JPH05131124A - 親水性フツ素樹脂多孔質膜の製造方法 - Google Patents

親水性フツ素樹脂多孔質膜の製造方法

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JPH05131124A
JPH05131124A JP29426691A JP29426691A JPH05131124A JP H05131124 A JPH05131124 A JP H05131124A JP 29426691 A JP29426691 A JP 29426691A JP 29426691 A JP29426691 A JP 29426691A JP H05131124 A JPH05131124 A JP H05131124A
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hydrophilic monomer
pores
alkyl group
porous material
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Masakatsu Urairi
正勝 浦入
Kenji Matsumoto
憲嗣 松本
Tomoyuki Murakami
知之 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フッ素樹脂多孔体の細孔内に、特定の親水性モ
ノマーをグラフトおよび架橋することにより固定し、親
水性が高くその耐久性に優れ、かつ耐薬品性、耐溶剤
性、耐熱性などに優れた親水性フッ素樹脂多孔質膜とす
る。 【構成】 フッ素樹脂多孔体の細孔内に、構造式CH2
=CR1 −(R1 はHまたは炭素数 〜 のアルキル
基)を含む第3アミン若しくは第4アミン、または構造
式CH2 =CR1 −と−CH(R2 )(R3 )基
(R2 ,R3 は同一でも異なっていてもよい炭素数1〜
5のアルキル基)を含む親水性モノマー溶液を含浸した
後、紫外線照射を行い該親水性モノマーをグラフトおよ
び架橋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬品、食品、水などの
液体の精密濾過や限外濾過に使用する液体用濾過膜、濾
過装置等に用いることができる親水性フッ素樹脂多孔質
膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薬品、食品、水などの液体の精密濾過や
限外濾過において、微粒子の除去性能、液体の透過流
束、耐薬品性、耐圧性、耐熱性等が濾過膜の重要な選択
因子である。そのため、従来、ポリテトラフルオロエチ
レン(以下、PTFEと略す)、ポリフッ化ビニリデン
等のフッ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
オレフィン等の高分子重合体からなる多孔質膜が選ばれ
ていた。
【0003】しかしながら、近年ではさらに親水化膜の
必要性が高まってきた。すなわち、例えば半導体工業に
おいて、シリコンウエハの洗浄は硝酸、フッ酸、硫酸等
で行われているが、循環洗浄した後の薬品の交換時に、
薬品を排出することによって濾過用カートリッジフィル
ター内に空気が流入する。
【0004】そのため、フィルター内のPTFE膜等の
疎水性膜の表面に空気が接し、フィルター装着時等に有
機溶媒等で膜を親水化処理した効果が消失するため、次
回に薬品を導入した際には、液体透過流束が激減する。
そのため、低い表面張力を有する液体で再度親水化しな
ければならないという問題があった。
【0005】そして、フッ素樹脂多孔体の親水化方法と
して界面活性剤を塗布する方法あるいは特開昭56−6
3772号公報に記載されているようにポリビニルアル
コール、ポリエチレングリコールのような水溶性高分子
を多孔体の細孔内に含浸せしめ、該高分子を熱処理、ア
セタール化処理、エステル化処理、重クロム酸処理、電
離性放射線照射等により親水化する方法が知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記界
面活性剤を塗布する方法は、多孔体への界面活性剤の付
着力が充分でなく、活性剤が脱落し易く、親水性の耐久
性が乏しいという問題があった。
【0007】また、特開昭56−63772号公報に提
案されている方法は、放射線の照射により多孔体の分解
劣化を生じ機械的強度の大巾な低下を生ずるばかりでな
く、熱処理、アセタール化、エステル化は水溶性ポリマ
ーの一部を疎水性とするので、親水度合が低下するとい
う問題があった。
【0008】本発明は、前記従来技術課題を解決するた
め、親水性が高くその耐久性に優れ、かつ耐薬品性、耐
溶剤性、耐熱性などに優れた親水性フッ素樹脂多孔質膜
の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の親水性フッ素樹脂多孔質膜の製造方法は、
フッ素樹脂多孔体の細孔内に、構造式CH2 =CR1
(R1 はHまたは炭素数1〜5のアルキル基)を含む第
3アミン若しくは第4アミン、又は構造式CH2 =CR
1 −と−CH(R2 )(R3 )基(R2 ,R3 は同一で
も異なっていてもよい炭素数1〜5のアルキル基)を含
む親水性モノマー溶液を含浸した後、紫外線照射を行い
該親水性モノマーをグラフト重合および架橋することを
特徴とする。
【0010】前記構成においては、親水性モノマーが一
般式CH2 =CR1 −X(−CH3 n (ただし、Xは
CONH−(CH2 m −N、CON、OCON、CO
O−(CH2 m −N、またはCONHCH、mは1〜
10の整数、nは2〜3の整数、R1 はHまたは炭素数
1〜5のアルキル基)で示される物質であることが好ま
しい。
【0011】
【作用】前記本発明の構成によれば、フッ素樹脂多孔体
の細孔内に、構造式CH2 =CR1 −(R1 はHまたは
炭素数1〜5のアルキル基)を含む第3アミン若しくは
第4アミン、または構造式CH2 =CR1 −と−CH
(R2 )(R3 )基(R2 ,R3 は同一でも異なってい
てもよい炭素数1〜5のアルキル基)を含む親水性モノ
マー溶液を含浸した後、紫外線照射を行い該親水性モノ
マーをグラフト重合および架橋することにより、該親水
性モノマーが前記多孔体の細孔内に固定されているの
で、親水性が高くその耐久性に優れ、かつ耐薬品性、耐
溶剤性、耐熱性などに優れた親水性フッ素樹脂多孔質膜
とすることができる。
【0012】また、親水性モノマーが一般式CH2 =C
1 −X(−CH3 n (ただし、XはCONH−(C
2 m −N、CON、OCON、COO−(CH2
m −N、またはCONHCH、mは1〜10の整数、n
は2〜3の整数、R1 はHまたは炭素数1〜5のアルキ
ル基)で示される物質であるという本発明の好ましい構
成によれば、さらに親水性とその耐久性に優れた多孔膜
を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。本発明者は、種々検討の結果、フッ素樹脂は
耐紫外線性が極めて優れており、フッ素樹脂多孔体の細
孔内に含浸せしめた特定の化学構造を有する親水性モノ
マーをグラフト及び架橋するために必要な線量の紫外線
を照射した場合、分解劣化を生ずることなく、かつ耐薬
品性、耐溶剤性、耐熱性に優れる該親水性モノマーを多
孔体の細孔内に強固に固定し得ることを見出し本発明を
完成するに至った。
【0014】即ち、本発明に係る親水性を有するフッ素
樹脂多孔体の製造法は、フッ素樹脂多孔体の細孔内にC
2 =CR1 −基を有する第3アミンまたは第4アミン
またはCH2 =CR1 −基とイソプロピル基を有する親
水性モノマーを含浸し、次いで紫外線の照射により親水
性モノマーをグラフト及び架橋して、該モノマーを前記
多孔体の細孔内に固定するのである。
【0015】本発明に用いる多孔体は、通常PTFEか
らなるものであるが、他のフッ素樹脂、例えば、テトラ
フルオロエチレンーヘキサフルオロプロピレン共重合体
(以下、FEPと称す)、エチレンーテトラフルオロエ
チレン共重合体、テトラフルオロエチレンーパーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体、フッ化ビニル樹
脂、フッ化ビニリデン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂
等からなるものであってもよい。
【0016】そして、この多孔体はシート状、棒状、チ
ューブ状等いずれの形状であってもよく、焼成品もしく
は未焼成品のいずれも使用し得る。また、この多孔体の
気孔率、細孔の孔径は用途に応じて種々設定できるが、
通常、前者は約20〜80%、後者は約0.01〜10
μmである。
【0017】なお、フッ素樹脂多孔体は種々の方法で得
ることができる。例えば、PTFE多孔体は特公昭58
−25332号公報、特公昭51−18991号公報、
特公昭42−13560号公報等に記載された延伸法、
あるいは特公昭42−4974号公報に記載された起泡
剤を用いる方法等によって得ることができる。
【0018】また、本発明に用いる親水性モノマーは、
分子内に親水性基を有し且つ架橋し得るモノマーであ
る。この親水性モノマーとしては、次の一般式CH2
CR1 −X(−CH3 n (但し、XはCONH−
(CH2m −N,CON,OCON,COO−(C
2m −N,CONHCH,mは1〜10、nは2〜
3、R1 はHまたは炭素数1〜5のアルキル基)を用い
ることができる。この中で、XがCONH−(CH2)
3 N、nが2であるN、N−ジメチルアミノプロピル、
アクリルアミド、nが3つであるその4級塩タイプ、ま
たXがCON、nが2であるジメチルアクリルアミドが
特に好適に用いられる。
【0019】本発明の方法においては、先ず、フッ素樹
脂多孔体の細孔内親水性モノマーが含浸される。フッ素
樹脂多孔体の細孔内への親水性モノマーの含浸は、種々
の方法で行ない得るが、該多孔体が疎水性である点を考
慮し、下記の方法によるのが好ましいものである。 (1)(a)フッ素樹脂多孔体を、水との相溶性に優れ且つ表
面張力が30dyne/cm 以下の有機溶媒(メタノール、エ
タノール、アセトン等)中に浸漬し、多孔体内に溶媒を
含浸せしめる第1工程。
【0020】(b)次いで、これを水中に浸漬し、溶媒を
水と置換する(細孔内に水が含浸される)第2工程。 (c)その後、親水性モノマーの水溶液(モノマー濃度
は、通常、約0.05〜10重量%)中に多孔体を浸漬
し、該水溶液を多孔体の細孔内に含浸せしめる第3工
程。
【0021】以上、3工程を経て含浸する方法。 (2) 上記の如く低表面張力の有機溶媒に親水性モノマー
を混合して、30dyne/cm以下の溶液を調整し
て、フッ素樹脂多孔体に塗布、あるいは噴霧、あるいは
浸漬することによりフッ素樹脂多孔体の細孔内に該溶液
を含浸する方法。
【0022】上記のような方法によって、多孔体の細孔
内に親水性ポリマーを含浸せしめると、多孔体の表面に
も親水性ポリマーが付着する。含浸工程において、多孔
体表面に付着した親水性ポリマーは拭き取り等により除
去してもよく、或いは付着させたままでもよい。親水性
モノマーを多孔体表面に付着させたまま、次工程の紫外
線照射を実施すると、多孔体の細孔内および表面に、架
橋された親水性モノマーが固定される。
【0023】本発明においては、上記含浸工程の後に行
われる紫外線照射の効率向上のため、紫外線増感剤を用
いるのが好ましい。該増感剤の具体例としては、安息香
酸ナトリウム、イソフタル酸、ベンゾフェノン、4−ヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−メチルアンスラキノン、
ベンゾインアセトフェノン、ナフトキノン、アンスロン
等の芳香族ケトン、芳香族アルデヒド、芳香族カルボン
酸が挙げられる。これら増感剤の配合量は、親水性ポリ
マーの種類等によって変わり得るが、通常、親水性モノ
マー100重量部に対し、約0.1〜10重量部であ
る。
【0024】このように紫外線増感剤を使用する場合
は、親水性モノマー水溶液中に配合し、該モノマーと共
にフッ素樹脂多孔体の細孔内に含浸せしめるのがよい
が、多孔体の細孔内に親水性モノマーを含浸せしめ、そ
の後該モノマーに増感剤を吸収せしめてもよい。
【0025】本発明の方法においては、上記のようにし
てフッ素樹脂多孔体の細孔内に親水性モノマーを含浸せ
しめた後、紫外線の照射により、該ポリマーが架橋さ
れ、多孔体の細孔内に固定される。
【0026】紫外線照射は高圧水銀ランプ、キセノンラ
ンプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、カーボ
ンアーク灯等により行なうことができ、波長は150〜
600nmとするのが好ましい。照射時間は線源の出
力、照射距離、親水性ポリマーの種類、多孔体の形状等
種々の要因を考慮して設定するが、通常は約30秒〜3
0分である。
【0027】紫外線照射の際に、紫外線吸収の少いポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリフッ化ビニリデン等の透明性フィルム(厚さ1
μm、好ましくは5〜50μm)を用いて、親水性モノ
マー溶液を含浸した多孔体を上下方向から挟んでモノマ
ーの蒸発を防ぎ、また、酸素を遮断してもよい。
【0028】また、以上のように親水性モノマー含浸
後、紫外線照射により親水化された多孔質膜を、例えば
ディスク状、プリーツ状に加工し支持体に接着して、容
器内に組み込んでなるカートリッジフィルターや、平膜
状態でプレートとフレームにて支持するプレートタイプ
モジュール、中空糸膜モジュール等の瀘過装置とするこ
とができる。
【0029】また本発明の親水性を付与した多孔質支持
膜は、電池セパレーターなどにも応用することができ
る。以下、具体的実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
【0030】実施例1 厚さ60μm、細孔径0.1μm、気孔率70%、縦お
よび横が各10cmのPTFE多孔質シートをメタノー
ル中および水中に順次10分間ずつ浸漬し、更に親水性
モノマー水溶液中に30分間浸漬し、細孔内に親水性ポ
リマーを含浸させる。なお、親水性モノマー水溶液とし
ては、N、N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド
5wt%、ベンゾフェノン0.1wt%を溶解させたも
のを用いた。
【0031】含浸後、紙にてPTFE多孔質シート上の
モノマーを払拭し、厚さ25μmのポリフッ化ビニリデ
ンシートにPTFE多孔質シートを挟みカバーした。そ
の後、2kwの高圧水銀ランプにより、距離12cmで
5分間ずつ多孔質シートの表裏各面に紫外線を照射し、
細孔内に架橋されたN、N−ジメチルアミノプロピルア
ミドが固定された親水性PTFE多孔質シートを得た。
【0032】なお、この親水性PTFE多孔質シート
は、細孔内へのポリビニルアルコールの固定により、基
材として用いた多孔質シートよりも、重量が6.1%増
加していた。
【0033】この親水性PTFE多孔質シートを圧力差
235mmHgで透水試験に供したところ、純水の透過
流束は3.3cm3 /(cm2 ・min)であった。ま
た、該親水性多孔質シートを80℃の熱水を1kg/c
2 の加圧で30分間透過させた後同様に試験したとこ
ろ、純水の透過流束は3.2cm3 /(cm 2 ・mi
n)であり、該親水性シートは親水性の耐久性が優れて
いることが確認された。また、エタノールとアセトンを
各々透過させた後、乾燥させ同様に透水試験したとこ
ろ、純水の透過流束は3.2cm3 /(cm2・se
c)で、有機溶剤に対しても、耐久性が確認された。
【0034】因みに、基材として用いたPTFE多孔質
シートでは透水が認められなかった。また、この膜の純
水透過実験を1.5kg/cm2 の加圧下で2ケ月行っ
たが親水性を維持していた。また、室温で硫酸(97
%)フッ酸(50%)に2ケ月浸漬しても親水性を維持
していた。
【0035】比較例1 実施例1で用いたと同じPTFE多孔質シートを界面活
性剤(ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド)の
5重量%水溶液に30分間浸漬して引き上げ、これを8
0℃で2時間乾燥した。
【0036】この親水性多孔質シートを実施例1と同様
な透水試験に供したところ、透水量は3.6cm3
(cm2 ・min)(熱水処理前)および0cm3
(cm2 ・min)(熱水処理後)であった。
【0037】比較例2 分子量2万のポリビニルアルコール2重量部を水100
重量部に溶解した溶液中に、実施例1で用いたのと同じ
PTFE多孔質シートを30分浸漬し、細孔内に上記溶
液を含浸させる。
【0038】次に、これをホルムアルデヒド5重量部、
硫酸15重量部、硫酸ナトリウム15重量部および水6
5重量部から成る溶液(液温60℃)に2分間浸漬し、
ポリビニルアルコールをアセタール化した。この親水性
多孔質シートの透水量は1.4cm3 /(cm2 ・mi
n)(熱水処理前)および1.1cm3 /(cm2 ・m
in)(熱水処理後)であった。
【0039】実施例2 親水性モノマー溶液を、イソプロピルアルコール70重
量部、水30重量部、N、N、ジメチルアクリルアミド
5重量部、ベンゾフェノン0.1重量部に調整し、PT
FE多孔質シートに塗布した以外は、実施例1と同じく
カバーをして紫外線照射を行った。実施例1と同様の耐
薬品性、瀘過特性が得られた。この親水膜を電池セパレ
ータとしての適用性を検討するためにKOHの40wt
%水溶液中での交流電圧低下法により、その電気抵抗を
測定した。結果は1.6mΩ/cm2 であり、電気抵抗
は低く、電池用セパレータとして適用できるものであっ
た。因みに、基材として用いたPTFE多孔質シートの
電気抵抗は220mΩ/cm2 と高いものであった。
【0040】
【発明の効果】本発明は多孔体の細孔内に含浸せしめら
れた親水性ポリマーを紫外線の照射により、架橋固定す
るようにしたので、多孔体の分解劣化を生ずることな
く、しかも簡単な操作で親水性フッ素樹脂多孔体を得る
ことができる。また、本発明の方法によって得られる親
水性多孔体は親水性が長期間持続する効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素樹脂多孔体の細孔内に、構造式C
    2 =CR1 −(R1 はHまたは炭素数1〜5のアルキ
    ル基)を含む第3アミン若しくは第4アミン、または構
    造式CH2 =CR1 −と−CH(R2 )(R3 )基(R
    2,R3 は同一でも異なっていてもよい炭素数1〜5の
    アルキル基)を含む親水性モノマー溶液を含浸した後、
    紫外線照射を行い該親水性モノマーをグラフト重合およ
    び架橋することを特徴とする親水性フッ素樹脂多孔質膜
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 親水性モノマーが、一般式CH2 =CR
    1 −X(−CH3 n (ただし、XはCONH−(CH
    2 m −N、CON、OCON、COO−(CH2 m
    −N、またはCONHCH、mは1〜10の整数、nは
    2〜3の整数、R1 はHまたは炭素数1〜5のアルキル
    基)で示される請求項1記載の親水性フッ素樹脂多孔質
    膜の製造方法。
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