JPH0513526U - 水溶液中の空気酸化阻害物質の検出装置 - Google Patents

水溶液中の空気酸化阻害物質の検出装置

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JPH0513526U
JPH0513526U JP6227891U JP6227891U JPH0513526U JP H0513526 U JPH0513526 U JP H0513526U JP 6227891 U JP6227891 U JP 6227891U JP 6227891 U JP6227891 U JP 6227891U JP H0513526 U JPH0513526 U JP H0513526U
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JP
Japan
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liquid
reactor
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air
sulfurous acid
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JP6227891U
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Inventor
井上  健治
雅和 鬼塚
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石灰石膏法脱硫装置の空気酸化設備に適用さ
れる空気酸化阻害物質の検出装置に関する。 【構成】 底部に空気供給口を有し滞留液を混合する攪
拌機を備えた反応器に、空気供給手段、亜硫酸含有液供
給手段、アルカリ供給手段並びに滞留液排出手段とを配
管で接続し、該反応器内滞留液のpHを検出し、該検出
信号で前記アルカリ供給手段を動作させ、さらに該反応
器内滞留液位を検出し該検出信号で前記滞留液排出手段
を動作させると共に排出液配管に亜硫酸検出器を接続し
てなる水溶液中の空気酸化阻害物質検出装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は石灰石膏法脱硫装置の空気酸化設備に適用される空気酸化阻害物質の 検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
石灰石膏法脱硫装置等では石灰石(CaCO3 )の粉末を水中に懸濁させたス ラリを吸収剤として使用する。排ガスよりスラリに吸収された二酸化イオウガス (SO2 )は水相で次式(1),(2)の反応により重亜硫酸イオン(HSO3 - )を生成する。 SO2 (g)+H2 O → H2 SO3 (1) H2 SO3 → H+ +HSO3 - (2)
【0003】 さらに生成したHSO3 - の全部又は一部が排ガス中の酸素O2 及び/又は外 部より供給される空気中のO2 と反応して次式(3)により重硫酸イオン(HS O4 - )を生成する。 HSO3 - + 1/2O2 (g) → HSO4 - (3)
【0004】 生成したHSO4 - はスラリ中の石灰石(CaCO3 )と反応して次式(4) により副生物の石膏(CaSO4 ・2H2 O)を生成する。 HSO4 - +H+ +CaCO3 +H2 O → CaSO4 ・2H2 O+CO2 (4)
【0005】 上記(3)の反応は排ガス中のO2 濃度及び空気供給量に影響されるが、これ 以外に酸化阻害物質の混入により大きな影響を受ける。すなわち、空気供給量が 不足する場合及び酸化阻害物質が混入し酸化が抑制される場合には、スラリ中の HSO3 - 濃度が増大し通常HSO3 - 濃度が10〜20mmol/l以上となると 、(5)式に示す反応により亜硫酸石灰(CaSO3 )が生成する。 HSO3 - +H+ +CaCO3 → CaSO3 ・ 1/2H2 O+ 1/2H2 O+CO2 (5)
【0006】 CaSO3 の生成は副生石膏の品位を低下する要因となるので通常はHSO3 - 濃度を1mmol/l以下となるように空気供給量を調節している。
【0007】 しかしながら、酸化阻害物質が混入し酸化が抑制される場合には、酸化装置の 酸化能力が充分発揮できずCaSO3 が生成し、副生石膏の品位低下をきたすこ とになる。
【0008】 そこであらかじめ石灰石、補給水及び排ガス等に含まれる不純物に起因する酸 化阻害物質の有無を評価する必要が生じる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従来の酸化阻害物質の有無の評価は通常攪拌槽等に被測定液を入れ、亜硫酸ソ ーダ等の水溶性亜硫酸塩を一度に投入し回分酸化を行い、亜硫酸濃度の減少曲線 から酸化速度を求める方法が行われている。しかしながらこの方法では亜硫酸濃 度が比較的高い領域の酸化速度しか得られず石灰石膏法で適用される亜硫酸濃度 5mmol/l以下の低濃度での酸化速度を精度よく測定することは困難であった。
【0010】 本考案は上記技術水準に鑑み、実際の石灰石膏法脱硫装置の空気酸化設備の運 転条件を模擬できて、水溶液中の空気酸化阻害物質の有無判定が精度よく、安価 にできる装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は底部に空気供給口を有し滞留液を混合する攪拌機を備えた反応器に、 空気供給手段、亜硫酸含有液供給手段、アルカリ供給手段並びに滞留液排出手段 とを配管で接続し、該反応器内滞留液のpHを検出し、該検出信号で前記アルカ リ供給手段を動作させ、さらに該反応器内滞留液位を検出し該検出信号で前記滞 留液排出手段を動作させると共に排出液配管に亜硫酸検出器を接続してなること を特徴とする水溶液中の空気酸化阻害物質検出装置である。
【0012】
【作用】
反応器内に一定量の被測定液を入れ、攪拌装置によって攪拌し、空気供給ポン プを作動させて一定量の空気を供給しながら亜硫酸供給ポンプを介して亜硫酸溶 液を一定速度で反応器内に供給する。反応器内の液のpHはpHセンサによって 検出され、pHメータによって測定され、そのpH値はpH調節計に入力される 。上記pH調整計は信号をアルカリ供給ポンプに送ってこれを作動させて上記反 応器内にアルカリ液を送り、上記反応器内の液のpHが設定pH値を維持するよ うにアルカリ供給ポンプを制御する。
【0013】 上記反応器に供給された亜硫酸溶液の大部分は空気酸化され前記(3)式に従 って重硫酸イオンとなり、さらにpH調整に伴って供給されるアルカリ液によっ て中和され、液は液レベル調節計によって所定レベルになるように自動的に排出 される。反応器内の液中の亜硫酸濃度は亜硫酸濃度分析計によって計測される。
【0014】 上記により、本考案においては亜硫酸溶液を連続供給しかつpH調整も行うの で実際の脱硫装置に即した連続空気酸化が行われるので、被測定液の酸化阻害が 定量的にしかも精度よく測定できる。
【0015】
【実施例】
本考案の検出装置の一実施例を図1によって説明する。図1に示す本実施例装 置は外囲部に恒温水ジャケット16を有する反応器1中に一定量の被測定水を入 れた後、攪拌器2により攪拌を開始する。所定温度に達した後、空気供給ポンプ 3より配管を介して反応器1の下部に設けた空気吹込管4より所定流量の空気を 供給する。亜硫酸溶液は亜硫酸溶液容器5より亜硫酸溶液供給ポンプ6を介して 反応器1内に一定速度で送り亜硫酸の空気酸化を開始する。
【0016】 上記反応器1中の液のpHはpHセンサ7によって検出されpHメータ8によ って測定され、そのpH値はpH調節計9に入力される。上記測定されたpH値 と設定pH値の偏差に応じて該pH調節計9信号がアルカリ液供給ポンプ10に 送られ、同ポンプ10は反応器1内の液pH値が設定pH値となるようにアルカ リ液をアルカリ液容器11より反応器1に送り、上記アルカリ液が供給された反 応器1内の液のpH値が所定値に維持される。
【0017】 反応器1内の液レベルは液レベルセンサ12によって検出され、液レベル調節 計13によって設定レベルになるよう液抜きポンプ14をON/OFF作動させ 、同ポンプ14は反応器1内の液レベル設定値となるように液の抜出しを行う。
【0018】 反応器1の液の一部は配管を介して亜硫酸濃度分析計15に送られ、液中の亜 硫酸濃度が測定される。
【0019】 石灰石膏法吸収液中に含まれる酸化阻害物質は使用する吸収剤原料、原水及び 排ガス中から混入するもので、一般に微量で酸化阻害物質を特定することは現状 では非常に困難である。
【0020】 上記実施例の装置を使用して空気酸化阻害の有無を測定する際の判定基準は、 温度、pH、酸化空気量、攪拌回転数及び亜硫酸供給速度の各条件を同一条件と した時の酸化阻害物質を含まない純水を基準とした相対比較で行われ、例えば純 水の場合の亜硫酸濃度は0.2mmol/l以下、亜硫酸塩の酸化抑制剤として知ら れているヒドロキノンを10ppm 添加した液では亜硫酸濃度は10mmol/l程度 となる。
【0021】 なお、亜硫酸溶液には亜硫酸水、重亜硫酸ソーダ等が適当であり、又アルカリ 液には苛性ソーダ、炭酸カルシウム等が使用できる。
【0022】
【考案の効果】 本考案は亜硫酸溶液が定流速で連続供給され、反応器内のpHは一定に制御さ れ、液レベルも一定に保持され、安定した連続化が行われるので、被測定液中の 酸化阻害の有無が精度よく測定でき酸化阻害物質の有無判定活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水溶液中の空気酸化阻害物質の検出装
置の一実施例の説明図
【符号の説明】
1:反応器 2:攪拌器 3:空気供給ポンプ 4:空気供給管 5:亜硫酸溶液容器 6:亜硫酸溶液供給ポンプ 7:pHセンサ 8:pHメータ 9:pH調節計 10:アルカリ液供給ポンプ 11:アルカリ液容器 12:液レベルセンサ 13:液レベル調節計 14:液抜きポンプ 15:亜硫酸濃度分析計 16:恒温水ジャケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に空気供給口を有し滞留液を混合す
    る攪拌機を備えた反応器に、空気供給手段、亜硫酸含有
    液供給手段、アルカリ供給手段並びに滞留液排出手段と
    を配管で接続し、該反応器内滞留液のpHを検出し、該
    検出信号で前記アルカリ供給手段を動作させ、さらに該
    反応器内滞留液位を検出し該検出信号で前記滞留液排出
    手段を動作させると共に排出液配管に亜硫酸検出器を接
    続してなることを特徴とする水溶液中の空気酸化阻害物
    質検出装置。
JP6227891U 1991-08-07 1991-08-07 水溶液中の空気酸化阻害物質の検出装置 Withdrawn JPH0513526U (ja)

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JP6227891U JPH0513526U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 水溶液中の空気酸化阻害物質の検出装置

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JPH0513526U true JPH0513526U (ja) 1993-02-23

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