JPH05139916A - 畑地用水性懸濁状除草製剤組成物 - Google Patents

畑地用水性懸濁状除草製剤組成物

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JPH05139916A
JPH05139916A JP31088191A JP31088191A JPH05139916A JP H05139916 A JPH05139916 A JP H05139916A JP 31088191 A JP31088191 A JP 31088191A JP 31088191 A JP31088191 A JP 31088191A JP H05139916 A JPH05139916 A JP H05139916A
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JP
Japan
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ethoxylated
compound
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water
flowable agent
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Pending
Application number
JP31088191A
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English (en)
Inventor
Kazuo Naohara
一男 直原
Masako Kato
真子 加藤
Toshiki Maruyama
俊城 丸山
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作物に対する薬害が微小でかつ雑草に対する
除草効果が極めて高い水性懸濁状除草製剤の提供。 【構成】 メチル O−メトキシ−カルボニルメチル−
5−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)−2
−ニトロベンゾハイドロキシメートを、分散剤(ポリオ
キシエチレントリスチリルフェニルエーテル、ポリオキ
シアルキレングリコール、スルホ琥珀酸ジ−2−エチル
ヘキシルエステルナトリウム塩)および水と共に、湿式
粉砕機中で粉砕して懸濁状組成物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除草効果が著しく増強さ
れた畑地用の水性懸濁状除草製剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】水に対して難溶な除草剤有効成
分はキシレン、トルエン等の有機溶剤に界面活性剤とと
もに均一に溶解した乳剤、あるいは水を連続相とし固体
状態である有効成分を分散させた水性懸濁状製剤(以下
フロアブル剤と称す)といった剤型をとりうるが乳剤は
有機溶剤を使用しているため製品の貯蔵・運搬面、環境
安全面、作業者への安全面及び作物に対する薬害発生面
で問題となる点が多く必ずしも好ましい剤型とはいえ
ず、これらの点で有利なフロアブル剤での製剤化が望ま
れている。しかしながらフロアブル剤は除草効果が一般
に乳剤と比較し劣ることが問題となっていた。
【0003】ジフェニルエーテル系除草剤、メチル O
−メトキシ−カルボニルメチル−5−(2,4−ジクロ
ロ−3−メチルフェノキシ)−2−ニトロベンゾハイド
ロキシメート(特開昭63−215605号公報に記
載。以下これを化合物1と称す。)は、水溶解度が0.
22ppm(25℃)と低く、フロアブル剤としての製
剤化が望ましい。しかしながらこれをフロアブル剤とし
て製剤化したものは作物に対する薬害は全く発生しない
か、発生しても極微小であるが、雑草に対する除草効果
は乳剤と比較して劣り、乳剤と同等の効果を期待すれば
有効成分の投下量を増大させなければならないという問
題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、乳剤と同
等の除草効果を有する化合物1のフロアブル剤の創出を
めざし鋭意検討を重ねた結果、化合物1と特定の分散剤
または湿潤剤を混合し通常の湿式粉砕方法により粉砕す
ると容易に微粒子化できることを見いだした。組成物中
の除草剤の粒度は、従来の処方では達成することのでき
なかった0.5μm以下の粒径を有する化合物1の粒子
を50重量%以上含有するものである。しかもこのフロ
アブル剤を使用すれば薬害は全く発生しないか、発生し
ても極く微小でありながら除草効果は乳剤と同程度であ
り、薬量を従来のフロアブルの2分の1〜4分の1に低
減させることが可能であることを見いだし本発明を完成
した。
【0005】本発明は、(a)除草剤有効物質として、メ
チル O−メトキシ−カルボニルメチル−5−(2,4
−ジクロロ−3−メチルフェノキシ)−2−ニトロベン
ゾハイドロキシメート、(b)スルホ琥珀酸ジ−2−エチ
ルヘキシルエステルナトリウム塩、エトキシル化スチリ
ルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレングリコー
ル、エトキシル化ノニルフェニルエーテル、およびエト
キシル化オクチルフェニルエーテルよりなる群から選択
された1種またはそれ以上の分散剤または湿潤剤、およ
び(c)水を含有することを特徴とする水性懸濁状除草製
剤である。
【0006】即ち、本発明によれば化合物1を選択され
た上記の湿潤剤または分散剤の存在下、湿式粉砕する
と、その粒度が0.5μm以下の粒径を有する粒子が50重量
%以上の微粒子が得られ、これに伴い除草効果が著しく
増強するフロアブル剤を提供するものである。更に詳し
くは、本発明のフロアブル剤は作物、具体的にはコム
ギ、稲、ダイズ、トウモロコシ等に対し薬害を発生させ
ることなく、雑草、具体的にはオオイヌノフグリ、フラ
サバソウ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ヤ
エムグラ、野生スミレ、オロシヤギク、カミツレ、カミ
ツレモドキ、ヒナゲシ、エゾノキツネアザミ、オオツメ
グサ、ミミナグサ、ノミノツヅリ、シラタマソウ、エゾ
スズシロ、ワスレナグサ、シロザ、ミチヤナギ、ソバカ
ズラ、コーンマリーゴールド等に対し従来考えられなか
った程の優れた除草効果を示す。
【0007】本発明に使用される化合物1の含有量は1
〜60重量%、好ましくは10〜40重量%の範囲であ
る。本発明で用いられる分散剤または湿潤剤は、スルホ
琥珀酸ジ−2−エチルヘキシルエステルナトリウム塩、
エトキシル化スチリルフェニルエーテル、ポリオキシア
ルキレングリコール、エトキシル化ノニルフェニルエー
テルおよびエトキシル化オクチルフェニルエーテルより
なる群から選択されるものである。これら以外の、従来
公知の分散剤では、化合物1が0.5μm以下の粒径を
有する極めて微粒子化された懸濁状組成物を調製するこ
とは困難である。これら分散剤または湿潤剤は1種のみ
でなく、2種以上を併用することができ、その使用量は
化合物1の水中分散液に0.1重量%以上、好ましくは
0.5〜10重量%である。
【0008】好ましい分散剤または湿潤剤を挙げれば、
アニオン系界面活性剤としてスルホ琥珀酸ジ−2−エチ
ルヘキシルエステルナトリウム塩;ノニオン系界面活性
剤として10〜40個のEO(エチレンオキサイド)単
位を含有するエトキシル化スチリルフェニルエーテル;
平均分子量2000〜9000で、かつ全分子中の酸化
エチレン重量%が30〜80のポリオキシアルキレング
リコール;8〜14個のEO単位を含有するエトキシル
化ノニルフェニルエーテル;8〜14個のEO単位を含
有するエトキシル化オクチルフェニルエーテル等であ
る。
【0009】本発明の組成物の調製に際しては、該組成
物の製剤安定性を向上する目的で水溶性増粘剤、消泡
剤、凍結防止剤、分解防止剤、凝集防止剤等を適宜添加
することができる。水溶性増粘剤としては、天然、半合
成および合成の水溶性増粘剤はいずれも使用でき、詳し
くはザンサンガム、グアーグム、セルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル
酸塩、ポリビニルピロリドンなどが具体例として挙げら
れる。水溶性増粘剤は、組成物中に0.01〜3重量%
好ましくは0.05〜3重量%配合される。消泡剤は、
製剤時の発泡を抑制するため約2重量%まで添加するこ
とが好ましい。消泡剤としてはとくに限定はなくいずれ
も使用されるが、例えば、ポリプロピレングリコール、
シリコーンオイルなどが具体例として挙げられる。凍結
防止剤は、保存中の凍結を防止するため約5〜15重量
%添加することが好ましい。
【0010】本発明のフロアブル剤は、(a)〜(c)を混合
したものを剛体メディアとともに湿式粉砕することによ
り製造される。剛体メディアは通常粒径が0.1〜3μ
mのものを用いれば、より短時間で化合物1が0.5μm
以下に微粒子化する。メディアの材質はガラス、アルミ
ナ、ジルコニア、メノーなどが使用されるが、好ましく
はガラスである。該メディアを用いて(a)〜(c)の混合物
を撹拌し、微粉砕する機器としては、サンドミル、サン
ドグラインダー、ダイノミルなど一般に公知のものでよ
く、竪型、横型共に使用できる。但しダイノミルを使用
すれば、サンドミル、サンドグラインダーに比較して短
時間で微粒子化することができる。粉砕する際の温度は
5〜30℃が望ましい。30℃を越える場合微粒子化が
困難になるので好ましくない。このため撹拌時には各々
の機器に合った方法で冷却することが望ましい。粉砕に
当たってのメディアと化合物1の混合比率は、体積比で
50/50〜80/20の範囲であり、好ましくは60
/40〜70/30である。この様にして得られたフロ
アブル剤は従来の方法で作製したフロアブル剤と比較し
作物に対する薬害は変わらず全く発生しないか発生して
も極く微小でありながら除草効果が著しく向上している
ため除草剤製剤として極めて有利である。
【0011】
【発明の効果】本発明により0.5μm以下の粒径を有
する粒子が50重量%以上と極めて微粒子化された化合
物1を含有するフロアブル剤の製造が可能となった。そ
して、このフロアブル剤は従来の方法で製造したフロア
ブル剤と比較し作物に対する薬害は軽微なまま変わら
ず、除草効果が飛躍的に向上し、乳剤と同程度となっ
た。
【0012】
【実施例】以下の実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説
明する。なお、組成物中の除草剤の粒度の測定には、レ
ーザー光前方散乱光のフランホーファ回折式およびハロ
ゲン光源の側方散乱光強度解析式のマイクロトラック粒
度分布計 Model 7995-10 SPA(LEEDS & NORTHRUPINSTRU
MENTS 社製)を使用した。
【0013】実施例1 (本発明のフロアブル)直径0.1mmのガラスビーズ
120mlを充填した0.15Lグラインディングコン
テナーに化合物1 30.0g、ポリオキシエチレント
リスチリルフェニルエーテル(EO単位数29)1.5
g、ポリオキシアルキレングリコール(平均分子量29
00、EO付加量34重量%)0.5g、スルホ琥珀酸
ジ−2−エチルヘキシルエステルナトリウム塩 2.0
g、シリコーン系消泡剤 0.1g水 40.9gを添
加し、ダイノミルKDL−スペシャル(WAB社製)中で
ディスクの回転数2500rpmにて、120分間粉砕
した。コンテナー内の温度は冷却水で冷却し25℃以下
に保った。所定時間粉砕した後、減圧濾過によりガラス
ビーズとの分離を行い、懸濁状組成物37.5gを得
た。この懸濁状組成物に0.5%のウェランガム10g
とプロピレングリコール2.5gを添加しラボ・スター
ラーで均一となるまでゆっくりと撹拌(50rpm)
し、化合物1を有効成分とするフロアブル剤 50gを
得た。このフロアブル剤は表1に示すように、0.5μ
m以下の粒径を有する粒子が85%の粒度分布を有して
いた。
【0014】比較例1 (従来のフロアブル)直径0.1mmのガラスビーズ1
20mlを充填した0.15Lグラインディングコンテ
ナーに化合物1 30.0g、β−ナフタリンスルホン
酸ホルマリン縮合物のNa塩1.5g、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレート(EO単位数20;商品
名 Tween20)1.0g、シリコーン系消泡剤
0.1g 水 42.4gを添加し、ダイノミルKDL
−スペシャル(WAB社製)中でディスクの回転数250
0rpmにて、120分間粉砕した。コンテナー内の温
度は冷却水で冷却し25℃以下に保った。所定時間粉砕
した後、減圧濾過によりガラスビーズとの分離を行い、
懸濁状組成物37.5gを得た。この懸濁状組成物に
0.5%のウェランガム10gとプロピレングリコール
2.5gを添加しラボ・スターラーで均一となるまでゆ
っくりと撹拌(50rpm)し、化合物1を有効成分と
するフロアブル剤 50gを得た。このフロアブル剤は
表1に示すような粒度分布を示した。
【0015】
【表1】
【0016】比較例2 (乳剤)化合物1 5g、ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム 5g、12個のEO単位を含有するエトキ
シル化トリスチリルフェニルエーテル 5g、シクロヘ
キサノン 25gとSOLVEESO 200(ESSO社製)60gを
室温下、均一な溶液となるまで撹拌し化合物1を有効成
分とする乳剤100g得た。
【0017】試験例 実施例1で得た化合物1のフロアブル剤、比較例1で得
た化合物1のフロアブル剤および比較例2で得た化合物
1の乳剤を用い下記方法により生物試験を行った。 (試験方法)30cm×30cm×9cm(深さ)の角型ポッ
トに畑地土壌を充填し、表2に示すコムギ種子および雑
草種子を一定量ずつ播種、厚さ1cmの覆土をし、40日
間、適温適湿にて栽培した。薬剤処理は実施例1、比較
例1、比較例2を表2に示した各々の有効成分量になる
ように水で希釈調製し、1区当り4.5ミリリットルず
つ植物体茎葉に均一に散布した。薬剤処理後45日目に
各雑草への除草効果及び各作物に対する薬害程度を無処
理との比較により下記の評価基準に従って判別し、その
結果を表2に示した。
【0018】評価基準 除草効果 ; 0:無作用〜100:完全枯死 薬害 ; 0:無害 〜100:完全枯死
【0019】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 除草剤有効物質として、メチル O
    −メトキシ−カルボニルメチル−5−(2,4−ジクロ
    ロ−3−メチルフェノキシ)−2−ニトロベンゾハイド
    ロキシメート、 (b)スルホ琥珀酸ジ−2−エチルヘキシルエステルナト
    リウム塩、エトキシル化スチリルフェニルエーテル、ポ
    リオキシアルキレングリコール、エトキシル化ノニルフ
    ェニルエーテル、およびエトキシル化オクチルフェニル
    エーテルよりなる群から選択された1種またはそれ以上
    の分散剤または湿潤剤、および (c)水を含有することを特徴とする畑地用水性懸濁状除
    草製剤組成物。
JP31088191A 1991-11-26 1991-11-26 畑地用水性懸濁状除草製剤組成物 Pending JPH05139916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09157106A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Agro Kanesho Co Ltd 農薬水性懸濁組成物及び容器入り農薬水性懸濁組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09157106A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Agro Kanesho Co Ltd 農薬水性懸濁組成物及び容器入り農薬水性懸濁組成物

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