JPH051620A - ピストン - Google Patents

ピストン

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Publication number
JPH051620A
JPH051620A JP15446691A JP15446691A JPH051620A JP H051620 A JPH051620 A JP H051620A JP 15446691 A JP15446691 A JP 15446691A JP 15446691 A JP15446691 A JP 15446691A JP H051620 A JPH051620 A JP H051620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
skirt
frictional resistance
fixed
thrust
Prior art date
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Pending
Application number
JP15446691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sasaki
正登 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Atsugi Unisia Corp filed Critical Atsugi Unisia Corp
Priority to JP15446691A priority Critical patent/JPH051620A/ja
Publication of JPH051620A publication Critical patent/JPH051620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンがシリンダに摺接して生じる摩擦抵
抗を低減化する。 【構成】 ピストンAのスカート2の少なくともスラス
ト側表面及び反スラスト側表面に、主鎖にフェニレン基
を有し且つ側鎖にニトリル基を有する樹脂3を固着して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用エンジン等に使
用されるピストンに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
のピストンのうち、とりわけ自動車用エンジンに使用さ
れるピストンは、シリンダとの摺接時に生じる摩擦抵抗
を低減し、摩擦抵抗に起因する動力損失を低減化するた
め、様々な工夫が施されている。例えば、特開平2−2
71059号公報に開示されたピストンは、そのスカー
ト表面に高弾性率の繊維で補強されたスルホン基含有樹
脂を固着して摩擦抵抗の低減化を図っているが、未だ十
分に摩擦抵抗を低減するこができなかった。そのため、
より一層摩擦抵抗を低減化したピストンの提供が望まれ
ていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記要望に応え
るために案出されたもので、ピストンのスカートの少な
くともスラスト側表面及び反スラスト側表面に、主鎖に
フェニレン基を有し且つ側鎖にニトリル基を有する樹脂
を固着したことを特徴としている。又、前記樹脂に高弾
性率を有する繊維を所定量含有させてなることを特徴と
している。
【0004】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。
【0005】図1〜図3において1は金属製ピストン本
体(例えばAC8A)である。このピストン本体1のス
カート2の表面には、主鎖に耐熱性に優れたフェニレン
基を有し且つ側鎖に油との親和性を増すニトリル基を有
するポリエーテルニトリル(PEN)3を固着してあ
る。このポリエーテルニトリル3は、全体を略筒状に形
成し、これをピストン本体1に嵌合して、接着剤(例え
ば、ポリアミド,エポキシまたはこれに類似の接着剤、
好ましくはN−メチル−2−ピロリドンポリアミドイミ
ド)で固着してある。そして、その後機械加工によりピ
ストンAの全体形状を所定寸法に仕上げてある。
【0006】図4はポリエーテルニトリル3と他の材料
(ピストンAに適用可能な樹脂又は金属材料)との摩擦
係数の比較をしたものである。
【0007】この比較試験は、比較材が摺接する材料を
シリンダ相当材料(FC25)とし、摺接部の面圧:1
50kg/cm2,摺動速度:1m/sec,潤滑油:
エンジンオイル(7.5W−30),摺接部材温度:8
0℃の条件の下で行われたものである。そして、比較材
料としては、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリイ
ミド(PI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)、アルミニウム合金(AC8A)を使用している。
尚、図中各材料の右側の値は各材料単体の場合の摩擦係
数を示し、その左側の値は各材料にカーボン繊維を30
重量%含有させた場合の摩擦係数を示している。
【0008】この図4からわかるように、ポリエーテル
ニトリルは、それ自身単体の場合でも、PEEKにカー
ボン繊維を含有させたものやPESにカーボン繊維を含
有させたものよりも小さな摩擦係数である。従って、図
1〜図3に示すように、ポリエーテルニトリル3をピス
トン本体1に固着した本実施例のピストンAは、従来例
よりも摩擦抵抗を小さくすることができ、摩擦抵抗に起
因する動力損失を低減化することができる。
【0009】また、ポリエーテルニトリルにカーボン繊
維を30重量%含有させたものを固着したピストンは、
更に顕著に摩擦抵抗を小さくでき、より一層摩擦抵抗に
起因する動力損失を低減化することができる。
【0010】尚、ポリエーテルニトリルに含有させるカ
ーボン繊維の量は、30重量%に限られず使用条件等に
応じて適宜調整する。また、カーボン繊維以外の高弾性
率を有する繊維(例えばガラス繊維等)をポリエーテル
ニトリルに所定量含有させてもよい。
【0011】以上の実施例では、ポリエーテルニトリル
3をピストン本体1のスカート2の全周に亘り固着する
態様を示したが、ポリエーテルニトリル3は少なくとも
スラスト側表面及び反スラスト側表面に固着してあれば
よい。更に、ポリエーテルニトリル3をスカート2に固
着する方法は、前記したような接着剤による固着方法に
限られず、筒状のポリエーテルニトリル3をスカート2
の外周に嵌合した後、ポリエーテルニトリル3を加熱・
加圧してスカート2に固着させたり、スカート2の外周
にスプレーで吹き付けるようにしてもよい。又、螺合等
の機械的固定方法と接着等の固定方法とを組み合わせて
ポリエーテルニトリル3とスカート2とを固定するよう
にしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、スカートの少なくともスラスト側表面及び反スラス
ト側表面に、主鎖にフェニレン基を有し且つ側鎖にニト
リル基を有する樹脂を固着してあるため、ピストンの作
動に伴う摩擦抵抗を小さくすることができ、その摩擦抵
抗に起因する動力損失を低減化することができる。又、
前記樹脂に所定量の高弾性率を有する繊維を所定量含有
することにより、より一層ピストンの作動に伴う摩擦抵
抗を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すピストンの正面図。
【図2】図1のB−B線に沿う断面図。
【図3】図1のC−C線に沿う断面図。
【図4】摩擦抵抗比較図。
【符号の説明】
A…ピストン、1…ピストン本体、2…スカート、3…
樹脂(ポリエーテルニトリル)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スカートの少なくともスラスト側表面及
    び反スラスト側表面に、主鎖にフェニレン基を有し且つ
    側鎖にニトリル基を有する樹脂を固着したことを特徴と
    するピストン。
  2. 【請求項2】 前記樹脂に高弾性率を有する繊維を所定
    量含有させてなることを特徴とする請求項1記載のピス
    トン。
JP15446691A 1991-06-26 1991-06-26 ピストン Pending JPH051620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006058871A1 (de) * 2006-12-06 2008-06-12 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kolben für eine Brennkraftmaschine
JP2008144638A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Across Corp ピストン
WO2010067728A1 (ja) 2008-12-10 2010-06-17 トヨタ自動車株式会社 ピストンの気体潤滑構造およびスターリングエンジン

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US8763514B2 (en) 2008-12-10 2014-07-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas lubrication structure for piston, and stirling engine

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