JPH0511295U - 液冷型陰極線管 - Google Patents

液冷型陰極線管

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JPH0511295U
JPH0511295U JP5866891U JP5866891U JPH0511295U JP H0511295 U JPH0511295 U JP H0511295U JP 5866891 U JP5866891 U JP 5866891U JP 5866891 U JP5866891 U JP 5866891U JP H0511295 U JPH0511295 U JP H0511295U
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JP
Japan
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pressure valve
ray tube
cathode ray
liquid
refrigerant liquid
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Pending
Application number
JP5866891U
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English (en)
Inventor
硬司 大山
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液冷型陰極線管(1)に用いられている緩圧
バルブ(19)の耐透湿性を向上させ、冷媒液(8)の吸
湿や蒸発に起因する冷却効果の低下や屈折率の変化を防
止する。 【構成】 緩圧バルブ(19)は、冷媒液(8)が動作中
に膨張する体積以上の膨張吸収容積(m)を有し、か
つ、シリコンゴムの成形体からなる本体部分(11)と、
埋設または貼着によって上記本体部分(11)に積層接合
された透湿性の小さいアルミ等の可撓性材料からなる箔
膜(20)とで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液冷型陰極線管に関するものであり、詳しくは、フェースパネルの前 方に、冷媒液充填用の枠状ラジエータを介してレンズ構体を配置し、かつ、上記 枠状ラジエータの外周端部に、上記冷媒液の熱膨張吸収部材として弾性変形可能 な有底筒状の緩圧バルブを配置してなる液冷型陰極線管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ用ブラウン管として知られている従来の液冷型陰極線管の構造と 機能を図3および図4に基いて説明する。まず図3において、(1)は陰極線管 で、バルブ(2)のフェースパネル(2a)の内面には、蛍光膜(3)およびメタ ルバック層(4)が積層状態で形成されている。(5)は上記フェースパネル( 2a)の前方に配置されたレンズ構体の最後尾の集光レンズ、(6)はフェースパ ネル(2a)と集光レンズ(5)との間に介在させた放熱性の良好な金属材料、例 えばアルミ製の枠状ラジエータであって、このラジエータ(6)は、バルブ(2 )のフェースパネル(2a)にシリコンゴム等の樹脂系接着剤(7)で気密的に固 着されている。枠状ラジエータ(6)の前面開口部には、樹脂製のリング状パッ キング(17)を介して集光レンズ(5)を嵌込み、保持部材(18)をネジ止めす ることによって、集光レンズ(5)をシール状態でラジエータ(6)に組付ける 。(8)はフェースパネル(2a)、ラジエータ(6)および集光レンズ(5)に よって囲まれた空間(n)内に充填されたエチレングリコールとグリセリンの混 合組成物等からなる透明な冷媒液で、この冷媒液(8)の充填は、枠状ラジエー タ(6)の外周端部に開口状態となるように穿設された貫通孔(9)から注入す ることによって行われる。(10)はシリコンゴムの成形体からなる弾性変形可能 な緩圧バルブで、図4に示すように、横断面が長円形の有底筒状の本体部分(11 )と、この本体部分(11)の上端開口部分を延設して外向きに屈曲成形させた凸 状フランジ部分(12)とによって形成されている。この緩圧バルブ(10)は、ラ ジエータ(6)の貫通孔(9)内に嵌入され、フランジ部分(12)の上端部を、 上記貫通孔(9)の上端開口部(9a)に形成された段差部(13)の凹部(13a) に係止させることによって位置決め固定されている。この状態で、貫通孔(9) の上端開口部(9a)に、通気孔(14)と嵌合凸部(15a)を形成された蓋体(15 )を被嵌させ、ネジ止め等の固定手段を利用して固着する。緩圧バルブ(10)に よって、貫通孔(9)内の熱膨張吸収空間(m)と冷媒液(8)との間を遮断し 、シール性を確保する。
【0003】 陰極線管(1)の動作時、フェースパネル(2a)で発生した熱により冷媒液( 8)が加熱され熱膨張する。この冷媒液(8)の熱膨張を緩圧バルブ(10)の弾 性変形によって吸収する。即ち、熱膨張吸収空間(m)を、蓋体(15)に設けら れた通気孔(14)を介して大気中に開放させることによって、冷媒液(8)が熱 膨張したとき、緩圧バルブ(10)の本体部分(11)の側壁が内向きに押圧される 状態を作り出し、破線で示すように本体部分(11)の弾性変形を利用して熱膨張 吸収空間(m)を狭め、これによって冷媒液(8)の熱膨張を吸収する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の緩圧バルブ(10)は、上記冷媒液(8)の熱膨張を吸収するため弾性変 形能力の高いシリコンゴムの成形体から製作されている場合が一般的である。と ころで、シリコンゴムは大きな透湿性を具備しているため、常温下では緩圧バル ブ(10)の本体部分(11)が大気中の水分を吸収して体積を膨張させ、これによ って冷媒液(8)の液量を増加させる。この結果、冷媒液(8)の屈折率が変化 し、画像のコントラスト性が低下する。一方、高温下では、緩圧バルブ(10)の 本体部分(11)を通して冷媒液(8)が蒸発し、その液量が減少することによっ て冷却効果の低下や屈折率の変化等の問題が引起こされる。このような問題を解 決するため、透湿性の高いSEPゴム(シリコンゴムとエチレンプロピレンゴム の混合組成物)から製作された緩圧バルブ(10)を使用することも試みられてい るが、SEPゴムは硬いため成形しにくく、弾性変形能力も低いため所期の緩圧 効果が得られないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決手段として本考案は、フェースパネルとレンズ構体の間に気密 的に配置され、内部に冷媒液を封入された枠状ラジエータと、この枠状ラジエー タの外周端部に装着された弾性変形可能な緩圧バルブとを具備する液冷型陰極線 管において、上記緩圧バルブ全体に、透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜を 装着したことを特徴とする。
【0006】 この透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜は、緩圧バルブの内部に埋設する か、或いは緩圧バルブの冷媒液と接しない外周面に被覆することが望ましい。
【0007】
【作用】
透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜を緩圧バルブに装着することによって 、緩圧バルブの弾性変形能力と機械的強度を損なうことなく、緩圧バルブの耐透 湿性を向上させ、これによって陰極線管の動作時の冷却効果の低下や屈折率の変 化を防止する。
【0008】
【実施例】
図1に基いて本考案の第1の実施例を説明する。尚、以下の記述において、従 来技術を示す図3および図4と同一の構成部材は同一の番号で表示し、重複する 事項に関しては説明を省略する。
【0009】 緩圧バルブ(19)は、従来の緩圧バルブ(10)と同様に、有底筒状をなす本体 部分(11)の内側に冷媒液(8)が動作中に膨張する体積よりも大きな膨張吸収 容積(m)を確保している。緩圧バルブ(19)の本体部分(11)とフランジ部分 (12)は、U字状の横断面形状を具えたシリコンゴムの成形体から形成されてお り、その内部には透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜、例えばアルミ箔(20 )が埋設されている。上記アルミ箔(20)は、シリコンゴムの成形体からなる緩 圧バルブ(19)の本体部分(11)に埋込み状態で装着することによって、緩圧バ ルブ(19)の内部に耐透湿膜を形成する。この耐透湿膜の形成によって冷媒液( 8)の作動時に緩圧バルブ(10)の耐透湿性が向上し、これによって陰極線管( 1)の動作時の冷媒液(8)の蒸発や常温時の水分の吸収による冷媒液(8)の 体積膨張が抑制される。この結果、陰極線管(1)の動作時の冷却効果の低下や 屈折率の変化が防止され画像のコントラスト性が良好な水準に維持される。
【0010】 図2は本考案の第2の実施例を示す緩圧バルブ(19)の縦断面図である。緩圧 バルブ(19)が本体部分(11)の内側に冷媒液(8)の動作中の膨張体積よりも 大きな膨張吸収容積(m)を確保していることは第1の実施例と同様であるが、 アルミ箔(20)は、本体部分(11)の、冷媒液(8)から遮断された膨張吸収空 間(m)側の外周面に貼着するようにしてもよい。
【0011】 尚、アルミ箔(20)以外にも、透湿性の小さい可撓性材料からなる他の箔膜を 使用することができる。
【0012】
【考案の効果】
緩圧バルブに、透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜を装着することによっ て、緩圧バルブの弾性変形能力と機械的強度を損なうことなく、緩圧バルブの耐 透湿性を向上させることができる。この結果、液冷型陰極線管の動作時の冷却効 果の低下や冷媒液の吸湿や蒸発に起因する屈折率の変化が防止され、画像のコン トラスト性が良好な水準に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る緩圧バルブの第1の実施例を示す
縦断面図
【図2】本考案に係る緩圧バルブの第2の実施例を示す
縦断面図
【図3】液冷型陰極線管の部分縦断面図
【図4】緩圧バルブの従来例を示す上面斜視図
【符号の説明】
5 レンズ構体の集光レンズ 6 枠状ラジエータ 8 冷媒液 19 緩圧バルブ 20 透湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェースパネルとレンズ構体の間に気密
    的に配置され、内部に冷媒液を封入された枠状ラジエー
    タと、この枠状ラジエータの外周端部に装着された弾性
    変形可能な緩圧バルブとを具備する液冷型陰極線管にお
    いて、 上記緩圧バルブ全体に、透湿性の小さい可撓性材料から
    なる箔膜を装着したことを特徴とする液冷型陰極線管。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の緩圧バルブの内部に、透
    湿性の小さい可撓性材料からなる箔膜を埋設したことを
    特徴とする液冷型陰極線管。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の緩圧バルブの冷媒液と接
    しない外周面に、透湿性の小さい可撓性材料からなる箔
    膜を被覆したことを特徴とする液冷型陰極線管。
JP5866891U 1991-07-25 1991-07-25 液冷型陰極線管 Pending JPH0511295U (ja)

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JP5866891U JPH0511295U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 液冷型陰極線管

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JPH0511295U true JPH0511295U (ja) 1993-02-12

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