JPH05152804A - 誘電体フイルター及びその周波数特性の調整方法 - Google Patents
誘電体フイルター及びその周波数特性の調整方法Info
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- JPH05152804A JPH05152804A JP10065292A JP10065292A JPH05152804A JP H05152804 A JPH05152804 A JP H05152804A JP 10065292 A JP10065292 A JP 10065292A JP 10065292 A JP10065292 A JP 10065292A JP H05152804 A JPH05152804 A JP H05152804A
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Abstract
て、誘電体フィルターの大型化や部品点数の増加を招く
ことなく、フィルター特性を有利に向上させることにあ
る。また、誘電体フィルターの周波数特性を調整するに
際して、その作業を容易にする。 【構成】 誘電体基板に複数の共振器用電極18を内蔵
したトリプレート構造の誘電体フィルター28におい
て、前記誘電体基板に、所定の結合容量を介して各共振
器用電極18を互いに電気的に結合せしめる結合用電極
22を、更に内蔵せしめる。
Description
体フィルター及びその周波数特性の調整方法に係り、特
に、小型で優れたフィルター特性を発揮し得る誘電体フ
ィルターの構造と、該誘電体フィルターの周波数特性を
簡便に調整する方法に関するものである。
波を利用した通信機においては、損失を小さくするため
に、各種の誘電体セラミックスを使ったフィルターが使
用されている。そして、従来においては、中心に貫通孔
が形成された誘電体ブロックの内周面をメタライズし
て、共振器に相当する中心導体とした、同軸型の共振器
を用い、これを複数個結合して構成した誘電体フィルタ
ーが使用されていた。しかしながら、このような構造の
誘電体フィルターでは、前記貫通孔のために、フィルタ
ーの薄型化や、小型化には自ずと限界があり、また部品
点数が多いことから、組立プロセスが面倒で、煩雑であ
る問題も内在していた。
606号公報において明らかにされている如き、トリプ
レート型の積層構造の誘電体フィルターには、上記のよ
うな問題がなく、大幅な薄型化が可能で、且つ面倒な組
立てが不要である特徴が認められている。図12、図1
3には、そのような構造の誘電体フィルターの一例が示
されている。即ち、そこに示される誘電体フィルター2
は、誘電体基板6の内部において、図13に示されてい
る如きパターンで、入出力用電極3と複数のストリップ
ライン型の共振器用電極4(ここでは3本)を内蔵して
おり、また外周面には、アース導体8及び前記入出力用
の電極3に対応する入出力端子10が設けられてなるも
のであって、極めてコンパクトに作製され得るようにな
っている。
体フィルター2では、図13に示す如きコムライン構造
やインターデジタル構造等の共振器用電極4の配置形態
によって、共振器間の結合長を調節して、所望のフィル
ター特性を得るようになっており、各共振器用電極4を
互いに電気的に結合するための結合回路は含まれていな
いものであった。しかしながら、最近のマイクロ波用フ
ィルターに要求される特性は一段と厳しく、単純なコム
ライン構造やインターデジタル構造では最早対応できな
くなってきており、各共振器を容量などで結合する結合
回路が必要となってきているのである。
周波数特性を所望の値に合わせて最終的に微調整するた
めに、共振器用電極4が内蔵されている部分に相当する
アース導体8の部位や、共振器用電極4の短絡端(アー
ス導体8に接続する側)をトリミングしていたが、誘電
体基板6内に内蔵されている共振器用電極4の位置が正
確に分かり難いことから、かかる作業が面倒なものとな
っていたのである。
されたものであって、その解決課題とするところは、ト
リプレート構造の誘電体フィルターにおいて、誘電体フ
ィルターの大型化や部品点数の増加を招くことなく、フ
ィルター特性を有利に向上させることにある。また、誘
電体フィルターの周波数特性を調整するに際して、その
作業を容易にすることにある。
に、本発明は為されたものであって、その要旨とすると
ころは、誘電体基板に複数の共振器用電極を内蔵したト
リプレート構造の誘電体フィルターにおいて、前記誘電
体基板に、所定の結合容量を介して各共振器用電極を互
いに電気的に結合せしめる結合用電極を、更に内蔵せし
めるようにしたことにある。
を、1/4又は1/2波長のTEMモードのストリップ
ライン型共振回路を構成するように形成して、その開放
端を外部に露出せしめた構成の誘電体フィルターにおい
て、有利に実現されるものである。
っては、前記誘電体基板の上面及び下面の略全面に亘っ
てアース導体が設けられ、それら上、下面のアース導体
が相互に電気的に導通せしめられていると共に、前記共
振器用電極の開放端が露呈せしめられる前記誘電体基板
の一つの側面において、該共振器用電極の露呈部分に接
触しないように、所定幅の帯状アース導体が上下方向に
延びるように設けられ、該帯状アース導体によって上、
下面のアース導体が電気的に導通せしめられている構造
が、有利に採用される。
成の誘電体フィルターにおいて、前記共振器用電極の開
放端をトリミングすることにより、対応する各共振回路
の共振周波数を調整することが、有利に行なわれること
となる。
ーの構成及びその周波数特性の調整方法について、図面
に基づいて具体的に説明することとする。
リプレート構造の誘電体フィルターの一例が示されてい
る。そこにおいて、誘電体フィルター12には、その略
全面にアース導体14が設けられており、また該アース
導体14とは電気的に非接続な状態で、誘電体フィルタ
ー12の対向する2側面において、一対の入出力端子1
6が設けられている。そして、その内部には、共振器用
電極18と入出力用電極20、更には、結合用電極2
2,26が内蔵されているのである。
2は、通常の積層基板の作製方法に従って作製され得る
ものであるが、その中の一つの誘電体基板24上に、図
2に示すパターンで、3本の共振器用電極18が形成さ
れ、またこの3本の共振器用電極18を間に挟むように
して、前記入出力端子16に対応する位置に、一対の入
出力用電極20が形成されている。なお、ここでは、3
本の共振器用電極18が、コムライン構造で配設されて
おり、各共振器用電極18に対応した3つの共振器が構
成されているのである。そして、各共振器用電極18
は、一端が、誘電体基板24の側面のアース導体14に
接続された短絡端となっている一方、他端が、誘電体基
板24の対向する側面から1/4程度入り込んだ位置に
あって、基板内部に収納された開放端となっている。
は、隣接する共振器用電極18に向かって互いに屈曲し
て延び出された形態で、結合用電極22が、連続する導
体パターンとして、一体に形成されているのである。そ
れ故、この誘電体フィルター12では、結合用電極2
2,22間の容量を調整することによって、共振器間の
結合量を有利に調整し得るようになっているのであり、
以て従来の誘電体フィルターでは得られなかった優れた
フィルター特性を引き出し得るようになっているのであ
る。
端側に、両端に位置する共振器用電極18,18を結合
させるための、コ字形を呈する結合用電極26が更に設
けられており、該結合用電極26と両端の共振器用電極
18,18間の容量が調整されることによって、両端の
共振器間の結合量が調整され得るようになっている。こ
のように、両端の共振器用電極18,18を結合させる
ことによって、誘電体フィルター12の周波数特性を有
利に高めることができるのである。
は、結合用電極22,26が設けられていることによっ
て、厳しい特性要求にも十分に対応することができるの
であり、しかも、該結合用電極22,26は、共振器用
電極18と共に、誘電体基板24内に内蔵されて構成さ
れることから、薄型で小型な誘電体フィルター12が有
利に実現され得、フィルターの大型化や複雑化を招くこ
とがないのである。なお、両端の共振器用電極18,1
8を結合せしめる結合用電極26は、本発明では必ずし
も必要なものではない。
電体フィルターの別の例について、図3〜図7に基づい
て説明する。そこに示される誘電体フィルター28は、
内蔵されている共振器用電極18の開放端側に当たる一
側面(図3において正面)を除いて、略全面がアース導
体14にて覆われており、またその上面において、該ア
ース導体14と電気的に非接続な状態で、一対の入出力
端子16が形成されている。そして、アース導体14が
設けられていない面には、誘電体基板(30,32)に
内蔵されている共振器用電極18の開放端が露出せしめ
られているものである。
れぞれ隣合う共振器用電極18,18を結合する結合用
電極22が、別体に形成されて、それぞれ別の誘電体基
板上に形成されている。その中で、共振器用電極18
は、第一の誘電体基板30上に形成され、図4に示され
ているように、その一端がアース導体14に短絡され、
他端が前述の如く外部に露出せしめられている。一方、
結合用電極22は、第二の誘電体基板32上に形成され
ており、図5に示されているように、第一の誘電体基板
30に形成された各共振器電極18の開放端に対応する
部位に、それぞれ形成されている。そして、誘電体フィ
ルター28は、それら第一、第二の誘電体基板30,3
2が積層されて、焼成により一体化せしめられて、構成
されているのである。
電体フィルター28の破線部断面を示す図6及びその等
価回路を示す図7より明らかなように、隣合う共振器3
4同士は、共振器用電極18と結合用電極22の間の容
量36及び結合用電極22,22間の容量38を介して
結合されており、それらの各容量36,38が適宜に調
整されることによって、共振器34間の結合量が調整さ
れ得るようになっているのである。従って、このような
構成によっても、優れたフィルター特性が得られるので
あり、且つ、かかる結合用電極22が誘電体基板30,
32内に内蔵されていることから、小型で簡易な構成を
有する誘電体フィルター28を有利に実現することがで
きるのである。
することによって、設計の自由度を高めることが可能で
あり、複雑な結合回路の設計も可能となる。なお、ここ
では、両端の結合用電極22が入出力用電極を兼ねてお
り、該入出力用電極(20)と入出力端子16の間にも
容量40が形成されて、入出力の結合容量の調整が有利
に為され得るようになっている。
ー28では、外部に露出せしめられた共振器用電極18
の開放端をトリミングすることによって、周波数特性を
簡便に微調整することができることから、かかる作業が
的確且つ簡便となり、作業性が向上する利点もあるので
ある。
電体フィルターの更に別の例について、図8〜図10に
基づいて説明する。そこに示される誘電体フィルター4
2は、内蔵されている共振器用電極18の開放端側に当
たる一側面(図8において正面)の一部を除いて、略全
面がアース導体14にて覆われており、また他の側面に
おいて、前例と同様に、該アース導体14と電気的に非
接続な状態で、一対の入出力端子16が形成されてい
る。そして、アース導体14が設けられていない面に
は、誘電体基板(44,46,48,50)に内蔵され
ている共振器用電極18の開放端が露出せしめられてい
るものである。
れぞれ隣り合う共振器用電極18,18を結合する結合
用電極22が、別体に形成されて、それぞれ別の誘電体
基板上に形成されている。その中で、共振器用電極18
は、第三の誘電体基板48上に形成され、図9に示され
るように、その一端がアース導体14に短絡され、他端
が前述の如く外部に露出せしめられている。一方、結合
用電極22は、第二の誘電体基板46上に形成されてお
り、また図9に示されているように、第三の誘電体基板
48に形成された各共振器電極18の開放端に対応する
部位に、それぞれ形成されている。そして、誘電体フィ
ルター42は、それら第一〜第四の誘電体基板44,4
6,48,50が積層されて、焼成により一体化せしめ
られて、構成されているのである。
体フィルター42の等価回路を示す図10より明らかな
ように、隣り合う共振器34同士は、共振器用電極18
と結合用電極22の間の容量36,36及び結合用電極
22を介して結合されており、それらの各容量36が適
宜に調整されることによって、共振器34間の結合量が
調整され得るようになっているのである。
においては、共振器用電極18の開放端側に当たる誘電
体基板(44,46,48,50)の一側面(端面)
に、図8に示される如く、該誘電体基板の上面及び下面
に設けられたアース導体14,14を接続する帯状のア
ース導体14aが、共振器用電極18の開放端間に位置
するように設けられている。このような帯状アース導体
14aの存在により、上面のアース導体14と下面のア
ース導体14との間のアース電位の差の解消が効果的に
図られ得、以てフィルター特性の安定化が達成される特
徴を発揮する。
い部分と、前記誘電体基板の一側面に形成されている帯
状アース導体14aとの間に形成される容量52によ
り、共振周波数においては共振器用電極18は誘導性と
なっており、そのため各共振器34間には誘導結合Mが
生じている。このように、各共振器34には、容量36
による結合(容量結合)と誘導結合Mが生じるので、フ
ィルターの通過帯域より低周波数側での減衰量を大きく
取ることが出来、図11に示される如く周波数の分離特
性が向上せしめられ得るのである。加えて、かかる容量
52の存在により、共振器34の長さは、該容量52が
存在しない場合よりも同じ共振周波数で短くすることが
出来、以てフィルターの小型化にも寄与し得るのであ
る。
28では、前例と同様に、外部に露出せしめられた共振
器用電極18の開放端をトリミングすることによって、
周波数特性を簡便に微調整することができることから、
かかる作業が的確且つ簡便となり、作業性が向上する利
点もあるのである。
及び結合用電極22を、誘電体基板24(30,32;
44,46,48,50)内に完全に内蔵するところか
ら、それらの電極を形成する導体には、比抵抗の低いも
のを用いることが望ましい。何故なら、電極でのロスが
フィルターの通過域での損失を増加させるからであり、
特に、マイクロ波帯での電磁波を扱う場合には、結合回
路の導体の抵抗が低い必要があり、低抵抗のAu系、A
g系若しくはCu系の導体を使用することが好ましい。
場合には、それらの導体の融点が低く、通常の誘電体材
料と同時焼成することは困難であるところから、それら
の融点(1100℃以下)よりも低い温度で焼成され得
る誘電体材料を用いる必要がある。また、マイクロ波フ
ィルターとしてのデバイスの性格上、形成される共振回
路の共振周波数の温度特性(温度係数)が±50ppm
/℃以下になるような誘電体材料が好ましい。このよう
な誘電体材料としては、例えば、コージェライト系ガラ
ス粉末とTiO2 粉末及びNd2 Ti2 O7 粉末との混
合物等のガラス系のものや、BaO−TiO2 −RE2
O3 −Bi2 O3 系組成(RE:レアアース成分)に若
干のガラス形成成分やガラス粉末を添加したものがあ
る。
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
2 :37wt%−B2 O3 :5wt%−TiO2 :3w
t%なる組成のガラス粉末の73wt%と、市販のTi
O2 粉末の17wt%と、Nd2 Ti2 O7 粉末の10
wt%を充分に混合し、混合粉末を得た。なお、Nd2
Ti2 O7 粉末は、Nd2 O3 粉末とTiO2 粉末を1
200℃で仮焼した後、粉砕して得たものを使用した。
次いで、この混合粉末に、アクリル系有機バインダー、
可塑剤、トルエン及びアルコール系の溶剤を加え、アル
ミナ玉石で充分に混合してスラリーとした。そして、こ
のスラリーを用いて、ドクターブレード法により、0.
2mm〜0.5mmの厚みのグリーンテープを作製した。
ダー及びテルピネオール系の有機溶剤を、3本ローラー
により良く混練し、印刷用の導体ペーストにした。そし
て、この導体ペーストを使用して、前記グリーンテープ
上に、図2に示した配線パターンや、上下二面のアース
導体を印刷した。次いで、これら導体パターンが印刷さ
れたグリーンテープを、所定の順番で重ねた後、100
℃、100kg/cm2 の条件で積層一体化した。積層後、
この積層体を切断し、その側面(切断面)に入出力端子
や上下のアース導体を接続するように側面のアース導体
を印刷して、図1に示す構造のフィルター前駆体を得
た。更にその後、かかるフィルター前駆体を、大気雰囲
気下で、900℃、30分の条件で焼成して、全体の厚
みが2mmの薄いマイクロ波用フィルターを得た。
で、帯域幅:20MHz、挿入損失:3dBであった。ま
た、前記混合粉末の焼結体を作製して、所定の寸法に研
磨した後、平行導体板型共振器法にて、マイクロ波帯に
おける共振周波数の温度特性(温度係数)を測定したと
ころ、−25℃から+75℃の間で、+10ppm/℃
であった。
2 :37wt%−B2 O3 :5wt%−TiO2 :3w
t%−MnO:1wt%なる組成のガラス粉末の73w
t%と、TiO2 粉末の17wt%と、Nd2 Ti2 O
7 粉末の10wt%とを充分に混合し、混合粉末を得
た。なお、使用したTiO2 粉末は、市販のTiO2 と
1wt%のMnOを混合し、1200℃で仮焼きした
後、粉砕して得たものであり、またNd2 Ti2 O7 粉
末は、Nd2 O3粉末とTiO2 粉末と1wt%のMn
Oを混合し、1200℃で仮焼した後、粉砕して得たも
のである。
バインダー、可塑剤、トルエン及びアルコール系の溶剤
を加え、アルミナ玉石で充分に混合して、スラリーとし
た。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレード
法により、0.2mm〜0.5mmの厚みのグリーンテープ
を作製した。
ダー及びテルピネオール系の有機溶剤を、3本ローラー
により良く混練し、印刷用の導体ペーストにした。そし
て、この導体ペーストを使用して、前記グリーンテープ
上に、図2に示した配線パターンや、上下二面のアース
導体を印刷した。次いで、実施例1と同様にして、グリ
ーンテープを積層し、一体化した。そして、得られた積
層体を切断し、入出力端子や上下のアース導体を接続す
るように側面のアース導体を印刷して、図1に示す構造
のフィルター前駆体を得た。更にその後、このフィルタ
ー前駆体を、窒素雰囲気下で、950℃、30分の条件
で焼成することにより、全体の厚みが2mmの薄いマイク
ロ波用フィルターを得た。このフィルターの特性は、9
00MHz帯で、帯域幅:30MHz、挿入損失:3.5d
Bであった。
線パターンのみをAgペーストで印刷し、実施例1と同
様の方法で積層体を得た。そして、得られた積層体に、
市販のCuペーストを用いてアース導体及び入出力端子
を印刷し、図1に示す構造のフィルター前駆体を得た。
その後、大気雰囲気下で、600℃で焼成し、全体の厚
みが2mmの薄いマイクロ波用フィルターを得た。このフ
ィルターの特性は、900MHz帯で、帯域幅:20MH
z、挿入損失:3dBであった。
末に、低融点ガラス粉末及び低融点金属酸化物粉末をそ
れらの合計量が8wt%となるように添加して、混合粉
末を調製した。次いで、この混合粉末に、アクリル系有
機バインダー、可塑剤、トルエン及びアルコール系の溶
剤を加え、アルミナ玉石で充分に混合し、スラリーとし
た。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレード
法により、0.2mm〜0.5mmの厚みのグリーンテープ
を作製した。
ダー及びテルピネオール系の有機溶剤を、3本ローラー
により良く混練し、印刷用の導体ペーストにした。そし
て、この導体ペーストを使用して、前記グリーンテープ
上に、図4、図5に示した配線パターンや、図3に示す
如き上下二面のアース導体及び入出力端子部分を印刷し
た。次いで、これら導体パターンが印刷されたグリーン
テープを、所定の順番で重ねた後、100℃、100kg
/cm2 の条件で積層一体化した。積層後、この積層体を
切断し、その側面(切断面)に入出力端子部分や上下の
アース導体を接続するように側面のアース導体を印刷し
て、図3に示す構造を得た。更にその後、大気雰囲気下
で、900℃、30分の条件で焼成し、全体の厚みが2
mmの薄いマイクロ波用フィルターを得た。
帯域幅:20MHz、挿入損失:3dBであった。また、
前記混合粉末の焼結体を作製して、所定の寸法に研磨し
た後、平行導体板型共振器法にて、マイクロ波帯におけ
る共振周波数の温度特性(温度係数)を測定したとこ
ろ、−25℃から+75℃の間で+15ppm/℃であ
った。なお、この際、周波数特性の微調整を、共振器用
電極の外部に露出した開放端をトリミングすることによ
って、行なった(図3参照)。
末に、低融点ガラス粉末及び低融点金属酸化物粉末をそ
れらの合計量が8wt%となるように添加して、混合粉
末を調製した。次いで、この混合粉末に、アクリル系有
機バインダー、可塑剤、トルエン及びアルコール系の溶
剤を加え、アルミナ玉石で充分に混合し、スラリーとし
た。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレード
法により、0.2mm〜0.5mmの厚みのグリーンテープ
を作製した。
ダー及びテルピネオール系の有機溶剤を、3本ローラー
により良く混練し、印刷用の導体ペーストにした。そし
て、この導体ペーストを使用して、前記グリーンテープ
上に、図8、図9に示した配線パターンや、上下二面の
アース導体及び入出力端子部分を印刷した。次いで、こ
れら導体パターンが印刷されたグリーンテープを、所定
の順番で重ねた後、100℃、100kg/cm2 の条件で
積層一体化した。積層後、この積層体を切断し、その側
面(切断面)に入出力端子部分や上下のアース導体を接
続するように側面のアース導体を印刷して、図8に示す
構造を得た。更にその後、大気雰囲気下で、900℃、
30分の条件で焼成し、全体の厚みが2mmの薄いマイク
ロ波用フィルターを得た。
帯域幅:20MHz、挿入損失:3dBであった。また、
前記混合粉末の焼結体を作製して、所定の寸法に研磨し
た後、平行導体板型共振器法にて、マイクロ波帯におけ
る共振周波数の温度特性(温度係数)を測定したとこ
ろ、−25℃から+75℃の間で+15ppm/℃であ
った。なお、この際、周波数特性の微調整を、共振器用
電極の外部に露出した開放端をトリミングすることによ
って、行なった(図8参照)。
では、トリプレート構造の誘電体フィルターにおいて、
共振器用電極間の結合量を調整する結合用電極を更に内
蔵させたことにより、優れたフィルター特性を得ること
ができるのであり、しかも、それによってフィルターが
大型化したり、複雑化することはない。そして、そのよ
うな誘電体フィルターにおいて、共振器用電極の開放端
を外部に露出させる場合には、その開放端をトリミング
することにより、周波数特性の微調整が極めて簡便に為
され得るのであり、作業性が向上するのである。
視図である。
る。
す斜視図である。
板を示す平面図である。
板を示す平面図である。
ある。
図である。
を示す斜視図である。
る。
す図である。
の関係を示すグラフである。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 誘電体基板に複数の共振器用電極を内蔵
したトリプレート構造の誘電体フィルターにおいて、前
記誘電体基板に、所定の結合容量を介して各共振器用電
極を互いに電気的に結合せしめる結合用電極を、更に内
蔵せしめたことを特徴とする誘電体フィルター。 - 【請求項2】 前記共振器用電極が、1/4又は1/2
波長のTEMモードのストリップライン型共振回路を構
成するように形成され、その開放端が外部に露出せしめ
られていることを特徴とする請求項1記載の誘電体フィ
ルター。 - 【請求項3】 前記誘電体基板の上面及び下面の略全面
に亘ってアース導体が設けられ、それら上、下面のアー
ス導体が相互に電気的に導通せしめられていると共に、
前記共振器用電極の開放端が露呈せしめられる前記誘電
体基板の一つの側面において、該共振器用電極の露呈部
分に接触しないように、所定幅の帯状アース導体が上下
方向に延びるように設けられ、該帯状アース導体によっ
て上、下面のアース導体が電気的に導通せしめられてい
る請求項1または請求項2に記載の誘電体フィルター。 - 【請求項4】 前記請求項2または請求項3に記載の誘
電体フィルターにおいて、外部に露出せしめられた共振
器用電極の開放端をトリミングすることによって、対応
する各共振回路の共振周波数を調整するようにしたこと
を特徴とする誘電体フィルターの周波数特性の調整方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100652A JP2561775B2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-26 | 誘電体フィルター及びその周波数特性の調整方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-93092 | 1991-03-29 | ||
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