JPH0510869U - 蝶形弁 - Google Patents
蝶形弁Info
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- JPH0510869U JPH0510869U JP6542491U JP6542491U JPH0510869U JP H0510869 U JPH0510869 U JP H0510869U JP 6542491 U JP6542491 U JP 6542491U JP 6542491 U JP6542491 U JP 6542491U JP H0510869 U JPH0510869 U JP H0510869U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工を簡単にして精度を向上し、漏れの少な
い蝶形弁を得る。 【構成】 ハウシング1への弁軸21のための軸穴13
を一つ設け、弁22の弁軸21への弧状の当接面を弁軸
の径より短く切欠き弁軸21との接触面を面接触として
充填剤3を充填するようにしたもの。
い蝶形弁を得る。 【構成】 ハウシング1への弁軸21のための軸穴13
を一つ設け、弁22の弁軸21への弧状の当接面を弁軸
の径より短く切欠き弁軸21との接触面を面接触として
充填剤3を充填するようにしたもの。
Description
【0001】
この考案は蝶形弁に関するもので、特に電力用大形変圧器においては内部に封
入される絶縁油の昇温を防ぎ機能を維持させるために冷却器が付設されるが、電
力用変圧器への冷却器取付部と冷却器との間には冷却器に不具合が生じたときの
修理交換のために冷却器弁が取りつけられるが、この冷却器弁として好適な蝶形
弁に関するものである。
【0002】
冷却器弁として蝶形弁が広く用いられるのは、一般に電力変圧器が大型化する
のにともない損失も増大し、従って冷却器の設置数が多くなること、冷却器の取
り外し、取り付け時に微小な漏れは許容されることなどから、構造が単純、動作
が確実、油流損失圧力が小さく、かつ経済性に優れているからである。
【0003】
従来の蝶形弁は、図8及び図9に示すようなもので、ハウジング1は外形が相
手形状にならい、一般的に円形ないし方形をなし、中央に円形の図示しない接続
する相手方パイプの内径と概略同径の開口通路部11を開通して弁座11aを形
成し、変圧器本体に接続する相手方パイプのフランジとボルトナットなどにて連
結するための止め穴12を穿孔すると共に、開口通路部11の中心となるように
弁体2及び弁軸21用の軸穴13を設けるようにしたものである。この軸穴13
は貫通穴13aと盲穴13bからなる。
【0004】
弁体2は、軸穴13に嵌め入れる弁軸21と弁座11aに嵌まる円板状の弁2
2からなるもので、弁軸21の細長溝21aに弁22をはめ入れてビス23にて
組み付けて、弁22の弧状の周面と細長溝21aの平滑面との微細な隙間Sは充
填剤3で埋めるようにしていた。また、弁軸21にはOリング溝21b,21b
を設け、ここにOリング4で軸封し、軸端の操作部21cがハウジング1から突
出するように取り付け、操作部21cにはキャップ状の弁蓋5を被せ小ボルト6
にて止めるようにしてある。
操作部21cにはまり込む開口を備えた専用工具で弁体2を回転させるもので
あるが、モンキースパナで代用させることも可能である。
【0005】
軸穴13は、開口通路部11の中心に弁軸21が納まるように加工する必要が
あるが、この加工は相当な熟練と手間を要するものであった。
すなわち、ドリルなどで穴明け加工をする場合、所要長を有するドリルで貫通
穴13aへドリル先端が進む間にドリル先端の精度が貫通穴13a部の硬度の不
均一、また開口通路部11通過時には抵抗がなくなるので、先端がぶれて盲穴1
3bに達し、加工を継続すると偏心してしまうことが生じていた。偏心してしま
うと弁座11aに弁22がぴったり嵌まることなく開口通路部11と弁22の間
には隙間が生じ、ここから漏出することになる。
また、開口通路部11が大口径の場合にはハウジング1の双方向から穴を明け
、さらにリーマ加工をして、中心性を確保した後に一方の穴を途中まで盲栓で塞
ぐような手間のかかる加工が必要となっていた。
【0006】
弁軸21に弁22を取り付けるには、まず弁軸21の素材となる棒杆に細長溝
21aを設けるのであるが、そのためには図10で示すようにまず横フライス盤
にカッターKを装着して略半円形に切削し、次いでスロッタマシンで削り残した
部分を切削して細長溝21aを形成し、この細長溝21a内にスライドさせて差
し込んだ弁22を中央に配して充填剤3で塞ぐようにしていたが、弁軸21と弁
22の周面は線接触となり加工精度の問題から微小な間隙も生じ、充填剤3にて
塞いでも漏れを誘発することは避けられなかった。
【0007】
この考案は、従来の蝶形弁がその製作において加工が面倒であったのを加工を
簡単にして精度を向上させて、しかも、漏れの少ない蝶形弁を得ることを目的に
考案されたものである。
【0008】
この考案は、このような従来技術の問題を解決すべくなされたもので、中央に
円形の開口通路部を開通したハウジングに、弁軸に円形の弁を取り付けてなる弁
体を回転自在に装着するようにした蝶形弁において、ハウジングへの弁軸のため
の軸穴を一のみ設け、弁の周面と弁軸の接続部を一方を他方の形状に合わせて削
り面接触となるようにし、充填剤を充填するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0009】
以下、図面に示す実施例に即してこの考案の内容を説明する。
蝶形弁は、図1乃至図3に示すようなもので、ハウジング1は外形が方形をな
し、中央に円形の開口通路部11を開通して弁座11aを形成し、周囲にボルト
ナットなどにてパイプを連結するための止め穴12を設置すると共に、連結する
パイプと直交するように一の貫通する軸穴13を設けるようにしたものである。
なお、外形については、図8に示した従来品の如く、円形にして、弁蓋側部分の
みを平に切り欠いた構造にしてもよい。
【0010】
弁体2は、軸穴13に嵌め入れる弁軸21と弁座11aにはまる円板状の弁2
2からなるもので、弁軸21の一方を開放した細長溝21aに弁22をはめ入れ
てビス23にて組み付けるようにするものである。
ここで、従来は閉止状態における圧力に耐えるために弁軸21両端をハウジン
グ1の対向位置にある貫通穴13aと盲穴13bからなる軸穴13に嵌め込んで
支持していたのを、軸穴13を一の貫通穴のみとしたので、軸穴13及び弁軸2
1を若干太くして閉止状態における圧力に耐えるように支持するようにする。
円柱状軸の強度は軸径の3乗に比例する。これを断面係数:Zの試算式で示せ
ばZ=πD3 /32となり軸径:Dの3乗に比例する。
【0011】
弁軸21のOリング溝21b、21bは弁座11aにより近くなるように設け
て弁軸21と軸穴13の周回浸漏経路を短く形成してより性能を高めるようにす
る。さらに、弁軸21はハウジング1に埋設するようにしてあり、その頂部を溝
型に欠切してなる操作部21cを設けるようにしてある。
【0012】
弁22と周縁と弁軸21の細長溝21aとの弧状の当接面を弁軸21の径より
も短く切り欠き弁軸21との接触を面接触となるようにして漏れを少なくし、し
かも従来より狭くした隙間に充填剤3を充填する(図4参照)。
なお、弁軸21の軸径よりも大きく切り欠くと、弁22と弁座11aの間に穴
が開いてしまうことになる。
これまでの説明では、弁22を切り欠いて矩形としたものとしたが、反対に弁
軸21の細長溝21aを弁22の周縁の形状に合わせて弧状に切り欠くようにす
ることもできる。具体的には、軸方向から弁径に合わせてフライス盤等で弧状に
溝を加工する。
【0013】
弁蓋5は、弁軸21とOリング4のわずかな隙間を通る浸漏を完全に遮断する
と共に弁体2の開閉状態を視覚で確認できるインターロック方式を採用している
。
弁蓋5は一端に屈曲部51を設けた板状をなし、中央の表裏に軸穴13の端部
に嵌まり込み弁軸21の操作部21cに入り込む突起52、52を設けるように
してある。弁蓋5を全体として鍛造などで一体に制作して突起52を形成するか
、あるいは、突起52を別途製作しておいて本体にかしめ、鑞付け、溶接などで
取り付け一体にしてもよい。54は小ボルト6を通す穴である。
【0014】
ハウジング1には屈曲部51の逃げ穴14及びこの逃げ穴14に続く水抜き穴
14aを穿孔するようにしてある。また、従来例と同様にハウジング1の軸穴1
3の両側にねじ穴15を設け、弁蓋5を小ボルト6にて固定する。
【0015】
弁22の開閉状態に合わせた文字(シャットの「S」とオープンの「O」や「
開」や「閉」)を弁蓋5の表裏に印刷、浮き出し文字、シールなど適宜手段によ
り表示する。また、接続する主パイプに対して並行する(開)か直交する(閉)
かの弁蓋5の突起52の先端形状に視認できるようにしてもよい。
【0016】
弁軸21を回転操作するのは図7に示すような専用工具によりなすことになる
が、弁蓋5の一端に屈曲部51を設けたものとすれば、屈曲部51を弁軸21の
操作部21cに差し込んで操作することによりなしてもよい。
また、ここに図示するものは操作部21cに嵌め入れて弁軸21を回転操作で
きるようにしてなるものを示す。また、図5のa、bに示すように弁蓋5は屈曲
部51を有しないものとして形成して爪片53を設け、この爪片53を弁軸21
の操作部21cに差し込んで図6に示すようにドライバーやモンキースパナによ
り回転操作するようにすることもできる。
【0017】
この考案は以上のような構成からなるもので、ハウジングへの弁軸のための軸
穴を一の貫通穴のみとしてハウジングへの穴あけ加工の手間を省くことができる
のである。弁体の閉止状態における圧力に耐えるようにするためには軸穴及弁軸
を若干太くして支持すれば強度的にたりる。
【0018】
また、弁の弁軸への弧状の当接面を弁軸の径より短く切欠き弁軸との接触を、
面接触とし微小な隙間に充填剤を充填することにより、シールが完璧に近くにな
り従来の線接触による接合に比して漏れの発生が少なくなるのである。
【図1】この考案に係る蝶形弁の一部切欠正面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】弁と弁軸の接合状態を示す拡大図である。
【図5】弁軸の弁蓋の別の実施例を示すものでaは正面
図、bは平面図である。
図、bは平面図である。
【図6】弁蓋の開閉操作を示す斜視図である。
【図7】弁軸の回転操作のための専用工具を示す斜視図
である。
である。
【図8】従来の蝶形弁の一部切欠正面図である。
【図9】図8のBーB線断面図である。
【図10】従来の弁軸の細長溝の加工(a、b)と、弁
軸への弁の取付(c)を示す概略図である。
軸への弁の取付(c)を示す概略図である。
1 ハウジング
11 開口通路部
11a 弁座
12 止め穴
13 軸穴
13a 貫通穴
13b 盲穴
2 弁体
21 弁軸
21a 細長溝
21b Oリング溝
22 弁
23 ビス
3 充填剤
4 Oリング
5 弁蓋
6 小ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 中央に円形の開口通路部を開通したハウ
ジングに、弁軸に円形の弁を取り付けてなる弁体を回転
自在に装着するようにした蝶形弁において、ハウジング
への弁軸のための軸穴を一のみ設け、弁の周面と弁軸の
接続部を一方を他方の形状に合わせて削り面接触となる
ようにし、充填剤を充填するように構成したことを特徴
とする蝶形弁。 - 【請求項2】 請求項1記載の蝶形弁において、弁の弁
軸への弧状の当接面を弁軸の径より短く切欠き弁軸との
接触を面接触として充填剤を充填するように構成したこ
とを特徴とする蝶形弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6542491U JPH0510869U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 蝶形弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6542491U JPH0510869U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 蝶形弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510869U true JPH0510869U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13286675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6542491U Pending JPH0510869U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 蝶形弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510869U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011007127A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Sanwa Seiki Co Ltd | バタフライ弁 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS586048B2 (ja) * | 1980-02-08 | 1983-02-02 | ジマリング−グラ−ツ−パウカ・ア−・ゲ− | 水冷式内燃機関 |
| JPS5891970A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-06-01 | Kubota Ltd | 弁 |
| JPS591876A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Fuji Kinzoku Kosaku Kk | バタフライ弁 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP6542491U patent/JPH0510869U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS586048B2 (ja) * | 1980-02-08 | 1983-02-02 | ジマリング−グラ−ツ−パウカ・ア−・ゲ− | 水冷式内燃機関 |
| JPS5891970A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-06-01 | Kubota Ltd | 弁 |
| JPS591876A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Fuji Kinzoku Kosaku Kk | バタフライ弁 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011007127A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Sanwa Seiki Co Ltd | バタフライ弁 |
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