JPH0512648A - 磁気デイスク - Google Patents
磁気デイスクInfo
- Publication number
- JPH0512648A JPH0512648A JP3201192A JP20119291A JPH0512648A JP H0512648 A JPH0512648 A JP H0512648A JP 3201192 A JP3201192 A JP 3201192A JP 20119291 A JP20119291 A JP 20119291A JP H0512648 A JPH0512648 A JP H0512648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic disk
- recording track
- recess
- track width
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/855—Coating only part of a support with a magnetic layer
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/82—Disk carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/82—Disk carriers
- G11B5/825—Disk carriers flexible discs
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドロツプアウトの発生がなく、耐久性に優れ
た信頼性の高い磁気デイスクを提供する。 【構成】 磁性層の記録トラツク16上に不連続で、か
つ磁気ヘツド装置との接触点からの平均深さが0.01
〜0.5μmの範囲に規制された凹部31を形成する。
またこの凹部31の記録トラツク幅方向のトータル長さ
(Tc=c1+c2)は、記録トラツク幅方向の長さb
の50%以下に規制されていることを特徴とする。
た信頼性の高い磁気デイスクを提供する。 【構成】 磁性層の記録トラツク16上に不連続で、か
つ磁気ヘツド装置との接触点からの平均深さが0.01
〜0.5μmの範囲に規制された凹部31を形成する。
またこの凹部31の記録トラツク幅方向のトータル長さ
(Tc=c1+c2)は、記録トラツク幅方向の長さb
の50%以下に規制されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブル磁気デイ
スクあるいはハード磁気デイスクなどの磁気デイスクに
係り、特に磁性層の耐久性を改善した磁気デイスクに関
するものでる。
スクあるいはハード磁気デイスクなどの磁気デイスクに
係り、特に磁性層の耐久性を改善した磁気デイスクに関
するものでる。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル磁気デイスクは、合成樹脂
フイルムからなる非磁性基体上に磁性層を形成したもの
から主に構成されている。このような磁気記録媒体にお
いて磁性層の耐久性を向上するため、磁性層中のバイン
ダー、フイラーならびに潤滑剤などの最適化を図つてい
た。
フイルムからなる非磁性基体上に磁性層を形成したもの
から主に構成されている。このような磁気記録媒体にお
いて磁性層の耐久性を向上するため、磁性層中のバイン
ダー、フイラーならびに潤滑剤などの最適化を図つてい
た。
【0003】しかし、磁気ヘツド装置との接触による僅
かな磁性層表面の変化が磁気デイスクと磁気ヘツド装置
の吸着を起こさせ、これが起動トルクの増大の原因にな
る。この吸着の現象は、特に磁性層の表面粗さRa
(0.08mmカツトオフ)が0.01μm以下の磁気
デイスクにおいて起こり易い傾向にある。すなわち、磁
性層の表面粗さを可及的に小さくするのは、磁気ヘツド
装置とのスペーシングロスを少なくするためであるが、
磁性層中に添加されている(磁気デイスクの走行中には
磁性層の表面に滲み出る)潤滑剤の影響で、磁気デイス
クが磁気ヘツド装置にはりついた状態となり、そのため
に磁気デイスクの起動トルクが増大する。
かな磁性層表面の変化が磁気デイスクと磁気ヘツド装置
の吸着を起こさせ、これが起動トルクの増大の原因にな
る。この吸着の現象は、特に磁性層の表面粗さRa
(0.08mmカツトオフ)が0.01μm以下の磁気
デイスクにおいて起こり易い傾向にある。すなわち、磁
性層の表面粗さを可及的に小さくするのは、磁気ヘツド
装置とのスペーシングロスを少なくするためであるが、
磁性層中に添加されている(磁気デイスクの走行中には
磁性層の表面に滲み出る)潤滑剤の影響で、磁気デイス
クが磁気ヘツド装置にはりついた状態となり、そのため
に磁気デイスクの起動トルクが増大する。
【0004】図20は磁性層の表面粗さRaと起動トル
クとの関係を示す図、図21は起動トルク測定装置の斜
視図である。図20において、図中の51はデイスクド
ライブ装置、52はモータ、53は円盤、54は起動ト
ルクを測定する磁気デイスクカートリツジ、55は糸で
ある。なお、磁気デイスクの起動トルクTは、下式によ
つて求めた。 T=F・r F:糸55の張力 r:円盤53の半径
クとの関係を示す図、図21は起動トルク測定装置の斜
視図である。図20において、図中の51はデイスクド
ライブ装置、52はモータ、53は円盤、54は起動ト
ルクを測定する磁気デイスクカートリツジ、55は糸で
ある。なお、磁気デイスクの起動トルクTは、下式によ
つて求めた。 T=F・r F:糸55の張力 r:円盤53の半径
【0005】図20に示すように、磁気デイスクの表面
粗さとそれの起動トルクとは相関関係があり、表面粗さ
が小さくなると起動トルクが急激に増加し、またトルク
のバラツキ範囲(図中において線分で示している範囲)
も大きくなつている。このように起動トルクが大きくな
るということは、駆動モータの消費電力が大となるばか
りでなく、磁気デイスクの走行状態が不安定になり、記
録、再生特性に悪影響をおよぼし、動作信頼性の点で問
題となる。
粗さとそれの起動トルクとは相関関係があり、表面粗さ
が小さくなると起動トルクが急激に増加し、またトルク
のバラツキ範囲(図中において線分で示している範囲)
も大きくなつている。このように起動トルクが大きくな
るということは、駆動モータの消費電力が大となるばか
りでなく、磁気デイスクの走行状態が不安定になり、記
録、再生特性に悪影響をおよぼし、動作信頼性の点で問
題となる。
【0006】一方、磁気デイスクに含有させる潤滑剤の
量を少なくすれば、磁気ヘツドに対する吸着(粘着)を
抑制して磁気デイスクの起動トルクを小さくすることが
できるが、そうすれば潤滑剤の減少分だけ磁気デイスク
の耐久性が悪くなるため、得策ではない。
量を少なくすれば、磁気ヘツドに対する吸着(粘着)を
抑制して磁気デイスクの起動トルクを小さくすることが
できるが、そうすれば潤滑剤の減少分だけ磁気デイスク
の耐久性が悪くなるため、得策ではない。
【0007】また従来の磁気デイスクは、前述のように
その表面が平滑でかつ磁気ヘツド装置のヘツド面に相当
する全面がそのヘツド面に密着していた。そのため、磁
気ヘツド装置との摺接によつて磨耗粉が発生した場合
に、その磨耗粉が磁気デイスクとヘツド面との密着界面
に存在し、その磨耗粉によつてさらに磁気デイスクの磨
耗が助長される。それによつて磁気デイスクの耐久性が
低下するばかりでなく、磨耗粉の量が多くなるとエラー
発生の要因にもなるなどの欠点を有している。
その表面が平滑でかつ磁気ヘツド装置のヘツド面に相当
する全面がそのヘツド面に密着していた。そのため、磁
気ヘツド装置との摺接によつて磨耗粉が発生した場合
に、その磨耗粉が磁気デイスクとヘツド面との密着界面
に存在し、その磨耗粉によつてさらに磁気デイスクの磨
耗が助長される。それによつて磁気デイスクの耐久性が
低下するばかりでなく、磨耗粉の量が多くなるとエラー
発生の要因にもなるなどの欠点を有している。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、耐久性に優れ、しかもエラーの発生率の非
常に低い、信頼性の高い磁気デイスクを提供することに
ある。
点を解消し、耐久性に優れ、しかもエラーの発生率の非
常に低い、信頼性の高い磁気デイスクを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、例えばフレキシブルなベースフイルムな
どからなる非磁性体からなる基体と、その基体の表面に
形成された磁性層を有する磁気デイスクにおいて、前記
磁性層の記録トラツク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置
との接触部からの平均深さが0.01〜0.5μmの範
囲に規制された凹部を多数設けるとともに、その凹部の
記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク幅方
向の長さの50%以下に規制されていることを特徴とす
るものである。
め、本発明は、例えばフレキシブルなベースフイルムな
どからなる非磁性体からなる基体と、その基体の表面に
形成された磁性層を有する磁気デイスクにおいて、前記
磁性層の記録トラツク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置
との接触部からの平均深さが0.01〜0.5μmの範
囲に規制された凹部を多数設けるとともに、その凹部の
記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク幅方
向の長さの50%以下に規制されていることを特徴とす
るものである。
【0010】前記目的を達成するためさらに本発明は、
非磁性体からなる基体と、その基体の表面に形成された
磁性層を有する磁気デイスクにおいて、前記磁性層の記
録トラツク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置との接触部
からの平均深さが当該磁気デイスクに記録する信号の最
短波長の1/80〜1/8の範囲であり、かつ、その凹
部の記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク
幅方向の長さの50%以下に規制されていることを特徴
とするものである。とを特徴とするものである。
非磁性体からなる基体と、その基体の表面に形成された
磁性層を有する磁気デイスクにおいて、前記磁性層の記
録トラツク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置との接触部
からの平均深さが当該磁気デイスクに記録する信号の最
短波長の1/80〜1/8の範囲であり、かつ、その凹
部の記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク
幅方向の長さの50%以下に規制されていることを特徴
とするものである。とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明は前述したように、磁性層の記録トラツ
ク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置との接触部からの平
均深さが0.01〜0.5μmの範囲に規制された凹部
を多数設けるとともに、その凹部の記録トラツク幅方向
のトータル長さを記録トラツク幅方向の長さの50%以
下に規制することにより、ドロツプアウトの発生を抑制
しながら、磁気ヘツド装置との接触抵抗(摩擦抵抗)を
小さくするとともに、その凹部を磨耗粉などの塵埃類の
捕集用として利用する。
ク上に不連続でかつ磁気ヘツド装置との接触部からの平
均深さが0.01〜0.5μmの範囲に規制された凹部
を多数設けるとともに、その凹部の記録トラツク幅方向
のトータル長さを記録トラツク幅方向の長さの50%以
下に規制することにより、ドロツプアウトの発生を抑制
しながら、磁気ヘツド装置との接触抵抗(摩擦抵抗)を
小さくするとともに、その凹部を磨耗粉などの塵埃類の
捕集用として利用する。
【0012】信号記録時の磁気ヘツドからの磁界は、磁
気ヘツドからλ/4(λ:記録波長)の距離まで磁性層
へ侵入する。したがつて、λ/4より深い凹部を形成す
ると、磁気ヘツドからの磁界が磁性層まで到達せず、そ
のために出力が著しく低下する。本発明においては凹部
の平均深さを記録波長の1/80〜1/8に規制し、さ
らに記録トラツク幅方向の長さを記録トラツク幅の長さ
の50%以下に規制することにより、再生出力の低下を
実用上問題のない程度に抑制し、さらにドロツプアウト
の発生を抑えながら、磁気ヘツドとの接触抵抗を小さく
するとともに、凹部を磨耗粉などの塵埃類の捕集用とし
て利用する。それにより磁性層とヘツド面との間での塵
埃類の悪影響が大幅に軽減でき、耐久性に優れた信頼性
の高い磁気デイスクを提供することができる。
気ヘツドからλ/4(λ:記録波長)の距離まで磁性層
へ侵入する。したがつて、λ/4より深い凹部を形成す
ると、磁気ヘツドからの磁界が磁性層まで到達せず、そ
のために出力が著しく低下する。本発明においては凹部
の平均深さを記録波長の1/80〜1/8に規制し、さ
らに記録トラツク幅方向の長さを記録トラツク幅の長さ
の50%以下に規制することにより、再生出力の低下を
実用上問題のない程度に抑制し、さらにドロツプアウト
の発生を抑えながら、磁気ヘツドとの接触抵抗を小さく
するとともに、凹部を磨耗粉などの塵埃類の捕集用とし
て利用する。それにより磁性層とヘツド面との間での塵
埃類の悪影響が大幅に軽減でき、耐久性に優れた信頼性
の高い磁気デイスクを提供することができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は実施例に係る磁気デイスクカートリツジの一
部を分解した斜視図、図2は磁気シートの拡大断面図、
図3は磁気デイスクの平面図、図4はクリーニングシー
トの拡大断面図、図5はこの磁気デイスクカートリツジ
の使用状態を示す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、
図6はこの磁気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡
大断面図である。
る。図1は実施例に係る磁気デイスクカートリツジの一
部を分解した斜視図、図2は磁気シートの拡大断面図、
図3は磁気デイスクの平面図、図4はクリーニングシー
トの拡大断面図、図5はこの磁気デイスクカートリツジ
の使用状態を示す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、
図6はこの磁気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡
大断面図である。
【0014】図1に示すように磁気デイスクカートリツ
ジは、カートリツジケース1と、その中に回転自在に収
納されたフレキシブルな磁気デイスク2と、カートリツ
ジケース1に摺動可能に支持されたシヤツタ3とから主
に構成されている。
ジは、カートリツジケース1と、その中に回転自在に収
納されたフレキシブルな磁気デイスク2と、カートリツ
ジケース1に摺動可能に支持されたシヤツタ3とから主
に構成されている。
【0015】カートリツジケース1は、上ケース1aと
下ケース1bとから構成され、これらは例えばABS樹
脂などの硬質合成樹脂で射出成形されている。下ケース
1bのほぼ中央には、回転駆動軸挿入用の開口4が形成
され、その近に長方形のヘツド挿入口5が形成され、上
ケース1aにも同様にヘツド挿入口5が設けられている
(図5参照)。上ケース1aならびに下ケース1bの前
面付近には、図1に示すように、前記シヤツタ3の摺動
範囲を規制するために少し低くなつた凹部6がそれぞれ
形成され、この凹部6の中間位置に前記ヘツド挿入口5
が設けられている。
下ケース1bとから構成され、これらは例えばABS樹
脂などの硬質合成樹脂で射出成形されている。下ケース
1bのほぼ中央には、回転駆動軸挿入用の開口4が形成
され、その近に長方形のヘツド挿入口5が形成され、上
ケース1aにも同様にヘツド挿入口5が設けられている
(図5参照)。上ケース1aならびに下ケース1bの前
面付近には、図1に示すように、前記シヤツタ3の摺動
範囲を規制するために少し低くなつた凹部6がそれぞれ
形成され、この凹部6の中間位置に前記ヘツド挿入口5
が設けられている。
【0016】図5ならびに図6に示しているように、上
ケース1aならびに下ケース1bの内面には、クリーニ
ングシート7が例えば超音波溶着などの手段によつて貼
着されている。このクリーニングシート7は図4に示す
ように、磁気デイスク2と接触するデイスク側不織布層
7aと、カートリツジケース1と接触するケース側不織
布層7bと、そのデイスク側不織布層7aとケース側不
織布層7bとを連結するための中間不織布層7cとから
構成されている。
ケース1aならびに下ケース1bの内面には、クリーニ
ングシート7が例えば超音波溶着などの手段によつて貼
着されている。このクリーニングシート7は図4に示す
ように、磁気デイスク2と接触するデイスク側不織布層
7aと、カートリツジケース1と接触するケース側不織
布層7bと、そのデイスク側不織布層7aとケース側不
織布層7bとを連結するための中間不織布層7cとから
構成されている。
【0017】前記デイスク側不織布層7aならびにケー
ス側不織布層7bは、ともにレイヨン繊維単独で構成さ
れており、表裏の区別がないようにできている。前記中
間不織布層7cは、レイヨン繊維と熱可塑性繊維の混合
層から構成されている。その熱可塑性繊維としては、例
えばポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、アクリル繊維などが使用される。その他、アクリル
繊維またはポリエステル繊維の単独、またはこれら、あ
るいはレイヨン繊維などとの混紡からなる不織布を前記
不織布層7a,7bとして使用することができる。
ス側不織布層7bは、ともにレイヨン繊維単独で構成さ
れており、表裏の区別がないようにできている。前記中
間不織布層7cは、レイヨン繊維と熱可塑性繊維の混合
層から構成されている。その熱可塑性繊維としては、例
えばポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、アクリル繊維などが使用される。その他、アクリル
繊維またはポリエステル繊維の単独、またはこれら、あ
るいはレイヨン繊維などとの混紡からなる不織布を前記
不織布層7a,7bとして使用することができる。
【0018】磁気デイスクカートリツジの使用状態では
図5に示すように、磁気的な読み書きを行うヘツドコア
と、そのヘツドコアが安定に磁気デイスクと接触するた
めのスライダを含む第1の磁気ヘツド装置8aと、この
磁気ヘツド装置8aと同様にヘツドコアとスライダを有
する第2の磁気ヘツド装置8bがヘツド挿入口5、5か
らそれぞれ挿入され、両方の磁気ヘツド装置8a,8b
によつて磁気デイスク2が狭持された状態で回転して両
磁気ヘツド装置8a,8bによつて信号の書込み、読出
しが行われる。なお、本発明で使用される磁気ヘツド装
置としては、必ずしも前述のスライダは必要とせず、ヘ
ツドコアを所定形状に保持したものだけであつてもよ
い。
図5に示すように、磁気的な読み書きを行うヘツドコア
と、そのヘツドコアが安定に磁気デイスクと接触するた
めのスライダを含む第1の磁気ヘツド装置8aと、この
磁気ヘツド装置8aと同様にヘツドコアとスライダを有
する第2の磁気ヘツド装置8bがヘツド挿入口5、5か
らそれぞれ挿入され、両方の磁気ヘツド装置8a,8b
によつて磁気デイスク2が狭持された状態で回転して両
磁気ヘツド装置8a,8bによつて信号の書込み、読出
しが行われる。なお、本発明で使用される磁気ヘツド装
置としては、必ずしも前述のスライダは必要とせず、ヘ
ツドコアを所定形状に保持したものだけであつてもよ
い。
【0019】また図6に示すように、下ケース1bの内
面にはポリエステルなどのプラスチツクスシートを折り
曲げて形成した弾性片9が傾斜状態で取付けられてい
る。一方、上ケース1aの内面で前記弾性片9と対向す
る位置には、突部10が形成されている。そのため前記
弾性片9により下側のクリーニングシート7の一部が持
ち上げられるとともに、上ケース1a側の突部10によ
りその持ち上がりが少し押し下げられて、磁気デイスク
2が上、下のクリーニングシート7、7により弾性的に
狭持されている。そして磁気デイスク2の回転にともな
い、クリーニングシート7、7によりデイスク表面が清
掃される。
面にはポリエステルなどのプラスチツクスシートを折り
曲げて形成した弾性片9が傾斜状態で取付けられてい
る。一方、上ケース1aの内面で前記弾性片9と対向す
る位置には、突部10が形成されている。そのため前記
弾性片9により下側のクリーニングシート7の一部が持
ち上げられるとともに、上ケース1a側の突部10によ
りその持ち上がりが少し押し下げられて、磁気デイスク
2が上、下のクリーニングシート7、7により弾性的に
狭持されている。そして磁気デイスク2の回転にともな
い、クリーニングシート7、7によりデイスク表面が清
掃される。
【0020】次に磁気デイスク2の構成について説明す
る。磁気デイスク2は図3に示すように、円盤状のフレ
キシブルな磁気シート11と、その磁気シート11の中
央孔に挿入されて接着されたセンタハブとから構成され
ている。
る。磁気デイスク2は図3に示すように、円盤状のフレ
キシブルな磁気シート11と、その磁気シート11の中
央孔に挿入されて接着されたセンタハブとから構成され
ている。
【0021】更に前記磁気シート11は、図2に示すよ
うに透明なポリエステルフイルムなどで構成されたベー
スフイルム13と、そのベースフイルム13の両面に塗
着形成された磁性層14a、14bから構成されてい
る。
うに透明なポリエステルフイルムなどで構成されたベー
スフイルム13と、そのベースフイルム13の両面に塗
着形成された磁性層14a、14bから構成されてい
る。
【0022】前記ベースフイルム13としては、例えば
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン
ナフタレート(PEN)あるいはポリイミドなどの合成
樹脂フイルムが使用される。
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン
ナフタレート(PEN)あるいはポリイミドなどの合成
樹脂フイルムが使用される。
【0023】前記磁性層14は、強磁性粉、バインダ、
潤滑剤、補強粉などの混合物から構成されている。
潤滑剤、補強粉などの混合物から構成されている。
【0024】前記強磁性粉としては、例えばα−Fe、
バリウムフエライト、Co−Ni、Co−P、γ−Fe
2 O3 、Fe3 O4 、Co含有γ−Fe2 O3 、Co含
有γ−Fe3 O4 、CrO2 、Co、Fe−Niなどが
使用される。
バリウムフエライト、Co−Ni、Co−P、γ−Fe
2 O3 、Fe3 O4 、Co含有γ−Fe2 O3 、Co含
有γ−Fe3 O4 、CrO2 、Co、Fe−Niなどが
使用される。
【0025】前記バインダとしては、例えば塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニ
ルアルコール共重合体、ウレタン樹脂、ポリイソシアネ
ート化合物、放射線硬化樹脂などが使用される。
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニ
ルアルコール共重合体、ウレタン樹脂、ポリイソシアネ
ート化合物、放射線硬化樹脂などが使用される。
【0026】前記潤滑剤としては、例えばステアリン
酸、オレイン酸などの高級脂肪酸、これらの高級脂肪酸
エステル、流動パラフイン、スクアラン、フツ素樹脂、
フツ素オイルなどが使用可能である。なお、潤滑剤の添
加率は、前記磁性粉に対して0.1〜25重量%、好ま
しくは1〜10重量%が適当である。
酸、オレイン酸などの高級脂肪酸、これらの高級脂肪酸
エステル、流動パラフイン、スクアラン、フツ素樹脂、
フツ素オイルなどが使用可能である。なお、潤滑剤の添
加率は、前記磁性粉に対して0.1〜25重量%、好ま
しくは1〜10重量%が適当である。
【0027】前記補強粉としては、例えば酸化アルミニ
ウム、酸化クロム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などが用い
られる。なお、補強粉の添加率は、前記磁性粉に対して
0.1〜25重量%が適当である。
ウム、酸化クロム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などが用い
られる。なお、補強粉の添加率は、前記磁性粉に対して
0.1〜25重量%が適当である。
【0028】磁性塗料の具体的な組成例を示せば次の通
りである。 磁性塗料組成例 1 α−Fe 100重量部 (Hc:1650Oe, 飽和磁化量:135emu/g 平均長軸径:0.25μm, 平均軸比:8) 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 14.1重量部 ウレタン樹脂 8.5重量部 三官能性イソシアネート化合物 5.6重量部 アルミナ粉末(平均粒径0.43μm) 20重量部 カーボンブラツク 2重量部 オレイン酸オレイル 7重量部 シクロヘキサノン 150重量部 トルエン 150重量部
りである。 磁性塗料組成例 1 α−Fe 100重量部 (Hc:1650Oe, 飽和磁化量:135emu/g 平均長軸径:0.25μm, 平均軸比:8) 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 14.1重量部 ウレタン樹脂 8.5重量部 三官能性イソシアネート化合物 5.6重量部 アルミナ粉末(平均粒径0.43μm) 20重量部 カーボンブラツク 2重量部 オレイン酸オレイル 7重量部 シクロヘキサノン 150重量部 トルエン 150重量部
【0029】
磁性塗料組成例 2
バリウムフエライト 100重量部
(Hc:530Oe, 飽和磁化量:57emu/g,
平均粒径:0.04μm)
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体 11.0重量部
ウレタン樹脂 6.6重量部
三官能性イソシアネート化合物 4.4重量部
アルミナ粉末(平均粒径0.43μm) 15重量部
カーボンブラツク 2重量部
オレイン酸オレイル 7重量部
シクロヘキサノン 150重量部
トルエン 150重量部
【0030】前述の磁性塗料組成例1または磁性塗料組
成例2の組成物をボールミル中でよく混合分散して磁性
塗料を調整し、これを75μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)のベースフイルムの両面に、乾燥厚み
が0.7μmとなるように塗布し、乾燥したのち、カレ
ンダ処理を施して磁性層14a、14bをそれぞれ形成
した。
成例2の組成物をボールミル中でよく混合分散して磁性
塗料を調整し、これを75μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)のベースフイルムの両面に、乾燥厚み
が0.7μmとなるように塗布し、乾燥したのち、カレ
ンダ処理を施して磁性層14a、14bをそれぞれ形成
した。
【0031】このようにして構成された磁気デイスク2
の第2の磁性層14bの表面に連続あるいは不連続のト
ラツキングサーボ用溝状凹部15が、その幅a=5μm
で、トラツク幅=b(例えば15μm)に相当する間隔
で同心円状に例えばエンボス加工などによつて多数形成
される(図7参照)。このトラツキングサーボ用凹部1
5の全体的なパターンの一例を示せば図3のように磁気
デイスク2の回転中心と同心円状に形成されており、図
3ならびに図7に示すように凹部15と凹部15との間
が記録トラツク部16となる。
の第2の磁性層14bの表面に連続あるいは不連続のト
ラツキングサーボ用溝状凹部15が、その幅a=5μm
で、トラツク幅=b(例えば15μm)に相当する間隔
で同心円状に例えばエンボス加工などによつて多数形成
される(図7参照)。このトラツキングサーボ用凹部1
5の全体的なパターンの一例を示せば図3のように磁気
デイスク2の回転中心と同心円状に形成されており、図
3ならびに図7に示すように凹部15と凹部15との間
が記録トラツク部16となる。
【0032】この凹部15は後述のようにスタンパによ
る圧縮で形成されるもので、図8に示すように断面形状
が逆台形の凹部15の形成にともないその周囲が一部盛
り上がり、そのため記録トラツク部16の両側には断面
形状がほぼ山形の突部17が連続あるいは不連続の状態
で形成される。またこの突部17、17の間には、その
突部17よりも相対的に低くなつた(しかし、前記凹部
15よりも浅い)低部18が形成され、この低部18が
丁度、磁気ヘツド装置の磁気ギヤツプ(図示せず)と対
向することになる。
る圧縮で形成されるもので、図8に示すように断面形状
が逆台形の凹部15の形成にともないその周囲が一部盛
り上がり、そのため記録トラツク部16の両側には断面
形状がほぼ山形の突部17が連続あるいは不連続の状態
で形成される。またこの突部17、17の間には、その
突部17よりも相対的に低くなつた(しかし、前記凹部
15よりも浅い)低部18が形成され、この低部18が
丁度、磁気ヘツド装置の磁気ギヤツプ(図示せず)と対
向することになる。
【0033】図8は第2の磁性層14bの表面を表面粗
さ計で測定した状態を示すチヤートで、同図に示すよう
に、突部17の形状ならびに高さは必ずしも一定してい
ないが、全体的に断面形状が山形をしており、低部18
はほぼ同じレベルに形成されていることがわかる。
さ計で測定した状態を示すチヤートで、同図に示すよう
に、突部17の形状ならびに高さは必ずしも一定してい
ないが、全体的に断面形状が山形をしており、低部18
はほぼ同じレベルに形成されていることがわかる。
【0034】同図に示すように、各低部18の底面を通
る基準ラインLを引いたとき、その基準ラインLからの
凹部15の平均深さは0.01〜0.5μm(実施例で
は約0.15μm)、突部17の平均高さは0.01〜
0.1μm(実施例では約0.05μm)、また低部1
8の底面から突部17の頂部までの平均段差は0.01
〜0.1μm(実施例では約0.05μm)が適当であ
る。
る基準ラインLを引いたとき、その基準ラインLからの
凹部15の平均深さは0.01〜0.5μm(実施例で
は約0.15μm)、突部17の平均高さは0.01〜
0.1μm(実施例では約0.05μm)、また低部1
8の底面から突部17の頂部までの平均段差は0.01
〜0.1μm(実施例では約0.05μm)が適当であ
る。
【0035】図9は、前記サーボトラツキング用凹部1
5を形成する工程を説明するための図である。センタハ
ブ12を取りつけた磁気デイスク2が、基台19にセツ
トされる。この基台19にはセンタハブ12の中央孔2
0(図3参照)に挿入されるガイドビン21が突設され
ており、センタハブ12の中央孔20にこのガイドビン
21を通すようにして磁気デイスク2を基台19上に載
置することにより、基台19上で磁気デイスク2が位置
決めされる。
5を形成する工程を説明するための図である。センタハ
ブ12を取りつけた磁気デイスク2が、基台19にセツ
トされる。この基台19にはセンタハブ12の中央孔2
0(図3参照)に挿入されるガイドビン21が突設され
ており、センタハブ12の中央孔20にこのガイドビン
21を通すようにして磁気デイスク2を基台19上に載
置することにより、基台19上で磁気デイスク2が位置
決めされる。
【0036】この基台19の上方には、それと平行にス
タンパ22が上下動可能に配置されている。そしてこの
スタンパ22は基台19のガイドビン21によつて、上
下動がガイドされるようになつている。また、スタンパ
22には、サーボトラツキング用凹部15を形成するた
めの微細な突部23が多数同心円状に形成されている。
タンパ22が上下動可能に配置されている。そしてこの
スタンパ22は基台19のガイドビン21によつて、上
下動がガイドされるようになつている。また、スタンパ
22には、サーボトラツキング用凹部15を形成するた
めの微細な突部23が多数同心円状に形成されている。
【0037】図9の状態からスタンパ22を下げて、磁
気デイスク2の磁気シート11を基台19とスタンパ2
2との間において所定の圧力で挟持する。これによつて
スタンパ22に形成されている突部23が第2の磁性層
14bの表面に食い込み、図8に示すように圧縮によつ
て断面形状が逆ほぼ台形の凹部15が形成されるととも
に、磁性層14ヘの一部が押しやられて突部17が形成
される。
気デイスク2の磁気シート11を基台19とスタンパ2
2との間において所定の圧力で挟持する。これによつて
スタンパ22に形成されている突部23が第2の磁性層
14bの表面に食い込み、図8に示すように圧縮によつ
て断面形状が逆ほぼ台形の凹部15が形成されるととも
に、磁性層14ヘの一部が押しやられて突部17が形成
される。
【0038】このようにして形成された突部17は、低
部18に比べて磁性層中の磁性粉、補強粉ならびにバイ
ンダの充填率が高くなつて、機械的強度が大きく、磨耗
しにくい構造となる。
部18に比べて磁性層中の磁性粉、補強粉ならびにバイ
ンダの充填率が高くなつて、機械的強度が大きく、磨耗
しにくい構造となる。
【0039】図10ならびに図11は、磁気デイスク2
のトラツキングサーボを説明するための図である。これ
らの図に示すように、磁気デイスク2の第2の磁性層1
4bと対向する第2の磁気ヘツド装置8bには、トラツ
キングサーボの光線を出射する例えばLEDなどからな
る発光素子29と、第2の磁性層14bからの反射光を
受光する受光素子30(実際には複数の検出素子から構
成されている。)とが一体に取りつけられている。
のトラツキングサーボを説明するための図である。これ
らの図に示すように、磁気デイスク2の第2の磁性層1
4bと対向する第2の磁気ヘツド装置8bには、トラツ
キングサーボの光線を出射する例えばLEDなどからな
る発光素子29と、第2の磁性層14bからの反射光を
受光する受光素子30(実際には複数の検出素子から構
成されている。)とが一体に取りつけられている。
【0040】なお、この第2の磁気ヘツド装置8bの発
光素子29ならびに受光素子30が取りつけられた部分
は、磁気デイスク2側に向けて開口している。また、第
1の磁気ヘツド装置8aの方は第1の磁性層14aの表
面に接触するようになつている。
光素子29ならびに受光素子30が取りつけられた部分
は、磁気デイスク2側に向けて開口している。また、第
1の磁気ヘツド装置8aの方は第1の磁性層14aの表
面に接触するようになつている。
【0041】発光素子29からの光は、トラツキングサ
ーボ用凹部15が形成されている第2の磁性層14bの
表面で反射し、その反射光が受光素子30に受光され
る。
ーボ用凹部15が形成されている第2の磁性層14bの
表面で反射し、その反射光が受光素子30に受光され
る。
【0042】この受光素子30からのそれぞれの検出信
号31は図11に示すようにサーボ信号演算部32に入
力され、現時点での記録トラツク16に対する磁気ヘツ
ド装置8a(8b)のずれ量、換言すればその記録トラ
ツク16に対する磁気ヘツド装置8a(8b)の位置修
正量が演算される。
号31は図11に示すようにサーボ信号演算部32に入
力され、現時点での記録トラツク16に対する磁気ヘツ
ド装置8a(8b)のずれ量、換言すればその記録トラ
ツク16に対する磁気ヘツド装置8a(8b)の位置修
正量が演算される。
【0043】そして現在、例えば第1の磁気ヘツド装置
8aを使用して情報の書込み、読出し、消去のいずれか
の動作を行つているときは、前記サーボ信号演算部32
によつて求められた位置修正制御信号33がヘツド駆動
制御部34に入力され、その制御信号33に基づいて第
1の磁気ヘツド装置8aのトラツキング制御が行われ
る。
8aを使用して情報の書込み、読出し、消去のいずれか
の動作を行つているときは、前記サーボ信号演算部32
によつて求められた位置修正制御信号33がヘツド駆動
制御部34に入力され、その制御信号33に基づいて第
1の磁気ヘツド装置8aのトラツキング制御が行われ
る。
【0044】一方、第2の磁気ヘツド装置8bを使用し
て情報の書込み、読出し、消去のいずれかの動作を行つ
ているときは、前記サーボ信号演算部32によつて求め
られた位置修正制御信号33がヘツド駆動制御部34に
入力され、その制御信号33に基づいて第1の磁気ヘツ
ド装置8aと一体に移動する第2の磁気ヘツド装置8b
のトラツキング制御が行われる。なお、図中の35は、
磁気デイスク2を回転駆動するための駆動モータであ
る。
て情報の書込み、読出し、消去のいずれかの動作を行つ
ているときは、前記サーボ信号演算部32によつて求め
られた位置修正制御信号33がヘツド駆動制御部34に
入力され、その制御信号33に基づいて第1の磁気ヘツ
ド装置8aと一体に移動する第2の磁気ヘツド装置8b
のトラツキング制御が行われる。なお、図中の35は、
磁気デイスク2を回転駆動するための駆動モータであ
る。
【0045】次に第1の磁性層14aの表面状態につい
て主に図12ないし図14を用いて説明する。この第1
の磁性層14aの方にも磁気デイスク2の回転中心O
(図12参照)と同心円状に多数本の記録トラツク部1
6が設けられている。そして図13に示すように、この
記録トラツク部16上に不連続に凹部31が、前記磁気
デイスク2の回転中心Oと同心円状に無数形成されてい
る。図13に示すようにこの実施例では前記凹部31の
平面形状が楕円形をしており、各楕円形凹部31の長軸
方向が記録トラツク部16の長手方向と一致している
(換言すれば、各楕円形凹部31の短軸方向が記録トラ
ツク部16の幅方向と一致している)。
て主に図12ないし図14を用いて説明する。この第1
の磁性層14aの方にも磁気デイスク2の回転中心O
(図12参照)と同心円状に多数本の記録トラツク部1
6が設けられている。そして図13に示すように、この
記録トラツク部16上に不連続に凹部31が、前記磁気
デイスク2の回転中心Oと同心円状に無数形成されてい
る。図13に示すようにこの実施例では前記凹部31の
平面形状が楕円形をしており、各楕円形凹部31の長軸
方向が記録トラツク部16の長手方向と一致している
(換言すれば、各楕円形凹部31の短軸方向が記録トラ
ツク部16の幅方向と一致している)。
【0046】しかし、この凹部31の平面形状は楕円形
に限定されるものではなく、例えば円形、四角形、六角
形など他の適宜な形状でもよい。
に限定されるものではなく、例えば円形、四角形、六角
形など他の適宜な形状でもよい。
【0047】この凹部31は、図9に示すように基台1
9の表面に凹部31の形状に相応した突部32を予め設
けておき、前述のようにスタンパ22の押圧によつてト
ラツキングサーボ用溝状凹部15を形成するときに同時
に形成することができる。
9の表面に凹部31の形状に相応した突部32を予め設
けておき、前述のようにスタンパ22の押圧によつてト
ラツキングサーボ用溝状凹部15を形成するときに同時
に形成することができる。
【0048】このように圧縮による凹部31を形成する
ことにより、図14に示すようにトラツキングサーボ用
溝状凹部15の場合と同様に、断面形状が逆台形となり
凹部31に相当していた部分が凹部31の外周に押しや
られて盛り上がり、断面が山形の突出部33が形成され
る。この突出部33の部分は密度が高くなつて、機械的
強度が大きくなる。
ことにより、図14に示すようにトラツキングサーボ用
溝状凹部15の場合と同様に、断面形状が逆台形となり
凹部31に相当していた部分が凹部31の外周に押しや
られて盛り上がり、断面が山形の突出部33が形成され
る。この突出部33の部分は密度が高くなつて、機械的
強度が大きくなる。
【0049】このように情報を記録する記録トラツク1
6上に凹部31を形成するのであるから、この凹部31
のトラツク幅方向の長さは、ドロツプアウト特性に直接
影響を与える。
6上に凹部31を形成するのであるから、この凹部31
のトラツク幅方向の長さは、ドロツプアウト特性に直接
影響を与える。
【0050】本発明者らは、図13に示すような凹部3
1の楕円形パターンにおいて、凹部31のヘツド接触部
(この例の場合、前記突出部33の先端部)からの平均
深さdを0.15μmと一定にして、トラツク幅方向の
長さcを種々変えて、トラツク幅bに対するトラツク幅
方向のトータル長さ(Tc=c1+c2 但し、c1=
c2)の比率〔(Tc/b)×100(%)〕とドロツ
プアウト特性ならびに起動トルクとの関係について測定
し、その結果をまとめて次の表1に示した。
1の楕円形パターンにおいて、凹部31のヘツド接触部
(この例の場合、前記突出部33の先端部)からの平均
深さdを0.15μmと一定にして、トラツク幅方向の
長さcを種々変えて、トラツク幅bに対するトラツク幅
方向のトータル長さ(Tc=c1+c2 但し、c1=
c2)の比率〔(Tc/b)×100(%)〕とドロツ
プアウト特性ならびに起動トルクとの関係について測定
し、その結果をまとめて次の表1に示した。
【0051】なお、このドロツプアウト試験には2MB
の磁気デイスクを使用し、線記録密度が17kfciで
アナログ記録を行い、その平均再生出力が60%以下の
ものをドロツプアウトと判断した。そして表中の○印は
ドロツプアウトが発生しなかつたもの、×印はドロツプ
アウトが発生したものを示している。
の磁気デイスクを使用し、線記録密度が17kfciで
アナログ記録を行い、その平均再生出力が60%以下の
ものをドロツプアウトと判断した。そして表中の○印は
ドロツプアウトが発生しなかつたもの、×印はドロツプ
アウトが発生したものを示している。
【0052】
表 1
(d=0.15μm一定)
〔(Tc/b)×100〕 ドロツプアウトの有無 起動トルク
(%) (g−cm)
0 ○ 500
10 ○ 280
20 ○ 100
40 ○ 80
50 ○ 80
55 × 80
60 × 80
【0053】この表1から明らかなように、トラツク幅
bに対する凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ
(Tc)の比率が55%以上になると、磁気デイスクと
磁気ヘツド装置との間のスペーシングロスが大となり、
その結果、ドロツプアウトが発生する。従つてトラツク
幅bに対する凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ
(Tc)の比率は50%以下に規制する必要がある。起
動トルクとの関係を考慮すると、トラツク幅bに対する
凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ(Tc)の比
率は20〜50%の範囲に規制するとよい。
bに対する凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ
(Tc)の比率が55%以上になると、磁気デイスクと
磁気ヘツド装置との間のスペーシングロスが大となり、
その結果、ドロツプアウトが発生する。従つてトラツク
幅bに対する凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ
(Tc)の比率は50%以下に規制する必要がある。起
動トルクとの関係を考慮すると、トラツク幅bに対する
凹部31のトラツク幅方向のトータル長さ(Tc)の比
率は20〜50%の範囲に規制するとよい。
【0054】次に凹部31の平均深さdの関係について
説明する。前述のように磁気デイスクと磁気ヘツド装置
との間の密着界面において磨耗粉が存在すると、磁気デ
イスクの回転と磁気ヘツド装置の押圧力とによつて、磁
性層表面の磨耗が助長される。そこで本発明では前述の
凹部31を磨耗粉などの塵埃類の捕集用収容部として利
用するものであるため、あまり浅すぎると塵埃類の捕集
効果が悪くなる。
説明する。前述のように磁気デイスクと磁気ヘツド装置
との間の密着界面において磨耗粉が存在すると、磁気デ
イスクの回転と磁気ヘツド装置の押圧力とによつて、磁
性層表面の磨耗が助長される。そこで本発明では前述の
凹部31を磨耗粉などの塵埃類の捕集用収容部として利
用するものであるため、あまり浅すぎると塵埃類の捕集
効果が悪くなる。
【0055】塵埃類の捕集効果を考慮すれば凹部31は
深いほど良いわけであるが、凹部31を本実施例のよう
に圧縮によつて設ける場合には余り深いと凹部31を形
成するときに極めて高い圧力が必要となり磁気デイスク
が変形してしまうために磁気ヘツド装置との接触が不十
分となる。また磁性層14の一部を除去して凹部31を
形成する方法には、例えばレーザ光照射法あるいはエツ
チング法などがあるが、このような形成方法の場合には
凹部31が深くなれば加工に時間がかかり、作業性が悪
くなるため好ましくない。このように圧縮法による場合
の磁気デイスクの変形、レーザ光照射法やエツチング法
による場合の作業性などを考慮すると、凹部31の平均
深さは0.5μmにとどめておく必要がある。
深いほど良いわけであるが、凹部31を本実施例のよう
に圧縮によつて設ける場合には余り深いと凹部31を形
成するときに極めて高い圧力が必要となり磁気デイスク
が変形してしまうために磁気ヘツド装置との接触が不十
分となる。また磁性層14の一部を除去して凹部31を
形成する方法には、例えばレーザ光照射法あるいはエツ
チング法などがあるが、このような形成方法の場合には
凹部31が深くなれば加工に時間がかかり、作業性が悪
くなるため好ましくない。このように圧縮法による場合
の磁気デイスクの変形、レーザ光照射法やエツチング法
による場合の作業性などを考慮すると、凹部31の平均
深さは0.5μmにとどめておく必要がある。
【0056】以上のようなことから凹部31の平均深さ
を0.01〜0.5μmの範囲、好ましくは0.1〜
0.5μmの範囲に規制することにより、塵埃類の捕集
効果が良く、しかも磁気デイスクの変形がなく、作業能
率の低下を招来することもない。なお、凹部31の平均
深さが0.1〜0.5μmと比較的深くなると凹部31
の部分で情報の記録ができ難くなるかあるいはできなく
傾向にある。そのため、前述の範囲では凹部31の記録
トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク幅方向の
長さの40%以下に規制するほうがよい。
を0.01〜0.5μmの範囲、好ましくは0.1〜
0.5μmの範囲に規制することにより、塵埃類の捕集
効果が良く、しかも磁気デイスクの変形がなく、作業能
率の低下を招来することもない。なお、凹部31の平均
深さが0.1〜0.5μmと比較的深くなると凹部31
の部分で情報の記録ができ難くなるかあるいはできなく
傾向にある。そのため、前述の範囲では凹部31の記録
トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク幅方向の
長さの40%以下に規制するほうがよい。
【0057】次に凹部31の深さと再生出力の低下との
関係について説明する。次の表2は記録波長(λ)が
2.99μm、表3は1.50μmで信号を記録したと
きの凹部31の深さと再生出力の低下との関係を示す表
である。なお、いずれの場合も凹部31の記録トラツク
幅方向のトータル長さは記録トラツク幅の40%であ
る。 これらの表2、表3から明らかなように凹部31の深さ
がλ/8よりも深いと信号の再生出力の低下が著しい。
一方、深さがλ/80よりも浅くなると出力低下はほと
んどないが、塵埃類の捕集、収容能力がほとんどない。
従つて、凹部の深さはλ/80〜λ/8の範囲に規制す
る必要がある。次に突出部33(図14参照)の高さと
ドロツプアウト特性との関係について説明する。このよ
うに山形の突出部33を形成すると、磁気ヘツド装置は
主に突出部33と接触する。そのため、磁気ヘツド装置
との接触面積が少なくなり、接触抵抗が小さくなるか
ら、磁性層の耐磨耗性が向上するという利点を有してい
る。しかし突出部33の高さを余り高くすると、平坦面
34と磁気ヘツド装置との間でのスペーシングロスが心
配となる。
関係について説明する。次の表2は記録波長(λ)が
2.99μm、表3は1.50μmで信号を記録したと
きの凹部31の深さと再生出力の低下との関係を示す表
である。なお、いずれの場合も凹部31の記録トラツク
幅方向のトータル長さは記録トラツク幅の40%であ
る。 これらの表2、表3から明らかなように凹部31の深さ
がλ/8よりも深いと信号の再生出力の低下が著しい。
一方、深さがλ/80よりも浅くなると出力低下はほと
んどないが、塵埃類の捕集、収容能力がほとんどない。
従つて、凹部の深さはλ/80〜λ/8の範囲に規制す
る必要がある。次に突出部33(図14参照)の高さと
ドロツプアウト特性との関係について説明する。このよ
うに山形の突出部33を形成すると、磁気ヘツド装置は
主に突出部33と接触する。そのため、磁気ヘツド装置
との接触面積が少なくなり、接触抵抗が小さくなるか
ら、磁性層の耐磨耗性が向上するという利点を有してい
る。しかし突出部33の高さを余り高くすると、平坦面
34と磁気ヘツド装置との間でのスペーシングロスが心
配となる。
【0058】本発明者らは突出部33の平均高さを種々
変えてドロツプアウトの発生状況と磁気デイスクの平均
起動トルクを調べ、その結果をまとめて次の表4に示し
た。
変えてドロツプアウトの発生状況と磁気デイスクの平均
起動トルクを調べ、その結果をまとめて次の表4に示し
た。
【0059】
【0060】なおこの表において△印のものは、ドロツ
プアウトが発生したり発生しなかつたりすることを示し
ている。この表から明らかなように、磁性層の平坦面3
4からの突出部33の平均高さが0.15μm以上にな
るとドロツプアウト発生の心配があるから、突出部33
の平均高さは0.1μm以下であるとよい。
プアウトが発生したり発生しなかつたりすることを示し
ている。この表から明らかなように、磁性層の平坦面3
4からの突出部33の平均高さが0.15μm以上にな
るとドロツプアウト発生の心配があるから、突出部33
の平均高さは0.1μm以下であるとよい。
【0061】突出部33の平均高さが0.01μm未満
であると今度は磁気ヘツド装置との密着性が良くなり、
そのために起動トルクが大となる。従つてドロツプアウ
トの発生がなく、かつ起動トルクを低く抑えるために
は、磁性層の平坦面34からの突出部33の平均高さを
0.01〜0.10μmの範囲、好ましくは0.02〜
0.10μmの範囲に規制するとよい。
であると今度は磁気ヘツド装置との密着性が良くなり、
そのために起動トルクが大となる。従つてドロツプアウ
トの発生がなく、かつ起動トルクを低く抑えるために
は、磁性層の平坦面34からの突出部33の平均高さを
0.01〜0.10μmの範囲、好ましくは0.02〜
0.10μmの範囲に規制するとよい。
【0062】この突出部33の平均高さは、凹部31を
形成するときの突部32(図9参照)の形状や圧力、磁
性層14の組成などを適宜調整することによりコントロ
ールできる。
形成するときの突部32(図9参照)の形状や圧力、磁
性層14の組成などを適宜調整することによりコントロ
ールできる。
【0063】図15は、凹部31の変形例を示す図であ
る。この例の場合、凹部31の平面形状は四角形をして
おり、小さい凹部31が複数個ずつ集合して凹部31の
ブロツクを形成している。このような凹部31のパター
ンにおいても、凹部31の平均深さ(d)は0.01〜
0.5μmの範囲に規制され、凹部31によつて形成さ
れる突出部33の平均高さは0.01〜0.10μmの
範囲に規制され、かつ、トラツク幅bに対する凹部31
のトラツク幅方向のトータル長さ(Tc)の比率は50
%以下に規制される。
る。この例の場合、凹部31の平面形状は四角形をして
おり、小さい凹部31が複数個ずつ集合して凹部31の
ブロツクを形成している。このような凹部31のパター
ンにおいても、凹部31の平均深さ(d)は0.01〜
0.5μmの範囲に規制され、凹部31によつて形成さ
れる突出部33の平均高さは0.01〜0.10μmの
範囲に規制され、かつ、トラツク幅bに対する凹部31
のトラツク幅方向のトータル長さ(Tc)の比率は50
%以下に規制される。
【0064】図16は凹部31の変形例を示す図で、こ
の例のではレーザ光の照射あるいはエツチングにより磁
性層14の一部を除去して凹部31が形成され、その部
分はベースフイルム13が露出した形になつている。従
つてこの例の場合、凹部31の平均深さdは磁性層14
の平均膜厚と等しい。
の例のではレーザ光の照射あるいはエツチングにより磁
性層14の一部を除去して凹部31が形成され、その部
分はベースフイルム13が露出した形になつている。従
つてこの例の場合、凹部31の平均深さdは磁性層14
の平均膜厚と等しい。
【0065】図17は、磁気デイスク2の全体から視た
凹部31の変形パターンを示す図である。この例の場
合、凹部31は磁気デイスク2の回転中心Oから若干ず
れた位置に中心Pをもち、それを中心に凹部31が同心
円状にかつ不連続に形成されている。したがつて磁気デ
イスク2の回転中心Oに対して若干偏心した状態で、凹
部31が同心円状にかつ不連続に形成されていることに
なる。
凹部31の変形パターンを示す図である。この例の場
合、凹部31は磁気デイスク2の回転中心Oから若干ず
れた位置に中心Pをもち、それを中心に凹部31が同心
円状にかつ不連続に形成されている。したがつて磁気デ
イスク2の回転中心Oに対して若干偏心した状態で、凹
部31が同心円状にかつ不連続に形成されていることに
なる。
【0066】図18は、磁気デイスク2の全体から視た
凹部31の他の変形パターンを示す図である。この例の
場合、凹部31は磁気デイスク2のほぼ全体にわたつて
不連続にかつほぼ格子状に形成されている。この例では
凹部31は規則的に形成されているが、凹部31を磁気
デイスク2のほぼ全体にわたつて一様にランダムに形成
してもよい。
凹部31の他の変形パターンを示す図である。この例の
場合、凹部31は磁気デイスク2のほぼ全体にわたつて
不連続にかつほぼ格子状に形成されている。この例では
凹部31は規則的に形成されているが、凹部31を磁気
デイスク2のほぼ全体にわたつて一様にランダムに形成
してもよい。
【0067】前記実施例では、磁気デイスク2の片面に
トラツキングサーボ用の連続した溝状の凹部15を形成
し、磁気デイスク2の他方の面に磁気ヘツドとの接触抵
抗を小さくするための凹部31を形成したが、本発明は
これに限定されるものではなく、磁気デイスク2の両面
に前記凹部31を形成してもよい。
トラツキングサーボ用の連続した溝状の凹部15を形成
し、磁気デイスク2の他方の面に磁気ヘツドとの接触抵
抗を小さくするための凹部31を形成したが、本発明は
これに限定されるものではなく、磁気デイスク2の両面
に前記凹部31を形成してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明の図13ならびに図14に示した
実施例(凹部31の平均深さd=0.15μm、〔(T
c/b)×100〕=40%、平坦面34からの突出部
33の高さ=0.05μm)に係るフレキシブルな3.
5インチの磁気デイスクと、磁性層上に凹部31を形成
しない同型の従来の磁気デイスクのエラーの発生状況を
調べ、その結果を図19に示した。
実施例(凹部31の平均深さd=0.15μm、〔(T
c/b)×100〕=40%、平坦面34からの突出部
33の高さ=0.05μm)に係るフレキシブルな3.
5インチの磁気デイスクと、磁性層上に凹部31を形成
しない同型の従来の磁気デイスクのエラーの発生状況を
調べ、その結果を図19に示した。
【0069】同図は、横軸に信号読取回数を、縦軸にエ
ラー発生個数をとつている。各磁気デイスクとも試料個
数は100個で、磁気ヘツド装置のランダムシークによ
り磁気デイスクに記録されている信号を読み取り、その
ときのエラーの発生個数をカウントしたものである。な
お、図中の実線Xは本発明の磁気デイスク、点線Yは従
来の磁気デイスクを示している。この図から明らかなよ
うに、従来の磁気デイスク(点線Y)は、磨耗粉の悪影
響で信号読取回数が1010を超えるとエラー発生個数が
急激に増え、信号読取回数が1016になるとほとんどす
べての試料において信号の読み取りエラーが発生してい
る。これに対して本発明のものは、信号読取回数が10
16になつてもエラーの発生個数は極めてすくなく、性能
的に安定していることが立証されている。
ラー発生個数をとつている。各磁気デイスクとも試料個
数は100個で、磁気ヘツド装置のランダムシークによ
り磁気デイスクに記録されている信号を読み取り、その
ときのエラーの発生個数をカウントしたものである。な
お、図中の実線Xは本発明の磁気デイスク、点線Yは従
来の磁気デイスクを示している。この図から明らかなよ
うに、従来の磁気デイスク(点線Y)は、磨耗粉の悪影
響で信号読取回数が1010を超えるとエラー発生個数が
急激に増え、信号読取回数が1016になるとほとんどす
べての試料において信号の読み取りエラーが発生してい
る。これに対して本発明のものは、信号読取回数が10
16になつてもエラーの発生個数は極めてすくなく、性能
的に安定していることが立証されている。
【0070】本発明は以上説明したような構成になつて
おり、ドロツプアウトの発生を抑制しながら、磁気ヘツ
ド装置との接触抵抗(摩擦抵抗)を小さくするととも
に、その凹部を磨耗粉などの塵埃類の捕集用として利用
するものである。そのため磁性層とヘツド面との間での
塵埃類の悪影響が大幅に軽減でき、耐久性に優れた信頼
性の高い磁気デイスクを提供することができる。
おり、ドロツプアウトの発生を抑制しながら、磁気ヘツ
ド装置との接触抵抗(摩擦抵抗)を小さくするととも
に、その凹部を磨耗粉などの塵埃類の捕集用として利用
するものである。そのため磁性層とヘツド面との間での
塵埃類の悪影響が大幅に軽減でき、耐久性に優れた信頼
性の高い磁気デイスクを提供することができる。
【図1】本発明の実施例に係る磁気デイスクカートリツ
ジの一部を分解した斜視図である。
ジの一部を分解した斜視図である。
【図2】その磁気デイスクカートリツジに用いられる磁
気デイスクの拡大断面図である。
気デイスクの拡大断面図である。
【図3】その磁気デイスクカートリツジに用いられる磁
気デイスクの平面図である。
気デイスクの平面図である。
【図4】その磁気デイスクカートリツジに用いられるク
リーニングシートの拡大断面図である。
リーニングシートの拡大断面図である。
【図5】その磁気デイスクカートリツジの使用状態を示
す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図である。
す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図である。
【図6】その磁気デイスクカートリツジの弾性片付近の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図7】その磁気デイスクカートリツジに用いられる磁
気デイスクの一部拡大平面図である。
気デイスクの一部拡大平面図である。
【図8】その磁気デイスクの第2の磁性層の表面状態を
示すチヤートである。
示すチヤートである。
【図9】その磁気デイスクの凹部形成加工を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図10】磁気ヘツドのトラツキングを説明するための
図である。
図である。
【図11】磁気ヘツドのトラツキングを説明するための
図である。
図である。
【図12】その磁気デイスクの第1の磁性層側の平面図
である。
である。
【図13】その第1の磁性層の拡大平面図である。
【図14】その第1の磁性層の表面状態を示すチヤート
である。
である。
【図15】その第1の磁性層の変形例を示す拡大平面図
である。
である。
【図16】凹部の変形例を示す拡大断面図である。
【図17】磁性デイスクの変形例を示す平面図である。
【図18】磁性デイスクのさらに変形例を示す平面図で
ある。
ある。
【図19】エラー発生特性図である。
【図20】磁性層の表面粗さと起動トルクとの関係を示
す特性図である。
す特性図である。
【図21】起動トルク測定装置の斜視図である。
1 カートリツジケース
2 磁気デイスク
8a 第1の磁気ヘツド装置
8b 第2の磁気ヘツド装置
11 磁気シート
13 ベースフイルム
14a 第1の磁性層
14b 第2の磁性層
15 トラツキングサーボ用凹部
16 記録トラツク部
31 凹部
33 突出部
34 平坦面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 水島 邦夫
大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ
クセル株式会社内
(72)発明者 土井 俊雄
大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ
クセル株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 非磁性体からなる基体と、その基体の表
面に形成された磁性層を有する磁気デイスクにおいて、 前記磁性層の記録トラツク上に不連続でかつ磁気ヘツド
装置との接触部からの平均深さが0.01〜0.5μm
の範囲に規制された凹部を多数設けるとともに、その凹
部の記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク
幅方向の長さの50%以下に規制されていることを特徴
とする磁気デイスク。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記凹部の平均
深さが0.1〜0.5μmの範囲に規制されるととも
に、その凹部の記録トラツク幅方向のトータル長さが記
録トラツク幅方向の長さの40%以下に規制されている
ことを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記磁性層が少
なくとも磁性粉とバインダとを有して塗着形成され、そ
の磁性層を部分的に圧縮することにより前記凹部が形成
されることを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項4】 請求項3記載において、前記凹部を圧縮
で形成することにより、凹部の周囲に磁性層の平坦面に
対して平均0.01〜0.1μm突出した突出部を形成
したことを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項5】 請求項3記載において、前記凹部の断面
形状がほぼ逆台形をしていることを特徴とする磁気デイ
スク。 - 【請求項6】 請求項1記載において、前記不連続な凹
部が当該磁気デイスクの回転中心に対して同心円状に形
成されていることを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項7】 請求項1記載において、前記不連続な凹
部が当該磁気デイスクの回転中心に対して偏心して形成
されていることを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項8】 請求項1記載において、前記基板の両面
に磁性層が形成され、その両方の磁性層とも前記不連続
の凹部が形成されていることを特徴とする磁気デイス
ク。 - 【請求項9】 請求項1記載において、前記基板の両面
に磁性層が形成され、その一方の磁性層には記録トラツ
ク上に前記不連続の凹部が形成され、他方の磁性層には
記録トラツクと隣接するトラツキングサーボ用の凹部が
形成されていることを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項10】 非磁性体からなる基体と、その基体の
表面に形成された磁性層を有する磁気デイスクにおい
て、 前記磁性層の記録トラツク上に不連続に設け、磁気ヘツ
ド装置との接触部からの平均深さが当該磁気デイスクに
記録する信号の最短波長の1/80〜1/8の範囲であ
り、かつ、その凹部の記録トラツク幅方向のトータル長
さが記録トラツク幅方向の長さの50%以下に規制され
ていることを特徴とする磁気デイスク。 - 【請求項11】 請求項1記載において、前記凹部の平
均深さが当該磁気デイスクに記録する信号の波長が1/
80〜1/10の範囲に規制されるとともに、その凹部
の記録トラツク幅方向のトータル長さが記録トラツク幅
方向の長さの40%以下に規制されていることを特徴と
する磁気デイスク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201192A JPH0512648A (ja) | 1991-05-01 | 1991-07-17 | 磁気デイスク |
| EP19920107195 EP0511622A3 (en) | 1991-05-01 | 1992-04-28 | Magnetic disk |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12650591 | 1991-05-01 | ||
| JP3-126505 | 1991-05-01 | ||
| JP3201192A JPH0512648A (ja) | 1991-05-01 | 1991-07-17 | 磁気デイスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512648A true JPH0512648A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=26462685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201192A Withdrawn JPH0512648A (ja) | 1991-05-01 | 1991-07-17 | 磁気デイスク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0511622A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0512648A (ja) |
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| DE3447676A1 (de) * | 1983-12-30 | 1985-08-08 | Isuzu Motors Ltd., Tokio/Tokyo | Verfahren zur steuerung einer automatischen kupplung |
| DE3443064A1 (de) * | 1984-11-26 | 1986-06-05 | Fujitsu Ltd., Kawasaki, Kanagawa | Automatisches kupplungssteuersystem |
| DE3443015A1 (de) * | 1984-11-26 | 1986-06-05 | Fujitsu Ltd., Kawasaki, Kanagawa | Automatisches kupplungssteuersystem |
| US5768076A (en) * | 1993-11-10 | 1998-06-16 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk having a laser-textured surface |
| US6396661B1 (en) * | 1998-08-19 | 2002-05-28 | Fujitsu Limited | Magnetic disk drive capable of preventing stiction of magnetic head |
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|---|---|---|---|---|
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| TW300879B (ja) * | 1993-11-10 | 1997-03-21 | Ibm | |
| US5528922A (en) * | 1994-12-27 | 1996-06-25 | International Business Machines Corporation | Method of making disk bumps with laser pulses for calibrating PZT sliders |
| US5550696A (en) * | 1995-01-27 | 1996-08-27 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk having textured test band for controlling texture in the slider landing zone |
| MY113928A (en) * | 1995-10-25 | 2002-06-29 | Showa Denko Kk | Magnetic disc and data writing/reading-out method |
| US6057984A (en) * | 1995-10-25 | 2000-05-02 | Mitsubishi Chemical Corporation | Method for data writing/read-out using a contact start and stop system |
| US6108169A (en) * | 1997-12-03 | 2000-08-22 | Quantum Corporation | Randomly laser-textured magnetic recording media |
| WO2001043122A2 (en) * | 1999-12-10 | 2001-06-14 | Seagate Technology Llc | Magnetic disc having physical servo patterns with a magnetic carrier, and method of making and using the same |
| RU2169399C1 (ru) * | 2000-02-11 | 2001-06-20 | Общество с ограниченной ответственностью "ЛабИНТЕХ" (Лаборатория ионных нанотехнологий) | Способ изготовления магнитного носителя |
| JP4134066B2 (ja) | 2005-02-24 | 2008-08-13 | 富士通株式会社 | ヘッド位置検出方法および記録媒体駆動装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS6124021A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トラツク分離型磁気デイスク |
| JPH0823933B2 (ja) * | 1986-09-30 | 1996-03-06 | ホ−ヤ株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPS6473528A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-17 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Substrate for magnetic disk and production thereof |
| JPH01302532A (ja) * | 1988-05-30 | 1989-12-06 | Tonen Corp | 磁気ディスク用基体およびその製造方法 |
| JPH0231323A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-01 | Asahi Glass Co Ltd | 磁気記録用メモリーディスク |
| JP2602296B2 (ja) * | 1988-09-07 | 1997-04-23 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスク |
| EP0422640B1 (en) * | 1989-10-13 | 1996-03-27 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk apparatus and magnetic disk |
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-
1991
- 1991-07-17 JP JP3201192A patent/JPH0512648A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-04-28 EP EP19920107195 patent/EP0511622A3/en not_active Withdrawn
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| US6552872B2 (en) | 1998-08-19 | 2003-04-22 | Fujitsu Limited | Magnetic disk drive capable of preventing stiction of magnetic head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0511622A2 (en) | 1992-11-04 |
| EP0511622A3 (en) | 1993-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |