JPH0515666Y2 - - Google Patents

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JPH0515666Y2
JPH0515666Y2 JP15120087U JP15120087U JPH0515666Y2 JP H0515666 Y2 JPH0515666 Y2 JP H0515666Y2 JP 15120087 U JP15120087 U JP 15120087U JP 15120087 U JP15120087 U JP 15120087U JP H0515666 Y2 JPH0515666 Y2 JP H0515666Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水栓器具による給水あるいは給湯を
急停止することにより発生するウオーターハンマ
ーを防止するための機構に関する。
(従来の技術) 一般に、給水若しくは給湯装置において、水栓
器具が湯水混合栓であると単水栓であるとを問わ
ず、水や湯の吐出を急停止すると、1次側の圧力
が急上昇して、上流側の配管や機器を損傷するこ
とがある。
そのため、従来は水栓器具の開閉弁の弁体にコ
ーンを設けるなどして開閉弁を閉弁するとき、特
に閉弁真際における弁開度の変化を緩慢にする等
の手段を講じて、1次側に急激な圧力上昇を生じ
させないようにすることにより、ウオーターハン
マーの防止を図つている。
しかし乍ら、水栓器具として弁要素を固定デイ
スクと、これに摺動自在に重ね合わせられた可動
デイスクとで構成する水栓器具を使用する場合に
あつては、上記手段を採用することができず、し
かも弁の構造上、特に閉弁時、弁の閉止が急速に
行なわれるためウオーターハンマーが起り易い。
これに対して、配管の途中に設けて上昇圧力を
配管外に放出するウオーターハンマー防止用の弁
もある(実開昭60−127173号公報参照)が、この
ものは、水栓の急閉以外の原因による1次側圧力
の緩慢な上昇(給湯元、給水元の圧力変動により
1次側圧力が上昇することがあり、また、水栓器
具が湯水混合栓の場合、湯側のみの使用による湯
側の熱が水側に伝わり、水側の逆止弁と水用弁と
の間の閉鎖空間内の水の熱膨張により1次側の圧
力が上昇することがある)に対して、上昇圧力を
配管外に放出せずに防止することはできない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする問題点は水栓器具の
開閉弁の急激な閉止により開閉弁の1次側に急激
に生じる圧力上昇に対しては、上昇圧力を外部に
逃すことによりウオーターハンマーを防止し、開
閉弁の急閉以外の原因による1次側に生ずる緩慢
な圧力上昇に対しては1次側の容積を拡大するこ
とによりそれを吸収することである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、湯、水の供給源から水栓器具の本体
へ至る流路途中に設けられて、流路を流路外部の
大気中に開放する逃し弁孔と、逃し弁孔の孔縁に
設けられ流路内側を1次側とする逃し弁座と、1
次側に配備されて逃し弁座に対応する逃し弁体
と、逃し弁座の1次側に進退自在に設けられて1
次側の圧力を前面に受け、その進退に連係して逃
し弁体を逃し弁座に接離せしめる主ピストンと、
逃し弁体背後に設けられ、小通路を介して1次側
に連絡する圧力室と、逃し弁体背後に進退自在に
設けられ、その進退により圧力室の容積を増減す
る補助ピストンと、逃し弁体を逃し弁座に当接さ
せる方向に主ピストンを付勢すると共に圧力室の
容積を減少させる方向に補助ピストを付勢するバ
ネとを備え、1次側の圧力が上記バネのバネ力を
越えると主ピストンが逃し弁体を逃し弁座から離
す方向に移動し、圧力室の圧力が上記バネのバネ
力を越えると補助ピストンが圧力室の容積を増大
する方向に移動するようになすものである。
(作用) 而して、本考案の上記技術的手段によれば、水
栓器具が急閉止されて、水栓器具より上流の流路
内の圧力が急上昇すると、その上昇圧力により主
ピストンが逃し弁座から遠ざかるように作動し、
この主ピストンに連係する逃し弁体が後退して逃
し弁座から離れ、逃し弁孔が開くので、流路内の
上昇圧力は逃し弁孔を介して流路外へ排出され
る。
また、給湯元、給水元の圧力変動や、1次側水
の熱膨張により1次側圧力が緩慢に上昇するとき
には、1次側と連通する圧力室の圧力が上昇し、
その圧力に押されて補助ピストンが圧力室の容積
を拡大する方向に移動し、その分圧力室に連絡す
る1次側の容積が拡大して上昇圧力を吸収する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
図面は2つの実施例を示しており、第1の実施
例は給水、給湯配管にウオーターハンマー防止機
能を付与したものであり、第2の実施例は水栓器
具の本体を給水、給湯配管に接続する脚状ソケツ
トにウオーターハンマー防止機能を付与したもの
である。
先ず第1の実施例について説明すると、第1図
に示すように水栓器具Aに水又は湯を供給する流
路Bを構成する配管6の途中に、ケーシング7内
に機能部を収容したウオーターハンマー防止ユニ
ツトCを介装する。
上記ウオーターハンマー防止ユニツトCは、使
用水栓器具Aが単水栓の場合には、第1図aに示
すように、水栓器具Aに接続される配管6が水用
又は湯用いずれか1本であるので、その配管6に
介装すれば良いが、使用水栓器具Aが湯水混合栓
の場合には、第1図bに示すように水栓器具Aに
接続される水用、湯用双方の配管6に夫々介装す
る。
ウオーターハンマー防止ユニツトCのケーシン
グ7は、第2図に示すように、相対開口する流入
口7aと流出口7bを有し、これら両口7a,7
bを介して配管6中途部に接続介装される。
またケーシング7には円筒状のガイド部10と
逃し弁孔1を、その中心相互を結ぶ線が上記流入
口7aと流出口7bの中心を結ぶ線と直交するよ
うに設けて、配管6の流路を上記逃し弁孔1を介
して大気中に開放させ、逃し弁孔1のケーシング
7内面側に開口する孔縁部にはケーシング7内、
即ち水栓器具Aの開閉弁1次側の配管流路Bが1
次側となるように逃し弁座2を突出形成し、ガイ
ド部10先端の開口部には中心部に通気孔11を
有するキヤツプ12を螺着する。
上記ケーシング7内には逃し弁座2に接離自在
な逃し弁体5と、ガイド部10に摺動自在な主ピ
ストン4を配備する。
逃し弁体5は逃し弁座2より大径に形成して背
面に円筒状のピストンガイド8を設け、逃し弁座
2の1次側から該弁座2に対応させると共に背面
のピストンガイド8には主ピストン4に一体に設
けた補助ピストン33を進退摺動自在に嵌合せし
める。
そして、上記ピストンガイド8にはその内底面
近くの側周面に非常に小径な小孔を穿設してピス
トンガイド8内底面と補助ピストン33の前端と
の間を流路Bに連絡する小通路13を形成する。
従つて、上記ピストンガイド8内底面と補助ピ
ストン33の前端との間には小通路13を介して
流路B内の圧力が作用し、且補助ピストン33の
進退により容積を増減する圧力室9が形成される
ことになる。
一方、主ピストン4はガイド部10に進退摺動
自在に嵌合してその前面を1次側の圧力を受ける
受圧面部となすと共にこの受圧面部の中央を前方
に突出せしめて前記補助ピストン33を一体に形
成し、該補助ピストン33を上記逃し弁体5背部
のピストンガイド8にOリング14を介して摺動
自在に嵌合せしめる。
また主ピストン4は、その背面とケーシング7
のキヤツプ12との間に主ピストン4を前方に付
勢し、且補助ピストン33を圧力室9の容積を減
少させる方向に付勢する第1バネ3を弾装すると
共に受圧面部と逃し弁体5の後端面に亘つて主ピ
ストン4及び補助ピストン33を逃し弁体5から
引き離して圧力室9の容積を拡大する方向に付勢
し、且逃し弁体5を閉弁方向に付勢する上記第1
バネ3より弱い第2バネ15を装備する。
斯る、ウオーターハンマー防止機構の作用につ
いて説明すれば、給水又は給湯を停止するため水
栓器具Aの開閉弁(図示せず)が閉弁され、その
閉弁が急速に行なわれた場合、開閉弁1次側の流
路B、即ち配管9内の圧力が瞬間的に急上昇する
が、その上昇圧力は主ピストン4の受圧面部に即
座に作用して主ピストン4を後退させる。
一方、上記圧力上昇は瞬間的であり、しかも、
流路Bと逃し弁体5背面側との連絡は非常に小径
な小孔状の小通路13によつてなされているた
め、上記圧力は逃し弁体5の背面への作用には若
干時間遅れがある。
従つて、主ピストン4が後退すると圧力室9の
圧力上昇が遅れるため、主ピストン4に連動する
補助ピストン33に引張られて逃し弁体5も主ピ
ストン4及び補助ピストン33と共に後退し、逃
し弁孔1が開放される。(第3図) そのため、配管6内に生じる上昇圧力は逃し弁
孔1を通つて配管6外の大気中に放出され、配管
6内の圧力は直ちに低下する。
尚、配管6内の圧力低下により主ピストン4は
第1バネ3の力により元の位置に復帰し、逃し弁
体5も第2バネ15の力により閉弁位置に復帰す
る。
また、給湯元、給水元の圧力変動などによつて
も配管6内の圧力が上昇することがあるが、この
場合には圧力上昇は緩慢に行なわれ、水が小通路
13より圧力室9内に流入して逃し弁体5背面に
作用し、逃し弁体5を逃し弁座2に押しつける。
従つて、主ピストン4に連動する補助ピストン3
3の後退にもかかわらず、逃し弁体5は後退しな
いので、補助ピストン33の後退に伴つて、補助
ピストン33前端とこれが嵌合するピストンガイ
ド12内底面との間隙、即ち圧力室9が拡張し、
それにより配管6内の上昇圧力を吸収する。(第
4図) 次に第2の実施例について説明すると、この実
施例は前述せる如く、水栓器具Aの本体A′を給
水、給湯配管6に接続する脚状ソケツト16にウ
オーターハンマー防止機能を付与するもので、図
面において、水栓器具Aはバス・シヤワー切換機
能を有する、シングルレバー式の湯水混合栓であ
り、その本体A′背面に突出状に開設した給湯用
及び給水用の開口17a,17bが夫々ソケツト
16を介して給湯、給水夫々の配管6に接続され
ており、これら湯側、水側双方のソケツト16に
夫々ウオーターハンマー防止機能が付与されてい
る。
ソケツト16は軸方向両端部側周面に配管接続
口18と水栓器具接続口19を相互に反対向きに
有し、これら両口18,19を通水路20により
連絡している。通水路20には、隔壁21により
排水室22が区画形成され、該排水室22には排
水孔23がソケツト16外方へ突出状に開設され
る。
また、上記隔壁21には、通孔24が開穿さ
れ、該通孔24と同軸の開口25がソケツト16
に開設される。そして、開口25と通孔24に亘
つて機能部を内装する円筒状のカートリツジケー
ス26が装着される。
一方、上記排水室22の排水孔23には排水パ
イプ27が接続され、該排水パイプ27は水栓器
具Aのスパウト取付孔28に螺着したスパウト接
続金具29に開設した排水受入孔30に接続され
る。
カートリツジケース26は一端を開放すると共
に他端には段部を介して逃し弁孔1を開穿し、段
部内面側には逃し弁孔1の孔縁に沿つて逃し弁座
2を突出形成する。
また、カートリツジケース26は逃し弁座2近
傍の周面に流入孔32を開穿すると共にこの流入
孔32より若干開放端側の周面に小孔39を開穿
する。
そして、このカートリツジケース26は、内部
に主ピストン4と、逃し弁体5と、補助ピストン
33と、上記主ピストン4と補助ピストン33を
相互に反対方向に付勢するバネ3を収容配備し、
逃し弁孔1側を先にして開口25からソケツト1
6内の通水路20に挿入し、先端を隔壁21の通
孔24に嵌合すると共に開放端にはソケツト16
の開口25の蓋を兼ねる蓋34を螺着する。
上記蓋34はキヤツプ状に形成され、その内周
面によりカートリツジケース26に螺着し、外周
面によりソケツト16の開口25に螺着して、カ
ートリツジケース26開放端及びソケツト開口2
5を塞ぐと共にカートリツジケース26後端をソ
ケツト16の開口25部に固定する。
従つて、ソケツト16の通水路20とカートリ
ツジケース26の内部は流入孔32を介して連絡
し、更にカートリツジケース26内部は逃し弁孔
1、排水室22、排水パイプ27、スパウト接続
金具29、スパウト31を介して大気に連絡す
る。
主ピストン4は、カートリツジケース26内周
面に対して摺動自在に設けられ、逃し弁座2に対
向する端面にはシートパツキンを取りつけて逃し
弁体5を一体に設ける。
また、主ピストン4は逃し弁体5を設けた端面
とは反対側の端面から軸方向中途部にかけて凹孔
35を凹設すると共にこの凹孔35底部から逃し
弁体5前面中央に貫ける透孔36を穿設し、該透
孔36には逃し弁体5前面側から貫通孔付ビス3
7を螺着する。
上記主ピストン4は逃し弁体5が逃し弁座2に
着座した状態で、後端、即ち凹孔35開放端がカ
ートリツジケース26に螺着した蓋34との間に
若干の間隙を有する。従つて主ピストン4はその
間隙分後方へ摺動することができ、後方へ摺動す
ることにより逃し弁体5が逃し弁座2から離れ
る。
また主ピストン4はカートリツジケース26の
流入孔32と小孔39の間に位置する部分の周面
に凹溝を形成して該凹溝にシールパツキン38を
嵌着すると共に凹溝より後方の外径をカートリツ
ジケース26内径より僅かに小径に形成して両者
間にできる僅かな間隙により小孔39から流入す
る水をピストン4後方の間隙に導く小通路13を
形成する。
補助ピストン33は主ピストン4の凹孔35内
周面に対して摺動自在に設けられて凹孔35の開
口部を塞ぎ、凹孔35内に空室40を形成すると
共にカートリツジケース26の蓋34との間に上
記小孔39及び小通路13を介して通水路20に
連絡する圧力室9を形成する。
バネ3は、主ピストン4の凹孔36底部と補助
ピストン33の上記凹孔36底部に対向する面と
にわたつて弾装し、逃し弁体5を逃し弁座2に圧
接せしめる方向に主ピストン4を付勢すると共に
補助ピストン33を蓋34に圧接せしめる方向、
即ち圧力室9の容積を減少させる方向に付勢す
る。
而して、この実施例のものは、水栓器具Aの開
閉弁を急閉して、1次側、即ちソケツト16、及
び配管6内の圧力が瞬間的に上昇すると、その上
昇圧力はカートリツジケース26の流入孔32を
介してピストン4及び逃し弁体5前面に直ちに作
用する。
一方、ソケツト16の通水路20はカートリツ
ジケース26の小孔39及びカートリツジケース
26内周面と主ピストン4との間に形成される小
通路13を介して圧力室9背後と連絡している
が、上記小孔39及び小通路13は非常に狭いた
め通水路20の圧力上昇が圧力室9を介して主ピ
ストン4及び補助ピストン33背後に作用するに
は若干の時間を必要とする。
従つて、ソケツト16の通水路20の圧力が急
上昇した瞬間、主ピストン4の前面側に作用する
圧力と背面側に作用する圧力には差が出来、この
圧力差により主ピストン4がバネ3の力に抗して
後退し、これと一体に設けられた逃し弁体5が逃
し弁座2から離脱して逃し弁孔1を開放する(第
7図)ので、上昇圧力は逃し弁孔1、排水室2
2、排水孔23、排水パイプ27、スパウト接続
金具29、スパウト31を経て直ちに大気中に逃
がされる。
この大気中への圧力放出により通水路20内の
圧力が静圧に戻ると主ピストン4はバネ3の力に
より前進し、逃し弁体5が逃し弁座2に当接して
逃し弁孔1を閉じる。
また給湯元、給水元の圧力変動などによつて通
水路20の圧力が上昇する場合には、圧力の上昇
は緩慢に行なわれ、主ピストン4の前面側と背面
側にはほとんど圧力差が生じないため、主ピスト
ン4及び逃し弁体5は作動せず、逃し弁座孔1は
開かないが、補助ピストン33の受圧部にかかる
通水路20内圧力がバネ3の力を越えると補助ピ
ストン33が空室40内に押し込まれ、水圧とバ
ランスする位置まで補助ピストンが移動し、その
分圧力室9の容積が増大する。
尚、第5図において、41は止水栓、42はス
トレーナー、43は逆止弁、44はシヤワー側出
口、45はバス・シヤワー切換ハンドルである。
(効果) 本考案は、上記の構成であるから以下の利点を
有する。
(1) 水栓器具の急閉止により上流側の流路に急激
な圧力上昇が生じると、該流路に設けた主ピス
トンが作動して逃し弁体を動かし、大気と連絡
する逃し弁孔を開放するので、上昇圧力は直ち
に大気中に放出され、ウオーターハンマーの発
生が防止される。
従つて、水栓器具の開閉弁の構造に拘りな
く、ウオーターハンマーにより配管や機器類に
損害を与える恐れがない。
(2) 給湯元、給水元の圧力変動など、弁の急閉以
外の何等かの原因により、1次側に緩やかな圧
力上昇が生じても、補助ピストンが作動して圧
力室の容積を拡大してその分1次側の容積が大
きくなるので、上記圧力の上昇は吸収され逃が
し弁は開弁しない。
従つて、このウオーターハンマー防止機構は
静圧の値に関係なく用いることができ、汎用性
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すウオーターハ
ンマー防止機構の全体構成図で、aは水栓器具が
単水栓の場合、bは水栓器具が湯水混合栓の場合
を夫々示す。第2図は要部の拡大断面図、第3
図、第4図は作動状態を示す同断面図である。第
5図は本考案の他の実施例を示す平面図で要部を
破断して示してある。第6図は一部切欠側面図、
第7図、第8図は作動状態を示す断面図である。 A……水栓器具、A′……水栓器具の本体、B
……流路、1……逃し弁孔、2……逃し弁座、3
……バネ(第1バネ)、4……主ピストン、5…
…逃し弁体、9……圧力室、13……小通路、3
3……補助ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯、水の供給源から水栓器具Aの本体A′へ至
    る流路B途中に設けられて、流路Bを流路外部の
    大気中に開放する逃し弁孔1と、逃し弁孔1の孔
    縁に設けられ流路B内側を1次側とする逃し弁座
    2と、1次側に配備されて逃し弁座2に対応する
    逃し弁体5と、逃し弁座2の1次側に進退自在に
    設けられて1次側の圧力を前面に受け、その進退
    に連係して逃し弁体5を逃し弁座2に接離せしめ
    る主ピストン4と、逃し弁体5背後に設けられ、
    小通路13を介して1次側に連絡する圧力室9
    と、逃し弁体5背後に進退自在に設けられ、その
    進退により圧力室9の容積を増減する補助ピスト
    ン33と、逃し弁体5を逃し弁座2に当接させる
    方向に主ピストン4を付勢すると共に圧力室9の
    容積を減少させる方向に補助ピスト33を付勢す
    るバネ3とを備え、1次側の圧力が上記バネ3の
    バネ力を越えると主ピストン4が逃し弁体5を逃
    し弁座2から離す方向に移動し、圧力室9の圧力
    が上記バネ3のバネ力を越えると補助ピストン3
    3が圧力室9の容積を増大する方向に移動するこ
    とを特徴とするウオーターハンマー防止機構。
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