JPH0515720U - 携帯式動力刈払機 - Google Patents
携帯式動力刈払機Info
- Publication number
- JPH0515720U JPH0515720U JP6397691U JP6397691U JPH0515720U JP H0515720 U JPH0515720 U JP H0515720U JP 6397691 U JP6397691 U JP 6397691U JP 6397691 U JP6397691 U JP 6397691U JP H0515720 U JPH0515720 U JP H0515720U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- rotary blade
- grip
- pipe
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い傾斜地、土手、溝内に生える雑草等の刈
り払い作業をも、安定感をもって効率的に行うことがで
きるように構成した携帯式動力刈払機を提供することを
目的とする。 【構成】 操作管の基端にエンジンが一体的に連結さ
れ、操作管の先端に回転刃が支持された携帯式動力刈払
機において、上記操作管を、基端側支持管と、これに対
してスライド伸縮可能なスライド管とに分離構成し、こ
の操作管を伸縮操作することによって回転刃の操作管軸
心に対する角度を容易に変更することができるようにす
る一方、上記支持管の右側に、前腕基部支持具と、略水
平方向に突出する第一グリップとを設け、スライド管の
左側に、略水平方向に突出する第二グリップを設けたこ
とを特徴とする。
り払い作業をも、安定感をもって効率的に行うことがで
きるように構成した携帯式動力刈払機を提供することを
目的とする。 【構成】 操作管の基端にエンジンが一体的に連結さ
れ、操作管の先端に回転刃が支持された携帯式動力刈払
機において、上記操作管を、基端側支持管と、これに対
してスライド伸縮可能なスライド管とに分離構成し、こ
の操作管を伸縮操作することによって回転刃の操作管軸
心に対する角度を容易に変更することができるようにす
る一方、上記支持管の右側に、前腕基部支持具と、略水
平方向に突出する第一グリップとを設け、スライド管の
左側に、略水平方向に突出する第二グリップを設けたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
本願考案は、携帯式動力刈払機に関し、詳しくは、田畑の畦の上面および側面 、土手の側面、あるいは、溝の底部あるいは側壁など、比較的左右方向に狭い範 囲において水平状あるい斜面状となっている場所に生える草などを迅速かつ作業 性よく刈り払うことができるように改良されたものに関する。
【0002】
いわゆる、エンジン一体型の携帯式動力刈払機は、所定長さの操作管の基端に エンジンを連結するとともに、先端側に操作管の軸心に対して所定の角度をもっ た面内を回転する回転刃を支持し、エンジンの回転出力が操作管の内部に通挿し た伝動軸を介して回転刃に伝達され、この回転刃が回転させられるように構成さ れている。そして、上記操作管には、作業者が把持するためのグリップあるいは 操作ハンドルなどが取付けられ、これらのグリップあるいはハンドルを把持しつ つ、作業者は、上記操作管を左右方向に振回しつつ、地面に生える雑草等を刈り 払う作業を行う。
【0003】 ところで、刈り払い作業を行うべき場所は、水平な面となっているとは限らず 、土手の斜面や、田畑の畦など、傾斜している部分も多くある。そして、この傾 斜は、作業者から見て左右方向に傾斜している場合もあるし、作業者から見て前 後方向に傾斜している場合もある。また、前後方向に傾斜している場合について は、上り坂となっている場合もあるし、下り坂となっている場合もある。 一般的なこの種の携帯式動力刈払機においては、上記回転刃の回転面は、操作 管の軸心に対して一定の角度の面内で回転するようになっている。この角度は、 先端の回転刃を地面付近に下ろすようにして操作管を傾斜保持したとき、ちょう ど回転刃が地面と平行な水平面内を回転するように設定されるのが普通である。
【0004】 かかる操作管に対する回転面の角度が固定された刈払機においては、刈り払い をするべき地面が作業者から見て左右方向に傾斜している場合には、操作管を若 干軸心周りに傾けるようにすることにより、回転刃の回転面を地面に対して水平 状に位置させるという対応を行うことができる。 しかしながら、刈り払い作業を行うべき地面が作業者から見て前後方向に傾斜 している場合には、回転刃を地面に対して水平に位置づけるという対応を容易に 行うとことができず、刈り払い作業に困難性を伴うことになる。
【0005】 かかる問題を解決するために、操作管の先端に支持される回転刃の前後方向の 角度、すなわち、回転刃の回転面が操作管の軸心に対する角度を所望によって変 更できるように構成した刈払機が、たとえば、実公昭60−13322号公報に 提案されている。 このような回転刃の前後方向の角度を変更できるタイプの刈払機によれば、刈 り払い作業をするべき面が、作業者からみて前後方向に上り坂となっていても、 あるいは、下り坂となっていても、回転刃を刈り払い作業をするべき面に対して 平行となるように調整することができる。
【0006】 しかしながら、上記実公昭60−13322号公報に提案されている携帯式動 力刈払機は、回転刃の回転面を、刈り払い作業するべき地面に対して平行となる ように調整することができる、という意味においては好適なものとなっているが 、操作管を左右に振回操作するにあたり、なお次のような不都合が存在すること が判明した。
【0007】 すなわち、上記公報に示された携帯式動力刈払機は、操作管の基端側に上方に 突出するようにして作業者の前腕基部を抱く略逆U字状前腕基部支持具が、前後 方向揺動可能に取付けられるとともに、この前腕基部支持具が設けられた部位よ りも前方において、第一グリップが上方に向けて突出形成されており、さらにこ のグリップよりも所定長さ前方において、略L字状に曲がりながら側方に突出す る第二のグリップが設けられている。かかる携帯式動力刈払機は、右手の前腕基 部を上記前腕基部支持具に挿入しつつ、その腕によって上記第一のグリップを把 持するとともに、上記第二のグリップを左手で把持することによって支持される 。上記前腕基部支持具、第一のグリップ、および第二のグリップは、いずれも、 操作管の軸心よりも上方に突出するようにして設けられているため、操作管を左 右に振回させようとするとき、この操作管の軸心から上方に偏位した部位を左右 方向に押すことになる。
【0008】 一方、携帯式動力刈払機全体としての重心は、ほぼ、操作管の軸心上にあるた め、上述のごとくこの操作管よりも上方の部位において左右方向の力を作用させ ると、刈払機全体が操作管の軸心周りに回転するようなモーメントが働く。
【0009】 ところで、刈り払い作業をするべき地面が、左右方向に比較的幅の広い場合に は、操作管を左右に振回する場合、それほど不安定感は発生しないが、発明の詳 細な説明の冒頭に述べたような、比較的幅の狭い領域の刈り払い作業を行う場合 、頻繁に操作管を左右交互に振回せねばならない。そして、刈り払い作業の効率 を上げるためには、このような左右交互の振回操作をスピーディーに行う必要が ある。
【0010】 そうすると、振回方向を転換するときに上記各グリップを介して与えられるべ き左右方向への力が比較的大きくならざるをえず、この場合、上述した理由によ り、刈払機全体が操作管の軸心周りに回転してしまうという傾向が生じる。かか る傾向を打ち消すには、両方の腕に力を入れねばならず、このことは、作業中の 疲労を著しく増大させるし、作業者に不安定感を与えてしまい、また、実際に刈 払機が操作管の軸心周りに不安定に回転してしまうと、地面に対して傾斜させら れた回転刃が地面に不用意に食い込んでしまうといった事態も発生することがあ り、このことは、著しい作業性の悪化を意味することになる。
【0011】 このように、上記実公昭60−13322号公報に表れている回転刃の角度変 更型の刈払機であっても、比較的狭い場所を操作管の頻繁な振回操作を繰り返し ながらスピーディーに刈り払い作業を行うには、かならずしも適当なものとはい えなかったのである。
【0012】 この考案は、上述の事情のもとで考えだされたものであって、上記従来の問題 を解決し、刈り払い作業するべき面が作業者から見て左右方向のみならず、前後 方向に傾斜していても、また、かかる傾斜した地面が、幅方向に比較的狭い領域 であっても、かかる領域の刈り払い作業を、安定感をもち、かつ疲労を少なくし てスピーディーに行うことができる携帯式動力刈払機を提供することをその課題 とする。
【0013】
上記の課題を解決するため、本願考案では、次の技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案の携帯式動力刈払機は、所定長さの操作管と、この操作管 の先端部に前後方向枢動可能に支持された回転刃と、上記操作管の基端部に連結 されたエンジンと、このエンジンの回転出力を上記回転刃に伝達するために上記 操作管に通挿された伝動軸とを備える携帯式動力刈払機において、 上記操作管を、基端側の支持管にスライド管を軸方向スライド可能に挿入して 構成するとともに、上記スライド管を上記支持管に対して相対スライドさせるこ とによって上記回転刃の枢軸周りの前後方向枢動角を変更することができる回転 刃角度調整機構を構成する一方、 上記支持管の基端側右側に作業者の前腕基部上面を抱く断面略逆U字状の前腕 基部支持具を固定するとともに、この前腕基部支持具を設けた部位から略前腕長 さ前方の右側に略水平方向に突出する第一グリップを設け、 上記スライド管の左側に略水平方向に突出する第二グリップを設け、 かつ、上記第一グリップは、ねじ方式によって上記支持管に対して連結されて いて、上記支持管に対する上記スライド管の固定および固定解除機能を備えてい ることを特徴としている。
【0014】
作業者は、その右腕の前腕基部を上記前腕基部支持具に下方から挿入しつつ第 一グリップを把持し、左手によって第二グリップを把持することによって、基本 的に本願考案の携帯式動力刈払機を支持する。その状態において第一グリップを そのねじ緩み方向に回転させて支持管に対するスライド管の固定を解除すると、 第二グリップないしスライド管を前後動させることにより、操作管先端の回転刃 の前後方向角度、すなわち、回転刃の回転面の操作管の軸心に対する角度を所望 のように変更することができる。こうして回転刃の角度の変更操作を行った後は 、再び第一グリップをねじ締め方向に回転させることによって支持管に対するス ライド管の固定操作を行い、回転刃の角度を変更後の角度に保持することができ る。
【0015】 操作管あるいは各グリップの適部に設けられたスロットルレバーを操作するこ とにより、エンジンの回転数を上げると、このエンジンの回転出力は、操作管の 内部に通挿された伝動軸を介して回転刃に伝達され、回転刃が回転を始める。こ の状態において、操作管を左右方向に振回しつつ刈り払い作業を行う。
【0016】 ところで、本願考案の携帯式動力刈払機は、作業者の腕によって支持され、か つ操作管に対する左右方向への振回力を受けるための第一グリップ、第二グリッ プおよび前腕基部支持具は、すべて操作管の側方に突出するようにして、設けら れている。
【0017】 したがって、これら各グリップおよび前腕基部支持具を介して操作管に対して 左右方向に与えられる振回力は、ほぼ操作管の軸心に対して左右方向に作用する ことになる。通常、この種のエンジン一体型動力刈払機の重心は、ほぼ操作管の 軸心上に存在するため、上記の振回力によって操作管の軸心周りのモーメントが 発生させられることはない。その結果、比較的幅の狭い領域を、操作管を頻繁に 左右に振回しながら刈り払い作業をせねばならない場合においても、かかる振回 操作のために作業者が与える振回力によって刈払機が操作管の軸心周りに揺れ動 くといった問題はなく、きわめて安定した作業を継続して行うことができるよう になる。
【0018】 加えて、上述したように、本願考案の動力携帯式刈払機においては、第一グリ ップあるいは第二グリップを把持したままにおいて簡単に回転刃の操作管軸心に 対する角度を変更することができるため、とりわけ、田畑の畦や、土手、あるい は細幅の溝といった、比較的作業者に対して幅の狭い領域において、水平面と傾 斜面とが組合わさって存在するような場所の刈り払い作業が、安定的かつ迅速に 行えるようになる。
【0019】 この種の刈払機を使って刈り払い作業をする場所は、現実には、上述のような 田畑の畦や土手あるいは溝などが多いため、かかる場所の刈り払い作業の作業性 を向上させることができる本願考案は、従来のいずれの刈払機に比較してみても 、きわめて有用なものであるということができる。
【0020】
以下、本願考案の実施例を、図面を参照しつつ、具体的説明する。 図1は、本願考案の携帯式動力刈払機1の全体構成を示す斜視図である。 全体として直線状に延びる操作管2は、基端にエンジン3が一体連結された支 持管4と、これに対して軸方向スライド可能に挿入されたスライド管5とをもっ ている。この操作管2の内部には、可撓性伝動軸6を収容支持する伝動軸保持管 7が通挿されている。この伝動軸保持管7の全長は、上記操作管2の長さよりも 長くなっており、操作管2からさらに前方に延出する部分は、少なくとも可撓性 を有するように構成されている。なお、上記において操作管2の長さとは、支持 管4に対してスライド可能なスライド管5が、予定される最も前端に進出した状 態での長さをいう。
【0021】 上記伝動軸保持管7は、その適部において上記支持管4に対して軸方向相対移 動不可能に保持され、この伝動軸保持管7に通挿されている上記伝動軸6の基端 は、上記支持管4とエンジン3との連結部に配置されるクラッチハウジング8内 に可回転に支持されるクラッチドラム9に連結されている。
【0022】 上記操作管2の先端、すなわち、上記スライド管5の先端には、斜め下方を向 いて前方に延びる回転刃支持アーム10の基端が連結固定されており、この回転 刃支持アーム10の先端には、横方向の軸11を中心として枢動しうるように、 回転刃支持ブラケット12が支持されている。この回転刃支持ブラケット12は 、円板状をした回転刃13の支軸(図示略)が可回転に支持されているとともに 、この回転刃支持軸には、上記伝動軸保持管7の先端可撓性部内を通挿されてい る伝動軸6の先端が連結されている。同時に、上記伝動軸保持管7の先端部は、 回転刃支持ブラケット12に連結されている。
【0023】 一方、操作管2のうち、エンジン3に対して一体的な支持管4には、作業者の 右腕によって支持あるいは把持される前腕基部支持具14および第一グリップ1 5が設けられる。また、操作管2のうち、スライド管5には、作業者の左腕によ って把持される第二グリップ16が設けられる。
【0024】 上記前腕基部支持具14は、図3に表れているように、作業者の前腕基部上面 を抱くように略逆U字状をした、好ましくは所定幅の板状部材によって構成され ている。そしてこの前腕基部支持具14を設けるべき支持管4上の軸方向位置は 、好ましくは、刈払機1全体の重心Gよりもやや後方に設けるべきである。固定 のための手段は問われず、たとえば、支持管4にブラケットバンド17を套嵌固 定するとともに、これに対して上記前腕基部支持具14を、ねじ手段あるいは溶 接等、適当な手段によって固定すればよい。本願考案においてこの前腕基部支持 具14を設けるにあたり重要な点は、支持管4の側方に設けるという点である。 より詳しくは、略逆U字状をした上記前腕基部支持具14に作業者の前腕を挿入 したとき、この前腕が、支持管4に対して右側方において平行となるように位置 するようにするのである。
【0025】 そして、上記第一グリップ15は、作業者の手によって握持するのに適当な長 さをもっており、上記前腕基部支持具14を設けた側と同じ側、すなわち、支持 管4の右側に、側方を向いて略水平方向に突出するように設けられる。なお、こ の第一グリップ15は、図4に詳示するように、支持管4に対してねじ方式によ って取付けられている。すなわち、第一グリップ15の基部にはねじ軸18が形 成され、これが支持管4の側壁に貫通状に設けたねじ穴19に螺合するように構 成するのである。このようにしてねじ穴19に螺合された上記第一グリップ15 のねじ軸18の先端は、押圧ブロック20などを介して支持管4内に通挿されて いるスライド管5の表面に直接あるいは間接的に当接させられる。したがって、 この第一グリップ15は、これを上記ねじ軸18のねじ締め方向に回転させてゆ くことによって先端のスライド管5に対する押圧力を高め、このスライド管5の 操作管2に対する固定を行うことができるとともに、ねじ軸18をねじ解除方向 に回転させてそのスライド管5に対する押圧力をゆるめることにより、スライド 管5の支持管4に対するスライド可能状態を選択することができる。
【0026】 なお、上記第一グリップ15を設けるべき位置は、基部が上記前腕基部支持具 14に挿入された作業者の前腕長さと略同等距離をおいて、上記前腕基部支持具 に支持された腕によって自然な状態で握持できる位置に設けられるべきである。
【0027】 一方、上記第二グリップ16は、スライド管5に対して、略水平方向右側に突 出するようにして設けられる。この第二グリップ16は、クランプバンド21を 介するなど、適当な手段によって取付けることができる。この第二グリップ16 は、上記第一グリップ15を把持する腕とは反対側の腕によって握持されるもの であるから、操作管に対する突出方向は、上記第一グリップ15とは反対方向と なっていることはいうまでもない。 なお、図5において符号22は、作業者の身体に装着した支持バンド23の先 端係止具23aに連結するための支持バンド係着具を示している。
【0028】 以上の構成において、第一グリップ15を緩み方向に回転させて支持管4に対 してスライド管5を軸方向にスライド移動させると、回転刃の上記軸10に対す る角度、すなわち、操作管2の軸心に対する前後方向の角度を変更することがで きる。すなわち、伝動軸保持管7の全長は一定であるから、スライド管5を進出 させて操作管2の全長を延長させると、伝動軸保持管7の先端部分がスライド管 5内に引き込まれるようになり、これによって、この伝動軸保持管7の先端が連 結された回転刃支持ブラケット12が、軸11を中心として符号p方向に枢動す る一方、スライド管5を退動させて操作管2の全長を短縮すると、伝動軸保持管 7の先端部分がスライド管5の先端から繰り出されるようになり、そのために上 記回転刃13は、軸11を中心として矢印q方向に枢動するのである。
【0029】 こうして操作管2の全長を変化させることによって所望のように設定された回 転刃13の角度は、第一グリップ15をねじ締め方向に回転させて、スライド管 5の支持管4に対する固定を行うことにより保持される。
【0030】 上記第一グリップ15の緩み方向の回転およびねじ締め方向の回転は、この第 一グリップを把持したまま行うことができるので、第一グリップ15および第二 グリップ16を把持して操作管2を振回操作しているいずれの時点においても容 易に回転刃13の角度を所望のように変更することができる。
【0031】 作業者は、その右腕の前腕基部を上記前腕基部支持具14に通挿した上で、第 一グリップ15を把持し、左手で第二グリップ16を把持するようにして刈払機 1を支持し、所望によっては、作業者の身体に装着した支持バンド13の先端係 止具を上記支持バンド係着具22に連結することにより、刈払機1の重量の多く の部分を支持バンド23を介して作業者の身体に支持するようにしながら作業を 行う。
【0032】 図示しないスロットルレバーを操作してエンジン3の回転数を高めると、遠心 クラッチがエンジンの出力軸と伝動軸6とを連結し、伝動軸6が回転してこれが 操作管先端の回転刃13を回転させる。この状態において左右の腕によって操作 管2を左右方向に振回させつつ地面に生える雑草等の刈り払いを行う。回転刃1 3の操作管2に対する角度は、刈り払いを行うべき地面とほぼ平行となるように 設定することが作業を円滑に行う上で好ましい。
【0033】 本願考案の携帯式動力刈払機においては、作業するべき地面が作業者から見て 左右方向に傾斜している場合には操作管2をその軸心を中心として回転させるこ とによって、回転刃13を地面に対して平行となるように誘導することができる ことはもちろん、地面が作業者から見て前後方向に上り勝手あるいは下り勝手に なっている場合であっても、上述のようにスライド管5を伸出あるいは退動させ ることにより、回転刃13を刈り払いをするべき地面に対して平行となるように 誘導することができる。
【0034】 それだけではなく、本願考案の刈払機においては、作業者が把持するべき第一 グリップ15および第二グリップ16、さらには第一グリップ15を把持する腕 の前腕基部を上面から支持する前腕基部支持具14を、いずれも操作管2に対し て側方に延びるように、換言すると、上下方向につき、操作管の軸心と略一致し た位置において設けている。したがって、操作管2を左右方向に振回させるべく 、各グリップ15,16を介して操作管に作用させるべき力は、操作管2の軸心 に対して作用する。この種の刈払機においては、その重心Gは操作管の軸心上に 位置するから、上記のような操作管2に対する左右振回のための力は、刈払機1 全体を操作管2の軸心周りに回転させようとするモーメントを発生させない。
【0035】 作業者にとって比較的狭い領域を迅速に刈り払い作業を行うためには、操作管 2を頻繁に左右に往復振回させる必要がある。そして、その迅速度を高めようと すればするほど、振回の方向転換のとき、操作管2に横方向に与えるべき力は強 くせねばならない。従来においては、操作管に設けられて作業者が把持するグリ ップ等の支持手段は、操作管の軸心に対して上方に偏位している場合が多かった ため、上記のように左右に振回させる場合に操作管に対して横方向に強い力を与 えると、刈払機全体を操作管の軸心に対して回転させようとするモーメントが必 然的に作用し、操作性が非常に悪い問題があったが、本願考案においては上述の ように、左右振回のための操作力が操作管の軸心に対して作用するため、操作力 を大きくしてもこれによって操作管周りのモーメントを発生することがない。
【0036】 そのため、左右に比較的頻繁に操作管を振回操作せねばならない挟所での刈り 払い作業においても、左右振回力が効果的に操作管に伝わってその振回動作が安 定するとともに、不用意に操作管が軸転を起こして回転刃が傾斜し、そのために 回転刃が地面に激突するといった事態はほとんど起こらなくなる。
【0037】 また、操作管に設けられるべきグリップ等が操作管の軸心に対して上方に偏位 していた従来例においては、上記のごとく左右方向に振回力を作用させた場合に 必然的に操作管を回転させようとするモーメントが働くため、これを打ち消そう とする余分な力を作用させながら作業をせねばならない不安定感もあったが、本 願考案ではこのような不安定感も解消される。
【0038】 以上説明したように、本願考案の携帯式動力刈払機によれば、実際の農作業に おいて田畑の雑草の刈り払い作業を行う場合、多くの部分を占めている、畦や土 手あるいは狭い溝内の雑草の刈り払いでさえきわめて作業性よく行うことが初め て可能となったのである。
【図1】本願考案の一実施例の全体斜視図である。
【図2】上記実施例の縦断面図である。
【図3】図1のIII −III 線の拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線の拡大断面図である。
【図5】使用状態を示す図である。
1 携帯式動力刈払機 2 操作管 3 エンジン 4 支持管 5 スライド管 6 伝動軸 13 回転刃 14 前腕器基部支持具 15 第一グリップ 16 第二グリップ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定長さの操作管と、この操作管の先端
部に前後方向枢動可能に支持された回転刃と、上記操作
管の基端部に連結されたエンジンと、このエンジンの回
転出力を上記回転刃に伝達するために上記操作管に通挿
された伝動軸とを備える携帯式動力刈払機において、 上記操作管を、基端側の支持管にスライド管を軸方向ス
ライド可能に挿入して構成するとともに、上記スライド
管を上記支持管に対して相対スライドさせることによっ
て上記回転刃の枢軸周りの前後方向枢動角を変更するこ
とができる回転刃角度調整機構を構成する一方、 上記支持管の基端側右側に作業者の前腕基部上面を抱く
断面略逆U字状の前腕基部支持具を固定するとともに、
この前腕基部支持具を設けた部位から略前腕長さ前方の
右側に略水平方向に突出する第一グリップを設け、 上記スライド管の左側に略水平方向に突出する第二グリ
ップを設け、 かつ、上記第一グリップは、ねじ方式によって上記支持
管に対して連結されていて、上記支持管に対する上記ス
ライド管の固定および固定解除機能を備えていることを
特徴とする、携帯式動力刈払機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6397691U JPH0515720U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 携帯式動力刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6397691U JPH0515720U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 携帯式動力刈払機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515720U true JPH0515720U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13244826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6397691U Pending JPH0515720U (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 携帯式動力刈払機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515720U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220086778A (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-24 | 진성정밀(주) | 밴딩 헤드부를 가지는 잡초제거장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52122530A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-14 | Yamada Kikai Kogyo Kk | Portable power bush cleaner |
| JPS54112200A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-01 | Masanao Matsui | Method of indicating content of container and content indicator |
| JPS6013322U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-29 | 伊藤景パツク産業株式会社 | 菓子類容器 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP6397691U patent/JPH0515720U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52122530A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-14 | Yamada Kikai Kogyo Kk | Portable power bush cleaner |
| JPS54112200A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-01 | Masanao Matsui | Method of indicating content of container and content indicator |
| JPS6013322U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-29 | 伊藤景パツク産業株式会社 | 菓子類容器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220086778A (ko) * | 2020-12-16 | 2022-06-24 | 진성정밀(주) | 밴딩 헤드부를 가지는 잡초제거장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8136257B2 (en) | Hand-held power tool | |
| US4829755A (en) | Trimmer wheels | |
| EP2050327B1 (en) | Bush cutter | |
| US4282652A (en) | Apparatus for cutting vegetation | |
| JPH0660315U (ja) | 刈払機の操作ハンドル | |
| CN112004403B (zh) | 呈打草机或者割灌机形式的手持式工具机 | |
| CN112004405A (zh) | 手持式工具机、尤其是打草机或者割灌机 | |
| JPH11510057A (ja) | 芝生及び庭園用携帯動力工具 | |
| JPH0515720U (ja) | 携帯式動力刈払機 | |
| AU2020376702A1 (en) | Swing assistance device for lawn mower | |
| KR20050028231A (ko) | 예초기의 회전칼날 지지용 거치대 | |
| JPS6013322Y2 (ja) | 携帯式動力刈払機 | |
| JP2522540Y2 (ja) | 刈取り作業機 | |
| JPH119051A (ja) | 背負い式刈払機 | |
| JP4082538B2 (ja) | バリカン式草刈機 | |
| JP3358705B2 (ja) | 歩行型草刈機 | |
| JPH0135610B2 (ja) | ||
| KR200336992Y1 (ko) | 예초기의 회전칼날 지지용 거치대 | |
| JPH0541628Y2 (ja) | ||
| JPH0646256Y2 (ja) | 刈払機用ハンドル構造 | |
| JP2008142072A (ja) | 傾斜地用肩掛式刈払機 | |
| JP3218655U (ja) | 立ち姿勢による草刈鋏 | |
| JP3016184B2 (ja) | 二輪式両面裾刈機 | |
| JP2004222557A (ja) | 携帯式動力刈払機 | |
| JPH0755867Y2 (ja) | 小型エンジン作業機 |