JPH05157889A - 既設管内周面の保護方法 - Google Patents
既設管内周面の保護方法Info
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- JPH05157889A JPH05157889A JP32319791A JP32319791A JPH05157889A JP H05157889 A JPH05157889 A JP H05157889A JP 32319791 A JP32319791 A JP 32319791A JP 32319791 A JP32319791 A JP 32319791A JP H05157889 A JPH05157889 A JP H05157889A
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- pipe
- peripheral surface
- inner peripheral
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- spiral tube
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】既設管の内周面を長期にわたって安定的に保護
する方法を提供する。 【構成】帯状体10を螺旋状に巻回して製造される螺旋管
20を冷却用パイプ40内に挿入して、螺旋管20を拡径させ
ることにより、冷却用パイプ40の内周面を、密着する螺
旋管20によってコーティングする。このような状態で、
冷却用パイプ40を機能させた後に、海棲生物等が付着し
たら、螺旋管20を帯状体10に解体して冷却用パイプ40か
ら除去する。
する方法を提供する。 【構成】帯状体10を螺旋状に巻回して製造される螺旋管
20を冷却用パイプ40内に挿入して、螺旋管20を拡径させ
ることにより、冷却用パイプ40の内周面を、密着する螺
旋管20によってコーティングする。このような状態で、
冷却用パイプ40を機能させた後に、海棲生物等が付着し
たら、螺旋管20を帯状体10に解体して冷却用パイプ40か
ら除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に液体を通流させ
るために使用される既設管内周面に異物が付着しないよ
うに保護する方法に関し、特に、内部に海水が侵入する
ような既設管内周面に海棲生物が付着することを確実に
防止し得る既設管内周面の保護方法に関する。
るために使用される既設管内周面に異物が付着しないよ
うに保護する方法に関し、特に、内部に海水が侵入する
ような既設管内周面に海棲生物が付着することを確実に
防止し得る既設管内周面の保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の冷却用パイプ等のよう
に、内部に海水が侵入し得るパイプの内周面には、海水
により運ばれる海棲生物が付着するおそれがある。冷却
用パイプの内周面に海棲生物が付着すると、付着した海
棲生物により内部の流体の通流が阻害されて、パイプ内
部の液体の通流抵抗が増加し、冷却効率が低下するとい
う問題がある。このために、冷却パイプの内周面に、海
棲生物が嫌う薬物、塗料等を塗布することが行われてい
る。また、パイプ内周面に海棲生物が付着すること自体
を防止するために、球状物質を内周面に塗布して、内部
に侵入する海水のせん断力を増加させる方法も知られて
いる。さらに、特公平3-59754号公報には、パイプ内を
通流する海水が停滞しているとはきにその海水内の溶存
酸素を除去することにより、海棲生物を死滅させて、パ
イプの内周面に海棲生物が付着することを防止する方法
が開示されている。
に、内部に海水が侵入し得るパイプの内周面には、海水
により運ばれる海棲生物が付着するおそれがある。冷却
用パイプの内周面に海棲生物が付着すると、付着した海
棲生物により内部の流体の通流が阻害されて、パイプ内
部の液体の通流抵抗が増加し、冷却効率が低下するとい
う問題がある。このために、冷却パイプの内周面に、海
棲生物が嫌う薬物、塗料等を塗布することが行われてい
る。また、パイプ内周面に海棲生物が付着すること自体
を防止するために、球状物質を内周面に塗布して、内部
に侵入する海水のせん断力を増加させる方法も知られて
いる。さらに、特公平3-59754号公報には、パイプ内を
通流する海水が停滞しているとはきにその海水内の溶存
酸素を除去することにより、海棲生物を死滅させて、パ
イプの内周面に海棲生物が付着することを防止する方法
が開示されている。
【0003】さらに、実開平3-93672号公報には、帯状
部材を螺旋状に巻回して製造される螺旋管によりパイプ
内周面をライニングする場合に、螺旋管の内周面となる
帯状部材の一面に、予めフィルムを接着剤で貼り付ける
ことによって、パイプ内周面をライニングする螺旋管の
内周面をフィルムで被覆し、海棲生物がフィルムに付着
した後に、該フィルムを螺旋管の内周面から引き剥すこ
とにより、海棲生物をフィルムと一緒に除去する方法も
知られている。
部材を螺旋状に巻回して製造される螺旋管によりパイプ
内周面をライニングする場合に、螺旋管の内周面となる
帯状部材の一面に、予めフィルムを接着剤で貼り付ける
ことによって、パイプ内周面をライニングする螺旋管の
内周面をフィルムで被覆し、海棲生物がフィルムに付着
した後に、該フィルムを螺旋管の内周面から引き剥すこ
とにより、海棲生物をフィルムと一緒に除去する方法も
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、パイプ
内周面に薬物等を塗布する方法では、薬物から流体内に
溶融する物質により、周囲の環境に悪影響を与えるおそ
れがある。塗布された薬物による海棲生物の付着を防止
する機能は経時的に劣化するために、長期間にわたって
海棲生物の付着を防止することができない。また、特公
平3-59754号公報に開示された方法では、海水中の溶存
酸素を除去することが容易ではない。
内周面に薬物等を塗布する方法では、薬物から流体内に
溶融する物質により、周囲の環境に悪影響を与えるおそ
れがある。塗布された薬物による海棲生物の付着を防止
する機能は経時的に劣化するために、長期間にわたって
海棲生物の付着を防止することができない。また、特公
平3-59754号公報に開示された方法では、海水中の溶存
酸素を除去することが容易ではない。
【0005】球状物質をパイプ内周面に塗布して海棲生
物の付着を防止する方法では、内部に侵入する海水の流
速により、その効果が大きく変化し、海水の流速が遅い
ところでは、海棲生物の付着を確実に防止することがで
きない。
物の付着を防止する方法では、内部に侵入する海水の流
速により、その効果が大きく変化し、海水の流速が遅い
ところでは、海棲生物の付着を確実に防止することがで
きない。
【0006】さらに、螺旋管の内周面をフィルムにより
コーティングし、海棲生物が付着した後に該フィルムを
引き剥す方法では、螺旋管の内周面にフィルムが接着剤
によって貼り付けられているために、長期間の使用によ
って接着剤が劣化し螺旋管の内周面からフィルムが剥離
するおそれがある。フィルムが螺旋管の内周面から剥離
した場合には、螺旋管の内周面に直接に海棲生物が付着
することになり、海棲生物を除去することが困難にな
る。
コーティングし、海棲生物が付着した後に該フィルムを
引き剥す方法では、螺旋管の内周面にフィルムが接着剤
によって貼り付けられているために、長期間の使用によ
って接着剤が劣化し螺旋管の内周面からフィルムが剥離
するおそれがある。フィルムが螺旋管の内周面から剥離
した場合には、螺旋管の内周面に直接に海棲生物が付着
することになり、海棲生物を除去することが困難にな
る。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、既設管の内周面に異物が付着する
ことを確実に防止し得るために、既設管を長期にわたっ
て安定的に使用できる既設管内周面の保護方法を提供す
ることにある。
であり、その目的は、既設管の内周面に異物が付着する
ことを確実に防止し得るために、既設管を長期にわたっ
て安定的に使用できる既設管内周面の保護方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管内周面の
保護方法は、帯状体を螺旋状に巻回して、隣接する帯状
体の側縁部同士を両者が滑動しない高摩擦抵抗となるよ
うに係合させて螺旋管を製造し、該螺旋管を既設管内に
挿入する工程と、既設管内に挿入された螺旋管における
隣接する帯状体の側縁部同士の高摩擦抵抗状態を解除し
つつその帯状体に推進力を与えて既設管内周面に密着す
るように拡径する工程と、このような状態で、既設管を
機能させる工程と、その後に、既設管内から螺旋管を帯
状体に解体して該帯状体を順次既設管内から排除する工
程と、を包含してなり、そのことにより、上記目的が達
成される。
保護方法は、帯状体を螺旋状に巻回して、隣接する帯状
体の側縁部同士を両者が滑動しない高摩擦抵抗となるよ
うに係合させて螺旋管を製造し、該螺旋管を既設管内に
挿入する工程と、既設管内に挿入された螺旋管における
隣接する帯状体の側縁部同士の高摩擦抵抗状態を解除し
つつその帯状体に推進力を与えて既設管内周面に密着す
るように拡径する工程と、このような状態で、既設管を
機能させる工程と、その後に、既設管内から螺旋管を帯
状体に解体して該帯状体を順次既設管内から排除する工
程と、を包含してなり、そのことにより、上記目的が達
成される。
【0009】
【作用】本発明の既設管内周面の保護方法では、所定径
に保持される螺旋管を既設管内に挿入して、螺旋管を拡
径することにより、既設管内周面が密着状態となった螺
旋管によりライニングされる。このような状態で、既設
管が機能される。従って、既設管内周面には異物が付着
することなく、螺旋管内周面にのみ異物が付着する。異
物が付着した螺旋管は、帯状体に解体されて、既設管内
から排除される。
に保持される螺旋管を既設管内に挿入して、螺旋管を拡
径することにより、既設管内周面が密着状態となった螺
旋管によりライニングされる。このような状態で、既設
管が機能される。従って、既設管内周面には異物が付着
することなく、螺旋管内周面にのみ異物が付着する。異
物が付着した螺旋管は、帯状体に解体されて、既設管内
から排除される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の既設管内周面の保護方法は、例えば、原子力発電
所の冷却用パイプ内周面を保護するために実施される。
本発明方法では、図1(a)に示すように、まず、冷却
用パイプ40が螺旋管20によってライニングされる。螺旋
管20は、冷却用パイプ40の端部に対向して配置される製
管機30によって、帯状体10を螺旋状に巻回して製造され
る。そして、該製管機30によって製造された螺旋管が冷
却用パイプ40内に順次挿入される。
発明の既設管内周面の保護方法は、例えば、原子力発電
所の冷却用パイプ内周面を保護するために実施される。
本発明方法では、図1(a)に示すように、まず、冷却
用パイプ40が螺旋管20によってライニングされる。螺旋
管20は、冷却用パイプ40の端部に対向して配置される製
管機30によって、帯状体10を螺旋状に巻回して製造され
る。そして、該製管機30によって製造された螺旋管が冷
却用パイプ40内に順次挿入される。
【0011】螺旋管20の製造に使用される帯状体10は、
図2に示すように、帯板状の基板12を有しており、該基
板12上には、一方の側面12aから適当な距離を隔てて、
嵌合突条13が立設されている。該嵌合突条13は、基板12
の長手方向に連続している。嵌合突条13には、基板12の
厚さより若干長い支柱部13aと、支柱部13aの先端に配設
された断面半円状の挿入部13bとを有している。
図2に示すように、帯板状の基板12を有しており、該基
板12上には、一方の側面12aから適当な距離を隔てて、
嵌合突条13が立設されている。該嵌合突条13は、基板12
の長手方向に連続している。嵌合突条13には、基板12の
厚さより若干長い支柱部13aと、支柱部13aの先端に配設
された断面半円状の挿入部13bとを有している。
【0012】基板12の他方の側面12b側には、基板12が
螺旋状に巻回された際に、図3に示すように、嵌合突条
13側の側面12aと嵌合突条13の基端部との間の基板12部
分が嵌入し得るように、該基板12の厚み分だけ嵌合突条
13の突出側に段落ちした段落ち部17が形成されている。
段落ち部17に嵌入し得る基板12の支柱部13a近傍の上面
には、段落ち部17との接着のためのホットメルト接着剤
が塗布されている。
螺旋状に巻回された際に、図3に示すように、嵌合突条
13側の側面12aと嵌合突条13の基端部との間の基板12部
分が嵌入し得るように、該基板12の厚み分だけ嵌合突条
13の突出側に段落ちした段落ち部17が形成されている。
段落ち部17に嵌入し得る基板12の支柱部13a近傍の上面
には、段落ち部17との接着のためのホットメルト接着剤
が塗布されている。
【0013】段落ち部17には、上記嵌合突条13の挿入部
13bが嵌合し得る断面半円状の空間を有する断面半円環
状に形成された嵌合凹条18が、基板12の長手方向に沿っ
て嵌合突条13と同方向へ突出するように設けられてい
る。上記嵌合凹条18の上部には、断面T字状の補強リブ
14が、上方へ延出するように設けられている。該補強リ
ブ14は、基板12の長手方向に沿って該基板12と一体的に
形成されている。該補強リブ14は、基板12上面に上法へ
延出するように立設された支柱部14aと、該支柱部14aの
先端に該支柱部14aとは直交するように基板12と平行に
なったフランジ部14bとを有している。
13bが嵌合し得る断面半円状の空間を有する断面半円環
状に形成された嵌合凹条18が、基板12の長手方向に沿っ
て嵌合突条13と同方向へ突出するように設けられてい
る。上記嵌合凹条18の上部には、断面T字状の補強リブ
14が、上方へ延出するように設けられている。該補強リ
ブ14は、基板12の長手方向に沿って該基板12と一体的に
形成されている。該補強リブ14は、基板12上面に上法へ
延出するように立設された支柱部14aと、該支柱部14aの
先端に該支柱部14aとは直交するように基板12と平行に
なったフランジ部14bとを有している。
【0014】上記基板12の嵌合突条13と嵌合凹条18との
間には、断面T字状をなす複数の補強リブ16が、適当な
間隔を隔ててそれぞれ基板12の長手方向に沿って該基板
12と一体的に立設されている。各補強リブ16は、基板12
に対して直交状態に形成された支柱部16aと、該支柱部1
6aの先端に支柱部16aに対して直交状態で設けられたフ
ランジ部16bとを有している。各補強リブ16および14
は、それぞれのフランジ部16bおよび14bが、ほぼ基板12
に平行する同一平面内に位置するように形成されてい
る。
間には、断面T字状をなす複数の補強リブ16が、適当な
間隔を隔ててそれぞれ基板12の長手方向に沿って該基板
12と一体的に立設されている。各補強リブ16は、基板12
に対して直交状態に形成された支柱部16aと、該支柱部1
6aの先端に支柱部16aに対して直交状態で設けられたフ
ランジ部16bとを有している。各補強リブ16および14
は、それぞれのフランジ部16bおよび14bが、ほぼ基板12
に平行する同一平面内に位置するように形成されてい
る。
【0015】このような帯状体10は、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、あるいはこれらの樹脂をガラス繊維で補強
した樹脂等の材料により、一体成形により製造される。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、あるいはこれらの樹脂をガラス繊維で補強
した樹脂等の材料により、一体成形により製造される。
【0016】帯状体10は、嵌合突条13、補強リブ16、嵌
合凹条18が立設された基板12表面側が外周側になるよう
に、図1(a)に示すように、製管機30により螺旋状に
巻回されて、螺旋管20とされる。製管機30は、その内部
へ導入される帯状体10を、図4に示すように、所定の螺
旋角を有して円筒周面上に配設された製管ローラ31によ
り、強制的に湾曲させて、帯状体10を、順次、螺旋状に
巻回する。このとき、図3に示すように、すでに螺旋状
に巻回された基板12の一方の側部の段落ち部17に、製管
機30に送給される帯状体10の該段落ち部17に隣接する基
板12の他方の側部が嵌合されて、重ね合わされた状態と
される。このとき、重ね合わせられた段落ち部17と基板
12との間に、帯状の固定材50が挟み込まれる。そして、
段落ち部17の嵌合凹条18内に嵌合突条13が嵌入されて、
嵌合突条13の挿入部13bが嵌合凹条18内の空間内に挿入
される。重ね合わせられた基板12の側部と段落ち部17と
は、その間に挟まれた固定材50によって両者の摩擦力が
増加されることにより、係合状態を保持する。従って、
製造される螺旋管20は、所定の径に保持される。螺旋管
20は冷却用パイプ40の内径よりも十分に小さい外径に保
持されて、該冷却用パイプ40内に挿入される。
合凹条18が立設された基板12表面側が外周側になるよう
に、図1(a)に示すように、製管機30により螺旋状に
巻回されて、螺旋管20とされる。製管機30は、その内部
へ導入される帯状体10を、図4に示すように、所定の螺
旋角を有して円筒周面上に配設された製管ローラ31によ
り、強制的に湾曲させて、帯状体10を、順次、螺旋状に
巻回する。このとき、図3に示すように、すでに螺旋状
に巻回された基板12の一方の側部の段落ち部17に、製管
機30に送給される帯状体10の該段落ち部17に隣接する基
板12の他方の側部が嵌合されて、重ね合わされた状態と
される。このとき、重ね合わせられた段落ち部17と基板
12との間に、帯状の固定材50が挟み込まれる。そして、
段落ち部17の嵌合凹条18内に嵌合突条13が嵌入されて、
嵌合突条13の挿入部13bが嵌合凹条18内の空間内に挿入
される。重ね合わせられた基板12の側部と段落ち部17と
は、その間に挟まれた固定材50によって両者の摩擦力が
増加されることにより、係合状態を保持する。従って、
製造される螺旋管20は、所定の径に保持される。螺旋管
20は冷却用パイプ40の内径よりも十分に小さい外径に保
持されて、該冷却用パイプ40内に挿入される。
【0017】固定材50は、図5に示すように、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリエステル、EVA等のように、帯状体10の材
質よりも柔らかい材質の合成樹脂によって製造される。
また、内部に抗張体として長手方向に延びる多数のガラ
ス繊維51を横方向に並設することがより好ましい。固定
材50の断面寸法は、図3に示すように、幅寸法を基板12
の段落ち部17に重なり合う部分の幅方向寸法x程度に設
定し、厚さを基板12と段落ち部17との嵌合部の隙間yの
1.2〜1.5倍程度に設定するのが好ましい。
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリエステル、EVA等のように、帯状体10の材
質よりも柔らかい材質の合成樹脂によって製造される。
また、内部に抗張体として長手方向に延びる多数のガラ
ス繊維51を横方向に並設することがより好ましい。固定
材50の断面寸法は、図3に示すように、幅寸法を基板12
の段落ち部17に重なり合う部分の幅方向寸法x程度に設
定し、厚さを基板12と段落ち部17との嵌合部の隙間yの
1.2〜1.5倍程度に設定するのが好ましい。
【0018】このようにして製管機30により製管された
螺旋管20は、図1(a)に示すように、該製管機30から
順次排出されて、冷却パイプ40内へと挿入される。この
とき螺旋管20の外周面と冷却用パイプ40の内周面との間
には若干の間隙41が形成されるように、螺旋管20の外径
が冷却用パイプ40の内径よりも小さく製管されている。
そして、図1(b)に示すように、冷却用パイプ40の全
長にわたって螺旋管20が冷却パイプ40内に挿入された状
態になると、製管機30による螺旋管20の製管を一旦停止
して、螺旋管20の先端部における帯状体の先端部に、例
えばアンカー等を打ち込んで、該帯状体10の先端部を固
定する。
螺旋管20は、図1(a)に示すように、該製管機30から
順次排出されて、冷却パイプ40内へと挿入される。この
とき螺旋管20の外周面と冷却用パイプ40の内周面との間
には若干の間隙41が形成されるように、螺旋管20の外径
が冷却用パイプ40の内径よりも小さく製管されている。
そして、図1(b)に示すように、冷却用パイプ40の全
長にわたって螺旋管20が冷却パイプ40内に挿入された状
態になると、製管機30による螺旋管20の製管を一旦停止
して、螺旋管20の先端部における帯状体の先端部に、例
えばアンカー等を打ち込んで、該帯状体10の先端部を固
定する。
【0019】このように螺旋管20の先端部が固定された
後に、製管機30が再び駆動され、製管機30に帯状体10が
送給されて、螺旋管20が再び回転しつつ冷却用パイプ40
内を推進しようとする。このとき、図6に示すように、
螺旋管20における段落ち部17と該段落ち部17内に嵌合さ
れた基板12の側縁部との間に挟まれた固定材50を、螺旋
管20が固定された先端側から順次離脱させる。固定材50
を螺旋管20から離脱させる際には、螺旋管20内に、固定
材50の離脱方向に固定材50を索引する固定材離脱具(図
示せず)が使用される。また、螺旋管20から離脱された
固定材50は、螺旋管20の外部に配設された巻取り装置
(図示せず)により巻き取るようにしてもよい。このよ
うな固定材50の離脱により、段落ち部17と該段落ち部17
内の基板12の側縁部との強固な圧着状態が解除され、嵌
合凹条18内に挿入された嵌合突条13の挿入部13bは、嵌
合凹条18内を滑動し得る状態となる。そして、製管機30
の駆動により、螺旋管20に帯状体10が順次送給されるこ
とにより、螺旋管20の帯状体に推進力が作用する。この
とき、螺旋管20の先端部は冷却用パイプ40に固定された
状態になっているために、嵌合凹条18と嵌合凹条18内に
嵌合された嵌合突条13の挿入部13bとが相互に滑動し
て、図1(c)に示すように、螺旋管20は固定された先
端側から順次拡径される。そして、拡径された螺旋管20
は、冷却用パイプ40の内周面に密着した状態になり、図
1(d)に示すように、螺旋管20が冷却用パイプ内周面
に密着した状態で、該冷却用パイプ40をその全長にわた
ってライニングする。その後に、螺旋管20のと帯状体10
とが切断される。
後に、製管機30が再び駆動され、製管機30に帯状体10が
送給されて、螺旋管20が再び回転しつつ冷却用パイプ40
内を推進しようとする。このとき、図6に示すように、
螺旋管20における段落ち部17と該段落ち部17内に嵌合さ
れた基板12の側縁部との間に挟まれた固定材50を、螺旋
管20が固定された先端側から順次離脱させる。固定材50
を螺旋管20から離脱させる際には、螺旋管20内に、固定
材50の離脱方向に固定材50を索引する固定材離脱具(図
示せず)が使用される。また、螺旋管20から離脱された
固定材50は、螺旋管20の外部に配設された巻取り装置
(図示せず)により巻き取るようにしてもよい。このよ
うな固定材50の離脱により、段落ち部17と該段落ち部17
内の基板12の側縁部との強固な圧着状態が解除され、嵌
合凹条18内に挿入された嵌合突条13の挿入部13bは、嵌
合凹条18内を滑動し得る状態となる。そして、製管機30
の駆動により、螺旋管20に帯状体10が順次送給されるこ
とにより、螺旋管20の帯状体に推進力が作用する。この
とき、螺旋管20の先端部は冷却用パイプ40に固定された
状態になっているために、嵌合凹条18と嵌合凹条18内に
嵌合された嵌合突条13の挿入部13bとが相互に滑動し
て、図1(c)に示すように、螺旋管20は固定された先
端側から順次拡径される。そして、拡径された螺旋管20
は、冷却用パイプ40の内周面に密着した状態になり、図
1(d)に示すように、螺旋管20が冷却用パイプ内周面
に密着した状態で、該冷却用パイプ40をその全長にわた
ってライニングする。その後に、螺旋管20のと帯状体10
とが切断される。
【0020】このような状態になると、冷却水パイプ40
を機能させるために、螺旋管20内に冷却水が通流され
る。そして、冷却水が螺旋管20内を長期にわたって通流
することにより、該螺旋管20の内周面に、海棲生物等の
異物43が付着する。螺旋管20の内面に海棲生物等の異物
43が付着すると、螺旋管20製造時に先端側となっていた
部分から、螺旋管20を構成する帯状体10の端部を、例え
ば人力により牽引して、螺旋管20を解体する。帯状体10
は、図1(e)に示すように、冷却用パイプ40の端部か
ら順次引き出され、螺旋管20の内周面に付着した海棲生
物等の異物43は、帯状体10と共に除去される。螺旋管20
を解体して帯状体10とする場合の牽引力は、基板12の厚
さが2mm、挿入部13bの直径が3mm、嵌合凹条18におけ
る空間の断面の直径が、3.2〜3.0mmの場合には、30〜40
kg・f程度の力で十分であるために、人力によって螺旋管
10を容易に解体することができる。螺旋管20の解体にこ
のような牽引力よりも大きな牽引力が必要な場合には、
ウインチ等の機械を使用すればよい。
を機能させるために、螺旋管20内に冷却水が通流され
る。そして、冷却水が螺旋管20内を長期にわたって通流
することにより、該螺旋管20の内周面に、海棲生物等の
異物43が付着する。螺旋管20の内面に海棲生物等の異物
43が付着すると、螺旋管20製造時に先端側となっていた
部分から、螺旋管20を構成する帯状体10の端部を、例え
ば人力により牽引して、螺旋管20を解体する。帯状体10
は、図1(e)に示すように、冷却用パイプ40の端部か
ら順次引き出され、螺旋管20の内周面に付着した海棲生
物等の異物43は、帯状体10と共に除去される。螺旋管20
を解体して帯状体10とする場合の牽引力は、基板12の厚
さが2mm、挿入部13bの直径が3mm、嵌合凹条18におけ
る空間の断面の直径が、3.2〜3.0mmの場合には、30〜40
kg・f程度の力で十分であるために、人力によって螺旋管
10を容易に解体することができる。螺旋管20の解体にこ
のような牽引力よりも大きな牽引力が必要な場合には、
ウインチ等の機械を使用すればよい。
【0021】このようにして螺旋管20が解体されて、帯
状体10が冷却用パイプ40内から全て引き出した後に、冷
却用パイプ40内に海棲生物等の異物43が残留している場
合には、冷却用パイプ40内に、噴流水の噴射によって管
路内周面を清掃する公知の管内清掃機械により冷却用パ
イプ40内が清掃される。そして、清掃後の冷却用パイプ
40に、図1(f)に示すように、製管機30により上述と
同様の動作を繰り返して、再び、帯状体10により螺旋管
20が製造されて、冷却用パイプ40の内周面がライニング
される。
状体10が冷却用パイプ40内から全て引き出した後に、冷
却用パイプ40内に海棲生物等の異物43が残留している場
合には、冷却用パイプ40内に、噴流水の噴射によって管
路内周面を清掃する公知の管内清掃機械により冷却用パ
イプ40内が清掃される。そして、清掃後の冷却用パイプ
40に、図1(f)に示すように、製管機30により上述と
同様の動作を繰り返して、再び、帯状体10により螺旋管
20が製造されて、冷却用パイプ40の内周面がライニング
される。
【0022】このように、本発明方法では、冷却用パイ
プ40の内周面が螺旋管20によってライニングされている
ために、冷却水が通流される場合に、冷却用パイプ40に
海棲生物等の異物43が直接付着するおそれがない。ま
た、海棲生物等の異物43が螺旋管内周面に付着すれば、
螺旋管20を解体して帯状体10とし、その帯状体10を冷却
用パイプ40から引き出すことにより、既設の冷却用パイ
プ40を傷つけずに、螺旋管20内周面に付着した海棲生物
等の異物43が除去される。
プ40の内周面が螺旋管20によってライニングされている
ために、冷却水が通流される場合に、冷却用パイプ40に
海棲生物等の異物43が直接付着するおそれがない。ま
た、海棲生物等の異物43が螺旋管内周面に付着すれば、
螺旋管20を解体して帯状体10とし、その帯状体10を冷却
用パイプ40から引き出すことにより、既設の冷却用パイ
プ40を傷つけずに、螺旋管20内周面に付着した海棲生物
等の異物43が除去される。
【0023】
【発明の効果】本発明の既設管内周面の保護方法は、こ
のように、既設管の内周面に異物が直接付着することが
防止されるために、既設管を長期にわたって安定的に使
用し得る。
のように、既設管の内周面に異物が直接付着することが
防止されるために、既設管を長期にわたって安定的に使
用し得る。
【図1】(a)〜(f)は、それぞれ本発明の既設管内
周面の保護方法の一例の実施工程を示す断面図である。
周面の保護方法の一例の実施工程を示す断面図である。
【図2】本発明方法の実施に使用される帯状体を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】その帯状体により形成される螺旋管の要部の断
面図である。
面図である。
【図4】本発明方法の実施工程における製管機による製
管状態を示す模式図である。
管状態を示す模式図である。
【図5】本発明方法の実施に使用される固定材の断面図
である。
である。
【図6】本発明方法における螺旋管を拡径させる状態を
示す模式図である。
示す模式図である。
10 帯状体 13 嵌合突条 16 補強リブ 18 嵌合凹条 20 螺旋管 30 製管機 40 冷却用パイプ 50 固定材
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状体を螺旋状に巻回して、隣接する帯
状体の側縁部同士を両者が滑動しない高摩擦抵抗となる
ように係合させて螺旋管を製造し、該螺旋管を既設管内
に挿入する工程と、 既設管内に挿入された螺旋管における隣接する帯状体の
側縁部同士の高摩擦抵抗状態を解除しつつその帯状体に
推進力を与えて既設管内周面に密着するように拡径する
工程と、 このような状態で、既設管を機能させる工程と、 その後に、既設管内から螺旋管を帯状体に解体して該帯
状体を順次既設管内から排除する工程と、 を包含する既設管内周面の保護方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32319791A JPH05157889A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 既設管内周面の保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32319791A JPH05157889A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 既設管内周面の保護方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157889A true JPH05157889A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18152136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32319791A Pending JPH05157889A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 既設管内周面の保護方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157889A (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP32319791A patent/JPH05157889A/ja active Pending
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