回転自在に支持され
たピニオンと該ピニオンを回転駆動するモータとを備え
たものである。
音波探触子の走査装置において走行手段は円弧状ガイド
レールの円弧面に沿って設置したラックと、該ラックに
噛み合うとともに、前記スライダに回転自在に支持され
たピニオンと該ピニオンを回転駆動するモータとを備え
たものである。
【0011】第7の発明は、上記第5の発明に記載の超
音波探触子の走査装置において、走行手段は円弧状ガイ
ドレールをその円弧面に沿って圧接しつつ移動させる摩
擦車と、該摩擦車を回転駆動するモータとを備えたもの
である。
音波探触子の走査装置において、走行手段は円弧状ガイ
ドレールをその円弧面に沿って圧接しつつ移動させる摩
擦車と、該摩擦車を回転駆動するモータとを備えたもの
である。
【0012】第8の発明は、上記第1乃至第5の発明の
いずれかに記載の超音波探触子の走査装置において、円
弧状ガイドレールは前記スライダを前記走行手段にて移
動させるさいの案内手段を備えており、該案内手段は前
記円弧状のガイドレール上に長手方向に設置されたVガ
イドと、該Vガイドを両側から挟み込むように転接する
とともに、前記スライダに回転自在に支持された複数の
案内ローラを備えたものである。
いずれかに記載の超音波探触子の走査装置において、円
弧状ガイドレールは前記スライダを前記走行手段にて移
動させるさいの案内手段を備えており、該案内手段は前
記円弧状のガイドレール上に長手方向に設置されたVガ
イドと、該Vガイドを両側から挟み込むように転接する
とともに、前記スライダに回転自在に支持された複数の
案内ローラを備えたものである。
【0013】第9の発明は、上記第1,第2,第4の発
明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、支持金具は自動検査装置側と、前記ガイドレール側
とに分割され、その接合部に互いに軸方向に対し直角方
向に回動自在に接続する揺動機構を備えたものである。
明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、支持金具は自動検査装置側と、前記ガイドレール側
とに分割され、その接合部に互いに軸方向に対し直角方
向に回動自在に接続する揺動機構を備えたものである。
【0014】第10の発明は、上記第1,第2,第4の
発明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、支持金具は、前記自動検査装置側と、前記軌道もし
くはガイドレールのいずれか一方側とに分割するととも
に両者を互いに軸方向を中心にして回動させる旋回機構
を備えたものである。
発明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、支持金具は、前記自動検査装置側と、前記軌道もし
くはガイドレールのいずれか一方側とに分割するととも
に両者を互いに軸方向を中心にして回動させる旋回機構
を備えたものである。
【0015】第11の発明は、上記第1,第2,第4の
発明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、超音波探触子のビームは焦点形で構成されたもので
ある。
発明のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置におい
て、超音波探触子のビームは焦点形で構成されたもので
ある。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、超音波探触子が取り付け
られたスライダは円弧状のガイドレールの端から他の端
まで、ガイドレール上を移動できる。従って、超音波探
触子の向きを常に上記円弧の曲率中心を通る。まず、こ
の曲率中心と被検体上の検査点とを一致させるように、
走査装置を支持している支持金具を、他の3次元スキャ
ナでX,Y,Z軸方向に操作する。次に、スライダを移
動させることによって超音波探触子の向きを検査点に対
して法線方向あるいは希望の入射角に一致させることが
できる。このように、円弧状のガイドレール上をスライ
ダが移動しても、超音波探触子の向きは検査点からはず
れないので、支持金具を繰返し操作する必要が無くな
り、姿勢制御と極めて容易に行うことができる。
られたスライダは円弧状のガイドレールの端から他の端
まで、ガイドレール上を移動できる。従って、超音波探
触子の向きを常に上記円弧の曲率中心を通る。まず、こ
の曲率中心と被検体上の検査点とを一致させるように、
走査装置を支持している支持金具を、他の3次元スキャ
ナでX,Y,Z軸方向に操作する。次に、スライダを移
動させることによって超音波探触子の向きを検査点に対
して法線方向あるいは希望の入射角に一致させることが
できる。このように、円弧状のガイドレール上をスライ
ダが移動しても、超音波探触子の向きは検査点からはず
れないので、支持金具を繰返し操作する必要が無くな
り、姿勢制御と極めて容易に行うことができる。
【0017】第2の発明によれば、スライダの動作範囲
が拡大されるため、超音波の発射ビームの角度を大きく
することができる。
が拡大されるため、超音波の発射ビームの角度を大きく
することができる。
【0018】第3の発明によれば最初に超音波探触子と
被検体とのなす角を定めてガイドレールを走査すれば、
被検体上のどの面においても初めの設定角と同じ角度で
超音波を発射できる。したがってガイドレール上を走行
させるだけで倣い制御と同じ動作となるため、制御が簡
単となり、同一形状で多数の製品の検査を行う場合、と
くに有効である。
被検体とのなす角を定めてガイドレールを走査すれば、
被検体上のどの面においても初めの設定角と同じ角度で
超音波を発射できる。したがってガイドレール上を走行
させるだけで倣い制御と同じ動作となるため、制御が簡
単となり、同一形状で多数の製品の検査を行う場合、と
くに有効である。
【0019】第4の発明によれば、スライダーは二次元
的に動作するので上記第3の発明よりも有効である。
的に動作するので上記第3の発明よりも有効である。
【0020】第6の発明によれば、レール上にラックを
設けることにより信頼性の向上と操作形の向上と小形化
をはかることができる。
設けることにより信頼性の向上と操作形の向上と小形化
をはかることができる。
【0021】第7の発明によれば歯車におけるバックラ
ッシュを除去することができるので、超音波探触子の走
行精度を向上することができる。
ッシュを除去することができるので、超音波探触子の走
行精度を向上することができる。
【0022】第8の発明によれば、VガイドとV形の案
内ローラによってあらゆる方向の荷重を受けることがで
き、かつバックラッシュのない走行性のよい小形の案内
手段を構成することができる。
内ローラによってあらゆる方向の荷重を受けることがで
き、かつバックラッシュのない走行性のよい小形の案内
手段を構成することができる。
【0023】第9および第10の発明によれば、被検体
の形状があらかじめわかっている場合には、走査の向き
を前もって検査しやすい方向に設定することができ、こ
れによって検査範囲の拡大をはかることができる。
の形状があらかじめわかっている場合には、走査の向き
を前もって検査しやすい方向に設定することができ、こ
れによって検査範囲の拡大をはかることができる。
【0024】第11の発明によれば、焦点形の超音波探
触子を用いることにより収束されたエコーが検出される
ため、より精度の高い角度の検出ができる。
触子を用いることにより収束されたエコーが検出される
ため、より精度の高い角度の検出ができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す画面について説
明する。
明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例を示す斜視
図、図2はガイドレールとスライダを示す側面図、図3
は超音波探触子と被検体の位置関係を示す説明図であ
る。
図、図2はガイドレールとスライダを示す側面図、図3
は超音波探触子と被検体の位置関係を示す説明図であ
る。
【0027】図1に示すように曲率半径Rをもつ円弧状
のガイドレール2は、保持枠8と、該保持枠8の中心部
に垂直方向に設置した支持金具13と、該支持金具13
の上端部に溶接などで固定され、図示しない自動検査装
置にボルトなどにて締着されたベース10とから構成さ
れている。また上記円弧状ガイドレール2は、円弧に沿
って移動自在に支持したスライダ4を設けている。保持
枠8は、支持金具13とガイドレール2を固定するため
のものでスライダ4の走行を妨げないように形成されて
いる。ガイドレール2とスライダ4とは、図2に示すよ
うに、ガイドレール2の一部に設けた円弧状の一対のV
ガイド20を、スライダ4に設けたV形の複数個の案内
ローラ21で両側から挟み込むように転接可能に支持し
ている。またガイドレール2の円弧上には、全長に亘っ
てラック23を固定している。一方スライダ4には、モ
ータ6が固定されており、該モータ6の回転軸24の先
端部にはラック23との噛み合うピニオン25を固定し
ている。また上記モータ6にはエンコーダ(図示せず)
が内蔵されており、該エンコーダから出力されるパルス
などを計測することによって走査位置を検出している。
超音波探触子1は、ガイドレール2のスライダ4に固定
されたホルダ11に設置されるとともに、その方向は、
上記ガイドレール2の曲率中心点Pに向かうようにして
いる。したがって超音波探触子1の発射ビームの方向
は、スライダ4を動作範囲内のいずれの位置に移動して
も中心点Pを通過することになり、たとえば、被検体1
2の位置に中心点Pを合わせておくことにより、その面
に対し超音波探触子1は自由な角度を取ることができ
る。本実施例においては、被検体12の面が二次元に限
定されているので被検体12の任意の面に対して超音波
探触子1を法線方向に設定するには、まず中心点Pを被
検体12の任意の面に合わせる。ついで超音波探触子1
から適当な間隔で連続的にビームを発射し、そのエコー
を観測しながらスライダ4をガイドレール2に沿って走
査し、そのエコーの大きさが最大値になった位置が被検
体12の任意の面における超音波探触子1が法線方向に
向いていることになる。なお図1では被検体12の曲面
がY方向にうねっているが、曲面がどの方向に向いても
その方向にガイドレール2の向きを合わせていることが
できるように、支持金具13は上下方向に2個に分割さ
れ、その接合部に設けた旋回機構30により下方部を回
動することによってZ軸を水平に旋回可能にすることが
できる。また超音波探触子1に点焦点型を用いることに
より、図3に示すように、焦点距離Fを中心点Pに合致
させて前記の走査を行えば、収束されたエコーを検出す
ることができるので、より精度の高い角度に設定するこ
とができる。
のガイドレール2は、保持枠8と、該保持枠8の中心部
に垂直方向に設置した支持金具13と、該支持金具13
の上端部に溶接などで固定され、図示しない自動検査装
置にボルトなどにて締着されたベース10とから構成さ
れている。また上記円弧状ガイドレール2は、円弧に沿
って移動自在に支持したスライダ4を設けている。保持
枠8は、支持金具13とガイドレール2を固定するため
のものでスライダ4の走行を妨げないように形成されて
いる。ガイドレール2とスライダ4とは、図2に示すよ
うに、ガイドレール2の一部に設けた円弧状の一対のV
ガイド20を、スライダ4に設けたV形の複数個の案内
ローラ21で両側から挟み込むように転接可能に支持し
ている。またガイドレール2の円弧上には、全長に亘っ
てラック23を固定している。一方スライダ4には、モ
ータ6が固定されており、該モータ6の回転軸24の先
端部にはラック23との噛み合うピニオン25を固定し
ている。また上記モータ6にはエンコーダ(図示せず)
が内蔵されており、該エンコーダから出力されるパルス
などを計測することによって走査位置を検出している。
超音波探触子1は、ガイドレール2のスライダ4に固定
されたホルダ11に設置されるとともに、その方向は、
上記ガイドレール2の曲率中心点Pに向かうようにして
いる。したがって超音波探触子1の発射ビームの方向
は、スライダ4を動作範囲内のいずれの位置に移動して
も中心点Pを通過することになり、たとえば、被検体1
2の位置に中心点Pを合わせておくことにより、その面
に対し超音波探触子1は自由な角度を取ることができ
る。本実施例においては、被検体12の面が二次元に限
定されているので被検体12の任意の面に対して超音波
探触子1を法線方向に設定するには、まず中心点Pを被
検体12の任意の面に合わせる。ついで超音波探触子1
から適当な間隔で連続的にビームを発射し、そのエコー
を観測しながらスライダ4をガイドレール2に沿って走
査し、そのエコーの大きさが最大値になった位置が被検
体12の任意の面における超音波探触子1が法線方向に
向いていることになる。なお図1では被検体12の曲面
がY方向にうねっているが、曲面がどの方向に向いても
その方向にガイドレール2の向きを合わせていることが
できるように、支持金具13は上下方向に2個に分割さ
れ、その接合部に設けた旋回機構30により下方部を回
動することによってZ軸を水平に旋回可能にすることが
できる。また超音波探触子1に点焦点型を用いることに
より、図3に示すように、焦点距離Fを中心点Pに合致
させて前記の走査を行えば、収束されたエコーを検出す
ることができるので、より精度の高い角度に設定するこ
とができる。
【0028】ただし、上記の構成においては、つぎのよ
うな場合には適用できない。
うな場合には適用できない。
【0029】すなわち、被検体12の形状によっては、
超音波探触子1をほぼ水平位置程度まで移動させる必要
がある場合がある。このような場合、ガイドレール2の
円弧の角度を大きくすれば円形まで拡大可能であるが、
超音波探触子1をX軸あるいはY軸に移動したとき、被
検体12とガイドレール2とが衝突してあまり角度を大
きくすることができない。
超音波探触子1をほぼ水平位置程度まで移動させる必要
がある場合がある。このような場合、ガイドレール2の
円弧の角度を大きくすれば円形まで拡大可能であるが、
超音波探触子1をX軸あるいはY軸に移動したとき、被
検体12とガイドレール2とが衝突してあまり角度を大
きくすることができない。
【0030】そこで、上記のような場合にも適用可能な
実施例を以下に説明する。
実施例を以下に説明する。
【0031】図4に示す第2の実施例は、ガイドレール
8の円弧を被検体12の形状に対して相似形に構成した
もので、上記以外は図4と同一である。
8の円弧を被検体12の形状に対して相似形に構成した
もので、上記以外は図4と同一である。
【0032】図4に示す第2の実施例では、まず超音波
探触子1と被検体12とのなす角を定めたのち、スライ
ダ4を介して超音波探触子1をガイドレール8上にそう
て走査することにより、被検体12上のどの面において
も初めの設定角と同一角度で超音波探触子1から超音波
を発射することができる。したがって、被検体12とガ
イドレール8が衝突することなく、超音波探触子1をガ
イドレール8上にそうて走行するのみで倣い制御と同一
動作となりこれによって制御が簡単でかつ同一形状で多
数の製品の検査を行う場合にとくに有効である。また上
記走査装置を2段に連結すれば被検体12の円弧がX方
向,Y方向に形成されている場合に検査が可能となる。
探触子1と被検体12とのなす角を定めたのち、スライ
ダ4を介して超音波探触子1をガイドレール8上にそう
て走査することにより、被検体12上のどの面において
も初めの設定角と同一角度で超音波探触子1から超音波
を発射することができる。したがって、被検体12とガ
イドレール8が衝突することなく、超音波探触子1をガ
イドレール8上にそうて走行するのみで倣い制御と同一
動作となりこれによって制御が簡単でかつ同一形状で多
数の製品の検査を行う場合にとくに有効である。また上
記走査装置を2段に連結すれば被検体12の円弧がX方
向,Y方向に形成されている場合に検査が可能となる。
【0033】つぎに本発明の第3の実施例を示す図5乃
至図7について説明する。なお、図5は本発明の第3の
実施例を示す斜視図、図6は図5のII−II矢視図、
図7は図6のIII−III矢視図である。
至図7について説明する。なお、図5は本発明の第3の
実施例を示す斜視図、図6は図5のII−II矢視図、
図7は図6のIII−III矢視図である。
【0034】図5および図6に示すように、支持金具1
3の先端には、円弧状の第1ガイドレール40の中央部
が固定されている。該第1ガイドレール40の内周面に
Vガイド溝54が形成されている。該Vガイド溝54に
は、円弧状の第2ガイドレール42の外周面に凸設した
Vガイド55が摺動可能に嵌挿支持されている。
3の先端には、円弧状の第1ガイドレール40の中央部
が固定されている。該第1ガイドレール40の内周面に
Vガイド溝54が形成されている。該Vガイド溝54に
は、円弧状の第2ガイドレール42の外周面に凸設した
Vガイド55が摺動可能に嵌挿支持されている。
【0035】第2ガイドレール42の幅方向の両側に
は、Vガイド47とラック45とが全長に渡って設けら
れている。この第2ガイドレール42を囲むように下側
からU字状のスライダ44が設けられている。このスラ
イダ44の両側枠の一方に、V形の複数個の案内ローラ
41が設けられている。この案内ローラ41は、前記V
ガイド47を上下から挟んで設けられている。スライド
44の反対側の側枠には、上記ラック45と噛み合って
回転できるピニオン25が軸支されている。上記ピニオ
ン25は、回転軸24を介してモータ43に連結されて
いる。また、スライダ44の下面に、円筒状のホルダ1
1が取り付けられ、このホルダ11の先端には超音波探
触子1が設けられている。超音波探触子の走査装置1の
中心軸16は、上記第2ガイドレール42の曲率中心P
と交叉するように設けられている。
は、Vガイド47とラック45とが全長に渡って設けら
れている。この第2ガイドレール42を囲むように下側
からU字状のスライダ44が設けられている。このスラ
イダ44の両側枠の一方に、V形の複数個の案内ローラ
41が設けられている。この案内ローラ41は、前記V
ガイド47を上下から挟んで設けられている。スライド
44の反対側の側枠には、上記ラック45と噛み合って
回転できるピニオン25が軸支されている。上記ピニオ
ン25は、回転軸24を介してモータ43に連結されて
いる。また、スライダ44の下面に、円筒状のホルダ1
1が取り付けられ、このホルダ11の先端には超音波探
触子1が設けられている。超音波探触子の走査装置1の
中心軸16は、上記第2ガイドレール42の曲率中心P
と交叉するように設けられている。
【0036】このように構成される実施例の動作につい
て、図7を用いて説明する。図7に示すように、ベース
10は、図5のZ軸(垂直方向の軸)及びこのZ軸の周
りに回動できるθ軸の先端に固定される。
て、図7を用いて説明する。図7に示すように、ベース
10は、図5のZ軸(垂直方向の軸)及びこのZ軸の周
りに回動できるθ軸の先端に固定される。
【0037】いま、被検体12上の検査点pと支持金具
13の中心軸16とを一致させる。この位置では、被検
体12の検査点pに対して法線方向からの検査ができな
い。そこで、第2ガイドレール42とスライダ44を移
動して、超音波探触子1の中心軸16が検査点pにおけ
る法線p−A3と一致する2αまで移動する。この移動
によっても、超音波探触子1の中心軸16は、検査点p
から外れることがないので、容易に姿勢を合わせること
ができる。
13の中心軸16とを一致させる。この位置では、被検
体12の検査点pに対して法線方向からの検査ができな
い。そこで、第2ガイドレール42とスライダ44を移
動して、超音波探触子1の中心軸16が検査点pにおけ
る法線p−A3と一致する2αまで移動する。この移動
によっても、超音波探触子1の中心軸16は、検査点p
から外れることがないので、容易に姿勢を合わせること
ができる。
【0038】ここで、超音波探触子1との間に水等の液
体を導入すれば、検査点pの探傷ができる。検査点pに
おける法線がp−A1であるならば、ガイドレール42
は摺動させることなくスライダ44だけをα1だけ移動
すればよい。
体を導入すれば、検査点pの探傷ができる。検査点pに
おける法線がp−A1であるならば、ガイドレール42
は摺動させることなくスライダ44だけをα1だけ移動
すればよい。
【0039】また、上記実施例の走査装置を2段に連結
すれば、さらに姿勢制御が容易になる。つまり、一つの
走査装置の超音波探触子1に代えて、他の走査装置のベ
ース10を取り付け、かつこれらのガイドレール42を
直交させて構成する。これによれば、θ軸を回転動作さ
せなくても、夫々のスライダ5を組み合わせて制御すれ
ば、θ軸を駆動したときと同様の作用、効果を示す。
すれば、さらに姿勢制御が容易になる。つまり、一つの
走査装置の超音波探触子1に代えて、他の走査装置のベ
ース10を取り付け、かつこれらのガイドレール42を
直交させて構成する。これによれば、θ軸を回転動作さ
せなくても、夫々のスライダ5を組み合わせて制御すれ
ば、θ軸を駆動したときと同様の作用、効果を示す。
【0040】特に、被検体12や周囲の障害物によっ
て、θ軸を旋回できない場合や、被検体12が三次元曲
面を有する場合に有効である。
て、θ軸を旋回できない場合や、被検体12が三次元曲
面を有する場合に有効である。
【0041】図8は、本発明の第4の実施例の側面図で
ある。本実施例は、第2ガイドレール42の摺動動作を
モータ36のコントロールによって自動化したものであ
る。すなわち、ガイドレール42の中央の上部にラック
35をもうけ、このラック35に噛み合うピニオン39
を第1ガイドレール40に回転自由に取付け、このピニ
オン39を軸38を介してモータ36により駆動するよ
うにしたものである。おな、図6に示したものと同一符
号を付した部品等は同一の機能・構成を有するものであ
るから説明を省略する。
ある。本実施例は、第2ガイドレール42の摺動動作を
モータ36のコントロールによって自動化したものであ
る。すなわち、ガイドレール42の中央の上部にラック
35をもうけ、このラック35に噛み合うピニオン39
を第1ガイドレール40に回転自由に取付け、このピニ
オン39を軸38を介してモータ36により駆動するよ
うにしたものである。おな、図6に示したものと同一符
号を付した部品等は同一の機能・構成を有するものであ
るから説明を省略する。
【0042】図9は、本発明の第5の実施例の正面図で
ある。この実施例は、支持金具13をベース10側の基
部13Aと第1ガイドレール40側の先端部13Bとに
分割し、これらの間に軌道40と直交する方向に揺動機
構を構成するピン31(六角頭付きボルト)を介装し、
反対側は、ナット(図示せず)によって固定したもので
ある。これによれば、ピン31の軸を中心にしてガイド
レール42を揺動でき、中心軸16を例えば±P’の位
置(A4軸)まで移動させることができる。
ある。この実施例は、支持金具13をベース10側の基
部13Aと第1ガイドレール40側の先端部13Bとに
分割し、これらの間に軌道40と直交する方向に揺動機
構を構成するピン31(六角頭付きボルト)を介装し、
反対側は、ナット(図示せず)によって固定したもので
ある。これによれば、ピン31の軸を中心にしてガイド
レール42を揺動でき、中心軸16を例えば±P’の位
置(A4軸)まで移動させることができる。
【0043】図10は、図5に示した走査範囲を拡大で
きるようにした第6の実施例を示す正面図であり、図1
1はその側面図である。この実施例では円弧状のガイド
レール62の両側に、一対のVガイド60および61を
備え、円弧の上面に沿ってラック73を備えてある。こ
のガイドレール62は、支持金具13に取り付けられ、
Vガイド61を挟むように複数個の案内ローラ70が転
動可能に設けてある。また、ガイドレール62を遠隔で
動作させるためのモータ66が回転軸の先端にピニオン
67が取り付けられており、ラック73とその厚みの半
分以下で噛み合って転動可能に取り付けられている。し
たがって、モータ66を回転させることによってガイド
レール62は、曲率の中心点Pを支点としているよう
に、モータ66の回転方向に従って円弧状に揺動する。
一方、Vガイド60も図2で説明したと同様にスライダ
64に取り付けられたV形の複数個の案内ローラ65に
よって転接可能に保持されている。また、モータ63は
回転軸の一端に取り付けられたピニオン69が、ラック
73とその厚みの半分以下で噛み合うようにスライダ6
4に取り付けてある。したがって、ピニオン67とピニ
オン69はラック73を転動するときに干渉しない。こ
のような構成を採ることによって、モータ66によって
ガイドレール62がスライダ64と一緒に円弧状に動作
しかつ、モータ66によってスライダ64がガイドレー
ル62に沿って動作できるため、スライダ64はこれら
夫々の移動量を加算した動作を行うことができる。本実
施例では、スライダ64に図1に示した第二のガイドレ
ール3、スライダ5および超音波探触子1を、ガイドレ
ール62と直交させて取付け図1と同じ効果を持たせて
いる。エンコーダ71は、モータ63の小形化を図る目
的で外付けにしたものであり、エンコーダ71の回転軸
の先端に取り付けたピニオン(図示せず)が、ピニオン
67と同様にラック73と転動可能に噛み合うように、
スライダ64に取り付けてある。エンコーダ72もモー
タ7の小形化を図る目的で外付けにしたもので、モータ
7とエンコーダ72を相対して同一軸上にあるように取
り付けた一例である。
きるようにした第6の実施例を示す正面図であり、図1
1はその側面図である。この実施例では円弧状のガイド
レール62の両側に、一対のVガイド60および61を
備え、円弧の上面に沿ってラック73を備えてある。こ
のガイドレール62は、支持金具13に取り付けられ、
Vガイド61を挟むように複数個の案内ローラ70が転
動可能に設けてある。また、ガイドレール62を遠隔で
動作させるためのモータ66が回転軸の先端にピニオン
67が取り付けられており、ラック73とその厚みの半
分以下で噛み合って転動可能に取り付けられている。し
たがって、モータ66を回転させることによってガイド
レール62は、曲率の中心点Pを支点としているよう
に、モータ66の回転方向に従って円弧状に揺動する。
一方、Vガイド60も図2で説明したと同様にスライダ
64に取り付けられたV形の複数個の案内ローラ65に
よって転接可能に保持されている。また、モータ63は
回転軸の一端に取り付けられたピニオン69が、ラック
73とその厚みの半分以下で噛み合うようにスライダ6
4に取り付けてある。したがって、ピニオン67とピニ
オン69はラック73を転動するときに干渉しない。こ
のような構成を採ることによって、モータ66によって
ガイドレール62がスライダ64と一緒に円弧状に動作
しかつ、モータ66によってスライダ64がガイドレー
ル62に沿って動作できるため、スライダ64はこれら
夫々の移動量を加算した動作を行うことができる。本実
施例では、スライダ64に図1に示した第二のガイドレ
ール3、スライダ5および超音波探触子1を、ガイドレ
ール62と直交させて取付け図1と同じ効果を持たせて
いる。エンコーダ71は、モータ63の小形化を図る目
的で外付けにしたものであり、エンコーダ71の回転軸
の先端に取り付けたピニオン(図示せず)が、ピニオン
67と同様にラック73と転動可能に噛み合うように、
スライダ64に取り付けてある。エンコーダ72もモー
タ7の小形化を図る目的で外付けにしたもので、モータ
7とエンコーダ72を相対して同一軸上にあるように取
り付けた一例である。
【0044】以上、種々の実施例について述べたが、こ
れらはいずれもモータによる遠隔操作を前提として説明
してあるが、モータを取外して手動で操作をしても、同
じ効果を得ることができる。
れらはいずれもモータによる遠隔操作を前提として説明
してあるが、モータを取外して手動で操作をしても、同
じ効果を得ることができる。
【0045】また、上記各実施例においては、スライダ
を移動させるのにラックとピニオンを用いているが、こ
れに代えて平面状をしたガイドレールの円弧に摩擦車を
圧接させるように構成することによりバックラッシュを
防止して走行精度を向上することができる。
を移動させるのにラックとピニオンを用いているが、こ
れに代えて平面状をしたガイドレールの円弧に摩擦車を
圧接させるように構成することによりバックラッシュを
防止して走行精度を向上することができる。
【0046】なお、図示しないが超音波探触子に替わっ
て他のセンサ例えば、近接センサや反射式の光センサあ
るいはレーザ距離計等を取り付けることによっても、同
様の効果を得ることができる。また、マニピュレータの
エンドエフェクタとして、ドライバやナットランナ等の
工具を設けることにより、作業機器としての応用もでき
る。
て他のセンサ例えば、近接センサや反射式の光センサあ
るいはレーザ距離計等を取り付けることによっても、同
様の効果を得ることができる。また、マニピュレータの
エンドエフェクタとして、ドライバやナットランナ等の
工具を設けることにより、作業機器としての応用もでき
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0048】第1の発明によれば、超音波探触子が取り
付けられたスライダは円弧状のガイドレールの端から他
の端まで、ガイドレール上を移動できる。従って、超音
波探触子の向きを常に上記円弧の曲率中心を通る。ま
ず、この曲率中心と被検体上の検査点とを一致させるよ
うに、走査装置を支持している支持金具を、他の三次元
スキャナでX,Y,Z軸方向に操作する。次に、スライ
ダを移動させることによって超音波探触子の向きを検査
点に対して法線方向あるいは希望の入射角に一致させる
ことができる。このように、円弧状のガイドレール上を
スライダが移動しても、超音波探触子の向きは検査点か
らはずれないので、支持金具を繰返し操作する必要が無
くなり、姿勢制御を極めて容易に行うことができる。
付けられたスライダは円弧状のガイドレールの端から他
の端まで、ガイドレール上を移動できる。従って、超音
波探触子の向きを常に上記円弧の曲率中心を通る。ま
ず、この曲率中心と被検体上の検査点とを一致させるよ
うに、走査装置を支持している支持金具を、他の三次元
スキャナでX,Y,Z軸方向に操作する。次に、スライ
ダを移動させることによって超音波探触子の向きを検査
点に対して法線方向あるいは希望の入射角に一致させる
ことができる。このように、円弧状のガイドレール上を
スライダが移動しても、超音波探触子の向きは検査点か
らはずれないので、支持金具を繰返し操作する必要が無
くなり、姿勢制御を極めて容易に行うことができる。
【0049】第2の発明によれば、スライダの動作範囲
が拡大されるため、超音波の発射ビームの角度を大きく
することができる。
が拡大されるため、超音波の発射ビームの角度を大きく
することができる。
【0050】第3の発明によれば最初に超音波探触子と
被検体とのなす角を定めてガイドレールを走査すれば、
被検体上のどの面においても初めの設定角と同じ角度で
超音波を発射できる。したがってガイドレール上を走行
させるだけで倣い制御と同じ動作となるため、制御が簡
単となり、同一形状で多数の製品の検査を行う場合、と
くに有効である。
被検体とのなす角を定めてガイドレールを走査すれば、
被検体上のどの面においても初めの設定角と同じ角度で
超音波を発射できる。したがってガイドレール上を走行
させるだけで倣い制御と同じ動作となるため、制御が簡
単となり、同一形状で多数の製品の検査を行う場合、と
くに有効である。
【0051】第4の発明によれば、スライダは二次元的
に動作するので上記第3の発明よりも有効である。
に動作するので上記第3の発明よりも有効である。
【0052】第6の発明によれば、レール上にラックを
設けることにより信頼性の向上と、操作性の向上と小形
化をはかることができる。
設けることにより信頼性の向上と、操作性の向上と小形
化をはかることができる。
【0053】第7の発明によれば歯車におけるバックラ
ッシュを除去することができるので、超音波探触子の走
行精度を向上することができる。
ッシュを除去することができるので、超音波探触子の走
行精度を向上することができる。
【0054】第8の発明によれば、VガイドとV形の案
内ローラによってあらゆる方向の荷重を受けることがで
き、かつバックラッシュのない走行性のよい小形の案内
手段を構成することができる。
内ローラによってあらゆる方向の荷重を受けることがで
き、かつバックラッシュのない走行性のよい小形の案内
手段を構成することができる。
【0055】第9および第10の発明によれば、被検体
の形状があらかじめわかっている場合には、走査の向き
を前もって検査しやすい方向に設定することができ、こ
れによって検査範囲の拡大をはかることができる。
の形状があらかじめわかっている場合には、走査の向き
を前もって検査しやすい方向に設定することができ、こ
れによって検査範囲の拡大をはかることができる。
【0056】第11の発明によれば、焦点形の超音波探
触子を用いることにより収束されたエコーが検出される
ため、より精度の高い角度の検出ができる。
触子を用いることにより収束されたエコーが検出される
ため、より精度の高い角度の検出ができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図
【図2】ガイドレールとスライダの構成図
【図3】超音波探触子と被検体の位置関係を示す説明図
【図4】本発明の第2の実施例を示す斜視図
【図5】本発明の第3の実施例を示す斜視図
【図6】図5のII−II矢視図
【図7】図6のIII−III矢視図
【図8】本発明の第4の実施例を示す側面図
【図9】本発明の第5の実施例を示す図
【図10】本発明の第5の実施例を示す図
【図11】図10の側面図
1…超音波探触子、2…ガイドレール、4…スライダ、
6…モータ、12…被検体、20…Vガイド、21…案
内ローラ、23…ラック、25…ピニオン、30…旋回
機構、40…第1ガイドレール、54…Vガイド溝、7
1,72…エンコーダ
6…モータ、12…被検体、20…Vガイド、21…案
内ローラ、23…ラック、25…ピニオン、30…旋回
機構、40…第1ガイドレール、54…Vガイド溝、7
1,72…エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶山 茂 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 小池 正浩 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 神本 修司 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 有馬 幸男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (11)
- 【請求項1】 超音波を用いて被検体を自動的に検査す
る自動検査装置の走査時に使用される超音波探触子の走
査装置において、前記自動検査装置に支持された支持金
具と、該支持金具の先端部に支持された円弧状のガイド
レールと、該円弧状のガイドレールの円弧に沿って軌道
自在に支持されたスライダと、該スライダに前記円弧状
のガイドレールの曲率中心に向けて支持された超音波探
触子とを備えた超音波探触子の走査装置。 - 【請求項2】 超音波を用いて被検体を自動的に検査す
る自動検査装置の走査時に使用される超音波探触子の走
査装置において、前記自動検査装置に支持された支持金
具と、該支持金具の先端部に支持された円弧状の第1ガ
イドレールと、該円弧状の第1ガイドレールの円弧に沿
って移動自在に支持されるとともに、該円弧状の第1ガ
イドレールと同一曲率中心を有する円弧状の第2ガイド
レールと、該円弧状の第2ガイドレールの円弧に沿って
移動自在に支持されたスライダと、該スライダに前記両
ガイドレールの曲率中心に向けて支持された超音波探触
子を備えた超音波探触子の走査装置。 - 【請求項3】 前記円弧状のガイドレールは、円弧を前
記被検体の円弧に対し相似形に構成した請求項第1項,
第2項のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項4】 超音波を用いて被検体を自動的に検査す
る自動検査装置の走査時に使用される超音波探触子の走
査装置において、前記自動検査装置の本体に支持された
支持金具と、該支持金具の先端部に支持され、被検体の
円弧に対し相似形をした第1円弧状ガイドレールと、該
第1円弧状ガイドレールに沿って摺動可能に係合された
第1スライダと、該第1スライダに支持され、前記第1
円弧状ガイドレールと直交する方向で同一曲率中心を有
する第2円弧状ガイドレールと、該第2円弧状ガイドレ
ールに沿って摺動可能に係合された第2スライダと、該
第2スライダに前記両ガイドレールと同一円弧の曲率中
心に向けて支持された超音波探触子とを備えた超音波探
触子の走査装置。 - 【請求項5】 前記円弧状ガイドレールは、上記スライ
ダを該円弧状ガイドレールの円弧に沿って移動させる走
行手段を備えた請求項第1乃至第4項記載の超音波探触
子の走査装置。 - 【請求項6】 前記走行手段は、前記円弧状ガイドレー
ルの円弧面に沿って設置したラックと、該ラックに噛み
合うとともに、前記スライダに回転自在に支持されたピ
ニオンと該ピニオンを回転駆動するモータとを備えた請
求項第5項記載の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項7】 前記走行手段は、前記円弧状ガイドレー
ルをその円弧面に沿って圧接しつつ移動させる摩擦車
と、該摩擦車を回転駆動するモータとを備えた請求項第
5項記載の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項8】 前記円弧状ガイドレールは、前記スライ
ダを前記走行手段にて移動させるさいの案内手段を備え
ており、該案内手段は前記円弧状ガイドレール上に長手
方向に設置されたVガイドと、該Vガイドを両側から挟
み込むように転接するとともに、前記スライダに回転自
在に支持された複数の案内ローラを備えた請求項第1乃
至第5項のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項9】 前記支持金具は前記自動検査装置側と、
前記ガイドレール側とに分割され、その接合部に互いに
軸方向に対し直角方向に回動自在に接続する揺動機構を
備えた請求項第1項,第2項,第4項のいずれかに記載
の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項10】 前記支持金具は前記自動検査装置側
と、前記軌道もしくはガイドレールのいずれか一方側と
に分割するとともに両者を互いに軸方向を中心にして回
動させる旋回機構を備えた請求項第1項,第2項,第4
項のいずれかに記載の超音波探触子の走査装置。 - 【請求項11】 前記超音波探触子のビームは焦点形で
構成された請求項第1項,第2項,第4項のいずれかに
記載の超音波探触子の走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269490A JPH05107236A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 超音波探触子の走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269490A JPH05107236A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 超音波探触子の走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107236A true JPH05107236A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17473169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269490A Pending JPH05107236A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 超音波探触子の走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05107236A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7644618B2 (en) * | 2007-10-26 | 2010-01-12 | The Boeing Company | Apparatus and method for nondestructive inspection of parts |
| CN102375076A (zh) * | 2010-08-17 | 2012-03-14 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 扫描设备 |
| CN103201622A (zh) * | 2010-10-28 | 2013-07-10 | 西门子公司 | 用于超声波检测头的与检测头位置相关的自动入声角调节 |
| CN106932490A (zh) * | 2015-12-31 | 2017-07-07 | 核动力运行研究所 | 一种用于异形焊缝超声检查的多探头同步摆动机构 |
| CN109856240A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-06-07 | 吉林大学 | 多功能高精度的超声扫查成像装置 |
| CN110658217A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 南京大漠大航空科技有限公司 | 一种户外微波五轴检测机器人 |
| CN111089900A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-01 | 泰州市诚安无损检测有限公司 | 一种钢管纵缝超声检测装置 |
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