JPH0511501A - トナー - Google Patents

トナー

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JPH0511501A
JPH0511501A JP3191102A JP19110291A JPH0511501A JP H0511501 A JPH0511501 A JP H0511501A JP 3191102 A JP3191102 A JP 3191102A JP 19110291 A JP19110291 A JP 19110291A JP H0511501 A JPH0511501 A JP H0511501A
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雄毅 奥山
Jiro Takahashi
次朗 高橋
Kenji Tsujita
賢治 辻田
Isao Endo
勇雄 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒径分布の均一な不定形トナーであって、解
像度の高い画像を形成でき、着色剤、必要に応じて用い
られる離型剤の分散が均一であり、環境依存性が小さく
て帯電量が均一であり、定着性およびクリーニング性の
良好なトナーを提供することにある。 【構成】 重合性単量体、着色剤、必要に応じて用いら
れる離型剤、随意に選択することができる荷電制御剤か
らなる組成物を重合させた粒子で、体積平均粒径が3.
0〜10.0 μm、分散度が1.1〜1.5、不定形化
度が1.3〜3.0であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録、
静電印刷等において静電潜像を現像するために用いられ
るトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法の一例においては、一般に、
感光体の表面に、帯電、像様露光により静電潜像を形成
され、次いでこの静電潜像がトナーによって現像され、
得られたトナー像は通常は紙等の記録材に転写された
後、熱ローラ定着器等により定着されて画像が形成され
る。。一方、転写工程後の感光体上に残留したトナーは
クリーニングブレード等によりクリーニングされて次の
画像の形成に供される。一方、現像剤を構成するトナー
としては、解像度を高めて高画質化を図るために、重合
法で得られた小粒径のトナーを用いることが有効であ
る。かかる観点から従来においては下記の技術が提案さ
れている。
【0003】(1)特開昭62−266559号公報に
は、一旦微粒子を作製し、さらに分散媒系に重合開始剤
を含んだ単量体系を滴下し、70〜90℃の温度条件で
合一化させて不定形化したトナーが提案されている。 (2)特開昭63−186253号公報には、酸性極性
基または塩基性極性基を有する重合体からなる1次粒子
および任意の荷電制御剤を含有した2次粒子を会合させ
たトナーが提案されている。また、1次粒子の粒径は
0.05〜0.5μmであり、1次粒子を得る際の反応
温度は70℃とされている。さらに、2次粒子の粒径は
0.5〜5μmであり、2次粒子を得る際の反応温度は
20〜45℃、反応時間は1〜3時間とされている。ま
た、会合粒子の粒径は3〜25μmであり、会合粒子を
得る際の反応温度は、ガラス転移点〜ガラス転移点+2
0℃の範囲とされ、反応時間は1〜3時間とされてい
る。 (3)特開昭63−282749号公報には、2次粒子
を得る際に、オレフィン系樹脂エマルジョンを含有した
トナーが提案されている。 (4)特開平2−51164号公報には、10μm以下
の粒子を5〜25μmの不定形会合体粒子を作製し、ケ
ン化度60〜85%のポリビニルアルコールを加えてト
ナーを得る技術が提案されている。1次粒子の反応温度
は65℃とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)の
技術では、重合開始剤の均一分散に時間が必要となり、
また粒径分布が広く、小径の不定形トナーを得るのが困
難である。上記(2)の技術では、ホットオフセットが
発生しやすく定着性に劣る。また固形分濃度が高くて製
造安定性に欠けるため、精緻な温度、時間の制御が必要
となる。上記(3)の技術では、着色剤、離型剤の均一
な分散が困難であり、黒化度の高いトナーが得られず、
またホットオフセットが発生しやすい問題がある。上記
(4)の技術では、懸濁安定剤のポリビニルアルコール
により帯電性の環境依存性が大きく、カブリやトナー飛
散が発生しやすい問題がある。
【0005】そこで、本発明は、以下の事項を目的とす
る。 (1)解像度の高い画像を形成できる小径の不定形トナ
ーを提供すること。 (2)均一な粒径分布のトナーを提供すること。 (3)着色剤、離型剤が均一に分散されたトナーを提供
すること。 (4)環境依存性が小さくて帯電量の均一なトナーを提
供すること。 (5)定着性の良いトナーを提供すること。 (6)クリーニング性の良いトナーを提供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のトナーの構成上の特徴は以下のとおりであ
る。 (1)重合性単量体、着色剤、随意に選択することがで
きる荷電制御剤からなる組成物を重合させた粒子で、体
積平均粒径が3.0〜10.0μm、分散度が1.1〜
1.5、不定形化度が1.3〜3.0であることを特徴
とする。 (2)少なくとも重合性単量体によって得られる核粒子
を含む組成物、着色剤を混合した混合液とし、重合反応
させて得られる粒子aが、体積平均粒径が0.5〜3.
0μm、分散度が1.1〜1.8であり、この粒子aを
複合させて得られる粒子bが、下記数2の関係を満たす
ことを特徴とする。
【0007】
【数2】
【0008】(3)少なくとも重合性単量体によって得
られる核粒子を含む組成物、着色剤、離型剤を混合した
混合液とし、重合反応させて得られるトナーであって、
前記離型剤をあらかじめ体積平均粒径を0.5〜3.0
μmにした分散液として添加することを特徴とする。 (4)少なくとも重合性単量体によって得られる核粒子
を含む組成物、着色剤を混合した混合液とし、重合反応
させて得られるトナーであって、前記着色剤をあらかじ
め1次粒子径の2〜10倍にした分散液として添加する
ことを特徴とする。 (5)上記(2)のトナーであって、混合液中にさらに
離型剤を含み、当該離型剤をあらかじめ体積平均粒径を
0.5〜3.0μmにした分散液とし、着色剤をあらか
じめ1次粒子径の2〜10倍にした分散液として、少な
くとも重合性単量体によって得られる核粒子を含む組成
物に添加することを特徴とする。 (6)少なくとも重合性単量体によって得られる核粒子
を含む組成物、着色剤とを溶媒中で混合し、重合反応さ
せる前の混合液のpHが2.0〜6.5であることを特
徴とする。
【0009】(7)上記(2)の粒子aを得る際に、混
合液中にさらに離型剤を含み、着色剤の分散液と当該離
型剤の分散液の混合時にpHを2.0〜6.5に調整
し、重合反応させることを特徴とする。 (8)上記(2)のトナーであって、少なくとも重合性
単量体によって得られる核粒子を含む組成物、着色剤と
を混合した混合液の固形分濃度が5.0〜30.0重量
%であり、粒子aを25〜50℃の範囲で重合させ、粒
子bを50〜90℃の範囲で重合させることを特徴とす
る。 (9)上記(5)のトナーであって、重合反応させる前
の混合液のpHが2.0〜6.5、固形分濃度が5.0
〜30.0重量%であり、粒子aを25〜50℃の範囲
で重合させ、粒子bを50〜90℃の範囲で重合させる
ことを特徴とする。
【0010】以下、本発明を請求項ごとに具体的に説明
する。 (1)請求項1のトナー このトナーは、重合性単量体、着色剤、必要に応じて離
型剤、随意に選択することができる荷電制御剤からなる
組成物を重合させた粒子であって、体積平均粒径が3.
0〜10.0μm、分散度が1.1〜1.5、不定形化
度が1.3〜3.0の範囲にあるトナーである。ここ
で、体積平均粒径および分散度は、レーザー回折式粒度
分布測定装置「HELOS」(SYMPATEC社製)
により測定されたものをいう。なお、分散度σは、σ=
Dv/Dp(Dv:体積平均粒径,Dp:個数平均粒
径)で定義されるものである。また、不定形化度は、下
記数3により定義されるものであり、BET測定値およ
び測定粒径は、マイクロメリティック、フローソーブ2
300II型(流動式比表面積自動測定装置;島津製作所
製)により測定されたものである。
【0011】
【数3】
【0012】トナーの体積平均粒径が3.0〜10.0
μmの範囲にあるときは、解像度の優れた高画質の再現
が可能となり、クリーニング性も良好となる。これに対
して、当該体積平均粒径が3.0μm未満のときは、ク
リーニング不良が発生しやすい。一方、10.0μmを
超えるときは、高画質が得られず、解像度が5本/mm
以下となる。
【0013】トナーの分散度が1.1〜1.5の範囲に
あるときは、カブリ、トナー飛散のない良好な画質を再
現することができる。これに対して、当該分散度が1.
1未満のときは、装置、溶媒等の温度、濃度勾配により
生産が困難となり、収率よくトナーを得ることは実用上
きわめて困難である。一方、1.5を超えるときは、選
択現像が生じ、カブリ、トナー飛散が生ずる。
【0014】トナーの不定形化度が1.3〜3.0μm
の範囲にあるときは、トナーのクリーニング性が向上
し、また粒径分布の変動が少なく安定した帯電性が発揮
される。これに対して、当該不定形化度が1.3μm未
満のときは、クリーニング不良が発生しやすい。一方、
3.0μmを超えるときは、現像器中でトナーが解砕さ
れやすいため、粒径分布が変動し帯電性が変化する。
【0015】(2)請求項2のトナー このトナーは、少なくとも重合性単量体によって得られ
る核粒子を含む組成物、着色剤、必要に応じて離型剤を
混合した混合液とし、重合反応させて得られる粒子a
が、体積平均粒径が0.5〜3.0μm、分散度が1.
1〜1.8であり、この粒子aを複合させて得られる粒
子bが、前記数2の関係を満たすトナーである。特に、
前記数2において、〔粒子bの体積平均粒径/(粒子a
の体積平均粒径×粒子aの分散度)〕の値が3〜15の
ものが好ましい。ここで、体積平均粒径、分散度は、請
求項1のトナーの場合と同様にして測定されたものであ
る。
【0016】粒子aの体積平均粒径が0.5〜3.0μ
mの範囲にあるときは、乳化重合法によって帯電の環境
依存性が小さくかつ粒径分布の均一なトナー(粒子b)
を安定に製造することができる。これに対して、当該体
積平均粒径が0.5μm未満のときは、乳化重合法を適
用する際に界面活性剤の量が多くなり、以後の反応が阻
害され、またトナー(粒子b)の帯電の環境依存性が大
きくなる。一方、3.0μmを超えるときは、乳化重合
法によっては安定な製造が困難となり、またトナー(粒
子b)の粒径分布が広くなる。
【0017】粒子aの分散度が1.1〜1.8の範囲に
あるときは、粒径分布の均一なトナー(粒子b)を安定
に製造することができる。これに対して、当該分散度が
1.1未満のときは、トナー(粒子b)に含有させる離
型剤も同様に均一分布にしなければならず、製造が困難
となる。また、分散度を1.1未満にすることは実用上
きわめて困難である。一方、1.8を超えるときは、ト
ナー(粒子b)の粒径分布が広くなってしまう。
【0018】粒子bが上記数2を満たす場合には、小粒
径でありながら所望の不定形化度が得られる。これに対
して、上記数2の下限を下回るとき、すなわち〔粒子b
の体積平均粒径/(粒子aの体積平均粒径×粒子aの分
散度)〕の値が3未満のときは、トナーの不定形化度が
大きくなってしまう。一方,上記数2の上限を超えると
きは、すなわち〔粒子bの体積平均粒径/(粒子aの体
積平均粒径×粒子aの分散度)〕の値が20を超えると
きは、不定形化度が小さくなる傾向にあり、クリーニン
グ不良が発生しやすくなる。
【0019】(3)請求項3のトナー このトナーは、少なくとも重合性単量体によって得られ
る核粒子を含む組成物、着色剤、離型剤を混合した混合
液とし、重合反応させて得られるトナーであって、前記
離型剤をあらかじめ体積平均粒径が0.5〜3.0μm
である分散液として添加したものである。離型剤の体積
平均粒径は、請求項1のトナーの場合と同様にして測定
されたものである。このように離型剤をあらかじめ体積
平均粒径が0.5〜3.0μmである分散液として添加
することにより、トナーにおける離型剤の分散状態を十
分に均一化することができ、ホットオフセットが発生せ
ず定着性の優れたトナーが得られる。なお、離型剤の分
散液において、離型剤の体積平均粒径が0.5μm未満
のときは、定着性の向上効果が少なく、オフセット性等
の向上が図れない。一方、3.0μmを超えるときは、
トナーが熱、圧力に弱く、現像器内でトナーの変形、粒
径の縮小化が生じ、現像スリーブによってトナーを安定
に搬送することが困難なとなる。
【0020】(4)請求項4のトナー このトナーは、少なくとも重合性単量体によって得られ
る核粒子を含む組成物、着色剤、必要に応じて離型剤を
混合した混合液とし、重合反応させて得られるトナーで
あって、前記着色剤をあらかじめ1次粒子径の2〜10
倍の粒径にした分散液として添加したものである。着色
剤の1次粒子径は、電子顕微鏡写真によって着色剤粒子
の径と数から計算された平均粒子径であり、分散液中の
着色剤の粒径は大塚電子(株)製「DLS−700」に
より測定された。このように着色剤をあらかじめ1次粒
子径の2〜10倍の粒径にした分散液として添加するこ
とにより、トナーにおける着色剤の分散状態を十分に均
一化することができ、画像濃度の高い画像を形成するこ
とができる黒化度の高いトナーが得られる。なお、着色
剤の分散液において、着色剤の粒径が1次粒子径の2倍
未満のときは、少ない着色剤で十分な濃度が得られる。
またトナーとしての環境依存性を小さくすることができ
る。一方、10倍を超えるときは、着色剤の含有量が多
くなり、環境依存性が大きくなるとともに、カラートナ
ーとしたときに透明性と反射性の両立が困難となる。
【0021】(5)請求項5のトナー このトナーは、請求項2のトナーにおいて、混合液中に
さらに離型剤を含み、当該離型剤をあらかじめ体積平均
粒径が0.5〜3.0μmである分散液とし、かつ、着
色剤をあらかじめ1次粒子径の2〜10倍の粒径にした
分散液として、少なくとも重合性単量体によって得られ
る核粒子を含む組成物に添加したものである。このよう
なトナーによれば、乳化重合法によって帯電の環境依存
性が小さくかつ粒径分布の均一なトナーを安定に製造す
ることができ、また定着性および黒化度の優れたトナー
が得られる。
【0022】(6)請求項6のトナー このトナーは、少なくとも重合性単量体によって得られ
る核粒子を含む組成物、着色剤、必要に応じて離型剤と
を溶媒中で混合し、重合反応させる前の混合液のpHを
2.0〜6.5としたものである。このように重合反応
させる前の混合液のpHを2.0〜6.5の範囲に規定
することにより、当該混合液中の各材料を十分に均一に
凝集させることができ、特性の均一なトナーが得られ
る。これに対して、当該混合液のpHが2.0未満のと
きは、混合液中の同一材料が凝集しやすくて、トナーの
組成が不均一となる。一方、pHが6.5を超えるとき
は、混合液中の同一材料が凝集しやすくて、分散が不均
一となる。
【0023】(7)請求項7のトナー このトナーは、請求項2の粒子aを得る際に、混合液中
にさらに離型剤を含み、着色剤の分散液と当該離型剤の
分散液の混合時にpHを2.0〜6.5に調整し、重合
反応させたものである。このように着色剤の分散液と離
型剤の分散液の混合時にpHを2.0〜6.5に調整
し、重合反応させて粒子aを得ることにより、粒子aに
おける着色剤および離型剤の分散状態をより均一なもの
とすることができる。
【0024】(8)請求項8のトナー このトナーは、請求項2トナーにおいて、少なくとも重
合性単量体によって得られる核粒子を含む組成物、着色
剤、必要に応じて離型剤とを混合した混合液の固形分濃
度が5.0〜30.0重量%であり、粒子aを25〜5
0℃の範囲で重合させ、、粒子bを50〜90℃の範囲
で重合させたものである。このような構成によれば、短
時間でトナーを製造することができ、しかも粒径分布が
均一で、組成の均一なトナーが得られる。これに対し
て、混合液の固形分濃度が5.0重量%未満のときは、
製造に時間がかかり、製造コストの上昇を招く。一方、
30.0重量%を超えるときは、凝集体が大きくなり、
粒径分布が広くなる。また、粒子aの重合温度が25℃
未満のときは、反応が遅く、製造コストの上昇を招く。
一方、50℃を超えるときは、凝集体の粒子組成が不均
一となる。また、粒子bの重合温度が50℃未満のとき
は、凝集速度が小さくて製造コストの上昇を招く。一
方、90℃を超えるときは、凝集体の粒子組成が不均一
となる。
【0025】(9)請求項9のトナー このトナーは、請求項5のトナーにおいて、重合反応さ
せる前の混合液のpHが2.0〜6.5、固形分濃度が
5.0〜30.0重量%であり、粒子aを25〜50℃
の範囲で重合させ、粒子bを50〜90℃の範囲で重合
させたものである。このような構成によれば、短時間で
トナーを製造することができ、しかも粒径分布が均一
で、組成の均一なトナーが得られる。
【0026】(10)共通事項 次に、請求項1から請求項9までの各トナーに共通の構
成要素について説明する。重合性単量体としては、トナ
ー用熱可塑性樹脂を合成できるものであればよいが、ビ
ニル系重合体を得るために用いられる単量体が好まし
い。ビニル系重合体を得るための重合性単量体として
は、例えば特開昭56−106250号公報に記載され
たものを用いることができ、具体的には、スチレン、o
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、
p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン等のス
チレン系単量体が挙げられる。
【0027】その他のビニル系単量体としては、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン
不飽和モノオレフィン類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、臭化ビニル、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル
類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニ
ル、酪酸ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−
オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、
アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸−2−クロルエチル、アクリル酸フェニ
ル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタク
リル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルア
ミノエチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エス
テル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アク
リルアミド等のアクリル酸もしくはメタクリル酸誘導
体、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニル
メチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロ
ペニルケトン等のビニルケトン類、N−ビニルピロー
ル、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、
N−ビニルピロリデン等のN−ビニル化合物、ビニルナ
フタレン類等が挙げられる。
【0028】酸性側で重合反応等をさせる場合にはビニ
ル系単量体と同時に酸性極性基を有する単量体を用いる
ことができる。酸性極性基を有する単量体としては、
アクリル酸、メタクリル酸、フマール酸、マレイン酸、
イタコン酸、ケイ皮酸、マレイン酸モノブチルエステ
ル、マレイン酸モノオクチルエステル、およびこれらの
Na、Zn等の金属塩類等のカルボキシル基(−COO
H)を有するα,β−エチレン性不飽和化合物、スル
ホン化スチレン、そのNa塩、アリルスルホコハク酸、
アリルスルホコハク酸オクチル、そのNa塩等のスルホ
ン基(−SO3 H)を有するα,β−エチレン性不飽和
化合物等が挙げられる。また、ビニル系単量体と同時
に、後述のアニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性
剤等を用いることができる。
【0029】塩基性側で重合反応等をさせる場合には、
ビニル系単量体と同時に塩基性極性基を有する単量体を
用いることができる。塩基性極性基を有する単量体とし
ては、アミン基あるいは4級アンモニウム基を有する
炭素原子数1〜12、好ましくは2〜8、特に好ましく
は2の脂肪族アルコールの(メタ)アクリル酸エステ
ル、(メタ)アクリル酸アミドあるいは随意N上で炭
素原子数1〜18のアルキル基でモノ−またはジ−置換
された(メタ)アクリル酸アミド、Nを環員として有
する複素環基で置換されたビニール化合物、N,N−
ジアリル−アルキルアミンあるいはその4級アンモニウ
ム塩等が挙げられる。中でも、のアミン基あるいは4
級アンモニウム基を有する脂肪族アルコールの(メタ)
アクリル酸エステルが好ましい。また、ビニル系単量体
と同時に、後述のカチオン系界面活性剤、ノニオン系界
面活性剤等を用いることができる。
【0030】また、重合性単量体とともに架橋剤を併用
してもよい。かかる架橋剤としては、ジビニルベンゼ
ン、ジビニルナフタレンおよびそれらの誘導体のような
芳香族ジビニル化合物、エチレングリコールジメタクリ
レート、ジエチレングリコールメタクリレート、トリエ
チレングリコールメタクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、アリルメタクリレート、t−ブ
チルアミノエチルメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジメ
タクリレート等のジエチレン性カルボン酸エステル、
N,N−ジビニルアニリン、ジビニルエーテル、ジビニ
ルスルフィド、ジビニルスルホン等のジビニル化合物お
よび3以上のビニル基を有する化合物等が挙げられる。
これらは単独または混合して用いられる。また、その他
の架橋剤としては、エチレングリコール、トリエチレン
グリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,4
−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、ビスフェ
ノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチ
レン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビス
フェノールA等の2価のアルコール類、マレイン酸、フ
マール酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グ
ルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、
セバチン酸、マロン酸、これらの酸の無水物またはこれ
らの低級アルコールエステル等の二塩基酸類およびその
誘導体、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等の3価以上のアルコール類、およびト
リメリット酸、ピロメリット酸等の3価以上のカルボン
酸類が挙げられる。
【0031】離型剤としては、例えば特開昭56−11
0946号公報に記載されたものを用いることができ、
具体的には、ポリオレフィンワックス、パラフィンワッ
クス、酸化パラフィンワックス、脂肪酸エステルワック
ス、部分ケン化脂肪酸エステルワックス、0001ミド
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、その他のワ
ックスが挙げられる。これらの中でも、ポリオレフィン
ワックスが好ましい。特に、ポリプロピレンワックス、
ポリエチレンワックスが好ましい。また、マレイン酸等
のカルボン酸により変性したポリプロピレンワックスが
好ましい。また、数種のポリオレフィンワックスを併用
してもよい。ポリオレフィンワックスの市販品として
は、ビスコール330P、ビスコール550P、ビスコ
ール660P (以上、三洋化成工業社製、ポリプロピレ
ンワックス) 、ハイワックス320P、ハイワックス3
10P、ハイワックス410P、ハイワックス405
P、ハイワックス400P、ハイワックス200P (以
上、三井石油化学社製、ポリエチレンワックス) 、サン
ワックス131P、サンワックス151P、サンワック
ス161P、サンワックス165P、サンワックス17
1P (以上、三洋化成工業社製、ポリエチレンワック
ス)、ポリワックス400、ポリワックス500、ポリ
ワックスOH465、ポリワックス1040 (以上、東
洋ペトロライト社製、ポリエチレンワックス) 等が挙げ
られる。
【0032】着色剤としては、各種の有機顔料(アゾ顔
料、多環式顔料、酸性または塩基性染料)、無機顔料
(酸化物、水酸化物、硫化物、セレン化物、フェロシア
ン化物、クロム酸塩、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、リン
酸塩、金属粉)、炭素等が挙げられる。具体的には、カ
ーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カ
ルコオイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブ
ルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチ
レンブルークロライド、フタロシアニンブルー、マラカ
イトグリーンオクサレート、ランプブラック、ローズベ
ンガル、これらの混合物、その他が挙げられる。これら
の中でも、黒色着色剤としてはカーボンブラックが好ま
しく、イエロー着色剤としてはジスアゾ系顔料が好まし
く、マゼンタ着色剤としてはキナクリドン系顔料が好ま
しく、シアン着色剤としては銅フタロシアニン系顔料が
好ましい。
【0033】任意に選択することができる荷電制御剤と
しては、金属錯体系染料、ニグロシン系染料、アンモニ
ウム系化合物等が挙げられる。
【0034】また、本発明のトナーを得るに際しては、
必要に応じて、アニオン系、カチオン系、両性イオン
系、ノニオン系の界面活性剤を用いてもよい。例えば負
帯電性トナーを得る場合には、アニオン系界面活性剤を
使用し、正帯電性トナーを得る場合には、カチオン系界
面活性剤を使用するのが好ましい。また、分散安定性を
さらに良好にするために、ノニオン系界面活性剤を併用
するのが好ましい。アニオン系界面活性剤としては、オ
レイン酸ナトリウム、ヒマシ油カリ等の脂肪酸塩、ラウ
リル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム等のア
ルキル硫酸エステル塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸
塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エ
ステル塩等が挙げられる。カチオン系界面活性剤として
は、ラウリルアミンアセテート、ステアリルアミンアセ
テート等のアルキルアミン塩、ラウリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド等の4級アンモニウム塩等が挙げられる。
ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリ
ン、脂肪酸エステル、オキシエチレン−オキシプロピレ
ンブロックポリマー等がある。両性イオン系界面活性剤
としては、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド
等が挙げられる。界面活性剤の使用量は、重合性単量体
に対して0.01〜10重量%が好ましく、特に0.5
〜5重量%が好ましい。界面活性剤の使用量が過小では
安定な乳化重合が困難となるおそれがあり、界面活性剤
が過剰ではトナーの耐湿性が悪くなるおそれがある。
【0035】また、本発明のトナーを得るに際しては、
必要に応じて水溶性の重合開始剤を用いてもよい。かか
る水溶性の重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素、4,4' −
アゾビスシアノ吉草酸、2,2' −アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)二塩酸酸、t−ブチルヒドロペルオキシ
ド、クメンヒドロペルオキシド等が挙げられる。これら
の水溶性の重合開始剤は、還元剤と組合せて使用しても
よい。還元剤としては、メタ重亜硫酸ナトリウム、塩化
第1鉄等、一般に知られているものを使用することがで
きる。還元剤は、必ずしも使用する必要はないが、使用
する場合には、水溶性の重合開始剤に対して当量以下で
使用するのが好ましい。重合開始剤の使用量は、重合性
単量体に対して0.01〜10重量%であるのが好まし
く、特に0.1〜5重量%が好ましい。重合開始剤が少
なすぎると、重合性単量体が完全には重合せず、トナー
中に残り、トナーの特性を悪くするおそれがある。
【0036】本発明のトナーにおいては、必要に応じて
流動化剤を外部から添加混合してもよい。かかる流動化
剤としては、無機酸化物、無機窒化物、炭化物、有機微
粒子等が挙げられる。これらは適宜併用してもよい。
【0037】(11)トナーの製造例 以下、トナーの具体的な製造例について説明する。スチ
レン系、アクリル系等の重合性単量体を、重合開始剤、
架橋剤、界面活性剤等が必要に応じて添加されてなる水
系媒体中でエマルジョンにし、これを温度50〜100
℃に保持して0.5〜5時間にわたり重合反応させて核
粒子を作製する。なお、上記のように重合反応させて核
粒子を作製する代わりに、スチレン系、アクリル系、エ
ポキシ系等の重合微小粒子を用いてもよい。一方、着色
剤を界面活性剤が添加された水系媒体中に分散させる。
この分散液においては、分散した着色剤の粒径が1次粒
子径の2〜10倍となるように調整する。また、離型剤
を界面活性剤が添加された水系媒体中に分散させて、こ
の分散液の温度、圧力を高くして均一な分散状態とし、
かつ分散した離型剤の体積平均粒径が0.5〜3.0μ
mとなるように調整する。
【0038】以上のようにして得られた、核粒子、着色
剤の分散液、離型剤の分散液を混合して、pHを調整し
ながら、撹拌装置により均一な分散を行うとともに凝集
化を行って粒子aを製造する。この凝集化においては、
粒子aの体積平均粒径が0.5〜3.0μmとなるよう
にする。分散液の温度およびpHを調整して、粒子aの
分散度が1.1〜1.8となるようにして反応を停止す
る。この粒子aを含む分散液をさらに50〜90℃の高
温にして、凝集化を進め、体積平均粒径が3.0〜1
0.0μm、分散度が1.1〜1.5、不定形化度が
1.3〜3.0の粒子bからなるトナーを得る。また、
このトナーに流動化剤を外部から添加混合してトナーを
構成してもよい。
【0039】本発明のトナーと組合せて用いられるキャ
リアとしては、鉄粉、フェライト粉等の表面が樹脂によ
り被覆されてなるキャリアが挙げられる。被覆用の樹脂
としては、スチレン−アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、
シリコーン系樹脂等が挙げられる。また、キャリアの形
態は球形または不定形のいずれでもよい。
【0040】
〔実施例1〕
スチレンモノマー 85部 アクリル酸ブチル 15部 アクリル酸 5部 以上の材料を、 水 500部 ノニオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル) 2部 カチオン性界面活性剤(ジメチルアンモニウムクロライド) 2部 重合開始剤(過硫酸カリウム) 2部 を混合した水溶液に投入し、T.K.式ホモミキサーを
備えた容器の中で80℃に保持しながら、撹拌した。上
記と同等の装置に、水100部と、ポリプロピレン2部
と、アニオン性界面活性剤(アルキルベンゼン)2部と
を入れ、容器を加圧し、120℃に保持し、T.K.式
ホモミキサーで10000rpmで撹拌して、ポリプロ
ピレンの分散粒子の粒径を1.0μmにした。さらに上
記と同等の装置に、水100部と、カーボンブラック1
0部と、アニオン性界面活性剤(アルキルベンゼン)2
部とを入れ、T.K.式ホモミキサーで10000rp
mで撹拌して、カーボンブラックの分散粒子の粒径をそ
の1次粒子径の3倍にした。
【0041】以上の3つの混合液を1つにし、40℃で
4時間にわたり保持して、粒子aを得た。この際、塩酸
でpHを5.0に調整した。この粒子aの粒子径をレー
ザー回折式粒度分布測定装置「HELOS」(SYMP
ATEC社製)により測定したところ、体積平均粒径が
2.2μm、分散度が1.6であった。さらに、温度を
60℃に上昇させて6時間にわたり保持して複合させ、
pHを5.0に調整するためアンモニア水を添加して複
合反応を制御し、体積平均粒径が5.1μm、分散度が
1.4、不定形化度が2.0の粒子bを得た。また、
〔粒子bの体積平均粒径/(粒子aの体積平均粒径×粒
子aの分散度)〕の値は、3であった。以上の粒子aお
よび粒子bについての主な条件を後記表1にまとめて示
す。この粒子bを水洗、乾燥させてトナーを得た。この
トナーに、シリカを2重量%、酸化チタンを1重量%と
なる割合で添加混合し、この外添処理トナー5部と、メ
チルメタクリレート/スチレン共重合体により表面被覆
したフェライト粒子(キャリア)95部とを混合して現
像剤を調製した。
【0042】この現像剤を用いて、熱ローラ定着器とク
リーニングブレードとを備えた電子写真複写機「U−B
ix3032」(コニカ(株)製)によりコピー画像を
形成する実写テストを行い、下記の項目について評価し
た。結果は後記表2に示すとおりである。 (1)解像度 細線チャートのコピー画像を形成し、識別可能な細線の
1mm当りの本数で判定した。 (2)カブリ 常温常湿環境下(温度20℃,相対湿度60%)で連続
してコピー画像を形成し、「サクラデンシトメーター」
(コニカ(株)製)により白地部分の反射濃度を測定し
て、当該反射濃度が0.02を超えた時点のコピー回数
でカブリを判定した。 (3)ホットオフセット発生温度 定着ローラの設定温度を段階的に変化させながらコピー
画像を形成し、ホットオフセットに起因するトナー汚れ
が発生した時点の定着ローラの設定温度を測定して評価
した。
【0043】(4)トナーの黒化度 白色のラベルにトナーを単層に貼付けて、このトナー層
の反射濃度を「サクラデンシトメーター」(コニカ
(株)製)により測定して、当該反射濃度が1.3以上
の場合を○、1.3未満の場合を×とした。 (5)クリーニング性 感光体の表面を目視で観察してクリーニング不良が発生
した時点のコピー回数で評価した。 (6)粒径分布の変化 体積平均粒径の1/3以下のトナーの個数%をもって評
価した。体積平均粒径はレーザー回折式粒度分布測定装
置「HELOS」(SYMPATEC社製)により測定
したものである。なお、測定は、実写テストのスタート
時と、カブリ発生時または5万コピー時に行い、経時的
な変化を調べた。体積平均粒径の1/3以下のトナーの
個数%が10%以上ではトナーの帯電性を阻害する。
【0044】〔実施例2〕実施例1と同様にして、体積
平均粒径が2.2μm、分散度が1.6の粒子aを得
た。この粒子aを含む分散液に、スチレンモノマー85
部と、アクリル酸ブチル15部と、アクリル酸5部と、
重合開始剤(過硫酸カリウム)2部との混合物を滴下し
て、温度60℃で6時間にわたり重合させ、体積平均粒
径が3.0μmで、分散度が1.5、不定形化度が1.
5の粒子bを得た。この粒子bを水洗、乾燥させてトナ
ーを得た。このトナーに、実施例1と同様にして、外部
添加剤を混合しさらにキャリアを混合して現像剤を調製
した。この現像剤を用いて、実施例1と同様にして実写
テストを行ったところ、後記表2に示す結果が得られ
た。
【0045】〔実施例3〜6〕実施例1において、反応
条件を変更したほかは同様にして、後記表1に示す体積
平均粒径、分散度、不定形化度を有する粒子bを得た。
この粒子bを用いて実施例1と同様にして現像剤を調製
し、実写テストを行ったところ、後記表2に示す結果が
得られた。
【0046】〔比較例1〜6〕実施例1において、反応
条件を変更したほかは同様にして、後記表1に示す体積
平均粒径、分散度、不定形化度を有する粒子bを得た。
この粒子bを用いて実施例1と同様にして現像剤を調製
し、実写テストを行ったところ、後記表2に示す結果が
得られた。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下の効果が得られる。 (1)解像度の高い画像を形成できる小径の不定形トナ
ーが得られる。 (2)均一な粒径分布のトナーが得られる。 (3)着色剤、離型剤が均一に分散されたトナーが得ら
れる。 (4)環境依存性が小さくて帯電量の均一なトナーが得
られる。 (5)定着性の良いトナーが得られる。 (6)クリーニング性の良いトナーが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 勇雄 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性単量体、着色剤、随意に選択する
    ことができる荷電制御剤からなる組成物を重合させた粒
    子で、体積平均粒径が3.0〜10.0μm、分散度が
    1.1〜1.5、不定形化度が1.3〜3.0であるこ
    とを特徴とするトナー。
  2. 【請求項2】 少なくとも重合性単量体によって得られ
    る核粒子を含む組成物、着色剤を混合した混合液とし、
    重合反応させて得られる粒子aが、体積平均粒径が0.
    5〜3.0μm、分散度が1.1〜1.8であり、この
    粒子aを複合させて得られる粒子bが、下記数1の関係
    を満たすことを特徴とするトナー。 【数1】
  3. 【請求項3】 少なくとも重合性単量体によって得られ
    る核粒子を含む組成物、着色剤、離型剤を混合した混合
    液とし、重合反応させて得られるトナーであって、 前記離型剤をあらかじめ体積平均粒径を0.5〜3.0
    μmにした分散液として添加することを特徴とするトナ
    ー。
  4. 【請求項4】 少なくとも重合性単量体によって得られ
    る核粒子を含む組成物、着色剤を混合した混合液とし、
    重合反応させて得られるトナーであって、 前記着色剤をあらかじめ1次粒子径の2〜10倍にした
    分散液として添加することを特徴とするトナー。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のトナーであって、混合
    液中にさらに離型剤を含み、当該離型剤をあらかじめ体
    積平均粒径を0.5〜3.0μmにした分散液とし、着
    色剤をあらかじめ1次粒子径の2〜10倍にした分散液
    として、少なくとも重合性単量体によって得られる核粒
    子を含む組成物に添加することを特徴とするトナー。
  6. 【請求項6】 少なくとも重合性単量体によって得られ
    る核粒子を含む組成物、着色剤とを溶媒中で混合し、重
    合反応させる前の混合液のpHが2.0〜6.5である
    ことを特徴とするトナー。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の粒子aを得る際に、混
    合液中にさらに離型剤を含み、着色剤の分散液と当該離
    型剤の分散液の混合時にpHを2.0〜6.5に調整
    し、重合反応させることを特徴とするトナー。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のトナーであって、少な
    くとも重合性単量体によって得られる核粒子を含む組成
    物、着色剤とを混合した混合液の固形分濃度が5.0〜
    30.0重量%であり、粒子aを25〜50℃の範囲で
    重合させ、粒子bを50〜90℃の範囲で重合させるこ
    とを特徴とするトナー。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のトナーであって、重合
    反応させる前の混合液のpHが2.0〜6.5、固形分
    濃度が5.0〜30.0重量%であり、粒子aを25〜
    50℃の範囲で重合させ、粒子bを50〜90℃の範囲
    で重合させることを特徴とするトナー。
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