JPH05123616A - H型鋼塗装装置 - Google Patents
H型鋼塗装装置Info
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- JPH05123616A JPH05123616A JP3292599A JP29259991A JPH05123616A JP H05123616 A JPH05123616 A JP H05123616A JP 3292599 A JP3292599 A JP 3292599A JP 29259991 A JP29259991 A JP 29259991A JP H05123616 A JPH05123616 A JP H05123616A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々なサイズのH型鋼に錆止め塗料などを自
動的に斑なく塗布する塗装装置の提供。 【構成】 H型鋼(1)をそのフランジ部(4b)を水
平にしてワイヤ(12)で保持して、H型鋼の長さ方向に
水平送りする搬送手段(2)と、H型鋼(1)が内部を
通過する噴霧塗装用のブース(3)と、ブース(3)内
のH型鋼搬送路の両側方とその上下近傍に縦方向複数列
に配置された固定式及び可動式の複数の塗料噴霧用ノズ
ル(4)と、可動式の複数のノズル(4)を上下動およ
び取付角度調整可能に支持するシリンダなどのノズル可
動支持手段(5)と、ブース(3)に送られるH型鋼
(1)のサイズに対応して、塗料を噴霧させて使用する
ノズル(4)の自動選別と、ノズル可動支持手段(5)
を作動させて使用するノズル(4)の高さ位置、取付角
度を自動調整するノズル駆動制御部(6)とで構成され
る。
動的に斑なく塗布する塗装装置の提供。 【構成】 H型鋼(1)をそのフランジ部(4b)を水
平にしてワイヤ(12)で保持して、H型鋼の長さ方向に
水平送りする搬送手段(2)と、H型鋼(1)が内部を
通過する噴霧塗装用のブース(3)と、ブース(3)内
のH型鋼搬送路の両側方とその上下近傍に縦方向複数列
に配置された固定式及び可動式の複数の塗料噴霧用ノズ
ル(4)と、可動式の複数のノズル(4)を上下動およ
び取付角度調整可能に支持するシリンダなどのノズル可
動支持手段(5)と、ブース(3)に送られるH型鋼
(1)のサイズに対応して、塗料を噴霧させて使用する
ノズル(4)の自動選別と、ノズル可動支持手段(5)
を作動させて使用するノズル(4)の高さ位置、取付角
度を自動調整するノズル駆動制御部(6)とで構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H型鋼の全面に錆止め
塗料などの塗料を噴霧させて塗布するH型鋼塗装装置に
関する。
塗料などの塗料を噴霧させて塗布するH型鋼塗装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建築などに使用されるH型鋼の全面への
錆止め塗料の塗装方式として一般的なものに、スプレー
ガンを使った噴霧方式がある。これは作業員がスプレー
ガンを持ち、スプレーガンの先端から噴霧される錆止め
塗料をH型鋼に様々な角度から噴き付けて塗装する方式
である。
錆止め塗料の塗装方式として一般的なものに、スプレー
ガンを使った噴霧方式がある。これは作業員がスプレー
ガンを持ち、スプレーガンの先端から噴霧される錆止め
塗料をH型鋼に様々な角度から噴き付けて塗装する方式
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スプレーガン
を使った作業員の手動操作によるH型鋼全面の錆止め塗
料の塗装は、スプレーガンの方向を何度も変えて行う必
要があって作業能率が悪く、しかもH型鋼に塗装斑や部
分的に塗装されない塗装忘れの箇所が生じることがあ
る。また、錆止め塗料などの塗料には人体に害を及ぼす
シンナーなどの有害物質が含まれており、これが塗装の
作業空間に噴霧されて、作業環境を悪化させる心配があ
るため作業員から敬遠されている。このようなことから
H型鋼の全面に錆止め塗料を自動的に塗布する塗装装置
の出現が要望されているが、H型鋼は大小様々な規格化
されたサイズのものがあって、全てのサイズのH型鋼の
全面に塗料を斑なく、短時間で自動塗装することのでき
る塗装装置は未だ提供されていないのが現状である。
を使った作業員の手動操作によるH型鋼全面の錆止め塗
料の塗装は、スプレーガンの方向を何度も変えて行う必
要があって作業能率が悪く、しかもH型鋼に塗装斑や部
分的に塗装されない塗装忘れの箇所が生じることがあ
る。また、錆止め塗料などの塗料には人体に害を及ぼす
シンナーなどの有害物質が含まれており、これが塗装の
作業空間に噴霧されて、作業環境を悪化させる心配があ
るため作業員から敬遠されている。このようなことから
H型鋼の全面に錆止め塗料を自動的に塗布する塗装装置
の出現が要望されているが、H型鋼は大小様々な規格化
されたサイズのものがあって、全てのサイズのH型鋼の
全面に塗料を斑なく、短時間で自動塗装することのでき
る塗装装置は未だ提供されていないのが現状である。
【0004】本発明は上記要望に応じるもので、H型鋼
の全面に錆止め塗料などの塗料を自動的に、確実に、短
時間で塗布する、しかもH型鋼のサイズ変更に容易、迅
速に追従し得るH型鋼専用の塗装装置を提供することを
目的とする。
の全面に錆止め塗料などの塗料を自動的に、確実に、短
時間で塗布する、しかもH型鋼のサイズ変更に容易、迅
速に追従し得るH型鋼専用の塗装装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、H型鋼をそのフランジ部を水平にしてH型鋼
の長さ方向に水平送りする搬送手段と、水平送りされる
H型鋼が内部を通過する噴霧塗装用のブースと、ブース
内のH型鋼搬送路の両側方とその上下近傍に縦方向複数
列に配置された複数の塗料噴霧用ノズルと、選択された
一部の複数のノズルを上下動および取付角度調整可能に
支持するノズル可動支持手段と、ブースに送られるH型
鋼のサイズに対応して、塗料を噴霧させて使用するノズ
ルの選別と、ノズル可動支持手段を作動させて使用する
ノズルの高さ位置、取付角度を自動調整するノズル駆動
制御部とを具備したことを特徴とする。
するため、H型鋼をそのフランジ部を水平にしてH型鋼
の長さ方向に水平送りする搬送手段と、水平送りされる
H型鋼が内部を通過する噴霧塗装用のブースと、ブース
内のH型鋼搬送路の両側方とその上下近傍に縦方向複数
列に配置された複数の塗料噴霧用ノズルと、選択された
一部の複数のノズルを上下動および取付角度調整可能に
支持するノズル可動支持手段と、ブースに送られるH型
鋼のサイズに対応して、塗料を噴霧させて使用するノズ
ルの選別と、ノズル可動支持手段を作動させて使用する
ノズルの高さ位置、取付角度を自動調整するノズル駆動
制御部とを具備したことを特徴とする。
【0006】
【作用】H型鋼がブース内に水平送りされる間に、ブー
ス内のH型鋼搬送路の両側方に複数列で配置された複数
のノズルから噴霧される塗料がH型鋼に噴き付けられ
て、H型鋼に塗料が自動塗装される。ノズル可動支持手
段で対応するノズルの高さや取付角度をH型鋼のサイズ
に合わせて適正に調整しておくと、H型鋼の全面に適正
な方向から塗料が噴き付けられて、H型鋼全面が一括的
に斑なく短時間で塗装される。
ス内のH型鋼搬送路の両側方に複数列で配置された複数
のノズルから噴霧される塗料がH型鋼に噴き付けられ
て、H型鋼に塗料が自動塗装される。ノズル可動支持手
段で対応するノズルの高さや取付角度をH型鋼のサイズ
に合わせて適正に調整しておくと、H型鋼の全面に適正
な方向から塗料が噴き付けられて、H型鋼全面が一括的
に斑なく短時間で塗装される。
【0007】
【実施例】以下、一実施例について図面を参照して説明
する。図1は側面図、図2は平面図、図3は正面図で、
これらに示される本発明の実施例のH型鋼塗装装置は、
噴霧塗装用のブース(3)の対向する各内壁面に沿わせ
て縦方向4列に、計8本の支柱(7)…を設置し、各支
柱(7)…に複数の塗料噴霧用ノズル(4)…を取付け
ている。ブース(3)内にH型鋼(1)が水平送りされ
る間に、各ノズル(4)…から塗料がH型鋼(1)に向
けて噴き付けられる。H型鋼(1)はウエッブ部(1
a)の両端のフランジ部(1b)を上下にして搬送手段
(2)で水平に保持され、そのままH型鋼の長さ方向に
水平送りされる。ノズル(4)は、支柱(7)に固定さ
れたものと、支柱(7)に可動に取付けられてその高さ
や取付角度が自在に調整されるものとがある。前者固定
式ノズルが図4の(4a)(4c)で図示され、後者可
動式ノズルが図4の(4b)(4d)(4e)で図示さ
れている。各ノズル(4)…の可動式のものは、それぞ
れが支柱(7)やブース(3)に添設されたノズル可動
支持手段(5)…で高さと取付角度が調整可能に支持さ
れる。このような高さと取付角度調整は、ブース(3)
に送られてくるH型鋼(1)のサイズに変更がある場合
に、この変更サイズに応じて行われる。また、前記の調
整は、H型鋼サイズ設定機能を備えたノズル駆動制御部
(6)にて自動的に行われる。H型鋼(1)のサイズ
は、ウエッブの高さが250mm〜1300mmまで5
0mm間隔であり、上下のフランジの幅も125mm〜
400mmまであって、これらのサイズに応じてノズル
(4)…の使用個数、最適高さ及び取付角度を予めノズ
ル駆動制御部(6)に登録しておき、これを選択スイッ
チで選択させるように構成されている。
する。図1は側面図、図2は平面図、図3は正面図で、
これらに示される本発明の実施例のH型鋼塗装装置は、
噴霧塗装用のブース(3)の対向する各内壁面に沿わせ
て縦方向4列に、計8本の支柱(7)…を設置し、各支
柱(7)…に複数の塗料噴霧用ノズル(4)…を取付け
ている。ブース(3)内にH型鋼(1)が水平送りされ
る間に、各ノズル(4)…から塗料がH型鋼(1)に向
けて噴き付けられる。H型鋼(1)はウエッブ部(1
a)の両端のフランジ部(1b)を上下にして搬送手段
(2)で水平に保持され、そのままH型鋼の長さ方向に
水平送りされる。ノズル(4)は、支柱(7)に固定さ
れたものと、支柱(7)に可動に取付けられてその高さ
や取付角度が自在に調整されるものとがある。前者固定
式ノズルが図4の(4a)(4c)で図示され、後者可
動式ノズルが図4の(4b)(4d)(4e)で図示さ
れている。各ノズル(4)…の可動式のものは、それぞ
れが支柱(7)やブース(3)に添設されたノズル可動
支持手段(5)…で高さと取付角度が調整可能に支持さ
れる。このような高さと取付角度調整は、ブース(3)
に送られてくるH型鋼(1)のサイズに変更がある場合
に、この変更サイズに応じて行われる。また、前記の調
整は、H型鋼サイズ設定機能を備えたノズル駆動制御部
(6)にて自動的に行われる。H型鋼(1)のサイズ
は、ウエッブの高さが250mm〜1300mmまで5
0mm間隔であり、上下のフランジの幅も125mm〜
400mmまであって、これらのサイズに応じてノズル
(4)…の使用個数、最適高さ及び取付角度を予めノズ
ル駆動制御部(6)に登録しておき、これを選択スイッ
チで選択させるように構成されている。
【0008】H型鋼(1)の搬送手段(2)は、例えば
クレーン式のもので、ブース(3)の上方に水平に固定
されたレール(10)に沿って移動する台車(11)から2
本のワイヤ(12)を吊り下げている。2本のワイヤ(1
2)の下部をH型鋼(1)の両端部に巻き付けて吊り下
げることで、H型鋼(1)を水平に支持する。搬送手段
(2)は、H型鋼(1)をその上部のフランジ部(1
b)を一定の基準の高さに維持してブース(3)内に水
平送りする。従って、ブース(3)内にサイズの異なる
H型鋼(1)が搬入されても、その上部のフランジ部
(1b)の高さは一定であり、この高さを基準にしてブ
ース(3)内に固定式と可動式の各ノズル(4)…が後
述するように配置される。
クレーン式のもので、ブース(3)の上方に水平に固定
されたレール(10)に沿って移動する台車(11)から2
本のワイヤ(12)を吊り下げている。2本のワイヤ(1
2)の下部をH型鋼(1)の両端部に巻き付けて吊り下
げることで、H型鋼(1)を水平に支持する。搬送手段
(2)は、H型鋼(1)をその上部のフランジ部(1
b)を一定の基準の高さに維持してブース(3)内に水
平送りする。従って、ブース(3)内にサイズの異なる
H型鋼(1)が搬入されても、その上部のフランジ部
(1b)の高さは一定であり、この高さを基準にしてブ
ース(3)内に固定式と可動式の各ノズル(4)…が後
述するように配置される。
【0009】ブース(3)は、前後面にワイヤ(12)で
吊り下げられたH型鋼(1)が出入りする開口(13)
と、上面にワイヤ(12)が通るスリット(14)を有す
る。ブース(3)の底板(15)は多孔性の通気板で、そ
の下に排気ダクト(16)が連結される。排気ダクト(1
6)の先端に排気ファン(17)が設置され、排気ファン
(17)を回転させると、ブース(3)内の空気が底板
(15)と排気ダクト(16)を通って外部の空気清浄処理
装置(図示せず)に送られ、清浄化処理される。このよ
うな排気手段により、ブース(3)の内外の作業環境が
清浄に保たれる。
吊り下げられたH型鋼(1)が出入りする開口(13)
と、上面にワイヤ(12)が通るスリット(14)を有す
る。ブース(3)の底板(15)は多孔性の通気板で、そ
の下に排気ダクト(16)が連結される。排気ダクト(1
6)の先端に排気ファン(17)が設置され、排気ファン
(17)を回転させると、ブース(3)内の空気が底板
(15)と排気ダクト(16)を通って外部の空気清浄処理
装置(図示せず)に送られ、清浄化処理される。このよ
うな排気手段により、ブース(3)の内外の作業環境が
清浄に保たれる。
【0010】ブース(3)内でH型鋼(1)に塗料を噴
き付ける複数のノズル(4)…は同一構造で、例えば図
7に示すように、熱風ノズル(20)の先端部に塗料ノズ
ル(21)を同心状に被せて固定した2重ノズルである。
熱風ノズル(20)から熱風(22)を噴出させ、塗料ノズ
ル(21)に液体の塗料(23)を供給すると、塗料(23)
が熱風ノズル(20)の先端の負圧に吸引されて熱風(2
2)と共に霧状となって噴出される。各ノズル(4)…
はH型鋼(1)に向けられており、ノズル(4)から噴
出された熱風(22)と塗料(23)の噴霧がH型鋼(1)
に噴き付けられて塗料(23)がH型鋼(1)に付着し、
これが熱風(22)で即座に乾燥されて、塗装と乾燥が同
時進行的に行われる。
き付ける複数のノズル(4)…は同一構造で、例えば図
7に示すように、熱風ノズル(20)の先端部に塗料ノズ
ル(21)を同心状に被せて固定した2重ノズルである。
熱風ノズル(20)から熱風(22)を噴出させ、塗料ノズ
ル(21)に液体の塗料(23)を供給すると、塗料(23)
が熱風ノズル(20)の先端の負圧に吸引されて熱風(2
2)と共に霧状となって噴出される。各ノズル(4)…
はH型鋼(1)に向けられており、ノズル(4)から噴
出された熱風(22)と塗料(23)の噴霧がH型鋼(1)
に噴き付けられて塗料(23)がH型鋼(1)に付着し、
これが熱風(22)で即座に乾燥されて、塗装と乾燥が同
時進行的に行われる。
【0011】図6に上記ノズル可動支持手段(5)の具
体例を示すと、これは可動式ノズル(4b)を上下動さ
せるエアーシリンダ(24)と、可動式ノズル(4b)を
縦方向に所定角度範囲で揺動させるローターリシリンダ
(25)で構成される。エアーシリンダ(24)とロータリ
ーシリンダ(25)の作動は、ノズル駆動制御部(6)で
自動制御される。ノズル駆動制御部(6)は、ブース
(3)の外部に配置された制御盤(図示せず)に内蔵さ
れ、制御盤の手動操作スイッチなどでブース(3)に送
られるH型鋼(1)のサイズが設定されると、この設定
に応じてノズル駆動制御部(6)がエアーシリンダ(2
4)とロータリーシリンダ(25)を作動させて、可動式
ノズル(4b)の高さと取付角度をH型鋼(1)のサイ
ズに最適なように自動設定する。
体例を示すと、これは可動式ノズル(4b)を上下動さ
せるエアーシリンダ(24)と、可動式ノズル(4b)を
縦方向に所定角度範囲で揺動させるローターリシリンダ
(25)で構成される。エアーシリンダ(24)とロータリ
ーシリンダ(25)の作動は、ノズル駆動制御部(6)で
自動制御される。ノズル駆動制御部(6)は、ブース
(3)の外部に配置された制御盤(図示せず)に内蔵さ
れ、制御盤の手動操作スイッチなどでブース(3)に送
られるH型鋼(1)のサイズが設定されると、この設定
に応じてノズル駆動制御部(6)がエアーシリンダ(2
4)とロータリーシリンダ(25)を作動させて、可動式
ノズル(4b)の高さと取付角度をH型鋼(1)のサイ
ズに最適なように自動設定する。
【0012】複数のノズル(4)…の具体的配置例を、
図4と図5を参照して説明する。ブース(3)内の両側
に4本ずつの支柱(7)が対向させて配置され、ここで
図5に示すように、H型鋼(1)が搬入される側の最前
列のものから第1〜第4支柱(7a)〜(7d)と称す
ると、最前列の第1支柱(7a)と3番目の第3支柱
(7c)の上端と略中間に図4に示す固定式ノズル(4
a)(4c)が固定される。最前列から2番目の第2支
柱(7b)と最後列の第4支柱(7d)の上部1箇所と
下部2箇所に、可動式ノズル(4b)(4d)(4e)
が設置される。
図4と図5を参照して説明する。ブース(3)内の両側
に4本ずつの支柱(7)が対向させて配置され、ここで
図5に示すように、H型鋼(1)が搬入される側の最前
列のものから第1〜第4支柱(7a)〜(7d)と称す
ると、最前列の第1支柱(7a)と3番目の第3支柱
(7c)の上端と略中間に図4に示す固定式ノズル(4
a)(4c)が固定される。最前列から2番目の第2支
柱(7b)と最後列の第4支柱(7d)の上部1箇所と
下部2箇所に、可動式ノズル(4b)(4d)(4e)
が設置される。
【0013】図4で示されるように、ブース(3)内に
搬入されるH型鋼(1)の基準高さにある上部のフラン
ジ部(1b)の上下斜め方向に上下2段で固定式ノズル
(4a)(4c)が設置され、ここからの噴霧は上部フ
ランジ部(1b)の上面とウエッブ部(1a)の両面に
噴き付けられる。また、上下3段に配置された可動式ノ
ズル(4b)…の上段の1つ(4b)は固定式ノズル
(4a)と(4c)の間に配置され、他の2つ(4d)
と(4e)は下段の固定式ノズル(4c)の下方に配置
される。上下3段の可動式ノズル(4b)…の上下スト
ロークと回転角は、H型鋼(1)の最小サイズと最大サ
イズに基づいてそれぞれ独自に設定される。つまり、H
型鋼(1)のサイズは段階的に決まっており、その上部
のフランジ部(4b)の高さを一定にしてH型鋼(1)
をブース(3)内に搬入すると、H型鋼(1)のサイズ
によって各ノズル(4)…からの最適な噴霧方向が決ま
り、この噴霧方向から噴霧されるように各ノズル(4)
…の高さ、取付角度が設定される。
搬入されるH型鋼(1)の基準高さにある上部のフラン
ジ部(1b)の上下斜め方向に上下2段で固定式ノズル
(4a)(4c)が設置され、ここからの噴霧は上部フ
ランジ部(1b)の上面とウエッブ部(1a)の両面に
噴き付けられる。また、上下3段に配置された可動式ノ
ズル(4b)…の上段の1つ(4b)は固定式ノズル
(4a)と(4c)の間に配置され、他の2つ(4d)
と(4e)は下段の固定式ノズル(4c)の下方に配置
される。上下3段の可動式ノズル(4b)…の上下スト
ロークと回転角は、H型鋼(1)の最小サイズと最大サ
イズに基づいてそれぞれ独自に設定される。つまり、H
型鋼(1)のサイズは段階的に決まっており、その上部
のフランジ部(4b)の高さを一定にしてH型鋼(1)
をブース(3)内に搬入すると、H型鋼(1)のサイズ
によって各ノズル(4)…からの最適な噴霧方向が決ま
り、この噴霧方向から噴霧されるように各ノズル(4)
…の高さ、取付角度が設定される。
【0014】H型鋼(1)の形状は基本的に同じである
が、図示のようにウエッブ部(1a)の両面に取付板な
どの羽板(1c)を一体に固定したH型鋼(1)におい
ては、図4のノズル配置だけでは羽板(1c)の両面を
噴霧塗装することが難しくなる。そこで、羽板(1c)
を有するH型鋼(1)に対しては、図5に示すように、
第1、第2支柱(7a)(7b)に取付ける各ノズル
(4)…をH型鋼(1)の進行方向に少し傾け、第3、
第4支柱(7c)(7d)に取付けるノズル(4)…を
H型鋼(1)の進行方向と反対方向に少し傾けて配置す
る。その理由は、次のH型鋼塗装動作で明らかになる。
が、図示のようにウエッブ部(1a)の両面に取付板な
どの羽板(1c)を一体に固定したH型鋼(1)におい
ては、図4のノズル配置だけでは羽板(1c)の両面を
噴霧塗装することが難しくなる。そこで、羽板(1c)
を有するH型鋼(1)に対しては、図5に示すように、
第1、第2支柱(7a)(7b)に取付ける各ノズル
(4)…をH型鋼(1)の進行方向に少し傾け、第3、
第4支柱(7c)(7d)に取付けるノズル(4)…を
H型鋼(1)の進行方向と反対方向に少し傾けて配置す
る。その理由は、次のH型鋼塗装動作で明らかになる。
【0015】次に、H型鋼(1)の塗装動作を説明す
る。まず、H型鋼(1)のサイズが設定されると、この
H型鋼(1)の全面塗装に有効に使用されるノズル
(4)…の数と位置、角度がノズル駆動制御部(6)で
自動設定される。つまり、H型鋼(1)が最小サイズか
それに近いサイズのものであると、全てのノズル(4)
…を使用する必要は無く、例えば図4の一点鎖線に示す
H型鋼(1’)においては、上段の固定式ノズル(4
a)と2段目の可動式ノズル(4d)だけでH型鋼
(1)の全面を噴霧塗装することができ、このようにす
ることで噴霧される塗料の無駄が省ける。また、図4の
二点鎖線に示す最大サイズに近いH型鋼(1'')におい
ては、全てのノズル(4)…を使用しなければ全面塗装
ができない場合がある。このようにH型鋼(1)のサイ
ズに応じて使用するノズル(4)…を選別設定して、選
別されたノズル(4)…だけから塗料を噴出させる。こ
の塗料噴出は、ブース(3)内にH型鋼(1)が在ると
きだけ行うようにして、塗料の無駄を省く。ブース
(3)内でH型鋼(1)は先端の全面から噴霧塗装さ
れ、羽板(1c)が第1支柱(7a)を少し過ぎたとこ
ろで第1支柱(7a)のH型鋼進行方向に傾けたノズル
(4)からの噴霧で羽板(1c)の後面が塗装される。
羽板(1c)が第2支柱(7b)を少し過ぎたところ
で、羽板(1c)の前面が第3支柱(7c)のH型鋼進
行方向と逆方向に傾けたノズル(4)からの噴霧で塗装
される。従って、H型鋼(1)がブース(3)内を通過
する間に、H型鋼(1)の羽板(1c)の両面を含む全
面が斑無く自動的に塗装される。なお、H型鋼(1)を
ワイヤ(12)で吊り下げた場合、H型鋼(1)のワイヤ
(12)の在る部分だけが塗装されない。このような未塗
装の箇所は微少であり、後で手動で塗装しても作業的に
問題ない。
る。まず、H型鋼(1)のサイズが設定されると、この
H型鋼(1)の全面塗装に有効に使用されるノズル
(4)…の数と位置、角度がノズル駆動制御部(6)で
自動設定される。つまり、H型鋼(1)が最小サイズか
それに近いサイズのものであると、全てのノズル(4)
…を使用する必要は無く、例えば図4の一点鎖線に示す
H型鋼(1’)においては、上段の固定式ノズル(4
a)と2段目の可動式ノズル(4d)だけでH型鋼
(1)の全面を噴霧塗装することができ、このようにす
ることで噴霧される塗料の無駄が省ける。また、図4の
二点鎖線に示す最大サイズに近いH型鋼(1'')におい
ては、全てのノズル(4)…を使用しなければ全面塗装
ができない場合がある。このようにH型鋼(1)のサイ
ズに応じて使用するノズル(4)…を選別設定して、選
別されたノズル(4)…だけから塗料を噴出させる。こ
の塗料噴出は、ブース(3)内にH型鋼(1)が在ると
きだけ行うようにして、塗料の無駄を省く。ブース
(3)内でH型鋼(1)は先端の全面から噴霧塗装さ
れ、羽板(1c)が第1支柱(7a)を少し過ぎたとこ
ろで第1支柱(7a)のH型鋼進行方向に傾けたノズル
(4)からの噴霧で羽板(1c)の後面が塗装される。
羽板(1c)が第2支柱(7b)を少し過ぎたところ
で、羽板(1c)の前面が第3支柱(7c)のH型鋼進
行方向と逆方向に傾けたノズル(4)からの噴霧で塗装
される。従って、H型鋼(1)がブース(3)内を通過
する間に、H型鋼(1)の羽板(1c)の両面を含む全
面が斑無く自動的に塗装される。なお、H型鋼(1)を
ワイヤ(12)で吊り下げた場合、H型鋼(1)のワイヤ
(12)の在る部分だけが塗装されない。このような未塗
装の箇所は微少であり、後で手動で塗装しても作業的に
問題ない。
【0016】ブース(3)に送られるH型鋼(1)のサ
イズが変更されると、このサイズ変更に応じて使用する
ノズル(4)…の選択、位置、角度が自動設定され、塗
装作業が続行される。
イズが変更されると、このサイズ変更に応じて使用する
ノズル(4)…の選択、位置、角度が自動設定され、塗
装作業が続行される。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限らず、例え
ばH型鋼を支持してブースに搬送する搬送手段にローラ
コンベヤなどを使用することも可能である。また、H型
鋼に特殊な加工を加えた特殊なH型鋼に対応させて、ノ
ズル数やブース内でのノズルの配列数を増大させるよう
な変更も可能である。さらに、全てのノズルを上下回転
可能に設置しても、あるいは一部のノズルを定位置で回
転だけさせたり、上下動だけさせるようにしてもよい。
また、ブ−ス(3)には、防爆装置が装備されている。
ばH型鋼を支持してブースに搬送する搬送手段にローラ
コンベヤなどを使用することも可能である。また、H型
鋼に特殊な加工を加えた特殊なH型鋼に対応させて、ノ
ズル数やブース内でのノズルの配列数を増大させるよう
な変更も可能である。さらに、全てのノズルを上下回転
可能に設置しても、あるいは一部のノズルを定位置で回
転だけさせたり、上下動だけさせるようにしてもよい。
また、ブ−ス(3)には、防爆装置が装備されている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、H型鋼のサイズに合わ
せてブース内の複数のノズルの高さ、取付角度が設定さ
れ、これらノズルからブース内に水平送りされるH型鋼
に向けて塗料を噴き付けると、H型鋼の全面に塗料が連
続して自動的に塗布され、従って、H型鋼全面の自動塗
装化、塗装の作業性の大幅な改善、塗装仕上がりの均一
化が可能となる。また、ブース内で自動塗装するので、
ブースに簡単な排気手段を付設するなどして、塗装の作
業環境を清浄に改善することが容易になる。また、H型
鋼のサイズに合わせてノズルの高さや取付角度を適正に
調整することで、サイズの異なる多品種のH型鋼の塗装
に使用でき便利さ、汎用性に優れる効果もある。
せてブース内の複数のノズルの高さ、取付角度が設定さ
れ、これらノズルからブース内に水平送りされるH型鋼
に向けて塗料を噴き付けると、H型鋼の全面に塗料が連
続して自動的に塗布され、従って、H型鋼全面の自動塗
装化、塗装の作業性の大幅な改善、塗装仕上がりの均一
化が可能となる。また、ブース内で自動塗装するので、
ブースに簡単な排気手段を付設するなどして、塗装の作
業環境を清浄に改善することが容易になる。また、H型
鋼のサイズに合わせてノズルの高さや取付角度を適正に
調整することで、サイズの異なる多品種のH型鋼の塗装
に使用でき便利さ、汎用性に優れる効果もある。
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面を含む側面図
【図2】図1装置の平面図
【図3】図1装置の一部省略断面部分を含む正面図
【図4】図1装置のブース内の正面からのノズル配置図
【図5】図1装置のブース内の平面からのノズル配置図
【図6】図1装置におけるノズルとその可動支持手段の
一例を示す側面図
一例を示す側面図
【図7】図6のノズルの部分拡大断面図
1 H型鋼 1b フランジ部 2 搬送手段 3 ブース 4 ノズル 5 ノズル可動支持手段 6 ノズル駆動制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 H型鋼をそのフランジ部を水平にしてH
型鋼の長さ方向に水平送りする搬送手段と、 水平送りされるH型鋼が内部を通過する噴霧塗装用のブ
ースと、 ブース内のH型鋼搬送路の両側方とその上下近傍に縦方
向複数列に配置された複数の塗料噴霧用ノズルと、 選択された一部の複数のノズルを上下動および取付角度
調整可能に支持するノズル可動支持手段と、 ブースに送られるH型鋼のサイズに対応して、塗料を噴
霧させて使用するノズルの選別と、ノズル可動支持手段
を作動させて使用するノズルの高さ位置、取付角度を自
動調整するノズル駆動制御部と、 を具備したことを特徴とするH型鋼塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292599A JPH05123616A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | H型鋼塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292599A JPH05123616A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | H型鋼塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123616A true JPH05123616A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17783875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292599A Pending JPH05123616A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | H型鋼塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05123616A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111760712A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-13 | 盐城工学院 | 一种针对柱面的龙门往复式可调节自动喷漆装置 |
| JP2021119002A (ja) * | 2013-03-06 | 2021-08-12 | インボックス ショーケア アクティーゼルスカブ | 品物(特にフットウェア)の表面上に含浸剤を塗布するための装置および方法 |
| CN118849643A (zh) * | 2024-09-20 | 2024-10-29 | 江苏华杰不锈钢制品有限公司 | 一种不锈钢制品生产加工用送料装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50160349A (ja) * | 1974-02-28 | 1975-12-25 | ||
| JPS5421446A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-17 | Nippon Steel Corp | Automatic coating device of shape steel |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292599A patent/JPH05123616A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50160349A (ja) * | 1974-02-28 | 1975-12-25 | ||
| JPS5421446A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-17 | Nippon Steel Corp | Automatic coating device of shape steel |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021119002A (ja) * | 2013-03-06 | 2021-08-12 | インボックス ショーケア アクティーゼルスカブ | 品物(特にフットウェア)の表面上に含浸剤を塗布するための装置および方法 |
| CN111760712A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-13 | 盐城工学院 | 一种针对柱面的龙门往复式可调节自动喷漆装置 |
| CN118849643A (zh) * | 2024-09-20 | 2024-10-29 | 江苏华杰不锈钢制品有限公司 | 一种不锈钢制品生产加工用送料装置 |
| CN118849643B (zh) * | 2024-09-20 | 2025-03-25 | 江苏华杰不锈钢制品有限公司 | 一种不锈钢制品生产加工用送料装置 |
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