JPH0510983A - 信号波形検出装置の信号処理装置 - Google Patents
信号波形検出装置の信号処理装置Info
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- JPH0510983A JPH0510983A JP16417391A JP16417391A JPH0510983A JP H0510983 A JPH0510983 A JP H0510983A JP 16417391 A JP16417391 A JP 16417391A JP 16417391 A JP16417391 A JP 16417391A JP H0510983 A JPH0510983 A JP H0510983A
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- timing
- phase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気光学効果を利用して被測定部の高速度の
電気信号を計測する信号波形検出装置の信号処理装置に
関する。測定精度の向上と測定速度の高速化を目的とす
る。 【構成】 被測定電圧波形の各周期内において、光パル
スを基準位相の第1のタイミングと測定位相の第2のタ
イミングで測定対象51に照射する。これら第1及び第
2のタイミングでA/D変換器47から取り出される電
圧値を別々の加算処理器48,49で加算処理して演算
結果を得る。
電気信号を計測する信号波形検出装置の信号処理装置に
関する。測定精度の向上と測定速度の高速化を目的とす
る。 【構成】 被測定電圧波形の各周期内において、光パル
スを基準位相の第1のタイミングと測定位相の第2のタ
イミングで測定対象51に照射する。これら第1及び第
2のタイミングでA/D変換器47から取り出される電
圧値を別々の加算処理器48,49で加算処理して演算
結果を得る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号波形検出装置の信号
処理装置に係り、特に電気光学効果を利用して被測定部
の高速度の電気信号波形を計測する信号波形検出装置の
信号処理装置に関する。
処理装置に係り、特に電気光学効果を利用して被測定部
の高速度の電気信号波形を計測する信号波形検出装置の
信号処理装置に関する。
【0002】LSI等の半導体素子を製造、利用する上
で、半導体素子が設計通りに論理的に作動するか否か、
また不良の有無を判定するために半導体素子内外の信号
波形を正確に測定することが必要不可欠である。
で、半導体素子が設計通りに論理的に作動するか否か、
また不良の有無を判定するために半導体素子内外の信号
波形を正確に測定することが必要不可欠である。
【0003】しかしながら、近年の半導体素子の高速化
に伴い、従来のLSIテスタなどを用いた電気的な信号
波形検出方式では、正確な測定が難しくなってきてい
る。そのため、電気的な信号波形検出方式に代わるもの
として、電気光学効果を用いた光学式の信号波形検出方
式が、高速信号を計測できる方式として注目されるよう
になった(例えば、J.A. Valdmanis and G.Mouro
u, “Subpicosecond electronics sampling:princples
and application ”IEEE JOURNALOF
QUANTUM ELECTRONICS,VOL.Q
E−22,pp.69−78等)。
に伴い、従来のLSIテスタなどを用いた電気的な信号
波形検出方式では、正確な測定が難しくなってきてい
る。そのため、電気的な信号波形検出方式に代わるもの
として、電気光学効果を用いた光学式の信号波形検出方
式が、高速信号を計測できる方式として注目されるよう
になった(例えば、J.A. Valdmanis and G.Mouro
u, “Subpicosecond electronics sampling:princples
and application ”IEEE JOURNALOF
QUANTUM ELECTRONICS,VOL.Q
E−22,pp.69−78等)。
【0004】また、本出願人は電気光学結晶の上に被検
LSIを積載し、電気光学結晶にレーザ光を入射後反射
させてその反射光量を測定することにより、被検LSI
入出力端子の電気信号の波形測定を行なう測定装置を提
案している(特開昭平−28566号公報)。
LSIを積載し、電気光学結晶にレーザ光を入射後反射
させてその反射光量を測定することにより、被検LSI
入出力端子の電気信号の波形測定を行なう測定装置を提
案している(特開昭平−28566号公報)。
【0005】このような光学式の信号波形検出装置で
は、被測定電圧信号の電圧情報の精度向上と測定時間の
短縮化が必要である。
は、被測定電圧信号の電圧情報の精度向上と測定時間の
短縮化が必要である。
【0006】
【従来の技術】まず、従来より知られている電気光学効
果を利用した光学式の信号波形検出の原理について図9
と共に説明する。同図中、1は電気光学結晶で、例えば
GaAs結晶(面方位〔100〕,厚さ200μm程
度)を薄板状に形成してなる。この電気光学結晶1の一
方の面にはインジウム、スズなどの酸化物からなる透明
電極2が形成され、また電気光学結晶1の他方の面には
フッ化マグネシウム(MgF)や二酸化シリコン(Si
O2 )その他の誘電体物質による多層膜である反射膜3
が形成されている。透明電極2は接地されている。
果を利用した光学式の信号波形検出の原理について図9
と共に説明する。同図中、1は電気光学結晶で、例えば
GaAs結晶(面方位〔100〕,厚さ200μm程
度)を薄板状に形成してなる。この電気光学結晶1の一
方の面にはインジウム、スズなどの酸化物からなる透明
電極2が形成され、また電気光学結晶1の他方の面には
フッ化マグネシウム(MgF)や二酸化シリコン(Si
O2 )その他の誘電体物質による多層膜である反射膜3
が形成されている。透明電極2は接地されている。
【0007】4は被測定部で、例えば回路基板の配線な
どであり、電圧が印加されている。電気光学結晶1,透
明電極2及び反射膜3からなるプローブは、反射膜3側
が被測定部4に対向するように、被測定部4に近接離間
されている。
どであり、電圧が印加されている。電気光学結晶1,透
明電極2及び反射膜3からなるプローブは、反射膜3側
が被測定部4に対向するように、被測定部4に近接離間
されている。
【0008】かかる構成において、被測定部4に電圧を
印加すると、被測定部4から電気光学結晶1内へ電界5
が誘起される。すると、電気光学結晶1は電界5の強度
に応じてポッケルス効果により軸方位によって屈折率が
変化する複屈折性を生ずる。このため、透明電極2を通
して電気光学結晶1内にレーザ光6を反射往復させる
と、反射膜3で反射され電気光学結晶1内から透明電極
2を通して出射される反射レーザ光の偏光状態が上記電
界5に応じて変化する。従って、この反射レーザ光を受
光部(図示せず)で受光して偏光状態の変化を検出する
ことにより、被測定部4に印加された電圧波形を測定す
ることができる。
印加すると、被測定部4から電気光学結晶1内へ電界5
が誘起される。すると、電気光学結晶1は電界5の強度
に応じてポッケルス効果により軸方位によって屈折率が
変化する複屈折性を生ずる。このため、透明電極2を通
して電気光学結晶1内にレーザ光6を反射往復させる
と、反射膜3で反射され電気光学結晶1内から透明電極
2を通して出射される反射レーザ光の偏光状態が上記電
界5に応じて変化する。従って、この反射レーザ光を受
光部(図示せず)で受光して偏光状態の変化を検出する
ことにより、被測定部4に印加された電圧波形を測定す
ることができる。
【0009】かかる動作原理の従来の信号波形検出装置
では、特に電気光学結晶に誘起された電界より偏光状態
の変化を受けた光パルスを、光−電気変換器によりパル
ス状の電圧に変換し、その電圧パルスを所定のタイミン
グで直接サンプリングして電圧情報を得る方式をとる測
定装置においては、測定電圧情報の精度向上のため、極
めて多くの回数測定を行なってそれらの測定値の加算平
均処理を行なうハードウェア機能を設けている。
では、特に電気光学結晶に誘起された電界より偏光状態
の変化を受けた光パルスを、光−電気変換器によりパル
ス状の電圧に変換し、その電圧パルスを所定のタイミン
グで直接サンプリングして電圧情報を得る方式をとる測
定装置においては、測定電圧情報の精度向上のため、極
めて多くの回数測定を行なってそれらの測定値の加算平
均処理を行なうハードウェア機能を設けている。
【0010】しかし、光学系の振動や特性変動、電気系
の特性変動等による雑音要素(ドリフト等)があると、
単純な加算平均では電圧分解能の向上に飽和が生ずる。
そこで、従来はソフトウェアにより、被測定電圧波形の
或る基準位相点の測定と測定したい位相点の測定とを交
互に切換え、その差を取ることにより雑音要素を低減し
ている。
の特性変動等による雑音要素(ドリフト等)があると、
単純な加算平均では電圧分解能の向上に飽和が生ずる。
そこで、従来はソフトウェアにより、被測定電圧波形の
或る基準位相点の測定と測定したい位相点の測定とを交
互に切換え、その差を取ることにより雑音要素を低減し
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
装置では、一位相点におけるハードウェアによる加算平
均回数を増加すると、上記の雑音要素による測定誤差が
増大し、測定精度が向上しなくなるため、ハードウェア
による加算平均回数を減らし、その分ソフトウェアによ
りタイミング切換えを多数回行ない、加算平均処理を行
なっているため、ソフトウェア処理時間に長時間を要
し、測定速度が遅くなるという問題がある。また、前記
基準位相点の電圧測定のために、余分な時間がかかって
しまう。
装置では、一位相点におけるハードウェアによる加算平
均回数を増加すると、上記の雑音要素による測定誤差が
増大し、測定精度が向上しなくなるため、ハードウェア
による加算平均回数を減らし、その分ソフトウェアによ
りタイミング切換えを多数回行ない、加算平均処理を行
なっているため、ソフトウェア処理時間に長時間を要
し、測定速度が遅くなるという問題がある。また、前記
基準位相点の電圧測定のために、余分な時間がかかって
しまう。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
複数のタイミングで電気光学結晶に照射した光により得
られた複数の測定電圧情報をハードウェア機構で別々に
並列処理することにより、上記の課題を解決した信号波
形検出装置の信号処理装置を提供することを目的とす
る。
複数のタイミングで電気光学結晶に照射した光により得
られた複数の測定電圧情報をハードウェア機構で別々に
並列処理することにより、上記の課題を解決した信号波
形検出装置の信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。本発明は、被測定部10に印加される周期的
な被測定電圧により発生する電界を、被測定部10に接
触または近接して配置した電気光学結晶11の内部に誘
起させ、その時に電気光学結晶11内を通過または反射
往復する光パルスの偏光状態を検出することにより、被
測定部10に印加された前記周期的な被測定電圧波形を
検出する信号波形検出装置において、第1の処理部12
と第2の処理部13とを設けたものである。
図を示す。本発明は、被測定部10に印加される周期的
な被測定電圧により発生する電界を、被測定部10に接
触または近接して配置した電気光学結晶11の内部に誘
起させ、その時に電気光学結晶11内を通過または反射
往復する光パルスの偏光状態を検出することにより、被
測定部10に印加された前記周期的な被測定電圧波形を
検出する信号波形検出装置において、第1の処理部12
と第2の処理部13とを設けたものである。
【0014】第1の処理部12は前記被測定電圧波形の
各周期内において、前記光パルスを基準位相の第1のタ
イミングと測定位相の第2のタイミングで前記電気光学
結晶11内を通過または反射往復させて夫々の光パルス
の偏光状態から前記基準位相及び測定位相のときの前記
被測定電圧波形の電圧値を得る。
各周期内において、前記光パルスを基準位相の第1のタ
イミングと測定位相の第2のタイミングで前記電気光学
結晶11内を通過または反射往復させて夫々の光パルス
の偏光状態から前記基準位相及び測定位相のときの前記
被測定電圧波形の電圧値を得る。
【0015】第2の処理部13は第1の処理部12より
得られた前記基準位相の電圧値と前記測定位相の電圧値
を一定数ずつ夫々別々に加算又は加算平均処理を行な
う。
得られた前記基準位相の電圧値と前記測定位相の電圧値
を一定数ずつ夫々別々に加算又は加算平均処理を行な
う。
【0016】
【作用】本発明では、被測定部10に対し図2に示す如
き周期的な被測定電圧波形が印加される場合、第1の処
理部12から基準位相T0 の第1のタイミングと測定位
相Tの第2のタイミングで夫々光パルスを電気光学結晶
11内を通過または反射往復させ、その光パルスの偏光
状態に応じた電圧値を得る。そして、第2の処理部13
で基準位相T0 の電圧値と測定位相Tの電圧値をハード
ウェア構成により夫々並列に一定数ずつ加算処理し、そ
れら二つの演算結果から被測定電圧波形の基準位相点の
電圧値を基準にした、測定位相点の電圧値を得ることが
できる。
き周期的な被測定電圧波形が印加される場合、第1の処
理部12から基準位相T0 の第1のタイミングと測定位
相Tの第2のタイミングで夫々光パルスを電気光学結晶
11内を通過または反射往復させ、その光パルスの偏光
状態に応じた電圧値を得る。そして、第2の処理部13
で基準位相T0 の電圧値と測定位相Tの電圧値をハード
ウェア構成により夫々並列に一定数ずつ加算処理し、そ
れら二つの演算結果から被測定電圧波形の基準位相点の
電圧値を基準にした、測定位相点の電圧値を得ることが
できる。
【0017】
【実施例】図3は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、レーザ光源21より出射されたレーザ光(光パル
ス)は、図示しないレンズにより平行光とされてからビ
ームスプリッタ22及び光走査部23を夫々通過し、更
に透明電極24(図9の透明電極2に相当)、電気光学
結晶25(図1の電気光学結晶11,図9の1に夫々相
当)を透過して被測定大規模集積回路(LSI)27
(図1の被測定部10,図9の4に相当)の出力被測定
電圧が印加されている所定の光反射電極26(図9の反
射膜3に相当)に入射され、ここで反射される。光走査
部23は公知の構成で、光走査レンズやガルバノミラー
などからなり、ガルバノミラーが回動されることにより
光反射電極26に対する入射レーザ光の走査を行なう。
図中、レーザ光源21より出射されたレーザ光(光パル
ス)は、図示しないレンズにより平行光とされてからビ
ームスプリッタ22及び光走査部23を夫々通過し、更
に透明電極24(図9の透明電極2に相当)、電気光学
結晶25(図1の電気光学結晶11,図9の1に夫々相
当)を透過して被測定大規模集積回路(LSI)27
(図1の被測定部10,図9の4に相当)の出力被測定
電圧が印加されている所定の光反射電極26(図9の反
射膜3に相当)に入射され、ここで反射される。光走査
部23は公知の構成で、光走査レンズやガルバノミラー
などからなり、ガルバノミラーが回動されることにより
光反射電極26に対する入射レーザ光の走査を行なう。
【0018】光反射電極26で反射されたレーザ光(光
パルス)は、入射光路を逆進し、電気光学結晶25,透
明電極24及び光走査部23を夫々通してビームスプリ
ッタ22に入射され、ここで反射された後偏光ビームス
プリッタ28に入射される。偏光ビームスプリッタ28
は入射レーザ光を互いに直交する2つの軸方位の光成分
に分解し、一方の軸方位のレーザ光成分は透過して集光
レンズ(図示せず)を介して第1のフォトダイオード2
9に入射させ、また他方の軸方位のレーザ光成分は反射
して集光レンズ(図示せず)を通して第2のフォトダイ
オード30に入射させる。
パルス)は、入射光路を逆進し、電気光学結晶25,透
明電極24及び光走査部23を夫々通してビームスプリ
ッタ22に入射され、ここで反射された後偏光ビームス
プリッタ28に入射される。偏光ビームスプリッタ28
は入射レーザ光を互いに直交する2つの軸方位の光成分
に分解し、一方の軸方位のレーザ光成分は透過して集光
レンズ(図示せず)を介して第1のフォトダイオード2
9に入射させ、また他方の軸方位のレーザ光成分は反射
して集光レンズ(図示せず)を通して第2のフォトダイ
オード30に入射させる。
【0019】ここで、前記したように、光反射電極26
と透明電極24との間に印加される被測定LSIの出力
被測定電圧に応じて、電気光学結晶25の屈折率が変化
し、これにより電気光学結晶25内を反射往復するレー
ザ光の偏光状態が変化するため、被測定電圧とフォトダ
イオード29及び30の各受光光量とは夫々図4に曲線
a,bで示す如く変化する。
と透明電極24との間に印加される被測定LSIの出力
被測定電圧に応じて、電気光学結晶25の屈折率が変化
し、これにより電気光学結晶25内を反射往復するレー
ザ光の偏光状態が変化するため、被測定電圧とフォトダ
イオード29及び30の各受光光量とは夫々図4に曲線
a,bで示す如く変化する。
【0020】従って、フォトダイオード29,30によ
り夫々光−電気変換されて得られた検出電圧のうち、フ
ォトダイオード29の出力検出電圧をI(1+α)とす
ると(ただしIは受光光量、αは変化率)、フォトダイ
オード30の出力検出電圧はI(1−α)で表わすこと
ができるため、両出力検出電圧の差を差動アンプ31に
よりとることにより、差動アンプ31からは2αIで表
わされる信号が取り出される。この差動アンプ31の出
力信号2αIのうち、2αは被測定LSI27の出力電
圧の関数であるから、この差動アンプ31の出力信号を
信号処理部32に供給することにより、2αIから被測
定電圧波形を測定(検出)することができる。なお、レ
ーザ光源21はタイミング回路34よりドライバ35を
通して印加される駆動信号により間歇的に駆動され、光
パルスを放射する。
り夫々光−電気変換されて得られた検出電圧のうち、フ
ォトダイオード29の出力検出電圧をI(1+α)とす
ると(ただしIは受光光量、αは変化率)、フォトダイ
オード30の出力検出電圧はI(1−α)で表わすこと
ができるため、両出力検出電圧の差を差動アンプ31に
よりとることにより、差動アンプ31からは2αIで表
わされる信号が取り出される。この差動アンプ31の出
力信号2αIのうち、2αは被測定LSI27の出力電
圧の関数であるから、この差動アンプ31の出力信号を
信号処理部32に供給することにより、2αIから被測
定電圧波形を測定(検出)することができる。なお、レ
ーザ光源21はタイミング回路34よりドライバ35を
通して印加される駆動信号により間歇的に駆動され、光
パルスを放射する。
【0021】以上は従来より公知の信号波形検出装置の
一般的な構成及び動作の説明であるが、本実施例では制
御部33により被測定LSI27を図2に示すような周
期的な被測定電圧が光反射電極26へ出力されるように
被測定LSI27を駆動すると共に、タイミング回路3
4により前記基準位相T0 と測定位相Tの2つのタイミ
ングを発生させ、また信号処理部32で差動アンプ21
の出力電圧を夫々上記2つのタイミングで夫々並列処理
する点に特徴がある。
一般的な構成及び動作の説明であるが、本実施例では制
御部33により被測定LSI27を図2に示すような周
期的な被測定電圧が光反射電極26へ出力されるように
被測定LSI27を駆動すると共に、タイミング回路3
4により前記基準位相T0 と測定位相Tの2つのタイミ
ングを発生させ、また信号処理部32で差動アンプ21
の出力電圧を夫々上記2つのタイミングで夫々並列処理
する点に特徴がある。
【0022】次に、本発明の要部をなす信号処理部32
及びタイミング回路34の第1実施例について図5及び
図6と共に説明する。図5は本発明の要部の第1実施例
の構成図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図5において、タイ
ミング回路34は遅延時間T0 の遅延回路41と、遅延
時間Tの遅延回路42と、それらの遅延出力信号の論理
和をとる2入力OR回路43とよりなる。また、信号処
理部32はタイミング調整回路44〜46,A/D変換
器47,第1及び第2の加算処理器48及び49よりな
る。更に、光学系50は図3のビームスプリッタ22,
光走査部23,偏光ビームスプリッタ28からなる。測
定対象51は透明電極24,電気光学結晶25,光反射
電極26及び被測定LSI27からなる。また、受光部
52は図3のフォトダイオード29,30及び差動アン
プ31からなる。
及びタイミング回路34の第1実施例について図5及び
図6と共に説明する。図5は本発明の要部の第1実施例
の構成図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図5において、タイ
ミング回路34は遅延時間T0 の遅延回路41と、遅延
時間Tの遅延回路42と、それらの遅延出力信号の論理
和をとる2入力OR回路43とよりなる。また、信号処
理部32はタイミング調整回路44〜46,A/D変換
器47,第1及び第2の加算処理器48及び49よりな
る。更に、光学系50は図3のビームスプリッタ22,
光走査部23,偏光ビームスプリッタ28からなる。測
定対象51は透明電極24,電気光学結晶25,光反射
電極26及び被測定LSI27からなる。また、受光部
52は図3のフォトダイオード29,30及び差動アン
プ31からなる。
【0023】図5において、制御部33から図6(A)
に示す如き波形タイミング信号が遅延回路41及び42
に夫々供給される。この波形タイミング信号は図3の被
測定LSI27より光反射電極26に印加される被測定
電圧波形と同期している。遅延回路41により時間T0
遅延された波形タイミング信号と遅延回路42により時
間T遅延された波形タイミング信号とは夫々OR回路4
3により論理和をとられることにより、図6(B)に示
す如きトリガタイミング信号とされる。ここで、上記の
時間T0 とTは図2に示した基準位相T0 と測定位相T
に対応する時間であり、測定が互いに干渉しない程度に
離れた値に設定されている。
に示す如き波形タイミング信号が遅延回路41及び42
に夫々供給される。この波形タイミング信号は図3の被
測定LSI27より光反射電極26に印加される被測定
電圧波形と同期している。遅延回路41により時間T0
遅延された波形タイミング信号と遅延回路42により時
間T遅延された波形タイミング信号とは夫々OR回路4
3により論理和をとられることにより、図6(B)に示
す如きトリガタイミング信号とされる。ここで、上記の
時間T0 とTは図2に示した基準位相T0 と測定位相T
に対応する時間であり、測定が互いに干渉しない程度に
離れた値に設定されている。
【0024】上記のトリガタイミング信号はレーザ光源
21に印加されて、そのハイレベル期間レーザ光源21
をトリガし、レーザ光を放射させる。従って、レーザ光
源21からは上記トリガタイミング信号に同期した光パ
ルスが放射される。これにより、測定対象51から光学
部50及び受光部52を通して図6(C)に示す如き測
定信号が入力される。
21に印加されて、そのハイレベル期間レーザ光源21
をトリガし、レーザ光を放射させる。従って、レーザ光
源21からは上記トリガタイミング信号に同期した光パ
ルスが放射される。これにより、測定対象51から光学
部50及び受光部52を通して図6(C)に示す如き測
定信号が入力される。
【0025】また、上記のトリガタイミング信号はタイ
ミング調整回路44を通してA/D変換器47にトリガ
信号として印加される。これによりA/D変換器47は
図6(D)に示す如きA/D変換タイミングで、同図
(C)に示した入力測定信号のアナログ・ディジタル変
換を行ない、生成したディジタルデータを加算処理器4
8及び49に夫々供給する。
ミング調整回路44を通してA/D変換器47にトリガ
信号として印加される。これによりA/D変換器47は
図6(D)に示す如きA/D変換タイミングで、同図
(C)に示した入力測定信号のアナログ・ディジタル変
換を行ない、生成したディジタルデータを加算処理器4
8及び49に夫々供給する。
【0026】一方、加算処理器48には遅延回路41の
出力遅延信号をタイミング調整回路45によりタイミン
グ調整して得られた図6(E)に示す如き信号がトリガ
信号として供給されるため、加算処理器48は入力ディ
ジタルデータのうち基準位相T0 に対応したタイミング
のデータのみ加算処理する。また、もう一つの加算処理
器49には遅延回路42の出力遅延信号をタイミング調
整回路46によりタイミング調整して得られた図6
(F)に示す如き信号がトリガ信号として供給されるた
め、加算処理器49は入力ディジタルデータのうち測定
位相Tに対応したタイミングのデータのみ加算処理され
る。
出力遅延信号をタイミング調整回路45によりタイミン
グ調整して得られた図6(E)に示す如き信号がトリガ
信号として供給されるため、加算処理器48は入力ディ
ジタルデータのうち基準位相T0 に対応したタイミング
のデータのみ加算処理する。また、もう一つの加算処理
器49には遅延回路42の出力遅延信号をタイミング調
整回路46によりタイミング調整して得られた図6
(F)に示す如き信号がトリガ信号として供給されるた
め、加算処理器49は入力ディジタルデータのうち測定
位相Tに対応したタイミングのデータのみ加算処理され
る。
【0027】このようにして、加算処理器48及び49
に別々に加算処理して得られたデータは基準位相T0 と
測定位相Tの各電圧値演算結果を示しており、これらは
信号処理部32の他の回路部(図示せず)に入力され、
基準位相の電圧値を基準にした測定位相点の電圧値を得
る。
に別々に加算処理して得られたデータは基準位相T0 と
測定位相Tの各電圧値演算結果を示しており、これらは
信号処理部32の他の回路部(図示せず)に入力され、
基準位相の電圧値を基準にした測定位相点の電圧値を得
る。
【0028】本実施例によれば、例えば被測定電圧波形
の測定を行なう位相時間幅を数十nsとした場合、基準
位相T0 と測定位相の各タイミング時間間隔は最大で1
00ns程度になるようにとれるため、1/100ns
(=10MHz)程度以下の、光学系や電気系の雑音が
除去できる。また、加算処理器48,49での加算平均
回数を増やしても、タイミング切換えの時間間隔がT0
とTの間隔で変らない(従来は一つの位相点に設定した
測定回数が増えるから加算平均回数を増やすと増加す
る)ため、電圧分解能の飽和は起きない。更に、被測定
電圧波形の一周期内で、基準位相と測定位相の2つのタ
イミングで電圧測定しているから、タイミング切換えと
基準位相タイミングでの測定による測定時間のオーバー
ヘッドをなくすことができる。
の測定を行なう位相時間幅を数十nsとした場合、基準
位相T0 と測定位相の各タイミング時間間隔は最大で1
00ns程度になるようにとれるため、1/100ns
(=10MHz)程度以下の、光学系や電気系の雑音が
除去できる。また、加算処理器48,49での加算平均
回数を増やしても、タイミング切換えの時間間隔がT0
とTの間隔で変らない(従来は一つの位相点に設定した
測定回数が増えるから加算平均回数を増やすと増加す
る)ため、電圧分解能の飽和は起きない。更に、被測定
電圧波形の一周期内で、基準位相と測定位相の2つのタ
イミングで電圧測定しているから、タイミング切換えと
基準位相タイミングでの測定による測定時間のオーバー
ヘッドをなくすことができる。
【0029】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図7は図3中のタイミング回路34の他の実施例の
構成図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。図7において、遅延回
路41の出力遅延信号はOR回路43に入力される一
方、遅延回路61に入力され、ここで、時間ΔT遅延さ
れた後OR回路43の他方の入力端子に入力される。こ
こで、遅延時間ΔTと遅延時間T0 との和が時間Tとな
るような値に遅延時間ΔTが設定されているから、遅延
回路61からは入力波形タイミング信号が時間T遅延さ
れて取り出される。
る。図7は図3中のタイミング回路34の他の実施例の
構成図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。図7において、遅延回
路41の出力遅延信号はOR回路43に入力される一
方、遅延回路61に入力され、ここで、時間ΔT遅延さ
れた後OR回路43の他方の入力端子に入力される。こ
こで、遅延時間ΔTと遅延時間T0 との和が時間Tとな
るような値に遅延時間ΔTが設定されているから、遅延
回路61からは入力波形タイミング信号が時間T遅延さ
れて取り出される。
【0030】図8は信号処理部32の他の実施例の構成
図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を
付し,その説明を省略する。図8において、44a及び
44bはタイミング調整回路、47a及び47bはA/
D変換器である。本実施例は基準位相T0 と測定位相T
の夫々に専用にA/D変換器47a,47bを設け、か
つ、そのA/D変換トリガ信号のタイミング調整回路も
44a,44bで示す如く別々に設けた点に特徴があ
る。本実施例によれば、図5に示したA/D変換器47
を共用した場合に比し、T0 とTの時間間隔をより短く
できるから、より高速な演算ができる。
図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を
付し,その説明を省略する。図8において、44a及び
44bはタイミング調整回路、47a及び47bはA/
D変換器である。本実施例は基準位相T0 と測定位相T
の夫々に専用にA/D変換器47a,47bを設け、か
つ、そのA/D変換トリガ信号のタイミング調整回路も
44a,44bで示す如く別々に設けた点に特徴があ
る。本実施例によれば、図5に示したA/D変換器47
を共用した場合に比し、T0 とTの時間間隔をより短く
できるから、より高速な演算ができる。
【0031】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、被測定電圧波形の一周期内の測定位相
は、互いに干渉しない限り、2以上設けるようにしても
よい。
ものではなく、被測定電圧波形の一周期内の測定位相
は、互いに干渉しない限り、2以上設けるようにしても
よい。
【0032】また、光パルスを電気光学結晶11内を透
過させ、その透過光パルスの偏光状態を検出する信号波
形検出装置に本発明を適用することができ、更に図3の
フォトダイオード29,30の出力信号の和信号(光量
信号)について本発明を適用し、光量規格化処理を行な
うようにしてもよい。
過させ、その透過光パルスの偏光状態を検出する信号波
形検出装置に本発明を適用することができ、更に図3の
フォトダイオード29,30の出力信号の和信号(光量
信号)について本発明を適用し、光量規格化処理を行な
うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、被測定電
圧波形の一周期内の基準位相と測定位相の電圧値を順次
取り込んでハードウェアで別々に検出しているため、基
準位相タイミングと測定位相タイミングの時間間隔の逆
数以下の周波数の雑音を除去できるため、正確な波形検
出ができ、また加算平均回数を増やしてもタイミング切
換えの時間間隔が変わらないため、電圧分解能の飽和は
起きず、また測定速度をソフトウェアによりタイミング
切換えを行なうものに比し高速にできる等の特長を有す
るものである。
圧波形の一周期内の基準位相と測定位相の電圧値を順次
取り込んでハードウェアで別々に検出しているため、基
準位相タイミングと測定位相タイミングの時間間隔の逆
数以下の周波数の雑音を除去できるため、正確な波形検
出ができ、また加算平均回数を増やしてもタイミング切
換えの時間間隔が変わらないため、電圧分解能の飽和は
起きず、また測定速度をソフトウェアによりタイミング
切換えを行なうものに比し高速にできる等の特長を有す
るものである。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の測定タイミング説明図である。
【図3】本発明の一実施例の構成図である。
【図4】図3の要部の特性説明図である。
【図5】本発明の要部の第1実施例の構成図である。
【図6】図5の動作説明用タイムチャートである。
【図7】タイミング回路の他の実施例の構成図である。
【図8】信号処理部の他の実施例の構成図である。
【図9】信号波形の検出原理説明図である。
10 被測定部
11 電気光学結晶
12 第1の処理部
13 第2の処理部
32 信号処理部
34 タイミング回路
47,47a,47b A/D変換器
48,49 加算器
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定部(10)に印加される周期的な
被測定電圧により発生する電界を、該被測定部(10)
上に近接して配置した電気光学結晶(11)の内部に誘
起させ、その時に該電気光学結晶(11)内を通過また
は反射往復する光パルスの偏光状態を検出することによ
り、被測定部(10)に印加された前記周期的な被測定
電圧波形を検出する信号波形検出装置において、 前記被測定電圧波形の各周期内において、前記光パルス
を基準位相の第1のタイミングと測定位相の第2のタイ
ミングで前記電気光学結晶(11)内を通過または反射
往復させて夫々の光パルスの偏光状態から前記基準位相
及び測定位相のときの前記被測定電圧波形の電圧値を得
る第1の処理部(12)と、 該第1の処理部(12)より得られた前記基準位相の電
圧値と前記測定位相の電圧値を一定数ずつ夫々別々に加
算又は加算平均処理を行なう第2の処理部(13)とを
有し、該第2の処理部(13)から前記被測定電圧波形
中の前記基準位相を基準とした前記測定位相の電圧値検
出出力を取り出すことを特徴とする信号波形検出装置の
信号処理装置。 - 【請求項2】 前記第1の処理部(12)は、 レーザ光を放射するレーザ光源(21)と、 該レーザ光源(21)を前記基準位相のタイミングと前
記測定位相のタイミングで夫々駆動して各々のタイミン
グで光パルスを発生させるタイミング回路(34)と、 前記レーザ光源(21)から出射された光パルスを前記
電気光学結晶(11)に照射し、これにより該電気光学
結晶(11)を通過、または反射往復した光パルスを取
り出す光学系(50)と、 該光学系(50)より取り出された前記光パルスを受光
して光−電気変換を行ない、得られた電気信号から前記
被測定電圧波形の電圧値を出力する受光部(52)と よりなることを特徴とする請求項1記載の信号波形検出
装置の信号処理装置。 - 【請求項3】 前記第2の処理部(13)は、 前記第1の処理部(12)の出力電圧値のアナログ・デ
ィジタル変換を行なうA/D変換器(47:47a,4
7b)と、 該A/D変換器(47:47a,47b)の出力ディジ
タル信号のうち前記基準位相のタイミングによるディジ
タル信号を加算処理する第1の加算処理器(48)と、 前記A/D変換器(47:47a,47b)の出力ディ
ジタル信号のうち前記測定位相のタイミングによるディ
ジタル信号を加算処理する第2の加算処理器(49)と
よりなり、前記第1及び第2の加算処理器(48,4
9)より夫々前記基準位相及び測定位相の演算結果を取
り出すことを特徴とする請求項1記載の信号波形検出装
置の信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16417391A JPH0510983A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 信号波形検出装置の信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16417391A JPH0510983A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 信号波形検出装置の信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510983A true JPH0510983A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15788115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16417391A Pending JPH0510983A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 信号波形検出装置の信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510983A (ja) |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP16417391A patent/JPH0510983A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011030 |