JPH05113452A - パネル取付形計器の筐体構造 - Google Patents

パネル取付形計器の筐体構造

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JPH05113452A
JPH05113452A JP34083291A JP34083291A JPH05113452A JP H05113452 A JPH05113452 A JP H05113452A JP 34083291 A JP34083291 A JP 34083291A JP 34083291 A JP34083291 A JP 34083291A JP H05113452 A JPH05113452 A JP H05113452A
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Yoshiaki Murakami
義昭 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 封印が確実にできると共に、製造し易く安価
で使い勝手が良くさらには透明カバーを誤って落下させ
る心配のないパネル取付形計器の筐体構造を提供する。 【構成】 パネルに取付けて使用する計器の筐体3にお
いて、パネルの前面側に突出した筐体3の外箱4の正面
部分に、下部封印用ねじ15を有する透明カバー8を備
え、かつこの透明カバー8の上端部両側には上部中央に
対し上方に突出した部分を設け、この突出部20の外側
部分にそれぞれ1個ずつカバーヒンジの軸となる突起部
21を設け、さらに外箱4には透明カバー8の突出部2
0と突起部21とが嵌り込むヘコミ23と長穴22とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パネル取付形電力量
計の如きパネル取付形計器の筐体構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパネル取付形電力量計の筐体構造
を図13,図14に基づいて説明する。図において、1
はパネルであり、このパネル1に貫通穴2が設けられ、
この貫通穴2に筐体3の外箱4が嵌入されて外箱4の前
面に設けられた周辺縁部5をパネル1に当接して、取付
金具6と周辺縁部5によりパネル1を挟持するようにボ
ルト7を締めつけて固定する。筐体3の正面すなわちパ
ネル1より前面に突出した部分にはプラッスチック製の
透明カバー8が周辺端部5の内側に設けられ、この透明
カバー8を通して銘板9の記載内容や電力量の表示値1
0を見ることができる。また、透明カバー8には上部に
突起部11、下部に穴12が設けられ、それぞれ外箱4
に設けられたヘコミ部13、めねじ部14に対応してお
り、まず透明カバー8の突起部11を外箱4のヘコミ部
13に嵌め込んだ後、透明カバー8を外箱4内の所定位
置に納め、透明カバー8の下部の穴12に封印ねじ15
を通して外箱4のめねじ部14にねじ込み、封印ねじ1
5に設けた封印穴16と外箱4の周辺縁部5の下部に設
けた封印用穴17とに封印線(図示せず)を通して封印
するものである。
【0003】このようにして電力料金の取引や取引証明
用に使用される電力量計は、内部に不正な改造を行うこ
とのできないように封印を施して使用される。また管理
用に使用される電力量計についても、不用意に内部の設
定を変更することのないように封印を施して使用され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパネル取付形電
力量計の筐体構造は以上のように構成されているので、
図15に示すように外箱4の周辺縁部5の上部とカバー
8の上部の隙間18にねじ回し19の先を入れてカバー
8のプラスチックの弾性を利用して彎曲させることによ
り外箱4のヘコミ部13とカバー8の突起部11との係
合を外し、封印を破ることなくカバー8を外し、電力量
計の内部にいたずらした後、再びカバー8を彎曲させて
元に戻すことが可能である。よって、事実上封印できな
いという問題点があり、また透明カバー8を外す場合に
外箱4から完全に分離してしまうので誤って落下させて
破損するなどの問題点があり、さらに外箱4のヘコミ部
13が内側に入り込んでいるので加工が困難でコスト高
になるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、封印が確実にできると共に製造
し易く安価で使い勝手が良くさらには透明カバーを誤っ
て落下させる心配のないパネル取付形計器の筐体構造を
得ることを目的とする。
【0006】この発明のもう一つの目的は、透明カバー
の固定が完全にできると共に組立て易く、透明カバーを
開ける際に誤って過大な力を加えても周辺縁部などが破
壊することがなく、加えて外箱を薄肉で安価とすること
ができるパネル取付形計器の筐体構造を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパネル取
付形計器の筐体構造は、透明カバーの上部両端に突出部
と、この突出部の外側にヒンジの軸となる突起部とを設
け、前記突出部と突起部とに対応してこれらが嵌り込む
ように外箱の周辺縁部の上部にヘコミと長穴とを設けた
ものである。
【0008】また、この発明に係るパネル取付形計器の
筐体構造は、透明カバーの上端部両側面のカバーヒンジ
の軸になる突起部を円柱状とし、この円柱の透明カバー
が外箱に固定した状態で計器内部側になる方の半分を面
取りしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、封印ねじで透明カバーを
所定の位置に取付けた状態において、透明カバーと外箱
との係合部を両端部に設けて弾性変形する部分を少なく
することにより、プラスチックの弾性により係合部を外
すことを不可能とし、無理に外そうとすれば破壊して封
印が破られたことが容易に分るものとする。さらにヒン
ジの軸穴を長穴として透明カバーの外箱への嵌め込みを
容易にし、嵌め込み後はヒンジ構造で透明カバーを開閉
できるものとして使い勝手を良好とする。
【0010】また、この発明においては、透明カバーを
開く際に大きな力を加えるとカバーが必要以上に大きく
開く方向に回動し、これにより円柱状の突起部に設けた
面取り部分が長穴の周辺部分に滑りながら上っていき、
最後には突起部が長穴から外れると共に透明カバーも外
れ、外箱の周辺縁部の破壊を防止する。また、透明カバ
ーの組込時には外箱の周辺縁部にテーパを設けなくて
も、突起部の面取りにより容易に嵌め込むことができ
る。
【0011】
【実施例】
実施例 1.以下、この発明の一実施例を図1〜図5に
ついて説明する。図中前記従来のものと同一または相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、20は透明カバー8の上端部両側に上部中央に対し
上方に突出させて設けた突出部、21は各突出部20の
側面にそれぞれ設けた突起部、22は外箱4の周辺縁部
5の左右上部にそれぞれ設けたくの字状の長穴であり、
突起部21はこのくの字状長穴22に嵌合して摺動ある
いは回動することができる。また、外箱4の周辺縁部5
の上部左右両側には突出部20が嵌り込むヘコミ23が
設けられる。24は両ヘコミ23により形成される周辺
縁部5の凸部である。
【0012】まず、図5に示すように透明カバー8の上
部を外箱4の周辺縁部5の上端付近で長穴22の最下部
付近に押し付け、突起部21を長穴22に嵌合させる。
その際、外箱4がプラスチック製の場合、嵌合位置が角
部より離れているため、外箱4及び透明カバー8の弾性
により嵌合させることが可能であるが、図5に示すよう
に嵌合位置にテーパ25をつけると、より容易に嵌合さ
せることが可能になり、金属性の外箱でも可能となる。
このように突起部21を長穴22に嵌合させることによ
り、図4に示すように突起部21を軸として透明カバー
8を自由に回動させることができ、電力量計内部の点検
や設定などをカバーを外すことなく行うことができる。
【0013】また、透明カバー8を固定するには、透明
カバー8の突起部21を長穴22に沿って上方に摺動さ
せてゆき、突出部20をヘコミ23に嵌合させる。この
後、従来例と同様に封印ねじ15でねじ止め、固定され
ると、図1に示すように係合位置が外箱4の端部にあ
り、外箱4の弾性変形が非常に少ないことに加え、突出
部20がヘコミ23に嵌り込み、周辺縁部5の凸部24
で固定され、透明カバー8の弾性変形もないため、弾性
変形内で透明カバー8を取外すことが不可能となる。
【0014】上記実施例のように長穴22をくの字状と
しておくと、図6,図7に示すように銘板9をさけてカ
バー8をずらせることができる。このように長穴22を
設けておくと、カバー8を下方へずらせて容易に開閉で
きると共に、閉じた図1,図2の状態では隙間18が極
めて小さくなり、また横方向には凸部24があって動か
ないので、カバー8の外箱4への密着性がよい。
【0015】実施例 2.この発明の他の実施例を図8
〜図10について説明する。図中前記実施例1のものと
同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図において、25は透明カバー8の上端部両側面に
それぞれ1個ずつ設けられた円柱状の突起部、26は突
起部25に設けた面取りで、透明カバー8の固定状態で
計器内部側になる円柱の半分に設けてある。
【0016】まず、従来例と同様に図1に示すように透
明カバー8の上部を外箱4の周辺縁部5の上端付近で長
穴22の最下部付近に押し付け、突起部21を長穴22
に嵌合させる。この際従来例と異なり、外箱4が弾性の
少ない金属でしかもテーパがなくても突起部25の面取
り26の作用により容易に嵌合させることができる。こ
の後の透明カバー8の回動動作や固定は従来例と全く同
様であるが、回動動作において、必要以上に力を加えて
無理に透明カバー8を開けようとした場合、凸部24を
支点として突起部25を周辺縁部5の外へすなわち外箱
4の外へ出す力が働き、面取り26が長穴22の周辺の
角部27を滑りながら上っていき、透明カバー8の弾性
によるたわみで突起部25が周辺縁部5の内周を滑りな
がら、最後には突起部25が周辺縁部5から外れる。ま
た、透明カバー8を固定した場合には、外箱4から外す
方向に対して突起部25の面取りのない完全な円柱部分
で長穴22に接触するため十分な強度をもって嵌合す
る。
【0017】このように突起部25に面取り26を設け
ておくと、透明カバー8を開く際に不用意に力が入り過
ぎた場合、面取りのない突起部が図11,図12に示す
ように周辺縁部5を破壊するのを防止できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば透明カ
バーの上部両端に突出部と、この突出部の外側にヒンジ
の軸となる突起部を設け、前記突出部と突起部とに対応
してこれらが嵌り込むように周辺縁部にヘコミと長穴と
を設けたので、透明カバーを開くのに透明カバーを取外
す必要がないため使い勝手がよく、また透明カバーはヒ
ンジで支えられているため誤って落下させて破壊する恐
れが無く、封印ねじを外すことなく透明カバーを取外す
ことを不可能とし、これをもって封印を確実にすると共
に穴やヘコミをすべて前方から加工できるように構成し
ているため安価に製造できるという効果が得られる。
【0019】また、この発明によれば固定状態で計器内
部側になる半分に面取りを施した円柱状の突起部を設け
たので、透明カバーの固定が完全にできると共に透明カ
バーを外箱に嵌合させ易く、透明カバーを開ける際に誤
って過大な力を加えても外箱の周辺縁部などが破壊する
ことないので、外箱を薄肉として安価に製造することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す筐体の正面斜視図で
ある。
【図2】図1の線II−IIの断面図である。
【図3】図1の透明カバーの突起部を示す部分拡大図で
ある。
【図4】カバーの半開き状態を示す図1と同じ図であ
る。
【図5】カバーを取り付けるための状態を示す図1と同
じ図である。
【図6】図1の要部構成を示す図である。
【図7】図6の変形図である。
【図8】この発明の実施例2を示す突起部の部分拡大図
である。
【図9】図8の突起部をあらゆる角度から示す図であ
る。
【図10】図8の突起部の作用図である。
【図11】図8の実施例2の効果を説明する図である。
【図12】図8の実施例2の効果を説明する図である。
【図13】従来のものを示す縦断側面図である。
【図14】カバーを取付ける前の状態を示す筐体の斜視
図である。
【図15】図13の変形図である。
【符号の説明】
1 パネル 3 筐体 4 外箱 5 周辺縁部 8 透明カバー 9 銘板 15 封印ねじ 20 突出部 21 突起部 22 長穴 23 ヘコミ 24 凸部 25 突起部 26 面取り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに取付けて使用する計器の筐体に
    おいて、パネルの前面側に突出した前記筐体の外箱正面
    部分に、下部に封印用ねじを有する透明カバーを備え、 かつこの透明カバーの上端部両側には上部中央に対し上
    方に突出した部分を設け、この突出部の外側部分にそれ
    ぞれ1個ずつカバーヒンジの軸となる突起部を設け、 さらに前記外箱には前記透明カバーの突出部と突起部と
    が嵌り込むヘコミと長穴とを設けたことを特徴とするパ
    ネル取付形計器の筐体構造。
  2. 【請求項2】 突起部を円柱状とし、この円柱の透明カ
    バーの固定状態で計器内部側になる半分に面取りを施し
    たことを特徴とする請求項1のパネル取付形計器の筐体
    構造。
JP3340832A 1991-08-27 1991-12-24 パネル取付形計器の筐体構造 Expired - Fee Related JP2666634B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020042067A (ko) * 2000-11-30 2002-06-05 오병석 고압모터 단자함용 커버구조
JP2023065126A (ja) * 2021-10-27 2023-05-12 三菱電機株式会社 電子式電力量計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57133313A (en) * 1981-02-10 1982-08-18 Mitsubishi Electric Corp Equipment housing box
JPH02255448A (ja) * 1989-03-29 1990-10-16 Tokyo Electric Co Ltd 事務機の紙葉挿入装置

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