JPH05161114A - エンファシス回路 - Google Patents

エンファシス回路

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JPH05161114A
JPH05161114A JP3324778A JP32477891A JPH05161114A JP H05161114 A JPH05161114 A JP H05161114A JP 3324778 A JP3324778 A JP 3324778A JP 32477891 A JP32477891 A JP 32477891A JP H05161114 A JPH05161114 A JP H05161114A
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JP
Japan
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circuit
signal
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pass filter
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Application number
JP3324778A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Takashima
昌利 高嶋
Yuka Oikawa
由佳 及川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンファシス回路において、時間反転回路に使
用されるメモリの容量を大幅に削減できるようにして回
路規模を縮小した。 【構成】時間反転処理を行なって位相特性がリニアなエ
ンファシス出力信号を得るようにした水平ノンリニアエ
ンファシス回路16であって、ディジタルフィルタで構
成されたハイパスフィルタ51と、このハイパスフィル
タ51の後段に並列接続され、ハイパスフィルタ51の
インパルス応答収束時間相当のメモリが使用された4相
の時間反転回路52〜55と、それぞれから得られた時
間反転信号をハイパス処理するハイパスフィルタ58,
59と、このハイパス出力信号e,fを時間反転する時
間反転回路61と、その出力信号を現入力信号aと加算
する加算器29とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログ式ハイビジ
ョン信号用VTRなどに適用して好適なエンファシス回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号を記録したり再生したりするビ
デオ機器、例えばハイビジョン信号をアナログ信号で記
録再生するVTR(HDVTR)には、その記録再生系
に複数のエンファシス回路が使用されている。
【0003】図8はその一例を示す系統図であって、記
録信号Yおよび一対の色差信号PB、PRはA/D変換器
11,12,13によってそれぞれディジタル信号(コ
ンポーネント信号)に変換されたのち、エンコーダ14
に供給されて各種の信号処理が行なわれる。各種信号処
理とは、ディジタルVTRなどにおいて行なわれている
マッピング処理を始めとして、データ分配処理、シャフ
リング処理などである。
【0004】エンコーダ14にはこれらの信号処理の他
に時分割多重処理機能があり、この機能によって時分割
多重された例えば2チャネルの記録信号S1(Y,PB
の時分割多重信号)とS2(Y,PRの時分割多重信
号)が形成される。
【0005】記録信号S1,S2は垂直エンファシス回
路15,18に供給されて垂直方向のエンファシス処理
が行なわれたのち水平のノンリニアエンファシス回路1
6,19に供給されて水平方向におけるエンファシス特
性、特にノンリニアなエンファシス特性が付与される。
水平方向に対してはノンリニアな特性としたのは特に大
きな振幅成分を制限するためである。
【0006】その後、D/A変換器17,20でアナロ
グ信号に戻されてからアナログ信号処理回路21に供給
されて記録に適した信号形態に変換されて対応する記録
ヘッドHa,Hbによって記録される。再生系は記録系
とは逆の処理である。
【0007】この図8に示す記録系10に使用される水
平ノンリニアエンファシス回路16(19は省略)とし
ては図9に示すような回路が使用される。
【0008】同図において、入力端子25に供給された
記録信号S1はハイパスフィルタ26に供給されて記録
画像の輪郭に対応した信号(ハイパス出力信号)が抽出
され、抽出されたハイパス出力信号がリミッタ27にお
いて高域制限されてからアンプ28で所定のゲインKが
付与される。そして、このリミッタ出力信号が加算器2
9で現記録信号S1と加算されて、端子30にはエンフ
ァシス特性が付与された記録信号S1が得られる。
【0009】水平ノンリニアエンファシス回路16,1
9はディジタル信号処理系であるから、これに使用され
るハイパスフィルタ26としては、図10に示すような
ディジタルフィルタが使用されることが多い。
【0010】図10に示すディジタルフィルタとしては
IIR形のフィルタを示してある。図において、31は
入力端子、32,35は加算器、33は単位遅延素子、
34は係数器であり、このような構成とすることによっ
て出力端子36には周知のように所望のハイパスフィル
タ特性が付与された信号が出力される。
【0011】ところで、図9に示す水平ノンリニアエン
ファシス回路16の位相特性は非直線特性であることが
知られている。これに対して、この水平ノンリニアエン
ファシス回路16を図11に示すように構成すればその
位相特性を直線特性にできることも知られている。
【0012】まず、図11の構成および動作を説明する
と、ハイパスフィルタ26が図のように第1および第2
のハイパスフィルタ40,42と第1および第2の時間
反転回路41,43とで構成される。ハイパスフィルタ
40,42は何れもIIR形のディジタルフィルタが使
用される。
【0013】また、現入力信号aと加算器29との間に
は、遅延回路44が設けられる。これは2個の時間反転
回路41,43を使用することによる時間の遅れを補償
するためのものである。
【0014】この図のエンファシス特性を図12を参照
して説明すると、同図Aのように記録信号S1として矩
形波状の入力信号aを考えると、同図Bの第1のハイパ
ス出力信号bが得られ、これが時間反転回路41でその
時間軸が反転された状態で出力される。時間反転回路4
1としては、FILO(First In Lost Out)形のライ
ンメモリを使用することができる。
【0015】その結果、同図Cに示す第1の時間反転信
号cが出力され、これが第2のハイパスフィルタ42に
よって同図Dに示す第2のハイパス出力信号dが得られ
る。第2のハイパス出力信号dはさらに第2の時間反転
回路43で再びその時間軸が反転されて出力されるか
ら、同図Eに示す第2の時間反転信号eが出力され、こ
れに対して所定のリミッタがかけられ、そのリミッタ出
力信号と現入力信号aとが加算されて同図Fに示すよう
なエンファシス出力信号fが得られる。
【0016】このように時間軸の反転処理系を含むハイ
パスフィルタ26を使用した場合でも所定のエンファシ
ス特性を付与できるが、その位相特性を図9と比較して
みる。図9をz平面上の伝達関数で表わすと、ハイパス
フィルタ26の伝達関数H(z)は、 H(z)=(1−z-1)/(1−k1・z-1)・・・・・(1) のように表わせるから、図9のエンファシス特性Emp1
は、 Emp1=1+k2{(1−z-1)/(1−k1・z-1)}・・・・(2) となる。z=exp(jωτ)(τはハイパスフィルタ
26のインパルス応答収束時間)を式2に代入すると、
式2には虚数項が残るので、これから図9の構成ではそ
の位相特性が非直線となることが判る。
【0017】これに対して、図11に示すエンファシス
特性Emp2は、 Emp2=1+k2・H(z)・H(z-1) =1+k2[{(2−(z+z-1)}/{1+k12−k1(z+z-1)}] ・・・・(3) となる。式2と同様に、z=exp(jωτ)を式3に
代入すると、式3は次のようになる。 Emp2(exp(jωτ)) =1+k2{2(1−cosωτ)/(1+k2−2k1・cosωτ)} ・・・・(4) となり、虚数項が相殺されていることが判る。つまり、
図11のように時間反転処理を含ませながらハイパス処
理を行なうときには、水平ノンリニアエンファシス回路
16を直線的な位相特性にすることができる。VTRな
どの記録再生系では位相特性が直線であることが望まし
いので、図11の構成が多用されることが予想される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】位相特性を直線とする
ためには、上述したような時間反転回路を使用すればよ
いことを示したが、この時間反転回路41,43は例え
ば図13に示すようなFILO構成の一対のメモリ4
5,46を使用することが考えられる。これらメモリ4
5,46は何れも最初に書き始めたデータを最後に読み
出すような書き込み、読み出し動作を行なうことによっ
てこれに入力する信号を、その時間軸を反転して(逆転
して)出力させることができる。この時間軸反転処理の
ため、図のように一対のメモリ45,46と連動して切
り換えられる入力および出力の切り換えスイッチ47,
48が必要となる。それぞれは1Hのラインメモリであ
り、1Hごとに交互に書き込みおよび読み出しが行なわ
れる。
【0019】このように時間反転回路41,43は少な
くとも2個のラインメモリを必要とし、また遅延回路4
4は2Hのラインメモリを一対選択的に使用する関係
上、図11に示す構成ではトータル8個のラインメモリ
が必要となる。2チャネルの記録再生であるから、結局
8×4=32ラインメモリを必要とし、回路規模が増え
る欠点があった。
【0020】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、できるだけメモリの容量を削
減できる時間反転回路を使用したエンファシス回路を提
案するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、時間反転処理を行なって位相
特性がリニアなエンファシス出力信号を得るようにした
エンファシス回路において、ディジタルフィルタで構成
されたハイパスフィルタと、このハイパスフィルタの後
段に並列接続され、上記ハイパスフィルタのインパルス
応答収束時間相当のメモリが使用された4相の時間反転
回路と、それぞれから得られた時間反転信号をハイパス
処理するハイパスフィルタと、このハイパス出力信号を
時間反転する時間反転回路と、その出力信号を現入力信
号と加算する加算器とで構成されたことを特徴とするも
のである。
【0022】
【作用】図1、図4および図5に示すように、入力信号
aが第1のハイパスフィルタ51によってハイパス処理
され、この第1のハイパス出力信号bが4相周期の時間
反転回路52〜55に供給される。時間反転回路52〜
55はインパルス応答収束時間に相当する時間τ分だけ
順次ずれてその書き込みと読み出しとが2τを単位とし
て行なわれる。
【0023】そうすると、第1の切替スイッチ56から
は第1の時間反転信号cが得られ、第2の切替スイッチ
57からは第2の時間反転信号dが得られる。これらの
ハイパス出力信号e,fが第3の切替スイッチ60によ
って合成されて合成出力信号gが得られ、これがさらに
時間反転処理されて第3の時間反転信号hが得られる。
第3の時間反転信号hはリミッタ27によって高い振幅
レベルがリミッタされたのち現入力信号aと加算され
る。これで水平ノンリニアなエンファシス出力信号iが
得られることになる。
【0024】上述した時間反転回路52〜55および6
1は何れもインパルス応答収束時間に相当する時間分の
メモリ容量をもつメモリが使用されるものであるから、
従来に比べメモリ容量を大幅に削減できる。
【0025】
【実施例】続いて、この発明に係るエンファシス回路の
一例を上述したアナログハイビジョン用VTRの水平ノ
ンリニアエンファシス回路に適用した場合につき、図面
を参照して詳細に説明する。
【0026】図1はこの発明を適用した水平ノンリニア
エンファシス回路16(19は省略)の具体例を示すも
ので、その基本構成は図11と同じであるからその詳細
な説明は省略するが、ハイパスフィルタ26に設けらる
べき時間反転回路41としては図のように4相の時間反
転回路52〜54が使用される。図11のハイパスフィ
ルタ42に相当するものとして、本例では2個のハイパ
スフィルタ58,59が使用されている。
【0027】時間反転回路52〜55は何れもハイパス
フィルタ51(図11のハイパスフィルタ40に相当す
る)のインパルス応答収束時間τに相当する時間だけデ
ータを蓄積できるメモリが使用される。
【0028】本例では、データが欠損しない状態でフィ
ルタ処理できるようにするため、少なくとも2τのメモ
リ容量を持つように設計されている。図2は時間反転回
路52の具体例を示すもので、時間反転処理を行なう関
係上メモリとしてはFILO(First In Lost Out)形
のメモリが使用されると共に、一対のメモリ63,64
が使用され、その書き込みおよび読み出しは交互に行な
われるようにメモリ63,64の前後には夫々切替スイ
ッチ65,66が設けられて構成される。
【0029】並列構成の時間反転回路52〜55は時間
τだけ順次ずれた状態で書き込み処理が行なわれ、書き
込みおよび読み出しの単位は上述したように2τである
から、各時間反転回路52〜55の書き込み処理および
読み出し処理は図3に示すようなものとなる。
【0030】本例では入力信号aはほぼ10サンプル分
が1τに相当するので、1τを単位として処理され、例
えば時間反転回路52において入力信号A,Bを書き込
むと次のタイミングではこれらが時間反転されて読み出
される。時間反転された入力信号を「−1乗」を付して
示す。この書き込み処理と時間軸を反転した読み出し処
理がそれぞれ交互に実行される。他の時間反転回路53
〜55についても同様である。
【0031】実施例では、最終的には入力信号aと同一
の時系列となるように時間軸反転された出力信号が選択
されるので、時間軸反転信号の合成出力は図3(6)の
ようになる。ただし、この合成出力は便宜的に説明した
ものであるから、時間反転回路52〜55の出力信号を
合成することによって直ちに図3(6)のような時系列
信号となるわけではない。
【0032】図3(6)に示すような時系列の出力信号
とすべく、本例では一対のハイパスフィルタ58,59
が設けられ、時間反転回路52,54の出力信号のうち
τを単位とした出力信号が切替スイッチ56によって選
択的に供給されて、ハイパス処理が行なわれる。同様
に、時間反転回路53,55の出力信号が切替スイッチ
57によって選択されてハイパス処理が行なわれる。
【0033】これら第2および第3のハイパス出力信号
e,fが再び第3の切替スイッチ60に供給されて図3
(6)に示すような時系列を持った合成出力信号gとな
される。第2および第3のハイパスフィルタ58,59
は何れもIIR形のディジタルフィルタが使用される。
【0034】合成出力信号gが供給される時間反転回路
61も、図2に示すように構成されているのでその説明
は省略する。
【0035】なお、遅延回路62は2τのメモリが2個
使用されて構成されているが、これはエンファシス出力
信号hの時間遅れと同じ時間だけ現入力信号aを遅延さ
せるためのものである。したがって、その構成としては
図2のメモリとして2τのものが使用されていることに
なる。
【0036】さて、このように構成された水平ノンリニ
アエンファシス回路16のエンファシス処理動作を図4
および図5を参照して詳細に説明する。
【0037】本例でも、使用する記録信号S1としては
図4Aに示すような矩形波状の入力信号aとする。
【0038】入力信号aが第1のハイパスフィルタ51
によってハイパス処理され、この第1のハイパス出力信
号b(同図B)が第1相目の時間反転回路52に供給さ
れて時間軸反転処理される。時間反転回路52における
書き込み信号および読み出し信号の波形を同図Cに示
す。
【0039】処理開始時点をt1とすれば時点t2で今
度は時間軸を反転してその読み出しが行なわれるから、
第1のハイパス出力信号b1はそのまま書き込み信号c
1となり、これが時間軸反転されることによって読み出
し信号c2となる。以下同様な書き込みおよび読み出し
処理が行なわれ、これが各相ごとに行なわれる。その結
果、時間反転回路53〜55の書き込み信号および読み
出し信号は同図D〜Fのようになる。
【0040】第1の切替スイッチ56によって選択され
た時間反転信号cは同図Gのようになり、第2の切替ス
イッチ57によって選択された時間反転信号dは同図H
のようになるから、これらが今度はハイパス処理され
る。そうすると、同図I,Jに示す第2および第3のハ
イパス出力信号e,fが得られることになる。
【0041】第2および第3のハイパス出力信号e,f
は第3の切替スイッチ60によって合成されるので、そ
のときの合成出力信号gは図5Lのようになり、入力信
号aの時系列と同一で時間軸のみが反転したハイパス出
力が得られる。この合成出力信号gが時間反転回路61
で再び時間軸の反転処理が行なわれる結果、同図Mに示
すような第3の時間反転信号hが得られ、これがリミッ
タ27でリミッタ処理されたのち加算器29において現
入力信号aと加算処理される。したがって、端子30に
は図5Nに示すような水平ノンリニア特性となされたエ
ンファシス出力信号iが得られる。このエンファシス出
力信号iの位相特性は図11と同一である。
【0042】図6はこの発明の他の例を示す。図1の実
施例における時間反転回路52などに使用されているメ
モリは、2τ分のデータを書き込んだのち、同じデータ
を読み出すいわゆる1ポートメモリを使用した例であ
る。この1ポートメモリを使用する場合には時間反転回
路として図1のように4相構成としなければならない。
【0043】しかし、この時間軸反転用のメモリとして
いわゆる2ポートメモリを使用する場合には1個のメモ
リで書き込みと同時に読み出し処理を行なうことができ
るから、この2ポートメモリを使用する場合には2相構
成で、上述したと同じ処理を達成できる。
【0044】図6は2ポートメモリを時間反転回路に適
用したときの水平ノンリニアエンファシス回路16の具
体例である。この場合には、上述したように2相構成で
時間軸反転処理を行なうことができるので、2相の時間
反転回路65,66が使用され、それらから得られる時
間反転信号j,kがハイパスフィルタ58,59に供給
されてハイパス処理が行なわれる。それぞれから得られ
るハイパス出力信号l,mは切替スイッチ60によって
その時系列が合成される。
【0045】後段の時間反転回路61も遅延回路62も
共に、そのメモリとしてその容量が2τの2ポートメモ
リが使用される。したがって、遅延回路62としては2
τの2ポートメモリが2個使用されることになる。
【0046】このように構成したときの動作を図7を参
照して説明すると、同図Bに示す第1のハイパス出力信
号bに対して時間反転回路65からは同図Cに示す第1
の時間反転信号jが得られる。すなわち、時点t1から
時間軸の反転読み出し(α方向)が行なわれ、その次は
時点t2から時間軸の反転読み出しが行なわれるため、
同図Cのような時間反転信号jとなる。
【0047】同様に、時間反転回路66からは同図Dに
示す第2の時間反転信号kが出力される。これは、時点
t1′を基準として反転読み出しが行なわれ、その次は
時点t2′から反転読み出しが行なわれるからである。
【0048】その結果、ハイパスフィルタ58,59か
らは同図E,Fに示す第2および第3のハイパス出力信
号l,mが出力され、したがって、τごとに切り替え制
御される切替スイッチ60の出力である合成出力信号n
は同図Gとなり、これを時間軸反転することによって同
図Hに示す第3の時間反転信号pが出力されるから、リ
ミッタ27によってノンリニア処理を施した第3の時間
反転信号pを現入力信号aに加算すれば、図5の場合と
同じく、同図Iに示すような水平方向にノンリニア処理
されたエンファシス出力信号qが得られることになる。
【0049】上述した実施例はこの発明を水平ノンリニ
アエンファシス回路に適用した場合であるが、水平エン
ファシス回路、垂直エンファシス回路、垂直ノンリニア
エンファシス回路などハイパスフィルタを使用したエン
ファシス回路であって、位相特性が直線性であることが
必要なエンファシス回路に対してこの発明を適用でき
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るエンファ
シス回路では時間反転回路を巧みに組み合わせることに
よって位相特性が直線となるエンファシス回路を実現で
きる。
【0051】これによれば、インパルス応答収束時間に
相当するだけのデータを記憶できるメモリを使用するこ
とができるので、時間反転回路に使用されるメモリ容量
を従来よりも激減できる特徴を有する。そのため、全体
の回路規模を従来よりも大幅に縮小できるから、特に多
チャネル構成の信号処理系、例えばハイビジョン用のV
TRなどの信号処理系に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエンファシス回路を水平ノンリ
ニアエンファシス回路に適用したときの一例を示す系統
図である。
【図2】時間反転回路の具体例を示す系統図である。
【図3】水平ノンリニアエンファシス動作の説明図であ
る。
【図4】水平ノンリニアエンファシス動作の説明に供す
る波形図である。
【図5】水平ノンリニアエンファシス動作の説明に供す
る波形図である。
【図6】水平ノンリニアエンファシス回路の他の例を示
す系統図である。
【図7】その動作説明に供する波形図である。
【図8】アナログハイビジョン用VTRの記録系を示す
系統図である。
【図9】水平ノンリニアエンファシス回路の系統図であ
る。
【図10】ハイパスフィルタの一例を示す系統図であ
る。
【図11】位相特性を考慮した水平ノンリニアエンファ
シス回路の一例を示す系統図である。
【図12】その動作説明に供する波形図である。
【図13】時間反転回路の一例を示す系統図である。
【符号の説明】
10 記録系 14 エンコーダ 15,18 垂直エンファシス回路 16,19 水平ノンリニアエンファシス回路 Ha,Hb 磁気ヘッド 26 ハイパスフィルタ 27 リミッタ 51,58,59 IIR形ディジタルフィルタ 52〜55,61 時間反転回路 45,46 FILO形ラインメモリ 63,64 FILO形メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間反転処理を行なって位相特性がリニ
    アなエンファシス出力信号を得るようにしたエンファシ
    ス回路において、 ディジタルフィルタで構成されたハイパスフィルタと、 このハイパスフィルタの後段に並列接続され、上記ハイ
    パスフィルタのインパルス応答収束時間相当のメモリが
    使用された4相の時間反転回路と、 それぞれから得られた時間反転信号をハイパス処理する
    ハイパスフィルタと、 このハイパス出力信号を時間反転する時間反転回路と、 その出力信号を現入力信号と加算する加算器とで構成さ
    れたことを特徴とするエンファシス回路。
  2. 【請求項2】 上記時間反転回路に使用されるメモリと
    して2ポートメモリを使用するときには、ハイパスフィ
    ルタの後段に接続される時間反転回路としては2相の時
    間反転回路が使用されてなることを特徴とする請求項1
    記載のエンファシス回路。
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