JPH05140208A - 活性エネルギー線硬化性組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化性組成物

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JPH05140208A
JPH05140208A JP30435091A JP30435091A JPH05140208A JP H05140208 A JPH05140208 A JP H05140208A JP 30435091 A JP30435091 A JP 30435091A JP 30435091 A JP30435091 A JP 30435091A JP H05140208 A JPH05140208 A JP H05140208A
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JP
Japan
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acrylate
meth
active energy
energy ray
curable composition
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Application number
JP30435091A
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English (en)
Inventor
Akira Kogure
陽 木暮
Hiroshi Otani
寛 大谷
Akitada Kadani
明忠 甲谷
Toshihiko Shinohara
敏彦 篠原
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 末端不飽和二重結合を有する水不溶性有機カ
ルボン酸2価陽イオン金属塩で表面処理された無機顔料
を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性組
成物。 【効果】 本発明に係わる活性エネルギー線硬化性組成
物を活性エネルギー線硬化型インキ、塗料、接着剤、歯
科用コンポジットレジン、人工大理石等に応用すると、
光沢、硬度、耐薬品性、接着性等の極めて優れた物性を
示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明による活性エネルギー線硬
化性組成物において、末端不飽和二重結合を有する化合
物により表面処理された無機顔料は、アクリロイル基を
有する感光性オリゴマー化合物及びモノマーを含む紫外
線または電子線のような活性エネルギー線硬化性の印刷
インキ或は塗装剤等のビヒクルに対する濡れがきわめて
良いので、印刷適性或は塗装適性が良好であるだけでな
く、重合硬化塗膜の重合収縮に基づく、基材と塗膜界面
の歪みの発生による付着性の低下現象を緩和する働きを
兼ね備えている。
【0002】例えば、無機顔料として前記のように表面
処理された硫酸バリウムを使用した、プリント配線板用
の紫外線硬化型エッチングレジストインキを用い、スク
リーン印刷法で配線基板の表面に回路パターンの印刷を
行うと、表面未処理の硫酸バリウムを使用した場合に比
較して、レベリング性及び画像再現性が良好であるほ
か、強靱な塗膜を形成するので、レジスト性の極めて優
れたインキを製造することが可能となる。
【0003】更に、例えば、前記のように表面処理され
た、該顔料を応用して電子線硬化型のオフ輪インキを作
製し、印刷すると顔料の乳化作用によるインキと湿し水
との乳化が極めて小さいので、良好な印刷適性を示すこ
とになる。以上のように極めて有用な無機顔料であるの
で、種々な分野ーインキ、塗料、接着剤、歯科用コンポ
ジットレジン、人工大理石等に応用展開を図ることが可
能となる。
【0004】
【従来の技術】昨今、プリント配線基板業界では、基板
表面に銅回路パターンを形成させるレジスト用スクリー
ンインキの種類として、熱硬化型よりも紫外線、いわゆ
る活性エネルギー線硬化型製品が圧倒的に多くなってき
ている。しかし、活性エネルギー線硬化によって塗膜形
成させると、重合収縮が約10〜15%発生するという
欠点があるので、緩和して付着性の低下を防止する試み
が研究されている。
【0005】例えば、レジスト用スクリーンインキ中に
無機系の体質顔料として、硫酸バリウムを30〜40重
量%使用すると付着性の低下が緩和される。現在、活性
エネルギー線硬化性インキまたは塗料に好適な無機顔料
を市場で入手するのは困難であるので、市場で入手でき
る通常、表面が親水性の硫酸バリウムを使用する際は、
分散剤を併用する必要がある。
【0006】この際、ポリビニルピロリドンなどの親水
性のビニル重合物を分散剤としてインキ中に約10重量
%添加したときは、アクリロイル基を有する活性エネル
ギー線硬化型ビヒクルに対する濡れは良くなるものの、
硬化塗膜の耐水性が悪化するデメリットが生ずる。
【0007】従って表面が未処理の無機顔料を使用した
印刷インキの使用において、印刷適性、塗膜の付着性、
耐水性等の諸性能を全般的に向上させるためには、無機
顔料、分散剤並びにその他の助剤の種類や量をインキの
使用条件や用途毎に調整する必要があるばかりでなく、
前記の諸物性も必ずしも十分満足であるとは言えない現
況である。このように活性エネルギー線硬化性印刷イン
キの用途ばかりでなく、塗料や接着剤の用途において
も、分散性の良好な無機顔料の新たな開発が要望されて
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
複雑な配合操作等の諸問題を解決するために、塗膜の重
合収縮に対し緩和作用を持つ、末端不飽和二重結合を有
する水不溶性有機カルボン酸2価陽イオン金属塩で表面
処理された無機顔料を配合することにより、光硬化型ビ
ヒクルに対する濡れ性を向上させた活性エネルギー線硬
化性組成物を製造することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラジカル重合
性二重結合を有する化合物及び顔料を含有する活性エネ
ルギー線硬化性組成物であって、顔料が末端不飽和二重
結合を有する水不溶性有機カルボン酸2価陽イオン金属
塩で表面処理された無機顔料であることを特徴とする活
性エネルギー線硬化性組成物に関する。
【0010】本発明の一構成成分である末端不飽和二重
結合を有する水不溶性有機カルボン酸2価陽イオン金属
塩で表面処理された無機顔料としては、次の製造方法で
製造された無機顔料が使用出来る。
【0011】即ち、第一の方法としては、カルシウム、
ストロンチウム、バリウムの如き2価陽イオンを含む水
溶液(以下、金属陽イオン水溶液と呼称)と、等モルの
硫酸イオン、炭酸イオン、蓚酸イオンの如き2価の陰イ
オンを含む水溶液(以下、陰イオン水溶液と呼称)と
を、攪拌混合によって、水不溶性の結晶を生成させる際
に、末端不飽和二重結合を有する有機カルボン酸のリチ
ウム、カリウム、ナトリウム、アンモニウムの如き水溶
性アルカリ塩を反応系に共存させることにより製造され
た無機顔料で、製造の際、末端不飽和二重結合を有する
水不溶性有機カルボン酸2価金属塩が顔料表面に強固に
付着して表面を親油性にすると同時に、結晶の成長を妨
げて、親油性で微細な粒子径を持つ無機顔料となる。
【0012】また、第二の方法としては、前記の末端不
飽和二重結合を有する有機カルボン酸の水溶性アルカリ
塩の代わりに、ヒドロキシル基を有する有機カルボン酸
の水溶性アルカリ塩を使用して、前記と同様に製造され
た無機顔料に、更にヒドロキシル基と反応し得る(メ
タ)アクリロイル基を有する化合物、例えばジイソシア
ネート化合物とヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トとの等モルウレタン化反応生成物やイソシアネートエ
チル(メタ)アクリレート等を顔料表面上に存在する有
機カルボン酸鎖中のヒドロキシル基と反応させることに
より、顔料表面に末端不飽和二重結合を有する、親油性
で微細な粒子径を持つ無機顔料を形成せしめることによ
り達成される。
【0013】末端不飽和二重結合もしくは、ヒドロキシ
ル基を有する有機カルボン酸アルカリ塩(以下、単に有
機カルボン酸アルカリ塩と呼称)を共存させる手段とし
ては、陰イオン水溶液中に、予め有機カルボン酸アルカ
リ塩を共存させておいて、この混合溶液と金属陽イオン
水溶液とを攪拌混合しても良いし、また三種の水溶液を
同時に混合しても良い。
【0014】顔料生成反応中の有機カルボン酸アルカリ
塩の濃度は、通常、顔料の陰イオン成分溶質1モル当
り、約0.001〜0.1モル、好ましくは0.005
〜0.03モル使用することが出来るが、インキ、塗
料、接着剤、歯科用コンポジットレジン、人工大理石等
の用途に応じて、顔料の分散効果を見ながら、任意に設
定することが可能である。
【0015】有機カルボン酸アルカリ塩としては、用途
に応じて、下記の末端不飽和二重結合もしくはヒドロキ
シル基を有する有機カルボン酸のリチウム、カリウム、
ナトリウム、アンモニウムの如きアルカリ塩が容易に使
用可能である。
【0016】末端不飽和二重結合を有する有機カルボン
酸としては、例えば次のような一般式(1)乃至一般式
(5)で表わされる化合物を挙げることができる。
【0017】
【化1】
【0018】(ここでR1は水素原子またはCH3基を表
し、R2,R3はそれぞれ水素原子または炭素数1ないし
3のアルキル基、またはR2とR3が一緒になって形成す
る6員環炭化水素基を表し得る炭化水素鎖を表すものと
し、またXは炭素数2ないし4のアルキレン基を表すも
のとする。)
【0019】
【化2】
【0020】(ここでR1、R2、R3、X等は前記と同
意義である。)
【0021】
【化3】
【0022】(ここでR1、X等は前記と同意義であ
る。)
【0023】
【化4】
【0024】(ここでR1、X等は前記と同意義であ
る。)
【0025】
【化5】
【0026】(ここで、n=5〜15である。)
【0027】さらに、末端不飽和二重結合を有する有機
カルボン酸としては、(メタ)アクリロイル基を有する
イソシアネート化合物と、ヒドロキシ基を有する有機カ
ルボン酸とのNCO/OH基比1/1付加による有機不
飽和カルボン酸等を挙げることができる。
【0028】一般式(1)、(2)、(3)または
(4)で表される有機カルボン酸は、例えば該当する二
塩基酸無水物と、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートとを等モル比で付加反応させることにより容易に得
ることができる。二塩基酸無水物の例示としては、無水
コハク酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水フタル酸、
テトラヒドロ無水フタル酸、無水マレイン酸、無水イタ
コン酸等を挙げることができ、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート化合物の例示としては、ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシ(イソ)プロピルメタクリレート、ヒドロキ
シ(イソ)プロピルアクリレート、ヒドロキシブチルメ
タクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート等を挙げ
ることができる。
【0029】一般式(1)で表される有機酸の具体的例
示としては、β−メタクリロイルオキシエチルモノサク
シネート、β−アクリロイルオキシエチルモノサクシネ
ート、β−メタクリロイルオキシエチルモノヘキサヒド
ロフタレート、β−アクリロイルオキシエチルモノヘキ
サヒドロフタレート、一般式(2)で表される有機酸の
具体的例示としては、β−メタクリロイルオキシエチル
モノフタレ−ト、β−アクリロイルオキシエチルモノフ
タレ−ト、β−メタクリロイルオキシイソプロピルモノ
フタレ−ト、β−アクリロイルオキシイソプロピルモノ
フタレ−ト、一般式(3)、(4)で表される有機酸の
具体的例示としては、β−メタクリロイルオキシエチル
モノイタコネート、β−アクリロイルオキシエチルモノ
イタコネート、また一般式(5)で表わされる有機酸の
具体的例示としてはウンデシレニック酸等を挙げること
ができる。
【0030】ヒドロキシル基を有する有機カルボン酸と
しては、ジメチロールプロピオン酸、12−ヒドロキシ
ステアリン酸、リシノール酸、ヒマシ油脂肪酸、水添ヒ
マシ油脂肪酸、δ−ヒドロキシ吉草酸、ε−ヒドロキシ
カプロン酸、p−ヒドロキシエチルオキシ安息香酸等を
例示することができる。
【0031】また(メタ)アクリロイル基を有するイソ
シアネート化合物としては、イソシアネートエチルメタ
クリレート、イソシアネートエチルアクリレートの他、
ジイソシアネート化合物と前記ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとの等モルウレタン化反応生成物を例
示することができる。
【0032】ジイソシアネート化合物としては、トルイ
レンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、α,α,α',α'-テトラメチルキシリレン
ジイソシアネート等を例示することができる。
【0033】末端不飽和二重結合を有する有機カルボン
酸としては上記例示にとどまらず、20℃において水1
00grに対する溶解度が約10gr以下の溶解度を示す有
機一塩基酸であれば、全て用いることが可能である。
【0034】また顔料に対して重量で1%未満であれ
ば、アニオン性の界面活性剤を有機カルボン酸アルカリ
塩と一緒に併用することによって、親油性の不足分を補
強してもよい。かくすることにより、顔料の分散性、光
沢等の種々の性質を調整することができる。
【0035】なお、陰イオン水溶液が硫酸ナトリウムの
ような酸性の水溶液の場合或は反応温度が低い場合には
有機カルボン酸アルカリ塩やアニオン性界面活性剤の塩
析によって、顔料表面の親油性を低下させる傾向があ
る。このような場合には前記の反応系に少量の水溶性有
機溶剤を共存させて塩析を抑制することが可能である。
【0036】かかる水溶性有機溶剤の例を挙げれば、乳
酸メチル、乳酸エチル、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、2−メトキシエチルアルコール、2−エ
トキシエチルアルコール等である。
【0037】さらに、本発明に於いては、前記の各方法
に従って顔料を製造する際に、顔料生成直後にコバル
ト、マンガンの如き着色遷移金属塩の水溶液を微量添加
併用してもよい。
【0038】本発明の一構成成分であるラジカル重合性
二重結合を有する化合物として、次のモノマー、プレポ
リマー等を挙げることができる。モノマーとしては、グ
リシジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリ
ル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、3-クロロ-2-ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
(イソ)プロピル(メタ)アクリレート、アリル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)ア
クリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレー
ト、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、アルキ
ルフェノールのアルキレンオキサイド付加物の(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等
の1官能モノマーが挙げられる。
【0039】更に2官能以上のモノマーとしてエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シピバリルヒドロキシピバレートジ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、グリセリ
ントリ(メタ)アクリレート、ジグリセリンアルキレン
オキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジグリセリンテ
トラ(メタ)アクリレート、ジグリセリンアルキレンオ
キサイドテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンアルキレンオキサイドトリ(メタ)アクリレー
ト、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレ
ート、ジトリメチロールプロパンアルキレンオキサイド
テトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタント
リ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールエタンテト
ラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタンアルキ
レンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジトリメチ
ロールエタンアルキレンオキサイドテトラ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、ビスフェノールAアルキレンオキサイドジ(メタ)
アクリレート、ビスフェノールFアルキレンオキサイド
ジ(メタ)アクリレート、ジヒドロキシベンゼンアルキ
レンオキサイドジ(メタ)アクリレート、トリヒドロキ
シベンゼンアルキレンオキサイドジ(メタ)アクリレー
ト、水添加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、
水添加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、水添
加ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加体ジ(メ
タ)アクリレート、水添加ビスフェノールFアルキレン
オキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、等が挙げら
れる。
【0040】更にその他にラクトン付加体のモノマーが
挙げられる。即ち、ポリエチレングリコールポリラクト
ネートジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコ
ールポリラクトネートジ(メタ)アクリレート、アルキ
レングリコールポリラクトネートジ(メタ)アクリレー
ト、グリセリンポリラクトネートトリ(メタ)アクリレ
ート、ジグリセリンポリラクトネートタトラ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパンポリラクトネート
トリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパン
ポリラクトネートテトラ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールポリラクトネートトリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールポリラクトネートテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールポリラ
クトネートヘキサ(メタ)アクリレート等の各ポリラク
トネートポリ(メタ)アクリレートである。尚、上記モ
ノマーのラクトンはγ−ブチロラクトン、δーバレロラ
クトン、εーカプロラクトン等のエステルの官能基ーC
O−O−を環内に含む化合物である。
【0041】また、モノマーとして末端不飽和二重結合
を有する有機カルボン酸をあげることができる。末端不
飽和二重結合を有する有機カルボン酸としては、例え
ば、前出の一般式(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)等で表される有機カルボン酸の他、アクリル酸、
メタクリル酸、3ーアクリロイロキシプロピオン酸、2
ーヒドロキシエチル(メタ)アクリレートと酸無水物、
例えば無水コハク酸、無水フタル酸、無水マレイン酸、
無水トリメリット酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキ
サヒドロ無水フタル酸、テトラクロロ無水フタル酸、無
水クロレンド酸との等モル付加物を挙げることが出来
る。更に酢酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル、2
−,3−,または4ービニルピリジン、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、Nーメチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミドブチルエーテル等を
挙げることが出来る。
【0042】プレポリマーとしてはポリアミドアクリレ
ート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリウレタンアクリレート、アクリレート化ポリオ
ルガノシロキサン等が挙げられる。
【0043】ポリアミドアクリレートとしては、例え
ば、一般式(6)で示される
【0044】
【化6】
【0045】(ここにおいて、Aは−O−または−NH
−を示し、1分子中で少なくとも2個は−NH−である
ものとし、Rは二価の飽和脂肪族または不飽和炭化水素
基を示し、R1は二価の飽和または不飽和の脂肪族ある
いは環状炭化水素を示し、R2は水素原子またはアルキ
ル基を示し、nは1〜14の整数である。)で示される
ジアクリル変性(またはジメタクリル変性)ポリアミド
ポリ(メタ)アクリレート及び一般式(7)で示される
【0046】
【化7】
【0047】(ここにおいて、Xは水素原子またはアシ
ル基を示し、Aは−O−または−NH−を示し、1分子
中で少なくとも2個は−NH−であるものとし、Rは二
価の飽和または不飽和の脂肪族あるいは環状炭化水素基
を示し、R1は二価の脂肪族炭化水素基を示し、R2は水
素原子またはアルキル基を示し、nは1〜14の整数で
ある。)で示されるジアクリル変性(またはジメタクリ
ル変性)ポリアミドポリ(メタ)アクリレートを挙げる
ことが出来る。
【0048】ポリエステルアクリレートとしては、例え
ば多塩基酸またはその無水物と多価アルコールから誘導
されるカルボキシル基2個以上を有するポリエステルに
エポキシ基を有するアクリルまたはメタクリル系化合物
(例えば、グリシジル(メタ)アクリレート)を反応さ
せて得られるポリエステルポリ(メタ)アクリレートを
挙げることが出来る。
【0049】エポキシアクリレートとしては、例えばエ
ピクロルヒドリンとビスフェノールAの縮重合体なるビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、エピクロルヒドリンと
ビスフェノールFの縮重合体なるビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオ
ペンチルグリコールジグリシジルエーテル、トリメチロ
ールプロパントリグリシジルエーテル、エポサイザーW
−100(大日本インキ化学工業株式会社製)の如きエ
ポキシ化油、エポキシ化ポリブタジエン等のエポキシ化
合物と(メタ)アクリル酸との反応によって得られるエ
ポキシポリ(メタ)アクリレートを挙げることが出来
る。
【0050】ポリウレタンアクリレートとしては、例え
ば水酸基含有アクリル樹脂、水酸基含有オルガノポリシ
ロキサン樹脂、水酸基含有ポリエーテル、水酸基含有ポ
リウレタン、脂肪酸と多価アルコールとの半エステル、
ヒマシ油等の水酸基含有化合物に、例えば、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、4、4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート及び
これらジイソシアネートと多価アルコールとの反応によ
る遊離イソシアネート基含有生成物、ジイソシアネート
の重合体等のポリイソシアネートを介して水酸基含有の
末端不飽和二重結合を有する化合物、例えば、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレートを反応させて得られるポリ
ウレタンポリ(メタ)アクリレートを挙げることが出来
る。
【0051】アクリレート化ポリオルガノシロキサンと
しては、例えば、特公昭50−31041号明細書、米
国特許第4348454号明細書、特開昭55−112
236号明細書、特開昭60−215009号明細書、
特開昭59−64669号明細書、特開昭59−126
478号明細書に開示されている各種のアクリレート化
ポリオルガノシロキサンを挙げることが出来る。
【0052】ラジカル重合開始剤として、次の物質を挙
げることができる。即ち、ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル、α−アクリルベンゾイン等のベン
ゾイン系開始剤、ベンゾフェノン、p−メチルベンゾフ
ェノン、p−クロロベンゾフェノン、テトラクロロベン
ゾフェノン、ο−ベンゾイル安息香酸メチル、アセトフ
ェノン等のアリールケトン系開始剤、4,4’−ビスジ
エチルアミノベンゾフェノン、p−ジメチルアミノ安息
香酸イソアミル、p−ジメチルアミノアセトフェノン等
のジアルキルアミノアリールケトン系開始剤、チオキサ
ントン、キサントン及びそのハロゲン置換体の多環カル
ボニル系開始剤が挙げられる。
【0053】着色剤、溶剤、添加剤としては、一般にイ
ンキ、塗料、接着剤、歯科用コンポジットレジン、人工
大理石等に使用されるものが使用できる。添加剤として
は、例えば、可塑剤、消泡剤、レベリング改良剤、界面
活性剤、皮張り防止剤、乾燥調整剤、難燃剤、裏移り防
止剤、滑剤、保存安定剤(重合禁止剤)、等を挙げるこ
とが出来る。
【0054】有機高分子化合物としては、ジアリルフタ
レート樹脂、ポリビニルピロリドン、ウレタン樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポキ
シ樹脂エステル、アクリル樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニリデンー酢酸ビニル共重合体、ロ
ジンエステル、セルロースアセテートブチレート、セル
ロースアセテートプロピオネート、フェノール樹脂、石
油系樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセルロース、塩化ゴ
ム、環化ゴム、ブチルゴム、メラミン樹脂、尿素樹脂、
ベンゾグアナミン樹脂、シリコン樹脂、ポリブタジエン
等が使用できる。
【0055】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物に
於いて使用される末端不飽和二重結合を有する水不溶性
有機カルボン酸2価陽イオン金属塩で表面処理された無
機顔料の使用量は、当該組成物の物性あるいは用途によ
って任意であって良いが通常組成物の重量に対し0.1
%乃至90%とすればよい。0.1%以下の添加率では
無機顔料の添加効果が認められず、また90%以上の場
合は、例えば合板用の目止め用塗料の用途で、合板に対
する塗料の密着性が悪化するので好ましくない。
【0056】本発明により得られる活性エネルギー線硬
化性組成物は、ガラス、プラスチック、紙、金属、石材
(セラッミク類を含む)、木材その他の下地に塗装また
は印刷し、活性エネルギー線の照射により塗膜を硬化乃
至乾燥させる場合の硬化性塗料、硬化性インキ、硬化性
接着剤の用途で有用である。本発明の硬化性組成物に溶
剤が使用されているときは、被覆物品を硬化する直前に
乾燥させることが望ましい。
【0057】本発明の活性エネルギー線硬化性組成物を
硬化させる活性エネルギー線としては任意の線源が利用
でき、特に限定はないが、例えば水銀高圧、中圧、低圧
ランプまたは超活性蛍光管、キセノンランプのような短
波光を高割合で発射する光源または電子線、X線等の活
性エネルギー線源を挙げることができる。
【0058】
【実施例】以下、実施例及び参考例により、本発明の方
法を詳しく説明する。各例中、部、%とあるのは重量
部、重量%を意味する。
【0059】参考例1 0.1モル濃度のβ−アクリロイルオキシエチルモノフ
タル酸ナトリウム水溶液150mlと0.5モル濃度の
硫酸ナトリウム水溶液1000mlとを75℃に加温
し、容量3000mlの反応容器中に装入する。つい
で、同じく75℃に加温した0.5モル濃度の塩化バリ
ウム水溶液1100mlを攪拌下でこの中へ注入する。攪
拌を60分続けて反応を行わせ、得られた懸濁液を水洗
濾別して含水ケーキを60℃で48時間乾燥すると、フ
ェノキシエチルアクリレートに濡れのよい親油性の改質
硫酸バリウムが得られる。
【0060】得られた硫酸バリウムの平均粒子径は0.
2ミクロンである。市販の硫酸バリウムに比較して紫外
線(以下、UVと呼称)硬化型ビヒクルに対する濡れも
良好であった。
【0061】参考例2 0.4モル濃度の硫酸ナトリウムおよび0.008モル
濃度の12−ヒドロキシステアリン酸ナトリウムを含む
水溶液500mlを、80℃に保って、容量2000m
lの反応容器中に装入する。これに同温の0.408モ
ル濃度の塩化バリウム水溶液500mlを攪拌下で注入
し、1時間反応を行う。得られた懸濁液を水洗濾別して
含水ケ−キを60℃で48時間乾燥する。得られた粉末
100gを酢酸エチル250ml中に分散し、60℃に
保って、容量1000mlの反応容器中に装入する。こ
れに0.01モル濃度のイソホロンジイソシアネートモ
ノ−β−ヒドロキシエチルアクリレート(根上工業
(株)製アートレジン UN−2100A)の酢酸エチ
ル溶液250mlを攪拌下で注入し、24時間反応を行
う。得られた懸濁液をろ過し、残査物を60℃で24時
間乾燥すると、親油性が良好で、フェノキシエチルアク
リレートに濡れの良い、改質硫酸バリウムが得られた。
【0062】得られた改質硫酸バリウムの平均粒子径は
0.2ミクロンである。市販の硫酸バリウムに比較し
て、UV硬化型ビヒクルに対する濡れは良好であった。
【0063】参考例3 0.4モル濃度の硫酸ナトリウムおよび0.008モル
濃度のウンデシレニック酸ナトリウムを含む水溶液50
0mlを80℃に保って、容量2000mlの反応容器の中
に装入する。これに、同温の0.408モル濃度の塩化
バリウム水溶液500mlを攪拌下で注入し、1時間反応
を行う。得られた懸濁液を水洗濾別して含水ケーキを6
0℃で48時間乾燥すると、フェノキシエチルアクリレ
ートに濡れの良い、親油性の改質硫酸バリウムが得られ
た。
【0064】得られた改質硫酸バリウムの平均粒子径は
0.2ミクロンである。市販の硫酸バリウムに比較し
て、UV硬化型ビヒクルに対する濡れは良好であった。
【0065】参考例4 容量3000ml反応容器に水400mlを入れ、40℃に
保ち、攪拌して置く。この中に0.408モル濃度の塩
化カルシウム水溶液800mlと0.4モル濃度の炭酸ナ
トリウム及び0.008モル濃度のウンデシレニック酸
ナトリウムを含む水溶液800mlとをそれぞれ40℃に
保って、同時に、一定速度で、15分間で添加する。更
に攪拌を20分間行い、得られた懸濁液を水洗濾別し
て、含水ケーキを60℃で48時間乾燥すると、親油性
が良好でフェノキシエチルアクリレートに濡れのよい改
質炭酸カルシウムが得られた。
【0066】得られた改質炭酸カルシウムの平均粒子径
は0.1ミクロンである。市販の炭酸カルシウムに比較
してUV硬化型ビヒクルに対する濡れは良好であった。
【0067】実施例1 参考例1のβ−アクリロイルオキシエチルモノフタル酸
塩表面処理硫酸バリウムを用いて次の配合組成にてUV
硬化型エッチングレジストインキを作製し、スクリーン
印刷機でプリント配線板上に印刷した後、集光型120
ワット/cm空冷高圧水銀灯1本装着UV照射装置(ア
イグラフィックス(株)製)を用い、ランプと被照射距
離を11cmとして、1.5m/分のフィルム移動速度
で、紫外線を照射して硬化皮膜を形成させ、市販の硫酸
バリウムを使用して、同様に調製した硬化皮膜と比較し
たところ、光沢、硬度、耐腐食液性等の諸点に於いて極
めて優れた性質を示した。
【0068】 参考例1で調製した改質硫酸バリウム 30.0部 β−型フタロシアニンブルー 0.5 β−アクリロイルオキシエチルモノヘキサヒドロフタレート 61.3 1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 1.4 2−エチルアンスラキノン 0.3 フェノキシエチルアクリレート 2.0 シリコーンKS66 2.0 ポリビニルピロリドン 2.5 合 計 100.0部
【0069】実施例 2 下記成分をプレミキサーで混合してペースト状にした
後、三本ロールミルにて練肉しオフセット印刷インキを
得た。
【0070】 バイロン200(線状ポリエステル;東洋紡社製) 10部 ディックライトUE−8400 44部 (エポキシアクリレート;大日本インキ化学工業社製) アロニックスM8060 30部 (オリゴエステルアクリレート;東亜合成化学社製) フタロシアニンブルー (大日本インキ化学工業社製) 20部 参考例2で調製した改質硫酸バリウム 5部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.5部
【0071】PS版を用いたオフセット印刷用刷版を使
用して上記印刷インキをカルトン紙(本州製紙製UFコ
ート)にオフセット輪転印刷機により、印刷したとこ
ろ、インキと湿し水とのバランス制御がし易く、印刷適
性は良好であった。エネルギーサイエンス社製エレクト
ロカーテンCB150/15/10L型を使用して、加
速電圧165KVA、電子電流2mAの電子線照射装置
により、20KGyの電子線を20℃の窒素ガス雰囲気
中で該インキ面側から照射した所、硬度、表面光沢の良
好な印刷物が得られた。
【0072】実施例 3 下記成分を配合後、振とう型ペイントコンディショナー
により20分よく攪拌混合して、本発明の活性エネルギ
ー線硬化性組成物の溶液を得た。
【0073】 参考例3で調製した改質硫酸バリウム 10部 トリメチロールプロパントリアクリレート 20部 ジエチレングリコールジアクリレート 14部 ディクライトUE8400(大日本インキ化学工業社製) 14部 帯電防止剤GAFAC RDー720(東邦化学社製) 2部 1ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 4部 ベンゾフェノン 1部 イソブチルアルコール 28部 メチルイソブチルケトン 7部
【0074】得られた硬化性組成物の溶液を未処理乳白
色ポリエチレンテレフタレートシートに乾燥塗膜厚が6
μmとなるようにバーコータで塗布した後、120℃で
1分間熱風乾燥後、集光型120ワット/cm空冷高圧
水銀灯1本装着UV照射装置(アイグラフィックス
(株)製)を用い、ランプと被照射距離を11cmとし
て、1.5m/分のフィルム移動速度で、紫外線を照射
して硬化皮膜を形成させた所、硬化性及び成膜性は良好
で、光沢、密着性の良好な硬化塗膜が得られた。
【0075】またこの硬化性組成物溶液を常温で1ケ月
保存したが、硫酸バリウムの沈下に伴う、溶液の分離は
見られなかった。一方、硬化性組成物溶液の調製の際、
平均粒径0.2ミクロンの表面未処理硫酸バリウムを使
用したほかは、同じ手順を繰り返して、比較対照例の硬
化性組成物溶液を調製し、同様に硬化皮膜を形成させた
所、硬化性及び成膜性は良好であったが、溶液を常温で
保存したところ、1日で硫酸バリウムが沈下し、溶液は
完全に分離した。
【0076】実施例4 下記成分をプレミキサーで混合してペースト状にした
後、三本ロールミルにて練肉し、電子線硬化性接着剤を
得た。
【0077】 2,2ービス(4ーアクリロキシジエトキシフェニル)プロパン 45部 アロニクスM1300(ウレタンアクリレート;東亜合成化学社製)45部 前記参考例4で調製した改質炭酸カルシウム 5部 シアニンブルー 5部
【0078】得られた接着剤を処理OPPフィルムに1
0g/m2の塗布量でバーコータにより塗布した後、ア
ルミ箔に貼り合わせ、加速電圧165KV、電子電流2
mAの電子線照射装置により20KGyの電子線を照射
した所、貼り合わせ物は強固に接着した。常温で速度2
00mm/分でのT型剥離強度は50〜100g/15mm
であった。一方、前記改質炭酸カルシウム5部の変わり
に参考例4に準じて化学的に形成させた未処理の微粉末
炭酸カルシウム(平均粒経0.1ミクロン)を用いて前
記と同様に貼り合わせ物を形成させ、上記と同条件でT
型剥離を行ったところ、剥離強度は20〜40g/15
mmであり、剥離強度は劣っていた。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、末端不飽和二重結合を
有する水不溶性有機カルボン酸2価陽イオン金属塩で表
面処理された無機顔料は、活性エネルギー線硬化型ビヒ
クルに対する濡れ性を向上させるので、種々の活性エネ
ルギー線硬化型インキ、塗料、接着剤、歯科用コンポジ
ットレジン、人工大理石等に応用すると、光沢、硬度、
耐薬品性、接着性等の極めて優れた物性を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジカル重合性二重結合を有する化合物
    及び顔料を含有する活性エネルギー線硬化性組成物であ
    って、顔料が末端不飽和二重結合を有する水不溶性有機
    カルボン酸2価陽イオン金属塩で表面処理された無機顔
    料であることを特徴とする活性エネルギー線硬化性組成
    物。
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