JPH05125041A - 2−置換−2−カルボキシカルバペネム抗生物質に対する前駆体としての4−置換アゼチジノンおよびそれらを調製する方法 - Google Patents

2−置換−2−カルボキシカルバペネム抗生物質に対する前駆体としての4−置換アゼチジノンおよびそれらを調製する方法

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JPH05125041A
JPH05125041A JP4092293A JP9229392A JPH05125041A JP H05125041 A JPH05125041 A JP H05125041A JP 4092293 A JP4092293 A JP 4092293A JP 9229392 A JP9229392 A JP 9229392A JP H05125041 A JPH05125041 A JP H05125041A
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Gregg B Feigelson
グレツグ・ブライアン・フエイゲルソン
William V Curran
ウイリアム・ブイ・カラン
Carl B Ziegler
カール・バーナード・ジーグラー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式I又は式IIを有する4−置換アゼチジノン
類。 〔式中、R1は水素、(保護された)ヒドロキシ(低級
アルキル)、R2は水素、C1〜6アルキル、R3は水
素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シアノ、適当な離脱
基、R4は水素、またはアミド窒素の保護基、R5は水素
またはカルボン酸の保護基、XはO,S,NR6(R6
アルキル)の部分等〕 【効果】 カルバペネムおよびカルバセフェム系の抗バ
クテリア剤の製造中間体として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式IおよびII:
【0002】
【化36】 式中、R1、R2、R3、R4、R5およびXは下に定義し
た通りである、を有する新規な4−置換アゼチジノン類
に関し、前記4−置換アゼチジノン類は、酸仲介閉環反
応(acid mediated ring closure reaction)を利用して
カルバペネムおよびカルバセフェムの抗バクテリア剤の
製造の中間体である、および酸仲介閉環反応を利用し
て、カルバペルムIIIおよびカルバセフェムIVを生
成する、カルバペルムおよびカルバセフェムの抗バクテ
リア剤を製造する方法の中間体であり、ここでR1〜R5
は下に定義する通りである。
【0003】
【化37】 基本的構造
【0004】
【化38】 を含有するカルバペルム誘導体の番号(および反応の概
要の番号)は、文献において、抗バクテリア剤としての
実用性を有することが開示された。2−置換カルバペル
ムは有効な抗バクテリア剤であることが知られている。
例えば、T.H.サルズマン(Salzmann)ら、
「b−ラクタム抗生物質の化学における最近の進歩(R
ecent Advances in the Che
mistry of b−Lactam Antibi
otics)」、P.H.ベントレイ(Bentle
y)およびR.サウスゲイト(Southgate)
編、Royal Society of Chemis
try。1989、pp.171−198は、2−アル
キル−3−カルボキシカルバペルム
【0005】
【化39】 が抗バクテリア活性を有することを開示しており、ここ
でアルキルはその中に定義されている。R.B.サイケ
ス(Sykes)ら、「バクテリアの細胞壁の生合成の
抗生物質の阻害剤(Antibotic Inhibi
tors ofBacterial Cell Wal
l Biosynthesis)」、D.J.チッパー
(Tipper)編、Pergamon Press、
1987、pp.184−188、は、2−置換−3−
カルボキシカルバペルム
【0006】
【化40】 が抗バクテリア活性を有することを記載しており、ここ
でS−アルキルはその中に定義されている。
【0007】米国特許第4,707,547号におい
て、2−アミノ−置換−3−カルボキシカルバペルムは
【0008】
【化41】 抗バクテリア活性を有することが開示されており、ここ
でアアミンはその中に定義されている。カルバペルムの
2−位置に炭素、イオウまたは窒素を通して結合した置
換基を有する2−アミノ−置換−3−カルボキシカルバ
ペルムのすべては問題の抗バクテリアを有する。
【0009】カルバペルムの核を調製する一般的方法は
限定される。米国特許第4,350,631号におい
て、α−ジアゾ−β−ケトエステルのロジウム(II)
アセテートを触媒とする閉環反応は2−オキソ−3−カ
ルボキシカルバペルム核を生成する。この生成物は他の
2−置換−3−カルボキシカルバペルムの調製のための
主要な中間体として働く。
【0010】
【化42】 カルバペルムの核を合成する他の一般的方法は、欧州特
許出願第83301073.9号(Beecham)に
記載されている。カルバペルムの核は、この開示からの
特定の実施例(2−チオピリミジニル−3−カルボキシ
カルバペルム)を使用して、下に示す分子内のウッティ
ヒ(Wittig)反応を経て合成される。欧州特許出
願第89102859.9号(フジサワ)において実証
されているように、この分子内のウッティヒ反応の方法
を、また、使用して2−アルキル置換−3−カルボキシ
カルバペルムを生成する。
【0011】
【化43】 PNB=ニトロベンジル H.ワッサーマン(Wasserman)らは、テトラ
ヘドロン・レターズ(Tetrahedron Let
trs.)、Vol.25、pp.3747−3750
(1984)において、前述の米国特許第4,350,
631号からの既知のカルバペルムおよびカルバセフェ
ムを調製する方法を報告している。この開示において、
ジケトエステルを閉じて、活性化したモレキュラシーブ
を使用する脱水を経て、3−ヒドロキシカルバペルムを
形成する。この中間体中のヒドロキシル基は、還元工程
において除去して、メルク(Merck)の特許に開示
されているβ−ケトエステルのカルバペルムを形成しな
くてはならない。ワッサーマン(Wasserman)
らの開示は、R3がその中に利用するオキソ基以外の官
能基である、一般式IまたはIIをもつ化合物の調製を
教示または示唆していない。さらに、ワッサーマン(W
asserman)らの開示は、式IまたはIIをもつ
化合物を、それぞれ、環化された付加物IIIおよびI
Vに直接転化することを教示していない。
【0012】
【化44】 本発明の目的は2つである。第1の目的は、新規なかつ
一般の化学的方法を経て式IおよびIIの4−置換アゼ
チジノン類の新規な族を提供することである。第2の目
的は、化合物IおよびIIを1工程の酸仲介環化におけ
る前駆体として利用して、それぞれ、式IIIおよびI
Vのカルバペルムおよびカルバセフェムする実用性を実
証することである。
【0013】今回、式IおよびIIの4−置換アゼチジ
ノン類、
【0014】
【化45】 は、酸仲介閉環反応を経る、それぞれ、置換カルバペル
ムIIIおよびカルバセフェムIVへの合成の前駆体で
あることが発見された。
【0015】
【化46】 上の式I〜VIにおいて、R1は水素、ヒドロキシ(低
級アルキル)または保護されたヒドロキシ(低級アルキ
ル)である。適当なヒドロキシ(低級)アルキルは、ヒ
ドロキシル基を有する直鎖状もしくは分枝鎖状の低級ア
ルキル、例えば、ヒドロキシメチレン、2−ヒドロキシ
エチル、ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシエチルを
包含することができる。適当な保護されたヒドロキシ
(低級)アルキルは、ヒドロキシ基が普通のヒドロキシ
保護基により保護されている、前述のヒドロキシ(低
級)アルキルを意味する。好ましい保護基は、次の通り
である:3置換シリル、例えば、トリメチルシリル、ト
リエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチ
ルジフェニルシリル;アシルオキシ基、例えば、低級脂
肪族アシルオキシ基、好ましくはアリルオキシカルボニ
ルオキシまたはアラルキルオキシカルボニルオキシ基、
好ましくはベンジルオキシカルボニルオキシまたは4−
ニトロベンジルオキシカルボニルオキシ。R1の他の適
当な基は米国特許第4,921,852号の中に見いだ
すことができる。
【0016】R2は水素および他のカルバペルム誘導体
について従来開示された置換基である。さらに詳しく
は、R2は水素または、例えば、米国特許第4,35
0,631号に開示されている水素以外の1−置換基で
あることができる。好ましい水素以外のR2の置換基
は、(C−C)アルキル、最も好ましくはメチル、
フェニルおよびフェニル(C−C)アルキルを包含
する。水素以外のR2の置換基はα−またはβ−立体配
置に存在することができ、そして本発明は個々のα−お
よびβ−異性体、ならびにそれらの混合物を包含するこ
とを意図する。最も好ましい1−置換は、β−立体配
置、ことにβ−メチル置換基を有するものである。
【0017】R3は水素、任意の適当な離脱基、アジ
ド、イオウ、窒素、酸素、リンおよび炭素の原子を経て
結合した有機基であり、次のものを包含するが、これら
に限定されない:F、Cl、Br、i、OCOCH3
OCOCF3、OP(O)(OPh)2、OSO2CH3
OSO2Ph、CN、NO2;R3は、また、式−S
(O)iaの部分であることができ、式中i=0、1、
2、そしてRaは炭素原子を経てイオウ原子に結合した
有機基である。基Raは水素、(C−C)アルキ
ル、(C3−C7)シクロアルキル、(C2−C6)アルケ
ニル、(C2−C6)アルキニル、アリール、ヘテロアリ
ール、アリール(C−C)アルカノイル、アリール
カルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロシクリ
ル、ヘテロシクリル(C−C)アルキル、融合ヘテ
ロシクリル、融合ヘテロシクリル(C−C)アルキ
ル、融合ヘテロアリール、融合ヘテロアリール(C
)アルキル、第4級化ヘテロアリール、第4級化ヘ
テロアリール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロ
シクリル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)アル
キル、第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘテ
ロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテ
ロアリール、第4級化融合ヘテロアリール(C
)アルキル、第4級化ヘテロシクリル(C
)チオアルキルであることができ、このような基の
いずれも置換されていてもよい。適当には、前述のヘテ
ロシクリル、融合ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよ
び融合ヘテロアリールの部分の中の1または2以上の異
種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオウ原子から選
択されそして前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル
およびヘテロアリール、融合ヘテロアリールの部分の各
環は7個まで、好ましくは5または6個の原子から構成
されている。前述の第4級化ヘテロアリール、第4級化
ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化ヘテ
ロシクリル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)ア
ルキル、第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘ
テロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘ
テロアリール、第4級化融合ヘテロアリール(C−C
)アルキル、第4級化ヘテロシクリル(C−C
チオアルキルの部分の中の1または2以上の異種原子は
1〜4個の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそ
して少なくとも1つの窒素原子を含有しなくてはならず
そしてそれぞれの部分の各環は5または6個の原子から
構成されている。
【0018】基Raのための任意の置換基は、C−C
アルキル、アミノ、C−Cアルカノイルアミノ、
モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミ
ノ、ヒドロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、
−Cアルキルチオ、ヘテロアリールチオ、融合ヘ
テロアリールチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチ
オ、融合ヘテロシクリルチオ、スルファモイル、カルバ
モイル、アミジノ、グアニジノ、ニトロ、フルオロ、ク
ロロ、ブロモ、カルボキシおよびそれらの塩およびエス
テル、C−Cアルカノイルオキシ、アリールカルボ
ニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロシクリルカル
ボニル、融合ヘテロシクリルカルボニルを包含する。
【0019】適当には、RaはC−Cアルキル、例
えば、メチル、エチルまたはイソプロピルであり、それ
らアミノ、C−Cアルカノイルアミノ、カルボキ
シ、モノ−およびジ−アルキルアミノ、ヒドロキシ、ア
ミジノまたはC−Cアルコキシにより置換されてい
てもよい。好ましくは、RaはC−Cアルカノイル
アミノにより置換されたエチル、例えば、Raはアセト
アミドエチルである。
【0020】適当には、RaはC2−C6アルケニルおよ
びとくに、置換されていてもよいビニルであり、ここで
置換基は前述のものから選択される。好ましくは、置換
基はC−Cアルカノイルアミノ、例えば、アセタミ
ド、カルバモイル基、例えば、モノ−およびジ−C
アルキルカルバモイル、例えば、フェニルカルバモ
イルおよびNH2CO−、カルボキシ基であり、ここで
カルボキシ基はエステル化されており、例えば、アルキ
ルエステル、例えば、メチルエステルまたはアラルキル
エステルであるか、あるいはカルボキシ基は塩化されて
おり、例えば、そのナトリウムまたはカリウムの塩であ
る。
【0021】適当には、Raはアリール、例えば、フェ
ニル;アラルキル、ここでアリール部分はフェニルであ
りそしてアルキル部分は1〜6個の炭素原子を有する、
例えば、ベンジルまたはフェネチルである。とくに、R
aは置換されていてもよいアラルキルであることがで
き、ここでC−Cアルキル部分のための置換基は上
に定義した通りでありそしてフェニルのための任意の置
換基は1または2以上の次の置換基から成る:アミノ、
−Cアルカノイルアミノ、モノ−およびジ−アル
キルアミノ、ヒドロキシ、アミジノまたはC−C
ルコキシ、スルファノイル、カルバモイル、ニトロ、ク
ロロ、フルオロ、ブロモ、カルボキシおよびその塩およ
びエステル。前述のリストの適当な例は、次の通りであ
る:
【0022】
【化47】 適当には、RaはC−Cアルカノイル、例えば、−
CH2−CH2C(O)CH3または−CH2C(O)CH
2CH3であり、これらはC−Cアルカノイルアミ
ノ、カルボキシおよびその塩およびエステル、ジアルキ
ルアミノ、ヒドロキシ、アミジノ、スルファモイル、カ
ルバモイル、フルオロ、クロロ、ブロモにより置換され
ていてもよい。前述のリストの適当な例は、次のものを
包含する:
【0023】
【化48】 適当には、Raはヘテロサイクル中の1または2以上の
異種原子が1〜4個の酸素、窒素またはイオウの原子か
ら選択されるヘテロアリール、例えば、ピリジニル、フ
ラニル、イミダゾリル、チアゾリル、チアゾリル;ヘテ
ロアリール(C−C)アルキル、例えば、
【0024】
【化49】 であり、ここでアルキル部分は前述したように置換され
ていてもよく、そしてヘテロアリール部分は上に定義し
た置換基で置換されていてもよい。適当な例は、次の通
りである:
【0025】
【化50】 適当には、Raは融合したヘテロアリールであり、ここ
でヘテロアリール環の1または2以上の異種原子は1〜
4個の酸素、窒素またはイオウの原子から選択されそし
て前述したように置換されていてもよい。好ましい例は
[3.3.0]および[3.4.0]融合ビサイクルの
ヘテロアリール環系であり、構造式で次のように示され
る:
【0026】
【化51】 適当には、Raは第4級化融合ヘテロアリールであり、
ここでヘテロアリール環の1または2以上の異種原子は
1〜4個の酸素、窒素またはイオウの原子から選択され
そして前述したように置換されていてもよい。好ましい
例は[3.3.0]、[3.4.0]、[4.3.
0.]および[4.4.0.]第4級化融合ヘテロアリ
ール環系であり、酸性基で置換されていてもよい。適当
な例は、次の通りである:
【0027】
【化52】
【0028】
【化53】 第4級化ヘテロアリール(C−C)アルキル基の他
の適当な例は、一般に次のように示される:
【0029】
【化54】 ここでヘテロアリール部分:
【0030】
【化55】 の定義は、米国特許第4,952,397号に記載され
ている。第4級化ヘテロシクリル(C−C)アルキ
ル基の他の適当な例は、第4級化ヘテロシクリル(C
−C)チオアルキル基、例えば、
【0031】
【化56】 であり、ここでヘテロアリール環:
【0032】
【化57】 の定義およびアルキル基Rdの定義は、米国特許第4,
880,922号に開示されている。
【0033】適当には、Raはヘテロシクリルであり、
ここでヘテロシクリル中の1または2以上の異種原子は
1〜4個の酸素、窒素またはイオウの原子から選択され
る。さらに、前述のヘテロシクリル部分は上に定義した
次の置換基の1または2以上で置換されていてもよい。
前述のリストの好ましい例は、次の通りである:式:
【0034】
【化58】 の置換ピロリジニル基、ここでReおよびRfは米国特許
第4,921,852号、米国特許第4,963,54
3号、米国特許第4,463,544号および米国特許
第4,740,507号の中に見いだされる;置換プロ
リン誘導体、例えば、
【0035】
【化59】 式中、Rhは米国特許第4,888,344号において
定義されている、あるいはピラゾリジニル置換基、好ま
しくは:
【0036】
【化60】 式中、Rgは水素、t−ブチルジメチルシリルまたは他
の適当な3置換シリル基、−CO2CH2−(4−ニトロ
フェニル)、−CO2CH2CH=CH2である。
【0037】R3は、また、OH、または式−ORaであ
ることができ、ここでRaは上に定義した通りである。
【0038】R3は、また、窒素原子を経て結合した有
機残基である。適当な置換基は次の通りである:−N
C、NCO、−NHCN、NRhi,ここでRhおよび
iは水素、置換もしくは非置換のアルキルおよび1〜
8個の炭素原子を有するシクロアルキル、アリール、ア
ラルキル、例えば、フェニル(C−C)アルキルお
よびヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C−C)ア
ルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリール(C
)アルキルから独立に選択され、ここで1または2
以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素およびイオウ原
子から選択される;およびRhおよびRiが接合したシク
ロ基から独立に選択される;そして環または連鎖の置換
基あるいはRhまたはRi上の置換基あるいはそれらの接
合体により形成されるシクロ基上の置換基は、アミノ、
モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミ
ノ、ヒドロキシル、カルボキシル、アルコキシル、クロ
ロ、ブロモ、ニトロ、−SO2NH2、フェニル、ベンジ
ルおよびアルコキシルカルボニルおよびカルボキシアミ
ドから成る群より選択される。
【0039】−NRhiについての上の一般的記載に関
すると、開示米国特許第4,707,547号、pp.
3−4は特定の代表的な例を含有する。他の適当な置換
基は、次の通りである:式−N(Rh)ORi、−N(R
h)NRhi
【0040】
【化61】 のヒドロキシルアミノ、ヒドラジニルおよびイミニル、
式中RhおよびRiは上に定義した通りである;式:
【0041】
【化62】 のアシルアミノ基、式中RhおよびRiは上に定義した通
りである;式:
【0042】
【化63】 の基、式中Rkは水素、置換もしくは非置換の(C
)アルキル*(この明細書中のそれぞれの基の説明
において、星印でマークした基はRhおよびRiについて
上に割り当てた置換基を有することができる)、(C2
−C6)アルケニル*、(C2−C6)アルキニル*、ヘ
テロシクリル*およびヘテロアリール*であり、ここで
1または2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素また
はイオウから選択されそしてシクロ部分は5または6個
の環原子を有する;式:
【0043】
【化64】 の基、式中RhおよびRiは上に定義した通りであり、そ
してReは酸素およびイオウである;式:
【0044】
【化65】 の基、式中Rkは上に定義した通りである;式:
【0045】
【化66】RaS(O)iNH− の基、式中i=0、1、2であり、そしてRaは上に定
義した通りである;式:
【0046】
【化67】 の基、式中RhおよびRiは上に定義した通りである。
【0047】前述の基からの式:
【0048】
【化68】 のアシルアミノ基の代表的な例は、次の通りである:ホ
ルミルアミノ、アセチルアミノ、イソブチルアミノ、ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ、1−アミノシクロヘキ
シカルボニルアミノ、2−(2−アミノ−4−チアゾリ
ル)−2−エチリデンアセチルアミノ、4−ブロモベン
ゾイルアミノ、ニコチノイルアミノ、3−フェニル−5
−メチルイソキサゾル−4−イル−カルボニルアミノ、
ピロリジノン、スクシイミドイルおよびマレイミドイ
ル。
【0049】前述の基からの式:
【0050】
【化69】 のアシルアミノ基の代表的な例は、次の通りである:
【0051】
【化70】 前述の基からの式:
【0052】
【化71】 のアシルアミノ基の代表的な例は、次の通りである:
【0053】
【化72】 前述の基からの式:
【0054】
【化73】 のアシルアミノ基の代表的な例は、次の通りである:
【0055】
【化74】 前述のリストからの式:
【0056】
【化75】RaS(O)iNH− の基の代表的な例は、次の通りである:
【0057】
【化76】 前述のリストからの式:
【0058】
【化77】 の基の代表的な例は、次の通りである:ジメチルホスホ
アミノ、ジエチルホスホアミノ、ジイソプロピルホスホ
アミノ、ジフェニルホスホアミノ、ジベンジルホスホア
ミノ。
【0059】前述のリストからの式:
【0060】
【化78】 の基の代表的な例は、次の通りである:
【0061】
【化79】 前述のリストからの式:
【0062】
【化80】 の基の代表的な例は、次の通りである:
【0063】
【化81】 前述のリストからの式:
【0064】
【化82】 の基の代表的な例は、次の通りである:
【0065】
【化83】 前述のリストからの式:
【0066】
【化84】−N(Rh)ORi をもつ基の代表的な例は、次の通りである:
【0067】
【化85】 前述のリストからの式:
【0068】
【化86】−N(Rh)NRhi をもつ基の代表的な例は、次の通りである:
【0069】
【化87】 3は、また、炭素原子を経て結合した有機残基である
ことができる。適当には、有機残基は2価、3価または
4価の炭素原子に結合する。
【0070】適当には、2価の炭素原子は、ニトリル
【0071】
【化88】 であることができ、ここでRaは上に定義した通りであ
る。3価の炭素原子は、次のイミノであることができ
る:
【0072】
【化89】 a、RhおよびRiは上に定義した通りである。
【0073】4価の炭素原子は、次のものであることが
できる:
【0074】
【化90】 ここで、Ra、Rh、RiおよびRkは上に定義した通りで
ある。
【0075】2価の炭素原子の代表的な例は、次の通り
である:
【0076】
【化91】 3価の炭素原子の代表的な例は、次の通りである:
【0077】
【化92】 4価の炭素原子の代表的な例は、次の通りである:
【0078】
【化93】 3は、また、リン原子を経て結合した有機残基である
ことができる。適当には、次の式で表すすることができ
る:
【0079】
【化94】 式中、RhおよびRiは上に定義した通りである。
【0080】各々の代表的な例は、次の通りである:
【0081】
【化95】
【0082】
【化96】 4は水素またはアミド窒素のための容易に除去可能な
保護基であり、その例は次のものを包含するが、これら
に限定されない:3置換シリル、好ましくはトリメチル
シリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、
t−ブチルジメチルシリル、およびt−ブチルジフェニ
ルシリル。
【0083】R5は水素または容易に除去可能な適当な
カルボキシの保護基である。好ましい例は、次の通りで
ある:直鎖状もしくは分枝鎖状の低級アルキル、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、t−ブチル;低級
ハロアルキル基、例えば、2,2,2−トリクロロエチ
ル;低級アルコキシメチル基、例えば、メトキシメチ
ル、エトキシメチル、低級脂肪族アシルオキシメチル、
例えば、アセトキシメチル、イソブチリルオキシメチ
ル、またはピバロイルオキシメチル;1−(低級アルコ
キシ)カルボニルオキシエチル、例えば、1−メトキシ
カルボニルオキシエチル、1−エトキシカルボニルオキ
シエチル、アラルキル基、例えば、ベンジル、p−メト
キシベンジル、o−ニトロベンジル、またはp−ニトロ
ベンジル;ベンズヒドリル基;フタリジル基、例えば、
シリル、例えば、トリメチルシリルott−ブチルジメ
チルシリルまたは2−トリメチルシリル;アリル基、例
えば、アリル、2−クロロ−2−プロペニル、2−ブテ
ニル、3−メチル−2−ブテニルまたは2−シンナミ
ル。
【0084】Xは酸素、イオウまたは酸素に対して加水
分解的に同等の基から選択される。酸素に対して加水分
解的に同等の適当な基は、次のように表すすることがで
きる:イミン、X=NR6、ここでR6=H、直鎖状もし
くは分枝鎖状の(C−C)低級アルキル基、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、トリアルキルシリル基、例え
ば、t−ブチルジメチルシリル;オキシム、X=N
7、ここでR7はOH、直鎖状もしくは分枝鎖状の低級
アルコキシ、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、
s−ブトキシまたはt−ブトキシ;シリルオキシ基、例
えば、トリメチルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシ
リルオキシ、フェニルジメチルシリルオキシまたはフェ
ニルジt−ブチルシリルオキシ。
【0085】上の説明に関すると、Xはヒドラゾンを表
すことができ、ここでX=N−NR89、ここでR8
よびR9は水素、低級アルキル(C−C)、ベンジ
ル、フェニル、CO25から独立に選択され、ここでR
5は上に定義した通りであるか、あるいはR8およびR9
はそれらが関連するする窒素原子と一緒になって5また
は6構成員のシクロアルキル環を形成する。次の例はN
−NR89についての代表的な例である:N−NH2
NNHCH3、NNHCH2CH3、NNHCH(CH3
2、NN(CH32、NN(CH2CH3)、NN[CH
(CH32]、N−1−ピロリジニル、N−1−ピペリ
ジニル、N−4−モルホリニル、N−NH(C65)、
N−N(CH3)C65、N−N(C652、N−NH
(CH265)、N−N(CH2652、N−NH
(CO2−t−ブチル)、N−NH(CO2−4−ニトロ
ベンジル)、N−NH(CO2CH265)、N−N
(CO2CH265)、N−N(t−ブチルジメチルシ
リル)2
【0086】本発明のカーバペネムIIIおよびカーバ
セフェムIVは、新規な4−アルキル置換アゼチジノン
IおよびIIを不活性溶媒、例えば、THFまたは塩化
メチレン中で適当な酸、例えば、塩酸および/または4
塩化チタンで−70℃〜50℃の温度範囲、0℃〜40
℃の通常の最適な範囲の温度において処理することによ
って生成する。試薬の間の接触時間は、通常、使用する
アゼチジノンの特定の置換パターンに依存して1〜24
0分の範囲である。
【0087】本発明による新規な4−アゼチジノンIお
よびIIは、次の反応の概要に従い調製される:反応の概要I
【0088】
【化97】 反応の概要Iの工程Iにおいて、文献の方法により調製
される式VのアルデヒドをホスフェートのアニオンVI
と接触させて、対応する連鎖延長した付加物VIIを生
成し、ここでR1、R2、R4およびR5は上に定義した通
りであり、そしてR11はアルキルまたは分枝鎖状のアル
キル、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、s−ブチルまたはt−ブチル;フェニル置
換アルキル基、例えば、ベンジルまたはベンズヒドリ
ル;1〜3個の炭素原子を有する基、例えば、メチル、
エチルおよびプロピルで置換されていてもよいフェニル
である。R12は置換シリル、例えば、トリメチルシリル
またはt−ブチルジメチルシリル;アシル基、例えば、
低級脂肪族アシル基、例えば、アセチル、プロピオニル
またはアラルキルカルボニル基、例えば、ベンジルカル
ボニルまたは4−ニトロベンジルカルボニルである。R
10は金属カチオン、例えば、リチウム、ナトリウムまた
はカリウムである。R11およびR12についての好ましい
基はメチルおよびt−ブチルジメチルシリルである。
【0089】反応の概要IのアルデヒドVおよびホスフ
ェートのアニオンVIは、この全体の転化の代表的なナ
カルムラ、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahe
dron Lettrs)、Vol.22、pp.66
3−666(1981)の条件を使用して反応させるこ
とができる。
【0090】反応の概要Iの工程2において、ビニルエ
ーテルの付加物VIIを適当なハロゲン源、例えば、臭
素、N−ブロモスクシンイミド、ヨウ素、N−ヨウドス
クシンイミド、N−クロロスクシンイミド、好ましくは
臭素で、適当な溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテル、ジメトキシエタン、ジオキサン、トル
エン、塩化メチレン、好ましくはテトラヒドロフランの
存在下に処理する。過剰のハロゲン化試薬はVIIに関
して1.1当量のハロゲン源対1当量のビニルエーテル
VIIの比において好ましい。反応濃度は通常限定試薬
のために0.2モルの範囲に維持する。
【0091】適当な溶媒のビニルエーテル置換アゼチジ
ノンVIIを適当なハロゲン源で−70℃〜40℃の範
囲の温度において処理することができ、−70℃〜0℃
のより狭い温度範囲は最適な結果を生成する。試薬の接
触時間は通常1〜120分であり、5〜10分は所望の
結果を生成する。
【0092】反応生成物VIII、ここでR1、R2、R
4、R5は上に定義した通りであり、そしてHal=F、
Cl、BrおよびI、を、この分野において普通の技術
の順序後単離し、この技術は濾過、洗浄、クロマトグラ
フィーなどを包含する。ハロゲン化生成物VIIIの収
率は60〜95%範囲である。
【0093】反応の概要Iの工程3において、ケトエス
テルVIIIのハロゲンを適当な親核R3で置換する。
生成物のケトエステルIXは、VIIIを種R3−Hの
共役塩基と適当な溶媒および温度範囲において接触させ
ると、形成する。R3−Hの共役塩基は、R3−Hを適当
な無水溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジメトキシ
エタン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド中で適
当な塩基、例えば、リチウム、ナトリウムまたはカリウ
ムビス(トリメチルシリルアミド)、水酸化ナトリウ
ム、水素化ナトリウム、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)、アルキルリチウ
ム、例えば、メチルまたはブチルリチウムで−70℃〜
20℃の温度範囲において処理することによって形成す
る。
【0094】次いで、ハロゲン化ケトエステルVIII
をR3−Hの予備形成した共役塩基と接触させる。上の
方法は記載したように順次にまたはその場で実施するこ
とができ、ここで適当な塩基を対のR3−Hおよびハロ
ケトエステルVIIIと接触させる。
【0095】試薬VIIIに関して過剰の試薬R3−H
の共役塩基を使用することができ、一般に1.1対1の
比は好ましい。反応濃度は通常限定試薬VIIIについ
て0.2〜1.0の範囲に維持する。工程3に記載する
全体の転位は当業者に対して普通の反応の型を表す。こ
の反応の型の代表的な外観は、N.デキンペ(DeKi
mpe)およびR.ベルヘ(Verhe)、「α−ハロ
ケトン、α−ハロアルデヒドおよびα−ハロイミンの化
学(The Chemistry of α−Halo
ketones,α−Haloaldehydes a
nd α−Haloimines)」、S.パタイ(P
atai)およびZ.パッパポート(Rappapor
t)編、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(John
Wiely & Sons)1988、pp.1−3
68。反応の概要Iの工程3の生成物IXは、この分野
において普通の技術、例えば、希酸の洗浄、希釈、濾
液、水性洗浄、クロマトグラフィー、結晶化などにより
単離する。生成物の収率は20〜95%の範囲内であ
る。生成物IXにおいて、R1〜R5は上に定義した通り
である。
【0096】式IXにおいて、R1およびR5は、上に示
したリストから選択される。ここで、好ましくは、R1
は1−(t−ブチルジメチル)シリルオキシエチル、1
−(t−ブチルシリルオキシエチル)、1−(アリルオ
キシカルボニルオキシ)エチル、1−(ベンジルオキシ
カルボニルオキシ)エチルまたは1−(4−ニトロベン
ジルオキシカルボニルオキシ)エチルであり、そしてR
4はt−ブチルジメチルシリル、トリメチルシリルまた
はトリエチルシリルである。これらの型の保護基の除去
は、任意の数の便利な手順、例えば、シリルに基づく基
について酸加水分解およびカーボネートに基づく保護基
のメンバーである他の2つについて接触還元により達成
することができる。
【0097】反応の概要1の工程4において、ケトエス
テルIXのR1の好ましい1−(t−ブチルジメチル)
シリルオキシエチル基およびR4のt−ブチルジメチル
シリル基は、ケトエステルIXをフッ化水素とアセトニ
トリル−水の溶媒中の接触を伴うこの分野において標準
の手順を経て、それぞれ、1−ヒドロキシエチルおよび
N−Hに加水分解する。ここでR.F.ニュートン(N
ewton)ら、テトラヘドロン・レターズ(Tetr
ahedron Lettrs)(1979)、No.
41、pp.3981−3982の一般化された手順に
従う。生成物Xの収率は、この工程について、普通の単
離技術、例えば、弱塩基、例えば、重炭酸ナトリウムの
希釈、抽出、水を使用する洗浄、クロマトグラフィーお
よび結晶化に従い40〜90%の範囲である。ある場合
において、式IX中のR1およびR4の性質に依存して、
反応の概要Iの酸の脱保護は必要ではないであることが
あり、したがって、ケトエステルIXは今度反応の概要
Iの工程5において論ずる閉環に適することに注意する
ことが重要である。
【0098】反応の概要Iの工程5において、式Xの化
合物を適当な酸と適当な溶媒中で−100℃〜40℃の
温度において接触させる。任意の適当な温度を使用する
ことができるが、−20℃〜30℃の温度を使用して望
ましくない副反応を排除することが好ましい。
【0099】工程5において使用することができる適当
な酸は、一般に、水性または非水性であり、そして次の
ものからなる: − 四塩化チタン − 三塩化チタン − チタンイソプロコシド − 一般式TiAy(OR13xをもつチタンに基づく
酸、ここでR13は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキル、例えば、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル;フェニル置
換アルキル基、例えば、ベンジルである。Aはフッ素ま
たは塩素であり、そしてxおよびyは0、2、3および
4であるが、xおよびyの合計は常に4に等しくなくて
はならない。
【0100】− 塩酸 − 臭化水素酸 − ヨウ化水素酸 − 硫酸 − 硝酸 − トリフルオロ酢酸 − 一般式SnAx(OR13yのスズに基づく酸、ここ
でA。R13、xおよびYは上に定義した通りである。
【0101】− 三塩化鉄 − 四塩化ジルコニウム − 三臭化ホウ素 − フッ化水素酸 − 塩化亜鉛、臭化亜鉛 − ハロゲン化マグネシウム、例えば、塩化マグネシウ
ム、臭化マグネシウムおよびヨウ化マグネシウム − 一般式AlAa(R14bをもつアルミニウムに基づ
く塩基、ここでAはクロロまたはブロモであり、R14
メチル、エチルまたはプロピルであり、aおよびbは0
〜3の範囲の値を有するが、a+bの合計は常に3に等
しくなくてはならない。
【0102】適当に使用できる他の強酸は、H.ハウス
(House)、「現代の合成反応(Modern S
ynthetic Reactions)」、W.A.
ベンジャミン・インコーポレーテッド(Benjami
n,Inc.)、カリフォルニア州メンロパークに開示
されている。
【0103】使用する適当な溶媒および溶媒混合物は無
水であるか、あるいは少なくとも一部分水性のものであ
ることができる。いくつかの適当な溶媒および溶媒の一
緒にしたは、次の通りである: − テトラヒドロフラン(THF)およびTHF/水 − ジメトキシエタン(DME)/およびDME/水 − ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル − ジオキサン − アセトンおよびアセトン/水 − アセトニトリルおよびアセトニトリル/水 − メタノールおよびメタノール/水 − エタノールおよびエタノール/水 − プロパノールおよびイソプロパノール − ベンゼンおよびトルエン − N,N−ジメチルホルムアミド − N,N−ジメチルアセトアミド − N−メチルピロリジノン − 酢酸および酢酸/水 − トリフルオロ酢酸 − 塩化メチレン − クロロホル − 1,2−ジクロロエタノール − 四塩化炭素 − 酢酸エチル 溶媒はケトエステルXを可溶化するために効能な量で使
用することができる。一般に、0.05〜2.0モルの
範囲のXの溶液を酸仲介閉環反応において使用して式I
IIの化合物を形成し、好ましくは0.15〜0.5モ
ルの濃度を使用する。
【0104】反応の概要Iの工程5においてケトエステ
ルXは1.1〜5当量、好ましくは3当量の範囲の適当
な酸と、−100℃〜−40℃、好ましくは−20℃〜
0℃の範囲の適当な温度範囲内で、0.02〜1時間、
好ましくは0.15時間の間、アルゴンまたは窒素の不
活性雰囲気下に接触させる。
【0105】反応生成物IIIは、塩基性がpH=8〜
10の範囲である1〜5当量の弱塩基、例えば、重炭酸
ナトリウムおよび重炭酸カリウムを添加し、引き続いて
温度を0℃〜20℃に等しくし、次いでこの分野におい
て普通の技術、例えば、洗浄、結晶化および/またはク
ロマトグラフィーにより単離する。精製した生成物II
Iの収率は40〜80%の範囲である。
【0106】一般式IIIの所望のカーバペネムの形成
後、これらの中間体のカルボキシル保護基R5は普通の
手順、例えば、ソルボリシス、化学的還元または水素化
により必要に応じて除去することができる。保護基、例
えば、p−ニトロベンジル、ベンジルまたはベンズヒド
リルを使用するとき、それは接触水素化により除去する
ことができ、適当な溶媒、例えば、ジオキサン−水−エ
タノール、テトラヒドロフラン−ジエチルエーテル−緩
衝剤、テトラヒドロフラン−水性2カリウム水素ホスフ
ェート−イソプロパノールなど中の中間体IIIを1〜
4気圧の水素雰囲気下に水素化触媒、例えば、炭素担持
パラジウム、水酸化パラジウム、酸化白金などの存在下
に20℃〜40℃の温度においてまたは0.2〜4時間
処理することができる。保護基、例えば、2,2,2−
トリクロロエチルは温和な亜鉛還元により除去すること
ができる。アリル保護基は適当な溶媒、例えば、テトラ
ヒドロフラン、塩化メチレンまたはジエチルエーテル中
のパラジウム化合物およびトリフェニルホスフェートの
混合物からなる触媒を使用して除去することができる。
同様に、他の普通のカルボキシルの保護基は当業者に知
られている方法によって除去することができる。
【0107】こうして、工程において、一般式IIIの
カーバペネムのエステルはそれらのエステル基の性質お
よび化学的反応性に従い脱ブロッキングして、一般式X
Iのカーバペネムを形成し、ここでR2およびR3は上に
定義した通りである。工程6における生成物の単離法
は、使用する脱ブロッキング法に依存して変化する。し
かし、これは転位において使用するすべての方法は、こ
の分野において便利な技術、例えば、クロマトグラフィ
ーおよび凍結乾燥に従う。
【0108】R15がリチウム、ナトリウムまたはカリウ
ムであるアルカリ金属塩として、あるいはR3が置換基
の性質に依存して、R15がアニオン性成分、内部塩の
対、である、水溶性両性イオンの種としてカーバペネム
XIを単離するために有用である。
【0109】R5が生理学的に加水分解可能なエステ
ル、例えば、アセトキシメチル、ピバロイルオキシメチ
ル、メトキシメチルなどである式IIIの化合物は脱ブ
ロッキングしないで宿主に直接投与することができる。
なぜなら、このようなエステルは生理学的条件下に生体
内で加水分解されるからである。
【0110】反応の概要Iの変法は他の方法によるケト
エステルIXの調製を可能とし、そしてこれらの調製は
反応の概要2に従う。
【0111】反応の概要2
【0112】
【化98】 反応の概要2の工程1において、アゼチジノンアルデヒ
ドVおよびR5が上に定義した通りである式XIIIの
トリクロロ酢酸エステルのヘキサメチルリントリアミド
仲介縮合は、R1、R2、R4およびR5は上に定義した通
りである、式XIIIのヒドロキシジクロロエステルを
生成する。この工程において利用する反応条件は、J.
ビリエラス(Villieras)ら、Bull.Ch
em.Soc.France、pp.898(197
1)に記載されている同様な転位における条件に類似す
る。
【0113】反応の概要2の工程2において、R1
2、R4およびR5が上に定義した通りである式XIV
のα−クロロ−α,β−エポキシエステルは、式XII
Iのヒドロキシジクロロエステルを適当な塩基と適当な
溶媒中で接触させることによって形成される。α−クロ
ロ−α,β−エポキシエステルXIVの形成に適当な塩
基は、次のものを包含するが、これらに限定されない:
リチウム、ナトリウムまたはカリウムビス(トリメチル
シリルアミド)、水素化ナトリウム、リチウムジイソプ
ロピルアミド、リチウムピペリジドおよびカリウムt−
ブトキシドおよび適当な溶媒はテトラヒドロフラン、ジ
メトキシエタン、ジエチルエーテル、ジメチルホルムア
ミド、アセトニトリル、トルエンおよび塩化メチレンを
包含する。過剰の塩基はXIIIに関して、それぞれ、
1.1〜2.0対1の比において好ましい。反応濃度は
通常限定反応成分XIIIについて0.2〜1.0モル
の範囲に維持する。XIIIのXIVへの転化は−20
℃〜20℃の温度範囲において進行し、そして塩基とX
IIIとの接触時間は使用する塩基に依存して0.1〜
12.0時間の程度である。
【0114】反応生成物XIVは、最初に反応をわずか
に過剰の弱酸、例えば、酢酸またはリン酸二水素カリウ
ムで1モルの水溶液としてクエンチングし、次いでこの
分野において普通の技術、例えば、濾過、洗浄、結晶
化、クロマトグラフィーなどを包含する順序後に単離す
る。
【0115】反応の概要2の工程2において、式XIV
のα−クロロ−α,β−エポキシエステルを、種R3
H、ここでR3は上に定義した通りである、の親核共役
塩基により、適当な溶媒および温度範囲において開環す
る。種R3−Hの共役塩基は、R3−Hを適当な無水溶
媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、
ジエチルエーテル、アセトニトリル、トルエン、ジオキ
サンまたはジメチルホルムアミド中で適当な塩基、例え
ば、リチウム、ナトリウムまたはカリウムビス(トリメ
チルシリル)アミド、水素化ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、カリウムt−ブトキシド、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)、アルキ
ルリチウム、例えば、メチル−n−ブチル−またはs−
ブチルリチウム、メチルマグネシウムブロミドまたはエ
チルマグネシウムブロミドで処理することによって形成
する。共役塩基の形成に適当な温度は、種R3−Hに依
存して、−70℃〜20℃である。
【0116】次いで、α−クロロ−α,β−エポキシエ
ステルXIVを種R3−Hの共役塩基と接触させる。工
程3における上の方法は順次にまたはその場で実施する
ことができ、ここで適当な塩基を対のR3−Hおよびα
−クロロ−α,β−エポキシエステルXIVと接触させ
る。等しくよく使用することができる他の方法は前述し
たようにR3−Hの共役塩基を予備形成し、次いでこの
分野において普通の技術を使用してこの共役塩基を単離
および精製する。工程3においてα−クロロ−α,β−
エポキシエステルXIVとの接触前に共役塩基を予備形
成しそして単離するときの1つの利点は、生成物の単離
および精製の工程における望ましくない副生成物を少な
くすることができることである。
【0117】反応の概要2の工程3において、R3−H
をXIVに関して過剰に使用し、そして一般に1.1〜
2.0対1の範囲は好ましい。反応濃度は通常限定試薬
XIVについて0.2〜1.0モルの範囲に維持する。
反応温度は、通常、種R3−Hの共役塩基の親核性に依
存して、−20℃〜50℃の範囲である。この型の反応
は、窒素またはアルゴンの不活性雰囲気下に最もよく実
施される。
【0118】反応の概要2の工程3の生成物IXは、反
応の概要1における工程IXの合成について記載したの
と同様な方法で単離する。
【0119】XIVの他の別の合成は反応の概要4の工
程4で開始して記載される。K.タカイら、Bull.
Chem.Soc.Japan、Vol.53、pp.
1698(1980)に開示されている手順を使用し
て、アルデヒドをトリクロロ酢酸エステルXIIと亜鉛
およびジエチルアルミニウムクロライドの存在下にテト
ラヒドロフラン溶媒中で接触させて、R1、R2、R4
よびR5上に定義した通りである、α−クロロアクリレ
ートエステルXVを形成する。この方法の収率は、
2、R4およびR5の性質およびこの分野において普通
の技術、例えば、希釈、洗浄、クロマトグラフィーおよ
び/または結晶化に従う生成物の単離および精製に依存
して、40〜85%の範囲である。
【0120】反応の概要2の工程5において、α−クロ
ロアクリレートエステルXVをα−クロロ−α,β−エ
ポキシエステルXIVにエポキシド化する。ある数の適
用可能なエポキシド化の試薬および反応条件はここで有
用である。W.アダム(Adam)ら、テトラヘドロン
・レターズ(Tetrahedron Lettr
s)、Vol.31、pp.331−4(1990)の
方法は、ジメチルジオキシランを使用して、化合物XV
中のそれに類似する電子欠乏二重結合をエポキシド化す
る。さらに、M.アシュウェル(Ashwell)ら、
テトラヘドロン(Tetrahedron)、Vol.
46、No.21、pp.7429−7442(199
0)の方法は、XVからXIVへのような電子が少ない
二重結合の転化において有効である。生成物の単離およ
び精製は普通の技術に従い、そして生成物XIVの収率
はR2、R4およびR5の性質とともに変化するが、通常
45〜85%の範囲である。
【0121】反応の概要3において、一般式XXIII
の2−アルキル置換カーバペネムに環化する一般式XX
IIのアルキル置換α−ケトエステルの合成の新規な方
法を開示する。
【0122】反応の概要3
【0123】
【化99】 反応の概要3の工程1において、アルデヒドVを適当な
ウィティッヒ(Wittig)試薬XVI赤外XVII
と接触させて、オレフィン付加物XVIIIを形成す
る。この工程において利用するウィティッヒ方法は、ア
ルデヒド官能性を式XVIIIで表されるオレフィン付
加物に転化するための普通の技術である。ウィティッヒ
試薬XVIまたはVIIおよび一般化された塩化メチレ
ンの使用に使用する理論は、H.O.ハウス(Hous
e)、「でんだいの合成反応(Modern Synt
hetic Reactions)」、W.A.ベンジ
ャミン・インコーポレーテッド(Benjamin,I
nc.)、カリフォルニア州メンロパーク、pp.68
2−709。
【0124】反応の概要3に示されていないオレフィン
付加物XVIIIを調製する他の方法は、アルデヒドV
と式CHCl2CO25、式中R5は上に定義した通りで
ある、のジクロロアセテートとの塩基触媒反応を経る。
ここでA.タカダら、Bull.Chem.Soc.J
apan、Vol.2997(1977)の方法に従
う。
【0125】式XVI−XVIIIにおいて、R1
2、R4およびR11は上に定義した通りである。R16
任意の適当な電子抜き出し基であり、その例は次のもの
を包含するが、これらに限定されない:−CO25、−
C(Rh)=NRi、−C(O)Ra、−C(S)Ra、−
C(O)NRhi、−C(S)NRhi、−F、−C
l、−Br、−CF3、−CCl3、−SO2a、−SO
a、−P(O)(ORi)(ORh)、−P(O)(N
ih2、−NO2、−CN、−NC、−SONRh
i、ここでR5、Rh、RiおよびRaは上に定義した通
りである。
【0126】R17は水素、置換シリル基、例えば、トリ
メチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチル
シリル、置換もしくは非置換の、直鎖状もしくは分枝鎖
状の、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル;フェニル置換アルキル基、例えば、ベンジ
ル、フェニル、このようなアルキルおよびフェニル基の
いずれもアミノ、(C−C)アルキルアミノ、ヒド
ロキシ、(C−C)アルコキシ、メルカプト、(C
−C)アルキルチオ、スルファモイル、カルバモイ
ル、ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロモ、カルボキシお
よびその塩およびエステルにより置換されていてもよ
い;またはR16について記載した適当な電子抜き出し基
のいずれかである。
【0127】工程1においてアルデヒドVをオレフィン
XVIIIへの転化において等しい成功をもって利用す
ることができる、ウィティッヒ方法に対する別の方法が
存在する。クネベナゲル(Knoebenagel)反
応は、一般式R16−CHRk−R17の化合物の共役塩基
の形態の基質のために使用することができ、ここでRk
は上に定義した通りであり、そしてR16およびR17の両
者は、一般にこれらの応用において、電子抜き出し官能
基である。ジョンズ(Jones)、有機反応(Org
anic Reactions)、Vol.15、p
p.204−599(1967)に概観されている方法
は、一般に、上に記載した転位の例示である。
【0128】化合物XVIIIにおいて、二重結合の幾
何学はEまたはZであることができる。
【0129】反応の概要3の工程2において、R5が上
に定義した通りであるリチオ付加物XIXをXVIII
と接触させて1,4−付加生成物XXを形成する。同様
な合成において共役1,4−付加におけるリチオ付加物
XIXの使用はこの分野において普通であり、そして代
表的な例はJ.L.ハーマン(Herrmann)ら、
テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron
Letters)、No.28、pp.2599−26
02(1973)に開示されている。工程2における生
成物の精製および精製は、引用した開示におけるように
普通の技術を使用し、そして生成物の収率はR16および
17の性質に依存して60〜95%の範囲である。
【0130】反応の概要3の工程3において、ジチオケ
タールXXにおけるR4のt−ブチルブチルジメチルシ
リル基は、酢酸−テトラヒドロフラン溶媒中でXXをテ
トラ−n−ブチルアンモニウムフルオライドと接触させ
ることを伴うこの分野において標準の手順を経て、対応
するN−H官能性に加水分解する。グチコンダ(Gut
hiconda)ら、ジャーナル・オブ・メディシナル
・ケミストリー(J.Med.Chem.)、Vol.
30、pp.871−880(1987)に従う。生成
物の単離および精製は引用した開示に従い、そして生成
物の収率は70〜95%の範囲である。XXをXXIに
転化する他の方法は、反応の概要1/工程4に前述し
た。
【0131】反応の概要3の工程4において、化合物X
XIのジチオケタールをアセトン/水溶媒系中のn−ブ
ロモスクシンイミド(NBS)を使用してXXIIに加
水分解する。この型の加水分解はこの分野において普通
であり、そしてE.J.コウレイ(Corey)ら、ジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.O
rg.Chem.)、Vol.36、No.23、p
p.3553−60(1971)の手順は例示である。
生成物の単離および精製は標準の技術に従い、そして生
成物XXIIの収率は80〜90%の範囲である。
【0132】反応の概要3の工程5において、α−ケト
エステルXXIIを適当な溶媒中で適当な温度において
適当な酸と接触させて、R2、R5、R16、R17および酸
が上に定義した通りである、カーバペネム生成物XXI
IIを環化および形成する。工程5におけるプロセスは
反応の概要1の工程5に開示されているものとすべての
パラメーターにおいて類似する。
【0133】工程6において、一般式XXIIIのカー
バペネムエステルをそれらのエステル基の性質および化
学的反応性に従い脱ブロッキングして、R2、R15〜R
17が上に定義した通りである、一般式XXIVのカーバ
ペネムを形成する。生成物の単離の方法は使用する脱ブ
ロッキングの方法に依存して変化する。しかし、この転
位において使用するすべての方法は、クロマトグラフィ
ーおよび凍結乾燥を包含するこの分野において普通の技
術に従う。
【0134】カーバペネムXXIVをR15がリチウム、
ナトリウムまたはカリウムのイオンである、アルカリ金
属塩として単離することは通常である。
【0135】反応の概要1、2および3に示すもと異な
る一般式Iの4−アルキルアゼチジノンを調製する他の
方法を反応の概要4に示す。
【0136】反応の概要4
【0137】
【化100】 反応の概要4の工程1において、一般式Vのアルデヒド
を対応するジチオケタールエステルXXVのアルカリ金
属塩と接触させて、温和な酸のクエンチング後、R1
2、R4、R5が上に定義した通りであり、そしてn=
1である、ヒドロキシ付加物XXVIを形成する。実際
の転位は、この分野において普通のアルドール縮合の代
表である。ヒドロキシジトケタールXXVIの両者のジ
アステレオマーを普通の技術に従い単離する。生成物X
XVIの収率は、通常、R2、R5の性質およびnの値に
依存して50〜85%の範囲である。
【0138】反応の概要4の工程2において、化合物X
XVIのヒドロキシ基は、R1、R2、R4、R5およびn
が上に定義した通りである、化合物XXVIIに示すよ
うに、対応する離脱基、例えば、トルエンスルホネート
(OTS)に官能化される。ヒドロキシXXVIを適当
な溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、塩
化メチレンまたはジエチルエーテル中で−70〜20
℃、好ましくは−20〜0℃の範囲の温度において、適
当な塩基、例えば、n−ブチルリチウムまたはメチルリ
チウムと不活性雰囲気、例えば、アルゴン下に接触さ
せ、次いでこの中間体のアルコキシドをトルエンスルホ
ニルクロライド(TsCl)と接触させて、誘導化され
たトシレートXXVIIを生成する。生成物XXVII
の収率はR2、R5およびnの値に依存して40〜90%
の範囲である。
【0139】反応の概要4のジチオケタール官能性をn
−ブロモスクシンイミド/アセトン/H2O系を使用し
て加水分解して、R1、R2、R4、R5が上に定義した通
りである、ケトエステルXXVIIIを形成する。反応
の概要4の工程3における全体の転位は反応の概要3の
工程4に記載するものと性質が類似する。本発明の転位
において、生成物XXVIIIの収率は55%〜90%
の間で変化する。
【0140】反応の概要4の工程4において、トシレー
トの離脱基を種R3−Hの適当な親核共役塩基と置換し
て、R1〜R5が上に定義した通りである、一般式Iのケ
トエステルを形成する。反応の概要4の工程4において
表されている全体の転位は、反応の概要1の工程3に詳
細に記載するものにすべての面において類似する。一般
式Iの生成物は、主として種R3−Hの親核共役塩基の
性質に依存して、20〜90%の範囲である。
【0141】反応の概要5
【0142】
【化101】 反応の概要5において、式XXXIIIの化合物に対す
る集中的なアプローチは、R1、R3、R4、R5およびX
が上に定義した通りでありそしてR19がHまたはCH3
である場合が表されている。化合物XXXIIIは一般
式Iの化合物に類似し、そして式I中のR2のそれに比
較してR19のより特定の定義においてのみ異なる。
【0143】反応の概要5の工程1において、XXIX
のカルボニル置換アゼチジノンを適当な溶媒、例えば、
テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジエチルエー
テル、トルエン、ジオキサン、ジメチルホルムアミドま
たはアセトニトリル中で、R18がリチウム、ナトリウ
ム、カリウムまたはマグネシウムである場合、エステル
−アルカリ金属の共役塩基XXXと接触させる。共役塩
基XXXは、式XXXIVのエステルを適当な塩基、例
えば、リチウム、ナトリウムまたはカリウムビス(トリ
メチルシリル)アミド、リチウムジイソプロピルアミ
ド、ナトリウムまたはカリウムの水素化物;アルキルリ
チウム、例えば、メチルリチウム、n−ブチルリチウ
ム、s−ブチルリチウム;アルキルマグネシウムハライ
ド、例えば、メチルマグネシウムブロミドおよびエチル
マグネシウムブロミド;ナトリウムメトキシドイ、カリ
ウムt−ブトキシドと接触させることによって形成す
る。要求される塩基の量は、Xの性質に依存して,化合
物XXXIVに関して変化することができる。好ましく
はX=N−OHであり、したがってXXXIVに関して
2当量の塩基を必要とする。共役塩基XXXの発生は適
当な無水溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテルまたはジメチルホルムアミド中で−70℃〜0
℃の範囲の温度において不活性雰囲気、例えば、アルゴ
ン下に実施する。
【0144】アゼチジノンXXXIXに関して過剰の試
薬XXXは一般に1.0〜3.0対1の範囲の比が好ま
しい。反応濃度は通常限定試薬XXIXについて0.2
〜1.5モルの範囲に維持し、そして試薬XXIXとX
XXとの間の全体の接触時間は変化するが、通常0.2
5〜4時間の範囲である。反応生成物XXXIは、この
分野において普通の技術、例えば、希酸の中和、希釈、
水性洗浄、クロマトグラフィーおよび/または結晶化に
より単離する。
【0145】反応の概要5の工程2において、式XXX
Iのヒドロキシ化合物を脱水して、R1、R3〜R5、R
19およびXが上に定義した通りである、式XXXIIの
オレフィンを生成する。脱水は最良には適当な溶媒、例
えば、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、アセト
ニトリル、塩化メチレンまたはジメチルホルムアミド中
で−30℃〜50℃の反応温度を使用して実施する。第
2(R19=H)および第3アルコール(R19=C
3)、例えば、一般式XXXIで表すされるものは、
種々の五酸化リン、塩化亜鉛、ヨウ化マグネシウム、三
フッ化ホウ素エーテレートまたは水性鉱酸の存在下に脱
水する。この技術はこの分野において普通に実施される
技術であり、そしてこの原理のより包括的な処理はJ.
マーチ(March)、「進歩した有機化学(Adva
nced Organic Chemistry)、ジ
ョン・ウィリー・アンド・サンズ(John Wiel
y &Sons)、ニューヨーク1985、pp.90
1−906に記載されている。生成物XXXIIの単離
および精製は、普通の技術、例えば、生成物を水性鉱酸
と接触させて、オキシム(X=NOH)を生成物XXX
IIの中に存在する対応するα−ケトエステルの官能性
に加水分解し、有機溶媒、例えば、酢酸エチルで希釈
し、水で洗浄し、そしてクロマトグラフィーにかけおよ
び/または結晶化することを包含する。生成物XXXI
IはEおよびZの幾何学的異性体の混合物として単離さ
れ、それらの比は脱水工程において使用する酸ならびに
19およびR3に依存する。
【0146】反応の概要5の工程3において、XXXI
Iの共役二重結合を適当な反応条件を使用して還元す
る。飽和アルキルアゼチジノン生成物XXXIIIはR
19およびR3を有する炭素原子上のすべてのジアステレ
オマーの混合物であることができ、ここでR1、R3、R
5およびR19は上に定義した通りである。α,β−不飽
和カルボニル化合物、例えば、XXXIIを還元する、
ある数の適当な反応条件はこの分野において知られてい
る。例えば、T.ツダ(Tsuda)ら、ジャーナル・
オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Ch
em.)、Vol.51、pp.537−540(19
86)は、ヘキサメチルリントリアミドの存在下にメチ
ル銅(I)触媒に依存する水素化ジイソプロピルアルミ
ニウムを使用する。他の有用な方法は、Y.D.バンカ
ー(Vanker)ら、シンセティック・コミュニケー
ション(Syn.Commun.)、Vol.17、N
o.2、pp.181−187(1987)の方法であ
り、これは工程3におけるこの転位のヨウ化ナトリウム
/トリメチルシリルクロライドの組み合わせを使用す
る。上に引用した方法による生成物の単離は、普通の技
術、例えば、温和な酸を使用するクエンチング、希釈、
水を使用する洗浄、クロマトグラフィーおよび/または
結晶化を包含する。
【0147】反応の概要5において一般式XXXIII
のα−ケトエステルを調製する他の有用な方法を工程4
に示す。この順序において、XXXIのアルコールを還
元して直接XXXIIIを形成する。第2アルコール
(XXXIにおいてR19=H)および第3アルコール
(XXXIにおいてR19=H)を還元する方法はこの分
野において普通の技術である。第2アルコールを還元す
る例示的方法は、D.H.R.バートン(Barto
n)ら、J.Chem.Soc.Perkin Tra
ns.I、pp.1574−78(1975)に記載さ
れている。第3アルコールは、他方において、わずかに
異なる条件(触媒量のt−ブチルチオールの存在下の塩
化オキサリル、N−ヒドロキシピペリジン−2−チオ
ン)を必要とし、そしてD.H.R.バートン(Bar
ton)ら、J.Chem.Soc.Perkin T
rans.I、pp.774−5(1984)はXXX
IのXXXIIIへの直接還元の適切な例として働き、
この場合においてR19=Hは好ましい。生成物の単離は
普通の技術に従う。
【0148】一般式XXXIIIのα−ケトエステルを
調製する最も直接的な方法を反応の概要5の工程5に示
す。この1工程の手順において、一般式XXXIのアゼ
チジノンを、前述したように、適当な溶媒中で適当な温
度範囲において、エステル−アルカリ金属の共役塩基X
XXと接触させて、生成物XXXIIIを生成し、ここ
でR1、R3〜R5、R19およびXは上に定義した通りで
あり、そしてR20は任意の適当な離脱基、例えば、I.
Br、OSO2CH3、OSO2−4−メチルフェニル、
OCOCH3、OCOCF3、OP(O)(OPh)2
ある。試薬XXXの過剰はアゼチジノンXXXVに関し
て、1.0〜5.0対/1の比の範囲が好ましい。反応
濃度は限定試薬XXXVについて0.2〜3モルのの範
囲に維持し、そして試薬XXXVとXXXとの間の全体
の接触時間は0.25〜4時間の間で変化する。工程5
におけるこの置換のために適当な溶媒は、テトラヒドロ
フラン、ジメトキシエタン、ジオキサン、ジメチルホル
ムアミドおよびジメチルスルホキシドである。反応温度
は−30℃〜50℃の範囲であることができる。生成物
XXXIIIは普通の技術により単離および精製し、こ
のような技術は反応を温和な水性酸でクエンチングし、
酸および粗製生成物の混合物とを十分に接触させてオキ
シムを加水分解して生成物XXXIIIのα−ケトエス
テルを生成し、有機溶媒、例えば、酢酸エチルで希釈
し、水で洗浄し、クロマトグラフィーにかけるおよび/
または結晶化することを包含する。
【0149】式XXXIIIにおいて、R1およびR4
上に示したリストから独立に選択される。好ましくは、
1は1−(t−ブチルジメチル)シリルオキシエチル
であり、そしてR4はt−ブチルジメチルシリルであ
る。それらの型の保護基の除去は、ある数の普通の技術
により達成することができるが、最も効率的にはR.ニ
ュートン(Newton)ら、テトラヘドロン・レター
ズ(Tetrahedron Letters)、N
o.41、pp.3981−3982(1979)の一
般手順に従いアセトニトリル−水溶媒中のフッ化水素を
使用して達成することができる。
【0150】反応の概要5の工程5に記載されている方
法に類似する方法において、α−ケトエステルXXXI
IIをカーバペネム生成物に環化し、ここでR2は上に
定義したR19に等しい。生成物の単離および精製は反応
の概要1の工程について記載した普通の技術に従う。
【0151】反応の概要6において、一般式XLIVの
カーバペネムを調製する方法を表す。反応の概要6の工
程1において、この分野において普通の技術により、一
般式Vのアルデヒドをテトラヒドロフラン中の溶媒中で
0℃においてイリドメチレントリフェニルホスホランと
接触させて、生成物XXXVIIIの両者の幾何学的異
性体を形成する。ビニルエーテルXXXVIIIを反応
の概要6の工程2において希鉱酸でテトラヒドロフラン
溶媒中で対応するアルデヒドXXXIXに25℃におい
て加水分解し、ここでR1、R2およびR4は上に定義し
た通りである。1つの炭素鎖均質化のこの方法は、ジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Or
g.Chem.)、Vol.40、p.1989(19
75)に開示されている技術に類似する普通に使用され
る技術である。
【0152】反応の概要6
【0153】
【化102】 アルデヒドXXXIXを使用して出発する、反応の概要
6において工程の残部、すなわち、工程3〜8は、反応
の概要1における、それぞれ、工程1〜6に開示されて
いる、すべての実験のパラメーター、単離および精製に
おいて類似し、ここですべての変数R1〜R20、X、酸
などの定義は上に定義した通りである。理解されるよう
に、式IIおよびIV
【0154】
【化103】 の範囲内のある種の生成物は、光学的異性体ならびにそ
れらのエピマーの混合物として形成することがある。本
発明はその範囲内にすべてのこのような光学的異性体お
よびエピマーの混合物を包含するすることを意図する。
例えば、IIおよびIV中の6−置換基は1−(t−ブ
チルジメチル)シリルオキシエチルであるとき、このよ
うな置換基はRまたはS立体配置であることができ、R
立体配置は好ましい。同様に、カーバペネム核の立体配
置は5Rまたは5Sおよび6Rまたは6Sであることが
でき、5R、6Sは好ましい立体配置である。
【0155】カーバペネムおよびカーバセフェムの抗生
物質の合成のための上の反応の概要の線図の上の説明に
おいて、正確な反応のパラメーターの選択における範囲
が存在することが理解される。この範囲および幅の示唆
は、一般に、同等の溶媒系、温度範囲、保護基、および
含まれる試薬の同一性の範囲の列挙により示される。本
発明の化合物およびそれらの調製は次の実施例によりさ
らに理解されるが、本発明の限定を構成しない。
【0156】
【実施例】
実施例1 1,3−ジチオラン−2−プロパン酸、β−[[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]メチル]メチルエステル、[2R−[2α(R*お
よびS*)、3β(R*)]]− ベンジル1,3−ジチオラン−2−カルボキシレート
(Gas.Chim.Ital.、120(3)、16
5−70、1990)、682mg、をアルゴン雰囲気
下に9.3mlのテトラヒドロフラン中に溶解し、そし
て−78℃に冷却する。この冷却した混合物に、リチウ
ムビス(トリメチルシリル)アミド(3.1mlのテト
ラヒドロフラン中の1モルの溶液)を滴々添加する。−
78℃において30分間撹拌した後、2−ブタン酸、4
−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]−3−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼ
チジノン]メチル]メチルエステル、[2R−[2α
(R*およびS*)、3β(R*)]](1.14g)
を、4.6mlのテトラヒドロフラン中の溶液として滴
々添加する。1時間後、反応を5mlの10%の酢酸を
添加しそして酢酸エチルで希釈することによってクエン
チングする。分配後、有機層を水で2回そしてブライン
で1回洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥しそして
濾過後、生ずる溶液を濃縮し、そして粗製油をシリカゲ
ルのフラッシュクロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中
の15%の酢酸エチルで溶離する。化合物はジアステレ
オマーの混合物として得られる(1.4g、80%)。
生成物は、また、テトラヘドロン・レターズ(Tetr
ahedron Letters)、Vol.24、p
p.3251−4に記載するように調製した。
【0157】1H NMR(CDCl3)主要量の異性体:
d7.33(br s,5H)、5.18(ABq,2
H)、4.1(m,1H)、3.65(s,3H)、3.
52(m,1H)、3.4−3.2(m,4H)、2.9
(m,1H)、2.8−2.7(m,2H)、2.33
(dd,1H)、1.84(br t,1H)、1.48
(t,1H)、1.1(d,3H)、0.92(s,9
H)、0.85(s,9H)、0.2−0(4s,3H各
々)。少量の異性体:d 7.32(br s,5
H)、5.22(d,1H)、5.1(d,1H)、4.
15(m,1H)、3.9(m,1H)、3.6(s,3
H)、3.4−3.2(m,4H)、3.0−2.9(m,
2H)、2.5(dd,1H)、2.35(dd,1
H)、2.21(m,1H)、1.38(m,1H)、
1.19(d,3H)、0.9(s,9H)、0.85
(s,9H)、0.2−0(4s,3H各々)。
【0158】実施例2 2−アゼチジンブタン酸、3−[[1−[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4
−オキソ−β−[2−[フェニルメトキシ)カルボニ
ル]−1,3−ジチオラン−2−イル)−メチルエステ
ル、[2R−[2α(R*およびS*)、3β(R
*)]]− 8.3mlのジクロロメタン中の実施例1において調製
した化合物(504mg)を氷浴中で冷却し、そして氷
酢酸(0.064ml)で処理し、次いでテトラブチル
アンモニウムフルオライド(1.1mlのテトラヒドロ
フラン中の1モルの溶液)で処理する。10分間撹拌し
た後、冷却浴を除去し、そしてこの混合物をさらに20
分間撹拌する。次いで、反応混合物をジエチルエーテル
で希釈し、次いで飽和重炭酸ナトリウム溶液で2回洗浄
する。ブラインで1回洗浄した後、有機相を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮する。次
いで、生ずる油をシリカゲルのクロマトグラフィーにか
け、ヘキサン中の30%の酢酸エチルで溶離する。両者
のジアステレオマーを分離する。少量の異性体:95.
8mg;主要量の異性体:271mg;合計の収量:3
66.8mg(87%)。
【0159】1H NMR(CDCl3)d主要量の異性
体:7.35(br m,sH)、5.95(br s,
1H)、5.20(s,2H)、4.12(m,1H)、
3.67(s/m,4H)、3.4−3.2(m,4
H)、3.0(m,1H)、2.83(dd,1H)、
2.65(m,1H)、2.35(dd,1H)、1.9
(m,1H)、1.6(m,1H)、1.15(d,3
H)、0.85(s,9H)、0.05(s,6H)。
【0160】実施例3 ペンタジオン酸、3−[[3−[[1−[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4
−オキソ−2−アゼチジニル]メチル]−[2R−[2
α(R*およびS*)、3β(R*)]]− N−ブロモスクシンイミド(748mg)を10mlの
97:3アセトン:H2O中に溶解し、そして−10℃
に冷却する。この冷混合物に、10mlのアセトン中の
実施例2のジチオラン(298mg)を添加する(5分
かけて添加)。浴温度を引き続いて10℃に加温し、そ
してこの温度において30分間撹拌する。次いで、この
反応を10%のチオ硫酸ナトリウム溶液でクエンチング
し、そして脱色するまで撹拌する。この混合物を酢酸エ
チルで希釈し、そして分配する。有機層を1モルの重炭
酸ナトリウム溶液で1回、ブラインで1回洗浄し、そし
て無水硫酸マグネシウムで乾燥する。粗製のα−ケトエ
ステルをフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、
ヘキサン中の30%の酢酸エチルで溶離すると、150
mg(58%)が無色の油として得られる。
【0161】1H NMR(CDCl3)d7.35(m,
5H)、5.95(br s,1H)、5.35(d,少
量の異性体)、5.30(s,2H)、5.14(d,少
量の異性体)、4.1(m,1H)、3.75(m,1
H)、3.63(s,少量の異性体)、3.6(s,3
H)、3.57(m,1H)、2.88(dd,1H)、
2.75(m,1H)、2.55(dd,1H)、2.0
5(m,1H)、1.76(m,1H)、1.15(d,
3H)、0.86(s,少量の異性体)、0.84(s,
9H)、0.05−0(3s,6H)。
【0162】実施例4 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3
−酢酸、6−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]オキシ]エチル]−7−オキソ−2−
[(フェニルメトキシ)カルボニル]−、メチルエステ
ル、[5R−[5α,6β(R*)]]− 濃塩酸(0.350ml、37%)を4mlのジクロロ
メタンに添加する。この混合物を急速に撹拌し、このと
き2mlのジクロロメタン中の実施例3に記載するα−
ケトエステルを添加する。20撹拌した後、反応を酢酸
エチルで濾過し、そして1モルの重炭酸ナトリウム溶液
でクエンチングする。有機層をブラインで1回洗浄し、
そして無水硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過および濃
縮後、残留物をフラッシュクロマトグラフィーで精製
し、ヘキサン中の20%の酢酸エチルで溶離する。得ら
れる純粋なカルバペネムは78.5mg(35%)であ
る。
【0163】IR(cm-1)17801 H NMR(CDCl3)d7.46−7.25(m,5
H)、5.26(ABq,2H)、4.2(m,2H)、
3.85(d,1H)、3.7(s,3H)、3.6
(d,1H)、3.15(m,1H)、2.95(m,1
H)、1.15(d,3H)、0.96(s,9H)、
0.09(s,6H)。
【0164】実施例5 プロパンジオン酸、[2−[1−[(1,1−ジメチル
エチル)ジメチルシリル]−3−[[1−[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
4−オキソ−2−アゼチジニル]エチリデン]−、ジメ
チルエステル、[2R−[2α,3β(R*)]]− 標題化合物はW.ランバート、テトラヘドロン・レター
ズ(Tetrahedron Letters)、N
o.54、p.4732−4724、1970に記載さ
れている方法を使用して調製した。4塩化チタン溶液
(52mlの塩化メチレン中の1モルの溶液)を、アル
ゴン雰囲気下に100mlの氷冷乾燥テトラヒドロフラ
ンに添加する。生ずる鮮明な黄色スラリーを35mlの
乾燥テトラヒドロフラン中の2−アゼチジンアセトアル
デヒド、3−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−1−
(トリエチルシリル)−[2R−[2α,3β(R
*)]]−(10g)(欧州特許(EP)37081A
1号に記載されているようにして調製した)およびジメ
チルマロネート(3g)の混合物を滴々添加する。添加
が完結したとき(10分)、ピリジン(8.4ml)を
急速に滴々添加する。20分後、冷却浴を除去し、そし
てこの混合物を15時間撹拌する。反応をジエチルエー
テルで希釈し、水でクエンチングし、そして分配する。
有機層を水で1回、飽和重炭酸ナトリウム溶液で1回、
そしてブラインで1回洗浄する。生ずる有機層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮する。生
ずる残留物をシリカゲルのプラグを通して濾過により精
製し、ヘキサン中の20%の酢酸エチルで溶離する。標
題化合物は黄褐色結晶として得られる、10g(77
%)。
【0165】1H NMR(CDCl3)d6.99(t,
1H)、4.13(m,1H)、3.84(s,3H)、
3.79(s,3H)、3.73(m,1H)、2.87
(m,2H)、2.53−2.45(m,1H)、1.1
6(d,3H)、0.96(s,9H)、0.87(s,
9H)、0.24(s,3H)、0.23(s,3H)、
0.07(s,3H)、0.04(s,3H)。
【0166】実施例6 プロパンジオン酸、[2−[1−[(1,1−ジメチル
エチル)ジメチルシリル]−3−[[1−[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
4−オキソ−2−アゼチジニル]−1−[2−[(フェ
ニルメトキシ)カルボニル]−1,3−ジトオラン−2
−イル]エチル]−、ジメチルエステル、[2R−[2
α(R*およびS*),3β(R*)]]− ベンジル1,3−ジトオラン−2−カルボキシレート
(106mg)を1.6mlの乾燥テトラヒドロフラン
の中にアルゴン雰囲気下に溶解し、そして−78℃に冷
却する。この溶液に、リチウムビストリメチルシリルア
ミド(0.53mlのテトラヒドロフラン中の1モルの
溶液)を添加する。30分後、0.8mlの乾燥テトラ
ヒドロフラン中の実施例5において調製したジエステル
(200mg)を滴々添加する。添加の完結後、反応を
15分間撹拌し、次いで10%の水性酢酸でクエンチン
グする。この混合物をジエチルエーテル/水で希釈し、
そして分配する。有機層を水で1回、ブラインで1回洗
浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過および
濃縮後得られる残留物をシリカゲルのクロマトグラフィ
ーにかけ、20%の酢酸エチルで溶離する。得られる標
題化合物の合計量は279mg(94%)である。ジア
ステレオマーの混合物を部分的に分離する。
【0167】1H NMR(CDCl3)主要量の異性体:
d7.37(m,5H)、5.21(s,2H)、4.1
4(m,1H)、3.90(d,1H)、3.73(s,
6H)、3.4−3.26(m,6H)、2.93(m,
1H)、2.49(m,1H)、1.34(m,1H)、
1.19(d,3H)、0.92(s,9H)、0.87
(s,9H)、0.23(s,3H)、0.16(s,3
H)、0.06(s,3H)、0.04(s,3H)。少
量の異性体:d 7.36(m,5H)、5.31(d,
1H)、5.16(d,1H)、4.26(m,1H)、
4.04(d,1H)、3.96(br d,1H)、
3.71(s,3H)、3.69(s,3H)、3.39
−3.24(m,5H)、3.02(m,1H)、2.2
5(m,1H)、1.97(dd,1H)、1.28
(d,3H)、0.95(s,9H)、0.89(s,9
H)、0.26(s,3H)、0.16(s,3H)、
0.08(s,3H)、0.05(s,3H)。
【0168】実施例7 1,3−ジチアン−2−カルボン酸、2−[2−[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]−1−ヒドロキシエチル]−、フェニルメチルエス
テル、[2R−[2α(R*またはS*),3β(R
*)]]− 20mlの乾燥テトラヒドロフラン中のベンジル1,3
−ジチアン−2−カルボキシレート(ジャーナル・オブ
・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Che
m.)、452−9、1978)、1.45g、をアル
ゴン雰囲気下に−78℃に冷却し、そしてリチウムビス
トリメチルシリルアミド(6.3mlのテトラヒドロフ
ラン中の1.0モルの溶液)で滴々処理する。−78℃
において30分間撹拌した後、10mlの乾燥テトラヒ
ドロフラン中のアルデヒド(2−アゼチジンアセトアル
デヒド、3−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−1−
(トリエチルシリル)−[2R−[2α,3β(R
*)]]−)を滴々添加する。添加後、反応混合物を3
0分間撹拌する。反応を−78℃において10%の水性
酢酸でクエンチングし、そして室温に加温する。反応混
合物を酢酸エチルで希釈し、そして分配する。次いで、
有機層を水で3回、そしてブラインで1回洗浄する。無
水硫酸マグネシウムで乾燥および濾過後、溶媒を真空除
去すると、結晶質スラッシュ(slush)が得られ、
これをヘキサン中の10%の酢酸エチルで希釈し、そし
て氷中で冷却する。結晶を集め、ヘキサン中の10%の
酢酸エチルで、次いでヘキサンですすぐ。真空乾燥する
と、2.04g(61%)の白色結晶が得られる。この
生成物は標題化合物の単一のジアステレオマーに相当す
る。
【0169】融点170−172℃。
【0170】1H NMR(CDCl3)d7.38(br
s,5H)、5.27(s,2H)、4.08−4.0
2(m,2H)、3.75(br d,1H)、3.16
(t,2H)、2.90(d,1H)、2.68(m,3
H)、2.02−2.05(m,2H)、1.83(br
q,2H)1.22(d,3H)、0.94(s,9
H)、0.89(s,9H)、0.21(s,3H)、
0.20(s,3H)、0.08(s,3H)、0.07
(s,3H)。
【0171】実施例8 1,3−ジチアン−2−カルボン酸、2−[1−(アセ
チルオキシ)−2−[1−[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4−
オキソ−2−アゼチジニルエチル]−、フェニルメチル
エステル、[2R−[2α,3β(R*)]]− 実施例7において調製したアルコール(0.340g)
を5mlのピリジン中に溶解し、そして酢酸無水物(1
ml)で処理する。次いで、4−ジメチルアミノピリジ
ル(0.05g)を添加し、そして反応を室温において
15時間撹拌する。反応混合物をジエチルエーテルで希
釈し、10%の塩酸で2回、そしてブラインで1回洗浄
する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
し、そして濃縮する。生ずる残留物をシリカゲルのクロ
マトグラフィーにかけ、20%の酢酸エチルで溶離す
る。標題化合物を無色の油として単離する、0.348
g(96%)。
【0172】実施例9 2−アゼチジンブタン酸、β(アセトキシ)−1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−β,4−オキソ−、フェニルメ
チルエステル、[2R−[2α,3(3(R*)]]− 9.8mlの97:3アセトン:水中のN−ブロモスク
シンイミド(0.774g)の溶液を−10℃に冷却
し、そして実施例8において調製したジチアンの溶液
(3mlのアセトン中の0.37g)で処理する。次い
で、反応を30分かけて8℃に加温する。反応をヘキサ
ン中の10%の酢酸エチルでクエンチングし、そして酢
酸エチルで希釈する。分配後、有機層を1モルの重炭酸
ナトリウム溶液で1回、そしてブラインで1回洗浄す
る。無水硫酸マグネシウムで乾燥および濾過後、溶媒を
真空除去する。生ずるクロマトグラフィーにかえ、ヘキ
サン中の30%の酢酸エチルで溶離すると、0.227
g(70%)の所望のα−ケトエステルが無色の油とし
て得られる。
【0173】1H NMR(CDCl3)d7.36(m,
5H)、5.4(br d,1H)、5.29(ABq,
2H)、5.21(ABq,少量の異性体)、4.95
(m,少量の異性体)、4.29(少量の異性体)、4.
1(m,1H)、3.74(m,1H)、3.6(m,少
量の異性体)、2.83(m,1H)、2.7(m,少量
の異性体)、2.18(m,1H)、2.09(s,3
H)、1.94(s,少量の異性体)、1.88(m,1
H)、1.1(d,3H)、0.9(s,9H)、0.8
4(s,9H)、0.1−0(4s,3H各々)。
【0174】実施例10 1,3−ジチオラン−2−カルボン酸、2−[2−[1
−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3
−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]−1−ヒドロキシエチル]−、フェニルメチルエス
テル、[2R−[2α(R*またはS*),3β(R
*)]]− アルゴン雰囲気下に20mlの乾燥テトラヒドロフラン
中のベンジル1,3−ジチオラン−2−カルボキシレー
ト(Gazz.Chim.Ital.、120(3)、
165−70、1990)の溶液を−78℃に冷却し、
そしてリチウムビストリメチルシリルアミド(6.4m
lのテトラヒドロフラン中の1モルの溶液)で処理す
る。40分後、10mlの乾燥テトラヒドロフラン中の
アルデヒド(2−アゼチジンアセトアルデヒド、3−
[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−1−(トリエチル
シリル)−[2R−[2α,3β(R*)]]−)
(2.0g)を急速に滴々添加する。−78℃において
35分間撹拌した後、反応を10%の水性酢酸でクエン
チングし、そして冷却浴を除去する。反応混合物を水お
よび酢酸エチルで希釈し、そして分配する。次いで有機
層をブラインで1回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、そして濾過する。濃縮すると、淡黄色の油状結晶
が得られ、これをヘキサン中でスラリー化し、そして氷
中で冷却する。集めた結晶は単一のジアステレオマーと
して1.29g(40%)の標題アルコールの量であ
る。
【0175】融点133−136℃。
【0176】1H NMR(CDCl3)d7.35(m,
5H)、5.27(ABq,2H)、4.2−3.95
(m,2H)、3.77(m,1H)、3.5−3.27
(m,4H)、2.94(m,1H)、2.63(dd,
1H)、2.08(m,1H)、1.62(t,1H)、
1.20(d,3H)、0.93(s,9H)、0.88
(s,9H)、0.21(s,3H)、0.20(s,3
H)、0.08(s,3H)、0.06(s,3H)。
【0177】実施例11 1,3−ジチオラン−2−カルボン酸、2−[2−[1
−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3
−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]−1−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オ
キシ]エチル−、フェニルメチルエステル、[2R−
[2α,3β(R*)]]− 実施例10からのアルコール(1.29g)をアルゴン
雰囲気下に12mlの誘導テトラヒドロフラン中に溶解
し、そして24mlの乾燥ジエチルエーテルで希釈す
る。この混合物を−78℃に冷却し、そしてn−ブチル
リチウム(1.54mlのヘキサン中の1.6モルの溶
液)で滴々処理する。数分後、固体のp−トルエンスル
ホン酸クロライド(0.433g)を一度に添加する。
反応を−78℃において45分間撹拌し、次いで30分
かけて0℃に徐々に加温する。反応を水でクエンチング
し、そして酢酸エチルで希釈する。分配後、有機層を水
で1回、そしてブラインで1回洗浄する。硫酸マグネシ
ウムで乾燥しそして濾過後、溶媒を除去すると、1.6
6gの粗製トシレートがかなり黄色の油として得られ
る。
【0178】1H NMR(CDCl3)d7.8(b,2
H)、7.37(br s,5H)、7.3(d,2
H)、5.26(d,1H)、5.2(d,1H)、5.
07(d,1H)、4.24(m,1H)、3.9(m,
1H)、3.4−3.15(m,4H)、2.9(m,1
H)、2.42(s,3H)、2.33(m,1H)、
1.9(m,1H)、1.26(d,3H)、0.91
(s,9H)、0.88(s,9H)、0.18(s,3
H)、0.10(s,3H)、0.06(s,3H)、
0.01(s,3H)。
【0179】実施例12 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−β
−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]−
α,4−ジオキソ−、フェニルメチルエステル、[2R
−[2α,3β(R*)]]− N−ブロモスクシンイミド(1.52g)を19mlの
97:3アセトン:水中に溶解し、そして−5℃に冷却
する。7mlのアセトン中の実施例11において調製し
たジチオラン(0.831g)を5分かけて滴々添加す
る。添加後、冷却浴を40分かけて10℃に加温する。
反応を10℃において10%の重炭酸ナトリウム溶液で
クエンチングし、そしてオレンジ色が消失するまで撹拌
する。酢酸エチルおよび水で希釈し、次いで分配する。
次いで有機層を1モルの重炭酸ナトリウム溶液で、次い
でブラインで洗浄する。硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過し、そして濃縮した後得られる残留物をバイオシル
(Biosil)Aのクロマトグラフィーにより精製す
る。標題化合物はジアステレオマーの混合物としてほぼ
無色の油として得られる、0.239g(32%)。
【0180】1H NMR(CDCl3)d7.78(m,
4H)、7.44−7.28(m,14H)、5.47
(m,1H)、5.38(d,1H)、5.3(ABq,
2H)、5.14(d,1H)、4.88(m,1H)、
4.13(m,2H)、3.7(m,2H)、2.85
(m,1H)、2.66(m,1H)、2.44(d,6
H)、2.3(m,1H)、2.18(m,1H)、2.
0−1.8(m,2H)、1.10(d,3H)、1.0
4(d,3H)、0.9(m,36H)、0.1−0
(m,24H)。
【0181】実施例13 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
α,4−ジオキソ−β−[(フェニルメチル)チオ]
−、フェニルメチルエステル、[2R−[2α(R*お
よびS*),3β(R*)]]− 4.2mlの乾燥テトラヒドロフラン中のベンジルメル
カプタン(0.07ml)の溶液をアルゴン雰囲気下に
0℃に冷却する。この氷冷した混合物に、ナトリウムビ
ス(トリメチルシリル)アミド(0.406mlのテト
ラヒドロフラン中の1モルの溶液)を添加する。15分
後、2.8mlの乾燥テトラヒドロフラン中の実施例1
2において調製したトシレートを滴々添加する。20分
間撹拌した後、反応を水でクエンチングし、そして酢酸
エチルで希釈する。有機層をブラインで洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。濾過および濃縮すると、粗
生成物がジアステレオマーの混合物として得られる。部
分的分離はシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、2
0%の酢酸エチルで溶離することによって達成する。得
られる標題化合物の合計量は0.122gである。
【0182】1H NMR(CDCl3)速い異性体:d
7.47−7.22(m,10H)、5.35(ABq,
2H)、4.05(m,1H)、3.77(dd,1
H)、3.60(ABq,2H)、3.39(m,1
H)、2.53(m,1H)、2.33(m,1H)、
1.55(m,1H)、0.94(s,9H)、0.83
(s,9H)、0.21−0.02(4s,3H各々)。
遅い異性体:d7.45−7.16(m,10H)、5.
4(d,1H)、5.27(d,1H)、4.18−3.
96(m,2H)、3.8(m,1H)、3.57(d,
1H)、3.43(d,1H)、2.79(m,1H)、
2.5−1.99(m,2H)、1.08(d,3H)、
0.95(s,9H)、0.87(s,9H)、0.25
−0.04(4s,3H各々)。
【0183】実施例14 酢酸、(ジメトキシホスフィニル)ヒドロキシ−、フェ
ニルメチルエステル 標題化合物をE.ナカムラ(Tet.Let.Vol.
22、1981p.663)の手順により調製し、20
mlのベンゼン中のベンジルグリオキサレート(4.9
g)およびジメチルホスファイトを触媒のp−トルエン
スルホン酸で処理する。この混合物をディーン−スター
クトラップで1時間30分間還流する。冷却後、反応を
濃縮し、そして残留物をシリカゲルのクロマトグラフィ
ーにかけ、酢酸エチル中の30%のヘキサン〜100%
の酢酸エチルで溶離する。アルコール、4.9g、が淡
黄色油として得られる。
【0184】1H NMR(CDCl3)d7.45−7.3
0(m,5H)、5.3(ABq,2H)、4.65(b
r d,1H)、3.9−3.7(4s,br s,7
H)。
【0185】実施例15 酢酸、(ジメトキシホスフィニル)[[(1,1,−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−、フェニル
メチルエステル 実施例14に記載するアルコールのシリル化を、3.6
6gをジメチルホルムアミド(13ml)中に溶解し、
そしてt−ブチルジメチルシリルクロライド(2.21
g)およびイミダゾール(2.27g)を添加すること
によって実施する。室温において1時間30分間撹拌し
た後、反応をジエチルエーテルで希釈し、そして水で5
回、ブラインで1回洗浄し、そして無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。濾過および濃縮すると、4.88gの標
題化合物がほぼ無色の油として得られる。
【0186】1H NMR(CDCl3)d7.45−7.3
(m,5H)、5.25(ABq,2H)、4.67
(d,1H)、3.81(d,3H)、3.77(d,3
H)、0.91(s,9H)、0.09(s,3H)、
0.085(s,3H)。
【0187】実施例16 酢酸、(ジメトキシホスフィニル)ヒドロキシ−、(4
−ニトロフェニル)メチルエステル 標題化合物を実施例14に記載する方法により調製す
る。25mlのベンゼン中のp−ニトロベンジルグリオ
キシレート(4.32g)およびジメチルホスファイト
(2.0ml)を触媒のp−トルエンスルホン酸で処理
する。この混合物をdtsで1時間30分間還流する。
冷却後、溶媒を真空除去する。生ずる結晶質塊を酢酸エ
チル中でスラリー化し、そして濾過する。得られる白色
反応は3.48gである。
【0188】1H NMR(CDCl3)d8.30(d,
2H)、7.73(d,2H)、5.42(ABq,2
H)、4.91(d,1H)、3.75(2d,6H)。
【0189】実施例17 酢酸、(ジメトキシホスフィニル)[[(1,1,−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−、(4−ニ
トロフェニル)メチルエステル 実施例16において調製したアルコール(3.48g)
を12mlのジメチルホルムアミド中に溶解し、そして
1.81gのt−ブチルジメチルシリルクロライドおよ
び1.86gのイミダゾールで処理する。室温において
2時間撹拌した後、反応を50%の酢酸エチル/ジエチ
ルエーテルで希釈し、水で5回、飽和重炭酸ナトリウム
溶液で1回、そしてブラインで1回洗浄する。硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、そして濾過した後、溶媒を真空除去
すると、3.90gのシリル化された生成物が淡黄色結
晶として得られる。
【0190】1H NMR(CDCl3)d8.23(d,
2H)、7.59(d,2H)、5.35(ABq,2
H)、4.71(d,1H)、3.84(d,3H)、
3.61(d,3H)、0.91(s,9H)、0.11
(s,3H)、0.09(s,3H)。
【0191】実施例18 2−ブテン酸、4−[1−[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−、フェニルメ
チルエステル、[2R−[2α(E),3β(R
*)]]− アルゴン雰囲気下に60mlの乾燥テトラヒドロフラン
中の実施例15において調製したホルナー−エモンス
(Horner−Emmons)試薬(0.111g)
を−4℃に冷却し、そしてリチウムビストリメチルシリ
ルアミド(0.311mlのテトラヒドロフラン中の1
モルの溶液)で処理する。5分後、0.4mlのテトラ
ヒドロフラン中のアルデヒド、2−アゼチジンアセトア
ルデヒド、3−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)
ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−1−
(トリエチルシリル)−[2R−[2α,3β(R
*)]]−を滴々添加し、そして冷却浴を0℃に徐々に
加温する(30分)。反応をEt2oで希釈し、そして
水でクエンチングする。有機相を水で1回、ブラインで
1回洗浄し、そして無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
濾過し、そして真空濃縮した後、粗製残留物をシリカゲ
ルのクロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中の10%の
酢酸エチルで溶離する。収量:160mg(95%)の
のぼ無色の油、E:Z異性体の混合物=82:18、N
MRから。
【0192】1H NMR(CDCl3)d7.43−7.2
5(m,5H)、6.0(t,1H,少量のZ異性
体)、5.45(t,1H)、5.2(s,2H)、4.
1(m,1H)、3.7(m,1H)、3.0−3.1
(m,1H)、2.8(m,1H)、2.58(m,1
H)、1.14(d,3H)、1.09(d,3H,少量
のZ異性体)、0.94(s,9H)、0.88(s,9
H)、0.87(s,9H)、0.2(s,6H)、0.
06(s,12H)。
【0193】実施例19 2−ペンタン酸、4−[1−[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−2−アゼチジ
ニル]−2−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]オキシ]−、フェニルメチルエステル、
[2R−[2α(E),3β(R*)]]− 標題化合物を、実施例18に記載する手順により、アル
デヒド、2−アゼチジンアセトアルデヒド、3−[[1
−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−4−オキソ−1−(トリエチルシリル)
−[2R−[2α,3β(R*)]]−を使用して調製
する。
【0194】1H NMR(CDCl3)d7.36(m,
5H)、5.45(d,1H)、5.18(s,2H)、
4.06(t,1H)、3.64(m,1H)、3.5
(brs,1H)、2.88(dd,1H)、1.26
(d,3H)、1.05(d,3H)、0.91(s,9
H)、0.88(s,18H)、0.19−0.0(m,
18H)。
【0195】実施例20 2−ペンテン酸、4−[1−[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4−
オキソ−2−アゼチジニル]−2−[1−[[(1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−、(4
−ニトロフェニル)メチルエステル、[2S−[2α
(S*−E),3β(S*)]]− 標題化合物を、実施例18に記載する手順により、アル
デヒドの代わりに2−アゼチジンアセトアルデヒド、1
−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3
−[[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ][2R2α(R*),3β(R*)]]−
およびホルナー−エモンス試薬の代わりに実施例17に
おいて調製したものを使用して調製する。
【0196】1H NMR(CDCl3)E異性体:d8.
2(d,2H)、7.6(d,2H)、5.5(d,1
H)、5.27(s,2H)、4.07(m,1H)、
3.64(m,1H)、3.52(m,1H)、2.88
(m,1H)、1.27(d,3H)、1.06(d,3
H)、0.92(s,9H)、0.91(s,9H)、
0.89(s,9H)、0.21(s,3H)、0.1
(s,3H)、0.09(s,3H)、0.087(s,
3H)、0.07(s,3H)、0.06(s,3H)、
Z異性体:d8.2(d,2H)、7.49(d,2
H)、6.07(d,1H)、5.28(q,2H)、
4.09(m,1H)、3.56(m,1H)、3.18
(m,1H)、2.93(dd,1H)、2.5(d,3
H)、1.08(d,3H)、0.95(s,9H)、
0.92(s,9H)、0.89(s,9H)、0.17
(s,3H)、0.165(s,3H)、0.16(s,
3H)、0.14(s,3H)、0.09(s,3H)、
0.06(s,3H)。
【0197】実施例21 2−アゼチジンブタン酸、β−ブロモ−1−[(1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−c−メチル−α,4−ジオキソ−、(4
−ニトロフェニル)メチルエステル、[2S−[2α
(S*(R*)およびS*(S*)],3β(S
*)]]− 実施例20からのシリルエノールエーテル(38.1m
g)をアルゴン雰囲気下に0.5mlの乾燥テトラヒド
ロフラン中に溶解し、そして氷浴中で冷却する。この溶
液に、臭素(0.004ml)を滴々添加する。15分
後、反応を10%のチオ硫酸ナトリウム溶液でクエンチ
ングし、そして酢酸エチルで希釈する。ブラインで1回
洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
そして濾過する。濃縮したとき得られる残留物をシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィーにかけ、20%の
酢酸エチルで溶離する。ジアステレオマーの混合物とし
て純粋なブロミドが定量的収量で得られる。
【0198】1H NMR(CDCl3)d8.26(d,
2H)、7.59(d,2H)、5.48−5.36(A
Bq及びd,3H)、5.05(d,少量の異性体)4.
12−4.02(m,1H)、3.67(t,1H)、
3.43(m,1H)、2.87(m,少量の異性体)、
2.58(m,1H)、1.25(d,3H)、1.18
(d,3H)、1.08(d,少量の異性体)、0.98
(s,少量の異性体)、0.91(s,9H)、0.89
(s,9H)、0.88(s,少量の異性体)、0.3
3、0.26、0.07(3s,少量の異性体)、0.2
1(s,3H)、0.13(s,3H)、0.1(s,3
H)、0.06(s,3H)。
【0199】実施例22 2−アゼチジンブタン酸、β−ブロモ−1−[(1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−c−メチル−α,4−ジオキソ−、フェ
ニルメチルエステル、[2R−[2α,3β(S
*)]]− 標題化合物は、実施例21に記載する手順により、実施
例18からのシリルエノールエーテルの代わりに実施例
21において使用したものを使用して調製する。
【0200】1H NMR(CDCl3)d7.40(m,
5H)、5.35(ABq,2H)、4.95(dd,1
H)、4.15(m,1H)、3.85(m,1H)、
2.76(m,1H)、2.46(m,1H)、2.17
(m,1H)、1.26(d,3H)、0.96(s,9
H)、0.92(s,9H)、0.26(s,3H)、
0.22(s,3H)、0.11(s,3H)、0.10
(s,3H)。
【0201】実施例23 2−アゼチジンブタン酸、β−ブロモ−1−[(1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−c−メチル−α,4−ジオキソ−、フェ
ニルメチルエステル、[2S−[2α[S*(R*)お
よびS*(S*),3β(S*)]]− 標題化合物は、実施例21に記載する手順により、実施
例19からのシリルエノールエーテルの代わりに実施例
21において使用したものを使用して調製する。
【0202】1H NMR(CDCl3)d7.4(m,5
H)、5.45−5.26(m,3H)、5.02(d,
少量の異性体)、4.08(m,1H及び2H少量の異
性体)、3.67(t,1H)、3.44(m,1H)、
2.86(m,少量の異性体)、2.68−2.5(m,
1H+1H少量の異性体)、0.97(s,少量の異性
体)、0.9(s,9H)、0.89(s,9H)、0.
88(s,少量の異性体)、0.31、0.24、0.0
9、0.07(s,少量の異性体)、0.2(s,3
H)、0.12(s,3H)、0.09(s,3H)、
0.06(s,3H)。
【0203】実施例24 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−c
−メチル−α,4−ジオキソ−β−[(フェニルメチ
ル)チオ]−、フェニルメチルエステル、[2S−[2
α[S*(R*またはS*),3β(S*)]]− 実施例23におけるように調製したブロミド(0.48
3g)をアルゴン雰囲気下に6.5mlの乾燥テトラヒ
ドロフラン中に溶解し、そしてベンジルメルカプタン
(0.1ml)で処理する。トリエチルアミン(0.1
2ml)を混合物に添加し、そして反応を室温において
20分間撹拌する。酢酸エチルで希釈し、そして飽和重
炭酸ナトリウム溶液でクエンチングし、有機層を水で1
回そしてブラインで1回洗浄する。硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過し、そして濃縮した後得られる残留物をシ
リカゲルのクロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中の1
0%の酢酸エチルで溶離する。2つのジアステレオマー
を分離すると、0.078gの少量の異性体および0.
365gの主要量の異性体が得られる。全体の収量:
0.443g(86%)。
【0204】IR(Neat)1744cm-1 1 H NMR(CDCl3)d7.44−7.17(m,10
H+少量の異性体)、5.32(s,2H)、5.28
(s,少量の異性体)、4.23(d,少量の異性
体)、4.14(m,1H)、4.09(m,1H)、
3.83(d,1H)、3.59(d,1H)、3.36
(d,1H)、2.66(m,1H)、2.45(m,1
H)、1.15(d,3H)、1.03(d,3H)、
0.93(s,9H)、0.89(s,9H)、0.21
(s,3H)、0.16(s,3H)、0.08(s,3
H)、0.05(s,3H)。
【0205】実施例25 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−c
−メチル−α,4−ジオキソ−β−(フェニルメチルチ
オ)−、フェニルメチルエステル、[2S−[2α(S
*),3β(S*)]]− アルゴン雰囲気下に3mlの乾燥テトラヒドロフラン中
の実施例23において調製した化合物およびチオフェノ
ール(0.04ml)の溶液をジイソプロピルエチルア
ミン(0.092ml)で処理する。30分後、反応飽
和重炭酸ナトリウム溶液でクエンチングし、そして酢酸
エチルで希釈する。有機層を引き続いて水で1回、そし
てブラインで1回洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾過しそして濃縮した後、残留物をシリカゲルの
クロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中の10%の酢酸
エチルで溶離する。得られるジアステレオマーの混合物
は190mg(83%)である。
【0206】IR(Neat)1744cm-1 1 H NMR(CDCl3)d7.45−7.24(m,10
H)、5.3(ABq,2H)、4.39(m,1H)、
4.30(d,1H)、4.17(m,1H)、2.84
(m,1H)、2.36(m,1H)、1.16(d,3
H)、1.02(d,3H)、0.94(s,9H)、
0.93(s,9H)、0.24(s,3H)、0.19
(s,3H)、0.11(s,3H)、0.09(s,3
H)。
【0207】実施例26 2−アゼチジンブタン酸、β−(クロロペンチルチオ)
−1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]
−3−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチル
シリル]オキシ]エチル]−α,4−ジオキソ−、フェ
ニルメチルエステル、[2R−[2α(R*およびc
*),3β(R*)]]− 0℃においてアルゴン雰囲気下に2mlの乾燥テトラヒ
ドロフラン中の実施例22において調製したブロミド
(0.135g)の溶液に、シクロペンチルメルカプタ
ン(0.026ml)を添加する。この混合物に、ナト
リウムビス(トリメチルシリル)アミド(0.265m
lのテトラヒドロフラン中の1モルの溶液)を添加す
る。15分後、反応を10%の酢酸でクエンチングし、
そしてジエチルエーテルで希釈する。有機層を水で1
回、そしてブラインで1回洗浄し、そして無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。濾過および濃縮後、生ずる残留物
をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中
の10%の酢酸エチルで溶離する。標題化合物はジアス
テレオマーの混合物として得られる、0.109g(7
8%)。
【0208】IR1746cm-1 1 H NMR(CDCl3)d7.41(m,10H)、5.
33(2ABq,4H)、4.14(m,2H)、3.9
9(m,1H)、3.91(m,1H)、3.85(m,
1H)、3.50(m,1H)、2.88(m,1H)、
2.81(m,1H)、2.77(m,1H)、2.67
(m,1H)、2.26(m,1H)、2.12(m,1
H)、2.0−1.3(m,18H)、1.12(d,3
H)、1.08(d,3H)、0.96(s,9H)、
0.95(s,9H)、0.88(s,9H)、0.84
(s,9H)。
【0209】実施例27 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
α,4−ジオキソ−β−(2−ピリミジニルチオ)−、
フェニルメチルエステル、[2R−[2α(R*および
S*),3β(R*)]]− 標題化合物は実施例26に記載する手順に類似する手順
により調製し、ここで2−メルカプトピリミドをシクロ
ペンチルメルカプタンの代わりに使用する。
【0210】IR1743cm-1 1 H NMR(CDCl3)ジアステレオマーの混合物d
8.38(少量,d,2H)、8.18(d,2H)、
7.44−7.27(主要量/少量,m,10H)、6.
99(少量,t,1H)、6.89(t,1H)、5.4
(d,1H)、5.28(d,1H)、5.25(少量,
ABq,2H)、5.18(少量,dd,1H)、4.8
5(dd,1H)、4.21(少量,m,1H)、4.1
(m,1H)、3.8(m,1H)、3.63(少量,
m,1H)、3.02(少量,dd,1H)、2.94
(dd,1H)、2.80(少量,m,1H)、2.3−
2.04(m,2H)、1.89(少量,m,1H)、
0.95(少量,s,9H)、0.93(s,9H)、
0.85(少量,s,9H)、0.79(s,9H)。
【0211】実施例28 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−β
−[(3−エトキシ−3−オキソプロピル)チオ]−c
−メチル−α,4−ジオキソ−フェニルメチルエステ
ル、[2S−[2α(S*),3β(S*)]]− 標題化合物は実施例24に記載する手順に類似する手順
により調製し、ここでエチル2−メルカプトプロピオネ
ートおよびベンジルメルカプタンの代わりに使用する。
【0212】1H NMR(CDCl3)ジアステレオマー
の混合物d7.4(m,5H)、5.4−5.25(m,
2H)、4.22−3.98(m,5H)、3.3−2.3
(m,6H)、1.25(m,6H)、0.95(s,9
H)、0.89(s,9H)。
【0213】実施例29 1,2−ピラゾリジンジカルボン酸、4−[[1−[1
−[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]−3−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼ
チジニル]エチル]−3−[(4−ニトロフェニル)メ
トキシ]−2,3−ジオキソプロピル]チオ]、ビス
[(2−ニトロフェニル)メチル]エステル、[2S−
[2α[S*(R*)およびS*(S*),3β(S
*)]]− 標題化合物を、実施例26に記載する手順により、実施
例21からのブロミドおよび1,2−プラゾリジンジカ
ルボン酸、4−メルカプト−、ビス[(4−ニトロフェ
ニル)メチル]エステルを使用して調製する。
【0214】1H NMR(CDCl3)ジアステレオマー
の混合物d8.35−8.1(m,6H)、7.65−7.
40(m,6H)、5.45−5.15(m,6H)、
4.4−2.55(m,10H)、1.35−0.85
(m,24H)。
【0215】実施例30 2−アゼチジンブタン酸、β−(2−ベンゾキサゾリル
チオ)−1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシ
リル]−3−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]オキシ]エチル]−c−メチル−α,4
−ジオキソ−、(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ル、[3S−[2(S*),3α(S*)]]− 標題化合物を、実施例26の方法により、実施例21に
おいて調製したブロミドの代わりに実施例26において
使用したものを使用しそしてシクロペンチルメルカプタ
ンの代わりに2−メルカプトベンゾキサゾールを使用し
て調製する。
【0216】1H NMR(CDCl3)主要な異性体:d
8.05(d,2H)、7.42(d,2H)、7.42
(d,2H)、7.35(m,2H)、7.20(m,2
H)、5.55(d,1H)、5.26(s,1H)、
4.0(m,1H)、3.66(m,1H)、3.35
(m,1H)、2.82(m,1H)、1.20(m,6
H)、0.95(s,9H)、0.85(s,9H)、
0.25−0(4s,3H各々)。
【0217】実施例31 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−β
−[(2−ヒドロキシエチル)チオ]−c−メチル−
α,4−ジオキソ−、(4−ニトロフェニル)メチルエ
ステル、[2S−[2α[β−R*(またはS*),c
−S*],3β(S*)]]− 標題化合物は、実施例24に記載する方法により、実施
例21において調製したブロミドの代わりに実施例24
において使用したものを使用しそしてシクロペンチルメ
ルカプタンの代わりに2−メルカプトエタノールを使用
して調製する。1H NMRジアステレオマーの混合
物:d8.26(d,2H)、7.58(d,2H)、
5.37(q,2H)、4.3−3.4(m,6H)、3.
15−2.4(m,3H)、1.25(d,3H)、1.
17(d,3H)、0.93(s,9H)、0.89
(s,9H)、0.18(s,6H)、0.08(d,6
H)。
【0218】実施例32 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸、6−[1−[[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4−メチル−
7−オキソ−2−[(フェニルメチル)チオ]−、フェ
ニルメチルエステル、[4R−[4α,5β,6β(R
*)]]− 実施例24からのα−ケトエステル(0.029g)を
3mlのアセトニトリル中に溶解し、そしてトリエチル
アミントリスヒドロフルオライド(0.21ml)で処
理する。1時間後、混合物を急速に撹拌した飽和重炭酸
ナトリウム溶液の中に注ぐことによって、反応をクエン
チングする。有機層を分離し、そして水で1回そしてブ
ラインで1回で洗浄する。硫酸マグネシウムで乾燥し、
そして濾過した後、溶媒を真空除去すると、0.102
gの粗製N−H β−ラクタムが得られる。この物質を
それ以上精製しないで環化工程において使用する。
【0219】粗製N−H β−ラクタム(0.102
g)をアルゴン雰囲気下に1.3mlの乾燥テトラヒド
ロフラン中に溶解し、そして4塩化チタン(0.735
mlの塩化メチレン中の1モルの溶液)で処理する。室
温において1時間45分間撹拌した後、反応混合物を急
速に撹拌する飽和重炭酸ナトリウム−酢酸エチルの溶液
中に注ぐ。次いで有機層を水で1回そしてブラインで2
回洗浄する。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過しそ
して濃縮後得られる粗製の残留物をシリカゲルのクロマ
トグラフィーにかけ、20%の酢酸エチルで溶離する。
純粋なカルバペネムが白色結晶として得られる、0.0
56g(55%)。
【0220】融点116−8℃。
【0221】1H NMR(CDCl3)d7.47−7.2
8(m,10H)、5.28(ABq,2H)、4.20
(m,1H)、4.18−4.04(m,3H)、3.3
0(m,1H)、3.19(m,1H)、1.23(2
d,6H)、0.85(s,9H)、0.06(s,3
H)、0.04(s,3H)。
【0222】MS(FAB)537(M+) 実施例33 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸、6−(1−ヒドロキシエチル)−4−メ
チル−7−オキソ−3−(フェニルメチルチオ)−、フ
ェニルメチルエステル、[4R−[4α,5β,6β
(R*)]]− 0.6mlのアセトニトリル中の実施例25において調
製したα−ケトエステル(0.0837g)を4mlの
アセトニトリル中の10%の塩酸に添加する。30分
後、反応混合物を急速に撹拌した酢酸エチル−飽和重炭
酸ナトリウム溶液中に注ぐ。本来曇った溶液が清浄にな
るまで、追加の飽和重炭酸ナトリウム溶液を添加する。
有機層を水で1回、ブラインで1回洗浄し、そして無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過および濃縮すると、
0.053gの粗製の脱保護された生成物が淡黄色油と
して得られる。粗生成物をアルゴン雰囲気下に0.9m
lの乾燥テトラヒドロフラン中に溶解し、そして4塩化
チタン(0.624mlのジクロロメタン中の1.0モ
ルの溶液)で処理する。3時間後、反応混合物急速に撹
拌する酢酸エチル−飽和重炭酸ナトリウム溶液中に注
ぐ。この混合物を分配し、そして有機層をブラインで2
回洗浄し、そして無水硫酸マグネシウムで乾燥する。濾
過および濃縮後、粗製のカルバペネムが得られ、これを
シリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、ヘキサン中の
40%の酢酸エチルで溶離する。標題化合物は白色結晶
として得られる(0.0143g)。
【0223】1H NMR(CDCl3)d7.6−7.25
(m,10H)、5.34(ABq,2H)、4.25−
4.1(m,2H)、3.18(dd,1H)、3.06
(m,1H)、1.29(d,3H)、0.96(d,3
H)。
【0224】実施例34 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸、3−(シクロペンチルチオ)−6−(1
−ヒドロキシエチル)−7−オキソ、フェニルメチルエ
ステル、[5R−[5α,6α(R*)]]− 標題化合物を実施例26のα−ケトエステルから実施例
33に記載する手順により調製する。
【0225】1H NMR(CDCl3)d7.51−7.1
5(m,5H)、4.2(m,2H)、3.5−3.0
(m,4H)、2.2−1.4(m,8H)、1.35
(d,3H)。
【0226】実施例35 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸、3−(2−ベンゾキサゾリルチオ)−6
−(1−ヒドロキシエチル)−4−メチル−7−オキソ
−、(4−ニトロフェニル)メチルエステル、[4R−
[4α,5β,6β(R*)]]− 標題化合物を実施例26のα−ケトエステルから実施例
33に記載する手順により調製する。
【0227】IR(neat)1773cm-1 1 H NMR(CDCl3)d8.25(d,2H)、7.6
5(d,2H)、7.40(m,2H)、7.15(m,
2H)、5.55−5.30(ABq,2H)、4.46
(m,1H)、4.30(m,1H)、4.00(m,1
H)、3.40(m,1H)、1.35(d,3H)、
1.15(d,3H)。
【0228】実施例36 1,2−ピラゾリジンジカルボン酸、4−[[6−(1
−ヒドロキシエチル)−4−メチル−2−[[(4−ニ
トロフェニル)混合物]カルボニル]−7−オキソ−1
−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−3−
イル]チオ]−、ビス[(4−ニトロフェニル)メチ
ル]エステル、[4R−[4α,5β,6β(R
*)]]− 標題化合物を実施例29のα−ケトエステルから実施例
33に記載する手順により調製する。
【0229】IR(neat)3500、1770cm-1 1 H NMR(CDCl3)d8.33−8.10(m,6
H)、7.7−7.4(m,6H)、5.55−5.15
(m,6H)、4.4−3.98(m,5H)、3.75
−3.15(m,5H)、1.37(d,3H)、1.2
5(m,3H)。
【0230】実施例37 1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸、6−(1−ヒドロキシエチル)−3−
[(2−ヒドロキシエチル)チオ]−4−メチル−7−
オキソ−、(4−ニトロフェニル)メチルエステル、
[4R−[4α,5β,6β(R*)]]− 標題化合物を実施例31のα−ケトエステルから実施例
33に記載する手順により調製する。
【0231】1H NMR(CDCl3)d8.22(d,
2H)、7.65(d,2H)、5.38(q,2H)、
4.25(m,1H)、3.84(m,1H)、3.2
9(m,1H)、3.05(m,5H)、1.38(d,
3H)、1.24(d,3H)。
【0232】実施例38 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
α,4−オキソ−β−[(フェニルメチル]チオ]−、
フェニルメチルエステル、[2S−[2α(R*および
S*),3β(R*)]]− テトラヒドロフラン(1.0ml)中の実施例39から
のエポキシド(50mg)、ベンジルメルカプタン
(0.05ml)、およびジエチルイソプロピルアミン
(0.05ml)の混合物をアルゴン雰囲気下に室温に
おいて22時間撹拌する。生成物をシリカゲルの調製用
薄層クロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル:ヘキサン
(1:4)で溶離する。薄層クロマトグラフィーおよび
300MHzのNMRを実施例33において得られたも
のと同一である。
【0233】実施例39 オキシランカルボン酸、2−クロロ−2−[1−[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]エチル]−、(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ル、[3S−[2(S*),3β(S*)]]− ヘキサメチルリントリアミド(0.63ml)を、アル
ゴン雰囲気下に−78℃において10mlのテトラヒド
ロフラン中の実施例5において使用したアルデヒド
(1.39g)およびp−ニトロベンジルトリクロロア
セテート(1.04g)の撹拌した混合物に添加する。
反応混合物をこの温度において1.25時間撹拌し、次
いで1.0mlのテトラヒドロフラン中の0.20ml
の酢酸の溶液でクエンチングする。反応混合物を実施例
41に記載するように仕上げ、そしてシリカゲルのクロ
マトグラフィーにより精製し、酢酸エチル:ヘキサン
(1:4)で溶離すると、所望のエポキシドが得られ
る。
【0234】1H NMR(CDCl3)d8.24(d,
2H)、7.55(d,2H)、5.35(s,2H)、
4.12(m,1H)、3.68(m,1H)、3.42
(d,1H)、2.40(m,1H)、1.35(d,3
H)、1.15(d,3H)、0.95(s,9H)、
0.85(s,9H)、0.20−0(4s,3H各
々)。
【0235】実施例40 2−ブテン酸、2−クロロ−4−[1−[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニル]ベンジ
ルエステル、[3S(S*)]− 所望のアルケンは実施例45に概説したのと同一の方法
により調製し、ただし反応混合物を室温において一夜撹
拌する。
【0236】1H NMR(CDCl3):d7.40
(s,5H)、7.07(t,1H)、5.30(d,2
H)、4.05(m,1H)、3.70(m,1H)、
2.95−2.80(広い m,2H)、2.55(m,
1H)、1.17(d,3H)、0.97(s,9H)、
0.88(s,9H)、0.28−0(4s,3H各
々)。
【0237】実施例41 2−アゼチジンブタン酸、α,α−ジクロロ−1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−β−ヒドロキシ−4−オキソ
−、フェニルエステル、[3S−[3α(S*)]]− リチウムヘキサメチルジシラジドの溶液(1.2mlの
1.0モルの溶液)を氷浴中のテトラヒドロフラン(5
ml)中のベンジルジクロロアセテート(219mg)
および実施例5において使用したアルデヒドの溶液に滴
々添加する。この混合物を冷時に1.0時間撹拌し、次
いで0.12mlの酢酸でクエンチングする。反応混合
物を0.5モルのリン酸二水素カリウム溶液中に注ぎ、
そして酢酸エチルで抽出する。有機相をブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして蒸発乾固する。
残留物をヘキサンで粉砕すると、ジクロロヒドロキシ化
合物が得られ、これを濾過により集める。
【0238】1H NMR(CDCl3):d7.38
(s,5H)、5.31(d,2H)、4.26(m,1
H)、4.06(m,1H)、3.73(m,1H)、
2.88(d,1H)、2.71(t,1H)、2.18
(m,1H)、1.79(m,1H)、1.22(d,3
H)、0.95(s,9H)、0.88(s,9H)、
0.23−0(4s,3H各々)。
【0239】実施例42 オキシランカルボン酸、2−クロロ−3−[[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]メチル]−、フェニルエステル、[3S−[3α
(S*)]]− 実施例41における上の実験からの濾液を蒸発乾固し、
そしてシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、酢酸エ
チル:ヘキサン(1:4)で溶離すると、エポキシド生
成物が得られる。
【0240】1H NMR(CDCl3)7.32(s,5
H)、5.19(d,2H)、4.07(m,1H)、
3.72(m,1H)、3.40(m,1H)、2.88
(m,1H)、2.17(m,1H)、2.01(m,1
H)、1.08(d,3H)、0.90(s,9H)、
0.80(s,9H)、0.2−0(4s,3H各々)。
【0241】実施例43 オキシランカルボン酸、2−クロロ−3−[[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]メチル]−、フェニルエステル、[3S−[3α
(S*)]]− カリウムヘキサメチルジシラジドの溶液(0.60ml
のテトラヒドロフラン中の1.0モルの溶液)を、アル
ゴン雰囲気下に0℃において2.5mlのテトラヒドロ
フラン中のヒドロキシ−ジクロロ化合物(302mg)
(実施例41に記載するように調製した)の溶液に添加
する。反応混合物を−20℃にさせ、そして実施例41
に記載するように仕上げる。この生成物は300MHz
により示されるように実施例39において得られたもの
と同一である。
【0242】実施例44 オキシランカルボン酸、2−クロロ−3−[[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]メチル]−、フェニルエステル、[3S−[3α
(S*)]]− 実施例40に記載するアルケンを、M.アスウェル(A
swell)ら、テトラヘドロン(Tetrahedr
on)、21、7429(1990)に記載されている
方法により、エポキシドに転化する。この化合物は30
0MHzにより示されるように実施例39において得ら
れたものと同一である。
【0243】実施例45 2−アゼチジンブタン酸、α,α−ジクロロ−1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−c−メチル−β−ヒドロキシ−
4−オキソ−、フェニルエステル、[3S−[2(S
*),3α(S*)]]− 5mlのテトラヒドロフラン中の実施例39において使
用したアルデヒド(545mg)およびベンジルトリク
ロロアセテート(414mg)の溶液を、アルゴン雰囲
気下に0℃において、亜鉛(266mg)および10m
lのテトラヒドロフラン中のジエチルアルミニウムクロ
ライド(0.38mlの1.8モルの溶液)の撹拌した
ケイ酸マグネシウムに添加する。この混合物を冷時さら
に30時間撹拌し、次いで酢酸エチルおよびピリジン
(0.30ml)を添加する。生ずる混合物を1.0N
の塩酸、水、およびブラインで洗浄し、次いで硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。溶媒を蒸発させ、次いでシリカゲ
ルのクロマトグラフィーにかけ、15%の酢酸エチル:
ヘキサンで溶離すると、421mgのヒドロキシジクロ
ロ化合物が得られる。
【0244】1H NMR(CDCl3):d7.38
(s,5H)、5.31(d,2H)、4.59−4.5
6(dd,1H)、3.96(m,1H)、3.47
(m,1H)、3.34(dd,1H)、2.93(d,
OH)、2.57(m,1H)、1.27(d,3H)、
1.14(d,3H)、0.97(s,9H)、0.87
(s,9H)、0.26−0(4s,3H各々)。
【0245】D2Oの交換はd2.93の二重線を消失
し、そして4.59−4.56におけるピークは広い一
重線となった。
【0246】実施例46 2−アゼチジンブタン酸、β−シアノ−1−[(1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−α,4−ジオキソ−、フェニルエステ
ル、[2R−[2α(R*またはS*),3β(R
*)]]− 1mlのジメチルホルムアミド中の実施例22からのブ
ロミド(190mg)および18mgのシアン化ナトリ
ウムの溶液をアルゴン雰囲気下に室温において1時間撹
拌する。この溶液を20mlの酢酸エチルで希釈し、そ
して1N塩酸、水およびブラインで洗浄する。有機層を
硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮す
ると油が得られる。精製を2000ミクロンのシリカの
板を使用して実施し、ヘキサン:酢酸エチル70:30
で溶離すると、60mgの所望の生成物が得られる。
【0247】C.I.M.S.:M+559 NMR(CDCl3)d0.8(s,9H)、0.9(s,
9H)、1.1(d,3H)、2.4(m,1H)、2.
9(m,1H)、3.5(m,1H)、3.8(m,1
H)、5.25(s,2H)、7.35(s,5H)。
【0248】実施例47 2−アゼチジンブタン酸、β−シアノ−3−(1−ヒド
ロキシエチル)−α,4−ジオキソ−、フェニルメチル
エステル、[2R−[2α(R*またはS*),3β
(R*)]]− 5mlのアセトニトリル中の10%のテトラヒドロフラ
ン中の実施例46からの90mgのブロミドの溶液を室
温において30分間撹拌する。この溶液を30mlの酢
酸エチルで希釈し、そして重炭酸ナトリウム溶液および
ブラインで洗浄する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、そして真空濃縮すると、47mgの所望の
生成物が得られる。
【0249】NMR(CDCl3)d1.22(d,2
H)、2.05(m,1H)、2.55(m,1H)、
2.90(m,1H)、3.60(m,1H)、3.90
(m,1H)、5.25(s,2H)、6.90(S,1
H)、7.40(s,5H)。
【0250】実施例48 2−アゼチジンブタン酸、1−[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−β
−メトキシ−α,4−ジオキソ−、メチルエステル、
[2R−[2α,3β(R*)]]−、立体異性体 3mlのメタノール中の215mgの実施例22からの
ブロミドおよび40mgのジイソプロピルエチルアミン
の溶液を、アルゴン雰囲気下に室温において4時間撹拌
する。この溶液を酢酸エチルで希釈し、そして連続的に
1N塩酸、飽和重炭酸ナトリウム溶液、およびブライン
で洗浄する。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
し、そして真空濃縮すると、油が得られる。精製をシリ
カのカラムで実施する。ヘキサン:酢酸エチル70:3
0で溶離すると、99mgの所望の生成物が白色固体と
して得られる。主要な異性体は3.50dおよび3.7
5d(CDCl3)におけるメトキシルの吸収を示す。
【0251】実施例49 [2S−[2アルファ,4アルファ[R*(またはS
*)[1S*,1[2R*,3R*,3(S
*)]]]]]−2−[(ジメチルアミノ)カルボニ
ル]−4−[[1−[1−[1−[(1,1−ジメチル
エチル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
4−オキソ−2−アゼチジニル]エチル]−3−[(4
−ニトロフェニル)メトキシ]−2,3−ジオキソプロ
ピル]チオ]−1−ピリジンカルボン酸(4−ニトロフ
ェニル)メチルエステル、および[2S−[2アルフ
ァ,4アルファ[S*(またはR*)[1S*,1[2
R*,3R*,3(S*)]]]]]−2−[(ジメチ
ルアミノ)カルボニル]−4−[[1−[1−[1−
[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]エチル]−3−[(4−ニトロフェニル)メトキ
シ]−2,3−ジオキソプロピル]チオ]−1−ピリジ
ンカルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル アルゴン雰囲気下に0℃において1.5mlの乾燥テト
ラヒドロフラン中の実施例23において調製した化合物
(1.584g)の溶液を、0.39mlのトリエチル
アミンで処理し、5.5mlの乾燥テトラヒドロフラン
中の(2S−シス)−2−[(ジメチルアミノ)カルボ
ニル]−4−メルカプト−1−ピロリジンカルボン酸
(4−ニトロフェニル)メチルエステル(M.スナガナ
(Sunagana)ら、J.Anticotica、
XLIII 519−32(1990)](1.000
g)の方法により調製した)を添加する。30分後、反
応混合物を濾過し、そして濾液を濃縮すると、油が得ら
れ、これをシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、ヘ
キサン中の70〜80%の酢酸エチルで溶離する。両者
の異性体は白色固体として分離される。少量の異性体:
301mg;主要量の異性体(低い極性):576m
g;異性体の混合物:735mg;合計の収量:1.6
12g(72.4%)。
【0252】主要量の異性体: IR(KBr)1660cm-1、1718cm-1及び174
0cm-1 計算値:(C4465512Si2S):C、55.97;
H、6.94;N、7.42;Si、5.95;S、3.4
0 実測値:C、55.63;H、6.95;N、7.15;
Si、5.71;S、3.321 H NMR(CDCl3)d8.23(m,4H)、7.5
2(m,4H)、5.24(m,4H)、4.61(m,
1H)、4.05(m,4H)、3.33(m,1H)、
2.97(m,8H)、2.55(m,2H)、1.81
(m,1H)、1.16(m,6H)、0.91(m,1
8H)、0.24(m,6H)、0.07(m,6H)。
【0253】実施例50 [2S−[2アルファ,4アルファ[R*(またはS
*)[1S*,1[2R*,3R*,3(S
*)]]]]]−2−[(ジメチルアミノ)カルボニ
ル]−4−[[1−[1−[3−[1−[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4
−オキソ−2−アゼチジニル]エチル]−3−[(4−
ニトロフェニル)メトキシ]−2,3−ジオキソプロピ
ル]チオ]−1−ピリジンカルボン酸(4−ニトロフェ
ニル)メチルエステル 標題化合物は、7.5mlのアセトニトリル中の実施例
49において調製した[2S−[2アルファ,4アルフ
ァ[R*(またはS*)[1S*,1[2R*,3R
*,3(S*)]]]]]−2−[(ジメチルアミノ)
カルボニル]−4−[[1−[1−[1−[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニル]エチ
ル]−3−[(4−ニトロフェニル)メトキシ]−2,
3−ジオキソプロピル]チオ]−1−ピリジンカルボン
酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル(444m
g)の溶液を、29滴のトリエチルアミントリス−ヒド
ロフルオライドで室温において撹拌しながら30分間処
理することによって調製する。反応混合物を飽和重炭酸
ナトリウム溶液でクエンチングし、そして酢酸エチルで
抽出する。有機層を水で1回、ブラインで1回洗浄し、
そして無水硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過および濃
縮後、390mg(100%)の生成物が淡黄色油とし
て得られる。
【0254】1H NMR(CDCl3)d8.25(m,
4H)、7.50(m,4H)、5.95(d,1H)、
5.15(m,4H)、4.65(m,1H)、4.10
(m,4H)、3.40(m,1H)、3.0(m,8
H)、2.5(m,2H)、1.9(m,1H)、1.1
(m,6H)、0.82(m,9H)、0.05(m,6
H)。
【0255】実施例51 [4R−[3(3S*,5S*),4アルファ,5ベー
タ(R*)]]−3−[[5−[(ジメチルアミノ)カ
ルボニル]−1−[[(4−ニトロフェニル)メトキ
シ]カルボニル]−3−ピロリジニル]チオ]−6−
[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリ
ル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニ
ル]エチル]−4−メチル−7−オキソ−1−アザビシ
クロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2−カルボン酸
(4−ニトロフェニル)メチルエステル 4塩化チタン(3.12mlのジクロロメタン中の1.
0モルの溶液)を、アルゴン雰囲気下に室温において
1.5mlの乾燥テトラヒドロフランに添加する。この
混合物に、2.5mlのテトラヒドロフラン中の[2S
−[2アルファ,4アルファ[R*(またはS*)[1
S*,1[2R*,3R*,3(S*)]]]]]−2
−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−4−[[1−
[1−[3−[1−[(1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−2−アゼ
チジニル]エチル]−3−[(4−ニトロフェニル)メ
トキシ]−2,3−ジオキソプロピル]チオ]−1−ピ
リジンカルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステ
ルを添加する。30分後、反応混合物を氷冷飽和重炭酸
ナトリウム溶液および酢酸エチルで処理する。水性層を
酢酸エチルで抽出する。一緒にした有機層を3つの部分
のブラインで乾燥し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次
いで無水硫酸マグネシウムで乾燥する。濾過および濃縮
すると、粗製カルバペネムが得られ、これをシリカゲル
のクロマトグラフィーで精製し、ヘキサン中の80%の
酢酸エチルで溶離する。標題化合物が淡黄色油(0.2
95g)77%が得られる。
【0256】計算値:(C3849511SiS):C、5
6.21;H、6.08;N、8.63;Si、3.46;
S、3.95 実測値:C、55.66;H、6.02;N、8.03;
Si、3.21;S、3.87 IR(Neat)1658cm-1、1711cm-1及び17
72cm-1 1 H NMR(CDCl3)d8.22(m,4H)、7.5
4(m,4H)、5.26(m,4H)、4.74(m,
1H)、4.20(m,3H)、3.50(m,4H)、
3.02(4s,6H)、2.72(m,1H)、1.9
5(m,1H)、1.25(m,6H)、0.87(s,
9H)、0.07(m,6H)。
【0257】実施例52 [4R−[3(3S*,5S*),アルファ,5ベータ
(R*)]]−3−[[5−[(ジメチルアミノ)カル
ボニル]−1−[[(4−ニトロフェニル)メトキシ]
カルボニル]−3−ピロリジニル]チオ]−6−[1−
(1−ヒドロキシエチル)−4−メチル−7−オキソ−
1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−2−エン−2
−カルボン酸(4−ニトロフェニル)メチルエステル 6.2mlの乾燥テトラヒドロフラン中の実施例51に
おいて調製した化合物を氷酢酸(0.29ml)で処理
し、次いでテトラブチルアンモニウムフルオライド
(1.7mlのテトラヒドロフラン中の1モルの溶液)
で処理し、そしてアルゴン雰囲気下に19時間撹拌す
る。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナト
リウム溶液で1回洗浄し、そしてブラインで洗浄する。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そし
て真空濃縮する。次いで、生ずる油をシリカゲルのフラ
ッシュクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチルで、次い
で酢酸エチル中の10%のメタノールで溶離する。標題
化合物は淡黄色固体として得られる(100mg)42
%。
【0258】1H NMR(CDCl3)d8.22(m,
4H)、7.55(m,4H)、5.29(m,4H)、
4.75(m,1H)、4.16(m,3H)、3.50
(m,4H)、3.02(4S,6H)、2.68(m,
1H)、1.97(m,1H)、1.37(d,3H)、
1.27(dd,4H)。
【0259】MS(FAB)698(M+H) 実施例53 ホスホン酸、[3−[[1−[(1,1−ジメチルエチ
ル)ジメチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−4−
オキソ−2−アゼチジニル]−1−プロペニル]−、ジ
メチルエステル、[2R−[2α(E)、3β(S
*)]]− アルゴン雰囲気下に2.2mlの乾燥ベンゼン中の水素
化ナトリウム(0.038g)のスラリーに、2.2m
lの乾燥ベンゼン中の溶液としてテトラメチルメチレン
ジホスホネートを滴々添加する。10分間撹拌した後、
2.2mlのベンゼン中の2−アゼチジンアセトアルデ
ヒド、3−[1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル]オキシ]エチル]−4−オキソ−1−(ト
リエチルシリル)−[2R−[2α、3β(S*)]]
−(10g)(欧州特許(EP)37081A1号)の
溶液を滴々添加する。生ずる混合物を室温において45
分間撹拌する。次いで、反応を水でクエンチングし、そ
して酢酸エチルで希釈する。有機層をブラインで2回洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして
濃縮する。所望の化合物はワックス状淡黄色結晶として
得られる:0.549g(86%)。
【0260】1H NMR(CDCl3)d6.75−6.5
5(m,1H)、5.8−5.6(dd,1H)、4.1
0(m,1H)、3.7(s,3H)、3.65(s,3
H)、2.8−2.6(m,2H)、2.38(m,1
H)、1.09(d,3H)。
【0261】実施例54 1,3−ジチオラン−2−カルボン酸、2−[2−(ジ
メトキシホスフィニル)−1−[[1−[(1,1−ジ
メチルエチル)ジメチルシリル]−3−[1−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]エチル]−4−オキソ−2−アゼチジニル]メチ
ル]エチル]−、フェニルメチルエステル、[2R−
[2α、3β(S*)]]− ベンジル1,3−ジチオラン−2−カルボキシレート
(2.15g)をアルゴン雰囲気下に10mlの乾燥テ
トラヒドロフラン中に溶解し、そして−78℃に冷却す
る。この混合物に、8.96gのリチウムビス(トリメ
チルシリル)アミド(テトラヒドロフラン中の1モルの
溶液)を滴々添加する。15分間撹拌した後、実施例5
3において調製したビニルホスホネートを11mlの乾
燥テトラヒドロフラン中の溶液として添加する。生ずる
反応混合物を−78℃から−25℃に1時間かけて徐々
に加温する。反応を10%の酢酸でクエンチングし、そ
して酢酸エチルで希釈する。有機層を水で1回、そして
ブラインで1回洗浄する。硫酸マグネシウムで乾燥し、
そして濾過後、粗生成物をシリカゲルのクロマトグラフ
ィーにかけ、50%の酢酸エチル/ヘキサンで溶離する
と、1.58g(53%)の所望の化合物がほぼ無色の
油として得られる。
【0262】1H NMR(CDCl3)d7.35(m,
5H)、5.2(ABq,2H)、4.2(m,1H)、
3.9(m,1H)、3.7(2d,6H)、3.4−3.
2(m,4H)、3.05(br s,1H)、2.65
(m,1H)、2.2(m,1H)、2.0−1.6
(m,3H)、1.07(d,3H)。
【0263】実施例55 2−アゼチジンブタン酸、β−[(ジメトキシホスフィ
ニル)メチル]−1−[(1,1−ジメチルエチル)ジ
メチルシリル]−3−[1−[[(1,1−ジメチルエ
チル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−α,4−ジ
オキソ−、フェニルメチルエステル、[2R−[2α、
3β(S*)]]− 28mlのアセトン中の3%の水に1.67gのN−ブ
ロモスクシンイミドを添加し、そして生ずる混合物を−
15℃に冷却した。14mlのアセトン中の0.859
gの実施例54において調製したジチオラン化合物を9
〜10分かけて滴々添加する。次いで、反応を−5℃に
30分かけて加温する。反応を10%のチオ硫酸ナトリ
ウム溶液でクエンチングし、次いで酢酸エチルおよび水
で希釈する。有機層を1モルのホウ水素化ナトリウムで
1回そしてブラインで1回洗浄する。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮した後、粗生成物を
シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製
し、50%のヘキサン/酢酸エチルで溶離する。標題化
合物は無色の油として得られ、これをフリーザー内に貯
蔵すると結晶を形成する。収量:0.504g(65
%)。
【0264】1H NMR(CDCl3)d7.35(m,
5H)、5.3(s,2H)、4.15(m,1H)、
3.65−3.4(2d,m,8H)、2.8(m,1
H)、2.4−2.2(m,1H)、2.0(m,1
H)、1.8(m,2H)、1.15(d,3H)。
【0265】1−アザビシクロ[3.2.0]ヘプト−
2−エン−2−カルボン酸、3−[(1,1−ジメチル
エチル)ジメチルシリル]−6−[1−[[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]エチル]−
7−オキソ−、フェニルメチルエステル、[5R−[5
α、6α(S*)]]− 12mlのアセトニトリル中の0.493gの実施例5
5において調製したα−ケトエステルを0.650ml
のトリエチルアミントリヒドロフルオライドで処理し、
そして室温において30分間撹拌する。反応混合物を酢
酸エチルおよび飽和水性重炭酸ナトリウムの急速に撹拌
した混合物中に注ぐ。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶
液で1回、水で1回、そしてブラインで1回洗浄する。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濾過した後、こ
の溶液を濃縮すると、0.406gの粗製モノ脱シリル
化中間体が得られる。
【0266】粗生成物をアルゴン雰囲気下に5.4ml
の乾燥テトラヒドロフラン中に溶解し、これに3mlの
4塩化チタン溶液(塩化メチレン中の1モル)を滴々添
加する。10分後、反応混合物急速に撹拌した酢酸エチ
ル/飽和重炭酸ナトリウム溶液中に注ぐ。有機層を水で
1回、ブラインで1回洗浄し、次いで無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。濾過および濃縮後、粗生成物(0.3
89g)をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
により精製し、酢酸エチルで溶離すると、0.218g
(55%)の所望の化合物が得られる。
【0267】IR(cm-1)17801 H NMR(CDCl3)d7.42−7.23(m,5
H)、5.23(br s,2H)、4.22−4.05
(m,2H)、3.7(2d,6H)、3.5−2.9
(d,3H)、1.2(d,3H)、0.8(s,9
H)、0.05(s,6H)。
【0268】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0269】1、式I:
【0270】
【化104】 式中、R1は水素、ヒドロキシ(低級アルキル)または
保護されたヒドロキシ(低級アルキル)であり、R2
水素および(C−C)アルキルから成る群より選択
され、R3は水素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シア
ノ、適当な離脱基、ここで該離脱基はOCOCH3、O
COCF3、OSO2CH3、OSO2Ph、OP(O)
(OPh)2から選択される部分からなる;式−S
(O)iaの部分、ここでi=0、1、2、そしてRa
は水素、(C−C)アルキル、(C3−C7)シクロ
アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アル
キニル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C
)アルカノイル、アリールカルボニル、ヘテロアリ
ールカルボニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C
−C)アルキル、融合ヘテロシクリル、融合ヘテロ
シクリル(C−C)アルキル、融合ヘテロアリー
ル、融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4
級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリール(C
)アルキル、第4級化ヘテロシクリル、第4級化ヘ
テロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘ
テロシクリル、第4級化融合ヘテロシクリル(C−C
)アルキル、第4級化融合ヘテロアリール、第4級化
融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化
ヘテロシクリル(C−C)チオアルキルであること
ができ、このような基はいずれも随時C−Cアルキ
ル、アミノ、C−Cアルカノイルアミノ、モノ−、
ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
ロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、C−C
アルキルチオ、ヘテロアリールチオ、融合ヘテロアリ
ールチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチオ、融合ヘ
テロシクリルチオ、スルファモイル、カルバモイル、ア
ミジノ、グアニジノ、ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、カルボキシおよびそれらの塩およびエステル、C
−Cアルカノイルオキシ、アリールカルボニル、ヘテ
ロアリールカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、融
合ヘテロシクリルカルボニルにより置換されていてもよ
く、前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル、ヘテロ
アリールおよび融合ヘテロアリールの部分の中の1また
は2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオ
ウ原子から選択されそして前記ヘテロシクリル、融合ヘ
テロシクリルおよびヘテロアリール、融合ヘテロアリー
ルの部分の各環は5または6個の原子から構成されてお
り、前記第4級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリ
ール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロシクリ
ル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)アルキル、
第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘテロシク
リル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテロアリ
ール、第4級化融合ヘテロアリール(C−C)アル
キル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)チオアル
キルの部分の中の1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそして少な
くとも1つの窒素原子を含有しなければならずそしてそ
れぞれの部分の各環は5または6個の原子から構成され
ている;式−ORaの部分、ここでRaは上に定義した通
りである;式−Rhi、−N(Rh)ORi、−N
(Rh)NRhi
【0271】
【化105】 の部分、ここでRhおよびRiは水素、置換もしくは非置
換のC−Cアルキルおよび1〜6個の炭素原子を有
するシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテ
ロシクリル(C−C)アルキル、ヘテロアリールお
よびヘテロアリール(C−C)アルキルから独立に
選択され、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素およびイオウ原子から選択されるか、ある
いはRhおよびRiは一緒になって5および6個の原子か
ら成る環状基を形成することができそしてRhおよびRi
またはそれらの接合体により形成されるシクロ基は置換
されることができ、ここで置換基はアミノ、モノ−、ジ
−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒドロ
キシル、カルボキシル、アルコキシル、−SO2NH2
フェニル、ベンジル、およびアルコキシルカルボニルか
ら成る群より選択され、ここでRkは水素、置換もしく
は非置換の(C−C)アルキル、(C2−C6)アル
ケニル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールであり、
ここで1または2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒
素またはイオウから選択されそして環状部分は5または
6個の環原子を有し、ここでRk上の置換基はアミノ、
モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミ
ノ、ヒドロキシル、カルボキシル、フルオロ、SO2
2、カルボキシアミドおよびアルコキシカルボニルか
ら選択される;次の式を有する部分:
【0272】
【化106】 ここでRh、RiおよびRkは上に定義した通りである;
次の式を有する部分:
【0273】
【化107】 式中、Ra、Rk、RiおよびRhは上に定義した通りであ
り、R4は水素、またはアミド窒素のための適当な除去
可能な保護基であり、R5は水素、またはカルボン酸の
ための適当な除去可能な保護基であり、Xは酸素、イオ
ウ、式NR6の部分、ここでR6は水素、直鎖状もしくは
分枝鎖状の(C−C)低級アルキルである、式NR
7の部分、ここでR7はOH、直鎖状もしくは分枝鎖状の
(C−C)低級アルコキシまたはシリルオキシであ
る、または式N−NR89の部分、ここでR8およびR9
は水素、低級アルキル(C−C)、ベンジル、フェ
ニル、CO25、ここでR5は上に定義した通りであ
る、から独立に選択されるか、あるいはR8およびR9
関連する窒素原子と一緒に5または6構成員のシクロア
ルキル環を形成する、である、の化合物。
【0274】2、式II:
【0275】
【化108】 式中、R1は水素、ヒドロキシ(低級アルキル)または
保護されたヒドロキシ(低級アルキル)であり、R2
水素および(C−C)アルキルから成る群より選択
され、R3は水素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シア
ノ、適当な離脱基、ここで該離脱基はOCOCH3、O
COCF3、OSO2CH3、OSO2Ph、OP(O)
(OPh)2から選択される部分からなる;式−S
(O)iaの部分、ここでi=0、1、2、そしてRa
は水素、(C−C)アルキル、(C3−C7)シクロ
アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アル
キニル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C
)アルカノイル、アリールカルボニル、ヘテロアリ
ールカルボニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C
−C)アルキル、融合ヘテロシクリル、融合ヘテロ
シクリル(C−C)アルキル、融合ヘテロアリー
ル、融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4
級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリール(C
)アルキル、第4級化ヘテロシクリル、第4級化ヘ
テロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘ
テロシクリル、第4級化融合ヘテロシクリル(C−C
)アルキル、第4級化融合ヘテロアリール、第4級化
融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化
ヘテロシクリル(C−C)チオアルキルであること
ができ、このような基はいずれも随時C−Cアルキ
ル、アミノ、C−Cアルカノイルアミノ、モノ−、
ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
ロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、C−C
アルキルチオ、ヘテロアリールチオ、融合ヘテロアリ
ールチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチオ、融合ヘ
テロシクリルチオ、スルファモイル、カルバモイル、ア
ミジノ、グアニジノ、ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロ
モ、カルボキシおよびそれらの塩およびエステル、C
−Cアルカノイルオキシ、アリールカルボニル、ヘテ
ロアリールカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、融
合ヘテロシクリルカルボニルにより置換されていてもよ
く、前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル、ヘテロ
アリールおよび融合ヘテロアリールの部分の中の1また
は2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオ
ウ原子から選択されそして前記ヘテロシクリル、融合ヘ
テロシクリルおよびヘテロアリール、融合ヘテロアリー
ルの部分の各環は5または6個の原子から構成されてお
り、前記第4級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリ
ール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロシクリ
ル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)アルキル、
第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘテロシク
リル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテロアリ
ール、第4級化融合ヘテロアリール(C−C)アル
キル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)チオアル
キルの部分の中の1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそして少な
くとも1つの窒素原子を含有しなければならずそしてそ
れぞれの部分の各環は5または6個の原子から構成され
ている;式−ORaの部分、ここでRaは上に定義した通
りである;式−Rhi、−N(Rh)ORi、−N
(Rh)NRhi
【0276】
【化109】 の部分、ここでRhおよびRiは水素、置換もしくは非置
換のC−Cアルキルおよび1〜6個の炭素原子を有
するシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテ
ロシクリル(C−C)アルキル、ヘテロアリールお
よびヘテロアリール(C−C)アルキルから独立に
選択され、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素およびイオウ原子から選択されるか、ある
いはRhおよびRiは一緒になって5および6個の原子か
ら成るシクロ基を形成することができそしてRhおよび
iまたはそれらの接合体により形成される環状基は置
換されることができ、ここで置換基はアミノ、モノ−、
ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
ロキシル、カルボキシル、アルコキシル、−SO2
2、フェニル、ベンジル、およびアルコキシルカルボ
ニルから成る群より選択され、ここでRkは水素、置換
もしくは非置換の(C−C)アルキル、(C2
6)アルケニル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリー
ルであり、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素またはイオウから選択されそして環状部分
は5または6個の環原子を有し、ここでRk上の置換基
はアミノ、モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)ア
ルキルアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、フルオ
ロ、SO2NH2、カルボキシアミドおよびアルコキシカ
ルボニルから選択される;次の式を有する部分:
【0277】
【化110】 ここでRh、RiおよびRkは上に定義した通りである;
次の式を有する部分:
【0278】
【化111】 ここでRa、Rk、RiおよびRhは上に定義した通りであ
り、R4は水素、またはアミド窒素のための適当な除去
可能な保護基であり、R5は水素、またはカルボン酸の
ための適当な除去可能な保護基であり、Xは酸素、イオ
ウ、式NR6の部分、ここでR6は水素、直鎖状もしくは
分枝鎖状の(C−C)低級アルキルである、式NR
7の部分、ここでR7はOH、直鎖状もしくは分枝鎖状の
(C−C)低級アルコキシまたはシリルオキシであ
る、または式N−NR89の部分、ここでR8およびR9
は水素、低級アルキル(C−C)、ベンジル、フェ
ニル、CO25、ここでR5は上に定義した通りであ
る、から独立に選択されるか、あるいはR8およびR9
関連する窒素原子と一緒に5または6構成員のシクロア
ルキル環を形成する、である、の化合物。
【0279】3、式:
【0280】
【化112】 式中、R2は水素および(C−C)アルキルから成
る群より選択され、R5は水素またはカルボン酸のため
の適当な除去可能な保護基であり、R16は−CO25
−C(Rh)=NRi、−C(O)Ra、−C(S)Ra
−C(O)NRhi、−C(S)NRhi、−F、−C
l、−Br、−CF3、−SO2a、−SORa、−P
(O)(oRi)(ORh)、−P(O)(NR
ih2、−NO2、−CN、−NC、−SONRhi
から選択され、ここでR5、Rh、RiおよびRaは上記第
1項記載の意味を有し、R17は水素、置換シリル基、置
換もしくは非置換の、直鎖状もしくは分枝鎖状の、1〜
5個の炭素原子を有するアルキル基;フェニル置換アル
キル基、このようなアルキルおよびフェニル基のいずれ
もアミノ、(C−C)アルキルアミノ、ヒドロキ
シ、(C−C)アルコキシ、メルカプト、(C
)アルキルチオ、スルファモイル、カルバモイル、
ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロモ、カルボキシおよび
その塩およびエステルにより置換されていてもよい;ま
たはR16について記載した部分のいずれかである、を有
する上記第1項記載の化合物。
【0281】4、式:
【0282】
【化113】 式中、R1は水素、ヒドロキシ(低級)アルキルまたは
保護されたヒドロキシ(低級)アルキルであり、R2
水素および(C−C)アルキルから成る群より選択
され、R4は水素またはアミド水素のための適当な除去
可能な保護基であり、R5は水素またはカルボン酸のた
めの適当な除去可能な保護基である、を有する上記第1
項記載の化合物。
【0283】5、式中、R1は水素、ヒドロキシ(低
級)アルキルまたは保護されたヒドロキシ(低級)アル
キルであり、R2は水素またはメチルであり、R3は水
素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シアノ、適当な離脱
基、ここで該離脱基はOCOCH3、OCOCF3、OS
2CH3、OSO2Ph、OP(O)(OPh)2から選
択される部分からなる;式−S(O)iaの部分、式中
i=0、1、2、そしてRaは水素、(C−C)ア
ルキル、(C3−C7)シクロアルキル、(C2−C6)ア
ルケニル、(C2−C6)アルキニル、アリール、ヘテロ
アリール、アリール(C−C)アルカノイル、アリ
ールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロシ
クリル、ヘテロシクリル(C−C)アルキル、融合
ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル(C−C)ア
ルキル、融合ヘテロアリール、融合ヘテロアリール(C
−C)アルキル、第4級化ヘテロアリール、第4級
化ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化ヘ
テロシクリル、第4級化ヘテロシクリル(C−C
アルキル、第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合
ヘテロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合
ヘテロアリール、第4級化融合ヘテロアリール(C
)アルキル、第4級化ヘテロシクリル(C
)チオアルキルであることができ、このような基の
いずれもC−Cアルキル、アミノ、C−Cアル
カノイルアミノ、モノ−、ジ−およびトリ−(C−C
)アルキルアミノ、ヒドロキシ、C−Cアルコキ
シ、メルカプト、C−Cアルキルチオ、ヘテロアリ
ールチオ、融合ヘテロアリールチオ、アリールチオ、ヘ
テロシクリルチオ、融合ヘテロシクリルチオ、スルファ
モイル、カルバモイル、アミジノ、グアニジノ、ニト
ロ、フルオロ、クロロ、ブロモ、カルボキシおよびそれ
らの塩およびエステル、C−Cアルカノイルオキ
シ、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、
ヘテロシクリルカルボニル、融合ヘテロシクリルカルボ
ニルにより置換されていてもよく、前記ヘテロシクリ
ル、融合ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよび融合ヘ
テロアリールの部分の中の1または2以上の異種原子は
1〜4個の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそ
して前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリルおよびヘ
テロアリール、融合ヘテロアリールの部分の各環は5ま
たは6個の原子から構成されており、前記第4級化ヘテ
ロアリール、第4級化ヘテロアリール(C−C)ア
ルキル、第4級化ヘテロシクリル、第4級化ヘテロシク
リル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテロシク
リル、第4級化融合ヘテロシクリル(C−C)アル
キル、第4級化融合ヘテロアリール、第4級化融合ヘテ
ロアリール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロシ
クリル(C−C)チオアルキルの部分の中の1また
は2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオ
ウ原子から選択されそして少なくとも1つの窒素原子を
含有しなくてはならずそしてそれぞれの部分の各環は5
または6個の原子から構成されている;式−ORaの部
分、ここでRaは上に定義した通りである;式−R
hi、−N(Rh)ORi、−N(Rh)NRhi
【0284】
【化114】 の部分、ここでRhおよびRiは水素、置換もしくは非置
換のC−Cアルキルおよび1〜6個の炭素原子を有
するシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテ
ロシクリル(C−C)アルキル、ヘテロアリールお
よびヘテロアリール(C−C)アルキルから独立に
選択され、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素およびイオウ原子から選択されるか、ある
いはRhおよびRiは一緒になって5および6個の原子か
ら成るシクロ基を形成することができそしてRhおよび
iまたはそれらの接合体により形成されるシクロ基は
置換されることができ、ここで置換基はアミノ、モノ
−、ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、
ヒドロキシル、カルボキシル、アルコキシル、−SO2
NH2、フェニル、ベンジル、およびアルコキシルカル
ボニルから成る群より選択され、ここでRkは水素、置
換もしくは非置換の(C−C)アルキル、(C2
6)アルケニル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリー
ルであり、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
の酸素、窒素またはイオウから選択されそしてシクロ部
分は5または6個の環原子を有し、ここでRk上の置換
基はアミノ、モノ−、ジ−およびトリ−(C−C
アルキルアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、フルオ
ロ、SO2NH2、カルボキシアミドおよびアルコキシカ
ルボニルから選択される;次の式を有する部分:
【0285】
【化115】 ここでRh、RiおよびRkは上に定義した通りである;
次の式を有する部分:
【0286】
【化116】 ここでRa、Rk、RiおよびRhは上に定義した通りであ
り、R4は水素、またはアミド窒素のための適当な除去
可能な保護基であり、R5は水素、またはカルボン酸の
ための適当な除去可能な保護基であり、Xは酸素であ
る、の上記第1項記載の化合物。
【0287】6、式:
【0288】
【化117】 式中、R1〜R5およびXは上記第1項記載の意味を有す
る、の化合物を適当な酸と反応させることを特徴とする
式:
【0289】
【化118】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は上記第1項記載
の意味を有する、の化合物の製造方法。
【0290】7、式:
【0291】
【化119】 式中、R1〜R5およびXは上記第1項記載の意味を有す
る、の化合物を適当な酸と反応させることを特徴とする
式:
【0292】
【化120】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は上記第1項記載
の意味を有する、の化合物の製造方法。
【0293】8、(a)式:
【0294】
【化121】 式中、R1、R2およびR4は上記第1項記載の意味を有
する、の化合物を、式:
【0295】
【化122】 式中、R5は上に定義した通りであり、R10は金属カチ
オン、例えば、リチウム、ナトリウムまたはカリウムで
あり、R11はアルキルまたは分枝鎖状のアルキルフェニ
ル置換アルキル基、随時1〜3個の炭素原子の基で置換
されていてもよいフェニルであり、R12は置換シリル
基、アシル基またはアラルキルカルボニル基である、の
化合物と接触させて、式:
【0296】
【化123】 式中、R1、R2、R4、R5およびR12は上に定義した通
りである、の化合物を生成せしめ、(b)工程aの化合
物を適当なハロゲン源と接触させて、式:
【0297】
【化124】 式中、Ri、R2、R4およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめ、(c)工程bの化合物を試
薬R3−H、ここでR3は上に定義した通りである、と接
触させて、式:
【0298】
【化125】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は上に定義した通
りである、の化合物を生成せしめ、(d)工程cの化合
物を、適当な酸と接触させて、式:
【0299】
【化126】 式中、R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめ、(e)工程dの化合物を適
当な酸と接触させて、式:
【0300】
【化127】 式中、R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめる、ことを特徴とする式:
【0301】
【化128】 式中、R1、R2、R3およびR5は上記第1項記載の意味
を有する、の化合物の製造方法。
【0302】9、(a)式:
【0303】
【化129】 式中、R1、R2およびR4は上に定義した通りである、
の化合物を、式:
【0304】
【化130】Cl3CO25 式中、R5は上に定義した通りである、の化合物と接触
させて、式:
【0305】
【化131】 式中、R1、R2、R4およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめ、(b)工程aの化合物を適
当な塩基と接触させて、式:
【0306】
【化132】 式中、R1、R2、R4およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめ、(c)工程bの化合物を試
薬R3−H、ここでR3は上に定義した通りである、と接
触させて、式:
【0307】
【化133】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は上に定義した通
りである、の化合物を生成せしめ、(d)工程cの化合
物を適当な酸と接触させて、式:
【0308】
【化134】 式中、R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物を生成せしめることを特徴とする式:
【0309】
【化135】 式中、R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りであ
る、の化合物の製造方法。
【0310】10、(a)式:
【0311】
【化136】 式中、R1、R2およびR4は上に定義した通りである、
の化合物を、式:
【0312】
【化137】 式中、R11は上記第8項記載の意味を有する、の化合物
と接触させて、式
【0313】
【化138】 式中、R1、R2、R4、R16およびR17は上に定義した
通りである、の化合物を生成せしめ、(b)工程aの化
合物を、式:
【0314】
【化139】 式中、R5は上に定義した通りである、の化合物と接触
させて、式:
【0315】
【化140】 式中、R1、R2、R4、R5、R16およびR17は上に定義
した通りである、の化合物を生成せしめ、(c)工程b
の化合物を適当な酸と接触させて、式
【0316】
【化141】 式中、R1、2、R5、R16およびR17は上に定義した通
りである、を生成せしめ、(d)工程cの化合物を適当
な加水分解試薬と接触させて、式:
【0317】
【化142】 式中、R1、R2、R5、R16およびR17は上に定義した
通りである、の化合物を生成せしめる、ことを特徴とす
る式:
【0318】
【化143】 式中、R2、R5、R16およびR17は上記第3項記載の意
味を有する、の化合物の製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/12 205 8829−4C 409/06 205 8829−4C 413/12 205 8829−4C 471/04 104 A 8415−4C 477/00 487/04 139 7019−4C 141 7019−4C C07F 9/568 7106−4H 9/6561 A 7106−4H 7019−4C C07D 487/04 134 (72)発明者 ウイリアム・ブイ・カラン アメリカ合衆国ニユーヨーク州10965パー ルリバー・ハーデイングストリート27 (72)発明者 カール・バーナード・ジーグラー アメリカ合衆国ニユーヨーク州10965パー ルリバー・リツジストリート222

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 式中、 R1は水素、ヒドロキシ(低級アルキル)または保護さ
    れたヒドロキシ(低級アルキル)であり、 R2は水素および(C−C)アルキルから成る群よ
    り選択され、 R3は水素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シアノ、適当
    な離脱基、ここで該離脱基はOCOCH3、OCOC
    3、OSO2CH3、OSO2Ph、OP(O)(OP
    h)2から選択される部分からなる;式−S(O)ia
    の部分、ここでi=0、1、2、そしてRaは水素、
    (C−C)アルキル、(C3−C7)シクロアルキ
    ル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニ
    ル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C
    )アルカノイル、アリールカルボニル、ヘテロアリ
    ールカルボニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C
    −C)アルキル、融合ヘテロシクリル、融合ヘテロ
    シクリル(C−C)アルキル、融合ヘテロアリー
    ル、融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4
    級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリール(C
    )アルキル、第4級化ヘテロシクリル、第4級化ヘ
    テロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘ
    テロシクリル、第4級化融合ヘテロシクリル(C−C
    )アルキル、第4級化融合ヘテロアリール、第4級化
    融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化
    ヘテロシクリル(C−C)チオアルキルであること
    ができ、このような基はいずれも随時C−Cアルキ
    ル、アミノ、C−Cアルカノイルアミノ、モノ−、
    ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
    ロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、C−C
    アルキルチオ、ヘテロアリールチオ、融合ヘテロアリ
    ールチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチオ、融合ヘ
    テロシクリルチオ、スルファモイル、カルバモイル、ア
    ミジノ、グアニジノ、ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロ
    モ、カルボキシおよびそれらの塩およびエステル、C
    −Cアルカノイルオキシ、アリールカルボニル、ヘテ
    ロアリールカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、融
    合ヘテロシクリルカルボニルにより置換されていてもよ
    く、前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル、ヘテロ
    アリールおよび融合ヘテロアリールの部分の中の1また
    は2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオ
    ウ原子から選択されそして前記ヘテロシクリル、融合ヘ
    テロシクリルおよびヘテロアリール、融合ヘテロアリー
    ルの部分の各環は5または6個の原子から構成されてお
    り、前記第4級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリ
    ール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロシクリ
    ル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)アルキル、
    第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘテロシク
    リル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテロアリ
    ール、第4級化融合ヘテロアリール(C−C)アル
    キル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)チオアル
    キルの部分の中の1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそして少な
    くとも1つの窒素原子を含有しなければならずそしてそ
    れぞれの部分の各環は5または6個の原子から構成され
    ている;式−ORaの部分、ここでRaは上に定義した通
    りである;式−Rhi、−N(Rh)ORi、−N
    (Rh)NRhi、 【化2】 の部分、ここでRhおよびRiは水素、置換もしくは非置
    換のC−Cアルキルおよび1〜6個の炭素原子を有
    するシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテ
    ロシクリル(C−C)アルキル、ヘテロアリールお
    よびヘテロアリール(C−C)アルキルから独立に
    選択され、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素およびイオウ原子から選択されるか、ある
    いはRhおよびRiは一緒になって5および6個の原子か
    ら成るシクロ基を形成することができそしてRhおよび
    iまたはそれらの接合体により形成される環状基は置
    換されることができ、ここで置換基はアミノ、モノ−、
    ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
    ロキシル、カルボキシル、アルコキシル、−SO2
    2、フェニル、ベンジル、およびアルコキシルカルボ
    ニルから成る群より選択され、ここでRkは水素、置換
    もしくは非置換の(C−C)アルキル、(C2
    6)アルケニル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリー
    ルであり、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素またはイオウから選択されそして環状部分
    は5または6個の環原子を有し、ここでRk上の置換基
    はアミノ、モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)ア
    ルキルアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、フルオ
    ロ、SO2NH2、カルボキシアミドおよびアルコキシカ
    ルボニルから選択される;次の式を有する部分: 【化3】 ここでRh、RiおよびRkは上に定義した通りである;
    次の式を有する部分: 【化4】 ここで、Ra、Rk、RiおよびRhは上に定義した通りで
    あり、 R4は水素、またはアミド窒素のための適当な除去可能
    な保護基であり、 R5は水素、またはカルボン酸のための適当な除去可能
    な保護基であり、 Xは酸素、イオウ、式NR6の部分、ここでR6は水素、
    直鎖状もしくは分枝鎖状の(C−C)低級アルキル
    である、式NR7の部分、ここでR7はOH、直鎖状もし
    くは分枝鎖状の(C−C)低級アルコキシまたはシ
    リルオキシである、または式N−NR89の部分、ここ
    でR8およびR9は水素、低級アルキル(C−C)、
    ベンジル、フェニル、CO25、ここでR5は上に定義
    した通りである、から独立に選択されるか、あるいはR
    8およびR9は関連する窒素原子と一緒に5または6構成
    員のシクロアルキル環を形成する、である、の化合物。
  2. 【請求項2】 式II: 【化5】 式中、 R1は水素、ヒドロキシ(低級アルキル)または保護さ
    れたヒドロキシ(低級アルキル)であり、 R2は水素および(C−C)アルキルから成る群よ
    り選択され、 R3は水素、ハロゲン、アジド、ニトロ、シアノ、適当
    な離脱基、ここで該離脱基はOCOCH3、OCOC
    3、OSO2CH3、OSO2Ph、OP(O)(OP
    h)2から選択される部分からなる;式−S(O)ia
    の部分、ここでi=0、1、2、そしてRaは水素、
    (C−C)アルキル、(C3−C7)シクロアルキ
    ル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニ
    ル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C
    )アルカノイル、アリールカルボニル、ヘテロアリ
    ールカルボニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル(C
    −C)アルキル、融合ヘテロシクリル、融合ヘテロ
    シクリル(C−C)アルキル、融合ヘテロアリー
    ル、融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4
    級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリール(C
    )アルキル、第4級化ヘテロシクリル、第4級化ヘ
    テロシクリル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘ
    テロシクリル、第4級化融合ヘテロシクリル(C−C
    )アルキル、第4級化融合ヘテロアリール、第4級化
    融合ヘテロアリール(C−C)アルキル、第4級化
    ヘテロシクリル(C−C)チオアルキルであること
    ができ、このような基はいずれも随時C−Cアルキ
    ル、アミノ、C−Cアルカノイルアミノ、モノ−、
    ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
    ロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、C−C
    アルキルチオ、ヘテロアリールチオ、融合ヘテロアリ
    ールチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチオ、融合ヘ
    テロシクリルチオ、スルファモイル、カルバモイル、ア
    ミジノ、グアニジノ、ニトロ、フルオロ、クロロ、ブロ
    モ、カルボキシおよびそれらの塩およびエステル、C
    −Cアルカノイルオキシ、アリールカルボニル、ヘテ
    ロアリールカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、融
    合ヘテロシクリルカルボニルにより置換されていてもよ
    く、前記ヘテロシクリル、融合ヘテロシクリル、ヘテロ
    アリールおよび融合ヘテロアリールの部分の中の1また
    は2以上の異種原子は1〜4個の酸素、窒素またはイオ
    ウ原子から選択されそして前記ヘテロシクリル、融合ヘ
    テロシクリルおよびヘテロアリール、融合ヘテロアリー
    ルの部分の各環は5または6個の原子から構成されてお
    り、前記第4級化ヘテロアリール、第4級化ヘテロアリ
    ール(C−C)アルキル、第4級化ヘテロシクリ
    ル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)アルキル、
    第4級化融合ヘテロシクリル、第4級化融合ヘテロシク
    リル(C−C)アルキル、第4級化融合ヘテロアリ
    ール、第4級化融合ヘテロアリール(C−C)アル
    キル、第4級化ヘテロシクリル(C−C)チオアル
    キルの部分の中の1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素またはイオウ原子から選択されそして少な
    くとも1つの窒素原子を含有しなければならずそしてそ
    れぞれの部分の各環は5または6個の原子から構成され
    ている;式−ORaの部分、ここでRaは上に定義した通
    りである;式−Rhi、−N(Rh)ORi、−N
    (Rh)NRhi、 【化6】 の部分、ここでRhおよびRiは水素、置換もしくは非置
    換のC−Cアルキルおよび1〜6個の炭素原子を有
    するシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテ
    ロシクリル(C−C)アルキル、ヘテロアリールお
    よびヘテロアリール(C−C)アルキルから独立に
    選択され、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素およびイオウ原子から選択されるか、ある
    いはRhおよびRiは一緒になって5および6個の原子か
    ら成るシクロ基を形成することができそしてRhおよび
    iまたはそれらの接合体により形成される環状基は置
    換されることができ、ここで置換基はアミノ、モノ−、
    ジ−およびトリ−(C−C)アルキルアミノ、ヒド
    ロキシル、カルボキシル、アルコキシル、−SO2
    2、フェニル、ベンジル、およびアルコキシルカルボ
    ニルから成る群より選択され、ここでRkは水素、置換
    もしくは非置換の(C−C)アルキル、(C2
    6)アルケニル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリー
    ルであり、ここで1または2以上の異種原子は1〜4個
    の酸素、窒素またはイオウから選択されそして環状部分
    は5または6個の環原子を有し、ここでRk上の置換基
    はアミノ、モノ−、ジ−およびトリ−(C−C)ア
    ルキルアミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、フルオ
    ロ、SO2NH2、カルボキシアミドおよびアルコキシカ
    ルボニルから選択される;次の式を有する部分: 【化7】 ここでRh、RiおよびRkは上に定義した通りである;
    次の式を有する部分: 【化8】 ここで、Ra、Rk、RiおよびRhは上に定義した通りで
    あり、 R4は水素、またはアミド窒素のための適当な除去可能
    な保護基であり、 R5は水素、またはカルボン酸のための適当な除去可能
    な保護基であり、 Xは酸素、イオウ、式NR6の部分、ここでR6は水素、
    直鎖状もしくは分枝鎖状の(C−C)低級アルキル
    である、式NR7の部分、ここでR7はOH、直鎖状もし
    くは分枝鎖状の(C−C)低級アルコキシまたはシ
    リルオキシである、または式N−NR89の部分、ここ
    でR8およびR9は水素、低級アルキル(C−C)、
    ベンジル、フェニル、CO25、ここでR5は上に定義
    した通りである、から独立に選択されるか、あるいはR
    8およびR9は関連する窒素原子と一緒に5または6構成
    員のシクロアルキル環を形成する、である、の化合物。
  3. 【請求項3】 式: 【化9】 式中、R1〜R5およびXは請求項1記載の意味を有す
    る、の化合物を適当な酸と反応させることを特徴とす
    る、式: 【化10】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1記載の
    意味を有する、の化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 式: 【化11】 式中、R1〜R5およびXは請求項1記載の意味を有す
    る、の化合物を適当な酸と反応させることを特徴とす
    る、式: 【化12】 式中、R1、R2、R3、R4およびR5は請求項1記載の
    意味を有する、の化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 (a)式: 【化13】 式中、 R1、R2およびR4は請求項1記載の意味を有する、の
    化合物を、式: 【化14】 式中、 R5は上に定義した通りであり、 R10は金属カチオン、例えば、リチウム、ナトリウムま
    たはカリウムであり、 R11はアルキルまたは分枝鎖状のアルキルフェニル置換
    アルキル基、随時1〜3個の炭素原子の基で置換されて
    いてもよいフェニルであり、 R12は置換シリル基、アシル基またはアラルキルカルボ
    ニル基である、の化合物と接触させて、式: 【化15】 式中、 R1、R2、R4、R5およびR12は上に定義した通りであ
    る、の化合物を生成せしめ、 (b)工程aの化合物を適当なハロゲン源と接触させ
    て、式: 【化16】 式中、 Ri、R2、R4およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめ、 (c)工程bの化合物を試薬R3−H、ここでR3は上に
    定義した通りである、と接触させて、式: 【化17】 式中、 R1、R2、R3、R4およびR5は上に定義した通りであ
    る、の化合物を生成せしめ、 (d)工程cの化合物を、適当な酸と接触させて、式: 【化18】 式中、 R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめ、 (e)工程dの化合物を適当な酸と接触させて、式: 【化19】 式中、 R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめる、ことを特徴とする式: 【化20】 式中、 R1、R2、R3およびR5は請求項1記載の意味を有す
    る、の化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】 (a)式: 【化21】 式中、 R1、R2およびR4は上に定義した通りである、の化合
    物を、式: 【化22】Cl3CO25 式中、 R5は上に定義した通りである、の化合物と接触させ
    て、式: 【化23】 式中、 R1、R2、R4およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめ、 (b)工程aの化合物を適当な塩基と接触させて、式: 【化24】 式中、 R1、R2、R4およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめ、 (c)工程bの化合物を試薬R3−H、ここでR3は上に
    定義した通りである、と接触させて、式: 【化25】 式中、 R1、R2、R3、R4およびR5は上に定義した通りであ
    る、の化合物を生成せしめ、 (d)工程cの化合物を適当な酸と接触させて、式: 【化26】 式中、 R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物を生成せしめることを特徴とする式: 【化27】 式中、 R1、R2、R3およびR5は上に定義した通りである、の
    化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】 式: 【化28】 式中、 R2は水素および(C−C)アルキルから成る群よ
    り選択され、 R5は水素またはカルボン酸のための適当な除去可能な
    保護基であり、 R16は−CO25、−C(Rh)=NRi、−C(O)R
    a、−C(S)Ra、−C(O)NRhi、−C(S)N
    hi、−F、−Cl、−Br、−CF3、−SO
    2a、−SORa、−P(O)(oRi)(ORh)、−
    P(O)(NRih2、−NO2、−CN、−NC、−
    SONRhiから選択され、ここでR5、Rh、Ri
    よびRaは上記第1項記載の意味を有し、 R17は水素、置換シリル基、置換もしくは非置換の、直
    鎖状もしくは分枝鎖状の、1〜5個の炭素原子を有する
    アルキル基;フェニル置換アルキル基、このようなアル
    キルおよびフェニル基はいずれも随時アミノ、(C
    )アルキルアミノ、ヒドロキシ、(C−C)ア
    ルコキシ、メルカプト、(C−C)アルキルチオ、
    スルファモイル、カルバモイル、ニトロ、フルオロ、ク
    ロロ、ブロモ、カルボキシおよびその塩およびエステル
    により置換されていてもよい;またはR16について記載
    した部分のいずれかである、を有する、の化合物を製造
    する方法であって、 (a)式: 【化29】 式中、 R1、R2およびR4は上に定義した通りである、の化合
    物を、式: 【化30】 式中、 R11は請求項5記載の意味を有する、の化合物と接触さ
    せて、式 【化31】 式中、 R1、R2、R4、R16およびR17は上に定義した通りで
    ある、の化合物を生成せしめ、 (b)工程aの化合物を、式: 【化32】 式中、 R5は上に定義した通りである、の化合物と接触させ
    て、式: 【化33】 式中、 R1、R2、R4、R5、R16およびR17は上に定義した通
    りである、の化合物を生成せしめ、 (c)工程bの化合物を適当な酸と接触させて、式 【化34】 式中、 R1、2、R5、R16およびR17は上に定義した通りであ
    る、を生成せしめ、 (d)工程cの化合物を適当な加水分解試薬と接触させ
    て、式: 【化35】 式中、 R1、R2、R5、R16およびR17は上に定義した通りで
    ある、の化合物を生成せしめる、ことを特徴とする方
    法。
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