JPH0512902Y2 - - Google Patents

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JPH0512902Y2
JPH0512902Y2 JP1987041888U JP4188887U JPH0512902Y2 JP H0512902 Y2 JPH0512902 Y2 JP H0512902Y2 JP 1987041888 U JP1987041888 U JP 1987041888U JP 4188887 U JP4188887 U JP 4188887U JP H0512902 Y2 JPH0512902 Y2 JP H0512902Y2
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coil
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、リレーに関する。
〔背景技術〕
従来のヒンジ型構造のリレーを第4図に示す。
図にみるように、このリレーは、鉄心12に巻回
されたコイル10を励磁させることにより、ヨー
ク13の一端133にヒンジ係合された略へ字形
の接極子14が鉄心12の自由端(他端)122
に離接するようにして揺動されるようになつてい
る。そして、この接極子14の揺動により、可動
接点ばね23が動かされ、固定接点20と可動接
点21との間が開閉されるようになつている。
このリレーでは、固定接点20と可動接点21
との間の安定した開閉動作を得るため、可動接点
ばね23の一部を兼用したヒンジ押さえばね23
aによつて接極子14を押圧し、接極子14の揺
動支点143がヨーク一端133からずれないよ
うにしていた。
ところが、従来のリレーでは、このようにヒン
ジ押さえばね23aによつて接極子14の揺動支
点143がヨーク一端133からずれないように
していたため、組み立て難く、また、組み立て後
において、調整を必要とするものであつた。
〔考案の目的〕
以上の事情に鑑みて、この考案は、接点開閉動
作が安定していて、組み立て易く、かつ、組み立
て後において、調整の必要がないリレーを提供す
ることを目的としている。
〔考案の開示〕
前記目的を達成するため、この考案は、コイル
が巻回された鉄心の一端にヨークが結合され、こ
のヨークの一端に揺動可能に磁気的につながれた
接極子が鉄心他端に対し離接して揺動するように
なつている電磁石装置と、前記接極子の揺動によ
つて開閉される接点機構とを備えたリレーにおい
て、前記接極子の揺動支点の背部には、この接極
子が前記鉄心他端に接するように動かされる際に
前記揺動支点が前記ヨーク一端に係合することが
できるように、前記接極子の揺動支点をヨーク一
端から所定の距離内に保つための接極子ガイドが
設けられ、この接極子ガイドが、前記ヨーク一端
を中心とする円弧状に形成されていることを特徴
とするリレーをその要旨としている。
以下に、この考案を、その一実施例をあらわす
図面を参照しながら詳しく説明する。
第1図a〜eはこの考案にかかるリレーの一実
施例をあらわしている。なお、第1図bでは、以
下に説明する可動絶縁体5および壁62,63を
省略してあらわしている。
これらの図にみるように、このリレーは、ベー
ス3に配設された電磁石装置1と接点機構2とを
備えているとともに、これら電磁石装置1と接点
機構2とを覆うようにしてベース3に取着されて
いるカバー4を備えている。
電磁石装置1は、コイル10、コイル枠11、
鉄心12、L字形ヨーク13および接極子14を
備えている。コイル10は、コイル枠11を介し
て鉄心12に巻回されている。コイル枠11の両
端つば部には、コイル素線の端を結線するコイル
結線用端子71が固定されている。このコイル結
線用端子71は、ベース3に形成されたコイル結
線用端子挿通孔31に通され、その一端をベース
3外に突出させている。鉄心12の一端121に
は、L字形のヨーク13がその一辺131におい
て結合されている。L字形ヨーク13の他辺13
2は、コイル10の側方に沿つて伸び、その先端
(L字形ヨークの一端)133が鉄心他端122
と対峙している。接極子14は、略ヘ字形に屈曲
されていて、その屈曲部内側の角143がL字形
ヨーク13の一端133から距離l離れるように
して配置されている。そして、この接極子14
は、屈曲部を境とする一方側141が鉄心他端1
22に向かつて伸び、一方側141先端部が鉄心
他端122と対向しているとともに、他方側14
2がヨーク他辺132と対向するように伸び、テ
ール部となつている。接極子14の屈曲部外側
(屈曲部内側の角143の背部)には、接極子ガ
イド61が設けられている。この接極子ガイド6
1の内側面(第1図aで接極子14の屈曲部外側
面が接している面)は、ヨーク一端133を中心
とする円弧状に形成されている。この接極子ガイ
ド61が設けられていることにより、接極子14
は、その屈曲部内側の角143がL字形ヨーク1
3の一端133から所定の距離以上に離れないよ
うに、すなわち、角143と一端133との間を
所定の距離内に保つようにされている。以上のよ
うにして、ヨーク一端133と揺動可能に磁気的
につながれた接極子14は、コイル10を励磁さ
せたり、その励磁を断つたりすることにより、一
方側141先端部を鉄心他端122に対し離接す
るようにして揺動する。接極子14の動きについ
ては、後で詳しく述べる。
接点機構2は、電磁石装置1の側方(接極子1
4のテール部142が設けられた側)に配置され
ていて、向かい合う固定接点20と可動接点21
とを有している。固定接点20は、固定接点ばね
22に固着されている。また、可動接点21は、
可動接点ばね23に固着されている。これら固定
接点20および可動接点21の固着は、かしめ等
により行われている。固定接点ばね22には、固
定接点端子22aが形成されている。固定接点ば
ね22は、その固定接点端子22aがベース3に
形成された固定接点端子挿通孔に差し込まれてベ
ース3に固定されている。可動接点ばね23に
は、可動接点端子23aが形成されている。そし
て、可動接点ばね23も、その可動接点端子23
aがベース3に形成された固定接点端子挿通孔に
差し込まれてベース3に固定されている。図示省
略されているが、前述したコイル結線用端子挿通
孔31、上記固定接点端子挿通孔および可動接点
端子挿通孔には、それぞれ端子が挿通された後に
シール剤(接着剤などのシール用樹脂)が流し込
まれ、このシール剤によつて各挿通孔と端子との
間の隙間が密封されるようになつている。
接極子14のテール部142と可動接点ばね2
3との間には、絶縁材からなる可動絶縁体5が介
在されているとともに、両者142,23間を遮
るようにして平行に並べられた2枚の壁62,6
3が設けられている。可動絶縁体5は、テール部
142と可動接点ばね23との間を橋渡しする辺
51とこの辺51に交差する辺52からなつてい
て、全体として十字形に形成されている。他方、
2枚の壁62,63には、可動絶縁体5の辺51
を通すためのスリツト62a,63aが形成され
ている。可動絶縁体5は、その一方の辺52を壁
62,63間に介在させるとともに、その他方の
辺51の両端部をスリツト62a,63aから壁
62,63外へ突出させるようにして配設されて
いて、スリツト62a,63aをガイドとして正
逆スライド可能なようになつている。また、この
可動絶縁体5は、常に可動接点ばね23の弾性力
によつてテール部142に向かう方向に付勢され
ている。
以上のように構成されたこのリレーは、前述し
たように、接極子14が揺動されることにより、
そのテール部142も揺動される。この動きがテ
ール部142と接する可動絶縁体5を介して可動
接点ばね23に伝えられて、可動接点ばね23が
動かされ、固定接点20と可動接点21との間が
開閉されるようになつている。詳しく説明する
と、つぎのように動作する。すなわち、コイル1
0を励磁させると、接極子14の一方側141先
端部が鉄心他端122に吸引される(この時、吸
引力>可動接点ばね23の付勢力となつている)。
これに伴つて、テール部142がヨーク他辺13
2から離れるように動かされる。この動きによつ
て、可動絶縁体5が可動接点ばね23に向かう方
向に動かされ、可動接点ばね23が固定接点ばね
22に近づくように撓んで、可動接点21と固定
接点20との間が閉じられる。この状態から、コ
イル10の励磁を断つと、接極子14の一方側1
41先端部と鉄心他端122との間の吸引力がな
くなり、可動接点ばね23が自らの弾性力によつ
て元の状態(第1図aにあらわした状態)に戻
る。これに伴つて、固定接点20と可動接点21
との間が開かれるとともに、可動絶縁体5がテー
ル部142に向かう方向に動かされる。この可動
絶縁体5の動きによつて、テール部142がヨー
ク他辺132に近づくように動かされ、これに伴
つて、接極子14の一方側141先端部が鉄心他
端122から離される。
上記動作の際、接極子14は、さらにつぎのよ
うに動かされる。
第2図aは、コイル10の励磁を断つている時
の接極子14の状態をあらわしている。図にみる
ように、コイル10の励磁を断つている時の接極
子14の状態は、例えば、実線、一点鎖線、二点
鎖線で示したような状態になつている。すなわ
ち、接極子14の屈曲部内側の角143がヨーク
一端133から離れた状態になつている。この状
態から、コイル10を励磁すると、接極子14が
ヨーク一端133に吸引され、ある時点で、第2
図bにみるように、接極子14の屈曲部内側の角
143がヨーク一端133に係合するようにな
る。係合後、接極子14は、屈曲部内側の角14
3を支点として揺動する。つまり、接極子14の
屈曲部内側の角143は、接極子14の揺動支点
となつている。
固定接点20と可動接点21との間の安定した
開閉動作を得るためには、コイル10の励磁を断
つている状態から少なくとも可動接点21が固定
接点20に接する(感動電圧のポイント)までの
間に接極子14の揺動支点143がヨーク一端1
33に完全に係合するようにしておく必要があ
る。前記間に前記係合ができるかできないかは、
接極子14の揺動支点143とヨーク一端133
との間の距離lで決まる。距離lが所定の距離内
であれば、前記間に前記係合ができ、所定の距離
を越えるとできないようになる。このリレーで
は、接極子14の屈曲部外側(揺動支点143の
背部)に接極子ガイド61が設けられて、接極子
14の揺動支点143がヨーク一端133から所
定の距離を越えて離れないようにされている。そ
のため、接極子14の揺動支点143がヨーク一
端133から所定の距離内に保たれ、感動電圧の
ポイントまでに接極子14の揺動支点143がヨ
ーク一端133に完全に係合するので、安定した
接点開閉動作が得られるのである。なお、この実
施例では、接極子ガイド61の内側面がヨーク一
端133を中心とする円弧状に形成されているの
で、第2図aで示した実線、一点鎖線、二点鎖線
等のどの状態においても、距離lを一定にするこ
とができ、さらに安定した接点開閉動作を得るこ
とができるようになつている。
第3図は、吸引力曲線とばね負荷曲線をあらわ
している。図において、αは接極子14の揺動支
点143とヨーク一端133との間の距離lが0
の場合の吸引力曲線、βは前記実施例の吸引力曲
線、γはばね負荷曲線、Pは感動電圧のポイン
ト、Qは接極子14の揺動支点143がヨーク一
端133に完全に係合する点、ストロークは鉄心
他端122と接極子の一方側141先端部との間
の距離を示している。
図にみるように、実施例は、距離lが0の場合
と比べて、接極子14の揺動支点143がヨーク
一端133に完全に係合した後において変わらな
い吸引力が得られている。このことから、感動電
圧のポイントまでに接極子14の揺動支点143
がヨーク一端133に完全に係合するようになつ
ていると、可動接点21と固定接点20との間の
接点圧を距離lが0の場合(理想的な場合)と同
じ値とすることができ、接点開閉動作を安定させ
ることができるということがわかる。
この考案にかかるリレーは、前記実施例に限定
されない。
〔考案の効果〕
以上にみてきたように、この考案にかかるリレ
ーは、コイルが巻回された鉄心の一端にヨークが
結合され、このヨークの一端に揺動可能に磁気的
につながれた接極子が鉄心他端に対し離接して揺
動するようになつている電磁石装置と、前記接極
子の揺動によつて開閉される接点機構とを備えた
リレーにおいて、前記接極子の揺動支点の背部に
は、この接極子が前記鉄心他端に接するように動
かされる際に前記揺動支点が前記ヨーク一端に係
合することができるように、前記接極子の揺動支
点をヨーク一端から所定の距離内に保つための接
極子ガイドが設けられ、この接極子ガイドが、前
記ヨーク一端を中心とする円弧状に形成されてい
ることを特徴としている。そのため、安定した接
点開閉動作が得られる。しかも、従来のリレーで
必要であつたヒンジ押さえばねなどの部品(手
段)を必要としない。また、組み立ての際には、
接極子の揺動支点が接極子ガイドとヨーク一端と
の間に位置するように接極子を組み付けるだけで
よいので、組み立て易く、組み立て後において、
調整の必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案にかかるリレーの一実施例
をあらわす平面図、第1図bは前記実施例の正面
図、第1図cは前記実施例の左側面図、第1図d
は前記実施例の右側面図、第1図eは前記実施例
の底面図、第2図aおよびbはそれぞれ前記実施
例の接極子の動作をあらわす説明図、第3図は吸
引力曲線とばね負荷曲線をあらわすグラフ、第4
図は従来のリレーをあらわす断面図である。 1……電磁石装置、2……接点機構、10……
コイル、12……鉄心、13……ヨーク、14…
…接極子、20……固定接点、21……可動接
点、61……接極子ガイド、121……鉄心一
端、122……鉄心他端、133……ヨーク一
端、143……接極子の揺動支点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルが巻回された鉄心の一端にヨークが結合
    され、このヨークの一端に揺動可能に磁気的につ
    ながれた接極子が鉄心他端に対し離接して揺動す
    るようになつている電磁石装置と、前記接極子の
    揺動によつて開閉される接点機構とを備えたリレ
    ーにおいて、前記接極子の揺動支点の背部には、
    この接極子が前記鉄心他端に接するように動かさ
    れる際に前記揺動支点が前記ヨーク一端に係合す
    ることができるように、前記接極子の揺動支点を
    ヨーク一端から所定の距離内に保つための接極子
    ガイドが設けられ、この接極子ガイドが、前記ヨ
    ーク一端を中心とする円弧状に形成されているこ
    とを特徴とするリレー。
JP1987041888U 1987-03-20 1987-03-20 Expired - Lifetime JPH0512902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041888U JPH0512902Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JP1987041888U JPH0512902Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS63149040U JPS63149040U (ja) 1988-09-30
JPH0512902Y2 true JPH0512902Y2 (ja) 1993-04-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518913U (ja) * 1978-07-22 1980-02-06

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JPS63149040U (ja) 1988-09-30

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