JPH05123Y2 - - Google Patents

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JPH05123Y2
JPH05123Y2 JP1989101344U JP10134489U JPH05123Y2 JP H05123 Y2 JPH05123 Y2 JP H05123Y2 JP 1989101344 U JP1989101344 U JP 1989101344U JP 10134489 U JP10134489 U JP 10134489U JP H05123 Y2 JPH05123 Y2 JP H05123Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家庭で簡単にさつまいも、じやがい
もなどの芋類を蒸し焼きすることができる家庭用
芋焼き器に関するものである。
(従来の技術) さつまいも、じやがいもなどの芋類を家庭で簡
単に蒸し焼きするには、熱膨脹率の低い遠赤外線
放射セラミツクス材よりなる鍋が広く用いられて
いるが、従来のこの種の鍋は鍋本体と蓋が共に重
くて取扱中に破損しやすいセラミツクス製である
ため、取扱上不便なうえに破損して長期耐用でき
ず、また、熱膨脹率の低い遠赤外線放射セラミツ
クス材よりなる鍋は装飾上も満足できるものでは
なかつた。そこで、ジルコニア系のセラミツクス
材よりなる肉薄の内側ケースを断熱材を介して外
套体で覆つて内側ケースを電熱ヒータで加熱する
ようにして外観をよくした家庭用芋焼き器が特開
平1−110319号として提案されているが、ジルコ
ニア系のセラミツクス材よりなる肉薄の内側ケー
スは製造上の問題が多くて製品歩留りが悪く量産
に適しないうえ、芋類が内側ケースに直接接触し
た状態で焼かれるため温度制御可能な電熱ヒータ
が必須となり、家庭における最も経済的で短時間
で調理できるガスやストーブ熱を利用しての使用
が出来ないなどの不便があり、あまり実用的なも
のとは言えぬものであつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとするところは、前記した
ような問題を解決し、取扱上便利なうえに耐久性
があり、しかも、装飾的に優れているうえあらゆ
る熱源が利用可能で調理時間の短縮もできる熱経
済性に優れている家庭用芋焼き器を安価に提供し
ようとすることにある。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決しようとする本考案の家
庭用芋焼き器は、熱膨脹率の低い遠赤外線放射セ
ラミツクス材よりなる鍋本体内に金属製さなを収
納して開口に琺瑯製蓋を施蓋してなり、前記琺瑯
製蓋は、金属板製の蓋主体のうち前記鍋本体に面
する裏面をSiO2,B2O3,Na2Oを主成分として
これにMnO2,CoO,CuO,NiO,Cr2O3などの
遷移元素酸化物を添加した黒色または茶色系の遠
赤外線放射性に優れた下釉層が露呈された遠赤外
線放射面に形成するとともに、表面側を白色系の
上釉層が被着された赤外線放射性に劣る化粧面に
形成したものであることを特徴とするものであ
る。
(作用) このような家庭用芋焼き器は、琺瑯製蓋を開け
て鍋本体中に収納されている金属製さなにさつま
いも、じやがいもなどの芋類を載せたうえ琺瑯製
蓋を施蓋し、鍋本体をガスコンロやストーブなど
任意の加熱源にかけて加熱して蒸し焼きを行えば
よい。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
1はコージライト、βスポージユメン、チタン
酸アルミニウムなどの熱膨脹率の低い遠赤外線放
射セラミツクス材よりなる肉厚約5mm、開口径約
300×180mm、高さ約50mmの鍋本体であつて、その
開口縁には蓋受用凹段部1aが形成されている。
2はステンレス鋼線材を屈曲形成した高さ約40mm
の金属製さなであつて、該金属製名さ2は前記鍋
本体1内に収納されている。3は下端縁を前記蓋
受用凹段部1aとの係合縁部3aに縁巻きされた
琺瑯製蓋であつて、該琺瑯製蓋3は肉厚0.8mmの
鉄板よりなる高さ約90mmの蓋主体4にSiO2,B2
O3,Na2Oを主成分としてこれにMnO2,CoO,
CuO,NiO,Cr2O3などの遷移元素酸化物を添加
した黒色または茶色系の遠赤外線放射性に優れた
下釉層5を全面的に被着するとともに、該下釉層
5のうち前記鍋本体1に面する裏面はそのまま露
呈された遠赤外線放射面として残して表面側に赤
外線放射性に劣る酸化チタン系上釉のような白
色、象牙色その他の白色系の上釉層6を被着して
これを化粧面に形成したものである。なお、図中
7は琺瑯製蓋3の蒸気孔、8は琺瑯製蓋3の把手
である。また、琺瑯製蓋3の下釉層5としては、
好ましくは、重量%でSiO2 43.6%,B2O3 18.8
%,Na2O 15.6%,CaO 6.5%,Al2O3 5.2%,
F2 2.7%,K2O 2.1%,BaO 1.1%にMnO2
CoO,CuO,NiOを計4.4%加えた組成の黒色系
下釉を用いたものとし、一方、上釉層6としては
SiO2 45.0%,TiO 17.9%,B2O3 13.9%,Na2
O 11.5%,K2O 2.8%,F2 2.1%,Al2O3
1.7%,P2O5 1.1%,LiO 0.5%,CaO 0.4%に
MgO,NiO,ZrO2を計3.7%加えた組成の白色系
上釉を用いたものとしている。
このように構成されたものは、琺瑯製蓋3を開
けて鍋本体1に収納されている金属製さな2にさ
つまいも、じやがいもなどの芋類11を載せたう
え開口に琺瑯製蓋3を施蓋し、鍋本体1をガスコ
ンロなどの熱源にかけて加熱すれば、鍋本体1が
500℃以上の高温となるとともに、鍋本体1の開
口縁の蓋受用凹段部1aに施蓋されている琺瑯製
蓋3も鍋本体1からの伝導熱と輻射熱とによつて
内面が300℃以上の高温となつて芋類11は蒸し
焼きされるもので、特に、本考案においては鍋本
体1がコージエライト、βスポージユメン、チタ
ン酸アルミニウムなどの熱膨脹率の低い遠赤外線
放射セラミツクス材よりなるものであるうえに、
琺瑯製蓋3も鍋本体1に面する裏面を黒色または
茶色系の遠赤外線放射性に優れた下釉層5が被着
された遠赤外線放射面とするととも、表面側を赤
外線放射性に劣る酸化チタン系上釉のような白
色、象牙色その他の白色系の上釉層6により覆つ
て外部への熱エネルギーの放射を防止しているの
で、鍋本体1内に金属製さな2上に載せられた状
態で収納されている芋類11は、上下から遠赤外
線放射により効率よく的確に加熱され、短時間で
美味しく蒸し焼きされることとなる。しかも、表
面側が赤外線放射性に劣る白色系の上釉層6によ
る化粧面とされている琺瑯製蓋3は、極めて装飾
的に優れているうえにセラミツクス製の蓋に比べ
て肉薄で軽いうえに強度的にも優れており、取扱
上便利なうえに長期耐用できるものであつて、特
に、琺瑯製蓋3は金属板製の蓋主体4のうち前記
鍋本体に面する裏面を、SiO2,B2O3,Na2Oを
主成分としてこれにMnO2,CoO,CuO,NiO,
Cr2O3などの遷移元素酸化物を添加した黒色また
は茶色系の遠赤外線放射性に優れた下釉層5が露
呈された遠赤外線放射面に形成してあるから、遠
赤外線放射により効率が極めてよく、例えば、前
記実施例に示した組成のものを用いた実験結果に
よれば、200gのさつまいも3本を30分のガス火
加熱で最適な蒸し焼きにすることができた。これ
はこの実験に用いた琺瑯製蓋3と同じ試験片を用
いて工業技術院名古屋技術試験所が平成1年2月
に行つた赤外線放射特性試験の結果(名技報第
12515号)において、500℃における2μmから
30.3μmまでの放射率が0.901という優れた数値が
得られた点からも証明されるところであつて、本
願考案に用いる特殊な遠赤外線放射効率のよい琺
瑯製蓋3を使用した点に本願考案の最大特徴があ
る。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、芋焼き
鍋として最適な熱膨脹率の低い遠赤外線放射セラ
ミツクス材よりなる鍋本体と、金属板製の蓋主体
のうち前記鍋本体に面する裏面をSiO2,B2O3
Na2Oを主成分としてこれにMnO2,CoO,
CuO,NiO,Cr2O3などの遷移元素酸化物を添加
した黒色または茶色系の遠赤外線放射性に特に優
れた下釉層が露呈されたまま表面側にのみ白色系
の上釉層を被着するという特殊な構造の琺瑯製蓋
と、鍋本体内に収納される金属製さなとを巧妙に
組み合わせて、軽くて取扱易いうえに破損し難く
て長期耐用でき、しかも、ガス加熱や石油ストー
ブなどのストーブ熱による加熱などを行つて短時
間で調理しても焦げつかないので熱経済性にも優
れているなど電気ヒータ加熱では発揮できない利
点があるうえ装飾的にも優れているなど多くの利
点がある。しかも、製造上は遠赤外線放射セラミ
ツクス材よりなる鍋本体が常法により得られるう
えに、琺瑯製蓋もプレス加工で金属製の蓋主体を
成形後下釉がけを行い、次に、表側だけ上釉がけ
を行つて焼成するなどして簡単に且つ製品歩留り
よく得られるから安価に提供できる利点もある。
従つて、本考案は従来の家庭用芋焼き器の問題
点を解決したものとして実用的価値極めて大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は要部の拡大断面図である。 1……鍋本体、2……金属製さな、3……琺瑯
製蓋、4……金属板製の蓋主体、5……下釉層、
6……上釉層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱膨脹率の低い遠赤外線放射セラミツクス材よ
    りなる鍋本体1内に金属製さな2を収納して開口
    に琺瑯製蓋3を施蓋してなり、前記琺瑯製蓋3
    は、金属板製の蓋主体4のうち前記鍋本体1に面
    する裏面をSiO2,B2O3,Na2Oを主成分として
    これにMnO2,CoO,CuO,NiO,Cr2O3などの
    遷移元素酸化物を添加した黒色または茶色系の遠
    赤外線放射性に優れた下釉層5が露呈された遠赤
    外線放射面に形成するとともに、表面側を白色系
    の上釉層6が被着された赤外線放射性に劣る化粧
    面に形成したものであることを特徴とする家庭用
    芋焼き器。
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JPH01110319A (ja) * 1987-10-22 1989-04-27 Matsushita Electric Works Ltd 加熱調理器

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