JPH0514569U - 往復ポンプのシール潤滑装置 - Google Patents

往復ポンプのシール潤滑装置

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JPH0514569U
JPH0514569U JP005292U JP529291U JPH0514569U JP H0514569 U JPH0514569 U JP H0514569U JP 005292 U JP005292 U JP 005292U JP 529291 U JP529291 U JP 529291U JP H0514569 U JPH0514569 U JP H0514569U
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JP
Japan
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liquid
packing
pressure seal
seal
lubricating
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JP005292U
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信吾 丸
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 Vパッキン54及びシールパッキン64の間の潤
滑空間68へ吸入口30の液体を導入して、Vパッキン54及
びシールパッキン64の潤滑及び冷却を図るプランジャポ
ンプ10において、圧送液体が微粒子を含んでいる場合
に、Vパッキン54及びシールパッキン64の潤滑及び冷却
を確保しつつ、微粒子に因るVパッキン54及びシールパ
ッキン64の摩耗を防止する。 【構成】 吸入口30と潤滑空間68との間に切替弁70を設
け、この切替により、圧送液体が微粒子を含んでいる場
合は、潤滑液源88からの微粒子を含んでいない潤滑液に
切り換えて潤滑及び冷却を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、往復ポンプのシール潤滑装置に係り、詳しくは高圧シールと低圧 シールとの間へ液体を導入して高圧シール及び低圧シールの潤滑を図る往復ポン プのシール潤滑装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特公昭58−55821号公報の往復ポンプでは、高圧シールと低圧シールと の間へ吸入口からの液体を常時、導入して、高圧シール及び低圧シールの潤滑を 図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のシール潤滑装置では、圧送液体が清水等の微粒子を含まない 液体の場合には、良好な潤滑機能を発揮するが、動力噴霧機における薬液噴霧作 業等では、圧送液体が微粒子を含む場合があり、その場合、高圧シールが液体中 の微粒子によりかえって摩耗を促進されるという不具合がある。
【0004】 そこで、本考案者及び本出願人に係る先の平成2年12月21日付け実用新案 登録願では、往復ポンプによる圧送液体が、清水等の通常の液体の場合には、潤 滑空間への吸入口からの液体の導入による高圧シール及び低圧シールの潤滑及び 冷却を行うが、圧送液体が微粒子を含んでいて、高圧シール及び低圧シールを摩 耗する恐れのある場合には、吸入口から潤滑空間への液体の供給を断って、液体 による高圧シール及び低圧シールの潤滑を中止し、これにより、微粒子を含んだ 液体の潤滑に因る高圧シール及び低圧シールの摩耗を防止している。しかし、微 粒子を含んだ液体の場合、潤滑空間側からの高圧シール及び低圧シールの潤滑及 び冷却が行われていないことになるので、高圧シール及び低圧シールの寿命及び 耐久性の保持が不十分となる。
【0005】 この考案の目的は、前述の先の実用新案登録願のシール潤滑装置のさらなる改 良であり、微粒子含有液体を圧送する場合にも、高圧シール及び低圧シールの良 好な潤滑及び冷却を確保することができる往復ポンプのシール潤滑装置を提供す ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この前提となる往復ポンプ(10)では、往復部材(48)は、往復動して、ポンプ室 (28)の容積を増減する。高圧シール(54)及び低圧シール(64)は、往復部材(48)の 軸方向へ並設されて、往復部材(48)の往復動に対してポンプ室(28)の液密を保持 する。また、潤滑空間(68)は、往復部材(48)の軸方向へ高圧シール(54)と低圧シ ール(64)との間に形成されて、吸入口(30)より液体を導入される。そして、この ような往復ポンプ(10)において、この考案のシール潤滑装置では、潤滑空間(68) を吸入口(30)及び潤滑液の潤滑液源(88)へ選択的に接続する切替弁(70)が設けら れている。
【0007】
【作用】
清水等、微粒子を含まない液体の圧送時では、切替弁(70)は潤滑空間(68)を吸 入口(30)へ接続する。これにより、液体が、吸入口(30)から潤滑空間(68)へ供給 され、高圧シール(54)及び低圧シール(64)を潤滑空間(68)側から潤滑及び冷却す る。 微粒子を含む液体の圧送時では、切替弁(70)は潤滑空間(68)を潤滑液源(88)へ 接続する。これにより、吸入口(30)における微粒子を含んだ液体は潤滑空間(68) への導入を阻止されるとともに、潤滑液源(88)における微粒子を含んでいない潤 滑液が切替弁(70)を介して潤滑空間(68)へ導入される。こうして、高圧シール(5 4)及び低圧シール(64)は、潤滑液源(88)からの微粒子を含んでいない潤滑液によ り潤滑空間(68)側から潤滑及び冷却される。
【0008】
【実施例】 以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1はプランジャポンプ10の内部構造を側方から示す図、図2及び図3はプラ ンジャポンプ10の平面図及びプランジャポンプ10をマニホールド24側から見た図 である。プランジャポンプ10は、例えば洗浄機や動力噴霧機等に装備されて、洗 浄水や薬液の圧送を行う。クランクケース12は、クランク軸14の両端部を、ボー ルベアリング16(図3)を介して回転自在に軸支し、オイルシール18(図3)は 、ボールベアリング16の外側においてクランク軸14に嵌装されて、クランクケー ス12におけるクランク軸14の貫通部からの潤滑油の漏れを防止する。蓋20は、ク ランクケース12の端部開口を開放自在に、ボルト22によりクランクケース12に固 定される。マニホールド24は、蓋20とは反対側のクランクケース12の端部に固定 ボルト26(図2及び図3)により固定され、内部に複数個(図示のプランジャポ ンプ10は三連式であるので3個)のポンプ室28を区画するとともに、吸入口30及 び吐出口32(図2)を有している。
【0009】 吸入弁34及び吐出弁36はそれぞれ各ポンプ室28と吸入口30及び吐出口32との間 の位置においてマニホールド24に嵌挿され、プラグ38により位置を固定されてお り、吸入弁34は吸入口30からポンプ室28への一方向の液体の流れを許容し、吐出 弁36は、ポンプ室28から吐出口32への一方向の液体の流れを許容する。吸入弁34 及び吐出弁36は、同一の構造であり、プラグ38によりマニホールド24内の段部に 固定される弁座40及び弁サック42と、弁座40に就座自在に弁サック42内に配設さ れる弁体44と、弁サック42内に配設されて弁体44を弁座40に押圧する圧縮コイル ばね46とを有している。Oリング39は、マニホールド24とプラグ38との間の環状 空間に嵌着され、シールを行う。また、Oリング47は、弁座40の外周部の環状溝 に嵌着されて、弁座40の外周部のシールを行う。弁体44は、弁座40側から設定値 以上の力を受けると、圧縮コイルばね46に抗して弁座40から離れ、液体の流れを 許容する。
【0010】 プランジャ48は、クランクケース12内からマニホールド24内へ延び、先端側に おいてポンプ室28を区画している。クロスヘッド50は、クランクケース12の案内 孔に嵌合して、軸方向へ案内され、プランジャ48の基部を螺着されるとともに、 コンロッド52を介してクランク軸14に結合している。プランジャ48は、クランク 軸14の回転に伴って往復動し、ポンプ室28の容積を増減する。
【0011】 複数個のVパッキン54は、プランジャ48の軸方向へ並設され、軸方向の両側に おいてくさび部材56及び受け部材58を当てられ、内周側においてプランジャ48の 周部に摺接する。圧縮コイルばね60は、プランジャ48の軸方向に関して受け部材 58とシールケース62との間に縮設されて、Vパッキン54を軸方向へ圧縮する。シ ールケース62は、マニホールド24に嵌挿され、内周側及び外周側にそれぞれシー ルパッキン64及びOリング66を装着されている。潤滑空間68は、プランジャ48の 軸方向に関してVパッキン54とシールパッキン64との間に形成され、マニホール ド24の貫通孔69を介して切替弁70へ連通している。
【0012】 切替弁70は、各潤滑空間68ごとに設けられているものであり、吸入口30と各貫 通孔69との連通路に配設されボールシート72に回転自在に支持されるボール74と 、マニホールド24の外部に配設されてステム76を介してボール74に連結してボー ル74と一体的に回転するハンドル78とを有している。ボール74は、90°に屈曲 した接続通路を内部に有し、接続通路の一端は常時吸入口30側へ連通している。 アダプタ80は、接続口82を有し、マニホールド24に螺着されて、ボールシート72 の抜けを阻止する。位置決めストッパ84は、ねじから成り、ステム76の周部に周 方向へ90°間隔で穿設されている係止穴86に嵌入して、ボール74の回転位置を 拘束する。ボール74の回転位置を変更する場合には、位置決めストッパ84を緩め て、係止穴86との係止を解除し、ボール74及びハンドル78を回転可能にする。回 転位置の調整後は、位置決めストッパ84を締めて、再度、係止穴86に係止させ、 ボール74の回転位置を拘束する。切替弁70は、図1では貫通孔69を吸入口30へ接 続し、図4では貫通孔69を接続口82へ接続している。真水用配管88は、一端にお いて図示していない真水源へ接続され、他端を、接続口82に螺合されている接続 金具90へ接続されている。
【0013】 図5は半径方向へのVパッキン54の膨張変形を示している。Vパッキン54は圧 縮コイルばね60(図1)により軸方向の圧縮力をかけられている。Vパッキン54 の内周側がプランジャ48の摺接のために摩耗すると、軸方向圧縮力に対するVパ ッキン54の耐力が低下し、Vパッキン54の列の軸方向寸法は縮小する。この際、 くさび部材56及び各Vパッキン54の凸角側が、Vパッキン54の凹角側へ食い込ん で、Vパッキン54を拡開させるので、Vパッキン54は半径方向内外へ膨らむ。実 際には、Vパッキン54は外周側への膨張をマニホールド24により制限されている ので、内周側へ膨らむことになる。
【0014】 実施例の作用について説明する。 清水等、微粒子を含まない液体の圧送時では、切替弁70において、ボール74の 連通路が吸入口30を貫通孔69へ接続するように、ボール74の回転位置を調整する (図1)。これにより、吸入口30の液体の一部は、切替弁70及び貫通孔69を介し て潤滑空間68へ導入され、Vパッキン54及びシールパッキン64を潤滑空間68側か ら潤滑、冷却する。 微粒子を含む液体の圧送時では、切替弁70において、ボール74の回転位置を図 1のそれに対して180°変更し、ボール74の連通路が接続口82を貫通孔69へ接 続するように、ボール74の回転位置を調整する(図4)。これにより、真水源の 真水が、真水用配管88、切替弁70及び貫通孔69を介して潤滑空間68へ導入され、 Vパッキン54及びシールパッキン64を潤滑空間68側から潤滑、冷却する。
【0015】 Vパッキン54は、プランジャ48との摺接に伴って、徐々に内周側が摩耗する。 Vパッキン54は、内周側が摩耗して、Vパッキン54の軸方向耐力が低下すると、 圧縮コイルばね60による軸方向圧縮力により内周側へ膨らみ、摩耗を補償される 。
【0016】 図6は切替弁70のハンドル78の連動機構を示す図である。このプランジャポン プ10は三連式であるので、切替弁70は、各潤滑空間68ごとに設けられ、プランジ ャポンプ10全体で計3個存在する。各切替弁70の切替位置は等しくされるので、 各切替弁70のハンドル78を個々に操作することは煩雑となる。したがって、図6 のように、プーリ又はスプロケット式の各ハンドル78に共通のベルト又はチェー ン92を掛けることにより、各ハンドル78は連動し、1個のハンドル78の操作のみ によりハンドル78全体の操作を行うことができ、操作能率を高めることができる 。
【0017】 図7は切替弁70のハンドル78の他の連動機構を示す図である。ベルト又はチェ ーン92は、各ハンドル78と共にステッピングモータ94にも掛けられ、ステッピン グモータ94はタイマ96により一定時間間隔で正逆転し、切替弁70を回転操作する 。これにより、切替弁70は、一定時間ごとに貫通孔69を接続口82へ接続し、潤滑 空間68へ真水源の真水が送られる。ごみや微粒子を含んでいる液体が潤滑空間68 の方へ導入されると、Vパッキン54及びシールパッキン64の潤滑空間68側に微粒 子が付着して、Vパッキン54及びシールパッキン64の早期摩耗の原因になったり 、貫通孔69が微粒子により閉塞されることがある。圧送液体が微粒子を含んでい るか、含んでいないかにかかわらず、タイマ96によりステッピングモータ94を定 期的に作動させて、潤滑空間68及び貫通孔69へ真水源の真水を定期的に流すこと により、Vパッキン54及びシールパッキン64の潤滑空間68側を洗浄して、微粒子 を除去することができる。
【0018】
【考案の効果】
この考案では、往復ポンプによる圧送液体が、清水等の通常の液体の場合には 、潤滑空間への吸入口からの液体の導入による高圧シール及び低圧シールの潤滑 を行うが、圧送液体が微粒子を含んでいて、高圧シール及び低圧シールを摩耗す る恐れのある場合には、吸入口における液体を潤滑空間へ導入するのを中止し、 微粒子を含んだ液体による潤滑空間側からの高圧シール及び低圧シールの摩耗を 防止することができる。
【0019】 さらに、この考案では、圧送液体が微粒子を含んでいる場合には、潤滑液源か ら別途、潤滑液を潤滑空間へ導入して、高圧シール及び低圧シールを潤滑空間側 から潤滑及び冷却するので、高圧シール及び低圧シールの寿命及び耐久性を向上 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プランジャポンプの内部構造を側方から示す図
である。
【図2】プランジャポンプの平面図である。
【図3】プランジャポンプをマニホールド側から見た図
である。
【図4】切替弁が貫通孔を吸入口へ接続している回転位
置を示す図である。
【図5】半径方向へのVパッキンの膨張変形を示してい
る。
【図6】切替弁のハンドルの連動機構を示す図である。
【図7】切替弁のハンドルの他の連動機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 プランジャポンプ(往復ポンプ) 28 ポンプ室 30 吸入口 48 プランジャ(往復部材) 54 Vパッキン(高圧シール) 64 シールパッキン(低圧シール) 68 潤滑空間 70 切替弁 88 真水用配管(潤滑液源)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復部材(48)が、往復動して、ポンプ室
    (28)の容積を増減し、高圧シール(54)及び低圧シール(6
    4)が、前記往復部材(48)の軸方向へ並設されて、前記往
    復部材(48)の往復動に対して前記ポンプ室(28)の液密を
    保持し、潤滑空間(68)が、前記往復部材(48)の軸方向へ
    前記高圧シール(54)と前記低圧シール(64)との間に形成
    されて、吸入口(30)より液体を導入される往復ポンプ(1
    0)において、前記潤滑空間(68)を前記吸入口(30)及び潤
    滑液の潤滑液源(88)へ選択的に接続する切替弁(70)が設
    けられていることを特徴とする往復ポンプのシール潤滑
    装置。
JP005292U 1991-01-21 1991-01-21 往復ポンプのシール潤滑装置 Pending JPH0514569U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019887A (ja) 2006-07-10 2008-01-31 Murata Mfg Co Ltd シール構造および被処理液の分散装置
WO2023149488A1 (ja) * 2022-02-02 2023-08-10 東洋インキScホールディングス株式会社 分散組成物の製造方法

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