JPH05112573A - ラパマイシンのカルバミン酸エステル類 - Google Patents
ラパマイシンのカルバミン酸エステル類Info
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- JPH05112573A JPH05112573A JP4090825A JP9082592A JPH05112573A JP H05112573 A JPH05112573 A JP H05112573A JP 4090825 A JP4090825 A JP 4090825A JP 9082592 A JP9082592 A JP 9082592A JP H05112573 A JPH05112573 A JP H05112573A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D498/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D498/12—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains three hetero rings
- C07D498/18—Bridged systems
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/06—Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/08—Plasma substitutes; Perfusion solutions; Dialytics or haemodialytics; Drugs for electrolytic or acid-base disorders, e.g. hypovolemic shock
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/12—Antihypertensives
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 移植拒絶反応、宿主対移植片疾患、自己免疫
疾患、炎症疾患、充実性腫瘍および真菌感染の治療に有
用な化合物の提供。 【構成】 式: [式中、R1およびR2は、水素、−CONH(CR
3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;R3および
R4は、水素、アルキル、アラルキル、シクロアルキ
ル、ハロゲンまたはトリフルオロメチル;Xは水素、ア
ルキル、シクロアルキル、トリフルオロメチル、ニト
ロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、アラルキル、ハロ
ゲン、ジアルキルアミノ、チオアルキルまたは(置換)
フェニル基;Arはフェニル、ナフチル、ピリジル、キ
ノリル、イソキノリル、キノキサリル等、;nは0〜
5;ただし、nが0で、Xがアルキル、シクロアルキ
ル、アラルキルまたはYである場合、R1およびR2の一
方は水素以外の基である]で示される化合物またはその
医薬上許容される塩。
疾患、炎症疾患、充実性腫瘍および真菌感染の治療に有
用な化合物の提供。 【構成】 式: [式中、R1およびR2は、水素、−CONH(CR
3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;R3および
R4は、水素、アルキル、アラルキル、シクロアルキ
ル、ハロゲンまたはトリフルオロメチル;Xは水素、ア
ルキル、シクロアルキル、トリフルオロメチル、ニト
ロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、アラルキル、ハロ
ゲン、ジアルキルアミノ、チオアルキルまたは(置換)
フェニル基;Arはフェニル、ナフチル、ピリジル、キ
ノリル、イソキノリル、キノキサリル等、;nは0〜
5;ただし、nが0で、Xがアルキル、シクロアルキ
ル、アラルキルまたはYである場合、R1およびR2の一
方は水素以外の基である]で示される化合物またはその
医薬上許容される塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラパマイシン(rapamy
cin)のカルバミン酸エステル類および移植拒絶反応、
宿主対移植片疾患(host vs.graft disease)、自己免
疫疾患、炎症疾患、充実性腫瘍および真菌感染の治療に
おいて該化合物を用いる方法に関する。
cin)のカルバミン酸エステル類および移植拒絶反応、
宿主対移植片疾患(host vs.graft disease)、自己免
疫疾患、炎症疾患、充実性腫瘍および真菌感染の治療に
おいて該化合物を用いる方法に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】ラパマイシンは、イン・ビボ
およびイン・ビトロの両方で、特にカンジダ・アルビカ
ンス(Candida albicans)に対して抗真菌活性を有す
ることが判明した、ストレプトマイセス・ヒグロスコピ
カス(Streptomyces hygroscopicus)によって産生さ
れる大環状トリエン抗生物質である[シー・ベジナ
(C.Vezina)ら、ジェイ・アンチバイオト(J.Ant
ibiot.)28、721(1975);エス・エヌ・セ
ーガル(S.N.Sehgal)ら、ジェイ・アンチバイオ
ト 28、727(1975);エイチ・エイ・ベイカ
ー(H.A.Baker)ら、ジェイ・アンチバイオト 3
1、539(1978);米国特許第3929992
号;および米国特許第3993749号]。
およびイン・ビトロの両方で、特にカンジダ・アルビカ
ンス(Candida albicans)に対して抗真菌活性を有す
ることが判明した、ストレプトマイセス・ヒグロスコピ
カス(Streptomyces hygroscopicus)によって産生さ
れる大環状トリエン抗生物質である[シー・ベジナ
(C.Vezina)ら、ジェイ・アンチバイオト(J.Ant
ibiot.)28、721(1975);エス・エヌ・セ
ーガル(S.N.Sehgal)ら、ジェイ・アンチバイオ
ト 28、727(1975);エイチ・エイ・ベイカ
ー(H.A.Baker)ら、ジェイ・アンチバイオト 3
1、539(1978);米国特許第3929992
号;および米国特許第3993749号]。
【0003】ラパマイシンは、単独で(米国特許第48
85171号)またはピシバニールと組み合わせて(米
国特許第4401653号)抗腫瘍活性を有することが
分かった。アール・マーテル(R.Martel)ら[カナ
ディアン・ジャーナル・オブ・フィジオロジカル・ファ
ーマコロジー(Can.J.Physiol.Pharmacol.)5
5、48(1977)]は、ラパマイシンが、多発性硬
化症用モデルである実験的アレルギー性脳脊髄炎モデル
において、リウマチ様関節炎用モデルであるアジュバン
ト関節炎モデルにおいて効果的であり、IgE−様抗体
形成を効果的に抑制することを開示している。
85171号)またはピシバニールと組み合わせて(米
国特許第4401653号)抗腫瘍活性を有することが
分かった。アール・マーテル(R.Martel)ら[カナ
ディアン・ジャーナル・オブ・フィジオロジカル・ファ
ーマコロジー(Can.J.Physiol.Pharmacol.)5
5、48(1977)]は、ラパマイシンが、多発性硬
化症用モデルである実験的アレルギー性脳脊髄炎モデル
において、リウマチ様関節炎用モデルであるアジュバン
ト関節炎モデルにおいて効果的であり、IgE−様抗体
形成を効果的に抑制することを開示している。
【0004】ラパマイシンの免疫抑制効果がFASEB
3、3411(1989)に開示されている。他の大
環状分子である、シクロスポリン(cyclosporin)Aお
よびFK−506もまた、免疫抑制剤として効果的であ
り、したがって、移植拒絶反応を予防するのに有用であ
ることが示されている[FASEB 3、3411(1
989);FASEB 3、5256(1989);お
よびアール・ワイ・カルネ(R.Y.Calne)ら、ラン
セット(Lancet)1183(1978)]。
3、3411(1989)に開示されている。他の大
環状分子である、シクロスポリン(cyclosporin)Aお
よびFK−506もまた、免疫抑制剤として効果的であ
り、したがって、移植拒絶反応を予防するのに有用であ
ることが示されている[FASEB 3、3411(1
989);FASEB 3、5256(1989);お
よびアール・ワイ・カルネ(R.Y.Calne)ら、ラン
セット(Lancet)1183(1978)]。
【0005】ラパマイシンのモノ−およびジ−アシル化
誘導体(28位および43位でエステル化)は、抗真菌
剤として有用であり(米国特許第4316885号)、
ラパマイシンの水溶性プロドラッグを製造するのに用い
られる(米国特許第4650803号)と示されてい
る。近年、ラパマイシンについての番号付けの慣習が変
わったため、ケミカル・アブストラクト命名法によれ
ば、前記のエステルは、31−位および42−位にあ
る。
誘導体(28位および43位でエステル化)は、抗真菌
剤として有用であり(米国特許第4316885号)、
ラパマイシンの水溶性プロドラッグを製造するのに用い
られる(米国特許第4650803号)と示されてい
る。近年、ラパマイシンについての番号付けの慣習が変
わったため、ケミカル・アブストラクト命名法によれ
ば、前記のエステルは、31−位および42−位にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式:
【化3】 [式中、R1およびR2は、各々、独立して水素、−CO
NH(CR3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;
R3およびR4は、各々、独立して水素、炭素数1〜6の
アルキル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数3〜8
のシクロアルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチ
ル;Xは水素、炭素数1〜6の低級アルキル、炭素数3
〜8のシクロアルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、
炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数2〜7のカルボアル
コキシ、炭素数7〜10のアラルキル、ハロゲン、各ア
ルキル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルア
ミノ、炭素数1〜6のチオアルキルまたはY;Yは、所
望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数7〜10の
アラルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、シアノ、ハロ
ゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカルボアルコキシ、トリ
フルオロメチル、各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノおよび炭素数1〜6のアルキ
ルチオからなる群より選択される基でモノ−、ジ−また
はトリ−置換されていてもよいフェニル基;Arはフェ
ニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、イソキノリル、
キノキサリル、チエニル、チオナフチル、フリル、ベン
ゾフリル、ベンゾジオキシル、ベンズオキサゾリル、ベ
ンゾイソキサゾリルまたはベンゾジオキソリルであり、
ここで、Ar基は、所望により、炭素数1〜6のアルキ
ル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数1〜6のアル
コキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカ
ルボアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、各アル
キル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルアミ
ノ、炭素数1〜6のアルキルチオ、−SO3H、−PO3
Hおよび−CO2Hからなる群より選択される基でモノ
−、ジ−またはトリ−置換されていてもよく;およびn
は0〜5を意味する;ただし、nが0で、Xが炭素数1
〜6の低級アルキル、炭素数3〜8のシクロアルキル、
炭素数7〜10のアラルキルまたはYである場合、R1
およびR2の一方は水素以外の基である]で示される化
合物、またはXが各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノであるか、Ar基が塩基性窒
素を有するか、またはAr基が各アルキル基が炭素数1
〜6のアルキルであるジアルキルアミノ、−SO3H、
−PO3Hまたは−CO2Hで置換されている場合におけ
るその医薬上許容される塩であって、免疫抑制剤、抗炎
症剤、抗真菌剤および抗腫瘍剤として有用なラパマイシ
ン誘導体を提供する。
NH(CR3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;
R3およびR4は、各々、独立して水素、炭素数1〜6の
アルキル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数3〜8
のシクロアルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチ
ル;Xは水素、炭素数1〜6の低級アルキル、炭素数3
〜8のシクロアルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、
炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数2〜7のカルボアル
コキシ、炭素数7〜10のアラルキル、ハロゲン、各ア
ルキル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルア
ミノ、炭素数1〜6のチオアルキルまたはY;Yは、所
望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数7〜10の
アラルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、シアノ、ハロ
ゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカルボアルコキシ、トリ
フルオロメチル、各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノおよび炭素数1〜6のアルキ
ルチオからなる群より選択される基でモノ−、ジ−また
はトリ−置換されていてもよいフェニル基;Arはフェ
ニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、イソキノリル、
キノキサリル、チエニル、チオナフチル、フリル、ベン
ゾフリル、ベンゾジオキシル、ベンズオキサゾリル、ベ
ンゾイソキサゾリルまたはベンゾジオキソリルであり、
ここで、Ar基は、所望により、炭素数1〜6のアルキ
ル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数1〜6のアル
コキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカ
ルボアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、各アル
キル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルアミ
ノ、炭素数1〜6のアルキルチオ、−SO3H、−PO3
Hおよび−CO2Hからなる群より選択される基でモノ
−、ジ−またはトリ−置換されていてもよく;およびn
は0〜5を意味する;ただし、nが0で、Xが炭素数1
〜6の低級アルキル、炭素数3〜8のシクロアルキル、
炭素数7〜10のアラルキルまたはYである場合、R1
およびR2の一方は水素以外の基である]で示される化
合物、またはXが各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノであるか、Ar基が塩基性窒
素を有するか、またはAr基が各アルキル基が炭素数1
〜6のアルキルであるジアルキルアミノ、−SO3H、
−PO3Hまたは−CO2Hで置換されている場合におけ
るその医薬上許容される塩であって、免疫抑制剤、抗炎
症剤、抗真菌剤および抗腫瘍剤として有用なラパマイシ
ン誘導体を提供する。
【0007】医薬上許容される塩は、ナトリウム、カリ
ウム等の無機カチオン;各アルキル基が1〜6個の炭素
原子を有するモノ−、ジ−およびトリ−アルキルアミン
および各アルキル基が1〜6個の炭素原子を有するモノ
−、ジ−およびトリ−ヒドロキシアルキルアミン等の有
機塩基;および酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コハク
酸、マレイン酸、マロン酸、グルコン酸、塩酸、臭化水
素酸、リン酸、硝酸、硫酸、メタンスルホン酸および同
様に公知の許容される酸のような有機および無機酸から
誘導される塩である。
ウム等の無機カチオン;各アルキル基が1〜6個の炭素
原子を有するモノ−、ジ−およびトリ−アルキルアミン
および各アルキル基が1〜6個の炭素原子を有するモノ
−、ジ−およびトリ−ヒドロキシアルキルアミン等の有
機塩基;および酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コハク
酸、マレイン酸、マロン酸、グルコン酸、塩酸、臭化水
素酸、リン酸、硝酸、硫酸、メタンスルホン酸および同
様に公知の許容される酸のような有機および無機酸から
誘導される塩である。
【0008】これらの化合物のうち、好ましい化合物
は、R2が水素である化合物、R1が水素である化合物、
nが0で、XがYである化合物、R2が水素、nが0
で、XがYである化合物、nが0、XがYで、Yがフェ
ニル、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェ
ニル、4−ニトロフェニルまたは4−メチルフェニルで
ある化合物、およびArが、所望により、モノ−、ジ−
またはトリ−置換されていてもよいフェニルである化合
物が挙げられる。Arが炭素数7〜10のアラルキルで
置換されている場合、該アラルキル基のアリール基はフ
ェニル基であることが好ましい。
は、R2が水素である化合物、R1が水素である化合物、
nが0で、XがYである化合物、R2が水素、nが0
で、XがYである化合物、nが0、XがYで、Yがフェ
ニル、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェ
ニル、4−ニトロフェニルまたは4−メチルフェニルで
ある化合物、およびArが、所望により、モノ−、ジ−
またはトリ−置換されていてもよいフェニルである化合
物が挙げられる。Arが炭素数7〜10のアラルキルで
置換されている場合、該アラルキル基のアリール基はフ
ェニル基であることが好ましい。
【0009】42−位または31−と42−位の両方で
カルバミル化された本発明の化合物は、ラパマイシン
を、中性条件下、またはピリジンのような塩基の存在
下、式: O=C=N−Q [式中、Qは−(CR3R4)n−Xまたは−SO2−Ar
を意味する]で示されるイソシアネートと反応させるこ
とにより製造することができる。
カルバミル化された本発明の化合物は、ラパマイシン
を、中性条件下、またはピリジンのような塩基の存在
下、式: O=C=N−Q [式中、Qは−(CR3R4)n−Xまたは−SO2−Ar
を意味する]で示されるイソシアネートと反応させるこ
とにより製造することができる。
【0010】本発明の31−カルバミル化化合物は、ラ
パマイシンの42−アルコールを、tert−ブチルジ
メチルシリル基のような保護基で保護し、つづいて前記
の構造を有するイソシアネートで31−位をカルバミル
化することによって製造することができる。保護基を除
去して31−カルバミル化化合物を得る。tert−ブ
チルジメチルシリル保護基の場合、脱保護は温和な酸性
条件下で達成することができる。
パマイシンの42−アルコールを、tert−ブチルジ
メチルシリル基のような保護基で保護し、つづいて前記
の構造を有するイソシアネートで31−位をカルバミル
化することによって製造することができる。保護基を除
去して31−カルバミル化化合物を得る。tert−ブ
チルジメチルシリル保護基の場合、脱保護は温和な酸性
条件下で達成することができる。
【0011】31−位をカルバミル化し、42−位を脱
保護して、その42−位を、31−アルコールを反応さ
せたのと異なるイソシアネートと反応させ、31−と4
2−位で異なるカルバメートを有する化合物を得ること
ができる。また、前記の方法にて製造された42−カル
バミル化化合物を異なるイソシアネートと反応させ、3
1−と42−位にて異なるカルバメートを有する化合物
を得ることもできる。
保護して、その42−位を、31−アルコールを反応さ
せたのと異なるイソシアネートと反応させ、31−と4
2−位で異なるカルバメートを有する化合物を得ること
ができる。また、前記の方法にて製造された42−カル
バミル化化合物を異なるイソシアネートと反応させ、3
1−と42−位にて異なるカルバメートを有する化合物
を得ることもできる。
【0012】本発明の化合物を製造するのに用いるイソ
シアネートは商業上入手可能であるかまたは文献に開示
されている方法により製造することができる。マーチ
(March)[アドバンスド・オーガニック・ケミストリ
ー(Advanced Organic Chemistry),第3版、3
91頁、452頁および479頁(1985)]は、ア
リールスルホニルイソシアネートの一般的製法を記載し
ており、その方法はアリールスルホニルイソシアネート
が商業上入手できない場合に用いることができる。以下
の反応経路はアリール基から出発する1の方法の例示で
ある。アリールスルホニルイソシアネートを製造する他
の方法が文献にて知られている。
シアネートは商業上入手可能であるかまたは文献に開示
されている方法により製造することができる。マーチ
(March)[アドバンスド・オーガニック・ケミストリ
ー(Advanced Organic Chemistry),第3版、3
91頁、452頁および479頁(1985)]は、ア
リールスルホニルイソシアネートの一般的製法を記載し
ており、その方法はアリールスルホニルイソシアネート
が商業上入手できない場合に用いることができる。以下
の反応経路はアリール基から出発する1の方法の例示で
ある。アリールスルホニルイソシアネートを製造する他
の方法が文献にて知られている。
【0013】
【化4】
【0014】免疫抑制活性を、リンパ球の増殖(LA
F)を測定するためのイン・ビトロ標準薬理試験法にお
いて、および2種のイン・ビボ標準薬理試験法において
評価した。第1のイン・ビボ法は、混合リンパ球反応に
おける本発明の化合物の効果を測定する膝窩リンパ節
(PLN)試験法であり、第2のイン・ビボ法は、ピン
チ(pinch)皮膚移植片の生存期間を測定した。
F)を測定するためのイン・ビトロ標準薬理試験法にお
いて、および2種のイン・ビボ標準薬理試験法において
評価した。第1のイン・ビボ法は、混合リンパ球反応に
おける本発明の化合物の効果を測定する膝窩リンパ節
(PLN)試験法であり、第2のイン・ビボ法は、ピン
チ(pinch)皮膚移植片の生存期間を測定した。
【0015】代表的な化合物の免疫抑制効果のイン・ビ
トロ測定法として、コミトゲン誘発胸腺細胞増殖法(L
AF)を用いた。簡単には、正常なBALB/cマウス
の胸腺からの細胞をPHAおよびIL−1と一緒に72
時間培養し、最後の6時間にトリチウムチミジンを適用
する。細胞を、種々の濃度のラパマイシン、シクロスポ
リンAまたは試験化合物と共にまたはなしで培養する。
細胞を回収し、取り込まれた放射能を測定する。リンパ
球増殖の抑制は、非薬剤処理対照からの1分当たりの数
の変化率で検定する。結果は、次の割合によりまたはI
C50として表わす。
トロ測定法として、コミトゲン誘発胸腺細胞増殖法(L
AF)を用いた。簡単には、正常なBALB/cマウス
の胸腺からの細胞をPHAおよびIL−1と一緒に72
時間培養し、最後の6時間にトリチウムチミジンを適用
する。細胞を、種々の濃度のラパマイシン、シクロスポ
リンAまたは試験化合物と共にまたはなしで培養する。
細胞を回収し、取り込まれた放射能を測定する。リンパ
球増殖の抑制は、非薬剤処理対照からの1分当たりの数
の変化率で検定する。結果は、次の割合によりまたはI
C50として表わす。
【0016】
【数1】
【0017】遺伝学的に異なる動物由来のリンパ球様細
胞を組織培養中で合すると、混合リンパ球反応(ML
R)が生じる。各々が他方を刺激して幼若転換を経験
し、それがトリチウムチミジンの取り込みにより定量す
ることにできるDNA合成の増加をもたらす。MLRを
刺激することは、主要組織適合性抗原における不均衡と
相関関係にあるため、イン・ビボ膝窩リンパ節(PL
N)試験方法は、宿主対移植片疾患と密接に関連する。
簡単には、BALB/cドナー由来の放射線照射された
脾臓細胞を受容者C3Hマウスの右後足の肉趾中に注入
する。薬剤を第0日〜第4日まで毎日経口投与する。第
3日および第4日に、トリチウムチミジンを1日2回腹
腔内投与する。第5日に、後足膝窩リンパ節を摘出し、
溶解させて放射能を計数する。対応する左PLNを、P
LNについての注射した後足の対照として用いる。同種
異系対照として非薬剤処理動物を用いて抑制%を計算す
る。ラパマイシンは、投与量6mg/kgの経口投与量
で86%抑制を付与するのに対して、シクロスポリンA
は同投与量で43%抑制を付与した。結果は、次の割合
で表わす:
胞を組織培養中で合すると、混合リンパ球反応(ML
R)が生じる。各々が他方を刺激して幼若転換を経験
し、それがトリチウムチミジンの取り込みにより定量す
ることにできるDNA合成の増加をもたらす。MLRを
刺激することは、主要組織適合性抗原における不均衡と
相関関係にあるため、イン・ビボ膝窩リンパ節(PL
N)試験方法は、宿主対移植片疾患と密接に関連する。
簡単には、BALB/cドナー由来の放射線照射された
脾臓細胞を受容者C3Hマウスの右後足の肉趾中に注入
する。薬剤を第0日〜第4日まで毎日経口投与する。第
3日および第4日に、トリチウムチミジンを1日2回腹
腔内投与する。第5日に、後足膝窩リンパ節を摘出し、
溶解させて放射能を計数する。対応する左PLNを、P
LNについての注射した後足の対照として用いる。同種
異系対照として非薬剤処理動物を用いて抑制%を計算す
る。ラパマイシンは、投与量6mg/kgの経口投与量
で86%抑制を付与するのに対して、シクロスポリンA
は同投与量で43%抑制を付与した。結果は、次の割合
で表わす:
【0018】
【数2】
【0019】第2のイン・ビボ試験法は、雄のBALB
/c受容者に移植した雄のDBA/2ドナーからのピン
チ皮膚移植片の生存期間を測定するように設計する。該
方法を、ビリンハム・アール・イー(Billingham
R.E.)およびメダウォー・ピー・ビー(Medawar
P.B.)、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・
バイオロジー(J.Exp.Biol.)28:385−4
02、(1951)より適用させる。簡単には、ドナー
からのピンチ皮膚移植片を同種移植片として受容者の背
中に移植し、対照としての自己移植片を同一領域に用い
る。受容者を、試験対照としてのシクロスポリンAまた
は試験化合物の濃度を変化させて腹腔内処置する。未処
置の受容者を拒絶反応対照として用いる。移植片を毎日
モニター観察し、移植片が乾燥し、黒色痂皮を形成する
ようになるまで観察を記録する。この日を拒絶反応の日
と考える。薬剤処理群の平均移植片生存期間(日数±
S.D.)を対照群と比較する。
/c受容者に移植した雄のDBA/2ドナーからのピン
チ皮膚移植片の生存期間を測定するように設計する。該
方法を、ビリンハム・アール・イー(Billingham
R.E.)およびメダウォー・ピー・ビー(Medawar
P.B.)、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・
バイオロジー(J.Exp.Biol.)28:385−4
02、(1951)より適用させる。簡単には、ドナー
からのピンチ皮膚移植片を同種移植片として受容者の背
中に移植し、対照としての自己移植片を同一領域に用い
る。受容者を、試験対照としてのシクロスポリンAまた
は試験化合物の濃度を変化させて腹腔内処置する。未処
置の受容者を拒絶反応対照として用いる。移植片を毎日
モニター観察し、移植片が乾燥し、黒色痂皮を形成する
ようになるまで観察を記録する。この日を拒絶反応の日
と考える。薬剤処理群の平均移植片生存期間(日数±
S.D.)を対照群と比較する。
【0020】以下の表において、これら3種の標準試験
方法における本発明の代表的化合物の結果を要約する。
方法における本発明の代表的化合物の結果を要約する。
【0021】
【表1】 LAF PLN 皮膚移植片 化合物 IC50(nM) (比率) (日数+SD) 実施例1 8.6 0.71 8.5±1.6 実施例2 3.9 0.47 8.5±1.2 実施例3 >1000 + + 実施例4 57.9 0.90 + 実施例5 3%++ + + 実施例6 10.4 0.25 8.3±1.0 実施例7 + + + 実施例8 7.4 + 8.8±1.3 実施例9 8.7 0.72 8.0±1.7 実施例10 >1000 + + 実施例11 >1000 + + 実施例12 >1000 + + 実施例14 >1000 + + 実施例15 >1000 + + 実施例16 0.91(比率) 0.84(経口) 11.2±0.4 1.03(腹腔内) 実施例18 0.74(比率) 0.47 + 実施例19 0.10(比率) + + ラパマイシン 3.2〜9.4 1.00 12.0±1.7 +: 評価しなかった ++: 100nMでの抑制%
【0022】これらの標準薬理試験方法の結果は、本発
明の化合物がイン・ビトロおよびイン・ビボの両方で免
疫抑制活性であることを示す。LAFおよびPLN試験
法における正比率は、T細胞増殖を抑制することを示
す。免疫抑制剤を用いないと、移植されたピンチ皮膚移
植片は典型的には6〜7日以内に拒絶反応を示すため、
本発明の化合物で処理した場合に皮膚移植片の生存期間
が増加することは、該化合物が免疫抑制剤として有用で
あることを示す。
明の化合物がイン・ビトロおよびイン・ビボの両方で免
疫抑制活性であることを示す。LAFおよびPLN試験
法における正比率は、T細胞増殖を抑制することを示
す。免疫抑制剤を用いないと、移植されたピンチ皮膚移
植片は典型的には6〜7日以内に拒絶反応を示すため、
本発明の化合物で処理した場合に皮膚移植片の生存期間
が増加することは、該化合物が免疫抑制剤として有用で
あることを示す。
【0023】移植拒絶を予防しまたは治療する本発明の
化合物の能力を、ヒトにて起こる移植拒絶反応を模倣す
る異所性(heterotropic)心臓同種移植片標準試験法に
て証明した。以下に、用いた方法を簡単に記載する。雄
のBNラットの新生児ドナー(日齢5日以下)を殺し、
胸腺を心臓より切除した。胸腔とのすべての接合を切断
し、心臓を胸腔から取り出し、冷却RPMI培地に入
れ、そこですべての付着した脂肪および筋膜を除去し
た。心臓を頂部から大動脈根部まで中線に沿って二等分
し、各々が心房および心室組織を含有する、2つのほぼ
等しい半体を得た。受容者の雄のルイス(Lewis)ラッ
トをフェノバルビトール(phenobarbitol)(50mg
/ml;腹腔内)で麻酔し、左の内耳にヨウ化ポビジン
(povidine iodine)を塗布し、RPMI(1ml)を
軟骨板(cartiledge plate)上に皮下注射して流体充填
包を生成した。刺傷の切り込みを該包に作り、その中に
単一の心臓の半体フラグメントを挿入した。該包を1滴
のベット−シール(Vet−Seal)(3M・アニマル・
ケアー・プロダクツ(3M Animal Care Product
s)でシールした。受容者を、各々、1群10匹のラッ
トの処理群に分け、評価すべき化合物を、移植操作後、
移植片不全が生じるまで、225μg/日の用量で投与
した。手動注射によるか、または受容者のラットの腹膜
中に移植したアズレット・オスモティック・ポンプ(A
zlet osmotic pump)を介するかのいずれかにより腹
腔内投与を行った。移植片を移植後第7日、その後隔日
での心臓活性の喪失について検査した。移植片の生存期
間を、移植後、心臓移植片が視覚的検査および/または
心臓モニターによりすべての収縮活性を失った日と定義
する。個々の拒絶期間を平均化し、各処理群についての
平均生存期間を得た。以下の表は、本発明の代表的化合
物について得られた結果を示す。対照群は、同種移植片
を受け、試験化合物を受けなかったラットを意味する。
ラパマイシンを比較の目的で評価した。
化合物の能力を、ヒトにて起こる移植拒絶反応を模倣す
る異所性(heterotropic)心臓同種移植片標準試験法に
て証明した。以下に、用いた方法を簡単に記載する。雄
のBNラットの新生児ドナー(日齢5日以下)を殺し、
胸腺を心臓より切除した。胸腔とのすべての接合を切断
し、心臓を胸腔から取り出し、冷却RPMI培地に入
れ、そこですべての付着した脂肪および筋膜を除去し
た。心臓を頂部から大動脈根部まで中線に沿って二等分
し、各々が心房および心室組織を含有する、2つのほぼ
等しい半体を得た。受容者の雄のルイス(Lewis)ラッ
トをフェノバルビトール(phenobarbitol)(50mg
/ml;腹腔内)で麻酔し、左の内耳にヨウ化ポビジン
(povidine iodine)を塗布し、RPMI(1ml)を
軟骨板(cartiledge plate)上に皮下注射して流体充填
包を生成した。刺傷の切り込みを該包に作り、その中に
単一の心臓の半体フラグメントを挿入した。該包を1滴
のベット−シール(Vet−Seal)(3M・アニマル・
ケアー・プロダクツ(3M Animal Care Product
s)でシールした。受容者を、各々、1群10匹のラッ
トの処理群に分け、評価すべき化合物を、移植操作後、
移植片不全が生じるまで、225μg/日の用量で投与
した。手動注射によるか、または受容者のラットの腹膜
中に移植したアズレット・オスモティック・ポンプ(A
zlet osmotic pump)を介するかのいずれかにより腹
腔内投与を行った。移植片を移植後第7日、その後隔日
での心臓活性の喪失について検査した。移植片の生存期
間を、移植後、心臓移植片が視覚的検査および/または
心臓モニターによりすべての収縮活性を失った日と定義
する。個々の拒絶期間を平均化し、各処理群についての
平均生存期間を得た。以下の表は、本発明の代表的化合
物について得られた結果を示す。対照群は、同種移植片
を受け、試験化合物を受けなかったラットを意味する。
ラパマイシンを比較の目的で評価した。
【0024】
【表2】 処理群 平均生存期間(日数) 対照 11.5 実施例16 34.4 ラパマイシン 38
【0025】表2から分かるように、本発明の代表的化
合物での処理は、移植同種移植片の生存期間を有意に
(p<0.05)延長させた。未処理の同種移植片は1
1.5日までに拒絶反応を示すのに対して、本発明の代
表的化合物で処理すると34.4日まで拒絶反応は妨げ
られた。このように、該標準薬理試験法の結果は、本発
明の化合物が移植拒絶反応を予防しまたは治療するのに
有用であることを示す。
合物での処理は、移植同種移植片の生存期間を有意に
(p<0.05)延長させた。未処理の同種移植片は1
1.5日までに拒絶反応を示すのに対して、本発明の代
表的化合物で処理すると34.4日まで拒絶反応は妨げ
られた。このように、該標準薬理試験法の結果は、本発
明の化合物が移植拒絶反応を予防しまたは治療するのに
有用であることを示す。
【0026】本発明の化合物は、構造的にラパマイシン
に類似しており、ラパマイシンと同様の活性プロフィー
ルを有するため、本発明の化合物もまた、抗腫瘍および
抗真菌活性を有すると思われる。
に類似しており、ラパマイシンと同様の活性プロフィー
ルを有するため、本発明の化合物もまた、抗腫瘍および
抗真菌活性を有すると思われる。
【0027】これらの標準薬理試験法の結果に基づき、
該化合物は、心臓、腎臓、肝臓、骨髄および皮膚移植の
ような移植拒絶反応、狼瘡、リウマチ様関節炎、真性糖
尿病、重症筋無力症および多発性硬化症のような自己免
疫疾患、および乾癬、皮膚炎、湿疹、脂漏症、炎症性腸
疾患および眼ブドウ膜炎のような炎症疾患、充実性腫瘍
および真菌感染症の治療に有用である。
該化合物は、心臓、腎臓、肝臓、骨髄および皮膚移植の
ような移植拒絶反応、狼瘡、リウマチ様関節炎、真性糖
尿病、重症筋無力症および多発性硬化症のような自己免
疫疾患、および乾癬、皮膚炎、湿疹、脂漏症、炎症性腸
疾患および眼ブドウ膜炎のような炎症疾患、充実性腫瘍
および真菌感染症の治療に有用である。
【0028】実施例18の化合物を42−シリル化中間
体(実施例17)を介して製造した場合、実施例17の
化合物は本発明の化合物の中間体として有用である。
体(実施例17)を介して製造した場合、実施例17の
化合物は本発明の化合物の中間体として有用である。
【0029】該化合物は、それを必要とする哺乳動物
に、単独でまたは医薬担体と共に投与してもよい。該医
薬担体は固体または液体であってよい。
に、単独でまたは医薬担体と共に投与してもよい。該医
薬担体は固体または液体であってよい。
【0030】固体担体は、フレーバー剤、滑剤、可溶化
剤、沈殿防止剤、充填剤、潤滑剤、圧縮助剤、結合剤ま
たは錠剤崩壊剤としても作用し得る1つまたはそれ以上
の物質を含有してもよく、カプセル化物質とすることが
できる。粉末において、該担体は微細化した固体であ
り、微細化した活性成分と混合したものである。錠剤に
おいて、活性成分を、適当な割合にて必要な圧縮特性を
有する担体と混合し、所望の形状および大きさに圧縮す
る。粉末および錠剤は、好ましくは、活性成分を99%
まで含有する。適当な固体担体は、例えば、リン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ショ糖、
乳糖、デキストリン、澱粉、ゼラチン、セルロース、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ポリビニルピロリジン、低融点ワックスおよびイオ
ン交換樹脂を包含する。
剤、沈殿防止剤、充填剤、潤滑剤、圧縮助剤、結合剤ま
たは錠剤崩壊剤としても作用し得る1つまたはそれ以上
の物質を含有してもよく、カプセル化物質とすることが
できる。粉末において、該担体は微細化した固体であ
り、微細化した活性成分と混合したものである。錠剤に
おいて、活性成分を、適当な割合にて必要な圧縮特性を
有する担体と混合し、所望の形状および大きさに圧縮す
る。粉末および錠剤は、好ましくは、活性成分を99%
まで含有する。適当な固体担体は、例えば、リン酸カル
シウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ショ糖、
乳糖、デキストリン、澱粉、ゼラチン、セルロース、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ポリビニルピロリジン、低融点ワックスおよびイオ
ン交換樹脂を包含する。
【0031】液体担体は、溶液、懸濁液、エマルショ
ン、シロップ、エリキシルおよび加圧組成物を製造する
のに用いられる。活性成分は、水、有機溶媒、その混合
物または医薬上許容される油脂のような医薬上許容され
る液体担体に溶解または懸濁させることができる。液体
担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝剤、保存剤、甘味剤、
フレーバー剤、沈殿防止剤、増粘剤、着色剤、粘度調節
剤、安定化剤または浸透度調節剤のような他の適当な医
薬添加剤を含有し得る。経口および非経口投与用液体担
体の適当な例は、水(前記の添加剤、例えば、セルロー
ス誘導体、好ましくは、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム溶液を一部に含有する)、アルコール(一価ア
ルコールおよび多価アルコール、例えば、グリコールを
包含する)、およびそれらの誘導体、ならびに油類(例
えば、分別ココナッツ油および落花生油)を包含する。
非経口投与の場合、該担体は、さらにオレイン酸エチル
およびミリスチン酸イソプロピルのような油状エステル
とすることができる。滅菌液体担体は、非経口投与用滅
菌液状組成物において有用である。加圧組成物用の液体
担体は、ハロゲン化炭化水素または他の医薬上許容され
る噴射剤とすることができる。
ン、シロップ、エリキシルおよび加圧組成物を製造する
のに用いられる。活性成分は、水、有機溶媒、その混合
物または医薬上許容される油脂のような医薬上許容され
る液体担体に溶解または懸濁させることができる。液体
担体は、可溶化剤、乳化剤、緩衝剤、保存剤、甘味剤、
フレーバー剤、沈殿防止剤、増粘剤、着色剤、粘度調節
剤、安定化剤または浸透度調節剤のような他の適当な医
薬添加剤を含有し得る。経口および非経口投与用液体担
体の適当な例は、水(前記の添加剤、例えば、セルロー
ス誘導体、好ましくは、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム溶液を一部に含有する)、アルコール(一価ア
ルコールおよび多価アルコール、例えば、グリコールを
包含する)、およびそれらの誘導体、ならびに油類(例
えば、分別ココナッツ油および落花生油)を包含する。
非経口投与の場合、該担体は、さらにオレイン酸エチル
およびミリスチン酸イソプロピルのような油状エステル
とすることができる。滅菌液体担体は、非経口投与用滅
菌液状組成物において有用である。加圧組成物用の液体
担体は、ハロゲン化炭化水素または他の医薬上許容され
る噴射剤とすることができる。
【0032】滅菌溶液または懸濁液である液体医薬組成
物は、例えば、筋肉内、腹腔内または皮下注射によって
利用することができる。滅菌溶液はまた、静脈内に投与
することもできる。該化合物は、液体または固体組成物
形のいずれかで経口投与することもできる。
物は、例えば、筋肉内、腹腔内または皮下注射によって
利用することができる。滅菌溶液はまた、静脈内に投与
することもできる。該化合物は、液体または固体組成物
形のいずれかで経口投与することもできる。
【0033】好ましくは、医薬組成物は、例えば、錠剤
またはカプセルのような単位投与形である。かかる形態
において、該組成物を、適当な量の活性成分を含有する
単位投与形に細分割し、単位投与形は、例えば、包装さ
れた粉末、バイアル、アンプル、予め充填されたシリン
ジまたは液体含有サシェー剤のような包装組成物とする
ことができる。単位投与形は、例えば、カプセルまたは
錠剤そのものであってもよく、あるいはパッケージ形の
適当数のかかるいずれの組成物であってもよい。治療に
おいて用いる投与量は、客観的に顧問医によって決定さ
れなければならない。
またはカプセルのような単位投与形である。かかる形態
において、該組成物を、適当な量の活性成分を含有する
単位投与形に細分割し、単位投与形は、例えば、包装さ
れた粉末、バイアル、アンプル、予め充填されたシリン
ジまたは液体含有サシェー剤のような包装組成物とする
ことができる。単位投与形は、例えば、カプセルまたは
錠剤そのものであってもよく、あるいはパッケージ形の
適当数のかかるいずれの組成物であってもよい。治療に
おいて用いる投与量は、客観的に顧問医によって決定さ
れなければならない。
【0034】加えて、本発明の化合物は、0.1〜5
%、好ましくは2%の活性化合物を含有する医薬上許容
されるビヒクルとの処方により、溶液、クリームまたは
ローションとして用い、それを真菌感染部位に投与して
もよい。
%、好ましくは2%の活性化合物を含有する医薬上許容
されるビヒクルとの処方により、溶液、クリームまたは
ローションとして用い、それを真菌感染部位に投与して
もよい。
【0035】次に実施例を挙げて、本発明をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
実施例1 (4−フルオロフェニル)カルバミン酸とのラパマイシ
ン−42−エステルピリジン1ml中、ラパマイシン7
0mgの溶液を、無水条件下、0℃にて、ピリジン1.
5ml中のパラフルオロフェニルイソシアネート50m
gと反応させた。0℃にて5時間撹拌させた後、反応混
合物を0℃にて2N塩酸20mlで希釈し、酢酸エチル
で抽出した。酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカ
ゲル上のクロマトグラフィーに付した。30%酢酸エチ
ル/ベンゼンで溶出し、白色固体として標記化合物15
mgを得た。融点99〜103℃。
ン−42−エステルピリジン1ml中、ラパマイシン7
0mgの溶液を、無水条件下、0℃にて、ピリジン1.
5ml中のパラフルオロフェニルイソシアネート50m
gと反応させた。0℃にて5時間撹拌させた後、反応混
合物を0℃にて2N塩酸20mlで希釈し、酢酸エチル
で抽出した。酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカ
ゲル上のクロマトグラフィーに付した。30%酢酸エチ
ル/ベンゼンで溶出し、白色固体として標記化合物15
mgを得た。融点99〜103℃。
【0036】IR=KBr max 3440(OH)、1
740(C=O)、1625(アミドC=O)、146
0、1855、1200、1070、990cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz)δ7.38
(t,2H,芳香族プロトン,フッ素に対してオルト
位)、7.00(t,2H,芳香族プロトン,フッ素に
対してメタ位)、3.39(s,3H,CH3O)、
3.33(s,3H,CH3O)、3.14(s,3
H,CH3O)。 MS(陰イオンFAB)1050(M-)、590、4
58、167。
740(C=O)、1625(アミドC=O)、146
0、1855、1200、1070、990cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz)δ7.38
(t,2H,芳香族プロトン,フッ素に対してオルト
位)、7.00(t,2H,芳香族プロトン,フッ素に
対してメタ位)、3.39(s,3H,CH3O)、
3.33(s,3H,CH3O)、3.14(s,3
H,CH3O)。 MS(陰イオンFAB)1050(M-)、590、4
58、167。
【0037】実施例2 フェニルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エステ
ル ピリジン0.8ml中、ラパマイシン100mgの溶液
を、無水条件下、0℃にて、ピリジン0.5ml中のフ
ェニルイソシアネート60mgと反応させた。0℃の無
水条件下にて5時間撹拌させた後、反応混合物を0℃に
て2N塩酸20mlで希釈し、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロ
マトグラフィーに付した。25%酢酸エチル/ベンゼン
で溶出し、白色固体として標記化合物65mgを得た。
融点106〜109℃。
ル ピリジン0.8ml中、ラパマイシン100mgの溶液
を、無水条件下、0℃にて、ピリジン0.5ml中のフ
ェニルイソシアネート60mgと反応させた。0℃の無
水条件下にて5時間撹拌させた後、反応混合物を0℃に
て2N塩酸20mlで希釈し、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロ
マトグラフィーに付した。25%酢酸エチル/ベンゼン
で溶出し、白色固体として標記化合物65mgを得た。
融点106〜109℃。
【0038】IR=KBr max 3400(OH)、1
725(C=O)、1645(アミドC=O)、160
0(芳香族)、1540、1440、1315、108
0、990および750(芳香族)。1 H NMR(CDCl3,400MHz)δ7.40
(t,2H,芳香族,NHに対してオルト位)、7.3
2(t,2H,芳香族)、3.34(s,3H,CH3
O)、3.14(s,3H,CH3O)。 MS(陰イオンFAB):1032(M-)、590、
321、167。
725(C=O)、1645(アミドC=O)、160
0(芳香族)、1540、1440、1315、108
0、990および750(芳香族)。1 H NMR(CDCl3,400MHz)δ7.40
(t,2H,芳香族,NHに対してオルト位)、7.3
2(t,2H,芳香族)、3.34(s,3H,CH3
O)、3.14(s,3H,CH3O)。 MS(陰イオンFAB):1032(M-)、590、
321、167。
【0039】実施例3 [4−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバミン酸
とのラパマイシン−31,42−ジエステル 乾燥ピリジン5ml中、4−(トリフルオロメチル)フ
ェニルイソシアネート0.45gの溶液を、0℃にて、
乾燥ピリジン10ml中、ラパマイシン1.00gの溶
液に加え、得られた溶液を0〜5℃にて3.5時間撹拌
した。冷2N塩酸(75ml)を加え、生成物を酢酸エ
チルに抽出し、それをブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲル上
のクロマトグラフィーに付した。10%酢酸エチル/塩
化メチレンで溶出し、白色固体として31,42−ジエ
ステル0.63gを得た。融点147〜195℃。
とのラパマイシン−31,42−ジエステル 乾燥ピリジン5ml中、4−(トリフルオロメチル)フ
ェニルイソシアネート0.45gの溶液を、0℃にて、
乾燥ピリジン10ml中、ラパマイシン1.00gの溶
液に加え、得られた溶液を0〜5℃にて3.5時間撹拌
した。冷2N塩酸(75ml)を加え、生成物を酢酸エ
チルに抽出し、それをブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲル上
のクロマトグラフィーに付した。10%酢酸エチル/塩
化メチレンで溶出し、白色固体として31,42−ジエ
ステル0.63gを得た。融点147〜195℃。
【0040】IR(KBr):3400(OH)、17
30(C=O)、1615、1530、1320、12
10、1110、1060および840cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ7.46〜
7.57(複合,8H,芳香族)、3.38(s,3
H,OCH3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.
16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1287(M-)、108
1、894、590、321。
30(C=O)、1615、1530、1320、12
10、1110、1060および840cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ7.46〜
7.57(複合,8H,芳香族)、3.38(s,3
H,OCH3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.
16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1287(M-)、108
1、894、590、321。
【0041】以下の代表的化合物は、実施例3の標記化
合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシン
と適当なイソシアネートとから製造することができる。
合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシン
と適当なイソシアネートとから製造することができる。
【0042】(フェニルメチル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−31,42−ジエステル シクロヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−31,
42−ジエステル メチルカルバミン酸とのラパマイシン−31,42−ジ
エステル 2−プロピルカルバミン酸とのラパマイシン−31,4
2−ジエステル トリフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1,42−ジエステル 2−ニトロエチルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1,42−ジエステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−31,42−ジエステル [2−(カルボメトキシ)エチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31,42−ジエステル [4−(メチルチオ)ブチル]カルバミン酸とのラパマ
イシン−31,42−ジエステル [3−エチル−4−(4−ニトロフェニル)ブチルカル
バミン酸とのラパマイシン−31,42−ジエステル
マイシン−31,42−ジエステル シクロヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−31,
42−ジエステル メチルカルバミン酸とのラパマイシン−31,42−ジ
エステル 2−プロピルカルバミン酸とのラパマイシン−31,4
2−ジエステル トリフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1,42−ジエステル 2−ニトロエチルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1,42−ジエステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−31,42−ジエステル [2−(カルボメトキシ)エチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31,42−ジエステル [4−(メチルチオ)ブチル]カルバミン酸とのラパマ
イシン−31,42−ジエステル [3−エチル−4−(4−ニトロフェニル)ブチルカル
バミン酸とのラパマイシン−31,42−ジエステル
【0043】実施例4 [4−(トリフルオロメチル)フェニル]カルバミン酸
とのラパマイシン−42−エステル 実施例3に記載されている残渣を30%酢酸エチル/塩
化メチレンで連続的に溶出し、白色固体として42−モ
ノエステル0.20gを得た。融点144〜172℃。
とのラパマイシン−42−エステル 実施例3に記載されている残渣を30%酢酸エチル/塩
化メチレンで連続的に溶出し、白色固体として42−モ
ノエステル0.20gを得た。融点144〜172℃。
【0044】IR(KBr):3450(OH)、17
30(C=O)、1650、1615、1535、14
45、1315、1210、1110、1050、98
0および835cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ7.55
(d,2H,芳香族)、7.50(d,2H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.34
(s,3H,OCH3)、3.14(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1100(M-)、590、
321、160。
30(C=O)、1650、1615、1535、14
45、1315、1210、1110、1050、98
0および835cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ7.55
(d,2H,芳香族)、7.50(d,2H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.34
(s,3H,OCH3)、3.14(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1100(M-)、590、
321、160。
【0045】以下の代表的化合物は、実施例4の標記化
合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシン
と適当なイソシアネートとから製造することができる。
合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシン
と適当なイソシアネートとから製造することができる。
【0046】(フェニルメチル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−エステル シクロヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−42−
エステル メチルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エステル 2−プロピルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エ
ステル トリフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−4
2−エステル 2−ニトロエチルカルバミン酸とのラパマイシン−42
−エステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−42−エステル [2−(カルボメトキシ)エチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−エステル [4−(メチルチオ)ブチル]カルバミン酸とのラパマ
イシン−42−エステル [3−エチル−4−(4−ニトロフェニル)ブチルカル
バミン酸とのラパマイシン−42−エステル
マイシン−42−エステル シクロヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−42−
エステル メチルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エステル 2−プロピルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エ
ステル トリフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−4
2−エステル 2−ニトロエチルカルバミン酸とのラパマイシン−42
−エステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−42−エステル [2−(カルボメトキシ)エチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−エステル [4−(メチルチオ)ブチル]カルバミン酸とのラパマ
イシン−42−エステル [3−エチル−4−(4−ニトロフェニル)ブチルカル
バミン酸とのラパマイシン−42−エステル
【0047】実施例5 (4−ニトロフェニル)カルバミン酸とのラパマイシン
−31,42−ジエステル ピリジン4ml中、4−ニトロフェニルイソシアネート
0.38gの溶液を、0℃にて、ピリジン11ml中、
ラパマイシン1.16gの溶液に加え、0℃にて15分
間撹拌し、ついで20℃に15分間にわたって加温し、
20℃にて1.5時間撹拌した。冷2N塩酸(75m
l)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させ
た。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、
10%酢酸エチル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体と
してジエステル160mgを得た。融点164〜171
℃。
−31,42−ジエステル ピリジン4ml中、4−ニトロフェニルイソシアネート
0.38gの溶液を、0℃にて、ピリジン11ml中、
ラパマイシン1.16gの溶液に加え、0℃にて15分
間撹拌し、ついで20℃に15分間にわたって加温し、
20℃にて1.5時間撹拌した。冷2N塩酸(75m
l)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させ
た。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、
10%酢酸エチル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体と
してジエステル160mgを得た。融点164〜171
℃。
【0048】IR(KBr):3380(OH)、29
10、1725(C=O)、1635、1590、15
00、1320、1200および850cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ8.20
(d,4H,芳香族)、7.57(d,2H,芳香
族)、7.53(d,2H,芳香族)、3.38(s,
3H,OCH3)、3.37(s,3H,OCH3)、
3.16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1241(M-)、105
8、590。
10、1725(C=O)、1635、1590、15
00、1320、1200および850cm-1。1 H NMR(CDCl3,400MHz):δ8.20
(d,4H,芳香族)、7.57(d,2H,芳香
族)、7.53(d,2H,芳香族)、3.38(s,
3H,OCH3)、3.37(s,3H,OCH3)、
3.16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1241(M-)、105
8、590。
【0049】実施例6 (4−ニトロフェニル)カルバミン酸とのラパマイシン
−42−エステル さらに、実施例5に記載されている残渣を30%酢酸エ
チル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体として42−モ
ノエステル380mgを得た。融点137〜144℃。
−42−エステル さらに、実施例5に記載されている残渣を30%酢酸エ
チル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体として42−モ
ノエステル380mgを得た。融点137〜144℃。
【0050】IR(KBr):3420(OH)、29
10、1725(C=O)、1500、1320、12
05および840cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.20(d,
2H,芳香族)、7.56(d,2H,芳香族)、3.
39(s,3H,OCH3)、3.34(s,3H,O
CH3)、3.14(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1077(M-)、590、
321。
10、1725(C=O)、1500、1320、12
05および840cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.20(d,
2H,芳香族)、7.56(d,2H,芳香族)、3.
39(s,3H,OCH3)、3.34(s,3H,O
CH3)、3.14(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1077(M-)、590、
321。
【0051】実施例7 (4−メチルフェニル)カルバミン酸とのラパマイシン
−31,42−ジエステル ピリジン3ml中、4−メチルフェニルイソシアネート
1.04gの溶液を、0℃にて、ピリジン8ml中、ラ
パマイシン2.20gの溶液に加え、0℃にて3.5時
間撹拌した。冷2N塩酸(180ml)を加え、生成物
を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲル
上のクロマトグラフィーに付し、10%酢酸エチル/塩
化メチレンで溶出し、黄色固体として31,42−ジエ
ステル300mgを得た。融点129〜145℃。
−31,42−ジエステル ピリジン3ml中、4−メチルフェニルイソシアネート
1.04gの溶液を、0℃にて、ピリジン8ml中、ラ
パマイシン2.20gの溶液に加え、0℃にて3.5時
間撹拌した。冷2N塩酸(180ml)を加え、生成物
を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲル
上のクロマトグラフィーに付し、10%酢酸エチル/塩
化メチレンで溶出し、黄色固体として31,42−ジエ
ステル300mgを得た。融点129〜145℃。
【0052】IR(KBr):3400(OH)、29
20、1725(C=O)、1645、1520、14
50、1215、1200および812cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27(複
合,4H,芳香族)、7.10(複合,4H,芳香
族)、3.38(s,3H,OCH3)、3.35
(s,3H,OCH3)、3.16(s,3H,OC
H3)、2.30(s,3H,ArCH3)、2.28
(s,3H,ArCH3)。 MS(陰イオンFAB):1179(M-)、102
7。
20、1725(C=O)、1645、1520、14
50、1215、1200および812cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27(複
合,4H,芳香族)、7.10(複合,4H,芳香
族)、3.38(s,3H,OCH3)、3.35
(s,3H,OCH3)、3.16(s,3H,OC
H3)、2.30(s,3H,ArCH3)、2.28
(s,3H,ArCH3)。 MS(陰イオンFAB):1179(M-)、102
7。
【0053】実施例8 (4−メチルフェニル)カルバミン酸とのラパマイシン
−42−エステル さらに、実施例7に記載されている残渣を30%酢酸エ
チル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体として42−モ
ノエステル200mgを得た。融点123〜135℃。
−42−エステル さらに、実施例7に記載されている残渣を30%酢酸エ
チル/塩化メチレンで溶出し、黄色固体として42−モ
ノエステル200mgを得た。融点123〜135℃。
【0054】IR(KBr):3420(OH)、29
30、1720(C=O)、1640、1520、14
40、1220、1203および1055cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27(d,
2H,芳香族)、7.10(d,2H,芳香族)、3.
40(s,3H,OCH3)、3.34(s,3H,O
CH3)、3.14(s,3H,OCH3)、2.30
(s,3H,ArCH3)。 MS(陰イオンFAB):1046(M-)、590、
321。
30、1720(C=O)、1640、1520、14
40、1220、1203および1055cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27(d,
2H,芳香族)、7.10(d,2H,芳香族)、3.
40(s,3H,OCH3)、3.34(s,3H,O
CH3)、3.14(s,3H,OCH3)、2.30
(s,3H,ArCH3)。 MS(陰イオンFAB):1046(M-)、590、
321。
【0055】実施例9 (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−エステル ピリジン6ml中、ラパマイシン0.24gおよび2,
4−ジフルオロフェニルイソシアネート0.10gの溶
液を、0℃にて、45分間撹拌した。冷2N塩酸(50
ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブライン
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させ
た。25%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として42
−エステル69mgを得た。融点109〜114℃。
マイシン−42−エステル ピリジン6ml中、ラパマイシン0.24gおよび2,
4−ジフルオロフェニルイソシアネート0.10gの溶
液を、0℃にて、45分間撹拌した。冷2N塩酸(50
ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブライン
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固させ
た。25%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として42
−エステル69mgを得た。融点109〜114℃。
【0056】IR(KBr):3420(OH)、29
10、1720(C=O)、1635、1520、12
15、1085および975cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.84(複
合,2H,芳香族)、6.69(複合,1H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.33
(s,3H,OCH3)、3.14(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1068(M-)、590、
321。
10、1720(C=O)、1635、1520、12
15、1085および975cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.84(複
合,2H,芳香族)、6.69(複合,1H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.33
(s,3H,OCH3)、3.14(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1068(M-)、590、
321。
【0057】実施例10 (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−31,42−ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン0.20gおよび
2,4−ジフルオロフェニルイソシアネート0.14g
の溶液を、20℃にて、5時間撹拌した。冷2N塩酸
(50ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒
を留去し、残渣を10%酢酸エチル/塩化メチレンを用
いるシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、淡黄色
固体として標記化合物0.20gを得た。融点115〜
123℃。
マイシン−31,42−ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン0.20gおよび
2,4−ジフルオロフェニルイソシアネート0.14g
の溶液を、20℃にて、5時間撹拌した。冷2N塩酸
(50ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒
を留去し、残渣を10%酢酸エチル/塩化メチレンを用
いるシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、淡黄色
固体として標記化合物0.20gを得た。融点115〜
123℃。
【0058】IR(KBr):3420(OH)、29
10、1725(C=O)、1638、1523、12
12、1090および835cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.85(複
合,4H,芳香族)、6.70(複合,2H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.36
(s,3H,OCH3)、3.15(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1223(M-)、104
9、590、321。
10、1725(C=O)、1638、1523、12
12、1090および835cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.85(複
合,4H,芳香族)、6.70(複合,2H,芳香
族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.36
(s,3H,OCH3)、3.15(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1223(M-)、104
9、590、321。
【0059】実施例11 フェニルカルバミン酸とのラパマイシン−31,42−
ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン0.50gおよびフ
ェニルイソシアネート0.19gの溶液を、20℃に
て、16時間撹拌した。冷2N塩酸(100ml)を加
え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を
10%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲル上
のクロマトグラフィーに付し、白色固体として標記化合
物0.32gを得た。融点139〜148℃。
ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン0.50gおよびフ
ェニルイソシアネート0.19gの溶液を、20℃に
て、16時間撹拌した。冷2N塩酸(100ml)を加
え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を
10%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲル上
のクロマトグラフィーに付し、白色固体として標記化合
物0.32gを得た。融点139〜148℃。
【0060】IR(KBr):3330(OH)、29
20、1720(C=O)、1670、1590、15
20、1430、1205、745および685c
m-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27〜7.
40(複合,8H,芳香族)、7.06(複合,2H,
芳香族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.37
(s,3H,OCH3)、3.16(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1151(M-)、101
3、590、321。
20、1720(C=O)、1670、1590、15
20、1430、1205、745および685c
m-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.27〜7.
40(複合,8H,芳香族)、7.06(複合,2H,
芳香族)、3.39(s,3H,OCH3)、3.37
(s,3H,OCH3)、3.16(s,3H,OC
H3)。 MS(陰イオンFAB):1151(M-)、101
3、590、321。
【0061】実施例12 (4−フルオロフェニル)カルバミン酸とのラパマイシ
ン−31,42−ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン1.54gおよび4
−フルオロフェニルイソシアネート0.68gの溶液
を、0℃にて、4.5時間撹拌した。冷2N塩酸(10
0ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブライ
ンで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固さ
せ、10%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として生成
物0.65gを得た。融点129〜140℃。
ン−31,42−ジエステル ピリジン10ml中、ラパマイシン1.54gおよび4
−フルオロフェニルイソシアネート0.68gの溶液
を、0℃にて、4.5時間撹拌した。冷2N塩酸(10
0ml)を加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブライ
ンで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発乾固さ
せ、10%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として生成
物0.65gを得た。融点129〜140℃。
【0062】IR(KBr):3430(OH)、29
20、1725(C=O)、1640、1505、12
00および825cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.33(複
合,4H,芳香族)、6.99(t,4H,芳香族)、
3.38(s,3H,OCH3)、3.35(s,3
H,OCH3)、3.16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1187(M-)、103
1、590、321。
20、1725(C=O)、1640、1505、12
00および825cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ7.33(複
合,4H,芳香族)、6.99(t,4H,芳香族)、
3.38(s,3H,OCH3)、3.35(s,3
H,OCH3)、3.16(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1187(M-)、103
1、590、321。
【0063】実施例13 ラパマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリル
エーテル ラパマイシン(0.914g)を、0℃にて、ジメチル
ホルムアミド4ml中、イミダゾール0.204gおよ
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド0.165
gの溶液に加え、窒素下、20℃にて、16時間撹拌し
た。ブライン(100ml)を加え、生成物をエーテル
に抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。シリカゲル上のクロマトグラフィー
に付し、白色固体として標記化合物0.65gを得た。
エーテル ラパマイシン(0.914g)を、0℃にて、ジメチル
ホルムアミド4ml中、イミダゾール0.204gおよ
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド0.165
gの溶液に加え、窒素下、20℃にて、16時間撹拌し
た。ブライン(100ml)を加え、生成物をエーテル
に抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。シリカゲル上のクロマトグラフィー
に付し、白色固体として標記化合物0.65gを得た。
【0064】IR(KBr):3430(OH)、29
20、1715(C=O)、1645、1105、98
5、870、842および775cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ3.41(s,
3H,OCH3)、3.34(s,3H,OCH3)、
3.14(s,3H,OCH3)、0.886(s,9
H,t−Bu)、0.074(s,3H,SiCH3)、
0.059(s,3H,SiCH3)。 MS(陰イオンFAB):1027(M-)、590、
435。
20、1715(C=O)、1645、1105、98
5、870、842および775cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ3.41(s,
3H,OCH3)、3.34(s,3H,OCH3)、
3.14(s,3H,OCH3)、0.886(s,9
H,t−Bu)、0.074(s,3H,SiCH3)、
0.059(s,3H,SiCH3)。 MS(陰イオンFAB):1027(M-)、590、
435。
【0065】実施例14 (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル ピリジン6ml中、ラパマイシン−42−tert−ブ
チルジメチルシリルエーテル0.38gおよび(2,4
−ジフルオロフェニル)イソシアネートの溶液を、20
℃にて、16時間撹拌した。冷2N塩酸(75ml)を
加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させ、残渣を2
%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲル上のク
ロマトグラフィーに付し、白色固体として標記化合物1
50mgを得た。融点112〜122℃。
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル ピリジン6ml中、ラパマイシン−42−tert−ブ
チルジメチルシリルエーテル0.38gおよび(2,4
−ジフルオロフェニル)イソシアネートの溶液を、20
℃にて、16時間撹拌した。冷2N塩酸(75ml)を
加え、生成物を酢酸エチルに抽出し、ブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させ、残渣を2
%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲル上のク
ロマトグラフィーに付し、白色固体として標記化合物1
50mgを得た。融点112〜122℃。
【0066】IR(KBr):3440(OH)、29
10、1745(C=O)、1640、1520、10
90、840および765cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.84(複
合,3H,芳香族)、3.41(s,3H,OC
H3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.15
(s,3H,OCH3)、0.88(pH、t−ブチ
ル)、0.075(3H,SiCH3)、0.061(3
H,SiCH3)。 MS(陰イオンFAB):1182(M-)、102
7、1008、590、435。
10、1745(C=O)、1640、1520、10
90、840および765cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.84(複
合,3H,芳香族)、3.41(s,3H,OC
H3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.15
(s,3H,OCH3)、0.88(pH、t−ブチ
ル)、0.075(3H,SiCH3)、0.061(3
H,SiCH3)。 MS(陰イオンFAB):1182(M-)、102
7、1008、590、435。
【0067】以下の代表的化合物は、実施例14の標記
化合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシ
ンと適当なイソシアネートとから製造することができ
る。
化合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシ
ンと適当なイソシアネートとから製造することができ
る。
【0068】(フェニルメチル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル ヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−42−ter
t−ブチルジメチルシリルエーテル−31−エステル ジフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−42
−tert−ブチルジメチルシリルエーテル−31−エ
ステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリル
エーテル−31−エステル [4−(カルボメトキシ)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル−31−エステル [2−(フェニルメチル)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル−31−エステル
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル ヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−42−ter
t−ブチルジメチルシリルエーテル−31−エステル ジフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−42
−tert−ブチルジメチルシリルエーテル−31−エ
ステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリル
エーテル−31−エステル [4−(カルボメトキシ)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル−31−エステル [2−(フェニルメチル)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル−31−エステル
【0069】実施例15 (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−31−エステル (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル0.60gを、20℃にて、16
時間、テトラヒドロフラン4ml、水4mlおよび酢酸
12mlの溶液中にて撹拌した。水100mlで希釈し
た後、生成物を塩化メチレンに抽出し、ブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、油まで蒸発させ、そ
れを30%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として標記
化合物220mgを得た。融点103〜117℃。
マイシン−31−エステル (2,4−ジフルオロフェニル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−42−tert−ブチルジメチルシリルエー
テル−31−エステル0.60gを、20℃にて、16
時間、テトラヒドロフラン4ml、水4mlおよび酢酸
12mlの溶液中にて撹拌した。水100mlで希釈し
た後、生成物を塩化メチレンに抽出し、ブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、油まで蒸発させ、そ
れを30%酢酸エチル/塩化メチレンを用いるシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーに付し、白色固体として標記
化合物220mgを得た。融点103〜117℃。
【0070】IR(KBr):3440、2920、1
735(C=O)、1640、1525、1090およ
び840cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.85(複
合,3H,芳香族)、3.40(s,3H,OC
H3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.15
(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1068(M-)、894、
590、128。
735(C=O)、1640、1525、1090およ
び840cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ6.85(複
合,3H,芳香族)、3.40(s,3H,OC
H3)、3.36(s,3H,OCH3)、3.15
(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1068(M-)、894、
590、128。
【0071】以下の代表的化合物は、実施例15の標記
化合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシ
ンと適当なイソシアネートとから製造することができ
る。
化合物を製造するのに用いた方法に従って、ラパマイシ
ンと適当なイソシアネートとから製造することができ
る。
【0072】(フェニルメチル)カルバミン酸とのラパ
マイシン−31−エステル ヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−31−エステ
ル ジフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−31
−エステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−31−エステル [4−(カルボメトキシ)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31−エステル [2−(フェニルメチル)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31−エステル
マイシン−31−エステル ヘキシルカルバミン酸とのラパマイシン−31−エステ
ル ジフルオロメチルカルバミン酸とのラパマイシン−31
−エステル [4−(N,N−ジメチル)ブチル]カルバミン酸との
ラパマイシン−31−エステル [4−(カルボメトキシ)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31−エステル [2−(フェニルメチル)ブチル]カルバミン酸とのラ
パマイシン−31−エステル
【0073】実施例16 フェニルスルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−4
2−エステル トルエン1ml中、ラパマイシン192mgの溶液を、
窒素下、0℃にてトルエン1mlのベンゼンスルホニル
イソシアネート37mgと反応させた。窒素下、0℃に
て1時間撹拌した後、反応混合物を酢酸エチル100m
lで希釈し、ブライン(3×20ml)で洗浄した。該
酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発さ
せた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し
た。酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶出し、白色泡
沫体として標記化合物36mgを得た。
2−エステル トルエン1ml中、ラパマイシン192mgの溶液を、
窒素下、0℃にてトルエン1mlのベンゼンスルホニル
イソシアネート37mgと反応させた。窒素下、0℃に
て1時間撹拌した後、反応混合物を酢酸エチル100m
lで希釈し、ブライン(3×20ml)で洗浄した。該
酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発さ
せた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し
た。酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶出し、白色泡
沫体として標記化合物36mgを得た。
【0074】IR(KBr):3440(OH)、29
10、1735と1710(C=O)、1635(芳香
族)、1440、1160、1080および980cm
-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.04(m,
2H,芳香族)、7.65(m,1H,芳香族)、7.
56(m,2H,芳香族)、3.41(s,3H,OC
H3)、3.34(s,3H,OCH3)、3.13
(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1095(M-)、590、
321。
10、1735と1710(C=O)、1635(芳香
族)、1440、1160、1080および980cm
-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.04(m,
2H,芳香族)、7.65(m,1H,芳香族)、7.
56(m,2H,芳香族)、3.41(s,3H,OC
H3)、3.34(s,3H,OCH3)、3.13
(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1095(M-)、590、
321。
【0075】実施例17 フェニルスルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−4
2−tert−ブチルジメチルシリルエーテル−31−
エステル ラパマイシン(0.914g)を、0℃にて、ジメチル
ホルムアミド4ml中、イミダゾール0.204gおよ
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド0.165
gの溶液に加え、窒素下、20℃にて16時間撹拌し
た。ブライン(100ml)を加え、生成物をエーテル
に抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。シリカゲル上のクロマトグラフィー
に付し、白色固体としてラパマイシン−42−tert
−ブチルジメチルシリルエーテル0.65gを得た。
2−tert−ブチルジメチルシリルエーテル−31−
エステル ラパマイシン(0.914g)を、0℃にて、ジメチル
ホルムアミド4ml中、イミダゾール0.204gおよ
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド0.165
gの溶液に加え、窒素下、20℃にて16時間撹拌し
た。ブライン(100ml)を加え、生成物をエーテル
に抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。シリカゲル上のクロマトグラフィー
に付し、白色固体としてラパマイシン−42−tert
−ブチルジメチルシリルエーテル0.65gを得た。
【0076】トルエン1ml中、ラパマイシン−42−
tert−ブチルジメチルシリルエーテル308mgの
溶液を、窒素下、0℃にて、トルエン1ml中のベンゼ
ンスルホニルイソシアネート109mgと反応させた。
窒素下、0℃にて3時間撹拌した後、反応混合物を酢酸
エチル100mlで希釈し、ブライン(2×20ml)
で洗浄した。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラ
フィーに付した。酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶
出し、白色泡沫物の標記化合物310mgを得た。
tert−ブチルジメチルシリルエーテル308mgの
溶液を、窒素下、0℃にて、トルエン1ml中のベンゼ
ンスルホニルイソシアネート109mgと反応させた。
窒素下、0℃にて3時間撹拌した後、反応混合物を酢酸
エチル100mlで希釈し、ブライン(2×20ml)
で洗浄した。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥
させ、蒸発させた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラ
フィーに付した。酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶
出し、白色泡沫物の標記化合物310mgを得た。
【0077】IR(KBr):3400と3240(O
H)、2915、1740と1710(C=O)、16
40、1440、1160、1080cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.00(m,
2H,芳香族)、7.55(m,3H,芳香族)、3.
45(s,3H,OCH3)、3.27(s,3H,O
CH3)、3.13(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1209(M-)、590、
156。
H)、2915、1740と1710(C=O)、16
40、1440、1160、1080cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.00(m,
2H,芳香族)、7.55(m,3H,芳香族)、3.
45(s,3H,OCH3)、3.27(s,3H,O
CH3)、3.13(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1209(M-)、590、
156。
【0078】実施例18 フェニルスルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1−エステル テトラヒドロフラン2ml中、フェニルスルホニルカル
バミン酸とのラパマイシン−42−tert−ブチルジ
メチルシリルエーテル−31−エステル250mgの溶
液を、水2mlおよび酢酸6mlで処理した。窒素下、
室温にて20時間撹拌した後、混合物を酢酸エチル13
0mlで希釈し、ブライン(2×20ml)で洗浄し
た。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸
発乾固させ、白色泡沫物の標記化合物208mgを得
た。
1−エステル テトラヒドロフラン2ml中、フェニルスルホニルカル
バミン酸とのラパマイシン−42−tert−ブチルジ
メチルシリルエーテル−31−エステル250mgの溶
液を、水2mlおよび酢酸6mlで処理した。窒素下、
室温にて20時間撹拌した後、混合物を酢酸エチル13
0mlで希釈し、ブライン(2×20ml)で洗浄し
た。酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸
発乾固させ、白色泡沫物の標記化合物208mgを得
た。
【0079】IR(KBr):3400(OH)、29
30、1730(C=O)、1640(芳香族)、14
40、1340、1160、1085cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.0(m,2
H,芳香族)、7.59(m,3H,芳香族)、3.4
1(s,3H,OCH3)、3.26(s,3H,OC
H3)、3.14(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1095(M-)、589、
321。
30、1730(C=O)、1640(芳香族)、14
40、1340、1160、1085cm-1。 NMR(CDCl3,400MHz):δ8.0(m,2
H,芳香族)、7.59(m,3H,芳香族)、3.4
1(s,3H,OCH3)、3.26(s,3H,OC
H3)、3.14(s,3H,OCH3)。 MS(陰イオンFAB):1095(M-)、589、
321。
【0080】実施例19 (4−クロロフェニルスルホニル)カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−エステル エーテル/トルエン(1:4)10ml中、ラパマイシ
ン400mgの溶液を、窒素下、−10℃にて、トルエ
ン1ml中、4−クロロベンゼンスルホニルイソシアネ
ート100mgと反応させた。混合物を、窒素下、0℃
にて3.5時間撹拌し、酢酸エチル120mlで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で、つづいて水洗浄液
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。酢酸エチル
溶液を蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフ
ィーに付した。酢酸エチルで溶出し、白色固体の標記化
合物100mgを得た。融点142〜146℃。該標記
化合物をトリ水和物として単離した。
パマイシン−42−エステル エーテル/トルエン(1:4)10ml中、ラパマイシ
ン400mgの溶液を、窒素下、−10℃にて、トルエ
ン1ml中、4−クロロベンゼンスルホニルイソシアネ
ート100mgと反応させた。混合物を、窒素下、0℃
にて3.5時間撹拌し、酢酸エチル120mlで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で、つづいて水洗浄液
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。酢酸エチル
溶液を蒸発させ、残渣をシリカゲル上のクロマトグラフ
ィーに付した。酢酸エチルで溶出し、白色固体の標記化
合物100mgを得た。融点142〜146℃。該標記
化合物をトリ水和物として単離した。
【0081】1H NMR(CDCl3,400MHz):
δ8.0(d,J=13cps,2H,芳香族プロト
ン,スルホニル基に対してメタ位)、7.53(d,J
=13cps,2H,芳香族プロトン,スルホニル基に
対してオルト位)、3.30(s,3H,OCH3)、
3.20(s,3H,OCH3)、3.13(s,3
H,OCH3)ppm。 MS(陰イオンFAB):1129(MH-)。 IR KBrmax 3430(OH)、2930、17
40、1730(共にC=O)、1640(アミドC=
O)、1450、1350(−SO2−)、1160
(−SO2−)、1090、985cm-1。 元素分析 :C58H83ClN2O16S・3H2Oとして 計算値(%):C,58.74;H,7.56;N,2.35 測定値(%):C,58.92;H,7.99;N,2.17
δ8.0(d,J=13cps,2H,芳香族プロト
ン,スルホニル基に対してメタ位)、7.53(d,J
=13cps,2H,芳香族プロトン,スルホニル基に
対してオルト位)、3.30(s,3H,OCH3)、
3.20(s,3H,OCH3)、3.13(s,3
H,OCH3)ppm。 MS(陰イオンFAB):1129(MH-)。 IR KBrmax 3430(OH)、2930、17
40、1730(共にC=O)、1640(アミドC=
O)、1450、1350(−SO2−)、1160
(−SO2−)、1090、985cm-1。 元素分析 :C58H83ClN2O16S・3H2Oとして 計算値(%):C,58.74;H,7.56;N,2.35 測定値(%):C,58.92;H,7.99;N,2.17
【0082】実施例20 (3−メチルフェニルスルホニル)カルバミン酸とのラ
パマイシン−42−エステル 酢酸エチル/エーテル(1/4)10ml中、ラパマイ
シン400mgの溶液を、窒素下、−10℃にて、エー
テル2ml中の3−メチルフェニルスルホニルイソシア
ネート127mgと反応させた。混合物を、窒素下、0
℃にて4.5時間撹拌し、酢酸エチル120mlで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。酢酸エチル溶液を蒸発させ、残渣
をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付した。酢酸エ
チル/n−ヘキサン(1:1)で溶出し、白色粉末の標
記化合物270mgを得た。融点116〜120℃。
パマイシン−42−エステル 酢酸エチル/エーテル(1/4)10ml中、ラパマイ
シン400mgの溶液を、窒素下、−10℃にて、エー
テル2ml中の3−メチルフェニルスルホニルイソシア
ネート127mgと反応させた。混合物を、窒素下、0
℃にて4.5時間撹拌し、酢酸エチル120mlで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥させた。酢酸エチル溶液を蒸発させ、残渣
をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付した。酢酸エ
チル/n−ヘキサン(1:1)で溶出し、白色粉末の標
記化合物270mgを得た。融点116〜120℃。
【0083】1H NMR(CDCl3,400MHz):
δ8.13(d,J=13cps,1H,芳香族プロト
ン,スルホニル基に対してオルト位)、7.53(m,
1H,芳香族プロトン,スルホニル基に対してパラ
位)、7.39(m,1H,芳香族プロトン,メチル基
に対してパラ位)、7.33(d,J=13cps,1
H,芳香族,メチル基に対してオルト位)、3.23
(s,3H,OCH3)、3.18(s,3H,OC
H3)、3.14(s,3H,OCH3)、2.67
(s,3H,芳香族メチル)ppm。 MS(陰イオンFAB):1109(MH-)。 IR KBrmax 3450(OH)、2940、17
40、1720(C=O)、1640(アミドC=
O)、1450、1340(−SO2−)、1160
(−SO2−)、990cm-1。
δ8.13(d,J=13cps,1H,芳香族プロト
ン,スルホニル基に対してオルト位)、7.53(m,
1H,芳香族プロトン,スルホニル基に対してパラ
位)、7.39(m,1H,芳香族プロトン,メチル基
に対してパラ位)、7.33(d,J=13cps,1
H,芳香族,メチル基に対してオルト位)、3.23
(s,3H,OCH3)、3.18(s,3H,OC
H3)、3.14(s,3H,OCH3)、2.67
(s,3H,芳香族メチル)ppm。 MS(陰イオンFAB):1109(MH-)。 IR KBrmax 3450(OH)、2940、17
40、1720(C=O)、1640(アミドC=
O)、1450、1340(−SO2−)、1160
(−SO2−)、990cm-1。
【0084】実施例21 フェニルスルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−3
1,42−ジエステル 酢酸エチル/エーテル(1:1)3ml中、フェニルス
ルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エステ
ル200mgの溶液を、窒素下、0℃にて、エーテル
0.5ml中のベンゼンスルホニルイソシアネート20
0mgと反応させた。窒素下、0℃にて18時間、およ
び窒素下、22℃にて3時間撹拌した後、反応混合物を
酢酸エチル120mlで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄し、ついでブラインで洗浄した。酢酸エチ
ル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させた。残
渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付した。酢酸
エチルで溶出し、白色泡沫物として標記化合物75mg
を得た。融点104〜108℃。
1,42−ジエステル 酢酸エチル/エーテル(1:1)3ml中、フェニルス
ルホニルカルバミン酸とのラパマイシン−42−エステ
ル200mgの溶液を、窒素下、0℃にて、エーテル
0.5ml中のベンゼンスルホニルイソシアネート20
0mgと反応させた。窒素下、0℃にて18時間、およ
び窒素下、22℃にて3時間撹拌した後、反応混合物を
酢酸エチル120mlで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液で洗浄し、ついでブラインで洗浄した。酢酸エチ
ル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、蒸発させた。残
渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーに付した。酢酸
エチルで溶出し、白色泡沫物として標記化合物75mg
を得た。融点104〜108℃。
【0085】NMR(CDCl3,400MHz):δ
8.03(m,2H,芳香族)、7.55(m,3H,
芳香族)、3.26(s,3H,OCH3)、3.22
(s,3H,OCH3)、3.13(s,3H,OC
H3)ppm。 MS(陰イオンFAB):1278(MH-)。 IR(KBr):3340(OH)、2930、173
0と1715(C=O)、1630(芳香族)、144
5、1290、1160、1095、990cm-1。
8.03(m,2H,芳香族)、7.55(m,3H,
芳香族)、3.26(s,3H,OCH3)、3.22
(s,3H,OCH3)、3.13(s,3H,OC
H3)ppm。 MS(陰イオンFAB):1278(MH-)。 IR(KBr):3340(OH)、2930、173
0と1715(C=O)、1630(芳香族)、144
5、1290、1160、1095、990cm-1。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、免疫抑制剤、抗炎症
剤、抗真菌剤および抗腫瘍剤として有用なラパマイシン
誘導体が得られる。
剤、抗真菌剤および抗腫瘍剤として有用なラパマイシン
誘導体が得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C07D 498/18 211:00 273:00) (72)発明者 ロバート・ルイス・ボーゲル アメリカ合衆国08084ニユージヤージー州 カムデン、ストラトフオード、スリーピ ー・ハロー・ロード20番 (72)発明者 ジヨン・ヘンリー・マツサー アメリカ合衆国94501カリフオルニア州ア ラメダ、マリナ・ビユー・タワーズ(番地 の表示なし) アパートメント602
Claims (29)
- 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、R1およびR2は、各々、独立して水素、−CO
NH(CR3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;
R3およびR4は、各々、独立して水素、炭素数1〜6の
アルキル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数3〜8
のシクロアルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチ
ル;Xは水素、炭素数1〜6の低級アルキル、炭素数3
〜8のシクロアルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、
炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数2〜7のカルボアル
コキシ、炭素数7〜10のアラルキル、ハロゲン、各ア
ルキル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルア
ミノ、炭素数1〜6のチオアルキルまたはY;Yは、所
望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数7〜10の
アラルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、シアノ、ハロ
ゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカルボアルコキシ、トリ
フルオロメチル、各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノおよび炭素数1〜6のアルキ
ルチオからなる群より選択される基でモノ−、ジ−また
はトリ−置換されていてもよいフェニル基;Arはフェ
ニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、イソキノリル、
キノキサリル、チエニル、チオナフチル、フリル、ベン
ゾフリル、ベンゾジオキシル、ベンズオキサゾリル、ベ
ンゾイソキサゾリルまたはベンゾジオキソリルであり、
ここで、Ar基は、所望により、炭素数1〜6のアルキ
ル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数1〜6のアル
コキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカ
ルボアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、各アル
キル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルアミ
ノ、炭素数1〜6のアルキルチオ、−SO3H、−PO3
Hおよび−CO2Hからなる群より選択される基でモノ
−、ジ−またはトリ−置換されていてもよく;およびn
は0〜5を意味する;ただし、nが0で、Xが炭素数1
〜6の低級アルキル、炭素数3〜8のシクロアルキル、
炭素数7〜10のアラルキルまたはYである場合、R1
およびR2の一方は水素以外の基である]で示される化
合物、またはXが各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノであるか、Ar基が塩基性窒
素を有するか、またはAr基が各アルキル基が炭素数1
〜6のアルキルであるジアルキルアミノ、−SO3H、
−PO3Hまたは−CO2Hで置換されている場合におけ
るその医薬上許容される塩。 - 【請求項2】 R1が水素である請求項1記載の化合
物。 - 【請求項3】 R2が水素である請求項1記載の化合
物。 - 【請求項4】 nが0で、XがYである請求項1記載の
化合物。 - 【請求項5】 R2が水素、nが0で、XがYである請
求項1記載の化合物。 - 【請求項6】 nが0、XがYで、Yがフェニル、4−
フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、4−
ニトロフェニルまたは4−メチルフェニルである請求項
1記載の化合物。 - 【請求項7】 Arがフェニルであって、該フェニル基
が、所望により、モノ−、ジ−またはトリ−置換されて
いる化合物またはその医薬上許容される塩である請求項
1記載の化合物。 - 【請求項8】 (4−フルオロフェニル)カルバミン酸
とのラパマイシン−42−エステルである請求項1記載
の化合物。 - 【請求項9】 フェニルカルバミン酸とのラパマイシン
−42−エステルである請求項1記載の化合物。 - 【請求項10】 [4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]カルバミン酸とのラパマイシン−31,42−ジエ
ステルである請求項1記載の化合物。 - 【請求項11】 [4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]カルバミン酸とのラパマイシン−42−エステルで
ある請求項1記載の化合物。 - 【請求項12】 (4−ニトロフェニル)カルバミン酸
とのラパマイシン−31,42−ジエステルである請求
項1記載の化合物。 - 【請求項13】 (4−ニトロフェニル)カルバミン酸
とのラパマイシン−42−エステルである請求項1記載
の化合物。 - 【請求項14】 (4−メチルフェニル)カルバミン酸
とのラパマイシン−31,42−ジエステルである請求
項1記載の化合物。 - 【請求項15】 (4−メチルフェニル)カルバミン酸
とのラパマイシン−42−エステルである請求項1記載
の化合物。 - 【請求項16】 (2,4−ジフルオロフェニル)カル
バミン酸とのラパマイシン−42−エステルである請求
項1記載の化合物。 - 【請求項17】 (2,4−ジフルオロフェニル)カル
バミン酸とのラパマイシン−31,42−ジエステルで
ある請求項1記載の化合物。 - 【請求項18】 フェニルカルバミン酸とのラパマイシ
ン−31,42−ジエステルである請求項1記載の化合
物。 - 【請求項19】 (4−フルオロフェニル)カルバミン
酸とのラパマイシン−31,42−ジエステルである請
求項1記載の化合物。 - 【請求項20】 (2,4−ジフルオロフェニル)カル
バミン酸とのラパマイシン−31−エステルである請求
項1記載の化合物。 - 【請求項21】 (2,4−ジフルオロフェニル)カル
バミン酸とのラパマイシン−42−tert−ブチルジ
メチルシリルエーテル−31−エステルである請求項1
記載の化合物。 - 【請求項22】 フェニルスルホニルカルバミン酸との
ラパマイシン−42−エステルである請求項1記載の化
合物。 - 【請求項23】 フェニルスルホニルカルバミン酸との
ラパマイシン−31−エステルである請求項1記載の化
合物。 - 【請求項24】 (4−クロロフェニルスルホニル)カ
ルバミン酸とのラパマイシン−42−エステルである請
求項1記載の化合物。 - 【請求項25】 (3−メチルフェニルスルホニル)カ
ルバミン酸とのラパマイシン−42−エステルである請
求項1記載の化合物。 - 【請求項26】 フェニルスルホニルカルバミン酸との
ラパマイシン−42−tert−ブチルジメチルシリル
エーテル−31−エステルである請求項1記載の化合
物。 - 【請求項27】 有効量の式: 【化2】 [式中、R1およびR2は、各々、独立して水素、−CO
NH(CR3R4)n−Xまたは−CONHSO2−Ar;
R3およびR4は、各々、独立して水素、炭素数1〜6の
アルキル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数3〜8
のシクロアルキル、ハロゲンまたはトリフルオロメチ
ル;Xは水素、炭素数1〜6の低級アルキル、炭素数3
〜8のシクロアルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、
炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数2〜7のカルボアル
コキシ、炭素数7〜10のアラルキル、ハロゲン、各ア
ルキル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルア
ミノ、炭素数1〜6のチオアルキルまたはY;Yは、所
望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数7〜10の
アラルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、シアノ、ハロ
ゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカルボアルコキシ、トリ
フルオロメチル、各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノおよび炭素数1〜6のアルキ
ルチオからなる群より選択される基でモノ−、ジ−また
はトリ−置換されていてもよいフェニル基;Arはフェ
ニル、ナフチル、ピリジル、キノリル、イソキノリル、
キノキサリル、チエニル、チオナフチル、フリル、ベン
ゾフリル、ベンゾジオキシル、ベンズオキサゾリル、ベ
ンゾイソキサゾリルまたはベンゾジオキソリルであり、
ここで、Ar基は、所望により、炭素数1〜6のアルキ
ル、炭素数7〜10のアラルキル、炭素数1〜6のアル
コキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、炭素数2〜7のカ
ルボアルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、各アル
キル基が炭素数1〜6のアルキルであるジアルキルアミ
ノ、炭素数1〜6のアルキルチオ、−SO3H、−PO3
Hおよび−CO2Hからなる群より選択される基でモノ
−、ジ−またはトリ−置換されていてもよく;およびn
は0〜5を意味する;ただし、nが0で、Xが炭素数1
〜6の低級アルキル、炭素数3〜8のシクロアルキル、
炭素数7〜10のアラルキルまたはYである場合、R1
およびR2の一方は水素以外の基である]で示される化
合物、またはXが各アルキル基が炭素数1〜6のアルキ
ルであるジアルキルアミノであるか、Ar基が塩基性窒
素を有するか、またはAr基が各アルキル基が炭素数1
〜6のアルキルであるジアルキルアミノ、−SO3H、
−PO3Hまたは−CO2Hによって置換されている場合
におけるその医薬上許容される塩を投与することによっ
て、哺乳動物における移植拒絶反応、宿主対移植片疾
患、自己免疫疾患および炎症疾患を治療する方法。 - 【請求項28】 請求項1記載の化合物からなる医薬組
成物。 - 【請求項29】 単位投与形である請求項28記載の組
成物。
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| US07/686,728 US5118678A (en) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | Carbamates of rapamycin |
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| US837048 | 1992-02-18 |
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