JPH05147151A - 金属材の接合構造 - Google Patents

金属材の接合構造

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JPH05147151A
JPH05147151A JP27435691A JP27435691A JPH05147151A JP H05147151 A JPH05147151 A JP H05147151A JP 27435691 A JP27435691 A JP 27435691A JP 27435691 A JP27435691 A JP 27435691A JP H05147151 A JPH05147151 A JP H05147151A
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精記 上野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 接着剤によるアルミニウム合金の強固な接合
を可能にし、これにより軽量化、腐食防止、あるいは、
外れ防止を図る。 【構成】 少なくとも一方がアルミニウム合金材である
金属材同士を、生体系カルシウム化合物を含む接着剤組
成物5により貼り合わせて金属材の接合構造を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車ドアパネルな
ど乗り物用パネルやハニカムサンドイッチ構造パネル、
窓枠の取り付けなどに使用される金属材の接合構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】ドアパネルなど自動車パネルでは、アウ
ターパネルがインナーパネルの縁部を挟み込むように折
り返され接着されてなるヘミング構造が採用されてい
る。アウターパネルとインナーパネルの一方にペースト
状接着剤をビード状に塗布して2枚のパネルを貼り合わ
せた後、ヘムフランジ加工を施し、ついでスポット溶接
している。この後、洗浄してから電着塗装を行い、つい
で塗膜の加熱乾燥中に同時に接着剤を硬化させている。
【0003】ハニカムサンドイッチ構造パネルは、ハニ
カムコアの上下にフェースプレートが接着されてなって
いるので、高い靱性を有しつつ軽量化が可能である。こ
のため、ハニカムサンドイッチ構造パネルは、自動車、
航空宇宙、建材などの種々の用途に利用されている。自
動車ドアパネルやハニカムサンドイッチ構造パネルの素
材としては、鋼板またはステンレス等が主流を占めてお
り、それに適した接着剤が提案されている(たとえば、
特開平2−150484号公報、特開平2−15048
5号公報参照)。このような接着剤は、エポキシ樹脂を
主成分とするものである。
【0004】他方、アルミニウム合金製の窓枠は、一般
にねじ止めにより窓枠母材に接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属材の接合構
造では、腐食を防ぐための処理が必要である。すなわ
ち、鋼板は錆やすく、腐食しやすいため、予め防錆剤が
コーティングされている。ところが、オイルなどの汚れ
を除去するための脱脂を行った後、接着を行っているた
め、脱脂により防錆剤も除去されてしまう。
【0006】乗り物用パネルは、燃費を低減させるため
に軽量化が図られている。ハニカムサンドイッチ構造パ
ネルでも軽量化の要請が強く、コアやフェースプレート
を軽量化することが必要である。金属製のパネルを軽量
化するために、従来の鋼材からアルミニウム合金に変え
ることが検討された。しかし、鋼材に適した接着剤はア
ルミニウム合金には不適当である。また、アルミニウム
合金は、スポット溶接など他の接合構造も取りにくい。
【0007】また、窓枠の取り付け構造においても、腐
食を防ぐために窓枠にはアルミニウム合金が使用されて
おり、窓枠を取り付ける窓枠母材も現行はトタンやステ
ンレス鋼であるが将来的にはアルミニウム合金へと移行
するものと考えられる。窓枠を母材に取り付けるには、
ねじ止めが一般的であるが、ねじがゆるみ易いという問
題がある。ねじがゆるむと窓の開閉時に窓枠が母材から
外れる危険がある。
【0008】そこで、この発明は、接着剤によるアルミ
ニウム合金の強固な接合を可能にし、これにより軽量
化、腐食防止、あるいは、外れ防止を図ることができる
金属材の接合構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、少なくとも一方がアルミニウム合金材
である金属材同士を接着剤組成物を介して貼り合わせて
なる金属材の接合構造であって、前記接着剤組成物が生
体系カルシウム化合物(以下、「生Ca−化合物」と言
う)を含むことを特徴とする金属材の接合構造を提供す
る。
【0010】この発明には、金属材が、乗り物用パネル
を構成するアルミニウム合金製のアウターパネルとアル
ミニウム合金製のインナーパネルであり、前記アウター
パネルとインナーパネルが空間を隔てて重ね合わされ、
アウターパネルの端縁がインナーパネルの端縁を挟み込
むように折り返されこの折り返し部分で互いに前記接着
剤組成物により貼り合わされてヘミング構造を形成して
いる金属材の接合構造が含まれる。
【0011】この発明には、また、金属材が、アルミニ
ウム合金製のハニカムコアとアルミニウム合金製のフェ
ースプレートであり、前記ハニカムコアの両面に前記フ
ェースプレートが前記接着剤組成物により貼り合わされ
てサンドイッチ構造を形成している金属材の接合構造が
含まれる。この発明には、また、金属材が、アルミニウ
ム合金製の窓枠と窓枠母材であり、前記窓枠が窓枠母材
に前記接着剤組成物により貼り合わされて取り付けられ
ている金属材の接合構造が含まれる。
【0012】この発明では、貼り合わされる金属材の少
なくとも一方としてアルミニウム合金を用いることによ
り従来の鋼材に比べて耐腐食性が向上するとともに軽量
化が図られる。従来、アルミニウム合金は、鋼材に比べ
ると、接着剤による接合強度が弱いという欠点があった
が、この発明では、生Ca−化合物を含む接着剤組成物
を用いることによりこの欠点を解消している。
【0013】アルミニウム合金の形態としては、特に限
定はないが、たとえば、板材、ハニカム材などが挙げら
れ、具体的には、たとえば、乗り物用パネルを構成する
アウターパネルとインナーパネル、ハニカムコアとその
両面に接合されるフェースプレート(表面板、皮材など
とも言う)、窓枠と窓枠母材などが挙げられる。この発
明に用いる接着剤組成物は、マトリックス成分として、
分子中に2個以上のイソシアネート基を有するイソシア
ネート化合物、分子中に2個以上のエポキシ基を有する
オリゴマー(以下、「エポキシ系オリゴマー」と言
う)、アクリル樹脂、ゴム等の脆性改質剤で変性された
エポキシ樹脂などの樹脂;および、ゴム、熱可塑性エラ
ストマーなどの熱可塑性弾性ポリマーを含むものが挙げ
られる。マトリックス成分は、官能基を有する合成樹脂
を有することが好ましい。マトリックス成分は、接着剤
の用途などに応じて、適宜設定すればよい。たとえば、
上記樹脂や熱可塑性弾性ポリマーのうちの何れか1種の
みを用いたり、2種以上を併用したりするのである。併
用の場合の組み合わせは、たとえば、エポキシ樹脂と反
応性エラストマーとの変性樹脂、イソシアネート化合物
とポリエステル樹脂とのポリマーブレンド品などが挙げ
られる。樹脂および熱可塑性弾性ポリマーのうちの2以
上の化合物を併用する場合、その比率は樹脂の組み合わ
せなどにより適宜設定され、特に制限はない。
【0014】前記エポキシ系オリゴマーとしては、分子
中に2個以上のエポキシ基を有する化合物であれば特に
限定はないが、たとえば、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂、これらの変性樹脂などが挙げ
られ、それぞれ、単独で使用されたり、または、2以上
併用されたりする。この発明で用いる接着剤組成物中の
エポキシ系オリゴマーとしては、ビスフェノールA型、
ビスフェノールF型、フェノールノボラック型などの液
状エポキシ樹脂であることが好ましい。これは、粘性コ
ントロールが行いやすく、取扱いが容易であるという理
由による。また、エポキシ系オリゴマーは、エポキシ当
量180〜700のものが好ましく、エポキシ当量18
0〜200のものがより好ましい。エポキシ当量が前記
範囲を下回ると分子量が低く脆性が発現するおそれがあ
り、上回ると分子量が高くなり固形化するため取り扱い
が悪くなるおそれがある。
【0015】この発明に用いる、2以上のイソシアネー
ト基を有するイソシアネート化合物としては、たとえ
ば、ウレタンプレポリマーなどが挙げられる。このウレ
タンプレポリマーは、たとえば、アミン当量450〜1
500のものが好ましく、アミン当量500〜800の
ものがより好ましい。これらのアミン当量を有するウレ
タンプレポリマーは、たとえば、1000〜4000の
数平均分子量を有する。アミン当量(または数平均分子
量)が前記範囲を下回ると分子量が小さいため、架橋後
の強靭性に欠けるおそれがあり、前記範囲を上回ると粘
度が高く使いにくくなることがある。この発明で用いる
イソシアネート化合物は、イソシアネート基を2以上有
するものであれば特に限定はない。前記ウレタンプレポ
リマーは、たとえば、トリレンジイソシアネート系ウレ
タンプレポリマー、メチレンジフェニルジイソシアネー
ト系ウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシア
ネート系ウレタンプレポリマー、キシリレンジイソシア
ネート系ウレタンプレポリマー、イソホロンジイソシア
ネート系ウレタンプレポリマーなどイソシアネート誘導
体が挙げられ、それぞれ単独で使用されたり、または、
2以上併用されたりする。
【0016】また、マトリックス成分として上述の2以
上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物を
用いる場合、必要に応じて接着性能向上のためなどに、
エポキシ樹脂などが用いられる。イソシアネート化合物
とエポキシ樹脂との配合量は、たとえばイソシアネート
化合物100部に対して、エポキシ樹脂5〜25部とさ
れる。
【0017】上記イソシアネート化合物は、空気など雰
囲気中の水分により硬化したり、あるいは、硬化剤によ
って硬化したりして、3次元架橋構造を形成する。前記
硬化剤としては、たとえば、1個以上の活性水素を有す
る化合物(活性水素化合物と言うことがある)が使用さ
れる。このような化合物の具体例としては、たとえば、
芳香族ポリアミン、脂肪族ポリアミン、ポリオール、ポ
リカルボン酸、ポリアミド、フェノール類などが挙げら
れ、いずれか1つが単独で使用されたり、または、2以
上併用されたりする。硬化剤を使用する場合、その割合
は特に制限はないが、上記イソシアネート化合物と活性
水素化合物との化学量論比として計算し添加され、理論
上、理想的な量を系に添加するのが好ましい。
【0018】上記その他の成分の配合割合は特に限定は
ないが、たとえば、イソシアネート化合物100部に対
して0〜100部とされる。この発明に用いる接着剤組
成物は、上記イソシアネート化合物と生Ca−化合物を
用いて反応性ホットメルト接着剤とすることができる。
この場合には通常、イソシアネート化合物の硬化は湿気
により起こる。また、上記イソシアネート化合物として
熱可塑性のウレタンプレポリマーと生Ca−化合物を用
いて反応性ホットメルト接着剤として用いることができ
る。
【0019】生Ca−化合物は、カルシウムを含む化合
物のうちで生物由来のもの、たとえば石灰化により生成
する化合物である。生Ca−化合物の具体的な例を挙げ
ると、たとえば、貝殻(たとえば、ホタテガイ、ハマグ
リ、アサリ、シジミなど)、卵の殻、ヒドロキシアパタ
イト(以下、「HAp」と言う)、石灰岩(石灰石)な
どであり、これらの1種のみを単独で用いたり、2種以
上を併用したりすることができる。これらは、適宜、洗
浄、粉砕され、たとえば、平均粒径10μm以下の粉体
にして使用される。この平均粒径を上回ると接着性能の
低下のおそれがある。ただし、この発明では、化学的な
合成を行って作られる、軽質炭酸カルシウム、白艶華
(極微細な炭酸カルシウム(軽質炭酸カルシウムの高純
度品))、カルシウム化合物試薬などは、生Ca−化合
物に含めない。
【0020】HApは、たとえば、典型的なものの構造
式としてはM10(ZO4)6(OH)2〔ここで、MはCa、
Pb;ZはAs、P、V〕で表される無機充填剤であ
り、一般には、Ca10(PO4)6(OH)2である。この発
明で用いるHApは、通常0.1〜0.5ppm 程度の不
純物を含んでいるが性能については問題はない。この発
明で用いる接着剤組成物は、上記生Ca−化合物がカッ
プリング剤(以下、生Ca−化合物を表面処理するため
のカップリング剤を「カップリング剤A」と言う)で表
面処理されているか、および/または、配合成分として
カップリング剤(以下、接着剤組成物の配合成分として
用いられるカップリング剤を「カップリング剤B」と言
う)を含んでいると、接着剤の耐水性能が向上するので
好ましい。
【0021】生Ca−化合物をカップリング剤Aで表面
処理するには、たとえば、カップリング剤(すなわち、
この発明では、アルミニウム系、シラン系を指す)を水
や有機溶剤などの溶剤に溶かし、その溶液中に生Ca−
化合物を添加し、スラリー状で分散攪拌し、2〜3日保
持して処理した後、上澄みを除去し、残留溶媒を乾燥さ
せ、処理前の粒径にコントロールするというやり方が採
用されるが、これに限定されない。
【0022】カップリング剤AおよびBとしては、それ
ぞれ、ビニルシラン、エポキシシラン、メタクリルシラ
ン、アミノシラン、メルカプトシランなどのシラン系カ
ップリング剤;アルミニウムアルコレート、アルミニウ
ムキレートなどのアルミニウム系カップリング剤などが
挙げられ、それぞれ、単独で使用されたり、あるいは、
2以上併用されたりする。
【0023】カップリング剤で表面処理されたか、ある
いは、表面処理されていない生Ca−化合物の添加量
は、特に限定はないが、たとえば、マトリックス成分で
あるエポキシ系オリゴマー100重量部(以下、「重量
部」を単に「部」と言う)に対して1〜8部の割合とす
るのが好ましい。この割合を外れると生Ca−化合物の
添加効果が発現されないおそれがある。カップリング剤
Bの添加量は、特に限定はないが、たとえば、エポキシ
系オリゴマー100部に対して1〜10部の割合とする
のが好ましい。この割合を外れると充分な接着性、接着
強度、耐水接着性、耐水接着強度等が得られなかった
り、発泡が起こったりするおそれがある。
【0024】また、この発明に用いる上記接着剤組成物
は、必要に応じて接着性能向上のためなどに、各種反応
性エラストマーなどが用いられる。これらの配合量は、
たとえば、エポキシ系オリゴマー100部に対して、5
〜100部とされる。この発明で用いる接着剤組成物に
は、必要に応じて適当な硬化剤、硬化促進剤などが使用
される。硬化剤としては、たとえば、ジシアンジアミ
ド、ヒドラジド、イミダゾール、芳香族ポリアミン、脂
肪族ポリアミン、チオール、ポリメルカプタン等が、硬
化促進剤としては、たとえば、第3級アミン、カルボン
酸、フェノール、第3級アミノ基を持つ化合物とエポキ
シ樹脂の付加生成物などが用いられる。硬化剤は、たと
えば、エポキシ基と活性水素化合物の化学量論比で計算
し、添加量を決定する。また、硬化促進剤は、たとえ
ば、1〜10重量%(エポキシ系オリゴマーの全重量に
対して)の割合とされる。また、たとえば、エポキシ系
オリゴマーの脆性改質剤として反応性エラストマー等の
液状ゴムやそれらで変性された変性エポキシ樹脂等を添
加することも可能である。特に、ヘミング構造を作る場
合には、エポキシ系オリゴマーのもろさを改善するため
に、アクリル変性、CTBN変性、SBR変性、ウレタ
ン変性などの変性エポキシ樹脂を添加するのがよい。こ
の変性エポキシ樹脂の添加割合は、たとえば、エポキシ
系オリゴマー100部に対して5〜100部の割合とさ
れる。
【0025】この発明の金属材の接合構造は、アルミニ
ウム合金の使用部位、たとえば、アルミサッシ等の建築
部材、自動車部品(たとえばクーラー、ラジエーター
等)などにおいて使用可能である。この発明の金属材の
接合構造を持つ乗り物用パネルは、たとえば、自動車、
電車、船などの乗り物のドア、ボンネット、トランクリ
ッドなどに使用される。また、この発明の金属材の接合
構造を持つハニカムサンドイッチ構造パネルは、たとえ
ば、自動車、航空宇宙、建材などの用途に使用される。
【0026】
【作用】接着剤組成物に生Ca−化合物が添加されてい
ることにより、生Ca−化合物がアルミニウム合金表面
の酸化皮膜と相互作用を生じ、また、生Ca−化合物が
接着剤中のマトリックス成分と相互作用を生じると考え
られる。接着剤組成物がマトリックス成分としてエポキ
シ系オリゴマーを含んでいると、このオリゴマーのエポ
キシ環(オキシラン環)が活性水素化合物の活性水素と
反応して開環し、順次3次元架橋構造を形成することで
強靭な接着層を形成する。
【0027】マトリックス成分としてイソシアネート化
合物を用いると、イソシアネート化合物と活性水素化合
物とが硬化反応を起こして架橋構造を形成する。生Ca
−化合物がカップリング剤で表面処理されていると、接
着剤組成物の耐水性能が向上する。接着剤の成分として
カップリング剤が添加されていると、常態接着強度の向
上と耐水性能の向上という作用がある。
【0028】耐水性をより向上させるという点からは、
カップリング剤で表面処理された生Ca−化合物を含ん
でいるとともに、配合成分としてカップリング剤を含ん
でいることが好ましい。
【0029】
【実施例】以下に、この発明を、その実施例を表す図面
を参照しながら説明するが、この発明は下記実施例に限
定されない。図1は、この発明の金属材の接合構造が乗
り物用パネルに使われた場合の1実施例を表す。図1
中、Aは接合前、Bは接合後の状態である。乗り物用パ
ネル1を構成するアウターパネル11とインナーパネル
12を準備する。アウターパネル11とインナーパネル
12はアルミニウム合金製であり、接着の前処理とし
て、たとえば、有機溶剤による脱脂、サンディング等の
簡易表面処理であり、リン酸等の陽極酸化処理は行わな
い。インナーパネル12は、アウターパネル11と空間
13を隔てて重ね合わされるように端縁部12aが一段
低くなった形にされている。空間13の大きさは、内容
各種部品等の大きさなどに応じて適宜設定される。上記
特定の接着剤組成物5をインナーパネル12の一段低く
なった端縁部12aにビード状に塗布し(図2では、イ
ンナーパネル12を上下逆にしてビード状に塗布された
接着剤組成物5を表している)、この端縁部12aでイ
ンナーパネルに接するようにしてアウターパネル11を
重ね合わせ、アウターパネルの端縁部11aを折り返し
てインナーパネルの端縁部12aを挟み込み、プレス成
形する。これにより接着剤組成物5が硬化してアウター
パネル11は折り返し部でインナーパネル12と接着さ
れる。
【0030】自動車用パネルの製造の際には、一般に、
アウターパネルとインナーパネルを接着する接着剤組成
物を硬化させる前に洗浄が施される。この洗浄は後の工
程でボディーを電着塗装するためにオイルや汚れ等を除
去し、塗膜の密着性を向上させることを目的とするもの
であり、このとき前記接着剤組成物の成分が洗浄液に溶
出するおそれがある。このような溶出を防ぐために、洗
浄工程を行う場合には、図3にみるように、アウターパ
ネル11の折り返し部分の内側を密閉するように反応型
ホットメルト接着剤6を塗布しておけば、洗浄工程にお
いて接着剤組成物が流出することもなく、洗浄液が汚れ
ることもない。ここで使用される反応型ホットメルト接
着剤は、たとえば、熱硬化型ウレタン系や熱硬化型エポ
キシ系等の反応型ホットメルトタイプである。これら
は、塗布後、直ちに冷却固化し、密着性が良好であると
いう物性を有することが必要である。従って、塗装の前
工程の洗浄工程において内部の接着剤に洗浄液が侵入し
ないだけの密着性と弾性が必要である。
【0031】図4は、この発明の金属材の接合構造がハ
ニカムサンドイッチ構造パネルに使われた場合の1実施
例を表す。図4中、Aは斜視図、Bは側面断面図であ
る。ハニカムサンドイッチ構造パネル2は、ハニカムコ
ア21の両面にフェースプレート22,22が重ね合わ
され上記特定の接着剤組成物5により接合されてなって
いる。ハニカムコア21とフェースプレート22,22
はアルミニウム合金製であり、接着の前処理として、た
とえば、上述のような処理が施される。ハニカムコア2
1は、蜂の巣状の形状のものに限定されず、他の形態を
とっていてもよい。このハニカムサンドイッチ構造パネ
ル2は、たとえば、次のようにして作られる。図5にみ
るように、ハニカムコア21の両面に順次上記特定の接
着剤組成物5をビード状に塗布する(A参照)。次にハ
ニカムコア21の片面をフェースプレート22に重ね合
わせ(B参照)、ハニカムコア21の他面にも別のフェ
ースプレート22を重ね合わせてプレス成形する(C参
照)。23はプレス型である。これにより接着剤組成物
5が硬化してハニカムコア21とフェースプレート2
2,22が接着される(図4のB参照)。
【0032】図6は、この発明の金属材の接合構造がア
ルミサッシの窓枠の取り付けに使われた場合の1実施例
を表す。図8にみるように、この窓枠3は、アルミニウ
ム合金製の、天板31、2枚の側面板32,32、およ
び、レール部分33が四角く組み合わされてなってい
る。図6にみるように、レール部分33は、上記特定の
接着剤組成物5により窓枠母材4に接合されている。窓
枠母材4は、外壁材(種々の材質が可能である)に対し
てリベット接合やねじ止めなどにより取り付けられ、場
合によってはそこに弾性シーラント等が注入される。窓
枠の取り付け方法は、たとえば、次のとおりである。窓
枠母材4に上記特定の接着剤組成物5を塗布する。この
接着剤組成物5としては、たとえば、エポキシ系の2液
型接着剤が適用される。これは、現場施工のために熱硬
化型のシステムは取りにくいからである。上述のように
2液を混合して塗布した後、母材4の上にレール部分3
3を重ね合わせ、室温で2日〜7日で放置することによ
り硬化が終了する。図7にみるように、必要に応じてね
じ止めも行うようにしてもよい。34はねじである。ね
じ止めを行う場合、ねじ穴に上記特定の接着剤組成物を
入れて、ねじを接着剤組成物で固定することによりゆる
みにくくするのがよい。たとえば、窓枠母材に接着剤を
塗布し、それから窓枠を重ね合わせる。その後にねじを
挿入して完全に締めつけてしまう。この作業は、塗布し
た接着剤が硬化する前に行っておくことが必要である。
窓枠母材は、たとえば、現行では、トタンや亜鉛板が使
用され、高級建材であればステンレスやアルミニウム合
金が採用されるが、まだ、採用例は数少ない。その材質
としては、ステンレススチールなどの鉄材でもよいが、
この発明ではアルミニウム合金製が好ましい。天板31
と、2枚の側面板32,32も、それぞれ、レール部分
33と同様にして窓枠母材に上記特定の接着剤組成物に
より接合されている。
【0033】以下に、上記特定の接着剤組成物の具体的
な調製例および比較調製例を示すが、この発明で用いる
接着剤組成物は下記調製例に限定されない。調製例1(生Ca−化合物の調製) ホタテガイの貝殻をメタノールに24時間浸漬し、さら
に、水道水に24時間浸漬して充分に洗浄したものを非
循環のヒーター式恒温槽にて10時間以上水分除去した
ものをボールミルで粉砕し、ふるい分けして400メッ
シュ(タイラー標準ふるい。以下同様)通過のホタテガ
イ貝殻粉末(以下では、単に「ホタテガイ」と言うこと
がある)を得た。
【0034】調製例2(生Ca−化合物の調製) シランカップリング剤であるKBM−403(信越化学
株式会社製グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)
を3g秤量し、これに、水を97g加え、3wt%のシラ
ンカップリング剤水溶液を作製した。そこへ、HAp
(新田ゼラチン株式会社製の商品名「ヒドロキシアパタ
イトBC」、平均粒径10μm以下、粒径分布4〜12
μmの範囲の粒子)の粉末を添加し(シランカップリン
グ剤とHApの粉末の量比は、シランカップリング剤水
溶液100部、生Ca−化合物の粉末50部であっ
た)、スラリー状としたものの上澄みを除去し、残存水
分を恒温槽中での加熱乾燥により除去した。乾燥したH
Apを微粉砕し、粒子径を処理前の状態(平均粒子径1
0μm以下、粒子径分布4〜12μmの範囲の粒子)に
戻した。このようにしてシランカップリング剤で表面処
理されたHAp粉末をシラン処理後HAp粉末と言う。
【0035】調製例3(生Ca−化合物の調製) 調製例2において、HAp粉末の代わりに調製例1で得
られたホタテガイ貝殻粉末を用いたこと以外は調製例2
と同様にしてシランカップリング剤で表面処理されたホ
タテガイ貝殻粉末を得た。これをシラン処理後ホタテガ
イ貝殻粉末と言う。
【0036】調製例4(生Ca−化合物の調製) 調製例2において、HAp粉末の代わりにタマゴ殻の粉
末を用いたこと以外は調製例2と同様にしてシランカッ
プリング剤で表面処理されたタマゴ殻粉末を得た。これ
をシラン処理後タマゴ殻粉末と言う。調製例5(生Ca−化合物の調製) 調製例2において、シランカップリング剤の代わりにア
ルミニウム系カップリング剤〔川研ファインケミカル株
式会社製の商品名アルミニウムキレートALCH(化合
物名:エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロ
ピレート)〕を用いたこと、および、溶剤として水の代
わりにアセトンを用いたこと以外は調製例2と同様にし
てカップリング剤で表面処理されたHAp粉末を得た。
これをAl系カップリング剤処理後HAp粉末と言う。
【0037】調製例i エポキシ樹脂A(大日本インキ化学工業株式会社製のビ
スフェノールA型エポキシ樹脂:エポキシ当量190)
100部、エポキシ樹脂B(大日本インキ化学工業株式
会社製のCTBN変性エポキシ樹脂エピクロンTSR−
960:エポキシ当量230〜250)100部、潜在
性硬化剤(日本カーバイド株式会社製のジシアンジアミ
ド)16部、および、HAp(新田ゼラチン株式会社製
の商品名「ヒドロキシアパタイトBC」、平均粒径10
μm以下、粒径分布4〜12μmの範囲の粒子)10部
を用い、室温においてポリエチレン(PE)ビーカー中
でHApが均一になるまで攪拌混合することにより接着
剤組成物1を得た。
【0038】調製例ii〜viii 表1,2の配合で調製例iと同様にして接着剤組成物2
〜8を得た。比較調製例i〜iii 表2の配合で調製例iと同様にして比較用接着剤組成物
1〜3を得た。表1,2中の硬化剤のうち潜在性硬化剤
以外のものは次のとおりである。 ポリアミド系硬化剤:大日本インキ化学工業株式会社製
の商品名ラッカマイドEA−2020(化合物名ポリア
ミドアミン、アミン価260〜300) また、表1,2中のカップリング剤のうち、シランカッ
プリング剤は、調製例2で用いたのと同じシランカップ
リング剤であり、Al系カップリング剤は、調製例5で用
いたのと同じアルミニウム系カップリング剤である。
【0039】上記のようにして得られた接着剤組成物に
ついて引張剪断強度と剥離強度を調べ、結果を表1,2
に合わせて示した。引張剪断強度 厚み1.6mm、幅25mm、長さ100mmのアルミニウム
板(日本テストパネル株式会社製の標準試験片:日本工
業規格H4000のA−5052P)を表面処理せずに
使用した。2枚のアルミニウム板の両方に接着剤組成物
を塗布し、12.5mm×25.0mmのラップ面積で重ね
合わせ、クリップで圧締し(圧力50kg/cm2 )、15
0℃で30分間の硬化条件で硬化を行った。得られた試
験片について、JIS K−6850に準じて、島津製
作所製のオートグラフS−2000にてクロスヘッドス
ピード5mm/分で25℃、65%RH雰囲気中で常態剪
断接着強度を測定した。引張剪断強度は、常態剪断接着
強度の実測値をラップ面積で割った数値で示した。破壊
の種類は、ラップ面の接着剤層の破壊状態を観察し、凝
集破壊をC、界面−凝集混合破壊をAC、界面破壊をA
でそれぞれ表した。 剥離強度 厚み0.3mm、縦150mm、横150mmの日本工業規格
H−4000のA−1050Pのアルミニウム板を表面
処理せずに使用した。このアルミニウム板にドクターブ
レードを用いて接着剤組成物を塗布厚0.3〜0.4mm
に塗布し、0.3mmのスペーサーを挿入し、アルミニウ
ム板同士を貼り合わせ、ヒートプレスで150℃、30
分間、50kg/cm2 の条件にて硬化を行った。その後、
試験片を25mm幅に裁断し、島津製作所製のオートグラ
フS−2000にてクロスヘッドスピード300mm/分
にて25℃、65%RH中で常態剥離接着強度を測定し
た。この方法は、JIS K6854−77に準ずる。
破壊の種類は、剥離強度測定時に剥離が生じた箇所を観
察し、界面破壊をA、界面−凝集混合破壊をAC、凝集
破壊をCでそれぞれ表した。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】上記接着剤組成物1〜8および比較用接着
剤組成物1〜3を用いて防錆性と耐水性を下記のように
して調べ、結果を表3に示した。防錆性は、接着面の錆
の状態を目視により観察して調べ、 ○○○…錆の発生が確認されない。 ○○…やや錆が発生している。
【0043】○…接着面の1/3程度に錆が発生してい
る。 ×…接着面のほとんど全部に錆が発生している。 の基準で評価した。耐水性は、40℃の温水に30日間
試験片を暴露し、初期と30日後の接着強度の保持率に
より調べ、 ○○○…保持率80%以上 ○○…保持率70%以上、80%未満 ○…保持率60%以上、70%未満 ×…保持率60%未満 の基準で評価した。
【0044】
【表3】
【0045】表1〜3にみるように、調製例i〜viiiの
接着剤組成物は、リン酸等の化成処理を行うことなく簡
単な前処理でアルミニウム合金を貼り合わせることがで
き、優れた、防錆性および耐水性を示す。このため、調
製例i〜viiiの接着剤組成物は、この発明の金属材の接
合構造、より具体的には、図1〜3に示すようなヘミン
グ構造、図4〜5に示すようなサンドイッチ構造、図6
〜8に示すような窓枠構造などに充分用いることができ
る。特に、接着剤組成物4〜8は耐水性にも優れている
ので、窓枠構造への使用に好適である。これに対し、比
較用接着剤組成物1〜3は、防錆性も耐水性も劣ってい
るため、アルミニウム合金の接合には使用できない。
【0046】調製例ix−1 TDI(トリレンジイソシアネート)とPTMG(ポリ
(オキシテトラメチレン)グリコール)を用いて合成さ
れたアミン当量650のウレタンプレポリマー(武田薬
品工業株式会社製)8.0部、芳香族ポリアミン(チバ
・ガイギー社製、アミン価8.0〜8.9モル/kg、液
状)1.0部、および、HAp(新田ゼラチン株式会社
製の商品名「ヒドロキシアパタイトBC」、平均粒径5
μm、粒径分布4〜12μmの範囲の粒子)0.1部を
用い、室温において100ml容のポリエチレン(PE)
ビーカー中でHApが均一になるまで攪拌混合すること
により接着剤組成物を調製した。
【0047】調製例ix−2〜4および比較調製例iv−1 表4の配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組成物を
調製した。得られた接着剤組成物について、剥離強度を
調べ、結果を表4に示した。剥離強度の測定には、厚み
0.3mm、縦150mm、横150mmのアルミニウム板を
表面処理せずに使用した。このアルミニウム板にドクタ
ーブレードを用いて接着剤組成物を塗布厚0.3〜0.
4mmに塗布し、0.3mmのスペーサーを挿入し、アルミ
ニウム板同士を貼り合わせ、ヒートプレスで160℃、
15分間、50kg/cm2 の条件にて硬化を行った。その
後、試験片を25mm幅に裁断し、島津製作所製のオート
グラフS−2000にてクロスヘッドスピード300mm
/分にて23℃、65%RH中で常態剥離接着強度を測
定した。また、この方法は、JIS K6854−77
に準ずる。破壊の種類は、剥離強度測定時に剥離が生じ
た箇所を観察し、界面破壊をA、擬凝集破壊をAC、凝
集破壊をCでそれぞれ表した。
【0048】
【表4】
【0049】表4にみるように、HApの添加量を変え
ていくと、ある割合、すなわち、イソシアネート化合物
8.0部に対して0.5部のときに接着力がピークにな
っている。調製例ix−5〜8 また、上記調製例ix−1〜4において、HApとして平
均粒径8μm、粒径分布4〜12μmのものを用いたこ
と以外は、それぞれ、調製例ix−1〜4と同様にして接
着剤組成物13〜16を調製した。これらの接着剤組成
物13〜16についても、それぞれ、調製例ix−1〜4
と全く同じ結果が得られた。
【0050】調製例ix−9,10および比較調製例iv−
表5の配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組成物を
調製した。エポキシ樹脂Aは三井東圧化学株式会社製の
エラストマー変性のエポキシ樹脂(エポキシ当量30
0)である。ポリアミンとHApは調製例ix−1と同じ
ものをそれぞれ用いた。
【0051】得られた接着剤組成物を用いて、硬化時間
を45分間にしたこと以外は上記と同様にして剥離強度
および破壊の種類を調べ、結果を表5に示した。
【0052】
【表5】
【0053】表5にみるように、マトリックス成分とし
てエポキシ樹脂を用いた接着剤組成物も、HApの添加
により接着性の向上が見られる。調製例ix−11,12および比較調製例iv−3,4 表6の配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組成物を
調製した。ウレタンプレポリマー、ポリアミン、HAp
は調製例ix−1と同じものを用いた。エポキシ樹脂Bは
大日本インキ化学工業株式会社製のビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量190)、エポキシ樹脂C
は油化シェルエポキシ株式会社製のビスフェノールA型
エポキシ樹脂(エポキシ当量190)、DICYは日本
カーバイド株式会社製のジシアンジアミドである。
【0054】得られた接着剤組成物を用いて調製例ix−
1と同様にして剥離強度および破壊の種類を調べ、結果
を表6に示した。
【0055】
【表6】
【0056】表6にみるように、マトリックス成分とし
てイソシアネート化合物を用い、接着性能向上のための
エポキシ樹脂を併用した接着剤組成物も、HApの添加
により剥離強度が向上している。調製例ix−13および比較調製例iv−5〜7 表7の配合により調製例ix−1と同様にして接着剤組成
物を調製した。ウレタンプレポリマー、ポリアミン、H
Apは調製例ix−1と同じものを用いた。エポキシ樹脂
Dは大日本インキ化学工業株式会社製のナフタレン骨格
型エポキシ樹脂(エポキシ当量146)である。
【0057】得られた接着剤組成物を用いて調製例ix−
1と同様にして剥離強度および破壊の種類を調べ、結果
を表7に示した。
【0058】
【表7】
【0059】表7にみるように、HApを用いた調製例
ix−13は、リン酸化合物を添加していない比較調製例
iv−5に比べて剥離強度が非常に強くなっている。ま
た、他のリン酸化合物を用いた比較調製例iv−6, 7に
比べても剥離強度が非常に強い。調製例ix−14,15および比較調製例iv−8,9 表8に示す配合により調製例ix−1と同様にして接着剤
組成物を調製した。ポリアミン、HApは調製例ix−1
と同じものを用いた。エポキシ樹脂A,BおよびD、D
ICYは、上述のものを用いた。潜在性硬化剤Aは、味
の素株式会社の製品で3級アミノ基を持つ化合物とエポ
キシ樹脂の付加反応生成物を用いた。
【0060】接着剤組成物を用い、剪断強度を次のよう
にして調べ、結果を表8に示した。厚み1.6mm、幅2
5mm、長さ100mmのアルミニウム板(日本テストパネ
ル株式会社製の標準試験片)を表面処理せずに使用し
た。2枚のアルミニウム板の両方に接着剤組成物を塗布
し、12.5mm×25.0mmのラップ面積で重ね合わ
せ、クリップで圧締し(圧力50kg/cm2 )、120℃
で30分間および160℃で30分間の2つの硬化条件
でそれぞれ別々に硬化を行った。得られた試験片につい
て、JIS K−6850に準じて、島津製作所製のオ
ートグラフS−2000にてクロスヘッドスピード50
mm/分で23℃、65%RH雰囲気中で常態剪断接着強
度を測定した。剪断接着強度は、実測強度をラップ面積
で割ったものを示した。材質破断150kg/cm2 ≦と
は、150kg/cm2 以上でアルミニウム板が切断された
ことを示す。
【0061】破壊の種類は、ラップ面の接着剤層の破壊
状態を観察し、凝集破壊をC、擬凝集破壊をAC、界面
破壊をAでそれぞれ表した。
【0062】
【表8】
【0063】表8にみるように、HApを添加した系と
添加していない系では明らかに強度の差異が認められ
た。また、硬化温度を120℃から160℃に変えると
顕著な差が観察された。これは、上述したのと同様の理
由によりHApがアルミニウムに対して接着性改善剤と
して効果があるものと考えられる。調製例ix−16 日本ポリウレタン工業株式会社製のポリヘキサメチレン
アジペートとポリネオペンチレンアジペートの共重合体
ジオール100部を反応釜に入れ、3mmHgの減圧下で
100℃に加熱し、2時間脱水を行った。ついで、MD
I(メチレンジフェニルジイソシアネート)25部を投
入し、N2 (窒素)気流下、95℃で4時間反応させ、
ポリエステル系ウレタンプレポリマーを得た。この時の
アミン当量は約1250であった。このウレタンプレポ
リマー70部に日本合成化学工業株式会社製の飽和ポリ
エステル樹脂30部を窒素気流下で120℃で30分間
混合した。得られた混合物にヒドロキシアパタイトBC
(新田ゼラチン株式会社製:平均粒径4〜5μm、粒径
分布4〜12μmの粉末)を5部添加して反応性ホット
メルト接着剤を得た。
【0064】調製例ix−17および比較調製例iv−1
0,11 表9に示す配合により、調製例ix−16と同様にして反
応性ホットメルト接着剤(接着剤組成物)を得た。ポリ
エステル系ウレタンプレポリマーは、調製例ix−16で
用いたものと同じである。調製例ix−16,17および
比較調製例iv−10,11の反応性ホットメルト接着剤
について、溶融粘度、最終硬化接着性および破壊の種類
(評価は上述のとおり)を調べ、結果を表9に示した。
【0065】最終硬化接着性は、接着剤組成物を溶融状
態で塗布して被着材(上述のアルミニウム板同士)を貼
り合わせ、その後、23℃、65%RHで1週間放置し
てから、上述のやり方で常態剥離接着強度を測定するこ
とにより調べた。
【0066】
【表9】
【0067】表9にみるように、反応性ホットメルト接
着剤の場合も、HApを用いた方が剥離強度が非常に強
くなっている。 (生Ca−化合物の調製)ホタテガイおよびハマグリの
貝殻をそれぞれメタノールに24時間浸漬し、さらに、
水道水に24時間浸漬して充分に洗浄したものを非循環
のヒーター式恒温槽にて10時間以上水分除去したもの
をボールミルで粉砕し、ふるい分けして400メッシュ
(タイラー標準ふるい。以下同様)通過の、ホタテガイ
貝殻粉末(以下では、単に「ホタテガイ」と言うことが
ある)およびハマグリ貝殻粉末(以下では、単に「ハマ
グリ」と言うことがある)を得た。
【0068】他方、卵の殻(キュウピー株式会社製:商
品名「カルホープ」)をふるい分けして400メッシュ
通過の粉末を得た。 (合成カルシウム化合物)合成により得られたCaCO
3 の試薬グレード(特級ピュアグレード)品を粉砕し、
ふるい分けして400メッシュ通過の粉末を得た。
【0069】調製例ix−18〜20および比較調製例iv
−12,13 調製例ix−1で用いたのと同じ、ウレタンプレポリマー
と芳香族ポリアミンを用いるとともに、カルシウム化合
物としてホタテガイ貝殻粉と合成炭酸カルシウム粉末を
用いた。表10に示す配合で調製例ix−1と同様にして
接着剤組成物を得た。
【0070】得られた接着剤組成物について、剥離強度
接着性試験を行った。厚み0.3mm、縦150mm、横1
50mmのアルミニウム板(JIS−H−4000で規定
されるA−1050P)を表面処理せずに使用した。こ
のアルミニウム板にドクターブレードを用い、塗布厚み
0.3〜0.4mmに接着剤組成物を塗布し、0.4mmの
スペーサーを挿入してアルミニウム板同士を貼り合わ
せ、ヒートプレスにて120℃で15分間、50kg/cm
2 の条件にて硬化を行った。その後、調製例ix−1〜4
と同様にして常態剥離接着強度を測定し、結果を表10
に示した。
【0071】
【表10】
【0072】調製例ix−21〜24および比較調製例iv
−14〜16 表11に示す配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組
成物を得た。各成分は、以上で説明したものである。得
られた接着剤組成物について、調製例ix−18〜20と
同様にして剥離強度接着性試験を行い、結果を表11に
示した。
【0073】
【表11】
【0074】調製例ix−25〜28および比較調製例iv
−17〜19 表12に示す配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組
成物を得た。各成分は、以上で説明したものである。得
られた接着剤組成物について、剪断強度接着性試験を行
った。厚み1.6mm、縦25mm、横100mmのアルミニ
ウム板(JIS−H−4000で規定されるA−105
0P)を表面処理せずに使用した。2枚のアルミニウム
板の両方に接着剤組成物を塗布し、12.5mm×25.
0mmのラップ面積で重ね合わせ、クリップで圧締し(圧
力50kg/cm2 )、160℃で30分間の硬化条件によ
り硬化を行った。その後、調製例ix−14,15と同様
にして常態剪断接着強度を測定した。調製例ix−25〜
28と比較調製例iv−17,18については、さらに、
アルミニウム板をJIS−H−4000のA−2024
Pに変えて同様にして剪断強度接着性試験を行った。結
果を表12に示した。
【0075】
【表12】
【0076】調製例ix−29〜34および比較調製例iv
−20 表13に示す配合で調製例ix−1と同様にして接着剤組
成物を得た。各成分は、以上で説明したものである。得
られた接着剤組成物について、調製例ix−18〜20と
同様にして剥離強度接着性試験を行い、結果を表13に
示した。
【0077】
【表13】
【0078】表11〜13にみるように、生体系カルシ
ウム化合物を用いると、合成系カルシウム化合物やカル
シウム化合物以外の粉末を用いた場合に比べて、接着力
の向上が確認できた。上記接着剤組成物9〜42および
比較用接着剤組成物4〜20を用いて防錆性と耐水性を
上述のようにして調べ、結果を表14〜18に示した。
【0079】
【表14】
【0080】
【表15】
【0081】
【表16】
【0082】
【表17】
【0083】
【表18】
【0084】表14〜18にみるように、調製例ix−1
〜34の接着剤組成物は、リン酸等の化成処理を行うこ
となく簡単な前処理でアルミニウム合金を貼り合わせる
ことができ、優れた防錆性および耐水性を示す。調製例
ix−1〜34の接着剤組成物は、この発明の金属材の接
合構造、より具体的には、図4〜5に示すようなサンド
イッチ構造、図6〜8に示すような窓枠構造などに充分
用いることができる。調製例ix−9,10,14,1
5,25〜28の接着剤組成物は、接着強度が大きいの
で、図1〜3に示すようなヘミング構造にも充分用いる
ことができる。これに対し、比較用接着剤組成物4〜2
0は、防錆性も耐水性も劣っているため、アルミニウム
合金の接合には使用できない。
【0085】調製例x−1 TDI(トリレンジイソシアネート)とPTMG(ポリ
(オキシテトラメチレン)グリコール)を用いて合成さ
れたアミン当量650のウレタンプレポリマー(武田薬
品工業株式会社製)8.0部、芳香族ポリアミン(チバ
・ガイギー社製、アミン価8.0〜8.9モル/kg、液
状)1.0部、HAp(新田ゼラチン株式会社製の商品
名「ヒドロキシアパタイトBC」、平均粒径5μm、粒
径分布4〜12μmの範囲の粒子)0.5部、および、
シランカップリング剤A(信越化学株式会社製の商品名
「KBM−403」)0.3部を用い、室温においてポ
リエチレン(PE)ビーカー中でHApが均一になるま
で攪拌混合することにより接着剤組成物を調製した。
【0086】調製例x−2,3および比較調製例v−
1,2 表19の配合で調製例x−1と同様にして接着剤組成物
を調製した。上記調製例および比較調製例で得られた接
着剤組成物について、剥離強度を次のようにして調べ、
結果を表19に示した。また、保持率も下記のようにし
て計算し、結果を表19に示した。
【0087】剥離強度の測定には、厚み0.3mm、縦1
50mm、横150mmのアルミニウム板を表面処理せずに
使用した。このアルミニウム板にドクターブレードを用
いて接着剤組成物を塗布厚0.3〜0.4mmに塗布し、
0.3mmのスペーサーを挿入し、アルミニウム板同士を
貼り合わせ、ヒートプレスで120℃、15分間、50
kg/cm2 の条件にて硬化を行った。その後、試験片を2
5mm幅に裁断し、島津製作所製のオートグラフS−20
00にてクロスヘッドスピード300mm/分にて25
℃、65%RH中で常態剥離接着強度を測定した。この
方法は、JISK6854−77に準ずる。また、40
℃の温水に30日浸漬した後で同様にして剥離接着強度
を測定した。破壊の種類は、剥離強度測定時に剥離が生
じた箇所を観察し、界面破壊をA、界面−凝集混合破壊
をAC、凝集破壊をCでそれぞれ表した。接着剤組成物
の保持率は、40℃の温水に30日浸漬する前後の接着
強度から計算した〔保持率(%)=(40℃の温水に3
0日浸漬後の接着強度/初期接着強度(ここでは常態接
着強度のこと))×100〕。
【0088】
【表19】
【0089】表19にみるように、単にHApを添加し
たものに比べると、シランカップリング剤でHApの表
面処理を施したものや、HApとシランカップリング剤
の両方を配合した接着剤組成物双方共に耐温水性が向上
することがわかる。調製例x−4 日本ポリウレタン工業株式会社製のポリヘキサメチレン
アジペートとポリネオペンチレンアジペートの共重合体
ジオール100部を反応釜に入れ、3mmHgの減圧下で
100℃に加熱し、2時間脱水を行った。ついで、MD
I(メチレンジフェニルジイソシアネート)25部を投
入し、N2 (窒素)気流下、95℃で4時間反応させ、
ポリエステル系ウレタンプレポリマーを得た。この時の
アミン当量は約1250であった。このウレタンプレポ
リマー70部に日本合成化学工業株式会社製の飽和ポリ
エステル樹脂30部を窒素気流下で120℃で30分間
混合した。得られた混合物にHApを5部、シランカッ
プリング剤を3部添加して反応性ホットメルト接着剤を
得た。HApおよびシランカップリング剤は調製例x−
1と同じものを用いた。
【0090】調製例x−5,6および比較調製例v−
3,4 表20に示す配合により、調製例x−4と同様にして反
応性ホットメルト接着剤(接着剤組成物)を得た。調製
例x−4〜6および比較調製例v−3,4の反応性ホッ
トメルト接着剤について、溶融粘度、完全硬化後の剥離
強度、40℃温水に7日間浸漬した後の剥離強度および
それぞれの破壊の種類(評価は上述のとおり)を調べ、
結果を表20に示した。また、保持率も上記のようにし
て計算し、結果を表20に示した。
【0091】完全硬化後の剥離強度は、接着剤組成物を
溶融状態で塗布して被着材(上述のアルミニウム板同
士)を貼り合わせ、その後、23℃、65%RHで1週
間放置してから、上述のやり方で常態剥離接着強度を測
定することにより調べた。
【0092】
【表20】
【0093】表20にみるように、先程と同様に耐温水
性の向上が認められた。上記調製例x−1〜6および比
較調製例v−1〜4の各接着剤組成物を用いて防錆性と
耐水性を上述のようにして調べ、結果を表21に示し
た。
【0094】
【表21】
【0095】表21にみるように、調製例x−1〜6の
接着剤組成物は、リン酸等の化成処理を行うことなく簡
単な前処理でアルミニウム合金を貼り合わせることがで
き、優れた防錆性および耐水性を示す。調製例x−1〜
6の接着剤組成物は、この発明の金属材の接合構造、よ
り具体的には、図4〜5に示すようなサンドイッチ構
造、図6〜8に示すような窓枠構造などに充分用いるこ
とができる。これに対し、比較調製例v−1〜4の接着
剤組成物は、防錆性も耐水性も劣っているため、アルミ
ニウム合金の接合には使用できない。
【0096】
【発明の効果】この発明の金属材の接合構造によれば、
アルミニウム合金を接着剤により接合することができ
る。このため、軽量化が可能であり、リン酸等の化成処
理を行わずに接着が可能となり、防錆性や耐水性が良好
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の金属材の接合構造が自動車ドアパネ
ルに用いられた場合の1実施例を表す断面図である。
【図2】インナーパネルに接着剤組成物を塗布した状態
を表す斜視図である。
【図3】この発明の金属材の接合構造が自動車ドアパネ
ルに用いられた場合の別の1実施例を表す断面図であ
る。
【図4】この発明の金属材の接合構造がハニカムサンド
イッチ構造パネルに用いられた場合の1実施例を表す斜
視図と断面図である。
【図5】ハニカムサンドイッチ構造パネルを作るための
接合過程を表す断面図である。
【図6】この発明の金属材の接合構造がアルミサッシの
取り付けに用いられた場合の1実施例を表す断面図であ
る。
【図7】この発明の金属材の接合構造がアルミサッシの
取り付けに用いられた場合の別の1実施例を表す断面図
である。
【図8】アルミサッシの窓枠を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 乗り物用パネル 5 接着剤組成物 11 アウターパネル 11a アウターパネルの端縁部 12 インナーパネル 12a インナーパネルの端縁部 13 空間 2 ハニカムサンドイッチ構造パネル 21 ハニカムコアパネル 22 フェースプレート 3 窓枠 31 天板 32 側面板 33 レール部分 4 窓枠母材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方がアルミニウム合金材で
    ある金属材同士を接着剤組成物を介して貼り合わせてな
    る金属材の接合構造であって、前記接着剤組成物が生体
    系カルシウム化合物を含むことを特徴とする金属材の接
    合構造。
  2. 【請求項2】 金属材が、乗り物用パネルを構成するア
    ルミニウム合金製のアウターパネルとアルミニウム合金
    製のインナーパネルであり、前記アウターパネルとイン
    ナーパネルが空間を隔てて重ね合わされ、アウターパネ
    ルの端縁がインナーパネルの端縁を挟み込むように折り
    返されこの折り返し部分で互いに接着剤組成物により貼
    り合わされてヘミング構造を形成している請求項1記載
    の金属材の接合構造。
  3. 【請求項3】 金属材が、アルミニウム合金製のハニカ
    ムコアとアルミニウム合金製のフェースプレートであ
    り、前記ハニカムコアの両面に前記フェースプレートが
    接着剤組成物により貼り合わされてサンドイッチ構造を
    形成している請求項1記載の金属材の接合構造。
  4. 【請求項4】 金属材が、アルミニウム合金製の窓枠と
    窓枠母材であり、前記窓枠が窓枠母材に接着剤組成物に
    より貼り合わされて取り付けられている請求項1記載の
    金属材の接合構造。
  5. 【請求項5】 生体系カルシウム化合物が、ヒドロキシ
    アパタイト、貝殻およびタマゴの殻からなる群の中から
    選ばれる少なくとも1種である請求項1から4までのい
    ずれかに記載の金属材の接合構造。
  6. 【請求項6】 生体系カルシウム化合物がカップリング
    剤で表面処理されているものである請求項1から5まで
    のいずれかに記載の金属材の接合構造。
  7. 【請求項7】 接着剤組成物として、カップリング剤を
    含むものを用いる請求項1から6までのいずれかに記載
    の金属材の接合構造。
  8. 【請求項8】 接着剤組成物が、マトリックス成分とし
    て、分子中に2個以上のイソシアネート基を有するイソ
    シアネート化合物、および、分子中に2個以上のエポキ
    シ基を有するオリゴマーのうちの少なくとも一方を含む
    請求項1から7までのいずれかに記載の金属材の接合構
    造。
  9. 【請求項9】 分子中に2個以上のエポキシ基を有する
    オリゴマーが、液状エポキシ樹脂からなる群の中から選
    ばれる少なくとも1種である請求項8記載の金属材の接
    合構造。
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