JPH05148266A - 1,2,4−トリアゾロ[1,5−aピリミジン誘導体、その製造法、およびそれを活性成分とする胃酸分泌抑制剤組成物 - Google Patents

1,2,4−トリアゾロ[1,5−aピリミジン誘導体、その製造法、およびそれを活性成分とする胃酸分泌抑制剤組成物

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JPH05148266A
JPH05148266A JP4070077A JP7007792A JPH05148266A JP H05148266 A JPH05148266 A JP H05148266A JP 4070077 A JP4070077 A JP 4070077A JP 7007792 A JP7007792 A JP 7007792A JP H05148266 A JPH05148266 A JP H05148266A
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triazolo
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Gabor Berecz
ベレツ ガーボル
Jozsef Reiter
レイテル ヨージエフ
Nee Esses Klara Reiter
レイテル ネーエ エツシエシユ クラーラ
Laszlo Pongo
ポンゴー ラースロー
Endre Rivo
リヴオー エンドレ
Peter Trinka
トリンカ ペーテル
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Egyt Gyogyszervegyeszeti Gyar
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Abstract

(57)【要約】 【構成】式(I) 【化1】 [Q:H、含Nおよび(または)O六員複素環基、置換硫
酸基、または置換アミノ基。R1およびR2:それぞれH
もしくはC1-4アルキル基、または両者が一体となって、
(CH2)n-Y-(CH2)mなる直鎖炭化水素または含硫もしくは
含窒化合物。L:離脱基、好ましくはハロゲン原子、O-
トリアルキルシリル、O-アルキルスルホニル、またはO-
アリールスルホニルの各基]で示される1,2,4-トリアゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン誘導体、およびその酸付加塩、そ
の製造法、およびそれを活性成分として含有する製剤組
成物。 【効果】胃酸分泌抑制剤として有用であり、かつ他の有
用な薬剤の製造中間体となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規1,2,4-トリアゾロ
[1,5-a]ピリミジン誘導体およびその塩、並びに前記化
合物の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】胃酸分泌抑制剤としては、トリチオジン
(trithiozine)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の新規1,2,4-ト
リアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体の胃酸分泌抑制作用
については、公知の文献にその記載がない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一面によれば、
一般式(I)
【化7】 [式中、Qは、水素原子、1ないしそれ以上の窒素およ
び(または)酸素原子が含まれ、選択的にC1-4アルキル置
換基を有する六員複素環化合物の基、一般式S(O)pR3(こ
こで、pは0〜2の整数を、R3は直鎖または分枝鎖のC
1-8アルキル、C2-6アルケニル、選択的に1ないしそれ
以上のハロゲンもしくはニトロ置換基を有するフェニル
-C1-4アルキル、または選択的に1ないしそれ以上のニ
トロ基もしくはトリフルオロメチル基で置換されたフェ
ニルの各基をそれぞれ表す)で示される基、または一般
式NR4R5(ここで、R4およびR5はそれぞれ水素原子、直
鎖もしくは分枝鎖のC1-12アルキル、C2-6アルケニル、
フェニル-C1-4アルキル、またはジC1-4アルキル−アミ
ノ-C1-6アルキルの各基を表す)で示される基を、R1
よびR2は、それぞれ水素原子、または直鎖もしくは分
枝鎖のC1-4アルキル基を、あるいは、R1およびR2が一
体となって一般式(CH2)n-Y-(CH2)m(ここで、YはCH2
る基、硫黄原子、または、R6が水素原子もしくはフェ
ニル-C1-4アルキル基を表す場合の一般式NR6で示される
基を、nおよびmはそれぞれ0〜5の整数をそれぞれ表
す)で示される基を、Lは、離脱基、好ましくはハロゲ
ン原子、O-トリアルキルシリル、O-アルキルスルホニ
ル、またはO-アリールスルホニルの各基を表すが、Qが
水素原子を、かつR1およびR2が一体となってブチレン
基をそれぞれ表す場合は、Lは塩素原子もしくはO-トリ
メチルシリル基ではなく、更に、Lが塩素原子を、かつ
1およびR2が一体となってプロピレン基をそれぞれ表
す場合は、Qは水素原子もしくはS-ベンジル基ではない
ものとする]で示される1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミ
ジン誘導体、およびその塩が提供される。
【0005】本発明は、一般式(I)の化合物のすべての
互変異性形態を包含する。
【0006】一般式(I)の化合物は有用な薬剤特性を有
し、胃酸の分泌を抑制する。これを証明するため、シェ
イの方法[シェイ(H. Shay)ら:ガストロエンテロロジー
(Gastroenterology)、第5巻(1945年)45ページ]に従っ
て試験を行なった。雌雄のラット(ウィスター種、体重1
80〜240g)を48時間絶食させる。試験当日に、被験動物
の幽門をエーテル麻酔下で結紮する。試験化合物は、手
術の3時間前にこれを経口投与する。手術の4時間後に
動物を麻酔して胃を取り出し、その内容を遠心分離し、
テッペル試薬の存在下で、遊離酸の量を滴定により求め
る。対照と対比した抑制度を百分比で計算する。
【0007】
【表1】
【0008】上記表1のデータから、試験化合物が、参
照化合物よりもはるかに低い投与量でさえそれに優るこ
とは明らかである。
【0009】加えて、本発明の化合物は、有用な陽性筋
変力作用、抗アンギナおよび抗炎症作用、潰瘍および胃
酸分泌の抑制作用などを有する一般式(VII)
【化8】 [式中の記号については後述]で示される化合物の製造中
間体としてこれを用いることが可能である。上式中、
Q、R1、およびR2は上記のとおりであり、Zは、一般
式NR7R8[式中、R7およびR8はそれぞれ水素原子、また
は、ヒドロキシル基、カルボキシル基、およびC1-4アル
コキシ-カルボニル基よりなる群から選択される置換基
を選択的に有する直鎖もしくは分枝鎖のC1-12アルキ
ル、C2-6アルケニル、C3-8シクロアルキル、またはアダ
マンチルの各基、または、ハロゲン原子、C1-4アルキル
基、C1-4アルコキシ基、およびニトロ基よりなる群から
選択される1ないしそれ以上の置換基を選択的に有する
フェニル-C1-4アルキル、C1-4アルキル−アミノ-C1-8
ルキル、ジC1-4アルキル−アミノ-C1-8アルキルの各
基、または、1ないしそれ以上の窒素および(または)酸
素原子が含まれ、選択的にベンゼン環と縮合した1ない
しそれ以上の飽和もしくは不飽和複素環化合物の基を選
択的に有するC1-6アルキル基を、あるいは、R7および
8が一体となって一般式(CH2)j-W-(CH2)k(ここで、j
およびkはそれぞれ1〜3の整数を、Wは酸素原子、CH
2なる基、または、R10が水素原子、アルコキシカルボ
ニル基、または、ヒドロキシル基、アルコキシカルボニ
ル基、およびフェニル基よりなる群から選択される置換
基をそれぞれ表す場合の一般式NR10で示される基をそれ
ぞれ表す)で示される基を表す]で示される基を、あるい
はZは、一般式SR9[式中、R9は、選択的にC1-4アルコ
キシ-カルボニル基で置換されたC1-4アルキル基を表す]
で示される基を表すが、Qが水素原子、または一般式S
(O)pR3で示される基を表す場合は、R1およびR2は水素
原子もしくはC1-4アルキル基ではないものとする。
【0010】本明細書を通じて用いられる「アルキル基」
なる用語は、所定数の炭素原子が含まれる直鎖もしくは
分枝鎖の飽和脂肪族炭化水素の基(例えば、メチル、エ
チル、t-ブチル、n-ブチル、n-オクチル等々の各基)に
関する。「アルケニル基」なる用語は、少なくとも1個の
二重結合が含まれる直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族炭化水
素の基(例えば、ビニル、アリル、2-プロペニル、メチ
ルアリル、ブテニル等々の各基)を指す。「フェニル-C
1-4アルキル」なる用語は、少なくとも1個の水素原子が
フェニル基で置換されたC1-4アルキル基(例えば、ベン
ジル、1-フェニルエチル、2-フェニルエチル等々の各
基)に関する。「アルキルアミノアルキル」基および「ジア
ルキルアミノアルキル」基は、所定数の炭素原子が含ま
れるアルキル基(例えば、メチルアミノメチル、メチル
アミノエチル、エチルアミノイソプロピル、ジメチルア
ミノエチル、ジイソプロピルアミノエチル等々の各基)
よりなる。「アルコキシ基」なる用語は、C1-4アルキル基
が含まれるアルキルエーテルの基(例えば、メトキシ、
エトキシ、t-ブトキシ等々の各基)に関する。
【0011】「複素環化合物の基」なる用語は、四ないし
八員芳香族化合物、または1ないしそれ以上の窒素およ
び(または)酸素原子を含んでなる部分的もしくは完全に
飽和された複素環化合物であって、選択的に置換基を有
する化合物の基(例えば、ピペリジル、モルホリニル、
ピペラジニル、フリル、イミダゾリル、ピリジル、ピラ
ニル、1-ベンジルピペラジン-4-イル等々の基)に関す
る。
【0012】「ハロゲン」なる用語は、ハロゲン原子、す
なわちフッ素、塩素、臭素、およびヨウ素を包含する。
【0013】本発明の別の一面によれば、一般式(I)の
新規1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体および
その塩の製造法であって、(a) Lがハロゲン原子を表
す場合の一般式(I)の化合物の製造を目的として、一般
式(II)
【化9】 [式中、Q、R1、およびR2は上記のとおり]で示される
化合物またはそのナトリウム塩を、一般式(III)
【化10】 [式中、Aは無機酸ラジカルを、Xはハロゲン原子を、
iは1〜5の整数をそれぞれ表す]で示される無機酸ハ
ロゲン化物と反応させる段階、(b) LがO-トリアルキ
ルシリル基を表す場合の一般式(I)の化合物の製造を目
的として、一般式(II)[式中、Q、R1およびR2は上記
のとおり]の化合物を、一般式(IV)
【化11】 [式中、AlkはC1-4アルキル基を、RはNH=、-NH-CO-O-、
-NH-CO-NH-、または-O-C(R12)=N-なる各基を、R12は1
ないしそれ以上のハロゲン原子で選択的に置換されたC
1-4アルキル基をそれぞれ表す]で示されるN,N-またはは
N,O-ヘキサアルキルジシリル誘導体と反応させ、あるい
は、有機塩基の存在下で、一般式(V))
【化12】 [式中、Xはハロゲン原子を表し、Alkは上記のとおり]
で示されるトリアルキルシリルハロゲン化物と反応させ
る段階、あるいは、(c) LがO-アルキルスルホニル
基、またはO-アリールスルホニル基を表す場合の一般式
(I)の化合物の製造を目的として、一般式(II)[式中、
Q、R1、およびR2は上記のとおり]の化合物を、有機
または無機の塩基の存在下で、一般式(VI)
【化13】 [式中、R11はC1-4アルキル、または選択的にC1-4アル
キル置換基を有するアリールの各基を、Xはハロゲン原
子を表す]で示されるスルホン酸ハロゲン化物と反応さ
せる段階、および所望の場合、それ自体は公知である方
法を用い、上記により得られた一般式(I)の化合物を塩
に転化し、あるいはその塩から一般式(I)の塩基を遊離
させる段階よりなる製造法を提供する。
【0014】本発明の製造法の(a)なる変化形によれ
ば、離脱基としてLがハロゲン原子を表す場合の一般式
(I)の化合物が、一般式(II)の化合物またはそのナトリ
ウム塩を無機酸ハロゲン化物と反応させる段階によって
得られる。無機酸ハロゲン化物としては、好適にも塩化
ホスホリル、五塩化リン、または塩化チオニルを用いる
ことができる。この反応は、いかなる触媒も用いること
なくこれを進行させることが可能であるが、触媒とし
て、一般式(II)の化合物に対して0.1〜120重量%、好ま
しくは10〜40重量%の第三級塩基、好ましくはピリジン
もしくはジメチルホルムアミドを用いるのが好適であ
る。反応は、不活性溶媒、好ましくはベンゼンもしくは
その同族体中で、クロロホルム、ジクロロエタン、また
はクロロベンゼン中で行われるのが通例であるが、いか
なる溶媒も用いることなくこれを進行させることも可能
である。後者の場合、過剰量の無機酸ハロゲン化物が溶
媒として働く。反応温度は、20℃ないし反応混液の沸点
の温度、好ましくは60〜120℃にわたり得る。80〜90℃
の温度でこれを進行させるのが特に好適である。
【0015】本発明の製造法の(b)なる変化形によれ
ば、離脱基がO-トリアルキルシリル基である場合の一般
式(I)の化合物が、一般式(II)の化合物を一般式(IV)の
N,N-もしくはN,O-ヘキサアルキルジシリル誘導体と反応
させ、または、有機塩基の存在下で、一般式(V)のトリ
アルキルシリルハロゲン化物と反応させる段階によって
製造される。一般式(IV)のシリル化剤としては、好適に
もヘキサメチルジシラザン、N,O-ビス(トリメチルシリ
ル)アセトアミド、N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフ
ルオロアセトアミド、N,N'-ビス(トリメチルシリル)尿
素、またはN,O'-ビス(トリメチルシリル)カルバミン酸
エステルを用いることができる。一般式(V)のトリアル
キルシリルハロゲン化物としては、トリメチルクロロシ
ランを用いるのが好適である。トリアルキルシリルハロ
ゲン化物をシリル化剤に用いる場合は、有機第三級塩基
の存在下で反応を進行させる。この目的には、ピリジ
ン、トリエチルアミン、またはトリブチルアミンを用い
るのが好適である。
【0016】反応は、過剰量のシリル化剤中でいかなる
溶媒も用いることなく、これを進行させることが可能で
あるが、不活性の、好ましくは非プロトン性の溶媒を反
応媒体として用いることもできる。後者の場合、好適に
もジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジク
ロロエタン、クロロホルム、クロロベンゼン、ベンゼン
またはその同族体を用いることが可能である。
【0017】反応温度は、広い範囲にわたり得る。一般
的には20〜180℃、好ましくは20〜100℃にて反応を進め
る。
【0018】本発明の製造法の(c)なる変化形によれ
ば、LがO-アルキルスルホニル基またはO-アリールスル
ホニル基である場合の一般式(I)の化合物が、一般式(I
I)の化合物を一般式(VI)のO-アルキルハロゲン化物もし
くはO-アリールスルホニルハロゲン化物と反応させる段
階によって製造される。スルホニルハロゲン化物として
は、メタンスルホニルクロリド、またはp-トルエンスル
ホニルクロリドを用いるのが好適である。
【0019】反応は、有機もしくは無機の塩基の存在下
で行われる。この目的には、好適にも第三級塩基(例え
ば、ピリミジンもしくはトリエチルアミン)、またはア
ルカリ水酸化物(例えば水酸化ナトリウム)を用いること
が可能である。
【0020】反応に用いられる過剰量の第三級塩基中
で、いかなる溶媒も用いることなく反応を行わせること
が可能であるが、不活性溶媒、好ましくはジメチルホル
ムアミド、またはハロゲン化脂肪族もしくは芳香族炭化
水素中でこれを進行させることも可能である。
【0021】反応には、選択的に触媒を用いることも可
能である。触媒としては、相間移動触媒、例えばテトラ
アルキルもしくはテトラアラルキルアンモニウム塩、好
ましくは臭化テトラブチルアンモニウム、塩化トリエチ
ルベンジルアンモニウム、または塩化トリオクチルメチ
ルアンモニウム(商品名アリコート336)を用いること
ができる。
【0022】−20〜80℃、好ましくは0〜40℃の温度で
反応を行わせることが可能である。
【0023】一般式(I)の化合物は有機塩基であり、し
たがって、酸を用いて塩を形成することが可能である。
塩の形成は、有機または無機の酸を用い、それ自体は公
知である方法を用いてこれを実行することが可能であ
る。慣用の方法を用いて、その塩から一般式(I)の遊離
塩基を遊離させることも可能である。
【0024】上記により得られた一般式(I)の化合物
は、それ自体は公知である方法を用いて、一般的には濾
過、蒸発、あるいは水に混和不能な溶媒を用いた抽出に
よって、反応混液からこれを分離することが可能であ
り、これらの操作には、場合により反応混液に多少の氷
冷水を加える段階が先行する。
【0025】一般式(II)の開始化合物は文献から公知で
ある[ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J. Org. Chem.)、第25巻(1960年)361ページ;ジャーナ
ル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティー(J. Chem. So
c.)、1961年度3,046ページ;ジャーナル・オブ・オーガ
ニック・ケミストリー、第24巻(1959年)779ページ;ジ
ャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー
(J. Heterocyclic Chem.)、第24巻(1987年)1,503ペー
ジ;オーガニック・プレパレーションズ・アンド・プロ
シージャーズ・インターナショナル(Org. Prep. Proce
d. Int.)、第21巻(1989年)163ページ;モナーツヘフテ
・フュア・ヘミー(Monatsh. Chem.)、第121巻(1990年)1
73ページ;ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケ
ミストリー、第25巻(1988年)1,497ページ;同第26巻(19
89年)971ページ]。
【0026】一般式(III)、(IV)、(V)、および(VI)の
化合物は市販の商品である。
【0027】
【実施例】下記の非限定的性格の実施例を用いて、本発
明を更に詳しく説明する。
【0028】実施例1:5-クロロ-7-メチル-2-モルホリ
ノ-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン クロロホルム80mlへの7-メチル-2-モルホリノ-8H-1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オン100.0g(0.425モ
ル)および塩化ホスホリル161.7g(1.054モル、約98ml)
の懸濁液に、ピリジン33.3g(0.42モル、約34ml)を加
え、反応混液を攪拌しつつ1.5時間沸騰させる。次い
で、これを氷冷水を用いて冷却しつつ、氷冷水500mlを
加える。相を分離させ、水相にクロロホルムを用いて抽
出を施し、有機相を併せ、氷冷水で洗浄、無水硫酸ナト
リウム上で乾燥、真空中で蒸発させて充分に乾燥させ
る。得られた結晶性生成物をジメチルホルムアミドから
再結晶させる。 収率:66.9g(62%) 融点:175〜176.5℃
【0029】実施例2:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7-ジ
ヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
ピリミジン トルエン180mlへの2-メチルチオ-6,7-ジヒドロ-8H-シク
ロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9
H)-オン100.0g(0.45モル)の懸濁液に塩化ホスホリル17
0.0g(1.109モル、約103ml)を加え、次いで、反応混液
にピリジン37.2g(0.47モル、約38ml)を導入する。これ
を60〜65℃にて3時間攪拌し、次いで、過剰な塩化ホス
ホリルおよびトルエンを真空中で留出させる。油状の残
渣に砕氷を加え、分離した結晶(93.3g、86.1%)を濾取
し、氷冷水で洗浄、エタノールから再結晶させる。 収率:78.5g(72.5%) 融点:124〜126℃
【0030】実施例3:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7-ジ
ヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
ピリミジン 塩化ホスホリル345.0g(2.25モル、約206ml)への2-メチ
ルチオ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリ
アゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン166.7g(0.75モ
ル)の懸濁液にピリジン17.8g(0.225モル、約18ml)を加
え、次いで、反応混液を60〜65℃にて5時間攪拌する。
次いで、これを冷却し、得られた結晶体をヘキサン350m
lと混合する。分離した生成物を濾過し、ヘキサンで洗
浄、次いで、砕氷1kgと混合、濾過し、中性となるまで
氷冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で
連続的に洗浄する。粗製生成物(168.5g、93.3%、融
点:119〜121℃)を2-プロパノールから再結晶させる。 収率:149.9g(83.0%) 融点:126〜128℃
【0031】実施例4:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7-ジ
ヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
ピリミジン 塩化ホスホリル146.85g(0.958モル、約89ml)への2-モ
ルホリノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-ト
リアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン100.0g(0.383
モル)の懸濁液にピリジン30.1g(0.38モル、約30.7ml)
を滴加し、次いで、濃密な反応混液を75℃の油浴上で1.
5時間攪拌する。過剰な塩化ホスホリルを真空中で除去
し、油状生成物を氷とともに充分攪拌し、次いで、分離
した生成物を濾過し、氷冷水で洗浄する。得られた粗製
生成物(94.65g、88.45%、融点:213〜215℃)をジメチ
ルホルムアミドから再結晶させる。 収率:56.4g(52.7%) 融点:213〜215℃
【0032】実施例5:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7-ジ
ヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
ピリミジン 塩化ホスホリル153.3g(1.00モル、約93ml)への2-モル
ホリノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリ
アゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン78g(0.298モル)
の懸濁液にピリジン7.9g(0.10モル、約8.0ml)を加え、
内部温度を80℃に保ちつつ、反応混液を2.5時間攪拌す
る。過剰な塩化ホスホリルを真空中で留出させ、褐色油
状残渣を砕氷800gとともに充分攪拌し、5℃にて1晩
放置する。分離した生成物を濾取し、中性となるまで氷
冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で連
続的に洗浄する。得られた粗製生成物(78.2g、93.8
%、融点:212〜217℃)を2-プロパノールから再結晶さ
せる。 収率:60.95g(73.0%) 融点:209〜210℃
【0033】水性の母液にクロロホルムを用いて抽出を
施すと、粗製生成物2.1gが更に得られ、これを2-プロ
パノールから再結晶させる。 第二の収穫物:1.6g(1.9%) 融点:210〜212℃
【0034】実施例6:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル132.0g(0.86モル、約80ml)に2-メチル
チオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]
キナゾリン-5(10H)-オンのナトリウム塩55.5g(0.215モ
ル)を、反応混液の温度が80℃を超えないような速度で3
0分以内に加える。次いで、この懸濁液を65℃に冷却
し、ピリジン6.8g(0.086モル、約7.0ml)を滴加し、内
部温度を80℃に保ちつつ、反応混液を10時間攪拌する。
反応混液を1晩放置し、分離した結晶を濾取し、氷冷
水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および水で連続的に
洗浄する。 収率:40.56g(74.0%) 融点:123〜125℃
【0035】少量の試料を2-プロパノールから再結晶さ
せると、生成物の融点は126〜128℃に上昇する。
【0036】実施例7:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン=
ジクロロリン酸塩 塩化ホスホリル510ml(841.5g、約5.49モル)への2-メチ
ルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-
b]キナゾリン-5(10H)-オン201.6g(0.85モル)の懸濁液
にピリジン19.75g(0.25モル、約20ml)を攪拌しつつ加
え、反応混液を105〜110℃にて2時間攪拌する。得られ
た溶液を冷却、これに種晶添加し、分離した結晶を濾
取、アセトニトリルで洗浄する。 収率:211.5g(63.6%) 融点:131〜137℃(分解)
【0037】実施例8:2-エチルチオ-5-クロロ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル55.3g(0.36モル、約33.5ml)への2-エチ
ルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-
b]キナゾリン-5(10H)-オン15.02g(0.06モル)の懸濁液
にピリジン0.95g(0.012モル、約0.97ml)を加え、反応
混液を90〜95℃にて1.5時間攪拌する。得られた黄色の
溶液を冷却し、攪拌しつつn-ヘプタン100mlを加える。
得られた結晶を濾取し、中性となるまでn-ヘプタン、氷
冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で連
続的に洗浄する。 収率:12.72g(78.8%) 融点:118〜120℃
【0038】少量の試料を酢酸エチルから再結晶させる
と、生成物の融点は121.5〜123℃に上昇する。
【0039】実施例9:2-(1-メチルエチルチオ)-5-ク
ロロ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]
キナゾリン 塩化ホスホリル46.2g(0.30モル、約28.0ml)への2-(1-
メチルエチルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリ
アゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン15.86g(0.06モ
ル)の懸濁液にピリジン0.95g(0.012モル、約0.97ml)を
加え、反応混液を90〜95℃にて1.5時間攪拌する。次い
で、これに氷を加え、反応混液にクロロホルムによる抽
出を施し、有機相に、水、冷希炭酸水素ナトリウム溶
液、および氷冷水を用いて連続的に抽出を施し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥、真空中で蒸発させて充分に乾燥
させる。これによって赤色の油16.4gが得られるので、
シリカゲルのカラムによるクロマトグラフィーを用いて
精製し、酢酸エチルから再結晶させる。 収率:10.05g(59.2%) 融点:90.5〜91.5℃
【0040】実施例10:5-クロロ-2-メチルスルホニル-
6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾ
リン 塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10.0ml)への2-メ
チルスルホニル-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾ
ロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.68g(0.01モル)の
懸濁液にピリジン10滴を加え、反応混液を100℃の油浴
上で12時間攪拌する。得られた溶液からジエチルエーテ
ル25mlを用いて生成物を沈澱させ、エーテル-塩化ホス
ホリル層を傾斜流出させ、残渣に砕氷25gを加え、分離
した結晶を濾取し、氷冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶
液、氷冷水、および2-プロパノールで連続的に洗浄す
る。得られた粗製生成物(2.23g)をカラムクロマトグラ
フィー(キーゼルゲル60H)を用いて精製する。 収率:1.18g(41.1%) 融点:199〜201℃
【0041】実施例11:5-ブロモ-2-メチルチオ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 直前に蒸留した臭化ホスホリル31.0g(0.108モル)に2-
メチルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ
[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン12.76g(0.054モル)を
混合し、反応混合物を約60℃の油浴上で熔融させる。混
合物が水に混和性となった時点で、ピリジン0.39g(0.0
05モル、約0.40ml)を加え、反応混液を90〜95℃にて3
時間攪拌する。次いで、これを60℃に冷却し、クロロホ
ルム100mlを加え、混液を砕氷250gで処理する。相を分
離させ、水相にクロロホルムを用いて抽出を施し、有機
相と併せ、氷冷水で洗浄、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
させ、真空中で蒸発させて充分に乾燥させる。これによ
って褐色の油9.8gが得られるので、カラムクロマトグ
ラフィー(キーゼルゲル60H)を用いて精製し、アセトニ
トリルから再結晶させる。 収率:3.15g(19.6%) 融点:131.5〜133.5℃
【0042】実施例12:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル76.7g(0.50モル、約46.5ml)への2-モル
ホリノ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-
b]キナゾリン-5(10H)-オン27.53g(0.10モル)の懸濁液
にピリジン1.57g(0.02モル、約1.6ml)を加え、内部温
度を90〜95℃に保ちつつ、反応混液を2時間攪拌する。
黄色の溶液を冷却し、攪拌しつつn-ヘプタン100mlに注
ぐ。分離した結晶を濾取し、ヘプタン、氷冷水、冷希炭
酸水素ナトリウム溶液、氷冷水、および2-プロパノール
で連続的に洗浄する。 収率:21.2g(72.2%) 融点:169〜171℃
【0043】少量の試料を2-プロパノールから再結晶さ
せると、生成物の融点は170〜171℃に上昇する。
【0044】実施例13:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-10H-シクロヘプタ[d]1,2,4-トリアゾロ
[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル49.5g(0.323モル、約30ml)への2-メチ
ルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-10H,11H-シクロヘプタ
[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オン15.02
g(0.06モル)の懸濁液にピリジン0.49g(0.0062モル、
約0.50ml)を加え、内部温度を90〜92℃に保ちつつ、反
応混液を2時間攪拌する。得られた黄色の溶液を冷却
し、次いで、ジエチルエーテル50mlで希釈する。分離し
た結晶を濾取し、エーテル、氷冷水、冷希炭酸水素ナト
リウム溶液、氷冷水、および2-プロパノールで連続的に
洗浄する。 収率:14.78g(91.6%) 融点:119.5〜120.5℃
【0045】2-プロパノール水溶液である母液にクロロ
ホルムによる抽出を施すと、第二の収穫物0.68g(4.2
%)が得られ、これを酢酸エチルから再結晶させる。 融点:119〜120.5℃
【0046】実施例14:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-10H-シクロヘプタ[d]1,2,4-トリアゾロ
[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル4.95g(0.032モル、約3ml)への2-モル
ホリノ-6,7,8,9-テトラヒドロ-10H,11H-シクロヘプタ
[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オン1.45g
(0.005モル)の懸濁液にピリジン5滴を加え、内部温度
を70〜72℃に保ちつつ、反応混液を1時間攪拌する。次
いで、得られた溶液を冷却し、ジエチルエーテル15mlで
希釈、分離した黄色の油から溶媒を傾斜流出させる。残
渣の油状生成物を砕氷10.0gとともに充分攪拌し、濾過
し、氷冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、氷冷水、お
よび冷2-プロパノールで連続的に洗浄する。 収率:1.00g(64.9%) 融点:154〜157℃
【0047】少量の試料を酢酸エチルから再結晶させる
と、融点は154〜156℃に上昇する。
【0048】実施例15:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,
9,10,11-ヘキサヒドロシクロオクタ[d]1,2,4-トリアゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル4.95g(0.032モル、約3.0ml)への2-メチ
ルチオ-6,7,8,9,10,11-ヘキサヒドロシクロオクタ[d]-
1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(12H)-オン0.71
g(2.7ミリモル)の懸濁液にピリジン5滴を加え、反応
混液を85℃の油浴上で2時間攪拌する。次いで、これを
冷却し、砕氷50gとジクロロメタン20mlの混合物を黄色
の溶液に加える。相を分離させ、水相をジクロロメタン
で洗浄し、有機相と併せて、氷冷水、冷希炭酸水素ナト
リウム溶液、および氷冷水で連続的に洗浄し、無水硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、真空中で蒸発させて充分に乾
燥させる。 収率:0.68g(89%) 融点:89〜92℃
【0049】少量の試料をシクロヘキサンから再結晶さ
せると、融点は90.5〜92℃に上昇する。
【0050】実施例16:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7,8,
9,10,11-ヘキサヒドロシクロオクタ[d]1,2,4-トリアゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル4.95g(0.032モル、約3.0ml)への2-モル
ホリノ-6,7,8,9,10,11-ヘキサヒドロシクロオクタ[d]-
1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(12H)-オン1.00
g(3.3ミリモル)の懸濁液にピリジン5滴を加え、反応
混液を85℃の油浴上で1時間攪拌する。反応混液のその
後の処理は、実施例15に従って進める。 収率:0.98g(92.5%) 融点:142〜145℃
【0051】少量の試料を酢酸エチルから再結晶させる
と、融点は143〜145℃へと上昇する。
【0052】実施例17:5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,
9,10,11,12,13,14,15-デカヒドロシクロドデカ[d]1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10ml)への2-メチ
ルチオ-6,7,8,9,10,11,12,13,14,15-デカヒドロシクロ
ドデカ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(16H)
-オン3.52g(0.011モル)の懸濁液にピリジン0.39g(0.0
05モル、約0.40ml)を加え、反応混液を85℃の油浴上で
6時間攪拌する。次いで、これを冷却し、砕氷100gと
クロロホルム30mlの混合物を橙色の溶液に加える。相を
分離させ、水相をクロロホルムで洗浄し、有機相と併せ
て、氷冷水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷
水で連続的に洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、真空中で蒸発させて充分に乾燥させる。 収率:3.40g(91%) 融点:126.5〜128.5℃
【0053】少量の試料を酢酸エチルから再結晶させる
と、融点は128〜129℃に上昇する。
【0054】実施例18:5-クロロ-2-モルホリノ-6,7,8,
9,10,11,12,13,14,15-デカヒドロシクロドデカ[d]1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル4.95g(0.032モル、約3.0ml)への2-モル
ホリノ-6,7,8,9,10,11,12,13,14,15-デカヒドロシクロ
ドデカ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(16H)
-オン1.08g(0.003モル)の懸濁液にピリジン5滴を加
え、反応混液を85℃の油浴上で4時間攪拌する。次い
で、これを冷却し、砕氷40gとジクロロメタン20mlの混
合物を黄色の溶液に加える。相を分離させ、水相をジク
ロロメタンで洗浄し、有機相と併せて、氷冷水、冷希炭
酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で連続的に洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空中で蒸発さ
せて充分に乾燥させる。 収率:1.05g(92.6%) 融点:157〜163℃
【0055】少量の試料を酢酸エチルから再結晶させる
と、融点は161.5〜163℃に上昇する。
【0056】実施例19:5-クロロ-2-メチルチオ-7,8-ジ
ヒドロ-9H-チオピラノ[3,2-d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-
a]ピリミジン 塩化ホスホリル44.55g(0.29モル、約27.0ml)への2-メ
チルチオ-7,8-ジヒドロ-9H-チオピラノ[3,2-d]-1,2,4-
トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(10H)-オン6.87g(0.02
7モル)の懸濁液にピリジン0.325g(0.003モル、約0.24m
l)を加え、反応混液を90℃にて12時間攪拌する。次い
で、得られた黄色の懸濁液に更に塩化ホスホリル4.95g
(0.0323モル、約3.0ml)およびピリジン数滴を加え、混
液を90℃にて更に5時間攪拌する。反応を完全に進める
ため、塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10.0ml)お
よびピリジン0.49g(0.062モル、約0.50ml)を反応混液
に加え、90℃にて更に15時間攪拌する。得られた褐色の
溶液からは、冷却に際して若干数の結晶が分離するが、
この溶液にジエチルエーテル80.0mlを攪拌しつつ加え
る。分離した褐色の油から溶媒を傾斜流出させる。次い
で、ジエチルエーテルの添加、および傾斜流出を反復す
る。油に砕氷150gを加えて充分攪拌すると、褐色結晶
に分散する。結晶を濾取し、氷冷水、冷希炭酸水素ナト
リウム溶液、および氷冷水で連続的に洗浄する。 収率:6.84g(92.9%) 融点:140〜142℃
【0057】少量の試料をキーゼルゲル60Hカラムによ
るクロマトグラフィーを用いて精製し、酢酸エチルから
再結晶させると、融点は142〜143℃に上昇する。
【0058】実施例20:2-ジメチルアミノ-5-クロロ-7,
8-ジヒドロ-9H-チオピラノ[3,2-d]-1,2,4-トリアゾロ
[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル82.8g(0.54モル、約50.2ml)への2-ジメ
チルアミノ-7,8-ジヒドロ-9H-チオピラノ[3,2-d]-1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(10H)-オン22.62g(0.
09モル)の懸濁液にピリジン1.42g(0.018モル、約1.45m
l)を加え、内部温度を90℃に保ちつつ反応混液を4時間
攪拌する。次いで、反応混液を冷却、分離した結晶を濾
取し、塩化ホスホリル、ジイソプロピルエーテル、氷冷
水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で連続
的に洗浄する。 収率:17.3g(71.2%) 融点:142〜146℃
【0059】少量の試料をキーゼルゲル60Hカラムによ
るカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、酢酸エチ
ルから再結晶させると、融点は143〜145℃に上昇する。
【0060】実施例21:8-ベンジル-5-クロロ-2-メチル
チオ-6,7,8,9-テトラヒドロピリド[3,4-d]-1,2,4-トリ
アゾロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル42.93g(0.28モル、約26.0ml)に8-ベン
ジル-2-メチルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロピリド[3,4-
d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(10H)-オンの
ナトリウム塩13.98g(0.04モル)を少量ずつ加え、得ら
れた懸濁液に45℃にてピリジン0.63g(0.008モル、約0.
64ml)を滴加する。反応混液を80℃の油浴上で1時間攪
拌し、次いで冷却。分離した結晶を濾取し、塩化ホスホ
リル、エーテル、およびアセトニトリルで連続的に洗浄
すると、目的生成物の塩酸塩である第一収穫物が得られ
る。母液をエーテルで希釈し、分離した油から上清層を
傾斜流出させる。砕氷150gで処理したクロロホルムに
残渣を溶解させて、相を分離させる。水相をクロロホル
ムで洗浄し、有機相と併せて、氷冷水、および冷希炭酸
水素ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥させる。塩酸塩である第一収穫物を上記で得られた
クロロホルム溶液に溶解させ、トリエチルアミン5.8g
(0.057モル、約8.0ml)を加え、混液を数分間放置する。
反応中に形成されたトリエチルアミン塩酸塩を水で洗浄
して除去し、有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、真空中で蒸発させて充分に乾燥させる。残留の褐色
油9.1gを酢酸エチル20mlで磨砕すると、結晶状生成物
が得られる。分離した結晶を濾取し、冷酢酸エチルで洗
浄する。 収率:7.6g(55.0%) 融点:90〜99℃
【0061】少量の試料をキーゼルゲル60Hカラムによ
るクロマトグラフィーを用いて精製し、ジエチルエーテ
ルに懸濁させると、融点は98〜101℃に上昇する。
【0062】実施例22: (a) 7-ベンジル-5-クロロ-2-メチルチオ-6,7,8,9-テ
トラヒドロピリド[4,3-d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピ
リミジン塩酸塩 塩化ホスホリル41.25g(0.269モル、約25.0ml)への7-ベ
ンジル-2-メチルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロピリド[4,3
-d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(10H)-オン1
0.64g(0.032モル)の懸濁液にピリジン0.59g(0.0074モ
ル、約0.6ml)を滴加し、反応混液を95℃の油浴上で5時
間攪拌する。次いで、褐色懸濁液を冷却、濾過し、塩化
ホスホリル、エーテル、およびアセトンで連続的に洗浄
する。 収率:8.60g(69.2%) 融点:205〜220℃(分解)
【0063】(b) 7-ベンジル-5-クロロ-2-メチルチオ
-6,7,8,9-テトラヒドロピリド[4,3-d]-1,2,4-トリアゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン 変化形(a)に従って得られた塩酸塩8.6gを、トリエチ
ルアミン2.32g(0.023モル、約3.2ml)を含有するクロロ
ホルム30mlに溶解させる。こうして形成されたトリエチ
ルアミン塩酸塩に水による抽出を施し、このクロロホル
ム溶液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、褐色の溶液
を約0.5cmのキーゼルゲル60H層を通過させ、真空中で蒸
発させて充分に乾燥させる。残留の油状生成物にエーテ
ル数滴を加え、分離した結晶を濾取し、エーテルで洗
浄、アセトニトリルから再結晶させる。 総収率:6.14g(54.6%) 融点:163〜165℃
【0064】実施例23:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10ml)への2-ジア
リルアミノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-
トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン5.61g(0.020
7モル)の懸濁液にピリジン0.395g(0.005モル、約0.40m
l)を加え、反応混液を80℃の油浴上で0.5時間攪拌す
る。次いで、黄色の溶液を冷却し、砕氷150g上に注
ぐ。氷が溶けた時点で、分離した結晶を濾取し、氷冷
水、冷希炭酸水素ナトリウム溶液、および氷冷水で連続
的に洗浄する。 収率:3.85g(64.2%) 融点:57〜59℃
【0065】少量の試料をn-ヘキサンから再結晶させる
と、生成物の融点は59〜60.5℃に上昇する。
【0066】実施例24:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10ml)への2-ジア
リルアミノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-
トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン8.14g(0.03
モル)の懸濁液にピリジン0.395g(0.005モル、約0.40m
l)を加え、反応混液を80℃の油浴上で0.5時間攪拌す
る。黄色の溶液を冷却し、砕氷150g上に注ぎ、次い
で、クロロホルム100mlをこれに加える。氷が溶け終わ
った時点で相が分離するので、水相にクロロホルムによ
る抽出を施し、有機相と併せて、氷冷水、冷希炭酸水素
ナトリウム溶液、および氷冷水で連続的に洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空中で蒸発させて充分
に乾燥させる。上記により油状生成物7.7gが得られ、
これをシリカゲルカラム(溶離液:n-ヘキサンとベンゼ
ンの10:1混合物)によるクロマトグラフィーを用いて精
製し、n-ヘキサンから再結晶させる。 収率:5.73g(65.9%) 融点:59〜61℃
【0067】実施例25:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 塩化ホスホリル1.65g(0.0323モル、約1.00ml)への2-ジ
アリルアミノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン0.54g(0.00
2モル)の懸濁液にピリジン2滴を加え、反応混液を25℃
にて5時間攪拌する。次いで、褐色の溶液を砕氷15g上
に注ぎ、クロロホルム10mlをこれに加える。氷が溶け終
わった時点で相が分離するので、水相にクロロホルムに
よる抽出を施し、有機相と併せて、氷冷水、冷希炭酸水
素ナトリウム溶液、および氷冷水で連続的に洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空中で蒸発させて充
分に乾燥させる。
【0068】上記により粗製生成物0.44g(75.9%)が得
られるので、これをn-ヘキサンとベンゼンの10:1混合
液に溶解させ、短いシリカゲルカラムによるクロマトグ
ラフィーを用いて精製し、再度蒸発させて、再結晶させ
る。 収率:0.30g(51.4%) 融点:59〜60.5℃
【0069】実施例26:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 実施例25に従って操作を進めるが、ピリジンに代えて1,
1,3,3-テトラメチル尿素2滴を触媒として用い、25℃で
なく70℃にて反応させ、かつ5時間に代えて15分間反応
混液を攪拌する。上記により粗製生成物0.40g(69%)が
得られるので、これをn-ヘキサンとベンゼンの10:1混
合液に溶解させ、短いシリカゲルカラムによるクロマト
グラフィーを用いて精製し、再度蒸発させて、再結晶さ
せる。 収率:0.32g(55.2%) 融点:58〜60℃
【0070】実施例27:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 実施例25に従って操作を進めるが、ピリジンに代えてN,
N-ジメチルホルムアミド2滴を触媒として用い、25℃に
代えて70℃で反応を進行させ、5時間に代えて15分間反
応混液を攪拌する。上記により粗製生成物0.37g(63.8
%)が得られるので、これをn-ヘキサンとベンゼンの10:
1混合液に溶解させ、短いシリカゲルカラムによるクロ
マトグラフィーを用いて精製、再度蒸発させ、再結晶さ
せる。 収率:0.28g(48.2%) 融点:56〜60℃
【0071】実施例28:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 実施例25に従って操作を進めるが、ピリジンに代えてN,
N-ジメチルアニリン2滴を触媒として用い、25℃に代え
て70℃で反応を進行させ、5時間に代えて15分間反応混
液を攪拌する。上記により粗製生成物0.42g(72.5%)が
得られるので、これをn-ヘキサンとベンゼンの10:1混
合液に溶解させ、短いシリカゲルカラムによるクロマト
グラフィーを用いて精製、再度蒸発させ、再結晶させ
る。 収率:0.36g(62.0%) 融点:58〜59.5℃
【0072】実施例29:2-ジアリルアミノ-5-クロロ-6,
7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5
-a]ピリミジン 実施例25に従って操作を進めるが、触媒は用いず、25℃
に代えて70℃で反応を進行させ、5時間に代えて0.5時
間反応混液を攪拌する。上記により粗製生成物0.39g(6
7.2%)が得られるので、これをn-ヘキサンとベンゼンの
10:1混合液に溶解させ、短いシリカゲルカラムによる
クロマトグラフィーを用いて精製、再度蒸発させ、再結
晶させる。 収率:0.15g(25.9%) 融点:58〜60℃
【0073】実施例30:2-ジアリルアミノ-5-トリメチ
ルシリルオキシ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,
2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 2-ジアリルアミノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-
1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン1.36g
(0.005モル)にヘキサメチルジシラザン7.74g(0.048モ
ル)を加え、反応混液を150℃の油浴上で22時間加熱す
る。次いで、得られた溶液を真空中で蒸発させて充分に
乾燥させる。上記により褐色油状の生成物1.75g(約100
%)が得られ、これを一般式(VII)の対応する化合物の製
造に直ちに用いることが可能である。ジュウテリオクロ
ロホルム溶液中で測定した1H-NMRスペクトルには、OSi
(CH3)3なる基のメチル一重項が0.42ppmに出現する。
【0074】実施例31:5-クロロ-2-メチルスルフェニ
ル-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キ
ナゾリン 塩化ホスホリル33.0g(0.216モル、約20ml)への2-メチ
ルスルフェニル-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾ
ロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン4.77g(0.019モル)の
懸濁液にピリジン20滴を加え、反応混液を100℃の油浴
上で12時間攪拌する。得られた溶液からジエチルエーテ
ル50mlを用いて生成物を沈澱させる。エーテル-塩化ホ
スホリル上清層を傾斜流出させ、残渣に砕氷50gを加
え、分離した結晶を濾取し、氷冷水、冷希炭酸水素ナト
リウム溶液、氷冷水、および2-プロパノールで連続的に
洗浄する。得られた粗製生成物をカラムクロマトグラフ
ィー(キーゼルゲル60H)を用いて精製する。 収率:3.67g(71.4%) 融点:136〜138℃(酢酸エチルから再結晶後)
【0075】実施例32:5-クロロ-2-モルホリノ-7,8-ジ
ヒドロ-6H-チオピラノ[4,3-d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-
a]ピリミジン 塩化ホスホリル7.43g(0.048モル、約4.5ml)への2-モル
ホリノ-5,6,8,9-テトラヒドロチオピラノ[4,3-d]-1,2,4
-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オン1.47g(0.005モ
ル)の懸濁液にピリジン8滴を加え、反応混液を85℃の
油浴上で1.5時間攪拌する。次いで、実施例18に従って
操作を進める。 収率:1.1g(70.5%) 融点:171〜174℃(アセトニトリルから再結晶後)
【0076】実施例33:5-クロロ-2-(n-オクチルアミ
ノ)-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾ
ロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル4.13g(0.027モル、約2.5ml)への2-(n-
オクチルアミノ)-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,
2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5(9H)-オン7.59g
(0.025モル)の懸濁液にピリジン3滴を加え、反応混液
を80℃の温度で2.5時間攪拌する。次いで、実施例10に
記載のとおり操作を進める。 収率:4.08g(50.7%) 融点:142〜145℃
【0077】実施例34:2-(n-ヘキシルチオ)-5-クロロ-
6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾ
リン 塩化ホスホリル4.6g(0.03モル、約2.8ml)への2-(n-ヘ
キシルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ
[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.14g(0.007モル)の懸
濁液にピリジン0.095g(0.0012モル、約0.1ml)を加え、
反応混液を70℃にて8時間攪拌し、次いで、実施例9に
記載のとおり操作を進める。 収率:油状生成物として1.50g(66.1%)[冷蔵庫中に放
置すると結晶化する、融点:約18℃]
【0078】実施例35:2-アリルチオ-5-クロロ-6,7,8,
9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル16.5g(0.108モル、約10.0ml)への2-ア
リルチオ-5-クロロ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリ
アゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.47g(0.0094モ
ル)の懸濁液にピリジン0.74g(0.0094モル、約0.76ml)
を加え、反応混液を85℃の油浴上で1時間加温する。次
いで、得られた溶液に砕氷100gを加え、分離した結晶
を水、希炭酸水素ナトリウム溶液、水、および少量の2-
プロパノールで連続的に洗浄する。 収率:1.72g(65%) 融点:76.5〜77.5℃(n-ヘキサンと2-プロパノールの混
合液から再結晶後)
【0079】実施例36:2-ベンジルチオ-5-クロロ-6,7,
8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル8.25g(0.0538モル、約5.0ml)への2-ベ
ンジルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ
[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.19g(0.007モル)の懸
濁液にピリジン5滴を加え、反応混液を85℃の油浴上で
11時間加温する。次いで、得られた溶液に砕氷50gを加
え、分離した油状生成物にジクロロメタンを用いて抽出
を施し、ジクロロメタン溶液に水、希炭酸水素ナトリウ
ム溶液、および再び水を用いて抽出を施し、乾燥かつ蒸
発させて充分に乾燥させる。得られた粗製生成物をカラ
ムクロマトグラフィー(キーゼルゲル60H)を用いて精製
する。 収率:1.80g(77.6%) 融点:145〜147℃(酢酸エチルから再結晶後)
【0080】実施例37:5-クロロ-2-(4-ニトロベンジル
チオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]
キナゾリン 塩化ホスホリル8.25g(0.0538モル、約5.0ml)への2-(4-
ニトロベンジルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-ト
リアゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.14g(0.006
モル)の懸濁液にピリジン5滴を加え、反応混液を80℃
の油浴上で20時間攪拌する。得られた黄色の溶液に砕氷
50gを加える。分離した結晶を濾取し、水、希炭酸水素
ナトリウム溶液、水、およびジエチルエーテルで連続的
に洗浄する。 収率:2.11g(93.8%) 融点:174〜179℃
【0081】少量の試料をキーゼルゲル60Hによるカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製すると、融点は183
〜185℃に上昇する。
【0082】実施例38:5-クロロ-2-(4-クロロベンジル
チオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]
キナゾリン 実施例37に従って操作を進めるが、2-(4-クロロベンジ
ルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-
b]キナゾリン-5(10H)-オン2.08g(0.006モル)を開始物
質に用いる。 収率:1.94g(88.6%) 融点:160〜161℃(酢酸エチルから再結晶後)
【0083】実施例39:5-クロロ-2-(2-ニトロ-4-トリ
フルオロメチルフェニルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-
1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 実施例37に従って操作を進めるが、2-(2-ニトロ-4-トリ
フルオロメチルフェニルチオ)-6,7,8,9-テトラヒドロ-
1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オン2.06
g(0.005モル)を開始物質に用いる。 収率:2.08g(96.7%) 融点:150〜158℃
【0084】少量の試料をキーゼルゲル60Hによるカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製し、アセトニトリル
から再結晶させると、融点は179.5〜180.5℃に上昇す
る。
【0085】実施例40:5-クロロ-6,7,8,9-テトラヒド
ロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン 塩化ホスホリル49.5g(0.32モル、約30ml)への6,7,8,9-
テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(1
0H)-オン19.02g(0.1モル)の懸濁液にピリジン0.98g
(0.012モル、約1ml)を加え、反応混液を85℃にて4時
間攪拌する。次いで、これを冷却し、分離した結晶を濾
取して、塩化ホスホリル、エーテル、氷冷水、希炭酸水
素ナトリウム溶液、再び氷冷水、および少量のアセトニ
トリルで連続的に洗浄する。 収率:12.0g(57.3%) 融点:126〜127℃(酢酸エチルから再結晶後)
【0086】実施例41:2-エチルアミノ-5-クロロ-6,7-
ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-
a]ピリミジン 実施例36に従って操作を進めるが、2-エチルアミノ-6,7
-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-
a]ピリミジン-5(9H)-オン6.57g(0.03モル)を開始物質
に用い、かつ他の試薬をこれに比例して減じた量で用い
る。 収率:4.47g(62.7%) 融点:212〜214℃(分解)[酢酸エチルとシクロヘキサン
の混合液から再結晶後]
【0087】実施例42:2-ベンジルアミノ-5-クロロ-6,
7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリ
実施例40に従って操作を進めるが、2-ベンジルアミノ-
6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾ
リン-5(10H)-オン7.38g(0.025モル)を開始物質に用
い、かつ他の試薬をこれに比例して減じた量で用いる。 収率:5.54g(70.7%) 融点:177〜179℃(キーゼルゲル60Hカラムによるクロマ
トグラフィーを用いた精製、およびアセトニトリルから
の再結晶後)
【0088】実施例43:5-(4-メチルフェニルスルホニ
ルオキシ)-2-メチルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-
トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン ジクロロメタン10mlへの2-メチルチオ-6,7,8,9-テトラ
ヒドロ-1,2,4-トリアゾロ[5,1-b]キナゾリン-5(10H)-オ
ンのナトリウム塩1.29g(0.005モル)の懸濁液にトリオ
クチルメチルアンモニウムクロリド(商品名アリコート
336)0.21g(約0.0005モル)、およびp-トルエンスル
ホニルクロリド0.95g(0.005モル)を加え、反応混液を2
5℃にて8時間攪拌する。次いで、これに氷冷水10mlを
用いて抽出を2回施し、乾燥かつ蒸発させる。残留の油
状生成物は、少量のエーテルを加えると結晶状となる。
この結晶を濾取し、エーテルで洗浄、クロマトグラフィ
ー(キーゼルゲル60H)を用いて精製する。 収率:1.18g(60.5%) 融点:144〜146℃(分解)
【0089】実施例44:5-メタンスルホニルオキシ-2-
メチルチオ-6,7,8,9-テトラヒドロ-1,2,4-トリアゾロ
[5,1-b]キナゾリン 実施例43に従って操作を進めるが、p-トルエンスルホニ
ルクロリドに代えて、メタンスルホニルクロリド0.57g
(0.005モル)を用いる。 収率:0.36g(22.9%) 融点:95〜100℃(分解)
【0090】実施例45:5-クロロ-2-(4-メチルピペラジ
ン-1-イル)-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-
トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル49.5g(0.022モル、約30ml)への2-(4-メ
チルピペラジン-1-イル)-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペン
タ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-5[9H]-オン
20.57g(0.075モル)の懸濁液にピリジン1.185g(0.015
モル、約1.2ml)を加え、反応混液を80℃にて2時間攪拌
する。次いで、これを冷却し、エーテル50mlを加え、分
離した結晶を濾取する。結晶を水約200mlに溶解させ、
固体炭酸水素ナトリウムを用いて溶液をアリカリ性と
し、遊離した塩を、それぞれ200mlのクロロホルムを用
いて2回水溶液から抽出する。クロロホルム相を併せ、
無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空中で蒸発させて
充分に乾燥させる。上記により結晶状生成物21.2g(96.
5%)が得られ、これをアセトニトリルから再結晶させ
る。融点:259〜261℃
【0091】実施例46:5-クロロ-2-ピペリジノ-6,7-ジ
ヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
ピリミジン 塩化ホスホリル49.5g(0.322モル、約30ml)への2-ピペ
リジノ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリ
アゾロ[1,5-a]ピリミジン-5[9H]-オン19.45g(0.075モ
ル)の懸濁液にピリジン1.185g(0.015モル、約1.2ml)を
加え、反応混液を80℃にて3時間攪拌する。次いで、こ
れを冷却し、エーテル50mlを加え、分離した結晶を濾取
する。生成物を水約200mlに溶解させ、得られた溶液を
固体炭酸水素ナトリウムを用いてアリカリ性とする。分
離した生成物を濾取し、水、および少量の2-プロパノー
ルを用いて連続的に洗浄する。 収率:15.86g(76.1%) 融点:124〜126℃
【0092】実施例47:2-(3-ジメチルアミノプロピル
アミノ)-5-クロロ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-
1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン塩酸塩 2-(3-ジメチルアミノプロピルアミノ)-6,7-ジヒドロ-8H
-シクロペンタ[d]-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン
-5(9H)-オン13.8g(0.05モル)、塩化ホスホリル32.8g
(0.215モル、約20ml)、およびピリジン0.79g(0.01モ
ル、約0.8ml)の混合液を80℃にて3時間攪拌する。次い
で、これを冷却し、エーテル30mlを加える。攪拌後、エ
ーテルを傾斜流出させ、混合液に更にエーテル30mlを加
え、上記の操作を反復する。残留の油に約50gの氷を加
える。氷が融解した時点で得られた溶液を、無水炭酸水
素ナトリウムを用いて中和する。分離した結晶を濾取
し、少量の水で洗浄する。 収率:13.5g(81.7%) 融点:270〜274℃
【0093】実施例48:2-(3-ジメチルアミノプロピル
アミノ)-5-クロロ-6,7-ジヒドロ-8H-シクロペンタ[d]-
1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 実施例47に従って得られた塩酸塩13.2g(0.04モル)を水
50mlに溶解させる。5%水酸化ナトリウムを用いてこの
溶液をアリカリ性とし、クロロホルムを用いて抽出を施
す。クロロホルム相に水を用いて抽出を施し、乾燥かつ
蒸発させる。 収率:11.05g(93.7%) 融点:165〜167℃(2-プロパノールから再結晶後)
【0094】実施例49:5-クロロ-7-メチル-2-メチルチ
オ-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 塩化ホスホリル153.3g(1モル、約93ml)への7-メチル-
2-メチルチオ-8H-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-
5-オン49.83g(0.249モル)の懸濁液にピリジン6.57g
(0.083モル、約6.7ml)を加え、内部温度を80〜82℃に保
ちつつ、反応混液を6時間攪拌する。混液を1晩放置
し、分離した結晶を濾取し、塩化ホスホリル、アセト
ン、冷水、および再度のアセトンで連続的に洗浄する。 収率:24.54g(45%) 融点:136〜138.5℃
【0095】暗赤色の塩化ホスホリル母液に砕氷750g
を加え、生成物にクロロホルム150mlを用いて抽出を施
す。クロロホルム相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥させ、真空中で蒸発させて充分に乾燥させる。残渣
(23.0g)を2-プロパノールに懸濁させ、濾取し、次い
で、2-プロパノールで洗浄する。 収率:23.0g(42.2%) 融点:136〜137℃ 上記により得られた生成物を併せて、キーゼルゲル60H
カラム(溶離液:n-ヘキサンとクロロホルムの2:8混
合物100mlを2回)によるクロマトグラフィーにかける。
これによって、淡黄色の結晶45.4g(83.3%)が得られ
る。 融点:135〜135.5℃(2-プロパノール) 総収率:87.2%
【0096】実施例50:5-クロロ-7-メチル-2-メチルチ
オ-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン 7-メチル-2-メチルチオ-8H-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピ
リミジン-5-オンのナトリウム塩22.7g(0.104モル)を塩
化ホスホリル49.5g(0.323モル、約30ml)に攪拌しつつ
懸濁させると、この間に反応混液の温度は90℃に上昇す
る。次いで、この懸濁液を60℃に冷却し、ピリジン2.55
g(0.032モル、約2.6ml)を加え、混合液を80℃にて3時
間攪拌する。次いで、これを40℃まで冷却させ、クロロ
ホルム150mlで希釈して、砕氷150g上に注ぐ。相を分離
させ、クロロホルムを用いて水相に抽出を施し、有機相
と併せ、中性となるまで冷希炭酸水素ナトリウム溶液、
および水で洗浄する。無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、真空中で蒸発させて充分に乾燥させる。残留の生成
物(19g)をエーテルに懸濁させ、再度濾取して、エーテ
ルで洗浄する。 収率:17.65g(79.0%) 融点:133〜134.5℃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラーラ レイテル ネーエ エツシエシ ユ ハンガリー国 1022 ブダペスト ミハー リユフイ エ ウツツア 32/ベー (72)発明者 ラースロー ポンゴー ハンガリー国 1161 ブダペスト ラーコ シユパロタイ ハタール ウツツア 15 (72)発明者 エンドレ リヴオー ハンガリー国 1126 ブダペスト ヨリオ ト ツリエ テール 1 (72)発明者 ペーテル トリンカ ハンガリー国 1116 ブダペスト カルツ アグ ウツツア 59

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、Qは、水素原子、1ないしそれ以上の窒素およ
    び(または)酸素原子が含まれ、選択的にC1-4アルキル置
    換基を有する六員複素環化合物の基、一般式S(O)pR
    3(式中、pは、0〜2の整数を、R3は、直鎖または分
    枝鎖のC1-8アルキル、C2-6アルケニル、選択的に1ない
    しそれ以上のハロゲンもしくはニトロ置換基を有するフ
    ェニル-C1-4アルキル、または選択的に1ないしそれ以
    上のニトロ基もしくはトリフルオロメチル基で置換され
    たフェニルの各基をそれぞれ表す)で示される基、また
    は一般式NR4R5(式中、R4およびR5は、それぞれ水素
    原子、直鎖もしくは分枝鎖のC1-12アルキル、C2-6アル
    ケニル、フェニル-C1-4アルキル、またはジC1-4アルキ
    ル−アミノ-C1-6アルキルの各基を表す。)で示される基
    を、R1およびR2は、それぞれ水素原子、または直鎖も
    しくは分枝鎖のC1-4アルキル基を、あるいは、R1およ
    びR2が一体となって一般式(CH2)n-Y-(CH2)m(式中、Y
    はCH2なる基、硫黄原子、または、R6が水素原子もしく
    はフェニル-C1-4アルキル基を表す場合の一般式NR6で示
    される基を、nおよびmはそれぞれ0〜5の整数をそれ
    ぞれ表す。)で示される基を、Lは、離脱基、好ましく
    はハロゲン原子、O-トリアルキルシリル、O-アルキルス
    ルホニル、またはO-アリールスルホニルの各基をそれぞ
    れ表すが、Qが水素原子を、かつR1およびR2が一体と
    なってブチレン基をそれぞれ表す場合は、Lは塩素原子
    もしくはO-トリメチルシリル基ではなく、更に、Lが塩
    素原子を、かつR1およびR2が一体となってプロピレン
    基をそれぞれ表す場合は、Qは、水素原子もしくはS-ベ
    ンジル基ではないものとする。]で示される1,2,4-トリ
    アゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体、およびその塩。
  2. 【請求項2】 一般式(I)[式中、Q、L、R1、および
    2は請求項1に記載のとおり]の1,2,4-トリアゾロ[1,5
    -a]ピリミジン誘導体、およびその酸付加塩の製造法で
    あって、(a) Lがハロゲン原子を表す場合の一般式
    (I)の化合物の製造を目的として、一般式(II) 【化2】 [式中、Q、R1、およびR2は、上記のとおり。]で示さ
    れる化合物またはそのナトリウム塩を、一般式(III) 【化3】 [式中、Aは無機酸ラジカルを、Xはハロゲン原子を、
    iは1〜5の整数をそれぞれ表す。]で示される無機酸
    ハロゲン化物と反応させる段階、(b) LがO-トリアル
    キルシリル基を表す場合の一般式(I)の化合物の製造を
    目的として、一般式(II)[式中、Q、R1およびR2は上
    記のとおり。]の化合物を、一般式(IV) 【化4】 [式中、AlkはC1-4アルキル基を、RはNH=、-NH-CO-O-、
    -NH-CO-NH-、または-O-C(R12)=N-なる各基を、R12は1
    ないしそれ以上のハロゲン原子で選択的に置換されたC
    1-4アルキル基をそれぞれ表す。]で示されるN,N-もしく
    ははN,O-ヘキサアルキルジシリル誘導体と反応させ、ま
    たは、有機塩基の存在下で、一般式(V)) 【化5】 [式中、Xはハロゲン原子を表し、Alkは上記のとおり]
    で示されるトリアルキルシリルハロゲン化物と反応させ
    る段階、あるいは、(c) LがO-アルキルスルホニル
    基、またはO-アリールスルホニル基を表す場合の一般式
    (I)の化合物の製造を目的として、一般式(II)[式中、
    Q、R1、およびR2は上記のとおり。]の化合物を、有
    機または無機の塩基の存在下で、一般式(VI) 【化6】 [式中、R11は、C1-4アルキル、または選択的にC1-4
    ルキル置換基を有するアリール基を、Xはハロゲン原子
    を表す。]で示されるスルホン酸ハロゲン化物と反応さ
    せる段階、および所望の場合、それ自体は公知である方
    法を用い、上記により得られた一般式(I)の化合物を塩
    に転化し、あるいはその塩から一般式(I)の塩基を遊離
    させる段階よりなることを特徴とする1,2,4-トリアゾロ
    [1,5-a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造
    法。
  3. 【請求項3】 無機酸ハロゲン化物として、塩化ホスホ
    リル、五塩化リン、または塩化チオニルを用いる段階が
    含まれる請求項2の(a)に記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5
    -a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  4. 【請求項4】 触媒、好ましくは第三級塩基またはジメ
    チルホルムアミドの存在下で反応を進行させる段階が含
    まれる請求項2の(a)または3に記載の1,2,4-トリアゾ
    ロ[1,5-a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造
    法。
  5. 【請求項5】 不活性溶媒、好ましくはベンゼン、トル
    エン、キシレン、クロロホルム、ジクロロエタン、また
    はクロロベンゼン中で反応を進行させる段階が含まれる
    請求項2の(a)、3、または4のいずれかに記載の1,2,
    4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体およびその酸付
    加塩の製造法。
  6. 【請求項6】 過剰量の一般式(III)の無機酸ハロゲン
    化物中で反応を進行させる段階が含まれる請求項2の
    (a)、3、または4のいずれかに記載の1,2,4-トリアゾ
    ロ[1,5-a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造
    法。
  7. 【請求項7】 20℃ないし反応混液の沸点の温度で反応
    を進行させる段階が含まれる請求項2の(a)、または3
    ないし6のいずれかに記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
    ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  8. 【請求項8】 一般式(IV)のヘキサアルキルジシリル誘
    導体としてヘキサメチルジシラザン、N,O-ビス(トリメ
    チルシリル)アセトアミド、N,O-ビス(トリメチルシリ
    ル)トリフルオロアセトアミド、N,O'-ビス(トリメチル
    シリル)カルバミン酸エステル、またはN,N'-ビス(トリ
    メチルシリル)尿素を、かつ一般式(V)のトリアルキル
    シリルハロゲン化物としてトリメチルクロロシランを用
    いる段階が含まれる請求項2の(b)に記載の1,2,4-トリ
    アゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の
    製造法。
  9. 【請求項9】 有機塩基としてのピリジン、トリエチル
    アミン、またはトリブチルアミンの存在下でトリアルキ
    ルシリルハロゲン化物との反応を進行させる段階を含む
    請求項2の(b)または8に記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5
    -a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  10. 【請求項10】 過剰量のシリル化剤中で反応を進行させ
    る段階を含む請求項2の(b)、8、または9のいずれか
    に記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体お
    よびその酸付加塩の製造法。
  11. 【請求項11】 不活性かつ好ましくは非プロトン性の溶
    媒、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
    ド、ジクロロエタン、クロロホルム、クロロベンゼン、
    ベンゼンまたはその同族体中で反応を進行させる段階を
    含む請求項2の(b)、または8ないし10のいずれかに記
    載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体および
    その酸付加塩の製造法。
  12. 【請求項12】 20〜180℃、好ましくは20〜100℃の温度
    で反応を進行させる段階を含む請求項2の(b)、または
    8ないし11のいずれかに記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-
    a]ピリミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  13. 【請求項13】 塩基として、第三級塩基、好ましくはピ
    リジンもしくはトリエチルアミン、またはアルカリ水酸
    化物、好ましくは水酸化ナトリウムを用いる段階を含む
    請求項2の(c)に記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリ
    ミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  14. 【請求項14】 相間移動触媒、好ましくはテトラアルキ
    ルもしくはテトラアラルキルアンモニウム塩の存在下で
    反応を進行させる段階を含む請求項2の(c)または13に
    記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体およ
    びその酸付加塩の製造法。
  15. 【請求項15】 不活性溶媒、好ましくはジメチルホルム
    アミド中で、またはハロゲン化脂肪族もしくは芳香族炭
    化水素中で、あるいは反応に用いる塩基を過剰量として
    反応を進行させる段階を含む請求項2の(c)、13、また
    は14のいずれかに記載の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリ
    ミジン誘導体およびその酸付加塩の製造法。
  16. 【請求項16】 製剤に適した不活性の固体または液体担
    体との混合物中に、活性成分として一般式(I)の1,2,4-
    トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体のうち少なくとも
    1種類または製薬上許容され得るその塩が含まれること
    を特徴とする製剤組成物。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の製剤組成物の製造法であ
    って、一般式(I)の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジ
    ン誘導体または製薬上許容され得るその酸付加塩を治療
    に適した不活性の固体または液体担体と混合する段階が
    含まれることを特徴とする製剤組成物の製造法。
  18. 【請求項18】 特に胃酸分泌抑制作用を有する製剤組成
    物の製造に用いられることを特徴とする一般式(I)の1,
    2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン誘導体または製薬上
    許容され得るその酸付加塩。
  19. 【請求項19】 一般式(I)の1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]
    ピリミジン誘導体または製薬上許容され得るその塩の有
    効量を患者に投与する段階を含む胃酸分泌を抑制する治
    療法。
JP4070077A 1991-02-22 1992-02-21 1,2,4−トリアゾロ[1,5−aピリミジン誘導体、その製造法、およびそれを活性成分とする胃酸分泌抑制剤組成物 Pending JPH05148266A (ja)

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