JPH0512342Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512342Y2 JPH0512342Y2 JP15890188U JP15890188U JPH0512342Y2 JP H0512342 Y2 JPH0512342 Y2 JP H0512342Y2 JP 15890188 U JP15890188 U JP 15890188U JP 15890188 U JP15890188 U JP 15890188U JP H0512342 Y2 JPH0512342 Y2 JP H0512342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- shellfish
- water intake
- seawater
- adhesion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は火力または原子力発電所、その他の工
業用に好適な海水を取水する装置のうち取水用ス
クリーンへの貝類付着防止構造に関するものであ
る。
業用に好適な海水を取水する装置のうち取水用ス
クリーンへの貝類付着防止構造に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来の技術としては実公昭59−12806号公報に
示されるものの他、第4図に示すものがある。同
図Aは立面図、同図Bは同図Aの断面A−Aを示
す。スクリーン1は受台5およびサポート6によ
り支えられている。スクリーン用棒2は丸棒であ
り、上下のアングル形円環4(たとえば円径10
m)内への取水に際し、海水中の浮遊物、漂流物
等を吸入するのを防止できるピツチで円周方向に
柵状に取付けられている。上面および下面は蓋板
7で閉じられており、海水はスクリーン1の開口
部より流入し、取水管3を通つて陸上の所要諸設
備へと搬送される。同図Cおよび同図Dはスクリ
ーン1の拡大図で、アングル形円環4とスクリー
ン用棒2とで囲まれた面すなわちスクリーン面が
開口部となつていて、海水の流入口となつてい
る。なお、以上の部材は全て炭素鋼製である。
示されるものの他、第4図に示すものがある。同
図Aは立面図、同図Bは同図Aの断面A−Aを示
す。スクリーン1は受台5およびサポート6によ
り支えられている。スクリーン用棒2は丸棒であ
り、上下のアングル形円環4(たとえば円径10
m)内への取水に際し、海水中の浮遊物、漂流物
等を吸入するのを防止できるピツチで円周方向に
柵状に取付けられている。上面および下面は蓋板
7で閉じられており、海水はスクリーン1の開口
部より流入し、取水管3を通つて陸上の所要諸設
備へと搬送される。同図Cおよび同図Dはスクリ
ーン1の拡大図で、アングル形円環4とスクリー
ン用棒2とで囲まれた面すなわちスクリーン面が
開口部となつていて、海水の流入口となつてい
る。なお、以上の部材は全て炭素鋼製である。
(考案が解決しようとする課題)
第3図は、第4図のスクリーン1を構成してい
る部材の拡大図およびフジツボまたはムラサキ貝
等の付着、成長状態を定期的に観察した結果を示
す図である。この観察の結果、次のようなことが
判明した。
る部材の拡大図およびフジツボまたはムラサキ貝
等の付着、成長状態を定期的に観察した結果を示
す図である。この観察の結果、次のようなことが
判明した。
貝類8はアングル形円環4の平面4−1また
はスクリーン用棒2の円形全周面にまず均一に
付着し、その後成長するが、アングル形円環4
の角部4−2には付着しない。特にスクリーン
用棒2には第3図Cに示すように円形全周表面
に付着し、その後成長を行い極めて強固な貝類
の集積体となる。
はスクリーン用棒2の円形全周面にまず均一に
付着し、その後成長するが、アングル形円環4
の角部4−2には付着しない。特にスクリーン
用棒2には第3図Cに示すように円形全周表面
に付着し、その後成長を行い極めて強固な貝類
の集積体となる。
貝類8は平面または円形面の面積が大きい程
多く付着し、成長速度も速く付着力も強い。
多く付着し、成長速度も速く付着力も強い。
従来のスクリーンを構成する部材は炭素鋼で
あり、海水によりその表面が腐食され凹凸状と
なつた表面の上に貝類8が付着するため、より
一層付着力が強い。
あり、海水によりその表面が腐食され凹凸状と
なつた表面の上に貝類8が付着するため、より
一層付着力が強い。
従つて、従来のスクリーン構造では貝類が早く
付着しまたスクリーン面に沿つて成長するためス
クリーン面を閉塞し、取水に必要な開口面積が確
保できなくなる。そのため年に1回位専門の潜水
夫により貝類の除去作業を2人で約1週間かけて
行つているが、部材への貝の付着力が強いため大
変な難作業であり、また危険な作業である。また
3年間に1度位スクリーン1を陸上へ引き上げ、
貝類の除去作業および部材への防錆塗装を行つて
いるが、スクリーン1のサイズが約φ9m×2m
と大きく、重量も約1.2TONと重いため難作業で
あり、コストが多くかかつている。
付着しまたスクリーン面に沿つて成長するためス
クリーン面を閉塞し、取水に必要な開口面積が確
保できなくなる。そのため年に1回位専門の潜水
夫により貝類の除去作業を2人で約1週間かけて
行つているが、部材への貝の付着力が強いため大
変な難作業であり、また危険な作業である。また
3年間に1度位スクリーン1を陸上へ引き上げ、
貝類の除去作業および部材への防錆塗装を行つて
いるが、スクリーン1のサイズが約φ9m×2m
と大きく、重量も約1.2TONと重いため難作業で
あり、コストが多くかかつている。
(課題を解決するための手段)
本考案の海水取水用スクリーンの貝類付着防止
構造は、その目的を達成するために、一端が陸上
の所要諸設備に連絡された取水管の他端に設置し
たスクリーン用棒取付部材とスクリーン用棒とで
構成する取水用スクリーンにおいて、スクリーン
を構成する各部材は取水流れ方向と直角方向に鋭
角形状を形成したことを特徴とする。
構造は、その目的を達成するために、一端が陸上
の所要諸設備に連絡された取水管の他端に設置し
たスクリーン用棒取付部材とスクリーン用棒とで
構成する取水用スクリーンにおいて、スクリーン
を構成する各部材は取水流れ方向と直角方向に鋭
角形状を形成したことを特徴とする。
(作用)
鋭角部への貝類の付着は少なくまた付着力も弱
いので、取水流れ方向と直角方向に鋭角形状をし
たスクリーン用部材とすることによりスクリーン
面の閉塞を生じる方向への貝類の付着、成長を防
止する。また、スクリーンを構成する部材の平面
部への貝類の付着、成長方向は取水流れ方向と同
じであり、付着、成長によるスクリーン面の閉塞
は生じにくい。
いので、取水流れ方向と直角方向に鋭角形状をし
たスクリーン用部材とすることによりスクリーン
面の閉塞を生じる方向への貝類の付着、成長を防
止する。また、スクリーンを構成する部材の平面
部への貝類の付着、成長方向は取水流れ方向と同
じであり、付着、成長によるスクリーン面の閉塞
は生じにくい。
(実施例)
第1図に本考案の一実施例の概略を示す。スク
リーン1はスクリーン用棒取付部材であるアング
ル形円環4にスクリーン用棒2が取付けられ、ス
クリーン用棒2の断面形状は両端が鋭角形状をな
し、アングル形円環4の断面はアングル形状で、
その両端が鋭角形状をなしている。図示は省略し
ているが、アングル形円環4の上下面には平板ま
たはスクリーン用パイプを接続し、スクリーン1
を構成している。
リーン1はスクリーン用棒取付部材であるアング
ル形円環4にスクリーン用棒2が取付けられ、ス
クリーン用棒2の断面形状は両端が鋭角形状をな
し、アングル形円環4の断面はアングル形状で、
その両端が鋭角形状をなしている。図示は省略し
ているが、アングル形円環4の上下面には平板ま
たはスクリーン用パイプを接続し、スクリーン1
を構成している。
本考案を直径9mのアングル形円環4、長さ2
mのスクリーン用棒2により構成されるスクリー
ン1で実施し、観察、分析を行つた結果、本考案
の有効性が実証されたので、これについて具体的
に説明する。
mのスクリーン用棒2により構成されるスクリー
ン1で実施し、観察、分析を行つた結果、本考案
の有効性が実証されたので、これについて具体的
に説明する。
第2図に示すようにスクリーン1に貝類が付着
したが、同図B,Cに示すように部材の鋭角部に
付着した貝類Aは付着面積が狭いため量が少な
く、付着層厚は1〜3cm/年と成長が遅く、付着
力も弱い。また、ある程度貝類Aが成長すると貝
類自体の自重増加と取水時の海水の流体抵抗によ
り自然に脱落する。自然脱落がなく成長が進んだ
としても、潜水作業を実施し、従来より容易に貝
類を除去できる。部材の平面部に付着した貝類B
は付着量が多く、付着層厚は5〜10cm/年と成長
も速いが、成長方向が取水流れ方向と同一のため
スクリーン面の閉塞は生じにくい。
したが、同図B,Cに示すように部材の鋭角部に
付着した貝類Aは付着面積が狭いため量が少な
く、付着層厚は1〜3cm/年と成長が遅く、付着
力も弱い。また、ある程度貝類Aが成長すると貝
類自体の自重増加と取水時の海水の流体抵抗によ
り自然に脱落する。自然脱落がなく成長が進んだ
としても、潜水作業を実施し、従来より容易に貝
類を除去できる。部材の平面部に付着した貝類B
は付着量が多く、付着層厚は5〜10cm/年と成長
も速いが、成長方向が取水流れ方向と同一のため
スクリーン面の閉塞は生じにくい。
鋭角部が腐食して凹凸を呈し、鋭角効果が減少
するのを抑えるため、スクリーン構成部材として
従来の炭素鋼の代わりに耐海水性ステンレス鋼、
チタンまたは耐海水性樹脂ライニング等を使用す
るとさらに長期間耐久性のある貝類付着防止効果
が期待できる。
するのを抑えるため、スクリーン構成部材として
従来の炭素鋼の代わりに耐海水性ステンレス鋼、
チタンまたは耐海水性樹脂ライニング等を使用す
るとさらに長期間耐久性のある貝類付着防止効果
が期待できる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案においてはスクリ
ーンを構成する各部材は取水流れ方向と直角方向
に鋭角形状を形成しているので、取水流れ方向と
直角方向への貝類の付着は少なく、成長も遅く、
付着力も弱い。一方、取水流れ方向には部材の平
面部が多いため貝類が付着し、速く成長するが、
取水方向と同一のためスクリーン面の閉塞は生じ
にくい。その結果、従来に比較し、スクリーン面
へ付着した貝類の潜水による除去作業および陸上
引揚げによるメンテナンスの頻度が減少し、作業
の安全性向上、メンテナンス費用の減少となる。
また、スクリーン面の閉塞に伴う取水トラブルも
減少し、発電所等の陸上所要諸設備へ常時安定し
た海水の供給が可能となる。さらに、スクリーン
の構成部材を耐食性部材に代えることにより腐食
による部材の凹凸が減少し、貝類の付着力が弱く
なり、除去作業が一層容易になり、またスクリー
ンの耐久性が向上する。
ーンを構成する各部材は取水流れ方向と直角方向
に鋭角形状を形成しているので、取水流れ方向と
直角方向への貝類の付着は少なく、成長も遅く、
付着力も弱い。一方、取水流れ方向には部材の平
面部が多いため貝類が付着し、速く成長するが、
取水方向と同一のためスクリーン面の閉塞は生じ
にくい。その結果、従来に比較し、スクリーン面
へ付着した貝類の潜水による除去作業および陸上
引揚げによるメンテナンスの頻度が減少し、作業
の安全性向上、メンテナンス費用の減少となる。
また、スクリーン面の閉塞に伴う取水トラブルも
減少し、発電所等の陸上所要諸設備へ常時安定し
た海水の供給が可能となる。さらに、スクリーン
の構成部材を耐食性部材に代えることにより腐食
による部材の凹凸が減少し、貝類の付着力が弱く
なり、除去作業が一層容易になり、またスクリー
ンの耐久性が向上する。
第1図は本考案の一実施例を示す図で、同図A
は部分拡大図、同図Bは同図AのA−A断面図、
同図Cは同図AのB−B断面図、第2図は本考案
の一実施例に貝類が付着、成長した状況を示す図
で、同図Aは部分拡大図、同図Bは同図AのA−
A断面図、同図Cは同図AのB−B断面図、第3
図は従来の取水用スクリーンを示し、同図Aはス
クリーン面の部分拡大図、同図Bは同図AのA−
A断面図、同図Cは同図AのB−B断面図、第4
図は従来のスクリーンの全体を示す図で、同図A
は立面図、同図Bは同図AのA−A断面図、同図
Cはスクリーンの拡大図、同図Dは同図CのB−
B矢視図である。 1……スクリーン、2……スクリーン用棒、3
……取水管、4……アングル形円環、5……受
台、6……サポート、7……蓋板、8……貝類。
は部分拡大図、同図Bは同図AのA−A断面図、
同図Cは同図AのB−B断面図、第2図は本考案
の一実施例に貝類が付着、成長した状況を示す図
で、同図Aは部分拡大図、同図Bは同図AのA−
A断面図、同図Cは同図AのB−B断面図、第3
図は従来の取水用スクリーンを示し、同図Aはス
クリーン面の部分拡大図、同図Bは同図AのA−
A断面図、同図Cは同図AのB−B断面図、第4
図は従来のスクリーンの全体を示す図で、同図A
は立面図、同図Bは同図AのA−A断面図、同図
Cはスクリーンの拡大図、同図Dは同図CのB−
B矢視図である。 1……スクリーン、2……スクリーン用棒、3
……取水管、4……アングル形円環、5……受
台、6……サポート、7……蓋板、8……貝類。
Claims (1)
- 一端が陸上の所要諸設備に連絡された取水管の
他端に設置したスクリーン用棒取付部材とスクリ
ーン用棒とで構成する取水用スクリーンにおい
て、スクリーンを構成する各部材は取水流れ方向
と直角方向に鋭角形状を形成したことを特徴とす
る海水取水用スクリーンの貝類付着防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15890188U JPH0512342Y2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15890188U JPH0512342Y2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280130U JPH0280130U (ja) | 1990-06-20 |
| JPH0512342Y2 true JPH0512342Y2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=31439647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15890188U Expired - Lifetime JPH0512342Y2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512342Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7092857B2 (ja) * | 2020-12-08 | 2022-06-28 | 北海道電力株式会社 | 生物流入抑制装置、生物流入抑制システム及び生物流入抑制方法 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP15890188U patent/JPH0512342Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280130U (ja) | 1990-06-20 |
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