JPH0513126B2 - - Google Patents
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- JPH0513126B2 JPH0513126B2 JP61029192A JP2919286A JPH0513126B2 JP H0513126 B2 JPH0513126 B2 JP H0513126B2 JP 61029192 A JP61029192 A JP 61029192A JP 2919286 A JP2919286 A JP 2919286A JP H0513126 B2 JPH0513126 B2 JP H0513126B2
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は安定で使用感の優れた油中水型乳化化
粧料に関する。さらに詳しくは、シリコン油を多
量配合して安定で使用感の優れた油中水型乳化化
粧料に関する。 [従来の技術] 従来、油中水型乳化化粧料は肌表面をオイル膜
でカバーし水分蒸発を防ぐことから肌荒れなどに
効果があり、また撥水性が有ることから化粧くず
れを防ぐ効果があるので、フエーシヤル化粧料や
メーキヤツプ化粧料に多く用いられている。 一方、シリコン油はなめらかな使用性を持ち撥
水性に優れていることから多用され、とりわけ揮
発性のシリコンを配合したものは塗布時ののびが
良くのばすにつれて揮発性シリコン油が揮発する
ので、密着性がよく、また皮脂や汗に強くくずれ
にくいことから多用されてきている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、シリコン油は乳化することが難
しく、安定な油中水型乳化系を得られにくいとい
う欠点を有しており、強く要望されているにもか
かわらず、これを多量に配合しかつ市販に耐えう
る安定性を有する油中水型乳化化粧料は得られて
いない。これまで安定性の良好なシリコン油の油
中水型乳化化粧料を得るための方法として、ワツ
クス類を添加して系全体を固化させる方法、シリ
カを用い増粘する等の方法があるが、いずれもの
びが重くなりべたつくなどの欠点がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、こうした事情にかんがみ鋭意検
討した結果、シリコン油を30%以上という高い配
合割合で配合した油相においても、多糖硫酸塩及
び単糖硫酸塩の1種又は2種以上を含有した水相
と特定の界面活性剤とを用いることにより安定で
使用感触の優れた油中水型乳化化粧料が得られる
ことを見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は(A)シリコン油が油相成分中の
30%以上である油相と(B)多糖硫酸塩及び単糖硫酸
塩からなる群から選ばれた1種または2種以上が
水相成分中の0.1%以上である水相と(C)後記する
一般式[1],[2]または[3]で示されるポリ
オキシアルキレン変性ポリシロキサンよりなる親
油性非イオン界面活性剤とからなり、(A):(B)が重
量で2:1〜1:5であり、かつ(C)が全成分中の
1重量%以上である油中水型乳化化粧料である。 以下に、本発明の構成について詳述する。 本発明の第一のポイントは、シリコン油に対し
て良好な親油性非イオン界面活性剤を選ぶことで
あつた。 従来、炭化水素系の油を用いた油中水型乳化化
粧料には、親油性乳化剤としてソルビタンモノ脂
肪酸エステル、ソルビタンジ脂肪酸エステル、グ
リセリルモノ脂肪酸エステル、グリセリルジ脂肪
酸エステル、POE付加硬化ヒマシ油、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル等が用いられてきた。 しかし、これらの活性剤を用いてシリコン油を
多量に配合された油中水型乳化系を作ろうとして
も、油相の性質が異なるために良好な乳化系が得
られるとは限らない。むしろ、発明者らの研究に
よれば、そのほとんどは、安定性に問題があるこ
とがわかつた)。 しかし、本発明者等が見出した特定の界面活性
剤を用いて、かつ多糖硫酸塩及び単糖硫酸塩の1
種又は2種以上を組合せて用いたならばシリコン
油を多量にかつ安定的に乳化できるのである。こ
れは本発明者等が始めて見出した知見である。 本発明にかかる多糖硫酸塩は皮膚に対して優れ
た作用を有するものが多く、例えばコンドロイチ
ン4硫酸ナトリウム塩およびコンドロイチン6硫
酸ナトリウム塩はヒトの真皮中にあつて皮膚組織
の水分保持および弾力性等と密接に関係している
ことが知られている。また例えばデキストラン硫
酸エステルは血行を活発にし、新陳代謝を向上す
ることも知られている。また本発明で用いられる
単糖硫酸塩であるソルビトール硫酸塩は皮膚の老
化予防効果が期待される。したがつて、かかる優
れた効果を持つ多糖硫酸塩および単糖硫酸塩の1
種又は2種以上を用いることによつて安定な油中
水型乳化化粧料を製造できる本発明は非常に有用
である。 本発明で用いられるシリコン油は従来用いられ
ているもので良いが、具体的にはジメチルポリシ
ロキサン、メチルフエニルポリシロキサン、デカ
メチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン等が例示される。本発明に
おいては、特に揮発性の低分子シリコン油または
環状シリコン油も安定に配合することが可能であ
り、使用感触の面から誠に有利である。 揮発性シリコン油を配合した場合、使用感触が
特にさつぱり感を有するものとなる。すなわち、
塗布中はのびがよく、塗布後は油分が揮発するた
め油のべたつきがなく、さつぱりしたものとな
る。このような効果を賦与させる場合は油相中の
揮発性シリコン油の量を増すに従つて顕著となる
が、油相中のシリコン油の50%以上が揮発性シリ
コンであると特に良好である。 シリコン油の配合量は、他の油相成分の量とも
関係するが、本発明が最も有用となるはシリコン
油が油相成分中の30%以上を占める場合である。
すなわち30%以下の場合は一般的な他の界面活性
剤が使用可能となる。 なお、シリコン油以外の油相成分は、後述もす
るが、化粧料に用いられる一般的な油相成分であ
る。 シリコン油を含む油相成分が本発明の油中水型
乳化化粧料中に占める配合割合は好ましくは17−
67重量%、特に好ましくは20−33重量%である。 本発明で用いられる親油性界面活性剤はおよび
下記[1],[2],[3]の構造を有する界面活性
剤から選ばれた1種又は2種以上である。 {一般式[1][2][3]中、Rはメチル基ま
たは一部がフエニル基、R′は水素または炭素数
1〜12のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜
3の数、x,m,nは平均数でポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサンが分子中にポリ
オキシアルキレン基を10〜40重量%含有し且つ該
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンの分子量が2000以上になるような数値を表す。} 上記親油性界面活性剤の配合量は油中水型乳化
化粧料中の1−50重量%である。 本発明で用いられる多糖硫酸塩としてはコンド
ロイチン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸等の
ムコ多糖類の硫酸あるいはデキストラン硫酸、マ
ルチトール硫酸等の多糖硫酸のナトリウム塩、カ
リウム塩、トリエタノールアミン塩及びアルギニ
ン等のアミノ酸塩等の無機又は有機塩が例示され
る。 また本発明で用いられる単糖硫酸塩としてはソ
ルビトール硫酸等の単糖硫酸のナトリウム塩、カ
リウム塩、トリエタノールアミン塩及びアルギニ
ン等のアミノ酸塩等の無機又は有機塩を例示する
ことができる。 本発明においてはこれらの1種又は2種以上が
任意に選ばれて用いられる。好ましくはナトリウ
ム塩又はカリウム塩である。 本発明における上記多糖硫酸塩、単糖硫酸塩の
濃度は水相中の0.1%−20%である。0.1%未満で
は乳化安定性が充分でなく、多過ぎる場合は溶解
しなくなる。 多糖硫酸塩、単糖硫酸塩を含む水相全体の配合
量は、油中水型乳化化粧料全体中の33−83%であ
るのが好ましく、特に好ましくは50−80重量%で
ある。 本発明で用いられる(A)シリコン油が油相成分中
の30%以上である油相と(B)多糖硫酸塩及び単糖硫
酸塩の1種または2種以上が水相成分中の0.1%
以上である水相と(C)親油性非イオン界面活性剤の
混合比は、安定性や使用感触のの面から、好まし
くは(A):(B)が重量比で1:1〜1:5、特に好ま
しくは(A):(B)が重量比で1:2〜1:4である。 本発明の油中水型乳化化粧料は水相成分を多量
に配合できることも特徴の一つであり、このため
さつぱりとした使用感触をだしやすく、従来の油
中水型乳化化粧料に比べてその使用感触は画期的
である。 本発明の乳化化粧料には上記の必須成分に加え
て、必要に応じて通常の化粧料に配合される成分
を配合しうる。たとえば、水相成分としてプロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、グリセリン、マルチト
ール、ソルビトール、ポリエチレングリコール、
ピロリドンカルボン酸塩類等の保湿剤や、油相成
分としてワセリン、ラノリン、セレシン、マイク
ロクリスタリンワツクス、カルナバロウ、キヤン
デリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の固
型、半固型油分、スクラン、流動パラフイン、エ
ステル油、トリグリセライド等の流動油分、無機
および有機顔料、金属石鹸処理またはシリコン等
で表面処理された無機および有機顔料、有機染料
等の色材、カチオン性活性剤、アニオン性活性
剤、非イオン性活性剤等の界面活性剤、ビタミン
E、ビタミンEアセテート等の薬剤、収れん剤、
酸化防止剤、防腐剤、香料、クエン酸、クエン酸
ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、第2リン酸
ナトリウム等のPH調整剤、有機変性モンモリロナ
イト等の増粘剤、紫外線吸収剤等は、本発明の目
的、効果を損なわない質的、量的範囲内で配合可
能である。 [発明の効果] 本発明の乳化化粧料は安定で使用感触がべたつ
かずさつぱりし、また塗布後に撥水性があり経時
の持ちのよい化粧料である。 〔実施例〕 次に本発明を実施例をもつて詳細に説明する。
本発明はこれにより限定されるものではない。実
施例中の配合量は重量%である。実施例に先立ち
各実施例で採用した評価方法を説明する。 (安定性) 所定の方法で作成した油中水型乳化化粧料を0
℃、室温、37℃の恒温槽内に放置して、試作直後
および1カ月間後の安定性を下記の評価基準に従
つて評価した。 分離、凝集なし ○ 分離、凝集僅かにあり △ 分離、凝集 あり × (使用性) 女性パネル20名を用いて、のび、さつぱり、も
ち、フイツト感などの使用性を下記の評価基準に
従つて評価した。 良いと答えた人数が15名以上 ○ 良いと答えた人数が7名〜14名 △ 良いと答えた人数が6名以下 × 実施例1 ハンドクリーム デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(120cs) 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サン[一般式1](ポリオキシアルキレン重量
20%平均分子量6200) 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (製法) の油相を70℃に加熱しておく。これにあらか
じめ70℃に加熱したを添加し、乳化分散後室温
まで撹拌冷却して目的のハンドクリームを得る。
以下実施例及び比較例の製造方法は実施例1の方
法に準ずる。 (結果) 表1に示したごとく、本実施例のハンドクリー
ムは安定性、使用性ともに良好な成績を示した。 比較例 1 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(70cs) 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式1](ポリオキシアルキレン
重量20%平均分子量6200) 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。 比較例 2 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(70cs) 5.0 グリセリルモノオレート 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。 比較例 3 流動パラフイン(70cs) 25.0 ジグリセリンジイソステアレート 6.0 香料 0.2 イオン交換水 59.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。
粧料に関する。さらに詳しくは、シリコン油を多
量配合して安定で使用感の優れた油中水型乳化化
粧料に関する。 [従来の技術] 従来、油中水型乳化化粧料は肌表面をオイル膜
でカバーし水分蒸発を防ぐことから肌荒れなどに
効果があり、また撥水性が有ることから化粧くず
れを防ぐ効果があるので、フエーシヤル化粧料や
メーキヤツプ化粧料に多く用いられている。 一方、シリコン油はなめらかな使用性を持ち撥
水性に優れていることから多用され、とりわけ揮
発性のシリコンを配合したものは塗布時ののびが
良くのばすにつれて揮発性シリコン油が揮発する
ので、密着性がよく、また皮脂や汗に強くくずれ
にくいことから多用されてきている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、シリコン油は乳化することが難
しく、安定な油中水型乳化系を得られにくいとい
う欠点を有しており、強く要望されているにもか
かわらず、これを多量に配合しかつ市販に耐えう
る安定性を有する油中水型乳化化粧料は得られて
いない。これまで安定性の良好なシリコン油の油
中水型乳化化粧料を得るための方法として、ワツ
クス類を添加して系全体を固化させる方法、シリ
カを用い増粘する等の方法があるが、いずれもの
びが重くなりべたつくなどの欠点がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、こうした事情にかんがみ鋭意検
討した結果、シリコン油を30%以上という高い配
合割合で配合した油相においても、多糖硫酸塩及
び単糖硫酸塩の1種又は2種以上を含有した水相
と特定の界面活性剤とを用いることにより安定で
使用感触の優れた油中水型乳化化粧料が得られる
ことを見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は(A)シリコン油が油相成分中の
30%以上である油相と(B)多糖硫酸塩及び単糖硫酸
塩からなる群から選ばれた1種または2種以上が
水相成分中の0.1%以上である水相と(C)後記する
一般式[1],[2]または[3]で示されるポリ
オキシアルキレン変性ポリシロキサンよりなる親
油性非イオン界面活性剤とからなり、(A):(B)が重
量で2:1〜1:5であり、かつ(C)が全成分中の
1重量%以上である油中水型乳化化粧料である。 以下に、本発明の構成について詳述する。 本発明の第一のポイントは、シリコン油に対し
て良好な親油性非イオン界面活性剤を選ぶことで
あつた。 従来、炭化水素系の油を用いた油中水型乳化化
粧料には、親油性乳化剤としてソルビタンモノ脂
肪酸エステル、ソルビタンジ脂肪酸エステル、グ
リセリルモノ脂肪酸エステル、グリセリルジ脂肪
酸エステル、POE付加硬化ヒマシ油、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル等が用いられてきた。 しかし、これらの活性剤を用いてシリコン油を
多量に配合された油中水型乳化系を作ろうとして
も、油相の性質が異なるために良好な乳化系が得
られるとは限らない。むしろ、発明者らの研究に
よれば、そのほとんどは、安定性に問題があるこ
とがわかつた)。 しかし、本発明者等が見出した特定の界面活性
剤を用いて、かつ多糖硫酸塩及び単糖硫酸塩の1
種又は2種以上を組合せて用いたならばシリコン
油を多量にかつ安定的に乳化できるのである。こ
れは本発明者等が始めて見出した知見である。 本発明にかかる多糖硫酸塩は皮膚に対して優れ
た作用を有するものが多く、例えばコンドロイチ
ン4硫酸ナトリウム塩およびコンドロイチン6硫
酸ナトリウム塩はヒトの真皮中にあつて皮膚組織
の水分保持および弾力性等と密接に関係している
ことが知られている。また例えばデキストラン硫
酸エステルは血行を活発にし、新陳代謝を向上す
ることも知られている。また本発明で用いられる
単糖硫酸塩であるソルビトール硫酸塩は皮膚の老
化予防効果が期待される。したがつて、かかる優
れた効果を持つ多糖硫酸塩および単糖硫酸塩の1
種又は2種以上を用いることによつて安定な油中
水型乳化化粧料を製造できる本発明は非常に有用
である。 本発明で用いられるシリコン油は従来用いられ
ているもので良いが、具体的にはジメチルポリシ
ロキサン、メチルフエニルポリシロキサン、デカ
メチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン等が例示される。本発明に
おいては、特に揮発性の低分子シリコン油または
環状シリコン油も安定に配合することが可能であ
り、使用感触の面から誠に有利である。 揮発性シリコン油を配合した場合、使用感触が
特にさつぱり感を有するものとなる。すなわち、
塗布中はのびがよく、塗布後は油分が揮発するた
め油のべたつきがなく、さつぱりしたものとな
る。このような効果を賦与させる場合は油相中の
揮発性シリコン油の量を増すに従つて顕著となる
が、油相中のシリコン油の50%以上が揮発性シリ
コンであると特に良好である。 シリコン油の配合量は、他の油相成分の量とも
関係するが、本発明が最も有用となるはシリコン
油が油相成分中の30%以上を占める場合である。
すなわち30%以下の場合は一般的な他の界面活性
剤が使用可能となる。 なお、シリコン油以外の油相成分は、後述もす
るが、化粧料に用いられる一般的な油相成分であ
る。 シリコン油を含む油相成分が本発明の油中水型
乳化化粧料中に占める配合割合は好ましくは17−
67重量%、特に好ましくは20−33重量%である。 本発明で用いられる親油性界面活性剤はおよび
下記[1],[2],[3]の構造を有する界面活性
剤から選ばれた1種又は2種以上である。 {一般式[1][2][3]中、Rはメチル基ま
たは一部がフエニル基、R′は水素または炭素数
1〜12のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜
3の数、x,m,nは平均数でポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサンが分子中にポリ
オキシアルキレン基を10〜40重量%含有し且つ該
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンの分子量が2000以上になるような数値を表す。} 上記親油性界面活性剤の配合量は油中水型乳化
化粧料中の1−50重量%である。 本発明で用いられる多糖硫酸塩としてはコンド
ロイチン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸等の
ムコ多糖類の硫酸あるいはデキストラン硫酸、マ
ルチトール硫酸等の多糖硫酸のナトリウム塩、カ
リウム塩、トリエタノールアミン塩及びアルギニ
ン等のアミノ酸塩等の無機又は有機塩が例示され
る。 また本発明で用いられる単糖硫酸塩としてはソ
ルビトール硫酸等の単糖硫酸のナトリウム塩、カ
リウム塩、トリエタノールアミン塩及びアルギニ
ン等のアミノ酸塩等の無機又は有機塩を例示する
ことができる。 本発明においてはこれらの1種又は2種以上が
任意に選ばれて用いられる。好ましくはナトリウ
ム塩又はカリウム塩である。 本発明における上記多糖硫酸塩、単糖硫酸塩の
濃度は水相中の0.1%−20%である。0.1%未満で
は乳化安定性が充分でなく、多過ぎる場合は溶解
しなくなる。 多糖硫酸塩、単糖硫酸塩を含む水相全体の配合
量は、油中水型乳化化粧料全体中の33−83%であ
るのが好ましく、特に好ましくは50−80重量%で
ある。 本発明で用いられる(A)シリコン油が油相成分中
の30%以上である油相と(B)多糖硫酸塩及び単糖硫
酸塩の1種または2種以上が水相成分中の0.1%
以上である水相と(C)親油性非イオン界面活性剤の
混合比は、安定性や使用感触のの面から、好まし
くは(A):(B)が重量比で1:1〜1:5、特に好ま
しくは(A):(B)が重量比で1:2〜1:4である。 本発明の油中水型乳化化粧料は水相成分を多量
に配合できることも特徴の一つであり、このため
さつぱりとした使用感触をだしやすく、従来の油
中水型乳化化粧料に比べてその使用感触は画期的
である。 本発明の乳化化粧料には上記の必須成分に加え
て、必要に応じて通常の化粧料に配合される成分
を配合しうる。たとえば、水相成分としてプロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、グリセリン、マルチト
ール、ソルビトール、ポリエチレングリコール、
ピロリドンカルボン酸塩類等の保湿剤や、油相成
分としてワセリン、ラノリン、セレシン、マイク
ロクリスタリンワツクス、カルナバロウ、キヤン
デリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の固
型、半固型油分、スクラン、流動パラフイン、エ
ステル油、トリグリセライド等の流動油分、無機
および有機顔料、金属石鹸処理またはシリコン等
で表面処理された無機および有機顔料、有機染料
等の色材、カチオン性活性剤、アニオン性活性
剤、非イオン性活性剤等の界面活性剤、ビタミン
E、ビタミンEアセテート等の薬剤、収れん剤、
酸化防止剤、防腐剤、香料、クエン酸、クエン酸
ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、第2リン酸
ナトリウム等のPH調整剤、有機変性モンモリロナ
イト等の増粘剤、紫外線吸収剤等は、本発明の目
的、効果を損なわない質的、量的範囲内で配合可
能である。 [発明の効果] 本発明の乳化化粧料は安定で使用感触がべたつ
かずさつぱりし、また塗布後に撥水性があり経時
の持ちのよい化粧料である。 〔実施例〕 次に本発明を実施例をもつて詳細に説明する。
本発明はこれにより限定されるものではない。実
施例中の配合量は重量%である。実施例に先立ち
各実施例で採用した評価方法を説明する。 (安定性) 所定の方法で作成した油中水型乳化化粧料を0
℃、室温、37℃の恒温槽内に放置して、試作直後
および1カ月間後の安定性を下記の評価基準に従
つて評価した。 分離、凝集なし ○ 分離、凝集僅かにあり △ 分離、凝集 あり × (使用性) 女性パネル20名を用いて、のび、さつぱり、も
ち、フイツト感などの使用性を下記の評価基準に
従つて評価した。 良いと答えた人数が15名以上 ○ 良いと答えた人数が7名〜14名 △ 良いと答えた人数が6名以下 × 実施例1 ハンドクリーム デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(120cs) 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サン[一般式1](ポリオキシアルキレン重量
20%平均分子量6200) 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (製法) の油相を70℃に加熱しておく。これにあらか
じめ70℃に加熱したを添加し、乳化分散後室温
まで撹拌冷却して目的のハンドクリームを得る。
以下実施例及び比較例の製造方法は実施例1の方
法に準ずる。 (結果) 表1に示したごとく、本実施例のハンドクリー
ムは安定性、使用性ともに良好な成績を示した。 比較例 1 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(70cs) 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式1](ポリオキシアルキレン
重量20%平均分子量6200) 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。 比較例 2 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0 流動パラフイン(70cs) 5.0 グリセリルモノオレート 5.0 香料 0.2 イオン交換水 65.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。 比較例 3 流動パラフイン(70cs) 25.0 ジグリセリンジイソステアレート 6.0 香料 0.2 イオン交換水 59.6 コンドロイチン硫酸ナトリウム 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 防腐剤 0.2 (結果) 安定性、使用性の評価結果を表1に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 2〜5
表2に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表2中に示した。 比較例 4,5 表2に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表2中に示した。 実施例 6〜9 表3に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表3中に示した。 比較例 6 表3に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表3中に示した。 実施例 10 乳液 オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 10.0 セチルイソオクタネート 2.0 流動パラフイン(120cs) 2.0 ソルビタンジイソステアレート 3.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式3](ポリオキシアルキレン
基17重量%平均分子量6000) 3.0 酸化防止剤 適量 香料 適量 イオン交換水 63.7 デキストラン硫酸ナトリウム 1.0 コンドロイチン硫酸ナトリウム 2.0 グリセリン 3.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 防腐剤 0.2 実施例11 ヘアクリーム オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 フエニルポリシロキサン 5.0 スクワラン 4.0 シリコン樹脂 1.0 グリセリルジオレート 2.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式2](ポリオキシアルキレン
基15重量%平均分子量9000) 4.0 酸化防止剤 0.05 ビタミンEアセテート 0.1 イオン交換水 67.05 ソルビトール硫酸ナトリウム 2.0 デルマタン硫酸ナトリウム 1.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.5 プロピレングリコール 3.0 防腐剤 0.3 実施例12 乳化フアンデーシヨン デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 ジメチルポリシロキサン 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式1](ポリオキシアルキレン
基20%) 5.0 酸化防止剤 適量 香料 適量 混合顔料(シリコン処理顔料) 30.0 イオン交換水 41.9 1,3−ブチレングリコール 5.0 メチルパラベン 0.1 コンドロイチン硫酸ナトリウム 3.0
評価した。評価結果を表2中に示した。 比較例 4,5 表2に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表2中に示した。 実施例 6〜9 表3に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表3中に示した。 比較例 6 表3に示す配合品を調整し、安定性、使用性を
評価した。評価結果を表3中に示した。 実施例 10 乳液 オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 10.0 セチルイソオクタネート 2.0 流動パラフイン(120cs) 2.0 ソルビタンジイソステアレート 3.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式3](ポリオキシアルキレン
基17重量%平均分子量6000) 3.0 酸化防止剤 適量 香料 適量 イオン交換水 63.7 デキストラン硫酸ナトリウム 1.0 コンドロイチン硫酸ナトリウム 2.0 グリセリン 3.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 防腐剤 0.2 実施例11 ヘアクリーム オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 フエニルポリシロキサン 5.0 スクワラン 4.0 シリコン樹脂 1.0 グリセリルジオレート 2.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式2](ポリオキシアルキレン
基15重量%平均分子量9000) 4.0 酸化防止剤 0.05 ビタミンEアセテート 0.1 イオン交換水 67.05 ソルビトール硫酸ナトリウム 2.0 デルマタン硫酸ナトリウム 1.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.5 プロピレングリコール 3.0 防腐剤 0.3 実施例12 乳化フアンデーシヨン デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 ジメチルポリシロキサン 5.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサン[一般式1](ポリオキシアルキレン
基20%) 5.0 酸化防止剤 適量 香料 適量 混合顔料(シリコン処理顔料) 30.0 イオン交換水 41.9 1,3−ブチレングリコール 5.0 メチルパラベン 0.1 コンドロイチン硫酸ナトリウム 3.0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)シリコン油が油相成分中の30%以上である
油相と、(B)多糖硫酸塩及び単糖硫酸塩の1種また
は2種以上が水相成分中の0.1%以上である水相
と、(C)下記一般式[1],[2]または[3]で示
されるポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン
よりなる親油性非イオン界面活性剤とからなり、
(A):(B)が重量で2:1〜1:5であり(C)が全成分
中の1重量%以上である油中水型乳化化粧料。 {一般式[1][2][3]中、Rはメチル基ま
たは一部がフエニル基、R′は水素または炭素数
1〜12のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜
3の数、x,m,nは平均数でポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサンが分子中にポリ
オキシアルキレン基を10〜40重量%含有し且つ該
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンの分子量が2000以上になるような数値を表す。} 2 シリコン油が揮発性シリコン油を50%以上含
有するシリコン油である特許請求の範囲第1項記
載の油中水型乳化化粧料。 3 多糖硫酸塩がコンドロイチン硫酸、デキスト
ラン硫酸のナトリウム塩又はカリウム塩である特
許請求の範囲第1項または第2項に記載の油中水
型乳化化粧料。 4 単糖硫酸塩がソルビトール硫酸のナトリウム
塩又はカリウム塩である特許請求の範囲第1項ま
たは第2項に記載の油中水型乳化化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2919286A JPS62187406A (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 油中水型乳化化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2919286A JPS62187406A (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 油中水型乳化化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187406A JPS62187406A (ja) | 1987-08-15 |
| JPH0513126B2 true JPH0513126B2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=12269332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2919286A Granted JPS62187406A (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 油中水型乳化化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62187406A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2505602A1 (en) | 2011-03-29 | 2012-10-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane and cosmetic containing it |
| US10662294B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-05-26 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane, cosmetics, and method for manufacturing organopolysiloxane |
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| JPS63216815A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Terumo Corp | 皮膚保護剤 |
| JPH01149707A (ja) * | 1987-12-05 | 1989-06-12 | Sunstar Inc | 毛髪処理剤 |
| JP2665951B2 (ja) * | 1988-09-27 | 1997-10-22 | 株式会社資生堂 | 固型状油中水型乳化化粧料 |
| JPH04113276U (ja) * | 1990-06-18 | 1992-10-02 | 東京シ−ト株式会社 | ステアリングホイ−ルのフレ−ム構造 |
| JPH04261111A (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-17 | Kanebo Ltd | 油中水滴型乳化化粧料 |
| US8784787B2 (en) | 2009-10-23 | 2014-07-22 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Co-modified organopolysiloxane |
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| WO2011137212A1 (en) | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Dow Corning Corporation | Cosmetic raw material |
| US10406092B2 (en) | 2012-12-28 | 2019-09-10 | Dow Silicones Corporation | Method for producing transparent or semi-transparent liquid glycerin-derivative-modified silicone composition |
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| JP6546127B2 (ja) | 2016-07-14 | 2019-07-17 | 信越化学工業株式会社 | 新規シリコーン化合物およびこれを含む化粧料 |
| JP7358020B2 (ja) | 2020-05-22 | 2023-10-10 | 信越化学工業株式会社 | 乳化剤及び乳化剤を含む乳化組成物 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4122029A (en) * | 1977-07-27 | 1978-10-24 | Dow Corning Corporation | Emulsion compositions comprising a siloxane-oxyalkylene copolymer and an organic surfactant |
| JPS5539576A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Atsushi Yokomizo | Faucet |
| US4311695A (en) * | 1979-12-03 | 1982-01-19 | Dow Corning Corporation | Personal-care emulsions comprising a siloxane-oxyalkylene copolymer |
| JPS6111137A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-18 | Shiseido Co Ltd | 油中水型乳化組成物 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP2919286A patent/JPS62187406A/ja active Granted
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| EP2505602A1 (en) | 2011-03-29 | 2012-10-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane and cosmetic containing it |
| US8697042B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-04-15 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane and cosmetic containing it |
| US10662294B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-05-26 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organopolysiloxane, cosmetics, and method for manufacturing organopolysiloxane |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187406A (ja) | 1987-08-15 |
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