JPH05108752A - シミユレーシヨン装置 - Google Patents

シミユレーシヨン装置

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JPH05108752A
JPH05108752A JP3267953A JP26795391A JPH05108752A JP H05108752 A JPH05108752 A JP H05108752A JP 3267953 A JP3267953 A JP 3267953A JP 26795391 A JP26795391 A JP 26795391A JP H05108752 A JPH05108752 A JP H05108752A
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JP
Japan
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simulation
gate
transfer gate
delay
input
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Application number
JP3267953A
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English (en)
Inventor
Hideki Sagayama
秀樹 佐賀山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランスファーゲートのON、OFFの状態
を考慮した配線遅延の計算を行い、より実デバイスの動
作に近い遅延シミュレーションを行えるようにする。 【構成】 素子遅延、配線遅延を考慮したシミュレーシ
ョンを行うシミュレーション装置において、ゲートの出
力にトランスファーゲートが接続されているか否かを調
べる接続関係探索手段104、およびトランスファーゲ
ートの接続の有無を考慮してゲートの配線遅延計算を行
う遅延計算手段105を備え、トランスファーゲートの
ON、OFFを考慮した遅延計算を行う。 【効果】 正確な遅延シミュレーションを行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路の論理動作確認を
行う回路シミュレーションに利用する。本発明は、実デ
バイスに近い論理動作を確認するために素子遅延、配線
遅延を考慮してシミュレーションを行うことができるシ
ミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デバイス作成後に回路の設計ミスがみつ
かった場合、修正にはかなりの時間、費用を費やすこと
になる。デバイスの作成前に回路の論理動作の確認を行
うことにより、回路の設計ミスをなくしてしまうことが
望ましい。このためシミュレーションは必須のものにな
る。大規模集積回路における素子の微細化、高速化は1
チップ上に多くの素子を搭載することを可能にしチップ
の処理能力を高めた反面、デバイスになったときに現れ
るさまざまな要因を考慮し、より実デバイスに近い論理
動作確認を行うことを必要とする。
【0003】素子の遅延時間もその要因のうちのひとつ
である。また素子による遅延だけを考慮して回路のシミ
ュレーションを行いユーザーの希望する動作がシミュレ
ーション上で確認できても、実際にデバイスをつくった
場合に配線遅延が無視できなくなり、信号の伝達に大き
なズレが生じ、実際のデバイスが動作しないこともあ
る。従って、各素子間の配線容量、配線抵抗などによる
配線遅延時間も考慮すべきものである。
【0004】このため最近のシミュレーション方式で
は、レイアウト前に各配線長をあらかじめ予測し仮の配
線遅延を考慮してシミュレーションを行ったり、または
デバイスのレイアウト後にレイアウトより配線遅延を求
めシミュレータにフィードバックして再びシミュレーシ
ョンを行い動作を確認し、よりデバイスの動作に近い論
理動作の確認を行っている。同じ回路を作成する場合で
も、素子自身の持つ遅延時間、負荷駆動能力、配線によ
る負荷の増大などはデバイスを作成するプロセスの違い
によりさまざまである。
【0005】そこで、大規模集積回路の製造を行ってい
る各社は、独自の遅延計算式や遅延計算用のパラメータ
をライブラリとして用意している。このようなライブラ
リや遅延計算式によって遅延計算を行う場合、通常各素
子が駆動する負荷を求め素子の駆動能力により遅延時間
の計算を行う。従ってすべての素子が負荷を駆動するこ
とになるが、トランスファーゲートについては負荷の駆
動能力を持たないため、他の基本ゲートであるNAN
D、NORなどと同様に扱うことはできないことにな
り、トランスファーゲートを単独で遅延シミュレーショ
ン用のライブラリにすることは難しく、3ステートバッ
ファなどのようにトランスファーゲートを他の基本ゲー
トと組にしてライブラリ化していた。
【0006】あえて単独でライブラリ化しようとするな
らば、トランスファーゲートに負荷を駆動するための係
数を定義し、ライブラリとして持たせておくなどの方法
をとる必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のシミュレータ方
式では、遅延時間の計算においてトランスファーゲート
をライブラリ化することが難しく、トランスファーゲー
トをライブラリ化するには他の基本ゲートと同様に負荷
を駆動するものとして遅延時間の計算を行うことにな
る。しかし、トランスファーゲートはその特性上、OF
F状態ではトランスファーゲートの前段の素子と後段の
素子との接続を切り放し、ON状態では入力に加えられ
た信号を出力に伝達するだけでトランスファーゲートそ
のものは負荷を駆動できない。
【0008】そのためトランスファーゲートの先につな
がる負荷についてはトランスファーゲートの前段の素子
が駆動する必要がある。しかし他の基本ゲートと同様
に、トランスファーゲート自身がトランスファーゲート
の後段につながる負荷を駆動するとして遅延時間を計算
すると、あらかじめライブラリに定義された負荷の駆動
係数をどのようにして定義するかで、負荷の大きさによ
り遅延時間そのものの誤差が小さいときと大きくなると
きが生じる。トランスファーゲートの後段が負荷の大き
いバスなどであれば遅延時間の誤差が大きくなり、実際
のデバイスとの動作が異なってしまう問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもの
で、実デバイスの動作に近い状態で回路の論理動作の確
認を行うことができる装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力手段、シ
ミュレーション手段、出力手段、および記憶手段を備え
たシミュレーション装置において、前記シミュレーショ
ン手段に、前記入力手段から入力データを取り込む回路
接続情報入力手段と、入力パターンを取り込むパターン
入力手段と、前記回路接続情報入力手段により変換され
た内部データをもとにしてゲート出力端子の抽出を行う
ゲート出力端子抽出手段と、このゲート出力端子抽出手
段により抽出された端子について接続関係の探索を行う
接続関係探索手段と、この接続関係探索手段の処理結果
を使用して遅延計算を行う遅延計算手段と、前記回路接
続情報入力手段、前記パターン入力手段、および前記遅
延計算手段により作成された内部データをもとにしてシ
ミュレーションを行い前記出力手段に結果を出力するシ
ミュレート実行手段と、シミュレーションの結果を前記
記憶手段に保存する結果保存手段とを備えたシミュレー
ション装置において、前記接続関係探索手段にトランス
ファーゲートの接続があるか否かを考慮する処理を行う
手段を含み、前記遅延計算手段に、トランスファーゲー
トの接続がある場合と無い場合とにわけて遅延計算処理
を行う手段を含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】入力データ、および入力パターンを取り込み、
変換した内部データをもとにしてゲート出力端子の抽出
を行う。次いで、抽出された端子についてトランスファ
ーゲートの接続があるか否かを考慮して接続関係の探索
を行い、その探索結果を使用してトランスファーゲート
の接続がある場合と無い場合とに分けて遅延計算を行
う。このようにして作成された内部データをもとにして
シミュレーションを実行し、その結果を保存する。
【0012】このように、トランスファーゲートのO
N、OFFの状態を考慮して、トランスファーゲートを
含む回路においても実デバイスの動作に近い状態で回路
の論理動作の確認を行うことができ、また、ユーザにと
ってもより正確な遅延シミュレーションを行うことがで
きる。さらに、実デバイス作成前に信号の正確なタイミ
ングを考慮した回路設計を行うことができるとともに、
デバイス作成後の修正を少なくし、開発期間を短くする
ことができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】本発明は、入力手段2、シミュレーション
手段1、出力手段3、および記憶手段4を備え、シミュ
レーション手段1に、入力手段2から入力データを取り
込む回路接続情報入力手段101と、入力パターンを取
り込むパターン入力手段102と、回路接続情報入力手
段101により変換された内部データをもとにしてゲー
ト出力端子の抽出を行うゲート出力端子抽出手段103
と、このゲート端子抽出手段103により抽出された端
子について接続関係の探索を行う接続関係探索手段10
4と、この接続関係探索手段104の処理結果を使用し
て遅延計算を行う遅延計算手段105と、回路接続情報
入力手段101、パターン入力手段102、および遅延
計算手段105により作成された内部データをもとにし
てシミュレーションを行い出力手段3に結果を出力する
シミュレート実行手段106と、シミュレーションの結
果を記憶手段4に保存する結果保存手段107とを備
え、さらに、本発明の特徴として接続関係探索手段10
4に、トランスファーゲートの接続があるか否かを考慮
をする処理を行う手段を含み、遅延計算手段105に、
トランスファーゲートの接続がある場合と無い場合とに
わけて遅延計算処理を行う手段を含む。
【0015】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0016】(第一実施例)図2は本発明第一実施例の
動作の流れを示すフローチャート、図3(a)は本発明
第一実施例におけるトランスファーゲートを含まない場
合の遅延計算を説明する図、同図(b)はトンンスファ
ーゲートを含む場合の遅延計算を説明する図、図4
(a)および(b)は本発明第一実施例における接続関
係探索手段により作成されたテーブルの例を示す図、図
5(a)は本発明第一実施例における遅延計算手段によ
り作成されたテーブルの例を示す図、同図(b)は遅延
計算手段のトランスファーゲート付ゲート遅延計算処理
により作成されたテーブルの例を示す図、同図(b)は
遅延計算手段のトランスファーゲート付ゲート遅延計算
処理により作成されたテーブルの例を示す図である。
【0017】図2に示すように、回路接続情報入力手段
1はシミュレーションを行おうとする回路の接続情報を
入力とし接続関係を探索できる形の内部データ構造に変
換する(S1)。
【0018】ゲート出力端子抽出手段2は、回路接続情
報入力手段1により変換された内部データより、その回
路で使用されているトランスファーゲートを除く全ての
素子の出力端子抽出を行う(S2)。
【0019】接続関係探索手段3は、ゲート出力端子抽
出手段2で抽出された一つひとつの出力端子についてそ
の接続関係の探索を行う(S3)。一つの出力端子に接
続される全ての入力端子が探索されたならば探索は終了
する。ただし、探索中にトランスファーゲートに接続さ
れていることがわかればトランスファーゲートの先まで
探索を行い、探索終了後はトランスファーゲート付き遅
延計算処理S5に進む。トランスファーゲートが接続さ
れていなければ通常の遅延計算手段4によるゲート遅延
処理に進む(S4)。この処理を回路中のすべての出力
端子について行う。
【0020】ここで、図3および図4を用いて処理の内
容を詳しく説明する。図3(a)はトランスファーゲー
トがない場合を示す図である。バッファ10の出力端子
11は回路接続情報入力処理S1で作成された内部デー
タを探索することにより配線12によってバッファ13
の入力端子とインバータ14の入力端子に接続されてお
り途中にトランスファーゲートは存在しないことがわか
る。
【0021】このことから、図4(a)に示すようなテ
ーブルを作成する。ここで25は図3(a)に示すバッ
ファ10のゲート名とその出力端子名、26は配線12
の配線名、27、28は配線12によりバッファ10の
出力端子11と接続されるゲート13、14のゲート名
とその入力端子名である。また、29はバッファ10の
出力端子11とバッファ13、インバータ14との接続
状態をコントロールするゲート名と端子名であり、通常
トランスファーゲートを含まない場合、あるゲートの出
力端子と他のゲートの入力端子とは必ず接続されること
になるため、接続状態をコントロールされることはな
い。
【0022】従って、接続状態がコントロールされない
ことがわかるように値をもたせておく。この場合は0を
与えてある。30、31はバッファ13とインバータ1
4までで探索は終了するため、これから先が探索されな
かったことを示すため0を与えている。、32、33に
ついても意味のないデータであることを示すため0を与
えてある。これらはすべて内部データとして保存され
る。なお図中の矢印はデータのつながりを示す。その後
は、ゲート出力遅延計算処理S4へ進む。
【0023】図3(b)はトランスファーゲートが存在
する場合を示す図である。バッファ15の出力端子16
は回路接続情報入力処理S1により作成された内部デー
タを探索することにより配線17によってバッファ23
の入力端子とトランスファーゲート19の入力端子20
に接続されていることがわかる。トランスファーゲート
に接続されていることがわかった場合その先の接続につ
いても探索を行う。
【0024】ここではトランスファーゲート19の出力
端子21から先も探索され配線22によりインバータ2
4の入力端子にも接続されていることがわかる。インバ
ータ24がバッファ15により駆動されるかどうかはト
ランスファーゲート19のON、OFFの状態によりこ
の状態はトランスファーゲート19のコントロール端子
18により決定される。
【0025】このため図4(b)に示すようなテーブル
が作成される。ここで34はバッファ15のゲート名と
出力端子名、35は配線17の配線名、36は配線22
の配線名、37は配線17によりバッファ15の出力端
子16と接続されるゲート23のゲート名と入力端子
名、38はトランスファーゲート19のゲート名と入力
端子名、39は配線17および配線22によりバッファ
15の出力端子16と接続されるゲート24のゲート名
と入力端子名である。
【0026】また、40については図4(a)の説明で
述べたようにバッファ15とバッファ23の接続がトラ
ンスファーゲートによってコントロールされず、直接バ
ッファ15の出力端子16に接続されているため0を与
える。41についてはバッファ15とインバータ24の
接続状態がトランスファーゲート19によりコントロー
ルされているためトランスファーゲート19のコントロ
ール端子18のゲート名と端子名とONになる値を与え
る。コントロールがON状態のときのみ次段への接続が
許される。表中ではトランスファーゲート19は0でO
FF、1でONとなっていることがわかる。42、4
3、44、45については無意味なデータなので0を与
えている。これらのデータは全て内部データとして保存
される。また、図6はトランスファーゲートが2段以上
接続している場合について作成されたテーブルの例を示
す図である。その後、トランスファーゲート付きゲート
遅延計算処理S5へ進む。
【0027】ゲート遅延計算処理S4では、接続関係探
索処理S3によりトランスファーゲートを含んでいない
と判断されたものについて遅延計算を行う。図4(a)
に示されるように出力端子に接続される配線、およびゲ
ートはすでにわかっており接続状態がコントロールされ
るものもないため、ゲートの遅延係数や入力端子容量な
どのパラメータが保存されている図2に示す遅延ライブ
ラリ50を参照し、あらかじめ決められた遅延計算式を
用いて遅延時間の計算を行う。また接続状態はコントロ
ールされないため素子名、端子名、コントロール値の項
目は意味がない。意味がないことを示すため0を与えて
お。このようにして作成された遅延時間テーブルを図5
(a)に示す。
【0028】トランスファーゲート付ゲート遅延計算処
理S5は、接続関係探索処理S3によりトランスファー
ゲートを含むと判断されたものについて遅延計算を行
う。トランスファーゲートがあるとそのON、OFFの
状態の違いにより、トランスファーゲート前段のゲート
出力に対する負荷に違いが生じるためこれを考慮する必
要がある。図3(b)に示す回路において、接続関係探
索処理S3により図3(b)に示す関係がすでにわかっ
ている。トランスファーゲート19はそのコントロール
端子18が0のときにOFF、1のときにONするもの
とする。コントロール端子18が0のとき、バッファ1
5の負荷は図4(b)より、配線17とバッファ23と
トランスファーゲート19となる。
【0029】また、コントロール端子18が1のとき、
バッファ15の負荷は図4(b)より、配線17と配線
22とバッファ23とトランスファーゲート19とイン
バータ24となる。このようにトランスファーゲート1
9の状態によりそれぞれ負荷が異なるため、コントロー
ル端子18の値の違いにそれぞれ遅延時間を計算したテ
ーブルを作成する。
【0030】このような遅延時間テーブルを図5(b)
に示す。図5(b)において、バッファ15からバッフ
ァ23への配線遅延はトランスファーゲート19により
負荷が変化するため、トランスファーゲート19のコン
トロール端子18の値によってそれぞれ遅延時間が定義
されている。また、バッファ15からインバータ24へ
の配線遅延はやはりトランスファーゲート19によりコ
ントロールされるが、トランスファーゲートがONのと
きのみバッファ15に接続されるのでこのときには遅延
時間が定義され、OFFのときには値が定義されていな
いことを示すためこの場合−1を与えてある。
【0031】シミュレーション用遅延テーブル作成処理
S6は、ゲート遅延計算処理S4とトランスファーゲー
ト付きゲート遅延計算処理S5によって作成された図4
(a)、および(b)に示すテーブルをマージして回路
全体の配線遅延情報が含まれるように一つにし、シミュ
レート実行手段8が参照できる内部データに変換する。
【0032】パターン入力処理S7は、シミュレーショ
ン用の入力パターンをシミュレータが参照できる内部デ
ータに変換する。
【0033】回路シミュレーションS8は、回路接続情
報入力処理S1で作成された接続情報の内部データとシ
ミュレーション用遅延テーブル作成処理S6で作成され
た配線遅延時間テーブルの内部データとパターン入力処
理S7で作成された内部データと素子内の端子間遅延時
間が保存されている図2に示す遅延ライブラリ51を参
照してシミュレーションを行う。
【0034】この場合、あるゲートがトランスファーゲ
ートに接続されているならば、そのゲートの出力の配線
による遅延時間はトランスファーゲートのON、OFF
の状態の違いによりコントールされているので、トラン
スファーゲートのコントロール端子の状態に合わせて配
線遅延時間テーブルより配線遅延時間を選択しシミュレ
ーションを行う。
【0035】シミュレーション結果出力処理S9は、回
路シミュレーションS8で行ったシミュレーション結果
を表示し保存する。
【0036】(第二実施例)第一実施例においてはトラ
ンスファーゲートの接続が1段のみの場合を説明した
が、トランスファーゲートが2段以上接続している場合
についても実現可能である。
【0037】図6はトランスファーゲートが2段以上の
回路の1例を示す図である。図7はトランスファーゲー
トが2段以上の場合に接続関係探索処理S3により作成
されるテーブルの1例を示す図である。
【0038】図8はトランスファーゲートが2段以上の
場合にトランスファーゲート付ゲート遅延計算処理によ
り作成されるテーブルの例を示す図である。
【0039】回路接続情報入力処理、ゲート出力端子抽
出処理、接続関係探索処理、ゲート遅延計算処理、シミ
ュレーション用遅延テーブル作成処理、パターン入力処
理、回路シミュレーション、シミュレーション結果出力
処理に関しては第一実施例より容易に類推可能であるた
め省略する。ここでは接続情報探索処理により作成され
たテーブルを用いてトランスファーゲート付ゲート遅延
計算処理についての説明を行う。トランスファーゲート
が2段以上の回路例を図6に、また、この場合、接続関
係探索処理により作成されたテーブルの例を図7に示し
た。
【0040】トランスファーゲート64、66、69は
そのコントロール端子が0のときにOFF、1のときに
ONとする。図7よりバッファ60の出力の負荷はトラ
ンスファーゲート64、66、69によって変わる。ト
ランスファーゲート64がOFFのときバッファ60の
負荷は配線62、バッファ63、トランスファーゲート
64となり、トランスファーゲート64がONのときの
負荷として配線62、バッファ63、トランスファーゲ
ート64があり、さらにトランスファーゲート66、6
9の状態により負荷が追加される。トランスファーゲー
ト66がONならば配線67、バッファ68が追加さ
れ、トランスファーゲート69がONならば配線70、
バッファ71が追加される。これらを考慮してトランス
ファーゲート付遅延計算処理により計算された遅延時間
の内部データが図8に示すものである。
【0041】図8において、バッファ60の出力端子6
1からバッファ63までの配線遅延はまずトランスファ
ーゲート64がOFFの場合はすぐに定義されるが、O
Nの場合はトランスファーゲート66、67の状態によ
ってさらに分岐している。また、バッファ60からバッ
ファ68、71への配線遅延も各トランスファーの状態
を考慮して決定されることがわかる。このデータは、シ
ミュレーション用遅延テーブル作成処理を経てシミュレ
ータがシミュレーションを行う時に参照できる内部デー
タになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ランスファーゲートのON、OFFの状態を考慮するこ
とによりトランスファーゲートをスルーした遅延時間の
計算が行えるため誤差を小さくすることができる。これ
により、トランスファーゲートを含む回路においても実
デバイスの動作に近い状態で回路の論理動作の確認を行
うことができる。また、ユーザーにとってもより正確な
遅延シミュレーションを行うことができるため、実デバ
イス作成前に信号の正確なタイミングを考慮した回路設
計を行うことができ、デバイス作成後の回路の修正が少
なくなり開発期間も短くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例の動作の流れを示すフローチャー
ト。
【図3】(a)は本発明第一実施例におけるトランスフ
ァーゲートを含まない場合の回路例を示す図、(b)は
トランスファーゲートを含む場合の回路例を示す図。
【図4】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る接続関係探索処理により作成されたテーブルの例を示
す図。
【図5】(a)は本発明第一実施例におけるゲート遅延
計算処理により作成されたテーブルの例を示す図、
(b)はトランスファーゲート付ゲート遅延計算処理に
より作成されたテーブルの例を示す図。
【図6】本発明第二実施例におけるトランスファーゲー
トが2段の場合の回路の例を示す図。
【図7】本発明第二実施例におけるトランスファーゲー
トが2段以上の場合に接続関係探索処理により作成され
たテーブルの例を示す図。
【図8】本発明第二実施例におけるトランスファーゲー
トが2段以上の場合にトランスファーゲート付ゲート遅
延計算処理により作成されたテーブルの例を示す図。
【符号の説明】
1 シミュレーション手段 2 入力手段 3 出力手段 4 記憶手段 10、13、15、23 バッファ 11、16 バッファの出力端子 12、17、22 配線 14、24 インバータ 18 トランスファーゲートのコントロール端子 19 トランスファーゲート 20 トランスファーゲートの入力端子 21 トランスファーゲートの出力端子 25〜45 作成されるテーブルを説明するための素子
および配線 50 ゲートの遅延計算に用いられる出力端子の遅延係
数や入力端子容量等の各種パラメータが保存されている
遅延ライブラリ 51 素子のもつ端子から端子までの素子内部遅延時間
が保存されている素子の遅延ライブラリ 60〜71 トランスファーが2段以上の場合に作成さ
れるテーブルを説明するための素子および配線 101 回路接続情報入力手段 102 パターン入力手段 103 ゲート出力端子抽出手段 104 接続関係探索手段 105 遅延計算手段 106 シミュレート実行手段 107 結果保存手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、シミュレーション手段、出力
    手段、および記憶手段を備えたシミュレーション装置に
    おいて、 前記シミュレーション手段に、 前記入力手段から入力データを取り込む回路接続情報入
    力手段と、 入力パターンを取り込むパターン入力手段と、 前記回路接続情報入力手段により変換された内部データ
    をもとにしてゲート出力端子の抽出を行うゲート出力端
    子抽出手段と、 このゲート出力端子抽出手段により抽出された端子につ
    いて接続関係の探索を行う接続関係探索手段と、 この接続関係探索手段の処理結果を使用して遅延計算を
    行う遅延計算手段と、 前記回路接続情報入力手段、前記パターン入力手段、お
    よび前記遅延計算手段により作成された内部データをも
    とにしてシミュレーションを行い前記出力手段に結果を
    出力するシミュレート実行手段と、 シミュレーションの結果を前記記憶手段に保存する結果
    保存手段とを備えたシミュレーション装置において、 前記接続関係探索手段にトランスファーゲートの接続が
    あるか否かを考慮する処理を行う手段を含み、 前記遅延計算手段に、トランスファーゲートの接続があ
    る場合と無い場合とにわけて遅延計算処理を行う手段を
    含むことを特徴とするシミュレーション装置。
JP3267953A 1991-10-16 1991-10-16 シミユレーシヨン装置 Pending JPH05108752A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999022320A1 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Hitachi, Ltd. Method for calculating propagation delay time of logic circuit
WO2010052809A1 (ja) * 2008-11-06 2010-05-14 パナソニック株式会社 遅延シミュレーション装置、遅延シミュレーション方法、pldマッピング装置、pldマッピング方法、及び半導体集積回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999022320A1 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Hitachi, Ltd. Method for calculating propagation delay time of logic circuit
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